JP2009081980A - 回転電機及びその固定子 - Google Patents

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Abstract

【課題】固定子巻線の製造工程を簡便にし、コイルセグメントの被接合部の接合性及び短絡防止の信頼性を高める。
【解決手段】回転電機の固定子は、複数のスロットを有する固定子鉄心と、固定子巻線を形成するためにそれぞれのスロットに装着される複数のコイルセグメント2a,2bとを備える。コイルセグメント2a,2b同士の被接合部は、スロット外で隣り合って接合される。コイルセグメント2a,2b同士の被接合部の間に、コイルセグメントの被接合部以外の隣り合う部分の間を空けるための導電性を有するスペーサ1が設けられ、コイルセグメント2a,2bの被接合部とスペーサ1とが溶接或いは接合部材を介して接合されている。
【選択図】図12

Description

本発明は、発電機,電動機等の回転電機に関わり、特に固定子鉄心に形成されたスロットに装着される固定子巻線のコイルセグメント同士の接合構造に関する。
例えば、自動車などに使用される車載用の発電機や電動機などの回転電機の分野では、小型、軽量、高効率で高出力の要望に応えるために、固定子鉄心のスロット内の占積率を高めて電気導体(コイルセグメント)の断面積を多くした回転電機が提案されている。
特許文献1及び2等に記載のように、この種の回転電機では、複数のスロットを有する固定子鉄心と、固定子巻線を形成するためにそれぞれのスロットに装着される複数のコイルセグメントとを備え、コイルセグメント同士の被接合部がスロット外で隣り合って接合されている。接合対象のコイルセグメント同士は、異なるスロットのコイルセグメント同士であるために、各スロットの外に出された被接合部(コイルセグメント一端)は、互いに近づいて隣り合うように所定のパターンで曲げ及び捻り成形される。
特許文献1では、接合対象となるコイルセグメントの被接合部をコイルセグメントよりも融点の低い溶融金属を介して接合している。それによって、コイルセグメントの接合時の加熱量を低減して、コイルセグメントの絶縁被覆の損傷防止を図っている。
また、特許文献2では、回転電機の巻線の製造方法において、固定子鉄心に形成されたスロットに複数(偶数)の電気導体(コイルセグメント)を挿入する工程と、それらのコイルセグメントの一端(スロット外に露出する部分)の絶縁被覆を剥離して、各一端(被接合部)を接合対象となる他のスロットの対象相手(スロット外に出たコイルセグメント被接合部)の向きに近づくよう変形させる工程などが開示されている。このコイルセグメントの径方向の変形工程は、接合対象となるコイルセグメントの溶接不良(接合不良)を防止するために行われる。また、このコイルセグメントの変形工程は、同一スロットに装着されるコイルセグメントのスロット外露出部(被接合部)を、互いに内向きに変形させることにより行われる。このとき変形部分以外のコイルセグメント部分が接触しないようにコイルセグメントの露出部間に薄板が介在される。薄板は、上記変形工程後に除去される。
特開2002-119003 特開2004-254368
コイルセグメント同士の被接合部を、融点の低い溶融金属(接合部材)をインサートして接合する場合には、コイルセグメントの絶縁被覆の熱的損傷を防止できる利点がある。ただし、インサートした接合部材が溶融するため、コイルセグメント同士のスロット外で隣接する部分の間隔が狭くなる。間隔が狭くなるほど、隣接する部分で絶縁被覆などに損傷などが生じた場合には、短絡する可能性が生じるので、短絡防止ための配慮が望まれる。
特許文献2にように、固定子巻線の製造方法において、コイルセグメントの被接合部(一端)の変形工程で薄板を介在させる手法は、コイルセグメント同士の隣接する部分の間隔を保持できる。この製造方法では、コイルセグメント間に薄板を挿入したり抜くときに、コイルセグメントの絶縁被覆に損傷を与えないように配慮する必要がある。また、薄板を抜く作業のときにコイルセグメントの被接合部が離れないように配慮する必要がある。
本発明は、上記のような従来技術に代わるコイルセグメント接合方式を提案して、固定子巻線の製造工程を簡便にし、コイルセグメントの被接合部の接合性及び短絡防止の信頼性を高めることのできる回転電機を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために、基本的に次のように構成される。
