JP6648100B2 - 導電端子、導電端子の製造装置、及び導電端子を備えた回転電機 - Google Patents

導電端子、導電端子の製造装置、及び導電端子を備えた回転電機 Download PDF

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Description

本発明は、複数本の導線を積層させつつ束ねて端子具に収容した状態で、複数本の導線及び端子具間の電気的な接合を遂行する導電端子、導電端子の製造装置、及び導電端子を備えた回転電機に関する。
最近時、駆動源としての内燃機関に加えて又は代えて、回転電機を搭載した車両が普及している。ハイブリッド自動車(Hybrid Electric Vehicle)や電気自動車(Electric Vehicle)と呼ばれる車両がそれである。
特許文献1には、円環状のステータコアを有するステータと、ステータの内径側に回転自在に設けられるロータとを備えた回転電機の発明が開示されている。特許文献1に係るステータコアは、導線がコイル状に巻き回される複数のティースを有する。複数の導線は、端子具により結束される。
詳しく述べると、特許文献1に係る導電端子は、一対の略平行な重合面と一対の端面とを備え、周囲を絶縁材によって被覆した導線と、複数本の導線を収容する端子具とを熱カシメ(ヒュージング接合)することによって形成される。端子具は、一対の略平行な内壁面を備える。導線は、端子具の内壁面に対して重合面が所定の角度をなすように傾斜して配置される。端子具の内壁面と、導線の重合面と、隣り合う導線の端面と、で区画される隙間に絶縁材導出空間部が形成されている。
特許文献1に係る導電端子によれば、複数本の導線及び端子具間をヒュージング接合することによって接合部での通電不良を防止することができる。
特開2012−134111号公報
ところで、例えば、複数本の導線を積層させつつ束ねて端子具に収容した状態で、複数本の導線及び端子具間をヒュージング接合する要請が生じたとする。かかる要請に応えるために、仮に、1又は複数本の導線が交差している複数本の導線を環状の端子具に収容した状態で、複数本の導線及び端子具間をヒュージング接合すると、交差した導線が断線してしまい、接合部での通電不良を招くおそれがあった。
本発明は、前記実情に鑑みてなされたものであり、複数本の導線を積層させつつ束ねて端子具に収容した状態で、複数本の導線及び端子具間の接合を、導線の断線を生じさせることなく安定して遂行可能な導電端子を提供することを目的とする。
また、本発明は、複数本の導線を積層させつつ束ねて端子具に収容した状態で、複数本の導線及び端子具間の接合を、導線の断線を生じさせることなく安定して遂行可能な導電端子の製造装置を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、複数本の導線を積層させつつ束ねて端子具に収容した状態で、複数本の導線及び端子具間の接合を、導線の断線を生じさせることなく安定して遂行可能な導電端子を備えた回転電機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、複数本の導線を積層させつつ束ねて環状の端子具に収容した状態で複数本の前記導線及び前記端子具間をヒュージング接合することによって製造される導電端子であって、前記導線は、その周囲が樹脂製の絶縁被膜で覆われており、前記端子具は、基底壁部、第1側壁部、天井壁部、及び、第2側壁部を連続的に備え、前記基底壁部及び前記天井壁部には、前記ヒュージング接合に伴う荷重・熱を受ける基底側受け面及び天井側受け面がそれぞれ備わっており、前記基底側受け面及び天井側受け面の少なくとも一方は、前記導線の延伸方向において自由端の側に向けて漸次的に広がる所定のテーパ角をなしていることを最も主要な特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、基底壁部に備わる基底側受け面及び天井壁部に備わる天井側受け面は、その周囲が樹脂製の絶縁被膜で覆われた導線の延伸方向において自由端の側に向けて漸次的に広がる所定のテーパ角をなしているため、ヒュージング接合時に導線の整列性を担保可能となる結果、複数本の導線を積層させつつ束ねて端子具に収容した状態で、複数本の導線及び端子具間の接合を、導線の断線を生じさせることなく安定して遂行することができる。
