JP2011259566A - 固定子の製造方法 - Google Patents

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一路 岡田
Shinichi Washizu
慎一 鷲頭
Hirotada Kanehara
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Abstract

【課題】固定子の絶縁を工夫しコストダウンを実現する固定子の製造方法の提供。
【解決手段】平角裸導体Dを巻回して形成したコイル112を、分割コアピース111が有するティース111aに配設し、コイル112を樹脂モールドする固定子10の製造方法において、平角裸導体Dとして用いる裸導体を巻回して、コイル112を形成し、絶縁性を有するコア間絶縁隙間材120、導体間絶縁隙間材121、及び端部絶縁隙間材122を、コイル112の隣り合う平角裸導体Dの間、及び分割コアピース111のティース111aとコイル112との間に設け、ティース111aにコイル112を配設し、コイル112の端部に形成される第1コイル端部112a及び第2コイル端部112bにバスバ114を接合してコイル112同士を接続し、平角裸導体Dの表面に絶縁被覆層を形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、固定子の製造方法に関するものであり、詳しくはコイルの被覆手順を変えることによってコストダウンを図るものである。
自動車に搭載することを目的とした車載用モータの需要は高まっており、近年ではハイブリッドカーや電気自動車など、駆動力にモータを用いる車両が検討されている。
自動車の駆動にモータを用いる場合には、従来から車載される小型モータと比較して高出力のものが必要となる。また、車載するためには小型化することが要求されるため、モータの小型化及び高出力化が切望されている。
モータの高出力化に伴って、モータに用いる固定子が発生する磁界を強化する必要がでてくる。固定子には複数のコイルが埋め込まれており、このコイルに通電することで固定子に磁界を発生させ回転子を回転させる。したがって、コイルの絶縁は高出力化に伴って入念に行われる必要がある。
特許文献1には、電磁誘導機器巻線の製造方法についての技術が開示されている。
裸導線を帯状に形成したエラストマと重ね、裸導線とエラストマとの間に接着シートを挟んだ状態で巻回し、裸導線で形成したコイルの導線間の絶縁を帯状のエラストマで実現する。また、コイル間にスペーサを配置し、外周面を外側絶縁筒で覆うことで絶縁性を高めている。
特許文献2には、モールドコイルに関する技術が開示されている。
複層に巻回されたコイルを、所定の厚みを有するスペーサを介して2つ並べ、コイルの周囲に樹脂モールド部を形成することで、樹脂モールドの際にスペーサによって空けられた空間に樹脂が流れ込んで、コイル内部に樹脂が流入し易くしている。
特許文献3には、巻磁心用の巻き線保護体に関する技術が開示されている。
環状巻磁心の周囲にポリマー薄膜としてポリパリレン薄膜が堆積され、絶縁層として形成している。ポリマー薄膜はプロセスチャンバ内での気相形成によって行われている。
特許文献4には、電動モータ、電動モータの製造方法、電動モータ用電磁コイル、電子機器及び燃料電池使用機器に関する技術が開示されている。
コイルに用いる導体の絶縁被覆を、酸化シリコン膜や窒化シリコン膜をPVD等の手法によって気相形成することで形成し、導体に薄膜形成して気相形成したコイルを巻回することで、より絶縁層の薄いコイルを形成することが可能である。
特許文献5には、モールドコイルの製造方法、モールドコイル用金型装置及びモールドコイルに関する技術が開示されている。
コイル軸方向に隣接する巻き線間に、所定の隙間を開けた状態で金型内にコイルを位置決めし、金型に樹脂を充填し、樹脂の充填工程の途中においてコイルを軸方向に圧縮することで、所定の樹脂膜を形成したコイルを得ることが可能となる。
このようにコイルを形成することでコイルの占積率の向上と絶縁性の確保を実現している。
特開平06−224064公報 特開2000−030953公報 特開2000−501894公報 特開2008−092788公報 特開2009−148060公報