すなわち、適用対象となる回転電機の固定子は、複数のスロットを有する固定子鉄心と、固定子巻線を形成するためにそれぞれのスロットに装着される複数のコイルセグメントとを備える。コイルセグメント同士の被接合部は、スロット外で隣り合って接合される。そして、本発明は、前記コイルセグメント同士の被接合部の間に、コイルセグメントの被接合部以外の隣り合う部分の間を空けるための導電性を有するスペーサが設けられ、前記コイルセグメントの被接合部と前記スペーサとが溶接或いは接合部材を介して接合されていることを特徴とする。
上記構成において、例えば、コイルセグメントの被接合部とスペーサとを溶接により直接接合する場合には、絶縁被覆を有するコイルセグメント同士の被接合部の絶縁被覆を予め除去する。その被接合部間にスペーサを介在させて、コイルセグメント被接合部とスペーサとを、例えば、TIG(Tungsten Inert Gas)溶接、レーザ溶接、電子ビーム溶接、プラズマ溶接、ガス溶接、MIG(Metal Inert Gas)溶接などの適宜の溶接手段を介して接合する。
また、コイルセグメントの被接合部とスペーサとを、直接溶接に代わって、接合部材(「接合助材」と称されることもある)を介して接合する場合には、接合部材として、スペーサ及びコイルセグメントよりも融点の低い金属を用いる。接合部材は、コイルセグメント同士の接合に際してこの被接合端間にスペーサと共に挿入されるか、或いは予めスペーサに接合部材をめっきなどして備えられる。この接合部材を、例えばコイルセグメントを介して抵抗溶接機の溶接ヘッドに設けた電極で加圧する。さらに、溶接電源で溶接電極を介して接合部材を通電する。それにより、接合部材は、電気抵抗により発熱し、溶融することで、コイルセグメントの被接合部とスペーサとが接合される。
ここで、コイルセグメントは、通常、銅製の電気導体であり、その断面形状は、例えば、四角形、円形及び多角形等の種々の形状が考えられる。スペーサは、銅、銅合金、鉄、鉄合金、アルミニウム、アルミニウム合金、ニッケル、ニッケル合金のいずれかを用いることが好ましい。接合部材(接合助材)は、例えばろう材、はんだが代表的なものである。また、それに限定されるものではなく、スペーサ及びコイルセグメントより低融点の金属であればよい。
本発明によれば、回転電機の固定子において、コイルセグメントの被接合部以外は、充分な絶縁間隔を保ちながらコイルセグメント同士を確実に接合でき、短絡のない高品質接合を図ることができる。また、固定子巻線の製造工程において、コイルセグメント間に両者の接触防止のための薄板を挿入したり、引き抜いたりする作業を不要とし、簡便な手法により高信頼性の回転電機を提供することができる。
以下、本発明の種々の実施例を、図面を用いて説明する。
まず、本発明の適用対象となる回転電機の固定子の一例を図11及び図12により説明する。
図11は、車載用発電機の固定子の一例を示す斜視図、図12は、上記固定子に本発明の一実施例であるセグメント接合構造を採用した部分拡大斜視図である。なお、図13は、従来のコイルセグメントの接合構造を比較例として示す部分拡大斜視図である。
図11では、固定子鉄心9の各スロット90に、固定子巻線となる絶縁被覆4付きのコイルセグメント2が2本づつ装着されている。コイルセグメント2は、スロット90において固定子9の径方向の内側に位置するコイルセグメント2a(ステータ内側コイルセグメント)と、径方向の外側に位置するコイルセグメント2b(ステータ外側コイルセグメント)とからなる。これらのコイルセグメント2は、被接合部側の一部2´がスロット外に出されており、そのうち、被接合部の全周の絶縁被覆が剥離されている。
コイルセグメント2のうち、接合対象となる各対のコイルセグメント同士は、互いに異なるスロット90に装着されている。また、一相或いは複数相の固定子巻線を形成するために(本例は三相巻線を例示している)、コイルセグメント同士の被接合部が所定のパターンによりスロット外で接続されている。すなわち、異なるスロット間の対となるべきコイルセグメント2(2a,2b)同士は、スロット90外に出ているコイルセグメント部分2´が隣り合って並ぶように折り曲げ及び捻り形成され、それらのコイルセグメント部分2´のうち被接合部間が接合されている。より詳細にいえば、ステータ内側コイルセグメント12aとステータ外側コイルセグメント12bの端末部は、絶縁被覆4が除去された近傍から左右に捻られコイルセグメント同士が交差し絶縁被覆4が除去された部分が立ち上げられて隣り合ってならんでいる。
