JP6049560B2 - 塗布装置およびスリットノズル - Google Patents

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開示の実施形態は、塗布装置およびスリットノズルに関する。
半導体ウェハやガラス基板等の基板に対して塗布液を塗布する手法の一つとして、スリットコート法が知られている。スリットコート法は、スリット状の吐出口を有する長尺状のスリットノズルを走査して基板上に塗布液を塗布する手法である(特許文献1参照)。
特開2008−068224号公報
スリットコート法において塗布速度を上げると、塗布液が途切れやすくなり、均一な塗布膜を形成しにくくなる。このため、基板とスリットノズルとの間隔を狭くして塗布液を途切れにくくすることが考えられるが、基板とスリットノズルとの間隔を狭くすると、膜厚が薄くなるという問題がある。
実施形態の一態様は、膜厚を薄くすることなく塗布速度を上げることのできる塗布装置およびスリットノズルを提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る塗布装置は、スリットノズルと、移動機構とを備える。スリットノズルは、スリット状の吐出口が形成されたノズル先端部を有し、吐出口から塗布液を吐出する。移動機構は、スリットノズルを基板に対して相対的に移動させる。また、ノズル先端部は、第1リップ部と、第2リップ部と、仕切部材とを備える。第1リップ部は、スリットノズルの相対的な移動方向に対して後方側に設けられる。第2リップ部は、スリットノズルの相対的な移動方向に対して前方側に設けられ、第1リップ部よりも突出する。仕切部材は、第1リップ部と第2リップ部との間に設けられ、第1リップ部と第2リップ部とによって形成される吐出口を仕切る。
実施形態の一態様によれば、膜厚を薄くすることなく塗布速度を上げることができる。
図1は、本実施形態に係る塗布装置の構成を示す模式側面図である。 図2は、塗布処理の概略説明図である。 図3は、スリットノズルの模式側断面図である。 図4は、ノズル先端部周辺の模式拡大図である。 図5は、図3のAA矢視断面図である。 図6は、スリットノズルの周辺機器の構成を説明するための模式図である。 図7Aは、塗布処理の説明図である。 図7Bは、塗布処理の説明図である。 図8Aは、第1の変形例に係るスリットノズルの模式側断面図である。 図8Bは、第2の変形例に係るスリットノズルの模式側断面図である。 図8Cは、第3の変形例に係るスリットノズルの模式側断面図である。 図8Dは、第4の変形例に係るスリットノズルの模式側断面図である。 図8Eは、第5の変形例に係るスリットノズルの模式側断面図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する塗布装置およびスリットノズルの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、第1の実施形態に係る塗布装置の構成を示す模式図である。なお、以下においては、位置関係を明確にするために、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を規定し、Z軸正方向を鉛直上向き方向とする。
図1に示すように、本実施形態に係る塗布装置1は、載置台10と、第1の移動機構20と、スリットノズル30と、昇降機構40とを備える。
第1の移動機構20は、基板Wを水平方向に移動させる。第1の移動機構20は、基板保持部21と、駆動部22とを備える。
基板保持部21は、吸引口が形成された水平な上面を有し、吸引口からの吸引によって基板Wを吸着することで、基板Wを水平保持する。駆動部22は、載置台10に載置され、基板保持部21を水平方向(ここでは、X軸方向)に移動させる。
スリットノズル30は、基板Wの移動方向(X軸方向)と直交する方向(Y軸方向)に延在する長尺状のノズルであり、基板保持部21に保持される基板Wよりも上方に配置される。スリットノズル30は、下部にノズル先端部6を備えており、かかるノズル先端部6に形成されたスリット状の吐出口からアンダーフィル材やレジストといった高粘度の塗布液を吐出する。スリットノズル30の構成については、後述する。
昇降機構40は、スリットノズル30をZ軸方向に昇降させる機構部であり、載置台10に載置される。かかる昇降機構40は、スリットノズル30を固定する固定部41と、かかる固定部41をZ軸方向に移動させる駆動部42とを備える。