しかしながら、特許文献1乃至特許文献5に記載の技術を適用して固定子を形成するにあたっては以下に説明する課題があると考えられる。
特許文献1乃至特許文献5に記載の何れの方法で絶縁するにしても、コイル同士をバスバなどで接合し、バスバの接続部分を絶縁保護する必要があると考えられる。溶接などの接合方法を用いる場合は、絶縁被覆されている状態では都合が悪く、被覆されない状態で接合する必要がある。そして、再び別の手段で接合部分を絶縁保護する必要がある。
また、従来は固定子の構成において固定子コアとコイルとの絶縁機能をインシュレータに持たせ、コイルの導体間の絶縁を導体にエナメルなどの被覆を施すことで絶縁し、バスバとコイルとの接続部分においては、絶縁のほかにコイルの振動防止などの機能を持たせる為にワニス塗布やコイルエンドの樹脂モールドなどが行われていた。また、必要に応じて相間絶縁紙なども用いられている。
このように複数の絶縁手段を講じることは、それぞれの機能に合わせた絶縁を行える為に合理的であるようにも思えるが、複数の作業工程を必要とすることになりコストダウンの妨げになるものと考えられる。
また、インシュレータやコイルの絶縁被覆は、固定子として構成された際に必要とされるのは主に絶縁機能であるため、コストダウンの観点からすれば省略可能であれば省略できることが望ましい。
そこで、本発明はこのような課題を解決するために、固定子の絶縁を工夫しコストダウンを実現する固定子の製造方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の一態様による固定子の製造方法は以下のような特徴を有する。
(1)導体を巻回して形成したコイルを、固定子コアが有するティースに配設し、前記コイルを樹脂モールドする固定子の製造方法において、前記導体として用いる裸導体を巻回して前記コイルを形成し、絶縁性を有する隙間材を、前記コイルの隣り合う前記裸導体の間、及び前記固定子コアの前記ティースと前記コイルとの間に設け、前記固定子コアに前記コイルを配設して、前記コイルの端部に形成される端子部にバスバを接合して前記コイル同士を接続し、前記裸導体の表面に絶縁被覆層を形成することを特徴とする。
(2)(1)に記載の固定子の製造方法において、前記絶縁被覆層は、前記コイルが前記ティースに配設された状態の前記固定子の端面に金型が当接するよう配置し、前記金型と前記固定子の端面との間に形成されるキャビティに、絶縁性樹脂を注入することで形成されることを特徴とする。
(3)(1)に記載の固定子の製造方法において、前記隙間材は、相間を絶縁する相間隙間材又は前記固定子コアの端面に配置される端部隙間材を含み、前記絶縁被覆層は、絶縁性樹脂が蒸着されて形成され、前記絶縁被覆層の厚みが前記相間隙間材又は前記端部隙間材の厚みの半分以下に設定されていることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明の一態様による固定子の製造方法により、以下のような作用、効果が得られる。
上記(1)に記載される発明の態様は、導体を巻回して形成したコイルを、固定子コアが有するティースに配設し、コイルを樹脂モールドする固定子の製造方法において、導体として用いる裸導体を巻回してコイルを形成し、絶縁性を有する隙間材を、コイルの隣り合う裸導体の間、及び固定子コアのティースとコイルとの間に設け、固定子コアにコイルを配設して、コイルの端部に形成される端子部にバスバを接合してコイル同士を接続し、裸導体の表面に絶縁被覆層を形成するものである。
従来技術の固定子の場合は、被覆材を有する導体を巻回してコイルを形成し、固定子コアのティースにインシュレータを挿入し、コイルの端部に形成される端子部にバスバを接合した後に、ワニスや樹脂モールド部を形成することで絶縁するといった手順で形成していた。しかし(1)に記載の方法であれば、複数の絶縁材を用いることなく、絶縁被覆層を形成することで固定子に必要な絶縁を可能とする。
このため、導体に予め絶縁被覆を設けておいたり、インシュレータを用いたり、コイルエンドに樹脂モールド部を形成したりと複数の絶縁手段を設ける必要がなるため、工程数を削減でき、固定子のコストダウンに貢献することができる。