本発明では、図12に示すように、コイルセグメント2(2a,2b)同士の被接合部(斜線で示したコイルセグメント一端部)の間にスペーサ1が介在し、コイルセグメント2a,2bの被接合部とスペーサ1とが、溶接或いは接合部材を介して接合される。
各スペーサ1は、スロット外で隣り合う対のコイルセグメント部分2´同士が、被接合部を除いて接触しないようにするためのものである。さらに、各コイルセグメント部分2´の折り曲げ形成により交差する接合相手以外のコイルセグメント同士の交差部iにおける間隔もそれぞれのスペーサ1の協働により絶縁性を保つのに充分な間隔が確保されている。
従来は、このようなスペーサ1が存在せず、図13に示すように、接合対象となるコイルセグメント2(2a,2b)の被接合部を、コイルセグメントよりも融点の低い接合部材(溶融金属)60を介して接合している。従来方式では、被接合部間にインサートした接合部材60が溶融するため、コイルセグメント同士のスロット外での隣接する部分(異なるスロットから出たコイルセグメントの交差部i)の間隔が狭くなる。間隔が狭くなるほど、隣接する部分で絶縁被覆などに損傷などが生じた場合には、短絡する可能性が生じる。
本実施例のスペーサ1は、上記短絡可能性を解消するために設けられたものである。そのために、図12に示すように、ステータ内側コイルセグメント2aとステータ外側コイル2bとの被接合部間にスペーサ1を介在させている。
なお、本例では、固定子巻線(ステータコイル)は、三相の出力端子8a,8b,8cを有している(図13参照)。
なお、図示されないが、回転電機の回転子は、例えば既知の永久磁石界磁型(例えばクローポール型回転子)の回転子が用いられ、回転子の両端には回転子の回転により回転電機内部に空気流を発生させる冷却ファンが設けられている。
したがって、本例によれば、固定子の近接したコイルセグメント間のスロット外での絶縁間隔を保ち、さらにはコイルセグメント間の空気の流通をし易くし、回転電機のコイル部の冷却効率を向上させることができる。
以下、上記したコイルセグメント2(2a,2b)とスペーサ1との具体的接合例を説明する。
図1は、コイルセグメント2(2a,2b)とスペーサ1との第1の接合例を示すものであり、その(a)は、接合箇所をコイルセグメント端面側からみた上面図であり、(b)は、コイルセグメントの接合箇所付近を示す正面図である。
接合対象となるコイルセグメント2(2a,2b)は、例えば平角形の電気導体により構成され、絶縁被覆4を有する。図1(a),(b)では、コイルセグメント2のスロット外に出た部分の一対のものだけを図示する。
コイルセグメント2の被接合部は、絶縁被覆4が除去され(絶縁被覆除去部にハッチングが入れてある)、コイルセグメント2同士の被接合部間にスペーサ1が介在する。本実施例では、これらの被接合部とスペーサ1とが、接合部材3を介して接合されている。
本例では、スペーサ1の左右両側面に、接合に先立ってスペーサ1よりも融点の低い接合部材(接合助材)3を予めメッキなどにより施す。
接合工程において、図9に示すように抵抗溶接機を用い、溶接ヘッド25のエアーシリンダ24を駆動して、コイルセグメント2a,2b同士の被接合部をコイルセグメント電極23aと23bとにより加圧する。さらに、溶接電源20と溶接トランス及び二次導体22を介してコイルセグメント2a,2bの被接合部間を通電することにより、接合部材3が電気抵抗により発熱し溶融する。この時に使用する電極23a,23bの電極材料はタングステン(W)系又はモリブデン(Mo)が望ましい。これにより、スペーサ1を介して、コイルセグメントのスロット外での隣り合う部分2´は、被接合部以外は間があけられ絶縁間隔が充分に保持される。この絶縁間隔が保持される箇所のコイルセグメント部分は、絶縁被覆4が施されている部分である。コイルセグメント2及びスペーサ1は、いずれも銅材である。また、接合部材3は銅板の両面にリン銅ろう材を厚み0.05mmの厚みでクラッドされたものである。
スペーサ1の厚みは絶縁被覆4の厚みより厚くしてある。
本実施例では、スペーサ1に接合部材3をめっきなどにより予め施しているが、スペーサ1と接合部材3とを接合前は別体にして、これらをコイルセグメントの被接合部間に一緒にインサートしてもよい。このような接合部材を用いた場合であっても、上記同様の電気抵抗溶接を実行することができる。