また、塗布装置1は、厚み測定部50aと、ノズル高さ測定部50bと、第2の移動機構70と、ノズル待機部80と、制御装置100とを備える。
厚み測定部50aは、基板Wよりも上方(ここでは、昇降機構40)に配置され、基板Wの上面までの距離を測定する測定部である。ノズル高さ測定部50bは、基板Wよりも下方(ここでは、載置台10)に配置され、スリットノズル30の下端面までの距離を測定する測定部である。
厚み測定部50aおよびノズル高さ測定部50bによる測定結果は、後述する制御装置100へ送られ、塗布処理時におけるスリットノズル30の高さを決定するために用いられる。厚み測定部50aおよびノズル高さ測定部50bとしては、たとえばレーザー変位計を用いることができる。
第2の移動機構70は、ノズル待機部80を水平方向に移動させる。かかる第2の移動機構70は、支持部71と駆動部72とを備える。支持部71は、ノズル待機部80を水平に支持する。駆動部72は、載置台10に載置され、支持部71を水平方向に移動させる。
ノズル待機部80は、塗布動作を終えたスリットノズル30を次の塗布動作が開始されるまで待機させておく場所である。ノズル待機部80では、スリットノズル30内に塗布液を補充する補充処理や、スリットノズル30の吐出口に付着する塗布液を拭き取って吐出口の状態を整えるプライミング処理などが行われる。
制御装置100は、塗布装置1の動作を制御する装置である。かかる制御装置100は、たとえばコンピュータであり、制御部と記憶部とを備える。記憶部には、塗布処理等の各種の処理を制御するプログラムが格納される。制御部は記憶部に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって塗布装置1の動作を制御する。
なお、かかるプログラムは、コンピュータによって読み取り可能な記録媒体に記録されていたものであって、その記録媒体から制御装置100の記憶部にインストールされたものであってもよい。コンピュータによって読み取り可能な記録媒体としては、たとえばハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリカードなどがある。
次に、塗布装置1が実行する塗布処理の概略について図2を用いて説明する。図2は、塗布処理の概略説明図である。
図2に示すように、塗布装置1は、まず、スリットノズル30のノズル先端部6に形成された吐出口から塗布液Rをわずかに露出させて、吐出口に塗布液Rのビード(液滴)を形成する。その後、塗布装置1は、昇降機構40(図1参照)を用いてスリットノズル30を降下させ、吐出口に形成された塗布液Rのビードを基板Wの上面に接触させる。
そして、塗布装置1は、第1の移動機構20(図1参照)を用いて基板Wを水平(ここでは、X軸正方向)に移動させる。これにより、スリットノズル30内部の塗布液Rが基板Wの移動に伴って引き出されて、塗布液Rが基板Wの全面に塗り広げられる。
このように、塗布装置1は、長尺状のスリットノズル30から露出させた塗布液Rを基板Wに接触させた状態で基板Wを水平方向へ移動させることにより、基板W上に塗布液Rを塗り広げて塗布膜を形成する。
ここで、たとえば上記塗布処理のスループットを向上させる方法の一つとして、塗布速度、すなわち、基板に対するスリットノズルの相対的な移動速度を上げることが考えられる。しかしながら、塗布速度を上げると、塗布液が途切れやすくなり、膜厚均一性を保つことが難しくなる。一方、塗布液を途切れにくくするために、基板とスリットノズルとの間隔を狭くすることも考えられるが、基板とスリットノズルとの間隔を狭くすると、膜厚が薄くなるという問題がある。
これに対し、本実施形態に係る塗布装置1では、膜厚を薄くすることなく塗布速度を上げることができるようにスリットノズル30のノズル先端部6が構成されている。以下では、かかるスリットノズル30の構成について具体的に説明する。
図3は、スリットノズル30の模式側断面図である。なお、以下では、スリットノズル30の基板Wに対する相対的な移動方向(すなわち、X軸負方向)に対して前方側(すなわち、X軸負方向側)をスリットノズル30の前方側とし、上記移動方向に対して後方側(すなわち、X軸正方向側)をスリットノズル30の後方側とする。
図3に示すように、スリットノズル30は、第1壁部31および第2壁部32を備える。第1壁部31および第2壁部32は、それぞれスリットノズル30の前面部および背面部を構成する部材であり、所定の間隔を空けて対向配置される。
