JP2015114999A - 現金処理装置及び現金処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 より安全に出金された現金を回収することができる現金処理装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、現金処理装置に関する。そして現金処理装置は、現金を収納する現金収納部と、操作者に排出する現金を保留する排出現金保留部と、現金収納部に収納されている現金を排出現金保留部に搬送する搬送手段と、現金収納部に収納されている現金を所定数以上排出する際、搬送手段に現金収納部に収納されている現金を排出現金保留部に搬送させる搬送制御処理を複数回に分けて実行し、1回の搬送制御処理を行った後、次の回の搬送制御処理を行うまでの間隔を、一定間隔又は操作者により行われる当該現金処理装置に対する所定の操作に応じた間隔とする搬送制御手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明は、現金処理装置に関する。そして現金処理装置は、現金を収納する現金収納部と、操作者に排出する現金を保留する排出現金保留部と、現金収納部に収納されている現金を排出現金保留部に搬送する搬送手段と、現金収納部に収納されている現金を所定数以上排出する際、搬送手段に現金収納部に収納されている現金を排出現金保留部に搬送させる搬送制御処理を複数回に分けて実行し、1回の搬送制御処理を行った後、次の回の搬送制御処理を行うまでの間隔を、一定間隔又は操作者により行われる当該現金処理装置に対する所定の操作に応じた間隔とする搬送制御手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、現金処理装置及び現金処理方法に関し、例えば、銀行などの金融機関や店舗等で現金を管理するための装置等に適用し得る。
金融機関の営業店カウンタ等に、窓口用現金処理機に代表される現金処理装置が設置されている。現金処理装置は、紙幣や硬貨の入金取引や出金取引等に利用される。職員は、例えば、現金処理装置の操作部、又は現金処理装置に接続された受付端末から操作を行うことにより、入金取引や出金取引を行うことができる。
従来の現金処理装置としては、例えば特許文献1の記載技術がある。特許文献1の装置では、収納している現金を出金(回収)する際に、収納庫に収納している現金を、出金口に移動させる構成となっている。
しかしながら、特許文献1の装置では、出金口の現金を一度に全て操作者(操作者)が回収する際、一度に現金を回収できない場合には、出金口に残った現金が盗難されるおそれがあった。
そのため、より安全に出金された現金を回収することができる現金処理装置及び現金処理方法が望まれている。
第1の本発明の現金処理装置は、(1)現金を収納する現金収納部と、(2)操作者に排出する現金を保留する排出現金保留部と、(3)上記現金収納部に収納されている現金を上記排出現金保留部に搬送する搬送手段と、(4)上記現金収納部に収納されている現金を所定数以上排出する際、上記搬送手段に上記現金収納部に収納されている現金を上記排出現金保留部に搬送させる搬送制御処理を複数回に分けて実行し、1回の搬送制御処理を行った後、次の回の搬送制御処理を行うまでの間隔を、一定間隔又は上記操作者により行われる当該現金処理装置に対する所定の操作に応じた間隔とする搬送制御手段とを有することを特徴とする。
第2の本発明は、現金処理装置が行う現金処理方法において、(1)現金を収納する現金収納部と、操作者に排出する現金を保留する排出現金保留部と、上記現金収納部に収納されている現金を上記排出現金保留部に搬送する搬送手段と、搬送制御手段とを備え、(2)上記搬送制御手段が、上記現金収納部に収納されている現金を所定数以上排出する際、上記搬送手段に上記現金収納部に収納されている現金を上記排出現金保留部に搬送させる搬送制御処理を複数回に分けて実行し、1回の搬送制御処理を行った後、次の回の搬送制御処理を行うまでの間隔を、一定間隔又は上記操作者により行われる当該現金処理装置に対する所定の操作に応じた間隔とすることを特徴とする。
より安全に出金された現金を回収することができる現金処理装置を提供する。