図2は、コイルセグメント2(2a,2b)とスペーサ1との第2の接合例を示すものである。その(a)は接合箇所をコイルセグメント端面側からみた上面図であり、(b)は、コイルセグメントの接合箇所付近を示す正面図である。
本例も、コイルセグメント2は、絶縁被覆4を有する平角形の導体で構成され、その被接合部は絶縁被覆4が除去されている。
スペーサ1の両面には、接合に際して、スペーサよりも融点の低い接合部材3が予め施されており、この接合部材3付きスペーサ1を、コイルセグメント2a,2b間にインサートする。その後に、図10に示すようにTIG(Tungsten Inert Gas)溶接により接合部材3を介してコイルセグメントの被接合部とスペーサ1とを溶接する。
このTIG溶接は、コイルセグメントの一端面側から行うものである。ガスノズル27よりアルゴン(Ar)又はヘリウム(He)の不活性ガスを噴射し、その不活性ガス雰囲気中で、溶接電極26とコイルセグメント2a,2b、スペーサ1及び接合部材3との間でアーク28を発生させる。これにより、コイルセグメント2a,2bとスペーサ1の上端部と接合部材3とが符号5に示すように溶融し、アーク終了後に溶融部5が凝固してコイルセグメント2a,2bの被接合部は、スペーサ1及び溶融部5を介して接合される。
本実施例においても、スペーサ1を介して、コイルセグメントのスロット外での隣り合う部分2´は、被接合部以外は間があけられ絶縁間隔が充分に保持される。
なお、アーク28により接合助材3のみを溶融しても同様に接合ができる。さらに、熱源としてレーザ溶接、電子ビーム溶接、プラズマ溶接、ガス溶接、MIG(Metal Inert Gas)溶接により同様の接合ができる。スペーサ1及び接合部材3の材質は、実施例1と同様である。
図3は、コイルセグメント2(2a,2b)とスペーサ1との第3の接合例を示すものである。その(a)は接合箇所をコイルセグメント端面側からみた上面図であり、(b)は、コイルセグメントの接合箇所付近を示す正面図である。
本例でも、コイルセグメント2は、絶縁被覆4を有する平角形の導体で構成され、その被接合部は絶縁被覆4が除去されている。
本例と実施例2(第2接合例)との相違点は、本例は接合部材3を使用しないで、コイルセグメント2a,2bとスペーサ1とを直接溶接により接合した点にある。溶接は、例えば、電子ビーム溶接で、コイルセグメント2a,2bの被接合部間にスペーサ1をインサートした状態で、コイルセグメントの一端面側から行うものである。この電子ビーム溶接によって、コイルセグメントとスペーサとの一部分が符号5に示すように溶融して、コイルセグメントとスペーサ間が接合される。
コイルセグメントとスペーサ間は、電子ビーム溶接に代えて実施例2同様に、種々の溶接を介して接合することが可能である。
本実施例においても、実施例1、2同様の効果を奏することができる。
図4は、コイルセグメント2(2a,2b)とスペーサ1との第4の接合例を示すものである。その(a)は接合箇所をコイルセグメント端面側からみた上面図であり、(b)は、コイルセグメントの接合箇所付近を示す正面図である。
本実施例は、コイルセグメント2(2a,2b)として、断面が円形の導体を使用するものであり、スペーサ1及び接合部材3の構成及び接合方式は既述した実施例1、2同様である。
本発明の適用されるコイルセグメント2(2a,2b)の断面形状は、上記に限定されるものではなく、その他、図5に示すように、断面多角形状等、種々の断面形状を採用することが可能である。
図5は、コイルセグメント2(2a,2b)とスペーサ1との第5の接合例を示すものである。その(a)は接合箇所をコイルセグメント端面側からみた上面図であり、(b)は、コイルセグメントの接合箇所付近を示す正面図である。
本実施例は、コイルセグメント2(2a,2b)として、断面が多角形の導体を使用するものであり、スペーサ1及び接合部材3の構成及び接合方式は既述した実施例1、2同様である。
図6は、コイルセグメント2(2a,2b)とスペーサ1との第6の接合例を示すものである。その(a)は接合箇所をコイルセグメント端面側からみた上面図であり、(b)は、コイルセグメントの接合箇所付近を示す正面図である。
本実施例は、コイルセグメント2(2a,2b)として、断面が長方形状の平角形の導体を使用し、かつコイルセグメントの被接合面のみ絶縁被覆を除去し、被接合部周囲のコイルセグメントの面では絶縁被覆4を残すようにしたものである。本例では、コイルセグメント2の被接合面とスペーサ1の間に接合部材3が介在するものであり、スペーサ1及び接合部材3の構成及び接合方式は既述した実施例1、2同様である。