本発明によれば、複数本の導線を積層させつつ束ねて端子具に収容した状態で、複数本の導線及び端子具間の接合を、導線の断線を生じさせることなく安定して遂行することができる。
本発明の実施形態に係る導電端子が適用される回転電機のステータを表す正面図である。 本発明の実施形態に係る導電端子において、複数本の導線を積層させつつ束ねて環状の端子具に収容した状態でヒュージング接合が行われる前の状態を表す拡大側面図である。 図2Aの状態を表す導電端子21の拡大正面図である。 本発明の実施形態に係る導電端子において、複数本の導線を積層させつつ束ねて収容した端子具を一対の電極間に挟持して圧縮荷重を加えている状態を表す拡大側面図である。 本発明の実施形態に係る導電端子において、複数本の導線を積層させつつ束ねて収容した端子具を一対の電極間に挟持して圧縮荷重を加えると共に、一対の電極間に高電流を流している状態を表す拡大側面図である。 本発明の実施形態に係る導電端子において、複数本の導線を積層させつつ束ねて収容した端子具を一対の電極間に挟持してヒュージングを行っている状態を表す拡大側面図である。 ヒュージング接合後の導電端子を上方から視た拡大上面図である。 ヒュージング接合後の導電端子を側方から透かして視た拡大側面図である。 変形例に係る導電端子において、複数本の導線を積層させつつ束ねて環状の端子具に収容した状態でヒュージング接合が行われる前の状態を表す拡大側面図である。
以下、本発明の実施形態に係る導電端子、導電端子の製造装置、及び導電端子を備えた回転電機について、図面を適宜参照して詳細に説明する。
〔本発明の実施形態に係る導電端子が適用される回転電機の概要〕
はじめに、本発明の実施形態に係る導電端子が適用される回転電機11の概要について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る導電端子が適用される回転電機11のステータ13を表す正面図である。
なお、以下に示す図面において、同一の部材又は相当する部材間には同一の参照符号を付するものとする。また、部材のサイズ及び形状は、説明の便宜のため、変形又は誇張して模式的に表す場合がある。
本発明の実施形態に係る導電端子が適用される回転電機11は、図1に示すように、ステータ13と、ステータ13の内径側に僅かな隙間を介して回転自在に設けられる円筒状のロータ15と、ロータ15の中心に設けられる回転軸16と、を備えて構成されている。回転電機11は、例えば、分布巻モータであり、不図示の車両に搭載されて電動機や発電機として用いられる。
ステータ13は、図1に示すように、円環状のステータコア17と、ステータコア17に取り付けられるステータコイル18とを有する。ステータコア17は、ロータ15の周りを囲むように環状に形成されている。ステータコア17は、例えば、複数枚の一体型電磁鋼板を回転軸16の延伸方向に積層することで形成されている。ステータコイル18は、ステータコア17に設けたスロット(不図示)に挿し込まれることで、ステータコア17に取り付けられている。
ステータ13は、不図示の永久磁石を有するロータ15に対して回転磁界を作用させる機能を有する。
ステータコイル18は、U相・V相・W相からなる3相の、例えば断面視円形状の複数本の導線Wにより形成されている。複数本の導線Wのそれぞれは、その周囲が絶縁被膜(図3C参照)37によって覆われている。導線Wは、例えば銅などの電気導電性の優れた金属材料によって構成される。
複数本の導線Wの端部には、U相・V相・W相の導電端子19U、19V、19W、及び中性点を構成する中性導電端子21がそれぞれ接続される。
なお、本明細書において、U相・V相・W相の導電端子19U、19V、19Wを総称する際には、「3相導電端子19」と呼ぶことにする。
3相導電端子19は、例えば、所定の厚さの無酸素銅等の板材をプレス成形することで一体に形成されている。
U相、V相、W相の各相毎のステータコイル18を形成する複数本の導線Wの一側端末である3相束線端末部27では、図1に示すように、U相・V相・W相の導電端子19U、19V、19Wのそれぞれにおいて、電気的及び機械的な接合を遂行するように、例えば特許文献(特開2013−242998号公報)に示すような導電端子構造が採用されている。
