JP2012068795A - 自動取引装置及びその省電力方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動取引装置10は、省エネモードも通常運用時と同様にメカ部の立上げ後に取引が開始される。メカ部の立ち上げには時間が掛かるため、省エネモードから復帰する場合、取引が開始されるまでの間に待ち時間が生じて取引時間が長くなってしまう。
【解決手段】自動取引装置10は、取引に係る表示を行って操作を受け付ける顧客操作表示ユニット20と、取引に係る現金を入出金する入出金ユニット40とを備えている。自動取引装置10は、カード挿入を検知すると、入出金ユニット40の省電力モードの解除を開始し、顧客操作表示ユニット20に於ける取引選択処理及び/又は取引情報入力処理と並行して省電力モードの解除処理を行う。取引選択処理及び取引情報入力処理が完了し、且つ省電力モードが解除されたならば、入出金ユニット40は、取引に係る現金を入出金する。
【選択図】図1

Description

本発明は、銀行やコンビニエンスストアに設置され、顧客の操作を受けて現金の支払いや預け入れを行う現金自動預払機等の自動取引装置及びその省電力方法、特に低消費電力モード(以下、「省エネモード」という。)の運用に関するものである。
従来の自動取引装置及びその省電力方法では、顧客の少ない時間帯等にメカ部の電源をオフした省エネモードで運用し、省エネ対策したものが知られている。
特許文献1には、省エネモードから復帰する場合、顧客の待ち時間を無くし、取引時間を短縮する自動取引装置が記載されている。
特開2000−259894号公報
しかしながら、従来の自動取引装置及びその省電力方法では、省エネモードも通常運用時と同様に、メカ部の立上げ後に取引が開始される。メカ部の立ち上げには時間が掛かるため、省エネモードから復帰する場合、顧客が取引を選択してから、取引が開始されるまでの間に待ち時間が生じ、この待ち時間の分だけ取引時間が長くなってしまうという課題があった。更に、入出金取引中には、現金を格納している全てのスタッカカセットを常時駆動しているため、無駄に電力を消費しているという課題があった。
特許文献1には、取引時の操作手順を変えて待ち時間を無くす方法が記載されているが、出金取引の際には顧客情報は少なく時間が掛からないため、有効な手段では無く、且つ取引の種類によって操作手順が異なると、利用者の混乱を招く虞があるという課題があった。更に、現金を格納しているスタッカカセットの省電力には寄与しないという課題があった。
本発明の自動取引装置の省電力方法は、取引に係る表示を行って操作を受け付ける顧客操作表示部と、前記取引に係る現金を入出金する入出金部とを備えた自動取引装置の省電力方法であって、所定の操作を検知すると、前記入出金部の省電力モードの解除を開始し、前記顧客操作表示部に於ける取引選択処理及び/又は取引情報入力処理と並行して前記省電力モードの解除処理を行い、前記取引選択処理及び前記取引情報入力処理が完了し、且つ前記省電力モードが解除されたならば、前記入出金部は、前記取引に係る現金を入出金することを特徴とする。
本発明の自動取引装置及びその省電力方法によれば、所定の動作を検知することによって、入出金部の省電力モードの解除を開始するように構成した。これにより、入出金部の省電力モードの解除は、取引選択及び取引情報入力と並行して動作するので、入出金部が前記取引に係る現金を入出金するまでに完了することが多く、殆どの場合に於いて、取引時間に影響しないという効果を奏する。
図1は、本発明の実施例1における自動取引装置を示す概略の構成図である。 図2は、本発明の実施例1における出金取引の画面遷移を示す図である。 図3は、図1の入出金ユニットにおける出金取引時の紙幣搬送路を示す図である。 図4は、本発明の実施例1における出金取引のタイムチャートである。 図5は、本発明の実施例1における取引選択の動作を示すフローチャートである。 図6は、本発明の実施例1における出金取引の動作を示すフローチャートである。 図7は、図6の入出金ユニットの紙幣搬送動作を示すフローチャートである。 図8は、本発明の実施例1における入金取引の画面遷移を示す図である。 図9は、図1の入出金ユニットにおける入金取引時の紙幣搬送路を示す図である。 図10は、本発明の実施例1における入金取引のタイムチャートを示す図である。 図11は、入金取引において1万6千円が投入された例のタイムチャートである。 図12は、本発明の実施例1における入金取引の動作を示すフローチャートである。 図13は、図12の入出金ユニットによる一時保留部への保留動作を示すフローチャートである。 図14は、図12の入出金ユニットによるスタッカカセットへの格納動作を示すフローチャートである。 図15は、本発明の実施例2における入出金ユニットによるスタッカカセットへの格納動作を示すフローチャートである。
本発明を実施するための形態は、以下の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、明らかになるであろう。但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定するものではない。
(実施例1の自動取引装置の構成)
図1は、本発明の実施例1における自動取引装置を示す概略の構成図である。
自動取引装置10は、制御部11と、顧客操作表示ユニット20と、カードリーダユニット30と、入出金ユニット40を有している。
顧客操作表示ユニット20は、顧客に取引画面を表示し、前記取引画面に係る操作を受け付ける。カードリーダユニット30は、取引口座に係るカードの挿入を受け付けるカードリーダライタ部である。入出金ユニット40は、紙幣100の入金を受け付ける入出金部である。
自動取引装置10は、銀行等の金融機関の店舗、又はコンビニエンスストア等の店舗等に設置され、通信回線91を介してホストコンピュータ90に通信可能に接続されている。自動取引装置10は、口座情報が記録された磁気カードやICカード等のカード類や、口座情報が記録された通帳等に係る口座の取引を行う。自動取引装置10は、顧客の操作によりカード類や通帳等の挿入を受け付け、出金取引や入金取引等の取引を行うものである。磁気カードは、例えば口座情報等が記録された磁気ストライプを備えたカードである。ICカードは、例えば口座情報等が記録された集積回路を内蔵したカードである。