(A)第1の実施形態
以下、本発明による現金処理装置及び現金処理方法の第1の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。第1の実施形態では、本発明の現金処理装置を紙幣処理想定に適用した例について説明する。
以下、本発明による現金処理装置及び現金処理方法の第1の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。第1の実施形態では、本発明の現金処理装置を紙幣処理想定に適用した例について説明する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図2は、第1の実施形態に係る紙幣処理装置10の内部構成例を示す図である。また、図1は、第1の実施形態に係る紙幣処理装置10の機能的構成について示したブロック図である。
図2は、第1の実施形態に係る紙幣処理装置10の内部構成例を示す図である。また、図1は、第1の実施形態に係る紙幣処理装置10の機能的構成について示したブロック図である。
紙幣処理装置10は、例えば、金融機関の営業店等に設置され、営業店等の内部で処理される現金の管理に用いられる。言い換えると、紙幣処置装置10は、装置の操作者である金融機関の受付窓口員や職員等の操作者による操作に基づいて、紙幣の取引を行う端末(職員操作型端末)である。
紙幣処理装置10は、図2に示すように、入金部の一例である入金口12と、出金口14と、媒体監視センサ15、入力部16、紙幣鑑別部の一例である紙幣認識部20、一時集積部の一例である一時保留部22と、搬送部24、紙幣カセット30A〜30E、リジェクト庫付紙幣カセット35、及び表示部40を有する。
入金口12は、操作者が紙幣を投入する投入口である。入金口12には、開口部を開閉するシャッタ(不図示)を設けるようにしてもよい。また、入金口12は、束で投入された紙幣を一枚ずつ分離して繰り出す分離機能を有する。
出金口14は、操作者に現金を排出するための排出現金保留部として機能するものである。また、出金口14は、排出する紙幣を集積(保留)する集積機能(保留機能)に対応している。出金口14は、一例として、紙幣を100枚(最大集積枚数)集積できる容量を有するものとする。
紙幣認識部20は、1枚ずつ通過していく紙幣の鑑別を行う。紙幣の進行方向は双方向に対応しており、紙幣認識部20は、入金口12側の方向から搬送される紙幣、およびその逆方向から搬送される紙幣の鑑別を行うことができる。例えば、紙幣認識部20は、一時保留部22に搬送されて集積される紙幣の金種、真偽(真券/偽券)、正損(正券/損券)および走行状態(正常/異常)などを鑑別し、通過する紙幣に対して、正常判定またはリジェクト判定を行う。なお、紙幣認識部20による判定結果は、記憶部80(図1)に記憶される。なお、以下では、紙幣認識部20によりリジェクト判定された紙幣を「リジェクト紙幣」と呼ぶものとする。
ここで、本明細書において真券とは紙幣と鑑別されたものをいい、偽券とは紙幣と鑑別されなかったものをいう。また、正券とは真券と鑑別された紙幣のうち入金/出金に適すると鑑別されたものをいい、損券とは真券と鑑別された紙幣のうち入金/出金に適さないと鑑別されたものをいう。また、リジェクト判定は、偽券、損券(汚損、損壊、外形異常等)、走行異常(スキュー紙幣、重走等)といった要因に基づいて行われる。また、リジェクト紙幣には、出金紙幣として取り扱えない紙幣(例えば二千円札や五千円札)を含んでもよいし、外国紙幣を含んでもよい。
一時保留部22は、紙幣の分離と集積の両方の機能を有する。例えば、一時保留部22は、入金口12から繰り出された後に紙幣認識部20により鑑別された紙幣(リジェクト紙幣と正常紙幣)を、一時的に集積する。一時保留部22に集積された紙幣は、入金した紙幣の口座計上などが確定したなど、取引が成立した場合に繰り出され、紙幣カセット30A〜30E、リジェクト庫付紙幣カセット35などに搬送される。なお、一時保留部22は、紙幣を順次重ねて集積する集積式であってもよいし、紙幣を順次巻いて収納するドラム式であってもよい。
