JP2015104249A - 回転電機のコイル接合方法および回転電機のコイル - Google Patents
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Abstract
【課題】接合部となるコイルリード端の軸方向の位置決めが容易である回転電機のコイル接合方法および回転電機のコイルを提供する。【解決手段】コイルは、ステータのスロットに対応する一対のスロット挿入部とコイルエンド部を有する巻回部を備え、端部が径方向に隣接して配される他のコイルとの接合部となっている。コイルにおける接合されるコイルリード端70,71が互いに係合してコイルリード端の端面70a,71aが揃うように曲げて曲げ部75,76を形成し、コイルをステータに配置した後に、コイルリード端70,71の軸方向を位置決めした状態で拘束部材により、曲げ部75,76を互いに係合するように押し付けてコイルリード端70,71を溶接する。【選択図】図4
Description
本発明は、回転電機のコイル接合方法および回転電機のコイルに関するものである。
回転電機のコイル接合方法が特許文献1等に開示されている。特許文献1においては、固定子鉄心に形成された複数のスロットのそれぞれに電気導体を装備し、複数の同心円上であって異なる同心円において周方向にずらして並べられた一対の電気導体の端部をそれぞれ溶接して巻線を形成する。このとき、図20に示すように一対の電気導体の端部を溶接する際に溶接部を位置決めすべく拘束部材200,201,202,203を用いて同心円上に並べられた一対の電気導体の端部210,211を径方向、周方向より拘束している。つまり、全ての同心円上に並べられた一対の電気導体の端部210,211の内周側および外周側にそれぞれ当接するように内周側拘束部材200と外周側拘束部材201とを配置するとともに同心円上で隣り合う一対の電気導体の周方向側面に当接するように周方向拘束部材202,203を配置する。これにより、一対の電気導体の端部210および一対の電気導体の端部211を径方向および周方向に個別に拘束する。
特許文献1のように、2本の電気導体を溶接する際に溶接する電気導体の端部に対し位置を拘束すべく径方向および周方向から囲うことにより位置拘束しやすくなり、同時に電気導体との接触面積が増大することで電気導体の熱容量や電気導体への熱伝導により絶縁皮膜への熱劣化の低減を図ることが可能となる。しかしながら、特許文献1の拘束部材を用いた場合においては、径方向、周方向は位置決めできるが、軸方向は位置決めすることができない。軸方向に位置決めできないと次のような不都合が発生する。図21(a)に示すように、2本のコイルリード端220,221の先端が揃っていると、真ん中あたりを狙ってトーチTからアークAを発生させることができるが、図21(b)に示すように2本のコイルリード端220,221の先端がずれていると先が出ている方のコイルリード端220にアークAが飛んでしまい多く溶けてしまい、タレが発生してしまう接合不良となる。また、一対のコイルにおけるコイルリード端220,221がずれている場合、接合不良を防ぐために溶接機の通電時間を長くして熱量を上げて溶接玉Bを大きくして付ける必要がある。すると、熱量が過大となり、コイルの絶縁皮膜まで熱が到達し、絶縁皮膜の熱劣化が大きくなってしまう。つまり、コイルにおける熱を行かせたくない部位まで熱が到達してしまう。このように、接合不良となったり絶縁皮膜の熱劣化がおおきくなる。
本発明の目的は、接合部となるコイルリード端の軸方向の位置決めが容易である回転電機のコイル接合方法および回転電機のコイルを提供することにある。
請求項1に記載の発明では、回転電機のステータに設けられるコイルの接合方法であって、コイルは、平角線よりなる導線にて構成され、ステータのスロットに対応する一対のスロット挿入部とコイルエンド部を有する巻回部を備え、端部が径方向に隣接して配される他のコイルとの接合部となっており、コイルにおける接合されるコイルリード端が互いに係合してコイルリード端の端面が揃うように曲げて曲げ部を形成し、コイルをステータに配置した後に、コイルリード端の軸方向を位置決めした状態で拘束部材により、前記曲げ部を互いに係合するように押し付けてコイルリード端を溶接することを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、コイルにおける接合されるコイルリード端が互いに係合してコイルリード端の端面が揃うように曲げて曲げ部が形成されており、コイルをステータに配置した後に、コイルリード端の軸方向を位置決めした状態で拘束部材により、曲げ部を互いに係合するように押し付けてコイルリード端が溶接される。よって、接合部となるコイルリード端の軸方向の位置決めが容易となる。