また、スリットノズル30は、スリットノズル30の天井部を構成する蓋部33と、第2壁部32の第1壁部31との対向面の下部に設けられる長尺状のランド部34とを備える。また、スリットノズル30は、スリットノズル30の側壁部を構成する2つの第3壁部(ここでは、図示せず)を備える。
これら第1壁部31、第2壁部32、第3壁部、蓋部33およびランド部34によってスリットノズル30内に形成される内部空間のうち、第1壁部31と第2壁部32とによって挟まれる空間は、塗布液Rが貯留される貯留部Sである。また、上記内部空間のうち、第1壁部31とランド部34とによって挟まれる貯留部Sよりも幅狭な空間は、貯留部Sに貯留された塗布液Rを吐出口Eへと導く流路Pである。流路Pの幅D(図4参照)は一定であり、吐出口Eの幅も流路Pと同一である。
また、スリットノズル30の下部に形成されるノズル先端部6は、第1リップ部61と、第2リップ部62と、仕切部材63とを備える。
第1リップ部61は、スリットノズル30の後方側に設けられるリップ部であり、たとえばランド部34の下部に形成される。また、第2リップ部62は、スリットノズル30の前方側に設けられるリップ部であり、たとえば第1壁部31の下部に形成される。これら第1リップ部61および第2リップ部62は、流路Pの一部および吐出口Eを形成する部位でもあり、流路Pの幅Dと同一の間隔を空けて対向配置される。吐出口Eには、塗布液RのビードRbが形成される。
仕切部材63は、第1リップ部61と第2リップ部62との間に設けられる長尺状の板状部材である。本実施形態に係るスリットノズル30は、かかる仕切部材63によって流路Pおよび吐出口Eが前方側と後方側とに仕切られている。
ここで、ノズル先端部6の構成について図4を参照して具体的に説明する。図4は、ノズル先端部6周辺の模式拡大図である。
図4に示すように、スリットノズル30の吐出口Eは、仕切部材63により、後方側の第1吐出口E1と前方側の第2吐出口E2とに仕切られる。また、流路Pも同様に、仕切部材63によって後方側の第1流路P1と前方側の第2流路P2とに仕切られる。
さらに、本実施形態に係るスリットノズル30では、第1リップ部61、第2リップ部62および仕切部材63が、それぞれ異なる高さで設けられている。具体的には、第2リップ部62が、第1リップ部61よりも下方、すなわち、塗布液Rの吐出方向に距離G1だけ突出して設けられるとともに、仕切部材63が、第2リップ部62よりも下方に距離G2だけ突出して設けられる。
これにより、第2リップ部62と仕切部材63とによって形成される第2吐出口E2は、第1リップ部61と仕切部材63とによって形成される第1吐出口E1よりも基板Wに近い位置に形成される。
このように、相対的な移動方向に対して前方側に配置される第2吐出口E2を基板Wに近い位置に設けることで、塗布速度を上げても塗布液Rを途切れることなく塗布することが可能となる。
一方、第1吐出口E1は、第2吐出口よりも高い位置に形成される。このように、相対的な移動方向に対して後方側に配置される第1吐出口E1を第2吐出口E2よりも高い位置に設けることで、塗布膜の膜厚を厚くすることができる。
したがって、本実施形態に係るスリットノズル30によれば、塗布液Rが途切れることなく、また、膜厚を薄くすることなく塗布速度を上げることができる。
なお、第2リップ部62および基板W間の距離は、たとえば30μmに設定され、第1リップ部61および第2リップ部62間の距離も、30μmに設定される。したがって、本実施形態に係るスリットノズル30によれば、膜厚60μmの厚膜を高速かつ均一に形成することが可能である。
また、本実施形態に係るスリットノズル30では、仕切部材63が第2リップ部62から距離G2だけ突出して設けられるため、第2リップ部62の下端部に塗布液Rの回り込みが発生し易く、塗布液Rが途切れることをより確実に防止することができる。
なお、仕切部材63は、第2リップ部62の下端部に塗布液Rの回り込みを発生させることができる程度に第2リップ部62から突出していればよく、第2リップ部62から大きく突出させる必要はない。また、仕切部材63が第2リップ部62から大きく突出していると、たとえば第1吐出口E1に形成されるビードと第2吐出口E2に形成されるビードとが分離して塗布膜が適切に形成されない可能性がある。