また、上記(2)に記載される発明の態様は、(1)に記載の固定子の製造方法において、絶縁被覆層は、コイルがティースに配設された状態の固定子の端面に金型が当接するよう配置し、金型と固定子の端面との間に形成されるキャビティに、絶縁性樹脂を注入することで形成されるものである。
絶縁性を有する隙間材を、コイルの隣り合う裸導体の間及び固定子コアのティースとコイルとの間に設けた状態で固定子をインサート成形することで、絶縁被覆層を形成する。
固定子コアとコイルとの絶縁、及びコイルの裸導線間の絶縁は、所定の厚みの絶縁層が形成されていれば足りる。従来技術に示されるように、コイルを樹脂モールドすることで絶縁するのであれば、その工程にて固定子コアとコイルとの絶縁と、及びコイルの裸導線間の絶縁との両方が完了することの方が合理的である。つまり、固定子の製造工程を簡略化でき、コストダウンに貢献することが出来る。
また、上記(3)に記載される発明の態様は、(1)に記載の固定子の製造方法において、隙間材は、相間を絶縁する相間隙間材又は固定子コアの端面に配置される端部隙間材を含み、絶縁被覆層は、絶縁性樹脂が蒸着されて形成され、絶縁被覆層の厚みが相間隙間材又は端部隙間材の厚みの半分以下に設定されているものである。
固定子の絶縁被覆層を蒸着によって形成することで、絶縁性樹脂はコイルの表面、隙間材、及び固定子コアの表面に均一の厚みに形成される。
したがって、隙間材の厚みに対して絶縁被覆層を薄く形成すれば、コイルの被覆された裸導線の間には隙間が形成されることになる。この隙間に冷却液を通すことで、固定子の冷却効率の向上に貢献することが可能となる。
第1実施形態の、固定子の上面視図である。 第1実施形態の、分割コアユニットの斜視図である。 第1実施形態の、コイルの側面図である。 第1実施形態の、コイル側面の拡大図である。 第1実施形態の、隙間材の斜視図である。 第1実施形態の、固定子を樹脂モールドする工程の概念を示した断面図である。 第1実施形態の、固定子の断面図である。 第2実施形態の、コイルの斜視図である。 第2実施形態の、コイル籠の斜視図である。 第2実施形態の、コイル籠のコイルエンド部の拡大斜視図である。 第2実施形態の、相内絶縁の模式図である。 第2実施形態の、相間絶縁の模式図である。 第3実施形態の、コイル製作時において平角裸導体に隙間材を貼り付ける様子を模式的に示した断面図である。 第3実施形態の、スライダを前進させた状態を模式的に示した断面図である。 第4実施形態の、絶縁樹脂部材形成の様子を示した模式図である。 第4実施形態の、絶縁樹脂部材を硬化している様子を示した模式図である。 第5実施形態の、絶縁材を施工している様子を示した模式図である。 第5実施形態の、絶縁材の配置状態を示した模式図である。
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1に、第1実施形態の固定子の上面視図を示す。
固定子10は、分割型の固定子コアを用いており、分割コアユニット110が円環状に配置されて、外周部にアウターリング115を備え構成されている。
図2に、分割コアユニットの斜視図を示す。
分割コアユニット110は、コイル112が分割コアピース111のティース111aに挿入されて備えられている。コイル112と分割コアピース111の間には、コア間絶縁隙間材120及び端部絶縁隙間材122が備えられている。
分割コアピース111は、固定子10の内周側に凸となる形状に形成された電磁鋼板が積層されて形成されている。積層された内周側に向かう凸部はティース111aとなり、ティース111aに隣接して形成されるのはスロット底部111bである。
コイル112は、矩形断面を有する平角裸導体Dをエッジワイズ曲げ加工して形成されている。平角裸導体Dは銅などの導電性の高い金属を用いて形成されており、絶縁被覆は有していない。すなわち、裸導線の状態でコイル112は巻回されている。
コア間絶縁隙間材120は、分割コアピース111とコイル112との隙間を確保する目的で配置される絶縁材料であり、所定の厚みを有した樹脂材料を用いている。絶縁性を有する樹脂材であるコア間絶縁隙間材120の表面には、粘着性のシートである粘着シート130が貼り付けられており、分割コアピース111のスロット底部111bと、ティース111a側面に設けられている。