請求項2に記載のように、請求項1に記載の回転電機のコイル接合方法において、前記曲げ部は、斜状部を有するように曲げられているとよい。
請求項3に記載のように、請求項2に記載の回転電機のコイル接合方法において、前記斜状部が対になっているとよい。
請求項3に記載のように、請求項2に記載の回転電機のコイル接合方法において、前記斜状部が対になっているとよい。
請求項4に記載のように、請求項3に記載の回転電機のコイル接合方法において、前記対になる斜状部が連続して「く」の字になっているとよい。
請求項5に記載のように、請求項4に記載の回転電機のコイル接合方法において、絶縁皮膜の端が前記コイルリード端の端面から1つ目の曲げ部より反端側に位置するとよい。
請求項5に記載のように、請求項4に記載の回転電機のコイル接合方法において、絶縁皮膜の端が前記コイルリード端の端面から1つ目の曲げ部より反端側に位置するとよい。
これによれば、コイルリード端において絶縁皮膜の厚みをゼロにすることができる。
請求項6に記載の発明では、回転電機のステータに設けられるコイルであって、平角線よりなる導線にて構成され、ステータのスロットに対応する一対のスロット挿入部とコイルエンド部を有する巻回部を備え、端部が径方向に隣接して配される他のコイルとの接合部となっており、接合されるコイルリード端は互いに係合する曲げ部を有し、当該曲げ部により互いのコイルリード端同士が係合して前記コイルリード端の端面が軸方向を位置決めされた状態でコイルリード端が溶接されてなることを要旨とする。
請求項6に記載の発明では、回転電機のステータに設けられるコイルであって、平角線よりなる導線にて構成され、ステータのスロットに対応する一対のスロット挿入部とコイルエンド部を有する巻回部を備え、端部が径方向に隣接して配される他のコイルとの接合部となっており、接合されるコイルリード端は互いに係合する曲げ部を有し、当該曲げ部により互いのコイルリード端同士が係合して前記コイルリード端の端面が軸方向を位置決めされた状態でコイルリード端が溶接されてなることを要旨とする。
請求項6に記載の発明によれば、接合されるコイルリード端は曲げ部で互いに係合してコイルリード端の端面が軸方向を位置決めされた状態でコイルリード端が溶接される。よって、接合部となるコイルリード端の軸方向の位置決めが容易となる。
本発明によれば、接合部となるコイルリード端の軸方向の位置決めが容易となる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、ステータ10におけるステータコア20は円筒状をなし、内周面には多数のスロット21が周方向に並設されている。各スロット21はステータコア20の内周面に開口し、径方向(外径側)に延びている。ステータコア20のスロット21にはコイル30が挿入されている。本実施形態では3相モータに具体化している。
図1に示すように、ステータ10におけるステータコア20は円筒状をなし、内周面には多数のスロット21が周方向に並設されている。各スロット21はステータコア20の内周面に開口し、径方向(外径側)に延びている。ステータコア20のスロット21にはコイル30が挿入されている。本実施形態では3相モータに具体化している。
回転電機としてのモータのステータ10に設けられるコイル30は、図2に示すように2連化されている。この2連化されたコイル30は、図3に示すように、複数個(図3では4個)、端部(コイルリード端70,71)同士が直接接合されて直列接続された状態で同じスロット21に挿入されている。
図2に示すように、各コイル30は、断面が長方形の平角線よりなる1本の銅線(広義には導線)を成形して構成されている。また、コイル30は線材が絶縁皮膜Fで被覆されているが、後述のコイルリード端70,71付近は接合の為、あらかじめ絶縁皮膜Fが除去されている。コイル30は、第1の巻回部40と第2の巻回部50を備え、渡り線60で第1の巻回部40と第2の巻回部50とがつながっている。第1の巻回部40および第2の巻回部50は平角線(導線)をエッジワイズ巻きして形成されている。第1の巻回部40および第2の巻回部50は、各々、所定のターン数だけ巻回されている。