したがって、仕切部材63の第2リップ部62からの突出量(G2)は、第2リップ部62の第1リップ部61からの突出量(G1)よりも少ないことが好ましい。たとえば、第2リップ部62の第1リップ部61からの突出量(G1)は、30μmに設定され、仕切部材63の第2リップ部62からの突出量(G2)は、5μmに設定されることが好ましい。
また、本実施形態において、仕切部材63は、第2リップ部62よりも第1リップ部61寄りに設けられる。これにより、第1流路P1の幅D1は、第2流路P2の幅D2よりも狭くなる。
塗布液Rは、流路の長さが短いほど出やすく、長いほど出にくい傾向がある。また、塗布液Rは、流路の幅が広いほど出やすく、狭いほど出にくい傾向がある。
本実施形態に係るスリットノズル30では、図4に示すように、第2流路P2の流路の長さが第1流路P1よりも距離G1だけ長く形成されている。したがって、仕切部材63を第1リップ部61寄りに設けて、第1流路P1の幅D1を第2流路P2の幅D2よりも狭くすることにより、第1吐出口E1と第2吐出口E2とで塗布液Rの出やすさを揃えることが可能となる。
第1リップ部61および第2リップ部62の高低差(G1)は、目的とする膜厚に応じて適宜設定される。本実施形態に係るスリットノズル30では、第1リップ部61をランド部34に形成することとしたため、ランド部34を交換することで、第1リップ部61および第2リップ部62の高低差(G1)を容易に変更することができる。
流路Pの幅Dは、たとえば1mm程度と非常に狭く、かかる流路Pに配置される仕切部材63の厚みも非常に薄い。さらに、仕切部材63は、スリットノズル30の長手方向(Y軸方向)に沿って延在する長尺状の部材であるため、長手方向に歪みが生じるおそれがある。そこで、仕切部材63は、長手方向に引っ張られた状態で設けられることが好ましい。かかる点について図5を参照して説明する。図5は、図3のAA矢視断面図である。
図5に示すように、スリットノズル30は、側壁部を構成する2つの第3壁部35を備える。各第3壁部35は、仕切部材63の端部を仕切部材63の長手方向(Y軸方向)に引っ張る引張部631を備えており、仕切部材63は、これら引張部631によって両端部が互いに逆方向に引っ張られた状態で各第3壁部35に固定される。
このように、引張部631を用いて仕切部材63を引っ張った状態で固定することにより、仕切部材63に歪みが生じることを防止することができる。なお、引張部631は、仕切部材63を引っ張ることができればどのような構成であってもよい。たとえば、引張部631は、ターンバックルのようにネジを締め込むことによって仕切部材63の張力を調節する構成であってもよい。
次に、スリットノズル30に接続される周辺機器の構成について図6を参照して説明する。図6は、スリットノズル30の周辺機器の構成を説明するための模式図である。
図6に示すように、スリットノズル30の蓋部33には、貯留部Sに貯留された塗布液Rの液面および貯留部Sの内壁面によって囲まれる密閉空間の圧力を測定する圧力測定部37と、密閉空間内の圧力を調整する圧力調整部110に接続された圧力調整管38とが、蓋部33を貫通してそれぞれ設けられる。圧力測定部37は、制御装置100に電気的に接続されており、測定結果が制御装置100へ入力される。
なお、圧力測定部37は、スリットノズル30内の密閉空間に連通していればどのような配置であってもよく、たとえば第1壁部31や第2壁部32あるいは第3壁部35(図5参照)を貫通して設けられてもよい。
圧力調整部110は、真空ポンプなどの排気部111と、N2などのガスを供給するガス供給源112を、切替バルブ113を介して圧力調整管38に接続した構成となっている。かかる圧力調整部110も制御装置100に電気的に接続されており、制御装置100からの指令により切替バルブ113の開度を調整することで、排気部111またはガス供給源112のいずれかを圧力調整管38に接続して、貯留部S内部からの排気量を調整したり、貯留部S内に供給するガスの量を調整したりすることができる。これにより、塗布装置1は、圧力測定部37の測定結果、すなわち、貯留部S内の圧力が所定の値となるように調整することができる。
かかる場合、貯留部Sの内部を排気して貯留部S内の圧力を貯留部S外部の圧力よりも低くすることで、貯留部S内の塗布液Rを上方に引き上げ、吐出口Eから塗布液Rが滴下するのを防ぐことができる。また、貯留部S内にガスを供給することで、塗布液Rの塗布後に貯留部S内に残留する塗布液Rを加圧して押し出したりパージしたりすることができる。
