JP2015116790A - 樹脂成形品取出し機及び移動位置データ設定方法 - Google Patents

樹脂成形品取出し機及び移動位置データ設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】チャックの各移動位置データを、樹脂成形機、金型及び樹脂成形品の製作データに基づいて簡易に設定してデータ設定作業を効率化する。
【解決手段】記憶手段に記憶された樹脂成形機(3)、樹脂成形品取出し機(1)、金型(19・21)、チャック(47)の各CADデータに基づいて設定されたチャック(47)の移動位置を設定するのに必要な寸法データを設定し、チャック(47)の移動位置に対応して記憶手段(73)から読み出された寸法データに基づいてチャック(47)の移動位置に対応する移動位置データを演算して設定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、樹脂成形機から樹脂成形品を取り出す樹脂成形品取出し機においてチャックの移動位置データを簡易に設定する機能を備えた樹脂成形品取出し機及び移動位置データ設定方法に関する。
樹脂成形品取出し機においては、例えば特許文献1に示すように樹脂成形品を保持するチャックの各移動位置としての金型の上方直近に位置する待機位置、待機位置から型開した金型間にチャックが進入して相対する下降位置、該下降位置から型開した可動金型内に保持された樹脂成形品にチャックが近接する前進位置、該前進位置からチャックが可動金型内の樹脂成形品を抜き出す後退位置、後退位置からチャックを樹脂成形機のタイバーや安全扉を乗り越えて開放位置への移動を可能にする上昇位置等の各移動位置データを、例えばチャックが樹脂成形機の金型上方位置を原点位置HP(ホームポジション)として上記各移動位置に関する三次元位置データを直接数値入力したり、チャックを実際にそれぞれの移動位置へ移動操作して教示入力したりして移動位置データを設定している。
しかし、上記した各移動位置データを直接入力する設定方法にあっては、三次元位置を正確に割り出して入力しなければならず、入力に際して高い熟練度が要求されると共に時間と手間が掛かり、データの設定作業効率が悪い問題を有している。
また、チャックをそれぞれの位置へ移動操作して各移動位置データを教示入力する設定方法にあっては、上記した直接入力方法に比べて簡易にデータを設定することができるが、チャックがそれぞれの位置に高い位置精度で移動したか否かを確認しながら移動位置データを設定する必要があり、手間と時間が掛かってデータの設定作業効率が悪い問題を有している。
特に、いずれのデータ設定方法においても、移動位置データ設定後においては、設定された移動位置データに基づいてチャックを実際に移動操作してチャックが所定の位置に高い位置精度で移動しているか否か、またチャックが樹脂成形機の金型やタイバー、安全扉、樹脂成形機のフレーム等に干渉するか否かを検証する必要があり、該検証を含めた移動位置データの設定作業に多くの時間と手間が掛かることが避けられず、設定作業効率が極めて悪かった。
特開2003−181845号公報
解決しようとする問題点は、チャックの各移動位置データを直接入力してデータ設定する場合にあっては、三次元位置を正確に割り出して入力するのに高い熟練度が要求されると共に時間と手間が掛かり、設定作業効率が悪い点にある。また、チャックの各移動位置を教示してデータ設定する場合にあっては、チャックがそれぞれの位置に高い位置精度で移動したか否かを確認しながら移動位置データを設定する必要があり、手間と時間が掛かり、設定作業効率が悪い点にある。
請求項1の発明は、樹脂成形機に取り付けられ、移動位置データに基づいてチャックを移動制御して金型内の樹脂成形品を取り出す樹脂成形品取出し機において、樹脂成形機、樹脂成形品取出し機、金型、チャックの各CADデータに基づいて設定されたチャックの移動位置を設定するのに必要な寸法データを記憶する記憶手段と、チャックの移動位置に対応して記憶手段から読み出された寸法データに基づいてチャックの移動位置に対応する移動位置データを演算し、移動位置データに基づいてチャックを移動制御する制御手段を備えたことを最も主要な特徴とする。