また、コア間絶縁隙間材120と同じ機能を有する端部絶縁隙間材122が、ティース111aの端面に設けられている。端部絶縁隙間材122は、粘着シート130を備えるとともに、ティース111aとコイル112との絶縁を確保する点でコア間絶縁隙間材120と同じである。しかしながら、分割コアピース111の両端面に配置されるためにコイル112の曲げ半径を考慮してコア間絶縁隙間材120よりも端部絶縁隙間材122の方が厚めに形成され、コイル112の位置を決めるスペーサとしての役割も果たしている。粘着シート130は、熱溶着性の樹脂が用いられており、所定の温度を加えることで粘着性を示す。
図3に、コイルの側面図を示す。
図4に、コイル側面の拡大図をしめす。図3のA部を拡大した図面である。
図5に、隙間材の斜視図を示す。
平角裸導体Dが巻回されて形成されるコイル112は、隣り合う平角裸導体Dの間に導体間絶縁隙間材121が設けられている。導体間絶縁隙間材121は、平角裸導体D間の絶縁を確保する目的で設置される絶縁材料であり、所定の厚みを有している。また導体間絶縁隙間材121には、コア間絶縁隙間材120及び端部絶縁隙間材122と同様に図5に示すように絶縁性を有する樹脂材の表面に粘着シート130が貼り付けられており、コア間絶縁隙間材120より薄く設定されている。
導体間絶縁隙間材121は、コイル112の図3とは反対側の側面にも同様にして設けられており、コイル112の平角裸導体Dは導体間絶縁隙間材121によって所定の間隔をあけて巻回される形状となっている。この状態で、図2に示すように分割コアユニット110に備えられている。
なお、導体間絶縁隙間材121は図3には都合4カ所に設けられている様子を示しているが、必要に応じて増やすことを妨げない。
このように分割コアユニット110を形成した後、分割コアユニット110を円環状に配列して、その周囲に加熱したアウターリング115を配置し、締まりバメすることで、分割コアユニット110を図1に示すように円環状に保持する。
その後、コイル112の第1コイル端部112a及び第2コイル端部112bをバスバ114で溶接などの方法を用いて接合する。バスバ114も平角裸導体Dと同様に導電性の良い金属で形成された矩形断面を有する導体である。平角裸導体Dとバスバ114の断面積は、同じかバスバ114のほうが広くなるよう設定されている。
図6に、固定子を樹脂モールドする工程の概念を断面図にてしめす。
図7に、固定子の断面図を示す。
センターポストD11を備えた第1金型D1に、固定子10を配置し、第2金型D2を用いて分割コアピース111の端面を押さえて保持し、固定子10の両端面にキャビティCを形成する。この状態で、キャビティCに樹脂を流し込み、樹脂モールド部113を形成する。樹脂モールド部を形成する樹脂は、LCPなど流動性が良く、絶縁性が確保できるものが望ましい。
そして、第1金型D1及び第2金型D2から固定子10を離型すれば、図7に示すような樹脂モールド部113を形成した固定子10ができあがる。
第1実施形態の固定子10は上記構成であるので、以下に説明する作用、効果を奏する。
まず、発明の効果として、固定子の絶縁保護及び固定の工程を削減できる点が挙げられる。
第1実施形態の固定子10の製造方法は、平角裸導体Dを巻回して形成したコイル112を、分割コアピース111が有するティース111aに配設し、分割コアピース111のコイルエンドを樹脂モールドする固定子10の製造方法において、平角裸導体Dとして用いる裸導体を巻回して、コイル112を形成し、絶縁性を有するコア間絶縁隙間材120、導体間絶縁隙間材121、及び端部絶縁隙間材122を、コイル112の隣り合う平角裸導体Dの間、及び分割コアピース111のティース111aとコイル112との間に設け、ティース111aにコイル112を配設し、コイル112の端部に形成される第1コイル端部112a及び第2コイル端部112bにバスバ114を接合してコイル112同士を接続し、平角裸導体Dの表面に絶縁被覆層を形成するものである。