また、U相、V相、W相の各相毎のステータコイル18を形成する複数本の導線Wの他側端末である中性束線端末部29では、図1に示すように、中性導電端子21を構成する複数本の導線W及び端子具31間の電気的及び機械的な接合を遂行するように、本発明の実施形態に係る導電端子(中性導電端子21;以下、「導電端子21」と呼ぶ。)の構成が採用されている。
〔本発明の実施形態に係る導電端子及び導電端子の製造装置〕
次に、本発明の実施形態に係る導電端子21及び導電端子21の製造装置51について、図面を参照して説明する。
図2Aは、本発明の実施形態に係る導電端子21において、複数本の導線Wを積層させつつ束ねて環状の端子具31に収容した状態でヒュージング接合が行われる前の状態を表す拡大側面図である。図2Bは、図2Aの状態を表す導電端子21の拡大正面図である。図3Aは、本発明の実施形態に係る導電端子21において、複数本の導線Wを積層させつつ束ねて収容した端子具31を一対の電極33,35間に挟持して圧縮荷重を加えている状態を表す拡大側面図である。図3Bは、本発明の実施形態に係る導電端子21において、複数本の導線Wを積層させつつ束ねて収容した端子具31を一対の電極33,35間に挟持して圧縮荷重を加えると共に、一対の電極33,35間に高電流を流している状態を表す拡大側面図である。図3Cは、本発明の実施形態に係る導電端子21において、複数本の導線Wを積層させつつ束ねて収容した端子具31を一対の電極33,35間に挟持してヒュージング(熱カシメ)を行っている状態を表す拡大側面図である。図4Aは、ヒュージング接合後の導電端子21を上方から視た拡大上面図である。図4Bは、ヒュージング接合後の導電端子21を側方から透かして視た拡大縦断面図である。
本発明の実施形態に係る導電端子21は、例えば図2A、図2Bに示すように、複数本の導線Wを積層させつつ束ねて環状の端子具31に収容した状態で、ヒュージング接合を行うことによって製造される。ヒュージング接合について、詳しくは後記する。
端子具31は、図2Bに示すように、基底壁部41、第1側壁部43、天井壁部45、及び、第2側壁部47を連続的に備えて構成される。ヒュージング接合前において、端子具31の外観は、全体として矩形状に形成されている。端子具31の中央には、矩形状の挿通孔31aが空けられている。ヒュージング接合前において、端子具31の挿通孔31aに対し、複数本の導線Wの束が収容されている。端子具31は、例えば、所定の厚さの無酸素銅等の板材をプレス成形することで帯状に形成した後、板材の長手方向端部同士をろう付け等の手段によって接合することで形成すればよい。
端子具31の基底壁部41及び天井壁部45には、図2A、図2Bに示すように、ヒュージング接合に伴う圧縮荷重・熱を受ける基底側受け面41a及び天井側受け面45aがそれぞれ備わっている。
ヒュージング接合前では、基底側受け面41a及び天井側受け面45aは、図2Aに示すように、導線Wの延伸方向に沿って広がる面同士が相互に平行に対面している。
これに対し、ヒュージング接合後では、基底側受け面41a及び天井側受け面45aは、図3Cに示すように、導線Wの延伸方向、具体的には、導線Wの自由端(中性束線端末部29)方向に沿って広がる面同士が相互に所定のテーパ角をなしている。これについて、詳しくは後記する。
〔本発明の実施形態に係る導電端子の製造装置〕
ここで、導電端子21の製造装置51について説明する。
導電端子21の製造装置51は、複数本の導線Wを積層させつつ束ねて環状の端子具31に収容した状態でヒュージング接合を行うことによって導電端子21を製造する機能を有する。
前記機能を実現するために、導電端子21の製造装置51は、図2A、図2Bに示すように、端子具31を挟んで天地方向に対向するように、第1及び第2電極33,35を備えて構成されている。
第1及び第2電極33,35は、複数本の導線Wの束が積層状態で収容された端子具31に対して所定の圧縮荷重及び熱を加えることでヒュージング接合を行わせる機能を有する。第1及び第2電極33,35は、本発明の「一対の電極」に相当する。
第1電極33は、図2A、図2Bに示すように、端子具31の基底壁部41に備わる基底側受け面41aに対向するように設けられている。第1電極33は、相互に平行な稜線部33a及び谷線部33bの間をつなぐ第1電極面33cを備える。第1電極面33cは、基底側受け面41aに対し、導線Wの自由端(中性束線端末部29)方向に沿って広がる面同士が相互に所定のテーパ角をもって傾斜するように設けられている。