なお、圧力調整部110の構成については、本実施形態に限定されるものではなく、貯留部S内の圧力を制御することができれば、その構成は任意に設定できる。たとえば、排気部111とガス供給源112のそれぞれに圧力調整管38と圧力調整弁を設け、それぞれ個別に蓋部33に接続するようにしてもよい。
また、スリットノズル30は、塗布液供給部120、中間タンク130、供給ポンプ140および加圧部150を含む塗布液供給系に接続される。
塗布液供給部120は、塗布液供給源121と、バルブ122とを備える。塗布液供給源121は、バルブ122を介して中間タンク130に接続されており、中間タンク130に対して塗布液Rを供給する。また、塗布液供給部120は、制御装置100と電気的に接続されており、かかる制御装置100によってバルブ122の開閉が制御される。
中間タンク130は、塗布液供給部120とスリットノズル30との間に介在するタンクである。かかる中間タンク130は、タンク部131と、第1供給管132と、第2供給管133と、第3供給管134と、液面センサ135とを備える。
タンク部131は、塗布液Rを貯留する。かかるタンク部131の底部には、第1供給管132および第2供給管133が設けられる。第1供給管132は、バルブ122を介して塗布液供給源121に接続される。また、第2供給管133は、供給ポンプ140を介してスリットノズル30に接続される。
第3供給管134には、加圧部150が接続される。加圧部150は、N2などのガスを供給するガス供給源151と、バルブ152とを備え、タンク部131内へガスを供給することによってタンク部131内を加圧する。かかる加圧部150は、制御装置100と電気的に接続されており、かかる制御装置100によってバルブ152の開閉が制御される。
また、液面センサ135は、タンク部131に貯留された塗布液Rの液面を検知する検知部である。かかる液面センサ135は、制御装置100と電気的に接続されており、検知結果が制御装置100へ入力される。
供給ポンプ140は、第2供給管133の中途部に設けられており、中間タンク130から供給される塗布液Rをスリットノズル30へ供給する。かかる供給ポンプ140は、制御装置100と電気的に接続され、制御装置100によって塗布液Rのスリットノズル30への供給量が制御される。
塗布装置1は、供給ポンプ140を動作させて、中間タンク130からスリットノズル30の貯留部Sへ塗布液Rを補充する。このとき、貯留部S内の圧力は圧力調整部110によって負圧に調整される。そして、塗布装置1は、負圧に調整された貯留部S内の圧力を、徐々に低下させながら(すなわち、真空度を高めながら)、塗布液Rの補充を行う。
また、塗布装置1では、圧力調整部110を制御して、貯留部Sの内部を負圧にし、さらに、負圧にした貯留部Sの内部の圧力を徐々に低下させながら、貯留部Sの内部へ塗布液Rを供給する。これにより、塗布液Rの漏出を防止することができる。
なお、塗布装置1は、予め決められた時間に従って貯留部S内の圧力を変化させてもよいし、貯留部S内の塗布液Rの液面を検出する検出部を設け、かかる検出部の検出結果に応じて貯留部S内の圧力を変化させてもよい。
次に、塗布処理時の動作について図7Aおよび図7Bを参照して説明する。図7Aおよび図7Bは、塗布処理の説明図である。
なお、以下では、貯留部S外部の圧力よりも低い圧力状態を「負圧」と呼ぶ。また、負圧の値を変化させる場合において、たとえば「−400Pa」から「−450Pa」に変化させる場合のように絶対値が大きくなる方向へ変化させる場合には、「圧力を低下させる」あるいは「真空度を高める」と表現する。
また、塗布処理の開始前において、貯留部S内の圧力は、所定の値P0に調整される。これにより、塗布液Rは、塗布処理が開始されるまでの間、吐出口Eから滴下することなくスリットノズル30内に保持される。なお、所定の値P0は、貯留部S外部の圧力(大気圧)よりも低い負圧(たとえば、−450Pa)である。
塗布装置1は、塗布処理を開始すると、まず、圧力調整部110(図6参照)を用いて貯留部S内の圧力を所定の値P0よりも高いP1(たとえば、−440Pa)に調整する。これにより、塗布液Rに作用する重力が、塗布液Rの表面張力および貯留部S内の負圧をわずかに上回り、スリットノズル30内に保持されていた塗布液Rが吐出口Eから露出する。これにより、スリットノズル30の吐出口Eに塗布液RのビードRbが形成される。