通信回線91は、複数の自動取引装置10とホストコンピュータ90とを相互に通信可能に接続している。この通信回線91は、有線/無線の専用回線/公衆回線を介して直接に、又はインターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等のネットワークを経由して間接的に、複数の自動取引装置10とホストコンピュータ90とを接続するものであっても良い。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の演算及び制御手段であり、自動取引装置10の全体を制御する。制御部11は、顧客操作表示ユニット20と、カードリーダユニット30と、入出金ユニット40とが制御可能に接続されると共に、通信回線91を介してホストコンピュータ90と相互に通信可能に接続されている。
顧客操作表示ユニット20は、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ等の表示装置上に、タッチパネル等の操作部を備えている。顧客操作表示ユニット20は、顧客の入力操作等の案内画面や顧客が入力した情報等を表示し、顧客がタッチスクリーン等の操作部を介して入力操作等を行う顧客操作表示部である。顧客は、表示装置に表示されたボタン等に対応した部位のタッチスクリーンを指で触ることにより、自動取引装置10に対してボタン押下の指示を与えることができる。
カードリーダユニット30は、図示しないカード挿入口から挿入された磁気カードやICカードを内部に搬送して、磁気カード上の磁気ストライプに記録された情報やICカード内の集積回路に記録された情報を読み書きするものである。更に、カードリーダユニット30は、内部に搬送した磁気カードやICカードを図示しないカード挿入口から排出する。カードリーダユニット30は、カード排出口から排出した磁気カードやICカードを顧客が受け取ったことを判断する。
入出金ユニット40は、現金引出し取引や現金入金取引に伴う紙幣100の入出金処理を行うものである。入出金ユニット40は、メカ制御部41と、接客部42と、識別部43と、一時保留部50と、複数のスタッカカセット60(=60−1〜60−4)と、リジェクト庫70とを備えている。
接客部42は、顧客との入出金取引を行う部位である。接客部42は、顧客との入出金取引での紙幣100の受入時及び取出時に開閉するスライド式のシャッタを上部に備え、図示しないセンサによって紙幣100が入金されたことを検知する。
識別部43は、入金された各貨幣及び出金される各貨幣の真贋を判断し、且つ貨幣種類を識別する貨幣識別部である。
一時保留部50は、入金処理において接客部42に投入された紙幣100で、且つ識別部43により真券であると識別され、且つ紙幣種類を識別された紙幣100を集積して一時保留する一時格納部である。本実施例1の一時保留部50は、集積した紙幣100を最上部に蓄え、蓄えた順番の逆順で送出する機能を有している。
各スタッカカセット60(=60−1〜60−4)は、出金に用いる紙幣100及び/又は入金された紙幣100を収納する貨幣格納部である。本実施例1では、スタッカカセット60−1,60−3は、1万円紙幣を収納する貨幣格納部である。スタッカカセット60−2,60−4は、千円紙幣を収納する貨幣格納部である。
リジェクト庫70は、入金された紙幣100を収納する貨幣格納部であり、入金された紙幣100のうち、二千円紙幣と五千円紙幣とを収納する貨幣格納部である。
入金処理とは、入金取引に係る自動取引装置10の内部処理であり、顧客が接客部42に入れた紙幣100を識別部43で計数して各スタッカカセット60(=60−1〜60−4)又はリジェクト庫70に収納することをいう。
出金処理とは、出金取引に係る自動取引装置10の内部処理であり、顧客が指定した金額に相当する紙幣100を、それぞれスタッカカセット60(=60−1〜60−4)から繰り出して計数し、接客部42に搬送して顧客に払い出すことをいう。自動取引装置10が接客部42の入出金口シャッタを開くことによって、顧客は、接客部42に対して紙幣100を入出金可能となる。
(実施例1の出金取引に係る構成)
図2(a)〜(f)は、本発明の実施例1における出金取引の画面遷移を示す図である。画面最上部には取引の概要を示す文字列が表示され、その下には取引の詳細を示す文字列や、操作ボタンや、操作ボタンによって入力された内容が表示されている。図2(a)〜(f)に示す画面は、いずれも顧客操作表示ユニット20に表示される。
図2(a)に示す手数料確認画面W1は、取引に伴う手数料を表示し、顧客の確認又は取消を受け付ける画面である。画面最上部には取引の概要を示す「手数料」が表示され、その下には取引の詳細を示す「ただ今の時間の手数料は105円です。よろしければ確認ボタンを、取引をやめるときには取消ボタンを押してください。」が表示され、その下に確認ボタンと取消ボタンとが表示されている。この画面において、「確認」ボタンをタッチすると、取引選択画面W2に遷移する。
図2(b)に示す取引選択画面W2は、選択可能な取引に係るボタンを表示し、取引を選択する画面である。画面最上部には取引の概要を示す「取引選択」が表示され、その下には取引の詳細を示す「ご希望のお取引を押してください。」が表示されている。その下には、残高照会ボタンと、お預け入れボタンと、通帳記入ボタンと、お引き出しボタンと、宝くじ購入ボタンと、両替ボタンとが表示されている。この画面において、「お引き出し」ボタンをタッチすると、暗証番号入力画面W3に遷移する。
図2(c)に示す暗証番号入力画面W3は、暗証番号入力に係るボタンを表示し、暗証番号を入力する画面である。画面最上部には取引の概要を示す「お引き出し」が表示され、その下には取引の詳細を示す「暗証番号をご指定ください。」が表示されている。その下には、0〜9の数字キーで構成されているテンキーと、訂正ボタンと、取消ボタンとが表示されている。この画面において、テンキーを用いて暗証番号を入力すると、金額入力画面W4に遷移する。
図2(d)に示す金額入力画面W4は、金額入力に係るボタンを表示し、出金金額を入力する画面である。画面最上部には取引の概要を示す「お引き出し」が表示され、その下には取引の詳細を示す「出金金額をご指定ください。」が表示されている。その下には、テンキーと、千ボタンと、万ボタンと、訂正ボタンと、取消ボタンとが表示されている。この画面において、テンキーと千ボタンと万ボタンとを用いて出金金額を入力すると、図示しない搬送中画面に遷移する。
図2(e)に示すカード受取画面W5は、顧客にカードの受け取りを促す画面である。画面最上部には取引の概要を示す「お引き出し」が表示され、その下には取引の詳細を示す「カードをお受け取りください。」が表示されている。その下には、カードが排出口から排出されているイラストが表示されている。この画面が表示されている状態においてカードを受け取ると、現金受取画面W6に遷移する。