搬送手段としての搬送部24は、搬送路、紙幣を搬送する搬送ローラ、および搬送ローラを駆動する駆動機構を含み、紙幣を一枚ずつ搬送(移動)する。駆動機構は、例えばDCサーボモータまたはパルスモータなどが回転することにより、搬送ローラを駆動する。例えば、搬送部24は、入金口12に投入された紙幣を一時保留部22に搬送する。また、搬送部24は、一時保留部22に集積されたリジェクト紙幣をリジェクト庫付紙幣カセット35(後述するリジェクト紙幣収納部352)に搬送し、一時保留部22に集積された正常紙幣を紙幣カセット30A〜30E又はリジェクト紙幣をリジェクト庫付紙幣カセット35(後述する紙幣収納部351)に搬送する。紙幣カセット30A〜30Eは、それぞれ正常紙幣を収納するための紙幣収納部301を備えている。また、リジェクト庫付紙幣カセット35は、正常紙幣を収納するための紙幣収納庫351及びリジェクト紙幣を収納するためのリジェクト庫352を有している。
紙幣カセット30A〜30E(紙幣収納部301)及びリジェクト庫付紙幣カセット35(紙幣収納部351)は、それぞれ紙幣を金種毎に予め設定された設定枚数だけ収納可能であり、紙幣の集積および分離の両方の機能に対応している。また、紙幣カセット30A〜30E(紙幣収納部301)及びリジェクト庫付紙幣カセット35(紙幣収納部351)は、同一金種のための複数の紙幣カセットを含んでもよい。例えば、紙幣カセット30Aおよび30Cが一万円札用の紙幣カセットであり、紙幣カセット30Bおよび30Dが千円札用の紙幣カセットであってもよい。
リジェクト庫付紙幣カセット35は、上述の通り紙幣収納部351及びリジェクト紙幣収納部352を有している。リジェクト紙幣収納部352は、リジェクト紙幣を予め設定された設定枚数だけ収納する。また、紙幣収納部351は、紙幣カセット30A〜30Eの紙幣収納部301と同様の機能を果たすものである。リジェクト庫付紙幣カセット35のリジェクト紙幣収納部352には、リジェクト紙幣の他に、正常紙幣、外国紙幣、偽造券等の様々な区別をされた紙幣も収納可能である。また、リジェクト庫付紙幣カセット35は、紙幣処理装置10に対して着脱可能な構造になっており、個別に交換することで紙幣の回収が可能である。
また、紙幣カセット30A〜30E、及びリジェクト庫付紙幣カセット35は、紙幣処理装置10の装置本体から挿抜可能な下部ユニット90に装着されている。このため、作業者は、下部ユニット90を引き出した後に、紙幣カセット30A〜30Eやリジェクト庫付紙幣カセット35に収納された紙幣を抜き取ることができる。なお、図2では、紙幣カセット30A〜30E及びリジェクト庫付紙幣カセット35は、下部ユニット90に直接着脱可能に設けられている。ただし、紙幣カセット30A〜30E及びリジェクト庫付紙幣カセット35は、下部ユニット90を介さずに直接紙幣処理装置10の筐体に装着されるようにしてもよい。
以上のように紙幣カセット30A〜30E及びリジェクト庫付紙幣カセット35は、現金収納部として機能する。
表示部40は、メニュー画面や処理結果画面を表示する。表示部40は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置により実現される。
入力部16は、操作者からの操作を受付け可能な入力手段(操作受付手段)である。入力部16は、例えば、テンキーや方向キー(矢印キー)等のハードキーを用いて構成するようにしてもよい。紙幣処理装置10では、入力部16を用いて受付けた操作者からの操作に基づいて、入金や出金の取引に対応する入金処理や出金処理等を行うことができる。なお、紙幣処理装置10では、入力部16及び表示部40を、外付けの端末(例えば、PC等を用いた端末)を用いて実現するようにしてもよい。
次に、出金口14の詳細構成について図3を用いて説明する。
図3は、出金口14の部分を拡大して示す概略断面図である。
ATM10の上面11aには、操作者に、出金口14に保留された紙幣Mにアクセスさせるための開口部(以下、「接客口」と呼ぶ)141(例えば、紙幣投入取出口)が設けられている。接客口141の上部には、異物が接客口141に混入することを防ぐためと防犯上の観点から開閉自在な開閉体としてのシャッタ143が設けられている。