所定のテーパ角は、端子具31及び第1電極33のサイズ、端子具31に係る挿通孔31aのサイズ、挿通孔31aに収容される導線Wの本数等に応じて、複数本の導線W及び端子具31間の接合を適切に遂行可能であることを考慮して、適宜の角度値が設定される。
第2電極35は、図2A、図2Bに示すように、端子具31の天井壁部45に備わる天井側受け面45aに対向するように設けられている。第2電極35は、相互に平行かつ等しい高さに位置する第1底辺部35a及び第2底辺部35bの間をつなぐ第2電極面35cを備える。第2電極面35cは、水平方向に延びる天井側受け面45aに正対するように設けられている。
第1及び第2電極33,35には、これらの電極33,35を端子具31を挟んで天地方向に駆動する駆動機構(不図示)が接続されている。第1及び第2電極33,35は、ヒュージング接合を行う際に、駆動機構による駆動によって、複数本の導線Wの束が積層状態で収容された端子具31に対して所定の圧縮荷重及び熱を加えることができる。
〔導電端子21の製造工程〕
次に、導電端子21の製造工程について説明する。
はじめに、第1及び第2電極33,35を、第1電極面33c及び第2電極面35cが所定の間隔を置いて対面するように配置した状態で、第1及び第2電極33,35の隙間に、複数本の導線Wの束が積層状態で収容された端子具31を配置する(図2A、図2B参照)。端子具31を所定の位置へ配置するに際しては、不図示の固定治具を用いて端子具31を固定すればよい。
次いで、複数本の導線Wを積層させつつ束ねて収容した状態の端子具31に対し、第1及び第2電極33,35を用いて端子具31を圧し潰すように圧縮荷重を加える(図3A参照)。
図3Aの例では、第1及び第2電極33,35の隙間に、複数本の導線Wの束が積層状態で収容された端子具31を配置した状態で、第1電極33を静止させる一方、第2電極35を下降移動させることにより、端子具31に対し、第1及び第2電極33,35を用いて端子具31を圧し潰すように圧縮荷重を加えている。
ここで、金属同士を接合する手法は、対象物を互いに溶かして接合する溶融溶接、固体同士を接合する固相接合、融点の低い合金(例えばろう材)を溶かして母材自体を溶かさずに接合するろう付けの3つに大別される。このうち、ヒュージング接合は、固相接合に分類される。
ヒュージング接合では、第1及び第2電極33,35を介して導線Wに高電流を流して絶縁被膜(図3C参照)37を軟化・流出させることによって複数本の導線W間を電気的に導通させると共に、複数本の導線W及び端子具31間に圧縮荷重を加えることにより、複数本の導線W及び端子具31間の電気的及び機械的な接合の強度を確保する熱カシメを行う。
すなわち、第1及び第2電極33,35を用いて端子具31を圧し潰すように圧縮荷重を加えながら、第1及び第2電極33,35を介して導線Wに高電流を流す(図3B参照)。すると、端子具31及び複数本の導線Wにおいて発熱が生じる。この発熱によって、複数本の導線Wの周囲を覆っている樹脂製の絶縁被膜37(図3C参照)が軟化する。また、第1及び第2電極33,35を用いて端子具31を圧し潰すように加えられた圧縮荷重によって、端子具31が塑性変形する。
その結果、高電流の流通に伴う発熱による絶縁被膜37の軟化と、圧縮荷重による端子具31の塑性変形とが相乗的に作用することによって、軟化した絶縁被膜37が導線Wの自由端(中性束線端末部29)の側に押し出されて流出する(図3C参照)。これにより、複数本の導線W及び端子具31間の電気的及び機械的な接合強度を確保することができる。
圧縮荷重による端子具31の塑性変形作用は、図3C、図4A、図4Bに示すように、第1電極33に備わる、水平方向に対し傾斜して延在する第1電極面33cが、端子具31の基底壁部41のうち基底側受け面41aを強く圧し潰す一方、第2電極35に備わる、水平方向に延在する第2電極面35cが、端子具31の天井壁部45のうち天井側受け面45aを強く圧し潰すことで生じる。
ここで、本発明の実施形態に係る導電端子21では、基底壁部41の基底側受け面41a、及び天井壁部45の天井側受け面45aは、図3C、図4Bに示すように、導線Wの自由端(中性束線端末部29)方向に沿って広がる面同士が所定のテーパ角をなしている。そのため、圧縮荷重による端子具31の塑性変形作用が進むにつれて、圧縮荷重を受ける基底側受け面41aの面積が増えてゆく。