図2(f)に示す現金受取画面W6は、現金の受け取りを促す画面である。画面最上部には取引の概要を示す「お引き出し」が表示され、その下には取引の詳細を示す「現金をお受け取りください。」が表示されている。その下には、接客部42のカバーが開いて、現金が顧客によって取り出し可能になっているイラストが表示されている。この画面が表示されている状態において、現金を受け取ると、出金取引は終了する。
図3(a)〜(c)は、図1の入出金ユニットにおける出金取引時の紙幣搬送路を示す図である。図3(a)の左側は入出金ユニット40の手前側であり、図の右側は入出金ユニット40の奥側である。図3(b)はスタッカカセット60の横断面による概略の構成図であり、図3(c)はスタッカカセット60の縦断面による概略の構成図である。
図3(a)に示すように、接客部42は、入出金ユニット40の上部奥側に配設されている。識別部43は、入出金ユニット40の上部中央に配設されている。一時保留部50は、入出金ユニット40の上部手前側に配置されている。各スタッカカセット60(=60−1〜60−4)は、入出金ユニット40の下部奥側から順に4台配設され、リジェクト庫70は、スタッカカセット60−4と一時保留部50との間に配設されている。なお、リジェクト庫70は、この位置以外に配設されていても良く、例えば、入出金ユニット40の下部に配設されていても良い。
接客部42は、内部に紙幣入金室42aと、紙幣集積室42bとを有している。紙幣入金室42aは、顧客が入金する紙幣100の投入を受け付ける部位であり、投入された紙幣100を1枚ずつ分離して繰出す分離機構を有している。更に、紙幣集積室42bは、顧客に出金する紙幣100や顧客が入金しようとした紙幣100のうち後述する鑑別部で入金不可と鑑別された入金リジェクト紙幣や後述する一時保留部50に一旦集積された後顧客に返却する紙幣を集積する集積機構を有する部位である。
紙幣入金室42aと紙幣集積室42bとは、可倒式の仕切板42cで仕切られている。この仕切板42cを倒すことにより、紙幣集積室42bに集積された紙幣100を紙幣入金室42aへ移動させることができるようになっている。
識別部43は、搬送された紙幣100の真偽、正損、金種等の鑑別、連鎖、斜行等の搬送異常等の検出、及び計数等を行う。
一時保留部50は、識別部43で入金可能な真券と鑑別された紙幣100を一時保留する紙幣収納部であり、入金可能と鑑別された紙幣100を集積するとともに集積された紙幣100を1枚ずつ分離して繰出す分離集積機構を有している。
各スタッカカセット60(=60−1〜60−4)は、紙幣100を収納する紙幣収納部であり、一時保留部50と同様な分離集積機構を有している。スタッカカセット60(=60−1〜60−4)は、紙幣100を金種別に収納する紙幣収納部である。スタッカカセット60(=60−1〜60−4)は、機体の下部側に前後方向に並べて配置されている。スタッカカセット60(=60−1〜60−4)は、図3(b),(c)に示すように、入金された紙幣100を収納すると共に出金処理時には収納された紙幣100を1枚ずつ分離して繰出すことができるよう構成されている。
リジェクト庫70は、二千円紙幣と五千円紙幣とを収納する紙幣収納部であり、各スタッカカセット60(=60−1〜60−4)や一時保留部50と同様な分離集積機構を有している。本実施例1のリジェクト庫70は、スタッカカセット60(=60−1〜60−4)に比べて上下方向の長さが短いものとなっており、スタッカカセット60(=60−1〜60−4)の上側に配設されている。しかし、これに限定されず、リジェクト庫70は、スタッカカセット60と同等の長さや、同等以上の長さを有していても良い。
紙幣搬送路F01は、スタッカカセット60(=60−1〜60−4)から識別部43へ紙幣100を挟持搬送する搬送路である。紙幣搬送路F02は、識別部43から接客部42へ紙幣100を挟持搬送する搬送路である。
センサ66(=66−1〜66−4)は、紙幣検知センサであり、スタッカカセット60(=60−1〜60−4)から紙幣搬送路F01への紙幣100の通路を挟んで、発光部と受光部が対向配置された光学式センサ等である。
センサ76は、同様にリジェクト庫70から紙幣搬送路F01への紙幣100の通路を挟んで、発光部と受光部が対向配置された光学式センサ等である。
同様にセンサ45は、紙幣搬送路F01を介して識別部43への紙幣100の通路及び識別部43から紙幣搬送路F02への紙幣100の通路を挟んで、発光部と受光部とが対向配置された光学式センサ等である。
同様にセンサ44は、紙幣搬送路F02を介して接客部42への紙幣100の通路を挟んで、発光部と受光部が対向配置された光学式センサ等である。
同様にセンサ56は、一時保留部50への紙幣100の通路を挟んで、発光部と受光部が対向配置された光学式センサ等である。
接客部42への入出金は、センサ44によって検出される。識別部43への入出金は、センサ45によって検出される。一時保留部50への入出金は、センサ56によって検出される。各スタッカカセット60(=60−1〜60−4)への入出金は、それぞれセンサ66(=66−1〜66−4)によって検出される。
紙幣搬送路F01は、リジェクト庫70及びスタッカカセット60が最も上流側である。紙幣搬送路F01は、リジェクト庫70の紙幣100がセンサ76を介して下流側に搬送され、各スタッカカセット60(=60−1〜60−4)の紙幣100がセンサ66(=66−1〜66−4)を介してそれぞれ下流側に搬送されるよう構成されている。更に、紙幣搬送路F01は、紙幣100がセンサ45を介して識別部43に搬送されるように構成されている。
紙幣搬送路F02は、識別部43が最も上流側であり、センサ44を介して接客部42に紙幣100を搬送するよう、図示しない搬送機構によって構成されている。
図3(b),(c)に示すように、スタッカカセット60は、フィードローラ65と、リバースローラ64と、羽根車63と、ステージ62と、カセットフルセンサ67と、上面検知センサ68と、ビルストッパ61と、紙幣ガイド69とを有している。尚、一時保留部50及びリジェクト庫70も同様の構成を有している。
フィードローラ65は、紙幣出入口に2個並行に設けられ、入金時は搬送された紙幣100をスタッカカセット60の内部に送り込み、出金時は収納されている紙幣100を紙幣搬送路F01へ送り出す。
リバースローラ64は、2個のフィードローラ65に対向し、圧接するように配置されている。このリバースローラ64は図示しないワンウェイクラッチを備え、図3(b)における反時計方向のみ回転可能に構成されている。
フィードローラ65及びリバースローラ64は、スタッカカセット60の紙幣出入口を構成し、フィードローラ65を図3(b)における時計方向、リバースローラ64を図3(b)における反時計方向に回転させて紙幣搬送路F01を介して搬送された紙幣100をスタッカカセット60の内部に送り込む。