コイル30の第1の巻回部40はステータコア20の径方向から見て、六角形状をなしている。第1の巻回部40は、ステータのスロット21に対応する一対のスロット挿入部41,42とコイルエンド部43を有する。第1の巻回部40は、スロット挿入部41,42がステータコアのスロット21にそれぞれ挿入され、コイルエンド部43はステータコア20の軸方向の端面から突出する。第1の巻回部40のコイルエンド部43は、一対の斜行部44,45と、一対の斜行部44,45の間に形成されるクランク形状部46を有している。スロット挿入部41,42の一端部から斜行部44,45がスロット挿入部41,42に対し傾斜して形成されている。離間したスロット(スロット群のうちの一対のスロット)21に挿入されたスロット挿入部41,42の一端部にクランク形状部46が斜行部44,45を連結している。スロット挿入部41,42の平角線は、スロット21内に挿入された状態で、平角線の断面長手方向がステータの周方向となるとともに平角線の断面短手方向がステータの径方向となるように形成されている。
同様に、コイル30の第2の巻回部50はステータコア20の径方向から見て、六角形状をなしている。第2の巻回部50は、ステータのスロット21に対応する一対のスロット挿入部51,52とコイルエンド部53を有する。第2の巻回部50は、スロット挿入部51,52がステータコアのスロット21にそれぞれ挿入され、コイルエンド部53はステータコア20の軸方向の端面から突出する。第2の巻回部50のコイルエンド部53は、一対の斜行部54,55と、一対の斜行部54,55の間に形成されるクランク形状部56を有している。スロット挿入部51,52の一端部から斜行部54,55がスロット挿入部51,52に対し傾斜して形成されている。離間したスロット(スロット群のうちの一対のスロット)21に挿入されたスロット挿入部51,52の一端部にクランク形状部56が斜行部54,55を連結している。スロット挿入部51,52の平角線は、スロット21内に挿入された状態で、平角線の断面長手方向がステータの周方向となるとともに平角線の断面短手方向がステータの径方向となるように形成されている。
コイル30は、第1の巻回部40から延びるコイルリード端(引出部)70を有し、コイルリード端70は第1の巻回部40のコイルエンド部43の頂上部とコイルエンド部53の頂上部との間付近に位置している。このように、コイル30の一端部は、コイルにおける接合部となるコイルリード端70であり、図3に示すように、コイルリード端70が径方向に隣接して配される他のコイルの接合部となっている。
図2に示すように、同様に、コイル30は、第2の巻回部50から延びるコイルリード端(引出部)71を有し、コイルリード端71は第2の巻回部50のコイルエンド部53の頂上部とコイルエンド部43の頂上部との間付近に位置している。このように、コイル30の一端部は、コイルにおける接合部となるコイルリード端71であり、図3に示すように、コイルリード端71が径方向に隣接して配される他のコイルの接合部となっている。
また、ステータコア20の周方向でのスロット挿入部41,42,51,52の並び方については、図2において、2連化されたコイル30は、第1の巻回部40のスロット挿入部41が周方向の外側となり、スロット挿入部42が周方向の内側となっている。また、第2の巻回部50のスロット挿入部52が周方向の外側となり、スロット挿入部51が周方向の内側となっている。
図3に示すように、各コイル30におけるスロット挿入部41、スロット挿入部42、スロット挿入部51、スロット挿入部52が、それぞれ同一スロット内に挿入される。各コイルリード端(引出部)70,71は軸方向に延びている。隣接するコイル30におけるコイルリード端70,71の周方向の位置が一致している(重なる位置に配置されている)。各コイル30においてコイルリード端70,71同士が直接接合される。つまり、外径側のコイル30と内径側のコイル30とは、コイルリード端70とコイルリード端71とが、周方向で同じ位相位置になっており、コイルリード端70,71同士が直接接合される。即ち、モータのステータ10に設けられるコイル30が接合される。コイルリード端70,71は溶接できるように絶縁皮膜Fが除去されている。