その結果、高電流の流通に伴う発熱によって軟化した絶縁被膜37が、図3B、図3Cに示すように、導線Wの自由端(中性束線端末部29)の側に押し出されて流出する。また、仮に、積層状態の複数本の導線Wのうち、1又は複数本の導線Wが交差している場合であっても、ヒュージング接合時に導線Wの整列性を担保することができる。
しかも、圧縮荷重による端子具31の塑性変形作用を受けて、基底壁部41の基底側受け面41aには、図4Aに示すように、ヒュージング接合に伴う圧縮荷重による台形形状の痕跡39が形成されている。そのため、台形形状の痕跡39が形成された部位では、高電流の流通に伴う(ヒュージング接合に伴う)発熱によって軟化した絶縁被膜37の流出が促進されると共に、複数本の導線W及び端子具31間が機械的に密着するようになる。
したがって、本発明の実施形態に係る導電端子21によれば、複数本の導線W及び端子具31間の電気的及び機械的な接合強度を確保することができる。
〔変形例に係る導電端子及び導電端子の製造装置〕
次に、変形例に係る導電端子22及び導電端子22の製造装置55について、図5を参照して説明する。
図5は、変形例に係る導電端子22において、複数本の導線Wを積層させつつ束ねて環状の端子具31に収容した状態でヒュージング接合が行われる前の状態を表す拡大側面図である。
本発明の実施形態に係る導電端子21と、変形例に係る導電端子22とは、相互に共通の構成部分が存在する。同様に、本発明の実施形態に係る導電端子21の製造装置51と、変形例に係る導電端子22の製造装置55とは、相互に共通の構成部分が存在する。
そこで、変形例に係る導電端子22及び導電端子22の製造装置55について、本発明の実施形態に係る導電端子21及び導電端子21の製造装置51との構成上の相違部分に注目して説明することで、変形例に係る導電端子22及び導電端子22の製造装置55の説明に代えることとする。
本発明の実施形態に係る導電端子21の製造装置51では、第2電極35は、相互に平行かつ等しい高さに位置する第1底辺部35a及び第2底辺部35bの間をつなぐ第2電極面35cを備え、第2電極35の第2電極面35cは、図2A、図2Bに示すように、端子具31に備わる天井壁部45の天井側受け面45aに正対するように設けられている。
これに対し、変形例に係る導電端子22の製造装置55では、第1電極33に対向して設けられる第3電極53は、相互に平行な谷線部53a及び稜線部53bの間をつなぐ第3電極面53cを備え、第3電極53の第3電極面53cは、水平方向に延びる天井側受け面45aに対し、導線Wの自由端(中性束線端末部29)方向に沿って広がる面同士が相互に所定のテーパ角をもって傾斜するように設けられている。
〔変形例に係る導電端子の作用〕
変形例に係る導電端子22では、端子具31は、第1電極33及び第3電極53を用いた圧縮荷重による塑性変形作用を、各電極33,53毎にそれぞれに設定されたテーパ角に従う接触角をもって、基底壁部41の基底側受け面41a及び天井壁部45の天井側受け面45aの各々で受けるため、本発明の実施形態に係る導電端子21の例と比べて、高電流の流通に伴う発熱によって軟化した絶縁被膜37を、導線Wの自由端(中性束線端末部29)の側に押し出す作用、及びヒュージング接合時に導線Wの整列性を担保する作用を一層促進することができる。
また、変形例に係る導電端子22では、第1電極33及び第3電極53を用いた圧縮荷重による塑性変形作用を受けて、基底壁部41の基底側受け面41a及び天井壁部45の天井側受け面45aの両者に対し、ヒュージング接合に伴う圧縮荷重による台形形状の痕跡(不図示)が備わる。
したがって、変形例に係る導電端子22によれば、本発明の実施形態に係る導電端子21の例と比べて、複数本の導線W及び端子具31間の電気的及び機械的な接合強度を確保する効果を一層促進することができる。
〔本発明に係る導電端子21,22の作用効果〕
次に、本発明に係る導電端子21,22の作用効果について説明する。
第1の観点に基づく導電端子21,22は、複数本の導線Wを積層させつつ束ねて環状の端子具31に収容した状態で複数本の導線W及び端子具31間をヒュージング接合することによって製造される。導線Wは、その周囲が樹脂製の絶縁被膜37で覆われている。第1の観点に基づく導電端子21,22に備わる端子具31は、基底壁部41、第1側壁部43、天井壁部45、及び、第2側壁部47を連続的に備える。