シャッタ143の下部には、接客口141内の異物を検出する接客口センサ144(144a、144b)が設けられており、手指や紙幣M等で接客口センサ144aと接客口センサ144bとの間を遮ったときオン状態となり、遮るものがないときは、オフ状態を継続するように構成されているものとする。接客口センサ144の下部には、紙幣Mをセットし、セットされた紙幣Mを保持するための紙幣セット部142(142a、142b)と、紙幣Mを抑えるための紙幣押え145とが設けられている。
また、出金口14には、シャッタ143の開閉動作をさせるためのシャッタ駆動部17が備えられている。シャッタ駆動部17は、後述する制御部70の制御に基づいて、シャッタ143を開状態、又は、閉状態に動作させる。シャッタ駆動部17の具体的構成については限定されないものであるが、例えば、DCサーボモータ、パルスモータ、ソレノイド等を用いて構成することができる。
更に、紙幣押え145と紙幣セット部142bには、互いに対向して媒体センサ15(15a、15b)が設けられている。この媒体センサ15は、媒体センサ15aと媒体センサ15bとの間に紙幣Mがセットされているとき(保留されているとき)オン状態となり、紙幣Mが存在しないとき(保留されていないとき)オフ状態となるように構成されている。媒体センサ15(15a、15b)は例えば、光学的なセンサ(例えば、赤外線の発光素子及び受光素子を用いたセンサ)を用いて実現することができる。媒体センサ15は、検知状態の信号を、後述する制御部70に供給する。
図3に示すように、出金口14では、紙幣セット部142(紙幣セット部142a、142b)及び紙幣押え145により覆われた空間が、出金(排出)する紙幣M(操作者に排出する紙幣)を保留する紙幣保留部146として構成されている。
次に、図1を参照しながら、第1の実施形態に係る紙幣処理装置10の機能構成例について説明する。
紙幣処理装置10は、図1に示すように、前述した媒体監視センサ15、入力部16、シャッタ駆動部17、紙幣認識部20、一時保留部22、搬送部24、紙幣カセット30A〜30E、及びリジェクト庫付紙幣カセット35、に加えて、制御部70と記憶部80を備える。
制御部70は、紙幣処理装置10の動作全般を制御する。具体的には、制御部70は、上述した入金処理、収納処理、出金処理、補充処理、回収処理等の基本処理を制御行う。また、制御部70は、図1に示すように、収納管理部71、カウント部72、搬送制御部73、及び媒体センサ監視部74を有している。
収納管理部71は、紙幣カセット30A〜30Eとリジェクト庫付紙幣カセット35に収納された紙幣の収納状態を管理する。例えば、収納管理部71は、紙幣カセット30A〜30E及びリジェクト庫付紙幣カセット35(紙幣収納部351)における紙幣の収納状態(例えば、実際に収納されている紙幣の枚数)を管理する。また、収納管理部71は、判定した収納状態に基づいて、各収納庫(紙幣カセット30A〜30E及びリジェクト庫付紙幣カセット35)が収納可能な紙幣の残枚数を管理する。
媒体センサ監視部74は、媒体監視センサ15の検知状態(オン状態又はオフ状態)を監視する処理を行うものである。
カウント部72は、時間を計時するタイマである。カウント部72は、出金処理の際に、出金口14に保留された紙幣が抜き取られてから経過した時間を計時する。具体的には、カウント部72は、出金処理の際に、媒体監視センサ15のオフ状態(紙幣が保留されてない状態)を検知すると、カウンタ値(タイマ値)をリセット(0に設定)して計時を開始し、一定期間ごとにカウンタ値をインクリメント(1加算)して、時間を計時する。
搬送制御処理としての搬送制御部73は、搬送部24による紙幣の搬送を制御する。例えば、搬送制御部73は、入金紙幣の収納処理として、一時保留部22に集積されたリジェクト紙幣と正常紙幣を、リジェクト庫付紙幣カセット35と紙幣カセット30A〜30Eへ搬送させる。すなわち、搬送制御部73は、リジェクト紙幣をリジェクト庫付紙幣カセット35(リジェクト紙幣収納部352)に搬送させ、正常紙幣を対応する金種の紙幣カセット30A〜30E又はリジェクト庫付紙幣カセット35(紙幣収納部351)に搬送させる。また、例えば、搬送制御部73は、収納している紙幣の出金処理として、紙幣カセット30A〜30E又はリジェクト紙幣収納部352のいずれかに収納された紙幣を、出金口14まで移動(搬送)させる。