この様に、裸導線である平角裸導体Dでコイル112を形成して導体間絶縁隙間材121を所定の位置に配置した後、コア間絶縁隙間材120及び端部絶縁隙間材122を貼り付けたティース111aに挿入して分割コアユニット110を形成し、分割コアユニット110を円環状に並べてアウターリング115を嵌めてバスバ114を溶接した後に、樹脂モールド部113を形成することで、インシュレータを廃止し、コイル112の絶縁被覆は樹脂モールド部113によってなされることになる。
また、分割コアピース111に対してコイル112が動かないように、コイル112を分割コアピース111に固定する機能も樹脂モールド部113によって実現されることになる。
つまり、樹脂モールド部113は、インシュレータや平角裸導体Dの周囲に施す絶縁被覆、及びバスバとコイル112の第1コイル端部112a及び第2コイル端部112bとの接合部分の絶縁をすると共に、コイル112を分割コアピース111に固定する働きをする。
したがって、平角裸導体Dの絶縁被覆を施す工程や、インシュレータを成形する工程等の複数の工程を廃止することができる。この代わりにコア間絶縁隙間材120、導体間絶縁隙間材121及び端部絶縁隙間材122を貼り付ける工程を必要とするが、固定子10を製造する工程全体で見ると、製造工程を減らすことが可能となる。この結果、設備据え付け面積の削減も可能となり、固定子10のコストダウンに貢献することが可能となる。
また、発明の効果として、コイルダメージによる絶縁性の低下を防ぐことが可能な点が挙げられる。
平角裸導体Dに絶縁被覆した導体を巻回してコイル112する場合、コイル112形成時に絶縁被覆を傷つける虞がある。これは、巻回装置を用いて被覆導線を巻回してコイル112を形成する以上避けられないリスクであり、第1実施形態ではエッジワイズ曲げ加工を行ってコイル112を形成しているが、エッジワイズ曲げ加工をする際など治具により直接導線を把持したり押圧したりする工程、及び分割コアピース111に挿入する工程が必須となり、これらの行為によって絶縁被覆を損なう虞がある。
しかし、平角裸導体Dを被覆せずに巻回してコイル112を形成し、分割コアピース111に挿入したあと樹脂モールド部113を形成することでコイル112の被覆を行うため、固定子10形成時におけるコイル112の絶縁被覆損傷のリスクをほぼ無くすことができる。
この結果、固定子10の歩留まりの向上を期待することが可能となり、その結果として固定子10のコストダウンに貢献することが可能となる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
(第2実施形態)
図8は、第2実施形態のコイルの斜視図を示している。
図9は、コイル籠の斜視図を示している。
第2実施形態の固定子10に用いるコイルは、第1実施形態のコイル112と異なり、同心二重巻きコイル300を用いている。同心二重巻きコイル300は、内周側コイル302と外周側コイル301を重ねて形成されている。そして、図8に示すような同心二重巻きコイル300を円環状に配置し、図9に示すようなコイル籠310を形成する。
なお、図9に示されるコイル籠310は、コイルエンドがバスバ114で接続され、分割コアピース211が挿入されている状態である。
分割コアピース211は、ティース211aを2つ備え、その間にスロット211bを備えている。分割コアピース211が円筒状に並べられることで略円筒状の固定子コア210をコイル籠310の外側に形成する。また、内周側に配置されているのは治具J5である。
同心二重巻きコイル300を構成する外周側コイル301と内周側コイル302は、コイル112同様にして平角裸導体Dがエッジワイズ曲げ加工されて巻回されることで形成されている。したがって、図示はしていないが外周側コイル301と内周側コイル302の隣り合う平角裸導体Dの間には導体間絶縁隙間材121が設けられている。
また、外周側コイル301と内周側コイル302の間には、コイル間絶縁隙間材330が設けられている。コイル間絶縁隙間材330は、コア間絶縁隙間材120、導体間絶縁隙間材121、及び端部絶縁隙間材122と同じく絶縁性を示す樹脂材料が用いられ、その端面に粘着シート130が設けられている。
図10に、コイル籠のコイルエンド部の拡大斜視図を示す。