ステージ62は、スタッカカセット60の内部に設けられ、紙幣100を集積する底板を構成する。このステージ62は図示しない駆動部及び機構により昇降可能に構成され、入金時はステージ62を下降させて紙幣100を集積するための空間を形成し、フィードローラ65及びリバースローラ64により送り込まれた紙幣100を集積する。一方、出金時はステージ62を上昇させて集積されている紙幣100を図示しない繰出しローラに当接させ、その繰出しローラを回転させて紙幣100を1枚ずつ繰出し、紙幣出入口及び紙幣搬送路F01へ送出可能に構成されている。
ステージ62はステッピングモータ等の移動量が制御できる駆動部で構成され、ステージ移動手段としての制御部11により予め図示しない記憶部に記憶されたステージ62の位置情報に基づいて昇降させることができ、ステージ62上に集積されている紙幣100を図示しない繰出しローラや、後述する紙幣ガイド69に当接させてその紙幣100の膨らみをつぶすための紙幣押圧位置や、ステージ62上にフィードローラ65で送り出された紙幣100を集積するための空間を形成する集積準備位置等へ移動可能に構成されている。
本実施例1では、ステージ62の位置情報である紙幣押圧位置情報及び集積準備位置情報が予め図示しない記憶部に記憶されているものとする。
上面検知センサ68は、ステージ62上に集積された紙幣100の上面を検知するための光学式センサ等である。この上面検知センサ68は、紙幣100の存在を検知(オン)するとフィードローラ65及びリバースローラ64により送り込まれた紙幣100を集積する空間がないことを検知することができ、一方紙幣100が存在しないことを検知(オフ)するとフィードローラ65及びリバースローラ64により送り込まれた紙幣100を集積する空間が形成されていることを検知可能に構成されている。
2個の羽根車63は、天然ゴムや合成ゴム等の弾性材料で形成された羽根、及びその一端を固着し、図示しないモータ等の駆動手段により回転自在なハブ部で構成されている。なお、羽根は一端がハブ部に固着され他端が自由端になっており、一又は複数で構成され、例えば8本の羽根がハブ部の円周上に等間隔で配置されている。
これら羽根車63は、入金時に図示しない回動自在なアームによりリバースローラ64の回転軸と略同軸に位置するように構成され、フィードローラ65及びリバースローラ64でスタッカカセット60の内部に送り込まれた紙幣100の後端部を図3(b)における反時計方向に回転する羽根車63の羽根の自由端で叩き落すこと可能なよう構成されている。
図3(b)における反時計方向に回転する羽根車63の羽根は、スタッカカセット60の内部に送り込まれた紙幣100の後端部を叩き落すだけでなく、上述した紙幣押圧位置から集積準備位置までの間にあるステージ62上に集積されている紙幣100に当接し、その紙幣100が変形していたとしても、その紙幣100を膨らませることなく羽根車63側に引き寄せることが可能なように構成されている。羽根車63は、出金時に図示しない回動自在なアームによりリバースローラ64の回転軸から退避するように構成されている。
ここで、羽根車63の羽根は、回転軸を回転させたとき羽根の先端部がステージ62に集積された紙幣100の紙幣出入口方向の端部に接触するに充分な長さを有している。更に、羽根車63を退避させたとき羽根は、ステージ62に集積された紙幣100に接触することなくフィードローラ65ならびにリバースローラ64等による繰出しの動作を妨げることはない。
ビルストッパ61は、フィードローラ65及びリバースローラ64で送り込まれた紙幣100の先端を受け止めるためのものである。このビルストッパ61はスタッカカセット60の側壁に設けられ、図3(b)における矢印Aが示す方向に付勢されおり、紙幣100が衝突したとき図3(b)における矢印Bが示す方向に移動可能になっている。更に、紙幣100が衝突する面は衝突時に紙幣100が滑らないように凹凸部が設けられている。
カセットフルセンサ67は、ステージ62がスタッカカセット60内の最下位置に存在することを検知するための光学式センサ等である。このカセットフルセンサ67でステージ62がスタッカカセット60内の最下位置に存在することを検知し、且つ上面検知センサ68で紙幣100の存在を検知した場合、スタッカカセット60に集積された紙幣100が満杯であると判定する。
紙幣ガイド69は、スタッカカセット60の天井面を形成する部材である。この紙幣ガイド69は、ステージ62を上昇させてステージ62上に集積された紙幣100の上面を当接させることで、その紙幣100の膨らみを押しつぶすことができるようになっている。
(実施例1の出金取引に係る動作)
図4は、本発明の実施例1における出金取引のタイムチャートである。
タイミングT1のカード挿入において、自動取引装置10にカードが挿入されると、カードリーダユニット30はカードを受け付ける。顧客操作表示ユニット20は、図示しない初期画面から、手数料確認画面W1に遷移する。制御部11は、入出金ユニット40に省エネ状態の復帰を指示し、メカ制御部41と識別部43とは、省電力モードの解除処理である省エネ復帰処理を行う。ここで省エネ復帰処理とは、入出金ユニット40を制御する回路の初期化及び入出金ユニット40に搭載されたセンサによる状態の検知である。メカ制御部41は、省エネ復帰処理が完了すると、入出金ユニット40を制御する機構部の位置の初期化を行う。例えば、スタッカカセット60の出金ポジション調整である。メカ制御部41と、識別部43と、スタッカカセット60とは、省エネ復帰処理が終了すると、タイミングT6の取引実行まで待機する。
タイミングT2の手数料確認において、顧客操作表示ユニット20は、手数料確認画面W1を表示し、確認ボタンが押されるとタイミングT3に遷移する。
タイミングT3の取引選択において、顧客操作表示ユニット20は、取引選択画面W2を表示し、引き出しボタンが押されるとタイミングT4に遷移する。
タイミングT4の取引情報入力において、顧客操作表示ユニット20は、暗証番号入力画面W3を表示し、暗証番号を受け付けたのち、金額入力画面W4を表示し、金額入力を受け付ける。
タイミングT6の取引実行において、顧客操作表示ユニット20は、図示しない搬送中画面を表示する。図4に示すタイムチャートでは、1万円紙幣用スタッカカセット60−1は、指定された出金金額に応じて1万円紙幣を送出したのちに省エネ状態となる。その後に、千円紙幣用スタッカカセット60−2は、指定された出金金額に応じて千円紙幣を送出したのちに省エネ状態となる。識別部43は、タイミングT6において、送出された全ての紙幣100を識別したのちに省エネ状態となる。接客部42は、送出されてきた紙幣100を格納する。