基底壁部41及び天井壁部45には、ヒュージング接合に伴う圧縮荷重・熱を受ける基底側受け面41a及び天井側受け面45aがそれぞれ備わっている。基底側受け面41a及び天井側受け面45aは、導線Wの延伸方向において自由端の側に向けて漸次的に広がる所定のテーパ角をなしている。
第1の観点に基づく発明によれば、基底壁部41に備わる基底側受け面41a及び天井壁部45に備わる天井側受け面45aは、その周囲が樹脂製の絶縁被膜37で覆われた導線Wの延伸方向において自由端の側に向けて漸次的に広がる所定のテーパ角をなしているため、ヒュージング接合時に導線Wの整列性を担保可能となる結果、複数本の導線Wを積層させつつ束ねて端子具31に収容した状態で、複数本の導線W及び端子具31間の接合を、導線Wの断線を生じさせることなく安定して遂行することができる。
第2の観点に基づく発明は、第1の観点に基づく導電端子21,22であって、基底側受け面41a及び天井側受け面45aは、導線Wの自由端(中性束線端末部29)方向に沿って広がる面同士が所定のテーパ角をなしている。
第2の観点に基づく発明によれば、基底側受け面41a及び天井側受け面45aは、導線Wの自由端(中性束線端末部29)方向に沿って広がる面同士が所定のテーパ角をなしているため、導線Wが絶縁被覆37を備える場合において、ヒュージング接合に伴う発熱によって軟化した絶縁被膜37を、導線Wの自由端(中性束線端末部29)の側に押し出すことができる。
第3の観点に基づく発明は、第1又は第2の観点に基づく導電端子21,22であって、基底側受け面41a及び天井側受け面45aの両者又は一方には、ヒュージング接合に伴う圧縮荷重による台形形状の痕跡39(図4A参照)が備わっている。
第3の観点に基づく発明では、基底側受け面41a及び天井側受け面45aの両者又は一方には、ヒュージング接合に伴う圧縮荷重による台形形状の痕跡39が備わっているため、台形形状の痕跡39が形成された部位では、ヒュージング接合に伴う発熱によって軟化した絶縁被膜37の流出が促進されると共に、複数本の導線W及び端子具31間が機械的に密着するようになる。
したがって、第3の観点に基づ発明によれば、複数本の導線W及び端子具31間の電気的及び機械的な接合強度を確保することができる。
第4の観点に基づく発明は、複数本の導線Wを積層させつつ束ねて環状の端子具31に収容した状態で複数本の導線W及び端子具31間をヒュージング接合することによって導電端子21,22を製造する導電端子21,22の製造装置51,55である。ヒュージング接合は、複数本の導線Wを積層させつつ束ねて収容した状態の端子具31に対し、該端子具31を挟持するように設けた一対の電極33,35(33,53)を用いて圧縮荷重・熱を加えることで行われる。
導線Wは、その周囲が樹脂製の絶縁被膜37で覆われている。第4の観点に基づく導電端子21,22に備わる端子具31は、基底壁部41、第1側壁部43、天井壁部45、及び、第2側壁部47を連続的に備える。
基底壁部41及び天井壁部45には、一対の電極33,35(33,53)のそれぞれに対向してヒュージング接合に伴う圧縮荷重・熱を受ける一対の受け面(基底側受け面41a及び天井側受け面45a)がそれぞれ備わっている。
一対の電極33,35(33,53)のうち少なくとも一方の電極に備わる電極面は、一対の受け面(基底側受け面41a及び天井側受け面45a)のうち当該一方の電極に対面する受け面に対し、導線Wの延伸方向において自由端の側に向けて漸次的に広がる面同士が所定のテーパ角をもって傾斜するように設けられている。
第4の観点に基づく発明によれば、一対の電極33,35(33,53)のうち少なくとも一方の電極に備わる電極面は、一対の受け面のうち当該一方の電極に対面する受け面に対し、その周囲が樹脂製の絶縁被膜37で覆われた導線Wの延伸方向において自由端の側に向けて漸次的に広がる面同士が所定のテーパ角をもって傾斜するように設けられているため、ヒュージング接合時に導線Wの整列性を担保可能となる結果、複数本の導線Wを積層させつつ束ねて端子具31に収容した状態で、複数本の導線W及び端子具31間の接合を、導線Wの断線を生じさせることなく安定して遂行することができる。
第5の観点に基づく発明は、第4の観点に基づく導電端子21,22の製造装置51,55であって、一対の電極33,35(33,53)のうち少なくとも一方の電極に備わる電極面は、一対の受け面のうち当該一方の電極に対面する受け面に対し、導線Wの自由端(中性束線端末部29)方向に沿って広がる面同士が所定のテーパ角をもって傾斜するように設けられている。