そして、コイル籠310のコイルエンド部には、相間絶縁隙間材331が設けられている。相間絶縁隙間材331は、コイル間絶縁隙間材330と同等の材質が用いられているが、厚みはコイル間絶縁隙間材330よりも厚く設定されている。これは、相間絶縁隙間材331に同心二重巻きコイル300の相間に配置される相間の絶縁を可能とする厚みが求められているためである。また、粘着シート130も設けられている。
そして、図9に示すような状態に分割コアピース211が挿入され、略円筒状の固定子コア210をコイル籠310の外側に形成する。この際、第1実施形態と同様に分割コアピース211のティース211a側面及びスロット221b底部、あるいは必要であれば分割コアピース211の端面にコア間絶縁隙間材120及び端部絶縁隙間材122が設けられており、分割コアピース211と同心二重巻きコイル300との隙間は適正に確保される。
固定子コア210は、図1に示すようなアウターリング115が焼き嵌めされることでその形状が保持される。この状態の固定子10は、蒸着工程にて絶縁被覆膜が形成される。
蒸着の方法は、特許文献3又は特許文献4に記載されるような方法で良く、コイル籠310の外表面に絶縁被覆膜を蒸着工程によって形成する。
なお、蒸着工程において、アウターリング115や固定子コア210の端面外周部分など絶縁被覆が必要のない部分に絶縁被膜が形成されないように、マスキング治具等が必要となる。よって、図6に示すような状況でキャビティC内にて蒸着するようなイメージで蒸着されることが好ましい。蒸着する絶縁被覆膜はポリイミド蒸着重合によって形成することが考えられる。
第2実施形態は上記構成であるので、以下に説明する作用及び効果を奏する。
まず、発明の効果として、第1実施形態と同様に固定子の絶縁保護及び固定の工程を削減できる点が挙げられる。
第2実施形態の固定子10の製造方法は、平角裸導体Dを巻回して形成した同心二重巻きコイル300を、分割コアピース211が有するティース211aに配設し、分割コアピース211のコイルを樹脂蒸着する固定子10の製造方法において、平角裸導体Dを巻回して、同心二重巻きコイル300を形成し、絶縁性を有するコア間絶縁隙間材120、導体間絶縁隙間材121、端部絶縁隙間材122、コイル間絶縁隙間材330及び相間絶縁隙間材331を、同心二重巻きコイル300の隣り合う平角裸導体Dの間、及び分割コアピース211のティース211aと同心二重巻きコイル300との間に設け、ティース211aに同心二重巻きコイル300を配設し、同心二重巻きコイル300の端部に形成される第1コイル端部112a及び第2コイル端部112bにバスバ114を接合して同心二重巻きコイル300同士を接続し、平角裸導体Dの表面に絶縁被覆層を形成するものである。
平角裸導体Dを巻回して二重巻きコイル300を形成し、二重巻きコイル300を円環状に配置してコイル籠310を形成する。そして、分割コアピース211がコイル籠310に挿入される。そして、コイル籠310には導体間絶縁隙間材121、コイル間絶縁隙間材330及び相間絶縁隙間材331が設けられ、分割コアピース211とコイル籠310との間にはコア間絶縁隙間材120及び端部絶縁隙間材122が設けられる。
このような手順で固定子10が形成されるため、絶縁被覆を設ける工程を複数必要とせず、固定子10の製造におけるコストを削減することが可能となる。
また、発明の効果として、固定子10の冷却性能の向上が期待できる。
図11に、相内絶縁の模式図を示す。
図12に、相間絶縁の模式図を示す。
蒸着工程によって、コア間絶縁隙間材120、導体間絶縁隙間材121及びコイル間絶縁隙間材330が設けられる部分は図11に示すような状態で絶縁被覆膜350が形成される。すなわち、絶縁被覆膜350は、隣り合う平角裸導体Dの間、或いは平角裸導体Dと分割コアピース211との間を埋めるように形成される。
一方、より厚みのある端部絶縁隙間材122及び相間絶縁隙間材331を隣り合う固定子コア210又は平角裸導体Dの間に配置する場合は、絶縁被覆膜350の形成される厚みよりも隣り合う平角裸導体Dとの間の隙間が広いために、空間Sが形成される。