タイミングT7のカード排出において、自動取引装置10はカードを排出し、顧客操作表示ユニット20は、カード受取画面W5を表示する。メカ制御部41と接客部42とは、待機状態となる。カードが受け取られたことが検知されると、タイミングT8に遷移する。
タイミングT8の現金受取において、自動取引装置10は、接客部42のカバーを開いて紙幣100を取出可能とし、顧客操作表示ユニット20は、現金受取画面W6を表示する。メカ制御部41と接客部42とは、接客部42のカバーを開いたのちに、紙幣100が取り出されたことを検知したならば接客部42のカバーを閉じ、タイミングT9に遷移する。タイミングT9の待機状態において、入出金ユニット40は全て省エネ状態となる。
図5は、本発明の実施例1における取引選択の動作を示すフローチャートである。
処理が開始すると、ステップS1において、制御部11は、カードリーダユニット30がカードを読み取ったか否かを判定する。ステップS2において、制御部11は、入出金ユニット40に対して、メカ制御部41と識別部43の省エネ復帰を指示する。
メカ制御部41は、この指示によって省エネ復帰処理を行い、スタッカカセット60の出金ポジション出し処理を行ったのちに待機状態となる。識別部43は、この指示によって省エネ復帰処理を行ったのちに待機状態となる。
ステップS3において、制御部11は、顧客操作表示ユニット20に手数料確認画面W1を表示するよう指示する。ステップS4において、ボタンが押されるまで待ち、確認ボタンが押されたならばステップS5の処理を行い、取消ボタンが押されたならばステップS7の処理を行う。ステップS7において、制御部11は、入出金ユニット40に対して、メカ制御部41と識別部43の省エネモードへの移行を指示し、図5の処理を終了する。
ステップS5において、制御部11は、顧客操作表示ユニット20に取引選択画面W2を表示するよう指示する。ステップS6において、ボタンが押されるまで待ち、お引き出しボタンが押されたならば出金処理を選択して、後述する図6に示す端子Aの処理を行う。お預け入れボタンが押されたならば入金処理を選択して、後述する図12に示す端子Bの処理を行う。それ以外のボタンが押されたならば、入出金以外の処理を選択してステップS8の処理を行う。ステップS8において、制御部11は、入出金ユニット40に対して、メカ制御部41と識別部43の省エネを指示し、ステップS9において指定された処理を実行し、図5の処理を終了する。
図6は、本発明の実施例1における出金取引の動作を示すフローチャートであり、図5の端子Aの処理である。
ステップS12において、制御部11は、顧客操作表示ユニット20に暗証番号入力画面W3を表示するよう指示し、ステップS13において、暗証番号が入力されるまで待つ。
ステップS14において、制御部11は、顧客操作表示ユニット20に金額入力画面W4を表示するよう指示し、ステップS15において、出金金額が入力されるまで待つ。
ステップS16において、制御部11は、ホストコンピュータ90と通信し、ステップS17において取引が成立するか否かを判断する。取引が成立しないならば、ステップS30において、「お取り扱いできません」等を表示し、以降は異常終了処理を行う。
ステップS18において、制御部11は、入出金ユニット40の省エネ復帰処理が完了するまで待つ。省エネ復帰処理に時間が掛かったとしても、取引選択及び取引情報入力と並行して動作しているので、ステップS18の時点で、省エネ復帰処理は既に完了していることが多い。
ステップS19において、入出金ユニット40へ紙幣100の識別搬送を指示し、ステップS20において搬送が完了するまで待ち、ステップS21において、入出金ユニット40に省エネモードへの移行処理を指示する。
ステップS22において、制御部11は、カードリーダユニット30にカードの排出を指示し、ステップS23において、顧客操作表示ユニット20にカード受取画面W5を表示するよう指示し、ステップS24において、カードが受け取られるまで待つ。
ステップS25において、制御部11は、接客部42にシャッタを開くよう指示し、ステップS26において、顧客操作表示ユニット20に現金受取画面W6を表示するよう指示する。ステップS27において、現金が受け取られるまで待ち、ステップS28において、接客部42にシャッタを閉じるよう指示する。
ステップS29において、メカ制御部41に省エネモードへの移行を指示して、図6の処理を終了する。
図7は、図6の入出金ユニットの紙幣搬送動作を示すフローチャートである。
処理が開始すると、ステップS31において、メカ制御部41は、出金金額から、出金する1万円紙幣の枚数Xを算出する。
ステップS32において、メカ制御部41は、出金金額から出金する千円紙幣の枚数Yを算出する。
ステップS33において、メカ制御部41は、枚数Xと枚数Yとを比較する。枚数Xは枚数Y以下であったならば、ステップS34の処理を行い、枚数Xは枚数Y以下でなかったならば、ステップS38の処理を行う。
ステップS34において、メカ制御部41は、X枚の1万円紙幣を接客部42に搬送し、ステップS35において、1万円紙幣が格納されたスタッカカセット60−1を省エネ状態とする。
ステップS36において、メカ制御部41は、Y枚の千円紙幣を接客部42に搬送し、ステップS37において、千円紙幣が格納されたスタッカカセット60−2を省エネ状態とし、図7の処理を終了する。
ステップS38において、メカ制御部41は、Y枚の千円紙幣を接客部42に搬送し、ステップS39において、千円紙幣が格納されたスタッカカセット60−2を省エネ状態とする。
ステップS40において、メカ制御部41は、X枚の1万円紙幣を接客部42に搬送し、ステップS41において、1万円紙幣が格納されたスタッカカセット60−1を省エネ状態とし、図7の処理を終了する。
千円札の出金枚数Yと、1万円札の出金枚数Xとを比べて、出金枚数の少ないスタッカカセット60から先に接客部42に搬送することにより、出金枚数の少ない紙幣100の種類に対応したスタッカカセット60を、更に早く省エネ状態に設定できる。
(実施例1の入金取引に係る構成)
図8(a),(b)は、本発明の実施例1における入金取引の画面遷移を示す図である。
図8(a)に示す入金画面W7は、顧客に接客部42への入金を促す画面である。画面最上部には取引の概要を示す「お預け入れ」が表示され、その下には取引の詳細を示す「現金をお入れください」が表示され、その下に現金を接客部42に投入しているイラストが表示されている。この画面において、現金を接客部42に投入すると、図示しない搬送中画面に遷移する。