第5の観点に基づく発明によれば、一対の電極のうち少なくとも一方の電極に備わる電極面は、一対の受け面のうち当該一方の電極に対面する受け面に対し、導線Wの自由端(中性束線端末部29)方向に沿って広がる面同士が所定のテーパ角をもって傾斜するように設けられているため、導線Wが絶縁被覆37を備える場合において、ヒュージング接合に伴う発熱によって軟化した絶縁被膜37を、導線Wの自由端(中性束線端末部29)の側に押し出すことができる。
第6の観点に基づく発明は、第4又は第5の観点に基づく導電端子21,22の製造装置51,55であって、一対の電極33,35(33,53)のそれぞれに備わる電極面の端縁33a,33b,35a,35b,53a,53bには面取り加工が施されている。
第6の観点に基づく発明によれば、一対の電極33,35(33,53)のそれぞれに備わる電極面の端縁33a,33b,35a,35b,53a,53bには面取り加工が施されているため、一対の電極33,35(33,53)のメンテナンス頻度を減らして、製造装置51,55の稼働率を向上させることができる。
第7の観点に基づく発明は、複数本の導線Wを積層させつつ束ねて環状の端子具31に収容した状態で複数本の導線W及び端子具31間をヒュージング接合することによって製造される導電端子21,22を備えた回転電機11である。
第7の観点に基づく導電端子21,22に備わる端子具31は、基底壁部41、第1側壁部43、天井壁部45、及び、第2側壁部47を連続的に備える。
導線Wは、その周囲が樹脂製の絶縁被膜37で覆われている。基底壁部41及び天井壁部45には、一対の電極33,35(33,53)のそれぞれに対向してヒュージング接合に伴う圧縮荷重・熱を受ける一対の受け面(基底側受け面41a及び天井側受け面45a)がそれぞれ備わっている。
基底側受け面41a及び天井側受け面45aは、導線Wの延伸方向において自由端の側に向けて漸次的に広がる面同士が所定のテーパ角をなしている。
導電端子21,22は、複数相を有する回転電機11に適用され、同一相に属する複数本の導線Wの自由端(中性束線端末部29)をそれぞれ集約して接続する用途に用いられる。
第7の観点に基づく発明によれば、基底側受け面41a及び天井側受け面45aは、その周囲が樹脂製の絶縁被膜で覆われた導線Wの延伸方向において自由端の側に向けて漸次的に広がる面同士が所定のテーパ角をなしているため、ヒュージング接合時に導線Wの整列性を担保可能となる結果、複数本の導線Wを積層させつつ束ねて端子具31に収容した状態で、複数本の導線W及び端子具31間の接合を、導線Wの断線を生じさせることなく安定して遂行する可能な導電端子21,22を備える回転電機11を得ることができる。
〔その他の実施形態〕
以上説明した複数の実施形態は、本発明の具現化の例を示したものである。したがって、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならない。本発明はその要旨またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形態で実施することができるからである。
例えば、本発明の実施形態に係る発明の説明において、導電端子21,22の素材として無酸素銅等の板材を例示して説明したが、本発明はこの例に限定されない。導電端子21,22の素材としては、タフピッチ銅等の板材を採用しても構わない。
また、本発明の実施形態に係る発明の説明において、複数本の導線Wの断面視形状として円形状の例をあげて説明したが、本発明はこの例に限定されない。複数本の導線Wの断面視形状として矩形状を採用しても構わない。
また、本発明の実施形態に係る発明の説明において、U相、V相、W相の各相毎のステータコイル18を形成する複数本の導線Wの他側端末である中性束線端末部29に対し、中性導電端子21を接合する用途に、本発明を適用する例をあげて説明したが、本発明はこの例に限定されない。U相、V相、W相の各相毎のステータコイル18を形成する複数本の導線Wの一側端末である3相束線端末部27に対し、導電端子19U、19V、19Wを接合する用途に、本発明を適用しても構わない。
11 回転電機
21 中性導電端子(導電端子)
22 中性導電端子(導電端子)