請求項4の発明は、樹脂成形機に取り付けられ、チャックを移動制御して金型内の樹脂成形品を取り出す樹脂成形品取出し機においてチャックの各移動位置を設定する移動位置データ設定方法において、チャックの移動位置データを設定するに先立って樹脂成形機、樹脂成形品取出し機、金型、チャックの各CADデータを表示部材に表示してチャックの移動位置を設定するのに必要な寸法データを記憶手段に記憶する、チャックの移動位置に対応して記憶手段から読み出された寸法データに基づいてチャックの移動位置に対応する移動位置データを演算して設定する、ことを最も主要な特徴とする。
本発明は、チャックの各移動位置データを、樹脂成形機、金型及び樹脂成形品の製作データに基づいて簡易に設定してデータ設定作業を効率化することができる。
樹脂成形品取出し機が設けられた樹脂成形機を示す概略斜視図である。 図1を矢示A方向から視た正面図である。 図1の平面図である。 樹脂成形品取出し機の制御手段の概略を示す電気的ブロック図である。 樹脂成形品取出し機におけるデータ設定に必要な個所を一部省略して示す正面説明図である。 樹脂成形品取出し機におけるデータ設定に必要な個所を一部省略して示す平面説明図である。 チャックの待機位置を示す説明図である。 チャックの下降位置を示す説明図である。 チャックの前進位置を示す説明図である。
記憶手段に記憶された樹脂成形機、樹脂成形品取出し機、金型、チャックの各CADデータに基づいて設定されたチャックの移動位置を設定するのに必要な寸法データを設定し、チャックの移動位置に対応して記憶手段から読み出された寸法データに基づいてチャックの移動位置に対応する移動位置データを演算して設定することを最良の実施形態とする。
以下、本発明の実施例を図に従って説明する。
図1乃至図3に示すように樹脂成形品取出し機1は、樹脂成形機3における固定プラテン5の上面に架台7を設けて固定される。樹脂成形機3は、公知の構造で本体9の中間部に適宜の間隔をおいて相対する固定プラテン5及び可動プラテン11が設けられる。
上記固定プラテン5及び可動プラテン11における各対角位置には、樹脂成形機3の中心軸線と一致する方向に軸線を有した4本のタイバー13が取り付けられ、該タイバー13には、可動盤15が固定プラテン5に近づく方向及び遠ざかる方向へ移動するように支持される。
上記固定プラテン5に設けられた固定側取付け盤17には、固定金型19が取り付けられると共に上記可動盤15に設けられた可動側取付け盤20には、可動金型21が上記固定金型19に相対して取り付けられる。また、上記可動盤15には、本体9に設けられた油圧シリンダや送りねじ往復部材等の型締め部材23の作動軸が連結され、該型締め部材23の作動に伴って可動盤15を移動し、固定金型19に対して可動金型21を型閉動作又は型開動作させる。
固定プラテン5側の本体9には、樹脂射出ユニット25が設けられ、該射出ユニット25は、可動金型21が型閉された固定金型19の背面に圧接する射出シリンダ25aから溶融した合成樹脂を射出して樹脂成形品を成形する。
固定プラテン5及び可動プラテン11に応じた本体9の操作側及び反操作側には、扉枠が設けられ、該扉枠には、固定プラテン5及び可動プラテン11間の射出空間を開閉する安全扉(いずれも図示せず)が取り付けられる。
樹脂成形品取出し機1の走行フレーム31は、上記中心軸線と直交する方向(軸線直交方向)へ延出して端部が樹脂成形機3の操作側外及び反操作側外に至る長さで、その上部には、第1走行体33が軸線直交方向へ移動するように支持される。第1走行体33は、数値制御可能なサーボモータ等の第1電動モータ35に連結された送りねじ機構、ベルト機構、ラックピニオン機構等(図示せず)により軸線直交方向へ往復移動される。
第1走行体33には、中心軸線と一致する方向(軸線軸線方向)へ延出し、端部が型開した可動金型21に至る長さの前後フレーム37が設けられ、該前後フレーム37には、第2走行体39が軸線方向へ移動するように支持される。第2走行体39は、数値制御可能なサーボモータ等の第2電動モータ41(図4に示す)に連結された送りねじ機構、ベルト機構、ラックピニオン機構等(図示せず)により軸線直交方向へ往復移動される。
第2走行体39には、上下方向へ延出し、下降した際に下端部が型開した金型19・21間に至る長さの上下フレーム43が昇降するように支持される。上下フレーム43は、数値制御可能なサーボモータ等の第3電動モータ45に連結された送りねじ機構、ベルト機構、ラックピニオン機構等(図示せず)により上下方向へ往復移動される。
上下フレーム43の下端部には、チャック47が、必要に応じて姿勢制御部材49を介して取り付けられる。該チャック47のチャック板47aには、複数個の吸着パッドや開閉する把持爪等の保持部材47bが樹脂成形品53の製品部53aに対応して取り付けられる。