搬送制御部73は、出金処理開始前にシャッタ駆動部17を制御して、シャッタ143閉状態に動作させる。また、搬送制御部73は、出金口14で保留している紙幣の枚数が一定枚数K(Kは、紙幣保留部146で保留可能な任意の枚数)に達したときに、シャッタ143を開状態に動作させる。その後、搬送制御部73は、媒体センサ監視部74で監視される媒体監視センサ15の検知状態がオフ状態(紙幣が保留されてない状態)となり、さらに、一定期間が経過(カウント部72の値が設定値に到達)後に、シャッタ143を閉状態に動作させる。その後、搬送制御部73は、出金口14で保留している紙幣の枚数が一定枚数Kに達したときに、シャッタ143を開状態に動作させるという一連の処理を出金する枚数が操作者により出金が指示された枚数に達するまで継続する。
記憶部80は、紙幣処理装置10が動作するためのプログラム等を記憶する。また、記憶部80は、紙幣認識部20の鑑別結果(例えば、入金口12から一時保留部22へ搬送された紙幣に対する鑑別結果)を記憶しうる。
なお、上述した制御部70、および記憶部80の機能は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(ReadOnly Memory)、およびRAM(RandomAccess Memory)等から成るハードウェア構成により実現してもよい。CPUは、演算機能および制御機能を有し、各種プログラムに従って紙幣処理装置10の動作全般を制御する。ROMは、CPUが使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAMは、CPUの実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、以上のような構成を有する第1の実施形態の紙幣処理装置10(制御部70)の動作(実施形態の現金処理方法)について図4のフローチャートを用いて説明する。
次に、以上のような構成を有する第1の実施形態の紙幣処理装置10(制御部70)の動作(実施形態の現金処理方法)について図4のフローチャートを用いて説明する。
図4のフローチャートは、操作者の操作により、紙幣カセット30A〜30E、リジェクト庫付紙幣カセット35のいずれかから、出金口14に紙幣が出金される処理(回収処理)の動作の例について示している。
まず、操作者により、操作手段(入力部16、及び表示部40)を用いて、紙幣カセット30A〜30E又はリジェクト庫付紙幣カセット35のいずれかから、出金口14への紙幣の回収指示(出金処理の指示)の入力操作が行われ、その指示が、制御部70(搬送制御部73)により受付けられたものとする(S101)。
ここで、操作者により出金が指示された紙幣の枚数を、以下では「指示枚数N」と呼ぶものとする。指示枚数Nは、上述の一定枚数K以下となる場合もあり得るが、ここでは、N>Kであるものとして説明する。なお、ステップS101において、紙幣処理装置10は、指示枚数Nについて、具体的な数値ではなく、操作者に指定された紙幣カセットに収納された全ての紙幣を出金対象とする指示として受付けるようにしてもよい。
次に、搬送制御部73により出金処理開始前の準備処理が行われる(S102)。具体的には、搬送制御部73は、シャッタ143が閉状態に遷移させる(すでに閉状態である場合には、その状態の確認のみを行う)。
次に、搬送制御部73は、カウント部72のカウンタ値に基づいて、該当する紙幣カセット(ステップS101で指示された紙幣カセット)から、出金口14に一定枚数Kの紙幣を搬送するように制御する(S103)。なお、搬送制御部73は、今回の出金処理で、これまでに出金口14に搬送した紙幣の枚数の合計値を指示枚数Nから減じた残りの枚数(出金すべき残りの紙幣の枚数)が、K以下の場合には、ステップS103において、その残りの枚数を出金口14に移動させる制御を行う。
次に、搬送制御部73は、シャッタ駆動部17を制御して、シャッタ143を開状態に動作させる(S104)。