また、図3に示すように、最も径方向内側のコイル30における径方向内側のコイルリード端72は、当該コイルリード端72よりも径方向外側のコイルリード端70,71に比べ、周方向にずれて引き出しており、最も径方向外側のコイル30における径方向外側のコイルリード端73は別の極で同相のコイルリード端と極間渡り線(図示略)を用いて結線されている。なお、図3の例では、最も径方向内側のコイル30の巻回部40,50は1ターン巻かれており、ほかのコイル30の巻回部40,50は2ターン巻かれている。
図4に示すように、他のコイルとの接合部となるコイルリード端70は、「く」の字に曲げられた曲げ部75を有する。曲げ部75は、平角線の断面短手方向(外径側)に突出するように形成されている。同様に、コイルリード端71は、「く」の字に曲げられた曲げ部76を有する。曲げ部76は、平角線の断面短手方向(外径側)に突出するように形成されている。コイルリード端70の曲げ部75とコイルリード端71の曲げ部76とは当接し係合する。
つまり、コイルのコイルリード端70の曲げ部75は、斜状部75a,75bを有するように曲げられており、かつ、斜状部75a,75bが対になっている。詳しくは、斜状部75a,75aは、向きが逆である。そして、対になる斜状部75a,75bが連続して「く」の字になっている。
同様に、他のコイルとの接合部となるコイルリード端71の曲げ部76は、斜状部76a,76bを有するように曲げられており、かつ、斜状部76a,76bが対になっている。詳しくは、斜状部76a,76aは、向きが逆である。そして、対になる斜状部76a,76bが連続して「く」の字になっている。
図4に示すように、コイルリード端70,71は、曲げ部75,76により互いのコイルリード端70,71同士が係合してコイルリード端70,71の端面70a,71aが軸方向を位置決めされた状態でコイルリード端70,71が溶接玉Bにより溶接されている。なお、特に本実施形態では、コイル30は平角線がエッジワイズ巻きされ、スロット挿入部41,42,51,52の平角線は、スロット21内に挿入された状態で、平角線の断面長手方向がステータの周方向となるとともに平角線の断面短手方向がステータの径方向となるように形成されている。従って同一スロットに挿入されるコイル30のコイルリード端70,71同士は断面長手の面で接する事になり曲げ部75,76が形成しやすく、断面短手の面で接するより安定的に当接、係合させる事ができる。
次に、作用について説明する。
まず、コイルリード端70,71に曲げ部75,76を形成する工程について、図5,6,7,8を用いて説明する。
まず、コイルリード端70,71に曲げ部75,76を形成する工程について、図5,6,7,8を用いて説明する。
図5に示す型80,81が用いられる。型80は凸部80aを有し、凸部80aは、「く」の字の曲げ部(75,76)に対応する形状となっている。型81は凹部81aを有し、凹部81aは、「く」の字の曲げ部(75,76)に対応する形状となっている。
そして、真っ直ぐ延びるコイルリード端70(曲げ部75を形成する前のコイルリード端70)を、型80と型81の間に配置する。この状態から、図6に示すように、型80および型81のうちの少なくとも一方を接近する方向に移動させて型80の凸部80aと型81の凹部81aとでコイルリード端70を成形してコイルリード端70に曲げ部75を形成する。コイルリード端71についても同様にして、型80および型81のうちの少なくとも一方を接近する方向に移動させて型80の凸部80aと型81の凹部81aとでコイルリード端71を成形してコイルリード端71に曲げ部76を形成する。
さらに、図7に示すように、コイルリード端70およびコイルリード端71における最も先端側の曲げ部βから所定距離αとなる箇所で先端部を切断して所望の長さにする。このようにコイルリード端70,71を曲げて曲げ部75,76を形成することにより、図8に示すように、コイルにおける接合されるコイルリード端70,71が曲げ部75,76で互いに係合したときにコイルリード端70,71の端面70a,71aが軸方向で揃う(一致する)。
このようにして、コイル形状として、溶接する2本のコイルリード端70,71の一部を「く」の字に変形させる。この際、容易に「く」の字の曲げ部75,76を形成することができる。
次に、図9,10を用いて、回転電機のコイル接合の際に使用する治具について説明する。
図9に示すように、一対の櫛歯型の拘束部材90,91を備えている。拘束部材90,91は金属製であり、アーク溶接時の電極となる。拘束部材90は、径方向に延びる部位としての棒部92と、コイルリード端71と対向する歯部93とを具備する。また、拘束部材91は、径方向に延びる部位としての棒部92と、コイルリード端70と対向する歯部94とを具備する。棒部92は、四角柱状をなす。歯部93,94は、径方向に直交する方向に直線的に延びている。各歯部93,94は棒部92の一面において一定の間隔をおいて棒部92から突設している。