また、上記姿勢制御部材49は、エアーシリンダ等の作動部材に連結されたリンク機構や電動モータ等の反転作動部材と、該反転作動部材に連結された反転板(いずれも図示せず)とにより構成され、該反転板に取り付けられるチャック47を垂直位置及び水平位置の間で姿勢制御する。
上記樹脂成形品取出し機1のチャック47を待機位置、下降位置、前進位置の各移動位置へ移動制御するデータは、上記樹脂成形機3、金型19・21、架台7、樹脂成形品取出し機1、チャック47の製作データ(寸法データ)に基づいて設定される。
図4乃至図6に示すように、樹脂成形品取出し機1の制御手段55を構成するCPU57には、プログラムデータ記憶手段59、作業データ記憶手段61が接続され、プログラム記憶手段59には、樹脂成形品取出し機1による樹脂成形品53の取出し動作を実行するプログラムデータ、チャック47をそれぞれの位置へ移動制御するための移動位置データを設定するためのデータ設定プログラムデータ等が記憶されている。
上記作業データ記憶手段61には、成形機CADデータ記憶領域63、金型CADデータ記憶領域65、架台CADデータ記憶領域67、取出し機CADデータ記憶領域69、チャックCADデータ記憶領域71、寸法データ記憶領域72、チャック移動データ記憶領域73が設けられる。
成形機CADデータ記憶領域63には、樹脂成形品取出し機1が取り付けられる樹脂成形機3のCADデータが記憶される。金型CADデータ記憶領域65には、樹脂成形機3に取り付けられる金型19・21のCADデータが記憶される。架台CADデータ記憶領域67には、樹脂成形機3に樹脂成形品取出し機1を取り付ける際に使用する架台7のCADデータが記憶される。取出し機CADデータ記憶領域69には、樹脂成形品取出し機1のCADデータが記憶される。チャックCADデータ記憶領域71には、樹脂成形品取出し機1に取り付けられるチャック47のCADデータが記憶される。寸法データ記憶領域72には、それぞれの記憶領域63、65、67、69、71に記憶されたCADデータに基づいて計測され、チャック47の移動位置データを設定するのに必要な各位置の寸法、高さ等に関する寸法データが記憶され。
これら寸法データは、樹脂成形システムを構成する樹脂成形機3、架台7、樹脂成形品取出し機1、チャック47のCADデータに基づいて表示部材83に樹脂成形機3、架台7、樹脂成形品取出し機1、チャック47をそれぞれ表示し、チャック47の各移動位置データを設定するのに必要な個所を特定して寸法、高さ、幅等を計測したデータで、寸法データ記憶領域72にチャック47の各移動位置に対応して記憶される。
その内、チャック47の待機位置を設定するのに必要な移動位置データは、上記樹脂成形機3における固定プラテン5上面までの高さデータIM1、架台7の高さデータHD1、樹脂成形品取出し機1における走行フレーム31下面までの高さデータRE1、中心軸線と直交する方向(左右方向)に対する走行フレーム31の長さデータRE2、中心軸線と一致する方向(前後方向)に対する前後フレーム37の長さデータRE3、上下フレーム43の下部からチャック47までの間隔、従って姿勢制御部材49の高さデータRE4、固定金型19に対する可動金型21の型開幅データIM2、チャック板47aの縦幅及び横幅に付いての寸法データCH1、固定金型19及び可動金型21の寸法データMO1等によりチャック47の原点位置HPに対する三次元位置を演算して設定される。
チャック47の下降位置を設定するのに必要な移動位置データは、型開した固定金型19及び可動金型21の幅データIM2、固定金型19の厚さデータMO2、可動金型21の厚さデータMO3、射出シリンダ25aのノズル中心までの寸法IM3、樹脂成形機3におけるタイバー13相互の間隔データIM4等によりチャック47の原点位置HPに対する三次元位置を演算して設定される。
チャック47の前進位置を設定するのに必要な移動位置データは、上記幅データIM2、可動金型21の厚さデータMO3、可動側取付け盤20における可動金型21の取付け位置データIM5、可動金型21における各キャビィティの位置データ、可動金型21内に設けられた突出しピンの位置データ、上記突出しピンの突出幅に関する突出幅データ、チャック板47aの上記寸法データCH1、該チャック板47aにおける保持部材47bの取り付け箇所に付いての位置データ等に基づいてチャック47の原点位置HPに対する三次元位置を演算して設定される。