次に、搬送制御部73は、媒体センサ監視部74で監視される媒体監視センサ15の検知状態がオフ状態(紙幣が保留されていない状態)となるまで待機する(S105)。媒体センサ監視部74で監視される媒体監視センサ15の検知状態がオフ状態となった段階で、カウント部72のカウンタ値(タイマ値)が初期化(0に設定)され、時間計時(カウンタ値のカウントアップ)が開始される。
次に、搬送制御部73は、今回の出金処理で、これまでに出金口14に移動した紙幣の枚数の合計値が指示枚数Nとなったか否かを判定し(S106)、指示枚数Nとなった場合出金処理を終了し、指示枚数N未満の場合は、後述するステップS107から動作する。
ステップS106で、移動した紙幣の枚数が指示枚数Nとなったと判定されると、搬送制御部73は、一定時間経過するまで(カウント部72のカウンタ値が所定値となるまで)待機し(S107)、さらに、シャッタ143を閉状態に制御(S108)してから上述のステップS103に戻って動作する。ステップS107の処理に設定される待機期間(一定時間)は、例えば、5秒〜10程度の間で設定するようにしてもよい。なお、搬送制御部73では、この待機期間(一定時間)を操作者の操作に応じて任意の期間に設定可能とするようにしてもよい。
(A−3)第1の実施形態の効果
第1の実施形態によれば、以下のような効果を奏することができる。
第1の実施形態によれば、以下のような効果を奏することができる。
紙幣処理装置10では、出金口14に1回分の紙幣(K枚の紙幣)を移動し、出金口14に保留された紙幣が抜き取られた後(媒体監視センサ15がオフ状態となった後)、一定期間経過後(一定期間待機後)に、出金口14への紙幣の移動を開始している。これにより、紙幣処理装置10では、出金口14に保留された紙幣が回収された後(抜き取られた後)、操作者がその回収した紙幣を別容器に収納等している間、出金口14への紙幣の移動は行われず、出金口14に紙幣は存在しないことになる。したがって、紙幣処理装置10では、操作者が出金口14の側に居ない状態で、出金口14に紙幣が存在する期間を短縮又は無くすことができるので、出金口14の紙幣が盗難される恐れが少なくなる。
また、紙幣処理装置10では、少なくとも、出金口14に紙幣が移動される間、出金口14のシャッタ143を閉状態としているので、紙幣の移動中に操作者が出金口14の側に居ない状態でも、出金口14の紙幣が盗難される恐れがない。
(B)第2の実施形態
以下、本発明による現金処理装置及び現金処理方法の第2の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。第2の実施形態では、本発明の現金処理装置を紙幣処理想定に適用した例について説明する。
以下、本発明による現金処理装置及び現金処理方法の第2の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。第2の実施形態では、本発明の現金処理装置を紙幣処理想定に適用した例について説明する。
(B−1)第2の実施形態の構成
図5は、第2の実施形態に係る紙幣処理装置10Aの機能的構成について示したブロック図であり、上述の図1と同一又は対応する部分には、同一又は対応する符号を付している。
図5は、第2の実施形態に係る紙幣処理装置10Aの機能的構成について示したブロック図であり、上述の図1と同一又は対応する部分には、同一又は対応する符号を付している。
第2の実施形態の紙幣処理装置10Aは、ハードウェア的な構成については、第1の実施形態と同様であるため詳しい説明は省略する。
図5に示すように、第2の実施形態の紙幣処理装置10Aでは、制御部70が制御部70Aに置き換わっている点で第1の実施形態と異なっている。また、第2の実施形態では、搬送制御部73が搬送制御部73Aに置き換わり、さらに、カウント部72が搬送指示監視部75に置き換わっている点で、第1の実施形態と異なっている。
搬送指示監視部75は、操作者から所定の操作(例えば、入力部16の所定のキーが押下されたか否か等)を監視する処理を行うものである。搬送制御部73A及び搬送指示監視部75の詳細説明(第1の実施形態との差異)については、後述する動作説明で行う。
(B−2)第2の実施形態の動作