つづいて、塗布装置1は、昇降機構40(図1参照)を用いてスリットノズル30を降下させて、吐出口Eに形成されたビードRbを基板保持部21上に載置された基板Wの上面に接触させる。
なお、このときのノズル先端部6と基板Wとの距離(ノズルギャップ)は、厚み測定部50aおよびノズル高さ測定部50b(図1参照)による測定結果に基づき制御装置100によって決定される。
そして、塗布装置1は、第1の移動機構20(図1参照)を用いて基板Wを所定の速度でX軸移動させる。これにより、図7Bに示すように、貯留部Sの塗布液Rが吐出口Eから引き出され、基板Wの上面に塗布液Rが塗布される。
ここで、上述したように、本実施形態に係るスリットノズル30は、第2リップ部62が第1リップ部61よりも突出し、第1リップ部61と第2リップ部62との間に設けられた仕切部材63によって吐出口Eが第1吐出口E1と第2吐出口E2とに分割される。
これにより、基板Wに近い位置に配置される第2吐出口E2によって塗布液Rを途切れさせることなく確実に塗布しつつ、基板Wから遠い位置に配置される第1吐出口E1によって基板Wに形成される塗布膜の膜厚を確保することができる。
その後、基板WのX軸負方向側の端部がスリットノズル30の直下まで移動すると、塗布装置1は、昇降機構40を用いてスリットノズル30を上昇させて、塗布処理を終了する。
なお、ここでは、塗布液Rの自重を利用して吐出制御を行う場合の例を示したが、塗布装置1は、貯留部S内を加圧することによって塗布液Rを強制的に吐出するように構成してもよい。
上述してきたように、本実施形態に係る塗布装置1は、スリットノズル30と、第1の移動機構20とを備える。スリットノズル30は、スリット状の吐出口Eが形成されたノズル先端部6を有し、吐出口Eから塗布液Rを吐出する。第1の移動機構20は、スリットノズル30を基板Wに対して相対的に移動させる。
また、ノズル先端部6は、第1リップ部61と、第2リップ部62と、仕切部材63とを備える。第1リップ部61は、スリットノズル30の相対的な移動方向に対して後方側に設けられる。第2リップ部62は、スリットノズル30の相対的な移動方向に対して前方側に設けられ、第1リップ部61よりも塗布液Rの吐出方向に突出する。仕切部材63は、第1リップ部61と第2リップ部62との間に設けられ、第1リップ部61と第2リップ部62とによって形成される吐出口Eを仕切る。
したがって、本実施形態に係る塗布装置1によれば、膜厚を薄くすることなく塗布速度を上げることができる。
なお、上述した実施形態では、塗布装置1を用いて基板W上に60μmの膜厚の塗布膜を形成する場合の例について説明したが、塗布装置1によって形成される塗布膜の膜厚は、たとえば10μm程度であってもよい。
ところで、スリットノズルに設けられる仕切部材の構成は、本実施形態において示した構成に限定されない。そこで、以下では、仕切部材の変形例について説明する。
図8A〜図8Eは、それぞれ第1〜第3の変形例に係るスリットノズルの模式側断面図である。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同様の部分については、既に説明した部分と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
上述した本実施形態では、仕切部材63が第1リップ部61寄りに設けられる場合の例について説明したが、仕切部材は、必ずしも第1リップ部61寄りに設けられることを要しない。
たとえば、図8Aに示すスリットノズル30Aが備える仕切部材63Aのように、仕切部材63Aは、第1リップ部61と第2リップ部62との中間位置に設けられてもよい。
また、上述した本実施形態では、仕切部材63が第2リップ部62よりも下方に突出して設けられる場合の例について説明したが、仕切部材は、少なくとも第1リップ部61よりも下方に突出していればよく、必ずしも第2リップ部62より突出すること要しない。
たとえば、図8Bに示すスリットノズル30Bが備える仕切部材63Bのように、仕切部材63Bは、第2リップ部62と面一に設けられてもよい。
また、上述した本実施形態では、仕切部材63が流路Pを第1流路P1および第2流路P2に仕切られる場合の例について説明したが、仕切部材は、少なくとも吐出口Eを仕切ればよい。
たとえば、図8Cに示すスリットノズル30Cが備える仕切部材63Cは、上端面が第1リップ部61の下端面と面一に形成される。これにより、第1吐出口E1と第2吐出口E2とで流路Pが共通化されるため、各吐出口E1,E2からの塗布液Rの出やすさを揃えやすくすることができる。この場合、仕切部材63Cは、第1リップ部61と第2リップ部62との中間位置に設けられることが好ましい。