そしてチャック47の各移動位置に対応して寸法データ記憶領域72から読み出されたデータに基づいてチャック47の原点位置HPに対する三次元位置を演算したチャック47の移動位置データは、チャック移動データ記憶領域73に記憶される。
なお、チャック移動データ記憶領域73には、樹脂成形品取出し機1におけるチャック47の原点位置HPに関する三次元の原点位置データが記憶され、該原点位置データは、樹脂成形機3及び架台7の高さに関する寸法データにより補正されて記憶される。チャック47の原点位置HPとしては、例えば走行フレーム31の固定金型19寄りの端部(左右方向)で、固定金型19における可動金型21の相対面側上方(前後方向及び上下方向)の位置に設定され、樹脂成形機3に対して樹脂成形品取出し機1を設置した場合には、上下方向に対する位置データを固定プラテン5及び架台7の高さデータに基づいて補正する。
上記CPU57には、駆動制御手段75が接続され、該駆動制御手段75には、第1乃至第3電動モータ35、41、45がそれぞれ接続される。該駆動制御手段75は、チャック移動データ記憶領域73から読み出された移動位置データに基づいて対応する電動モータ35、41、45を駆動制御してチャック47をそれぞれの位置へ移動させる。
なお、上記第1乃至第3電動モータ35、41、45には、ロータリーエンコーダ等の位置検知器(図示せず)がそれぞれ設けられ、駆動制御手段75は、第1乃至第3電動モータ35、41、45を駆動した際にそれぞれの位置検知器から出力される検知信号に基づいて第1乃至第3電動モータ35、41、45をそれぞれ閉ループ制御するように構成される。
上記CPU57には、チャック駆動制御手段77が接続され、該チャック駆動制御手段75には、チャック47における各保持部材51を作動する電磁バルブ、電磁ソレノイド等の作動部材(図示せず)が接続される。そしてチャック駆動制御手段77は、チャック47が型開した金型19・21間の前進位置へ移動した際に各保持部材51の作動部材を作動して樹脂成形品53の製品部53aを保持可能にさせると共に樹脂成形品53を保持したチャック47が開放位置へ移動した際に各作動部材の作動を停止して樹脂成形品53の保持を解除させる。
なお、上記制御手段55には、樹脂成形機3から型開完了信号、突出し開始信号、突出し完了信号、型閉信号等や樹脂成形品取出し機1に設けられた各種の検知器からの検知信号が入出力手段79を介して入力される。また、制御手段55は、樹脂成形品53を保持したチャック47が樹脂成形機3から離脱した際に樹脂成形機3へ取出し完了信号を出力する。
CPU57には、表示駆動制御手段81が接続され、該表示駆動制御手段81には、LCD等の表示部材83が接続される。該表示部材83は、表示されたスイッチ、ボタン、キー等の押下またはタッチペンによる操作が可能なタッチパネルとして構成される。そして表示駆動制御手段81は、成形機CADデータ記憶領域63、金型CADデータ記憶領域65、架台CADデータ記憶領域67、取出し機CADデータ記憶領域69、チャックCADデータ記憶領域71にそれぞれ記憶されたCADデータを表示部材83に表示すると共に表示されたCADデータにおいてタッチ又はペンタッチにより特定された個所間の寸法(高さ、幅、長さ)を読み込む。CPU57は、読み込まれた寸法データをチャック47の各移動位置に対応して寸法データ記憶領域72に記憶させる。
なお、CADデータに基づいて寸法データを設定するには、表示部材83に表示されたCADデータにおける特定個所の数値データを特定して寸法(高さ、幅、長さ)を設定してもよい。また、上記表示部材83には、各種のモード設定ボタン(モード設定キー)、テンキー、カーソルキー(いずれも図示せず)等が表示され、表示されたモード設定ボタンの押下操作により移動位置データ設定モード、取出しモード等に切換えられる。同様にテンキーの押下操作により各種数値データ等が入力されると共にカーソルキーの押下操作により表示部材83に表示されたポインタを移動操作させる。
次に、樹脂成形品取出し機1におけるチャック47の移動位置データの設定作用及び方法を説明する。なお、説明の便宜上、以下においては樹脂成形品取出し機1の移動動作に付き、チャック47を待機位置、下降位置、前進位置、下降位置、待機位置、開放位置の順に移動して樹脂成形品53を取り出す基本的な動作に基づいて説明する。