次に、以上のような構成を有する第2の実施形態の紙幣処理装置10A(制御部70A)の動作(実施形態の現金処理方法)について図6のフローチャートを用いて説明する。
次に、以上のような構成を有する第2の実施形態の紙幣処理装置10A(制御部70A)の動作(実施形態の現金処理方法)について図6のフローチャートを用いて説明する。
図6のフローチャートでは、第1の実施形態の上述の図4と同様に、紙幣処理装置10A(制御部70A)が出金処理を行う動作の例について示している。図6では、上述の図4と同様の動作の処理については同一のステップ番号(符号)を付している。以下では、第2の実施形態の紙幣処理装置10A(制御部70A)の動作について、第1の実施形態との差異を説明する。
紙幣処理装置10A(制御部70A)では、第1の実施形態動作(上述の図4のフローチャート)のステップS107がステップS201に置き換わっている点で異なっている。
第2の実施形態において、ステップS106で、移動した紙幣の枚数が指示枚数Nとなったと判定されると、搬送制御部73Aは、操作者により、次の紙幣を移動することを指示する操作(入力部16に対する操作)が行われるまで待機する(S201)。具体的には、搬送制御部73Aは、搬送指示監視部75を用いて、入力部16に対する操作状態を監視し、入力部16に対して所定の操作(例えば、所定の図示しないハードキーが押下)されるまで待機する。このとき、搬送制御部73Aは、例えば、表示部40に、「次の紙幣を出金するにはいずれかのキーを押下してください」等のメッセージを表示出力して、操作者に次の紙幣の出金を行うには入力部16に対する所定の操作が必要であることを認識させるようにしてもよい。
そして、ステップS201で、操作者により、次の紙幣を移動することを指示する操作が行われると、搬送制御部73Aは、ステップS108に移行してシャッタ143を閉状態に制御する動作から行うことになる。
(B−3)第2の実施形態の効果
第2の実施形態によれば、以下のような効果を奏することができる。
第2の実施形態によれば、以下のような効果を奏することができる。
第2の実施形態の紙幣処理装置10Aでは、出金口14に1回分の紙幣(K枚の紙幣)を移動した後、操作者により入力部16に所定の操作が行われたタイミングで、出金口14への紙幣の移動を開始している。したがって、紙幣処理装置10Aでは、第1の実施形態と異なり、必ず操作者が出金口14の側に居る状態で、紙幣の移動が再開されるため、紙幣の移動再開が早すぎて、操作者が出金口14の側に居ない状態で、紙幣の移動が再開されることがない。また、紙幣処理装置10Aでは、操作者の意思で、紙幣の移動が再開されるタイミングが決定されるため、紙幣の移動が始まるまで操作者が余剰な時間待機すること等が必要なくなり、利便性が個以上する。
(C)他の実施形態
本発明は、上記の各実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するような変形実施形態も挙げることができる。
本発明は、上記の各実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するような変形実施形態も挙げることができる。
(C−1)上記の各実施形態では、本発明の現金処理装置を、金融機関等の職員が利用する紙幣処理装置に適用した例について説明したが、その他の現金処理を伴う装置に適用するようにしてもよい。例えば、顧客操作型端末であって、紙幣を還流させる(リサイクルさせる)タイプのATM(Automated teller machine)に代表される自動取引装置の現金処理部に、本発明の現金処理装置を適用してもよい。自動取引装置は、銀行、駅構内およびコンビニエンスストアなど、多様な場所に設置されている。顧客は、この自動取引装置に表示される表示画面において各種操作を行うことにより、入金、出金および残高照会などの取引を行うことができる。
また、上記の各実施形態では、本発明の現金処理装置を紙幣処理装置に適用する例について説明したが、本発明の現金処理装置で処理対象となる現金は紙幣に限定されず、硬貨等の他の種類の現金であってもよい。