図9に示すように、一対の櫛歯型の拘束部材90,91を備えている。拘束部材90,91は金属製であり、アーク溶接時の電極となる。拘束部材90は、径方向に延びる部位としての棒部92と、コイルリード端71と対向する歯部93とを具備する。また、拘束部材91は、径方向に延びる部位としての棒部92と、コイルリード端70と対向する歯部94とを具備する。棒部92は、四角柱状をなす。歯部93,94は、径方向に直交する方向に直線的に延びている。各歯部93,94は棒部92の一面において一定の間隔をおいて棒部92から突設している。
図10に示すように、歯部93は、本体部93bから突出する凸部93aを有する。凸部93aは、斜状面を有し、曲げ部76の斜状部76aに対応する形状となっている。歯部94は、本体部94bから窪んだ凹部94aを有する。凹部94aは、斜状面を有し、曲げ部75の斜状部75aに対応する形状となっている。そして、曲げ部75,76が係合するコイルリード端70,71を、拘束部材90の歯部93と拘束部材91の歯部94の間に挟むことができるようになっている。なお、図10は拘束部材90,91の棒部92を省略して図示している。
このように、拘束部材90,91は、コイルリード端70,71の「く」の字の曲げ角度と同じ角度となるように、銅線と接する部分(93,93)が形成されている。
次に、図11,12,13を用いて、コイル接合工程について順に説明する。
次に、図11,12,13を用いて、コイル接合工程について順に説明する。
コイル30とステータコア20と拘束部材90,91を用意する。コイル30は、コイルリード端70,71に曲げ部75,76が形成されている。ステータコア20のスロット21に対し各コイル30のスロット挿入部41,42,51,52を挿入する。
このようにコイル30をステータ10に配置した後に、コイルリード端70,71に対し、図11に白抜き矢印で示すように、拘束部材90,91の歯部93,94間にコイルリード端70,71を挟持する。つまり、図9の拘束部材90,91は複数の歯部(93,94)を有し、歯部93,94同士は対向しており、歯部93,94を図11の白抜き矢印方向に互いに接近する方向に移動させる。これにより、コイルリード端70の曲げ部75とコイルリード端71の曲げ部76とが係合する。図11のように歯部93,94の動く方向は軸方向に垂直な方向より、対応する斜状部75a,76aに垂直な方向へ傾斜した方向が好ましい。
この工程において、コイルリード端70とコイルリード端71が図11に示すように軸方向に距離δだけずれていたとしても、斜状部75bと斜状部76bとが摺動しつつコイルリード端70,71同士が互いに接近して端面70a,71aが軸方向で一致する状態で曲げ部75,76が係合する。よって、拘束部材90,91によるコイルリード端70,71の押し付け工程において自動的に端面70a,71aが揃うので(自動調整できるので)、ずれによる不都合は発生しない。
これにより、図12,13に示すように、コイルリード端70,71の端面70a,71aが軸方向に位置決めされる(2本の銅線の軸方向の高さを合わせる)。つまり、コイルリード端70,71の軸方向を位置決めした状態で拘束部材90,91により、接合されるコイルリード端70,71(曲げ部75,76)を互いに係合するように押し付ける。このとき、溶接部となるコイルリード端70,71の軸方向の位置決めが容易となる。
そして、接合させるコイルリード端70,71同士を押圧した状態でアーク溶接する。アーク溶接時において拘束部材90,91が電極として用いられるとともに熱が拘束部材90,91に逃がされる。
このようにして、アーク溶接用治具としての拘束部材90,91においてコイルリード端70,71を挟持すべく歯部93,94を設けて歯部93,94の間にコイルリード端70,71の曲げ部75,76を係合した状態で挟持することにより、溶接部となるコイルリード端70,71の軸方向の位置決めが容易になる。