先ず、樹脂成形品取出し機1による樹脂成形品53の取出し概略を説明すると、樹脂成形品取出し機1のチャック47は、樹脂成形機3における中心軸線に一致し、かつ可動金型21のパーティング面に近い上方にて移動待機している。(図7参照)
上記待機状態にて樹脂成形動作が終了すると、型締め部材23を戻して固定金型19から可動金型21を型開し、型開動作の完了により樹脂成形機3から型開完了信号が制御手段55に入力されると、第3電動モータ45を駆動制御して上下フレーム43を下降してチャック47を型開した金型19・21間で可動金型21のパーティング面に相対する下降位置へ移動する。(図8参照)
上記動作後、第2電動モータ41を駆動制御して第2走行体39を、チャック47が型開した可動金型21のパーティング面に近接する前進位置へ移動する。上記動作と並行して又は動作後に樹脂成形機3は、突出し部材を作動して可動金型21内の樹脂成形品53を突き出してチャック47に樹脂成形品53を保持させる。(図9参照)
上記動作後、第2電動モータ41を逆転駆動制御してチャック47を、樹脂成形品53が可動金型21内から抜き出される上記下降位置(後退位置)へ戻した後、第3電動モータ45を逆転制御して上下フレーム43を上昇してチャック47を金型16・21間から離脱して待機位置へ戻す。
上記動作後、第1電動モータ35を駆動制御して第1走行体33を、待機位置に戻ったチャック47が樹脂成形機3における操作側の外側又は反操作側の外側に設けられた開放位置へ移動した後、必要に応じて第2及び第3電動モータ41・45を駆動制御して樹脂成形品53を保持したチャック47を所定の高さ及び前進位置へ移動した後、該位置にてチャック47による樹脂成形品53の保持を解除して取出し動作を完了する。
なお、樹脂成形品53を保持したチャック47を開放位置へ移動するタイミングとしては、上記の他に樹脂成形品53を保持したチャック47がタイバー13や安全扉29の扉枠27より上方へ上昇したタイミンクで第1電動モータ35を駆動制御してチャック47を開放位置へ移動開始してもよい。
次に、チャック47の待機位置、下降位置、前進位置に関する移動位置データ設定方法を説明する。
先ず、待機位置の移動位置データ設定を説明すると、チャック47の待機位置としては、一般的には、図7に示すように樹脂成形機1における中心軸線上で、可動金型21の固定金型19寄りでタイバー13に干渉しない上方に設定される。チャック47の待機位置に付いての前後方向、左右方向及び上下方向の各移動位置データは、以下のデータに基づいて設定される。
上下方向に対する待機位置の移動位置データに付いては、寸法データ記憶領域72に記憶された固定プラテン5上面までの高さデータIM1、架台7の高さデータHD1、樹脂成形品取出し機1における走行フレーム31の下面までの高さデータRE1、上方位置へ移動した上下フレーム43の下部に設けられた姿勢制御部材49の高さデータRE4等を読み出し、これらのデータにより原点位置HPに対する上下位置を演算してチャック移動データ記憶領域73に記憶して設定する。
なお、上記データに基づいて演算された上下方向の移動位置データは、上方に位置するタイバー13又は扉枠の高さデータIM6より大であることが要求される。
また、左右方向に対する待機位置の移動位置データに付いては、寸法データ記憶領域72から左右方向に対する走行フレーム31の長さデータRE2とノズル中心までの寸法データIM3等を読み出し、これらのデータにより原点位置HPに対する左右位置を演算してチャック移動データ記憶領域73に記憶して設定する。
更に、前後方向に対する待機位置の移動位置データに付いては、寸法データ記憶領域72から前後方向に対する前後フレーム37の長さデータRE3、型開した固定金型19及び可動金型21の型開幅データIM2、可動金型21の厚さデータMO3等を読み出し、これらのデータにより原点位置HPに対する前後位置を演算してチャック移動データ記憶領域73に記憶して設定する。
次に、下降位置の移動位置データ設定を説明すると、チャック47の下降位置としては、一般的には、図8に示すように樹脂成形機1における中心軸線上で、可動金型21のパーティング面に対して各キャビィティと対応する保持部材47bが一致した状態で相対する位置に設定される。チャック47の下降位置に付いての前後方向、左右方向及び上下方向の各移動位置データは、以下のデータに基づいて設定される。