(C−2)上記の各実施形態では、ステップS103で紙幣を移動した後、すぐにステップS104でシャッタ143を開状態としているが、操作者から入力部16に所定の操作(例えば、いずれかのキー押下)があった後に、シャッタ143を開状態とするようにしてもよい。この場合、例えば、第2の実施形態の搬送指示監視部76と同様の処理により、操作者の操作を受付けてシャッタ143を開状態とするようにしてもよい。また、この場合、ステップS107の一定期間の待機を省略するようにしてもよい。
(C−3)上記の各実施形態の紙幣処理装置10(10A)において、出金口14のシャッタ143(シャッタ143に係る制御処理を含む)を省略した構成としてもよい。
(C−4)上記の各実施形態において、紙幣処理装置10(10A)に搭載される出金口14は1つであるが、2つ以上の出金口を設けて、順番に紙幣を出金するようにしてもよい。
(C−5)上記の各実施形態の紙幣処理装置10(10A)では、出金口14に紙幣が移動される間、出金口14のシャッタ143を閉状態とするものとして説明したが、紙幣の移動の後に待機期間を設けて、その待機間の後にシャッタ143を開状態とするようにしてもよい。
10…紙幣処理装置、12…入金口、14…出金口、141…接客口、142…紙幣セット部、143…シャッタ、144a…接客口センサ、144b…接客口センサ、145…紙幣押え、146…紙幣保留部、15…媒体監視センサ、16…入力部、17…シャッタ駆動部、20…紙幣認識部、22…一時保留部、24…搬送部、30A〜30E…紙幣カセット、301…紙幣収納部、35…リジェクト庫付紙幣カセット、351…紙幣収納部、352…リジェクト紙幣収納部、40…表示部、90…下部ユニット、70…制御部、71…収納管理部、72…カウント部、73…搬送制御部、74…媒体センサ監視部。
Claims (5)
- 現金を収納する現金収納部と、
操作者に排出する現金を保留する排出現金保留部と、
上記現金収納部に収納されている現金を上記排出現金保留部に搬送する搬送手段と、
上記現金収納部に収納されている現金を所定数以上排出する際、上記搬送手段に上記現金収納部に収納されている現金を上記排出現金保留部に搬送させる搬送制御処理を複数回に分けて実行し、1回の搬送制御処理を行った後、次の回の搬送制御処理を行うまでの間隔を、一定間隔又は上記操作者により行われる当該現金処理装置に対する所定の操作に応じた間隔とする搬送制御手段と
を有することを特徴とする現金処理装置。 - 上記排出現金保留部に保留される現金の有無を検知する現金検知手段をさらに備え、
上記搬送制御手段は、1回の搬送制御処理を行い、上記現金検知手段により、上記排出現金保留部の現金が無い状態が検知された後、一定期間が経過してから次の回の搬送制御処理を実行する
ことを特徴とする請求項1に記載の現金処理装置。 - 上記排出現金保留部には、保留している現金に上記操作者がアクセス可能な開口部が形成されており、
上記開口部には、開閉体が設けられており、
上記搬送制御手段は、少なくとも、搬送制御処理を行っている間、上記開閉体を閉状態に制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の現金処理装置。 - 上記操作者からの入力操作を受付けることが可能な入力部をさらに備え、
上記搬送制御手段は、1回の搬送制御処理を行い、上記入力部で上記操作者により所定の入力操作を受付けた後、次の回の搬送制御処理を実行する
ことを特徴とする請求項1又は3に記載の現金処理装置。 - 現金処理装置が行う現金処理方法において、
現金を収納する現金収納部と、操作者に排出する現金を保留する排出現金保留部と、上記現金収納部に収納されている現金を上記排出現金保留部に搬送する搬送手段と、搬送制御手段とを備え、
上記搬送制御手段が、上記現金収納部に収納されている現金を所定数以上排出する際、上記搬送手段に上記現金収納部に収納されている現金を上記排出現金保留部に搬送させる搬送制御処理を複数回に分けて実行し、1回の搬送制御処理を行った後、次の回の搬送制御処理を行うまでの間隔を、一定間隔又は上記操作者により行われる当該現金処理装置に対する所定の操作に応じた間隔とする
ことを特徴とする現金処理方法。
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