図8(b)に示す金額確認画面W8は、入金された金額を確認する画面である。画面最上部には取引の概要を示す「お預け入れ」が表示され、その下には取引の詳細を示す「現金は2万円です。」が表示され、その下に確認ボタンと取消ボタンとが表示されている。この画面において、確認ボタンをタッチすると、図示しない搬送中画面に遷移し、取消ボタンをタッチすると、図示しない取消処理画面に遷移する。
図9は、図1の入出金ユニットにおける入金取引時の紙幣搬送路を示す図であり、出金取引時を示す図3(a)中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
接客部42と、一時保留部50と、複数のスタッカカセット60(=60−1〜60−4)と、リジェクト庫70とは、出金処理の場合と同様の位置に配設されている。
紙幣搬送路F11は、接客部42が最も上流側である。紙幣搬送路F11は、センサ44を介して下流側である識別部43に搬送される。識別部43に搬送された紙幣100は、搬送された紙幣100の真偽、正損、金種等の鑑別、連鎖、斜行等の搬送異常等の検出、及び計数等を行う。取込処理可能と識別された紙幣100は、識別された順番に、紙幣搬送路F12に搬送され、一時保留部50に集積される。
一時保留部50に集積された紙幣100は、金額確認画面W8によって確認ボタンが押されたならば、集積順番の逆順で一時保留部50から送出され、紙幣搬送路F13を介して再び識別部43に搬送される。識別部43に搬送された紙幣100は、再び真偽、正損、金種等の鑑別、連鎖、斜行等の搬送異常等の検出、及び計数等が行われる。この紙幣100は、紙幣搬送路F14によって、この紙幣種類に応じた各スタッカカセット60(=60−1〜60−4)又はリジェクト庫70に搬送される。
(実施例1の入金取引に係る動作)
図10は、本発明の実施例1における入金取引のタイムチャートを示す図であり、出金取引を示す図4中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
タイミングT1〜T3の処理は、図4に示す出金取引の場合と同様である。
タイミングT4Aの取引情報入力において、顧客操作表示ユニット20は、暗証番号入力画面W3を表示する。暗証番号が入力されると、タイミングT5に遷移する。
タイミングT5の入金において、顧客操作表示ユニット20は入金画面W7を表示する。自動取引装置10の接客部42は、入金が行われたことを検知すると、タイミングT6Aに遷移する。
タイミングT6Aの取引実行において、顧客操作表示ユニット20は、図示しない搬送中画面を表示する。このとき、入出金ユニット40の接客部42は紙幣100の送出を行い、識別部43は紙幣100の識別を行い、一時保留部50は紙幣100の格納を行い、メカ制御部41はこれら紙幣100の搬送に係る全体制御を行う。
その後、顧客操作表示ユニット20は、金額確認画面W8を表示する。このとき、入出金ユニット40の接客部42は省エネ状態となり、識別部43と一時保留部50とメカ制御部41とは、待機状態となる。
その後、顧客操作表示ユニット20は、ふたたび図示しない搬送中画面を表示する。このとき、入出金ユニット40の一時保留部50は、紙幣100の送出を行い、識別部43は、紙幣100の識別を行い、スタッカカセット60及びリジェクト庫70は紙幣100の格納を行い、メカ制御部41はこれらに係る全体制御を行う。
タイミングT7,T9の処理は、図4に示す出金取引の場合と同様である。
図11は、入金取引において1万6千円が投入された例のタイムチャートである。
タイミングT5の入金においては、図10の処理と同様である。
タイミングT6Aの取引実行において、顧客操作表示ユニット20は、図示しない搬送中画面を表示する。このとき、入出金ユニット40の接客部42は紙幣100の送出を行う、このとき、接客部42から、千円紙幣、1万円紙幣、5千円紙幣の順で送出されたものとする。
接客部42から千円紙幣が送出されると、識別部43は紙幣100の識別を行い、一時保留部50は千円紙幣の格納を行う。次に、接客部42から1万円紙幣が送出されると、識別部43は紙幣100の識別を行い、一時保留部50は1万円紙幣の格納を行う。次に、接客部42から5千円紙幣が送出されると、識別部43は紙幣100の識別を行い、一時保留部50は5千円紙幣の格納を行う。
その後、顧客操作表示ユニット20は、金額確認画面W8を表示する。このとき、入出金ユニット40の接客部42は省エネ状態となり、識別部43と一時保留部50とメカ制御部41とは、待機状態となる。
その後、顧客操作表示ユニット20は、ふたたび図示しない搬送中画面を表示する。このとき、入出金ユニット40の一時保留部50は格納時の逆順に紙幣100の送出を行うので、5千円紙幣、1万円紙幣、千円紙幣の順で送出される。
一時保留部50から5千円紙幣が送出されると、識別部43は紙幣100の識別を行い、リジェクト庫70に格納する。一時保留部50から1万円紙幣が送出されると、識別部43は紙幣100の識別を行い、1万円紙幣用スタッカカセット60−1に格納する。一時保留部50から千円紙幣が送出されると、識別部43は紙幣100の識別を行い、千円紙幣用スタッカカセット60−2に格納する。メカ制御部41はこれらに係る全体制御を行う。
タイミングT7,T9の処理は、図4に示す出金取引の場合と同様である。
図12は、本発明の実施例1における入金取引の動作を示すフローチャートであり、図5の端子Bの処理である。出金取引を示す図6中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
処理が開始したのち、ステップS11において、制御部11は、入出金ユニット40のメカ制御部41に、スタッカカセット60の出金ポジション出しを停止するように指示する。メカ制御部41は、スタッカカセット60の出金ポジション出しを停止すると共に、各スタッカカセット60を省エネ状態とする。これにより、入金処理には不要な動作をいち早く停止し、更に緻密に省エネ効果を得ることが可能である。
ステップS12,S13の処理は、図6に示す出金取引のときの処理と同様である。ステップS51において、制御部11は、入出金ユニット40の省エネモードからの復帰が完了するまで待つ。
ステップS52において、制御部11は、顧客操作表示ユニット20に入金画面W7を表示するよう指示し、ステップS53において入金が完了するまで待つ。
ステップS54において、入出金ユニット40へ紙幣100の一時保留を指示し、ステップS55において、顧客操作表示ユニット20に金額確認画面W8を表示する。ステップS56において、確認ボタンが押され金額OKであった場合には、ステップS16の処理を行うが、取消ボタンが押され金額OKでなかった場合には、ステップS57において識別部43へ省エネ指示し、取消処理を行う。
ステップS16,S17,S30の処理は、図6に示す出金取引の場合と同様である。