また、コイルリード端70,71の軸方向の位置決めが容易であることから、コイルリード端70,71の先端が揃っているので、真ん中あたりを狙ってトーチからアークを発生させることができる。これにより、金属が多く溶けてしまい、タレが発生するといったことを回避して容易にアーク溶接することができる。また、コイルリード端70,71の軸方向の位置決めが容易であることから、小さな溶接玉で溶接でき、溶接機の熱量は小さくてよく、熱がコイルの絶縁皮膜まで到達しにくくできる。よって、コイルリード端をアーク溶接で接合する際に発生する熱の影響で絶縁皮膜が熱劣化してしまう虞があるが、これを回避できる。このように、接合不良を回避しつつ絶縁皮膜の熱劣化を及ぼしにくくできる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)従来、図21(b)を用いて説明したようにコイルリード端220,221の軸方向の位置決めができずに溶接玉Bが片方にタレて、溶接部の強度が低下してしまい接合不良が発生する。また、接合不良を回避するために溶接玉Bを大きくすると入力熱量が増大して絶縁皮膜の熱劣化が発生する。これに対し、本実施形態では、コイルリード端70,71の一部を、溶接前に「く」の字に曲げることにより溶接部であるコイルリード端70,71の軸方向の位置決めを容易にし、溶接玉のタレを低減させることができる。つまり、コイルの接合方法として、コイルにおける接合されるコイルリード端70,71が互いに係合してコイルリード端の端面70a,71aが揃うように曲げて曲げ部75,76を形成する。そして、コイル30をステータ10に配置した後に、コイルリード端70,71の軸方向を位置決めした状態で拘束部材90,91により、曲げ部75,76を互いに係合するように押し付けてコイルリード端70,71を溶接する。これにより、接合部となるコイルリード端70,71の軸方向の位置決めが容易となる。
(1)従来、図21(b)を用いて説明したようにコイルリード端220,221の軸方向の位置決めができずに溶接玉Bが片方にタレて、溶接部の強度が低下してしまい接合不良が発生する。また、接合不良を回避するために溶接玉Bを大きくすると入力熱量が増大して絶縁皮膜の熱劣化が発生する。これに対し、本実施形態では、コイルリード端70,71の一部を、溶接前に「く」の字に曲げることにより溶接部であるコイルリード端70,71の軸方向の位置決めを容易にし、溶接玉のタレを低減させることができる。つまり、コイルの接合方法として、コイルにおける接合されるコイルリード端70,71が互いに係合してコイルリード端の端面70a,71aが揃うように曲げて曲げ部75,76を形成する。そして、コイル30をステータ10に配置した後に、コイルリード端70,71の軸方向を位置決めした状態で拘束部材90,91により、曲げ部75,76を互いに係合するように押し付けてコイルリード端70,71を溶接する。これにより、接合部となるコイルリード端70,71の軸方向の位置決めが容易となる。
(2)曲げ部75,76は、斜状部75a,75b(76a,76b)を有するように曲げられている。これにより、拘束時における自動調整機能を有し、ずれによる不都合の発生を回避することができる。
(3)斜状部75a,75b(76a,76b)が対になっており、特に、対になる斜状部75a,75b(76a,76b)が連続して「く」の字になっている。これにより、成形しやすい。
(4)コイルの構造として、接合されるコイルリード端70,71は互いに係合する曲げ部75,76を有する。曲げ部75,76により互いのコイルリード端同士が係合してコイルリード端の端面70a,71aが軸方向を位置決めされた状態でコイルリード端70,71が溶接されている。これにより、接合部となるコイルリード端70,71の軸方向の位置決めが容易となる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
・図4ではコイルリード端70,71は「く」の字に曲げられた曲げ部75,76を有する構成としたが、次のように構成してもよい。
・図4ではコイルリード端70,71は「く」の字に曲げられた曲げ部75,76を有する構成としたが、次のように構成してもよい。
図14に示すように、コイルリード端70,71は「コ」字状に曲げられた曲げ部100,101を有する構成としてもよい。曲げ部100は、直線部100aと直線部100bと直線部100cを有する。曲げ部101は、直線部101aと直線部101bと直線部101cを有する。接合は、拘束部材102,103で挟持して行う。
図15に示すように、コイルリード端70,71は円弧状に曲げられた曲げ部110,111を有する構成としてもよい。接合は、拘束部材112,113で挟持して行う。