上下方向に対する下降位置の移動位置データに付いては、寸法データ記憶領域72から上記待機位置における上下方向の位置データと射出シリンダ25aのノズル中心までの高さデータIM3及びチャック板47aの寸法データCH1、チャック板47aにおける各保持部材47bの位置データ等を読み出し、これらデータにより原点位置HPに対する上下位置を演算してチャック移動データ記憶領域73に記憶して設定する。
また、左右方向に対する下降位置の移動位置データに付いては、寸法データ記憶領域72からチャック板47aにおける各保持部材47bの位置データ等を読み出し、これらデータにより原点位置HPに対する左右位置を演算してチャック移動データ記憶領域73に記憶して設定する。
更に、前後方向に対する下降位置の移動位置データに付いては、寸法データ記憶領域72からエゼクタピンの位置データ及び突き出し量データ等を読み出し、これらデータにより原点位置HPに対する前後位置を演算してチャック移動データ記憶領域73に記憶して設定する。
次に、前進位置の移動位置データ設定を説明すると、チャック47の前進位置としては、一般的には、図9に示すように上記下降位置に対してチャック47を、各保持部材47bが対応するキャビィティに相対した状態で突出しピンにより可動金型21内から突き出される樹脂成形品53を保持可能な可動金型21のパーティング面に近接する位置に設定される。チャック47の前進位置に付いて移動位置データは、以下のデータに基づいて設定される。
なお、上記前進位置に付いての上下方向及び左右方向の移動位置データに付いては、下降位置におけるデータと同一である。
前後方向に対する前進位置の移動位置データに付いては、寸法データ記憶領域72からエゼクタピンの突き出し量データ等を読み出し、これらのデータにより原点位置HPに対する前後位置を演算してチャック移動データ記憶領域73に記憶して設定する。
なお、可動金型21内から樹脂成形品53を完全に抜き出すチャック47の後退位置に関しては、上記した下降位置、またチャック47に保持された樹脂成形品53が上方に位置するタイバー13や安全扉に対して非干渉になる上昇位置に付いては、上記した待機位置にそれぞれ一致して設定される。また、樹脂成形機3における操作側又は反操作側の左右方向端部に設定される開放位置に付いての移動位置データは、走行フレーム31の左右方向端側に設定される開放位置に対応して数値入力または教示入力により設定される。
本実施例は、樹脂成形品取出し機1のチャック47の移動位置データを樹脂成形機3、樹脂成形品取出し機1、架台7、金型19・21及びチャック47を製作するCADデータによるそれぞれの寸法データに基づいて演算して設定することができ、従来のように各移動位置データを直接数値入力する方法、チャック47をそれぞれの位置へ移動して教示入力する方法に比べてデータの設定作業を簡易化し、樹脂成形品取出し作業を効率化することができる。
上記説明は、待機位置に付き可動金型21寄りの上方に設定すると共に後退位置に付いて下降位置と一致する位置として説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、例えば待機位置に付いては、固定金型19寄りの上方に設定すると共に下降位置を固定金型19の可動金型21寄りに、また後退位置に付いては、可動金型21から樹脂成形品53を完全に抜き出す下降位置と異なる任意の位置に設定してもよい。
その場合にあっては、待機位置を規定する樹脂成形品取出し機1、樹脂成形機3、架台7、金型19・21、チャック47を製作するCADデータから抽出されるそれぞれの寸法データに基づいてチャック47のそれぞれの移動位置データを設定すればよい。
また、上記説明は、樹脂成形品53のみを取り出す樹脂成形品取出し機1に基づいて説明したが、前後フレーム37の固定プラテン5側に第3走行体(図示せず)を第2走行体39と独立して移動するように支持し、該第3走行体に、下部にスプル用チャック(図示せず)が設けられた上下フレームを昇降するように支持し、樹脂成形品53と共に固定金型16内のスプルを取り出す構成の樹脂成形品取出し機としても実施することができる。
この場合においても、スプル用チャックを樹脂成形品用のチャック47と同様に、待機位置、下降位置、前進位置、開放位置へそれぞれ移動制御する必要があり、スプル用チャックの各移動位置に付いての移動位置データを設定する際に、樹脂成形品取出し機1、樹脂成形機3、架台7.金型19・21、チャック47を製作するCADデータから抽出されるそれぞれの寸法データに基づいて移動位置データを設定すればよい。