図7は、コイルセグメント2(2a,2b)とスペーサ1との第7の接合例を示すものである。その(a)は接合箇所をコイルセグメント端面側からみた上面図であり、(b)は、コイルセグメントの接合箇所付近を示す正面図である。
本実施例も接合対象となるコイルセグメント2a,2bは、例えば平角形の電気導体により構成され、絶縁被覆4を有する。コイルセグメントの被接合部(絶縁被覆除去部)2a,2b、スペーサ1、及び接合部材3の構造は、実施例1、2と同様の構成である。
実施例1、2との相違点は、各コイルセグメント2a,2bにおけるスペーサ1に対する被接合面(絶縁被覆除去面)と、絶縁被覆4を有する部分の対向面4´とが、ほぼ同一面で連続させるように構成した点である。このように構成するため、絶縁被覆4の対向面4´側、すなわちコイルセグメントの被接合面側と同じ向きの絶縁被覆部は、図8に示すような加圧方法により、厚みが減じられ薄肉化される。
図8の(a)は、加圧機に用いる型内にコイルセグメント2の被接合側の一部2´をセットした状態で加圧前の状態を示す。固定型11に、コイルセグメント2の一部2´、すなわち被接合部(絶縁除去部)と絶縁被覆4を有する部分とをセットする。その後、図8の(b)に示すように、可動型10によりコイルセグメントの一部2´に圧力Pを加える。固定型11及び可動型10は、絶縁被覆4のうちコイルセグメントの被接合面と同じ向きの面に専ら圧力が加わるような型形状を有している。
本実施例によれば、図7に示すようにコイルセグメント2a,2bの被接合部をスペーサ1を介して接合した時に、コイルセグメントの接合箇所以外のコイルセグメント部分2´同士の隙間(絶縁間隔)を大きく保つことができる。また、この隙間を大きくすることで回転電機内に冷却ファンにより発生する風の通りを良くすることができる。
図14は本発明の第8の接合例を示すものであり、ステータ内側コイルセグメント2aとステータ外側コイルセグメント2bの接合状態を示す部分拡大斜視図である。図15は、第8の接合例に用いるスペーサ1の斜視図である。
コイルセグメントのスロット外に出ている部分2´の折り曲げ及び捻り加工は、基本的には図11〜図13同様である。
本実施例と図12の実施例との相違点は、本例では、スペーサ1には、コイルセグメント2a,2b同士のそれぞれの被接合部と嵌合して被接合部間の相対的位置決めを行う一対の位置決めホルダ6が一体に形成されている点である。
例えば、一対の位置決めホルダ6は、コイルセグメント2a,2bの被接合部と嵌合するU字形凹部をそれぞれ有し、これらのU字形凹部は、コイルセグメントの軸方向に位置をずらして互いに反対向きになるようにして、スペーサ1に一体に設けられている。各位置決めホルダ6は、コイルセグメントを挟む挟持片6a,6b及び6c,6dを有している。
このホルダ6付きスペーサ1は、例えば1mmの銅板を加工成形したものであり、その板厚の両面に接合部材(接合助材)3となるリン銅ろう材が0.03mmの厚みで予めクラッドされたものである。ホルダ6の各挟持片6a,6b,6c,6dは、スペーサ1の他の部分(コイルセグメント間の隙間を確保する部分)の厚みと同等または薄くしてある。
本実施例によれば、既述した実施例と同様の効果を奏するほかに、次のような利点を有する。すなわち、コイルセグメント接合前に、ホルダ6によりスペーサ1とコイルセグメント2a,2b間の相対的な位置を変わりなく安定して保持することができる。また、スペーサ1がコイルセグメント2a,2bから外れ難い構造になっているので、スペーサとコイルセグメント間の接合作業が行い易い。
コイルセグメントとスペーサとの第1の接合例を示すものであり、その(a)は、接合箇所をコイルセグメント端面側からみた上面図であり、(b)は、コイルセグメントの接合箇所付近を示す正面図である。 コイルセグメントとスペーサとの第2の接合例を示すものであり、その(a)は、接合箇所をコイルセグメント端面側からみた上面図であり、(b)は、コイルセグメントの接合箇所付近を示す正面図である。 コイルセグメントとスペーサとの第3の接合例を示すものであり、その(a)は、接合箇所をコイルセグメント端面側からみた上面図であり、(b)は、コイルセグメントの接合箇所付近を示す正面図である。 コイルセグメントとスペーサとの第4の接合例を示すものであり、その(a)は、接合箇所をコイルセグメント端面側からみた上面図であり、(b)は、コイルセグメントの接合箇所付近を示す正面図である。 