この空間Sは、隣り合う同心二重巻きコイル300の間に形成されるため、固定子10として形成されモータに組み込まれた際に空間Sに積極的に冷却液を通すことで、固定子10の冷却性能の向上が期待できる。また、図示しないが固定子コア210とコイル300との間にも端部絶縁隙間材122の厚みが厚く設定されることで図12に示されるような空間Sが形成され、同様の効果が期待できる。
固定子10は、同心二重巻きコイル300に通電することで磁力を発生させるが、同時に平角裸導体D内の抵抗や、モータの環境温度の影響によって熱を生じる結果となる。平角裸導体D内で発生した熱は分割コアピース211に速やかに伝達される他、絶縁被覆膜350から外部の環境にも放熱される。この放熱の助けとなるのが冷却液であり、冷却液が通る通路が固定子10の内部にあった方がより冷却効率を高めることが可能である。
空間Sはこの冷却液の通路として利用が可能である。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
(第3実施形態)
第3実施形態は第1実施形態とほぼ同じ構成であるが、コア間絶縁隙間材120、導体間絶縁隙間材121及び端部絶縁隙間材122の形成の方法が異なる。以下にその構成及び手順について説明する。
図13は、第3実施形態のコイル製作時において平角裸導体に隙間材を貼り付ける様子を模式的に示している。
図14は、スライダを前進させた状態を模式的に示している。
コイル112を製造するにあたって、隣り合う平角裸導体D間に導体間絶縁隙間材121を貼り付ける必要がある。
貼付機250は、スライダ251とテープ押圧部252とカッター253及び、コイル受け台254を備えている。
スライダ251は、テープ押圧部252に対して近接する方向に動作し、それぞれに斜面を備えることで、スライダ251が前進することでテープ押圧部252に備えられたカッター253が導体間絶縁隙間材121側に突出するような構成となっている。
したがって、平角裸導体Dを送り所定の位置に来た状況で、スライダ251を前進させ図14に示すように導体間絶縁隙間材121をカッター253で切断するとともに、テープ押圧部252が降下、すなわち導体間絶縁隙間材121に近接する方向に動き、導体間絶縁隙間材121を平角裸導体Dに対して押し付ける。
この際に、コイル受け台254の内部に仕込まれたヒーターを用いて平角裸導体Dを介して導体間絶縁隙間材121を温めることで、導体間絶縁隙間材121の表面に張り付けられた熱融着式の粘着シート130の表面を溶融させて導体間絶縁隙間材121と平角裸導体Dは接着される。
これを繰り返すことで、コイル112の所定の位置に導体間絶縁隙間材121を貼り付けることが可能となる。コア間絶縁隙間材120、端部絶縁隙間材122及び第2実施形態のコイル間絶縁隙間材330及び相間絶縁隙間材331についても同様の方法を応用して貼付け可能である。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
(第4実施形態)
第4実施形態は第1実施形態とほぼ同じ構成であるが、コア間絶縁隙間材120、導体間絶縁隙間材121及び端部絶縁隙間材122の形成の方法が異なる。以下にその構成及び手順について説明する。
図15は、第4実施形態の絶縁樹脂部材形成の様子を示している。
図16は、絶縁樹脂部材を硬化している様子を示している。
精密ディスペンサーノズル260は、図示しない精密ディスペンサーに接続されて、一定量の液体を吐出する機能を有している。この精密ディスペンサーノズル260を隣り合う平角裸導体Dの間に挿入し、図15に示すように平角裸導体Dの表面にUV硬化性樹脂125を滴下する。
液体状のUV硬化性樹脂125は、図16に示すようにUVライト261から紫外線が照射されることで硬化する。平角裸導体Dの表面に所定の量のUV硬化性樹脂125が滴下されるので、濡れ性などの条件によりほぼ同じ高さの樹脂製隙間材として機能する。
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。
(第5実施形態)
第5実施形態は第1実施形態とほぼ同じ構成であるが、コア間絶縁隙間材120、導体間絶縁隙間材121及び端部絶縁隙間材122の形成の方法が異なる。以下にその構成及び手順について説明する。
図17は、第5実施形態の絶縁材を施工している様子を示している。