ステップS19Aにおいて、制御部11は、入出金ユニット40へ紙幣100の識別搬送を指示し、ステップS20において搬送が完了するまで待つ。
ステップS21Aにおいて、制御部11は、入出金ユニット40のメカ制御部41と識別部43へ省エネモードへの遷移を指示する。
ステップS22〜S24の処理は、図6に示す出金取引の場合と同様である。ステップS24の処理が完了すると、図12の処理を終了する。
図13は、図12の入出金ユニットによる一時保留部への保留動作を示すフローチャートである。
処理が開始すると、ステップS61において、メカ制御部41は、接客部42に紙幣100が残っているか否かを判断し、残っていなければ図13の処理を完了する。
ステップS62において、メカ制御部41は、接客部42に紙幣100の送出を指示し、ステップS63において1枚の紙幣100が接客部42から送出されるまで待ち、ステップS64において接客部42に紙幣100の送出停止を指示する。
ステップS65において、識別部43は、紙幣100が真券であるか否か、及びいずれの紙幣種類であるかを識別し、ステップS66において紙幣100の種類を順番に記憶する。
ステップS65において、メカ制御部41は、紙幣100を識別部43から一時保留部50へ搬送するよう指示する。ステップS68において、紙幣100が一時保留部50に格納されるまで待ち、ステップS69において一時保留部50に駆動停止を指示し、ステップS61の処理に戻る。
図14は、図12の入出金ユニットによるスタッカカセットへの格納動作を示すフローチャートである。
処理が開始すると、ステップS71において、メカ制御部41は、一時保留部50に紙幣100が残っているか否かを判断し、残っていなければ図14の処理を完了する。
ステップS72において、メカ制御部41は、一時保留部50に紙幣100の送出を指示し、ステップS73において1枚の紙幣100が一時保留部50から送出されるまで待ち、ステップS74において一時保留部50に紙幣100の送出停止を指示する。
ステップS75において、メカ制御部41は、この紙幣100の種類に対応したスタッカカセット60があれば、予め駆動させる。紙幣種類は、図13のステップS66で記録された情報と、一時保留部50からの紙幣100の送出順番とに基づいて決定する。
ステップS76において、識別部43は、紙幣100が真券であるか否か及びいずれの紙幣種類であるかを識別する。
ステップS77において、メカ制御部41は、この紙幣100を、この紙幣100の種類に対応したスタッカカセット60又はリジェクト庫70に搬送する。ステップS78において、スタッカカセット60又はリジェクト庫70に紙幣100が格納されるまで待つ。
ステップS79において、当該種類の紙幣100は、他にも一時保留部50に格納されているかを判断する。当該種類の紙幣100が格納されていたならばステップS71の処理に戻る。
当該種類の紙幣100は格納されていないならば、ステップS80において、この紙幣100の種類に対応したスタッカカセット60の駆動を停止させたのち、ステップS71の処理に戻る。
これにより、紙幣100を、一時保留部50からスタッカカセット60及びリジェクト庫70に搬送するとき、この紙幣100の搬送を開始するまで、この紙幣100の紙幣種類に対応したスタッカカセット60を省エネモードとすることができる。
紙幣種類は、図13のステップS66で記録された情報と、一時保留部50からの紙幣100の送出順番とに基づいて決定する。よって、識別部43で紙幣100の紙幣種類を識別するよりも早く、スタッカカセット60やリジェクト庫70を駆動することができ、早く確実に紙幣100を格納することが可能である。
更に、紙幣100をスタッカカセット60に搬送したのちに、当該種類の紙幣100は、他にも一時保留部50に格納されているかを判断する。当該種類の紙幣100は格納されていないならば、この紙幣100の種類に対応したスタッカカセット60やリジェクト庫70の駆動を停止するので、更に緻密に省エネ効果を得ることが可能である。
(実施例1の効果)
本実施例1の自動取引装置10及びその省電力方法によれば、次の(A)〜(E)のような効果がある。
(A) カード投入を検知することによって、入出金ユニット40の省電力モードの解除を開始するように構成した。これにより、入出金ユニット40の省電力モードの解除は、取引選択及び取引情報入力と並行して動作するので、入出金ユニット40が紙幣100の識別搬送を行うまでに完了することが多く、取引時間に影響しないという効果を奏する。
(B) 出金処理において、千円札の出金枚数Yと、1万円札の出金枚数Xとを比べて、枚数の少ない方から先に接客部42に搬送する。これにより、枚数の少ない紙幣100の種類に対応したスタッカカセット60を、更に早く省エネ状態に設定できる効果を奏する。
(C) 入金処理において、一時保留部50に格納するまえに識別して記録した情報と、一時保留部50からの紙幣100の送出順番とに基づいて、スタッカカセット60やリジェクト庫70を予め駆動するよう構成した。よって、識別部43で紙幣100の紙幣種類を識別するよりも早く、スタッカカセット60やリジェクト庫70を駆動することができ、早く確実に紙幣100を格納することが可能という効果を奏する。
(D) 紙幣100をスタッカカセット60に搬送したのちに、当該種類の紙幣100は、他にも一時保留部50に格納されているかを判断する。当該種類の紙幣100は格納されていないならば、この紙幣100の種類に対応したスタッカカセット60やリジェクト庫70の駆動を停止するので、更に緻密に省エネ効果を得ることが可能という効果を奏する。
(E) 入金取引が選択されたとき、スタッカカセット60の出金ポジション出しを停止し、各スタッカカセット60を省エネ状態とした。これにより、入金処理には不要な動作をいち早く停止し、更に緻密に省エネ効果を得ることが可能という効果を奏する。
(実施例2の構成)
本実施例2の自動取引装置10Aは、図1に示す実施例1の自動取引装置10とは異なる入出金ユニット40Aを有している他は、実施例1の自動取引装置10と同様の構成を有している。
本実施例2の入出金ユニット40Aは、実施例1の入出金ユニット40とは異なる一時保留部50を有している他は、実施例1の入出金ユニット40と同様の構成を有している。
本実施例2の一時保留部50Aは、実施例1の一時保留部50とは異なり、集積した紙幣100を蓄えた順番とは関係しない順番で送出する機能を有している。
(実施例2の動作)
図15は、本発明の実施例2における入出金ユニットによるスタッカカセットへの格納動作を示すフローチャートであり、実施例1を示す図14中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