コイルセグメントとスペーサとの第5の接合例を示すものであり、その(a)は、接合箇所をコイルセグメント端面側からみた上面図であり、(b)は、コイルセグメントの接合箇所付近を示す正面図である。 コイルセグメントとスペーサとの第6の接合例を示すものであり、その(a)は、接合箇所をコイルセグメント端面側からみた上面図であり、(b)は、コイルセグメントの接合箇所付近を示す正面図である。 コイルセグメントとスペーサとの第7の接合例を示すものであり、その(a)は、接合箇所をコイルセグメント端面側からみた上面図であり、(b)は、コイルセグメントの接合箇所付近を示す正面図である。 コイルセグメントの絶縁被覆の一部を加圧する工程を示す説明図。 実施例1のコイルセグメントとスペーサとを接合するための抵抗溶接機を示す図。 実施例2に用いるTIG溶接の例を示す図。 本発明の適用対象となる固定子の斜視図。 本発明の一実施例の要部であるコイルセグメントとスペーサとの接合構造を示す部分拡大斜視図。 従来のコイルセグメントとスペーサとの接合構造を示す部分拡大斜視図。 本発明の他の実施例の要部であるコイルセグメントとスペーサとの接合構造を示す部分拡大斜視図。 図14の実施例に用いるスペーサの斜視図。
符号の説明
1…スペーサ、2(2a,2b)…コイルセグメント、3…接合部材、4…絶縁被覆、5…溶融部(溶接金属)。

Claims (10)

  1. 複数のスロットを有する固定子鉄心と、固定子巻線を形成するためにそれぞれのスロットに装着される複数のコイルセグメントとを備え、コイルセグメント同士の被接合部がスロット外で隣り合って接合される回転電機の固定子において、
    前記コイルセグメント同士の被接合部の間に、コイルセグメントの被接合部以外の隣り合う部分の間を空けるための導電性を有するスペーサが設けられ、
    前記コイルセグメントの被接合部と前記スペーサとが溶接或いは接合部材を介して接合されていることを特徴とする回転電機の固定子。
  2. 請求項1において、
    接合対象のコイルセグメントは異なるスロットに装着され、スロット外に出ているコイルセグメント部分は、コイルセグメント同士の被接合部がスロット外で所定のパターンにより隣り合うように折り曲げ形成され、この折り曲げにより交差する接合相手以外のコイルセグメント同士の交差部における間隔もそれぞれの前記スペーサの協働により確保されている回転電機の固定子。
  3. 請求項1又は2において、
    前記接合部材は、前記スペーサ及びコイルセグメントよりも融点の低い金属で、前記スペーサとコイルセグメント間に溶融凝固している回転電機の固定子。
  4. 請求項3において、
    前記接合部材は、前記スペーサの表面に付加された半田又はろう材である回転電機の固定子。
  5. 請求項3において、
    前記接合部材は、前記コイルセグメント同士の接合に際してその被接合部間に前記スペーサと共に挿入されるか、或いは予め前記スペーサに備えられていたものであり、この接合部材がコイルセグメント・スペーサ間を接合する回転電機の固定子。
  6. 請求項1又は2において、
    前記スペーサには、前記コイルセグメント同士のそれぞれの被接合部と嵌合して被接合部間の相対的位置決めを行う一対の位置決めホルダが一体に形成されている回転電機の固定子。
  7. 請求項6において、
    前記一対の位置決めホルダは、前記コイルセグメントの被接合部と嵌合するU字形凹部をそれぞれ有し、これらのU字形凹部は、位置をずらして互いに反対向きになるように前記スペーサに設けられている回転電機の固定子。
  8. 請求項1又は2において、
    前記コイルセグメントは、少なくとも前記被接合部を除いて絶縁被覆されており、前記スペーサの厚みは前記絶縁被覆の厚みより厚くしてある回転電機の固定子。
  9. 請求項1又は2記載において、
    前記コイルセグメントは、少なくとも前記被接合部を除いて絶縁被覆されており、前記絶縁被覆のうちコイルセグメントの被接合面側と同じ向きの絶縁被覆部は接合前に加圧されて厚みが減じられている回転電機の固定子。
  10. 固定子と、回転子と、回転子の端部に設けられた冷却ファンとを備えた回転電機において、前記固定子は、請求項1ないし9のいずれか1項記載のものであることを特徴とする回転電機。
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