なお、仕切部材63Cの上端面は、第1リップ部61の下端面よりも下方に設けられてもよい。また、ここでは、仕切部材63Cが、第2リップ部62よりも下方に突出する場合の例を示したが、仕切部材63Cは、第2リップ部62の下端面と面一に設けられてもよい。
また、上述してきた本実施形態では、仕切部材63が、流路Pおよび吐出口Eを仕切る場合の例について説明したが、仕切部材は、さらに貯留部Sを仕切ってもよい。
たとえば、図8Dに示すスリットノズル30Dが備える仕切部材63Dは、本実施形態に係る仕切部材63よりも鉛直上方に延在し、貯留部Sを第1貯留部S1と第2貯留部S2とに仕切る。
かかる仕切部材63Dの左右両端部は、本実施形態に係る仕切部材63と同様に第3壁部35(図5参照)に固定される。さらに、仕切部材63Dの上端部は、蓋部33に固定される。このように、仕切部材63Dは、左右両端部および上端部がスリットノズル30Dの内部に固定されるため、歪みが生じにくい。
なお、第1貯留部S1および第2貯留部S2には、それぞれ異なる塗布液供給系が接続されてもよいし、1つの塗布液供給系から供給される塗布液Rがスリットノズル30D内で分岐して第1貯留部S1および第2貯留部S2へ供給されるようにスリットノズル30Dを構成してもよい。
ここでは、仕切部材63Dが貯留部Sを完全に仕切る場合の例を示したが、圧力制御を容易にするために、仕切部材63Dに、第1貯留部S1と第2貯留部S2とを連通する連通口を設けてもよい。
また、上述した本実施形態では、スリットノズル30が1つの仕切部材63を備える場合の例について説明したが、スリットノズルは、複数の仕切部材を備えていてもよい。
たとえば、図8Eに示すスリットノズル30Eは、3つの仕切部材63E1,63E2,63E3を備える。仕切部材63E1,63E2,63E3は、スリットノズル30Eの前方側から順に仕切部材63E3,仕切部材63E2および仕切部材63E1の順に配置される。
これら3つの仕切部材63E1,63E2,63E3によって、スリットノズル30Eの吐出口E’は、第1吐出口E3,第2吐出口E4,第3吐出口E5および第4吐出口E6に仕切られる。また、3つの仕切部材63E1,63E2,63E3によって、スリットノズル30Eの流路P’は、第1流路P3,第2流路P4,第3流路P5および第4流路P6に仕切られる。
仕切部材63E1は、第1リップ部61よりも下方に突出する。また、仕切部材63E2は、仕切部材63E1よりも下方に突出し、仕切部材63E3は、仕切部材63E2よりも下方に突出する。なお、ここでは、仕切部材63E3が、第2リップ部62よりも下方に突出する場合の例を示したが、仕切部材63E3は、第2リップ部62と面一に設けられてもよい。
このように、複数の仕切部材63E1,63E2,63E3を設けることで、より膜厚の厚い塗布膜の形成にも対応することが可能となる。
なお、流路P3〜P6の長さは、流路P3が最も短く、流路P4、流路P5および流路P6の順に長くなる。したがって、流路P3〜P6の幅D3〜D6は、流路P3の幅D3が最も狭く、流路P4の幅D4、流路P5の幅D5および流路P6の幅D6の順に徐々に広くなるように設定することが好ましい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
W 基板
R 塗布液
S 貯留部
P 流路
P1 第1流路
P2 第2流路
E 吐出口
E1 第1吐出口
E2 第2吐出口
1 塗布装置
6 ノズル先端部
20 第1の移動機構
30 スリットノズル
31 第1壁部
32 第2壁部
33 蓋部
34 ランド部
35 第3壁部
61 第1リップ部
62 第2リップ部
63 仕切部材

Claims (8)

  1. スリット状の吐出口が形成されたノズル先端部を有し、前記吐出口から塗布液を吐出するスリットノズルと、
    前記スリットノズルを基板に対して相対的に移動させる移動機構と
    を備え、
    前記ノズル先端部は、
    前記スリットノズルの相対的な移動方向に対して後方側に設けられる第1リップ部と、
    前記移動方向に対して前方側に設けられ、前記第1リップ部よりも突出する第2リップ部と、