処理が開始すると、ステップS90において、メカ制御部41は、一時保留部50Aが有している紙幣100の種類に対応したスタッカカセット60のみを予め駆動する。
その後、ステップS71〜S74の処理は、実施例1と同様であり、ステップS74の処理が終了したのち、ステップS76の処理を行う。
その後、ステップS76〜S80の処理は、実施例1と同様である。
(実施例2の効果)
本実施例2の自動取引装置10A及びその省電力方法によれば、次の(F)のような効果がある。
(F) 送出順番が規定されていない一時保留部50Aを有している自動取引装置10Aであっても、一時保留部50Aに格納されている紙幣100の種類に対応したスタッカカセット60のみを予め駆動することにより、一時保留部50Aに格納されていない紙幣100の種類に対応したスタッカカセット60の駆動を抑止することが可能である。
(変形例)
本発明は、上記実施例に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)〜(d)のようなものがある。
(a) 実施例1,2の自動取引装置10,10A及びその省電力方法は、カード投入を検知することによって、入出金ユニット40,40Aの省電力モードの解除を開始するように構成した。しかし、これに限定されず、カード挿入、手数料確認、取引選択入力、暗証番号入力、出金金額入力のいずれかを検知したことによって、入出金ユニット40,40Aの省電力モードの解除を開始するように構成しても良い。
(b) 実施例1,2の自動取引装置10,10A及びその省電力方法は、日本円の紙幣を入出金するように構成した。しかし、これに限定されず、日本の硬貨、外国の紙幣・硬貨のいずれを入出金するように構成しても良い。
(c) 実施例1,2の自動取引装置10,10A及びその省電力方法は、千円紙幣と1万円紙幣をスタッカカセット60に割り当て、2千円紙幣と5千円紙幣をリジェクト庫70に割り当てた。しかし、これに限定されず、全ての紙幣種類を各々のスタッカカセット60に割り当てても良い。
(d) 実施例1の一時保留部50は、集積した紙幣100を最上部に蓄え、蓄えた順番の逆順で送出する機能を有している。しかし、これに限定されず、蓄えた順番の逆順で送出する機能を有していても良い。
10,10A 自動取引装置
11 制御部
20 顧客操作表示ユニット
30 カードリーダユニット
40,40A 入出金ユニット
41 メカ制御部
42 接客部
43 識別部
50,50A 一時保留部
60−1〜60−4 スタッカカセット
70 リジェクト庫
90 ホストコンピュータ
91 通信回線
100 紙幣

Claims (11)

  1. 取引に係る表示を行って操作を受け付ける顧客操作表示部と、
    前記取引に係る現金を入出金する入出金部と
    を有する自動取引装置の省電力方法であって、
    所定の操作を検知すると、前記入出金部の省電力モードの解除を開始し、
    前記顧客操作表示部に於ける取引選択処理及び/又は取引情報入力処理と並行して前記省電力モードの解除処理を行い、
    前記取引選択処理及び前記取引情報入力処理が完了し、且つ前記省電力モードが解除されたならば、前記入出金部は、前記取引に係る現金を入出金することを特徴とする自動取引装置の省電力方法。
  2. 前記所定の操作は、カード挿入、手数料確認、取引選択入力、暗証番号入力、出金金額入力のいずれかであることを特徴とする請求項1記載の自動取引装置の省電力方法。
  3. 前記入出金部は、更に、貨幣を出金する接客部を有し、
    前記接客部へ搬送した前記貨幣が取り出されたことを検知したならば、前記入出金部を前記省電力モードに設定することを特徴とする請求項1又は2記載の自動取引装置の省電力方法。
  4. 前記入出金部は、更に、各貨幣の貨幣種類を識別する貨幣識別部を有し、
    前記接客部へ前記貨幣を搬送したことを検知したならば、前記貨幣識別部を前記省電力モードに設定することを特徴とする請求項3記載の自動取引装置の省電力方法。
  5. 前記省電力モードの解除処理は、前記入出金部を制御する回路の初期化、前記入出金部に搭載されたセンサによる状態の検知、前記入出金部を制御する機構部の位置の初期化のいずれかであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動取引装置の省電力方法。
  6. 1以上の貨幣種類の各貨幣をそれぞれ格納している複数の貨幣格納部と、
    前記複数の貨幣格納部からそれぞれ搬送された前記各貨幣を顧客に出金する接客部と、
    を有する自動取引装置の省電力方法であって、
    出金取引のとき、前記出金取引の金額から前記各貨幣の前記貨幣種類毎の出金枚数を算出し、前記各貨幣格納部から前記出金枚数の前記各貨幣を前記接客部に搬送したのちに駆動を停止することを特徴とする自動取引装置の省電力方法。
  7. 前記出金取引のとき、前記出金枚数が最も少ない前記貨幣種類の前記各貨幣を格納した前記各貨幣格納部から前記出金枚数の前記各貨幣を前記接客部に搬送したのちに駆動を停止することを特徴とする請求項6記載の自動取引装置の省電力方法。
  8. 各貨幣の貨幣種類を識別する貨幣識別部と、
    前記各貨幣を、前記貨幣識別部が識別した順番又は逆順に一時的に格納する一時格納部と、
    前記各貨幣を、前記貨幣種類ごとにそれぞれ格納する複数の貨幣格納部と、
    を有する自動取引装置の省電力方法であって、
    前記一時格納部に格納された前記各貨幣を前記各貨幣格納部に搬送する前に、前記各貨幣の前記貨幣種類に応じた前記各貨幣格納部を予め駆動することを特徴とする自動取引装置の省電力方法。
  9. 各貨幣の貨幣種類を識別する貨幣識別部と、
    前記各貨幣を一時的に格納する一時格納部と、
    前記各貨幣を、前記貨幣種類ごとにそれぞれ格納する複数の貨幣格納部と、
    を有する自動取引装置の省電力方法であって、
    前記一時格納部に格納された前記各貨幣を前記各貨幣格納部に搬送する前に、前記一時格納部に格納された前記貨幣種類に応じた前記各貨幣格納部を予め駆動することを特徴とする自動取引装置の省電力方法。
  10. 前記各貨幣格納部を駆動したのち、前記各貨幣格納部に応じた前記貨幣種類の全ての前記各貨幣が、前記一時格納部から前記各貨幣格納部に搬送されたならば、前記各貨幣格納部の駆動を停止することを特徴とする請求項8又は9記載の自動取引装置の省電力方法。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の自動取引装置の省電力方法を行うことを特徴とする自動取引装置。
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