29 中性束線端末部(導線Wの自由端)
31 端子具
33 第1電極(一対の電極)
35 第2電極(一対の電極)
39 台形形状の痕跡
41 基底壁部
41a 基底側受け面(一対の受け面)
43 第1側壁部
45 天井壁部
45a 天井側受け面(一対の受け面)
47 第2側壁部
51 導電端子の製造装置
53 第3電極(一対の電極)
55 変形例に係る導電端子の製造装置
W 導線

Claims (7)

  1. 複数本の導線を積層させつつ束ねて環状の端子具に収容した状態で複数本の前記導線及び前記端子具間をヒュージング接合することによって製造される導電端子であって、
    前記導線は、その周囲が樹脂製の絶縁被膜で覆われており、
    前記端子具は、基底壁部、第1側壁部、天井壁部、及び、第2側壁部を連続的に備え、
    前記基底壁部及び前記天井壁部には、前記ヒュージング接合に伴う荷重・熱を受ける基底側受け面及び天井側受け面がそれぞれ備わっており、
    前記基底側受け面及び天井側受け面の少なくとも一方は、前記導線の延伸方向において自由端の側に向けて漸次的に広がる所定のテーパ角をなしている
    ことを特徴とする導電端子。
  2. 請求項1に記載の導電端子であって、
    前記基底側受け面及び天井側受け面は、前記導線の自由端方向に沿って広がる面同士が所定のテーパ角をなしている
    ことを特徴とする導電端子。
  3. 請求項1又は2に記載の導電端子であって、
    前記基底側受け面及び天井側受け面の両者又は一方には、前記ヒュージング接合に伴う荷重による台形形状の痕跡が形成されている
    ことを特徴とする導電端子。
  4. 複数本の導線を積層させつつ束ねて環状の端子具に収容した状態で複数本の前記導線及び前記端子具間をヒュージング接合することによって導電端子を製造する導電端子の製造装置であって、
    前記ヒュージング接合は、複数本の前記導線を積層させつつ束ねて収容した状態の前記端子具に対し、該端子具を挟持するように設けた一対の電極を用いて荷重・熱を加えることで行われ、
    前記導線は、その周囲が樹脂製の絶縁被膜で覆われており、
    前記端子具は、基底壁部、第1側壁部、天井壁部、及び、第2側壁部を連続的に備え、
    前記基底壁部及び前記天井壁部には、前記一対の電極のそれぞれに対向して前記ヒュージング接合に伴う荷重・熱を受ける一対の受け面がそれぞれ備わっており、
    前記一対の電極のうち少なくとも一方の電極に備わる電極面は、前記一対の受け面のうち当該一方の電極に対面する受け面に対し、前記導線の延伸方向において自由端の側に向けて漸次的に広がる面同士が所定のテーパ角をもって傾斜するように設けられている
    ことを特徴とする導電端子の製造装置。
  5. 請求項4に記載の導電端子の製造装置であって、
    前記一対の電極のうち少なくとも一方の電極に備わる電極面は、前記一対の受け面のうち当該一方の電極に対面する受け面に対し、前記導線の自由端方向に沿って広がる面同士が所定のテーパ角をもって傾斜するように設けられている
    ことを特徴とする導電端子の製造装置。
  6. 請求項4又は5に記載の導電端子の製造装置であって、
    前記一対の電極のそれぞれに備わる電極面の端縁には面取り加工が施されている
    ことを特徴とする導電端子の製造装置。
  7. 複数本の導線を積層させつつ束ねて環状の端子具に収容した状態で複数本の前記導線及び前記端子具間をヒュージング接合することによって製造される導電端子を備えた回転電機であって、
    前記導線は、その周囲が樹脂製の絶縁被膜で覆われており、
    前記端子具は、基底壁部、第1側壁部、天井壁部、及び、第2側壁部を連続的に備え、
    前記基底壁部及び前記天井壁部には、前記ヒュージング接合に伴う荷重・熱を受ける基底側受け面及び天井側受け面がそれぞれ備わっており、
    前記基底側受け面及び天井側受け面の少なくとも一方は、前記導線の延伸方向において自由端の側に向けて漸次的に広がる面同士が所定のテーパ角をなしており、
    前記導電端子は、複数相を有する回転電機に適用され、同一相に属する複数本の前記導線の自由端をそれぞれ集約して接続する用途に用いられる
    ことを特徴とする導電端子を備えた回転電機。
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