図16に示すように、コイルリード端70,71は斜状に曲げられた曲げ部120,121を有する構成としてもよい。曲げ部120は斜状部120aを有し、曲げ部121は斜状部121aを有する。接合は、拘束部材122,123で挟持して行う。
図16に示すように、コイルリード端70,71は斜状に曲げられた曲げ部120,121を有する構成としてもよい。曲げ部120は斜状部120aを有し、曲げ部121は斜状部121aを有する。接合は、拘束部材122,123で挟持して行う。
図17に示すように、コイルリード端70,71は先端まで直線的に斜状に曲げられた曲げ部130,131を有する構成としてもよい。曲げ部130は斜状部130aを有し、曲げ部131は斜状部131aを有する。接合は、拘束部材132,133で挟持して行う。
図18に示すように、コイルリード端70,71は台形状に曲げられた曲げ部140,141を有する構成としてもよい。曲げ部140は、斜状部140aと直線部140bと斜状部140cを有する。曲げ部141は、斜状部141aと直線部141bと斜状部141cを有する。接合は、拘束部材142,143で挟持して行う。
・図4では、コイルにおけるコイルリード端70,71よりも基端側において線材を絶縁皮膜Fで被覆してコイルリード端70,71の曲げ部75,76は接合の為にあらかじめ絶縁皮膜Fを除去した。これに代わり、図19に示すように、コイルリード端70,71の曲げ部75,76における先端側の斜状部75a,76aの先端側の半分程度は接合の為に絶縁皮膜Fを除去した構成としてもよい。つまり、絶縁皮膜Fの端Fa,Fbがコイルリード端の端面70a,71aから1つ目の曲げ部75c,76cより反端側に位置するようにし、コイルリード端70,71において斜状部75aと斜状部76aとの間には隙間Gが存在するが、端面70a,71aの部位においては隙間がなく絶縁皮膜Fの厚みをゼロにすることができる。
・コイルは2つの巻回部40,50を有する2連化されたコイル30であったが、3連以上のコイルでも、1連のコイルでもよい。
・溶接はアーク溶接以外の溶接でもよい。
・溶接はアーク溶接以外の溶接でもよい。
10…ステータ、21…スロット、30…コイル、40…巻回部、41…スロット挿入部、42…スロット挿入部、43…コイルエンド部、50…巻回部、51…スロット挿入部、52…スロット挿入部、53…コイルエンド部、70…コイルリード端、70a…端面、71…コイルリード端、71a…端面、75…曲げ部、75a…斜状部、75b…斜状部、76…曲げ部、76a…斜状部、76b…斜状部、90…拘束部材、91…拘束部材、F…絶縁皮膜。
Claims (6)
- 回転電機のステータに設けられるコイルの接合方法であって、
コイルは、平角線よりなる導線にて構成され、ステータのスロットに対応する一対のスロット挿入部とコイルエンド部を有する巻回部を備え、端部が径方向に隣接して配される他のコイルとの接合部となっており、
コイルにおける接合されるコイルリード端が互いに係合してコイルリード端の端面が揃うように曲げて曲げ部を形成し、
コイルをステータに配置した後に、コイルリード端の軸方向を位置決めした状態で拘束部材により、前記曲げ部を互いに係合するように押し付けてコイルリード端を溶接することを特徴とする回転電機のコイル接合方法。 - 前記曲げ部は、斜状部を有するように曲げられていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機のコイル接合方法。
- 前記斜状部が対になっていることを特徴とする請求項2に記載の回転電機のコイル接合方法。
- 前記対になる斜状部が連続して「く」の字になっていることを特徴とする請求項3に記載の回転電機のコイル接合方法。
- 絶縁皮膜の端が前記コイルリード端の端面から1つ目の曲げ部より反端側に位置することを特徴とする請求項4に記載の回転電機のコイル接合方法。
- 回転電機のステータに設けられるコイルであって、
平角線よりなる導線にて構成され、ステータのスロットに対応する一対のスロット挿入部とコイルエンド部を有する巻回部を備え、端部が径方向に隣接して配される他のコイルとの接合部となっており、
接合されるコイルリード端は互いに係合する曲げ部を有し、当該曲げ部により互いのコイルリード端同士が係合して前記コイルリード端の端面が軸方向を位置決めされた状態でコイルリード端が溶接されてなることを特徴とする回転電機のコイル。
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