    前記第1リップ部と前記第2リップ部との間に設けられ、前記第1リップ部と前記第2リップ部とによって形成される前記吐出口を仕切る仕切部材と
    を備え
    前記仕切部材は、
    前記第1リップ部よりも突出すること
    を特徴とする塗布装置。
  2. スリット状の吐出口が形成されたノズル先端部を有し、前記吐出口から塗布液を吐出するスリットノズルと、
    前記スリットノズルを基板に対して相対的に移動させる移動機構と
    を備え、
    前記ノズル先端部は、
    前記スリットノズルの相対的な移動方向に対して後方側に設けられる第1リップ部と、
    前記移動方向に対して前方側に設けられ、前記第1リップ部よりも突出する第2リップ部と、
    前記第1リップ部と前記第2リップ部との間に設けられ、前記第1リップ部と前記第2リップ部とによって形成される前記吐出口を仕切る仕切部材と
    を備え
    前記仕切部材は、
    前記第2リップ部よりも突出すること
    を特徴とする塗布装置。
  3. スリット状の吐出口が形成されたノズル先端部を有し、前記吐出口から塗布液を吐出するスリットノズルと、
    前記スリットノズルを基板に対して相対的に移動させる移動機構と
    を備え、
    前記ノズル先端部は、
    前記スリットノズルの相対的な移動方向に対して後方側に設けられる第1リップ部と、
    前記移動方向に対して前方側に設けられ、前記第1リップ部よりも突出する第2リップ部と、
    前記第1リップ部と前記第2リップ部との間に設けられ、前記第1リップ部と前記第2リップ部とによって形成される前記吐出口を仕切る仕切部材と
    を備え
    前記仕切部材は、
    前記第2リップ部よりも前記第1リップ部寄りに設けられること
    を特徴とする塗布装置。
  4. 前記仕切部材は、
    両端部が引っ張られた状態で設けられること
    を特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の塗布装置。
  5. 前記ノズル先端部は、
    複数の前記仕切部材を備えること
    を特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の塗布装置。
  6. スリット状の吐出口が形成されたノズル先端部を有し、前記吐出口から塗布液を吐出するスリットノズルであって、
    前記ノズル先端部は、
    前記スリットノズルの基板に対する移動方向に対して後方側に設けられる第1リップ部と、
    前記移動方向に対して前方側に設けられ、前記第1リップ部よりも突出する第2リップ部と、
    前記第1リップ部と前記第2リップ部との間に設けられ、前記第1リップ部と前記第2リップ部とによって形成される前記吐出口を仕切る仕切部材と
    を備え
    前記仕切部材は、
    前記第1リップ部よりも突出すること
    を特徴とするスリットノズル。
  7. スリット状の吐出口が形成されたノズル先端部を有し、前記吐出口から塗布液を吐出するスリットノズルであって、
    前記ノズル先端部は、
    前記スリットノズルの基板に対する移動方向に対して後方側に設けられる第1リップ部と、
    前記移動方向に対して前方側に設けられ、前記第1リップ部よりも突出する第2リップ部と、
    前記第1リップ部と前記第2リップ部との間に設けられ、前記第1リップ部と前記第2リップ部とによって形成される前記吐出口を仕切る仕切部材と
    を備え
    前記仕切部材は、
    前記第2リップ部よりも突出すること
    を特徴とするスリットノズル。
  8. スリット状の吐出口が形成されたノズル先端部を有し、前記吐出口から塗布液を吐出するスリットノズルであって、
    前記ノズル先端部は、
    前記スリットノズルの基板に対する移動方向に対して後方側に設けられる第1リップ部と、
    前記移動方向に対して前方側に設けられ、前記第1リップ部よりも突出する第2リップ部と、
    前記第1リップ部と前記第2リップ部との間に設けられ、前記第1リップ部と前記第2リップ部とによって形成される前記吐出口を仕切る仕切部材と
    を備え
    前記仕切部材は、
    前記第2リップ部よりも前記第1リップ部寄りに設けられること
    を特徴とするスリットノズル。
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