1 樹脂成形品取出し機
3 樹脂成形機
5 固定プラテン
7 架台
9 本体
11 可動プラテン
13 タイバー
15 可動盤
17 固定側取付け盤
19 固定金型
20 可動側取付け盤
21 可動金型
23 型締め部材
25 樹脂射出ユニット
25a 射出シリンダ
31 走行フレーム
33 第1走行体
35 第1電動モータ
37 前後フレーム
39 第2走行体
41 第2電動モータ
43 上下フレーム
45 第3電動モータ
47 チャック
47a チャック板
47b 保持部材
49 姿勢制御部材
53 樹脂成形品
53a 製品部
55 制御手段
57 CPU
59 プログラムデータ記憶手段
61 作業データ記憶手段
63 成形機CADデータ記憶領域
65 金型CADデータ記憶領域
67 架台CADデータ記憶領域
69 取出し機CADデータ記憶領域
71 チャックCADデータ記憶領域
72 寸法データ記憶領域
73 チャック移動データ記憶領域
75 駆動制御手段
77 チャック駆動制御手段
79 入出力手段
81 表示駆動制御手段
83 表示部材
IM1 固定プラテン上面までの高さデータ
IM2 型開幅データ
IM3 射出シリンダのノズル中心までの寸法データ
IM4 タイバー相互の間隔データ
IM5 可動側取付け盤における可動金型の取付け位置データ
IM6 タイバー又は扉枠の高さデータ
HD1 架台の高さデータ、
RE1 樹脂成形品取出し機における走行フレーム下面までの高さデータ
RE2 中心軸線と直交する方向に対する走行フレームの長さデータ
RE3 中心軸線と一致する方向に対する前後フレームの長さデータ
RE4 姿勢制御部材の高さデータ
CH1 チャック板の縦幅及び横幅に付いての寸法データ
MO1 固定金型及び可動金型の寸法データ
MO2 固定金型の厚さデータ
MO3 可動金型の厚さデータ

Claims (6)

  1. 樹脂成形機に取り付けられ、移動位置データに基づいてチャックを移動制御して金型内の樹脂成形品を取り出す樹脂成形品取出し機において、
    樹脂成形機、樹脂成形品取出し機、金型、チャックの各CADデータに基づいて設定されたチャックの移動位置を設定するのに必要な寸法データを記憶する記憶手段と、
    チャックの移動位置に対応して記憶手段から読み出された寸法データに基づいてチャックの移動位置に対応する移動位置データを演算し、移動位置データに基づいてチャックを移動制御する制御手段と、
    を備えた樹脂成形品取出し機。
  2. 請求項1において、
    寸法データは、チャックの移動位置データを設定するのに先立ってそれぞれのCADデータを表示部材に表示し、表示されたCADデータに基づいてチャック移動位置データの設定に必要な数値を特定して設定される樹脂成形品取出し機。
  3. 請求項1において、
    寸法データは、チャックの移動位置データを設定するのに先立ってそれぞれのCADデータを表示部材に表示し、表示されたCADデータのチャック移動位置データの設定に必要な個所を特定して抽出して設定される樹脂成形品取出し機。
  4. 樹脂成形機に取り付けられ、チャックを移動制御して金型内の樹脂成形品を取り出す樹脂成形品取出し機においてチャックの各移動位置を設定する移動位置データ設定方法において、
    チャックの移動位置データを設定するに先立って樹脂成形機、樹脂成形品取出し機、金型、チャックの各CADデータを表示部材に表示してチャックの移動位置を設定するのに必要な寸法データを記憶手段に記憶する、
    チャックの移動位置に対応して記憶手段から読み出された寸法データに基づいてチャックの移動位置に対応する移動位置データを演算して設定する、
    ことを特徴とする樹脂成形品取出しにおけるチャックの移動位置データ設定方法。
  5. 請求項4において、
    寸法データは、それぞれのCADデータを表示部材に表示し、表示されたCADデータに基づいてチャック移動位置データの設定に必要な数値を特定して設定する樹脂成形品取出しにおけるチャックの移動位置データ設定方法。
  6. 請求項4において、
    寸法データは、それぞれのCADデータを表示部材に表示し、表示されたCADデータのチャック移動位置データの設定に必要な個所を特定して抽出して設定する樹脂成形品取出しにおけるチャックの移動位置データ設定方法。
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