図18は、絶縁材の配置状態を示している。
絶縁性ファイバ樹脂126は、外周面に接着剤が塗布されており、ファイバ渡し機270によってコイル112の平角裸導体Dの間に渡され図18に示すように平角裸導体Dの間に絶縁性ファイバ樹脂126が配置された状態となる。
絶縁性ファイバ樹脂126の表面には接着剤が塗布されているので、平角裸導体D同士を絶縁性ファイバ樹脂126の径と同じ距離を開けた状態で保持することが可能となる。
絶縁性ファイバ樹脂126の端部はカットし処理する。
なお、絶縁性ファイバ樹脂126の代わりに所定の粒径の絶縁性ビーズを接着剤に混ぜて塗布する方法でも同等の効果が得られる。
第3実施形態乃至第5実施形態に示したコイル112の隙間材の形成方法は、第2実施形態にも適用可能であり、このように形成したコイル112または同心二重巻きコイル300を樹脂モールド、或いは絶縁性の樹脂を蒸着することで、樹脂モールド部113及び絶縁被覆膜350を形成することが可能となる。
以上、本実施形態に則して発明を説明したが、この発明は前記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で構成の一部を適宜変更することにより実施することもできる。
例えば、第1実施形態では集中巻きコイルを用いた固定子10を樹脂モールドするとして説明しているが、第2実施形態で示した同心巻コイルを用いた固定子10に適用しても良いし、波巻きコイルを用いた固定子に適用しても良い。逆に第2実施形態では同心二重巻きコイルを用いた固定子10に絶縁性樹脂を蒸着するとして説明しているが、第1実施形態と同様に集中巻コイルを用いた固定子10や波巻きコイルを用いた固定子に適用しても良い。
また、第1実施形態では、コア間絶縁隙間材120の形状を矩形とし、図2に示すようなティース111a及びスロット底部111bにそれぞれ貼り付けているが、ティース111aとスロット底部111bに貼り付けられるコア間絶縁隙間材120を延長してL字型の形状として、部品点数を減らすなどの工夫をしても良い。また、コア間絶縁隙間材120と導体間絶縁隙間材121の両方の機能を備える隙間材を用いても良い。例えば、コア間絶縁隙間材120の表面から導体間絶縁隙間材121が櫛歯状に突出するような形状としても良い。
また、コア間絶縁隙間材120と端部絶縁隙間材122を用いてコイル112と分割コアピース111との間の絶縁を確保しているが、例えば端部絶縁隙間材122の一部を延長してティース111aの側面部分まで突出させ、コの字形とするなど形状を工夫してコア間絶縁隙間材120を排除しても良い。
ただし、コア間絶縁隙間材120、導体間絶縁隙間材121及び端部絶縁隙間材122は、形状が単純である方がコストダウンのメリットは高いので、基本的には単純な形状の方が望ましい。
また、第3実施形態乃至第5実施形態は、絶縁隙間材を配設する方法の例示であるので、これ以外の方法を用いて絶縁隙間材を設けることを妨げない。
また、第1実施形態乃至第5実施形態で例示した材質はその目的を逸脱しない範囲で変更することを妨げない。
10 固定子
110 分割コアユニット
111 分割コアピース
111a ティース
111b スロット底部
112 コイル
112a 第1コイル端部
112b 第2コイル端部
113 樹脂モールド部
114 バスバ
115 アウターリング
120 コア間絶縁隙間材
121 導体間絶縁隙間材
125 UV硬化性樹脂
126 絶縁性ファイバ樹脂
130 粘着シート

Claims (3)

  1. 導体を巻回して形成したコイルを、固定子コアが有するティースに配設し、前記コイルを樹脂モールドする固定子の製造方法において、
    前記導体として用いる裸導体を巻回して前記コイルを形成し、
    絶縁性を有する隙間材を、前記コイルの隣り合う前記裸導体の間、及び前記固定子コアの前記ティースと前記コイルとの間に設け、
    前記固定子コアに前記コイルを配設して、
    前記コイルの端部に形成される端子部にバスバを接合して前記コイル同士を接続し、
    前記裸導体の表面に絶縁被覆層を形成することを特徴とする固定子の製造方法。
  2. 請求項1に記載の固定子の製造方法において、
    前記絶縁被覆層は、
    前記コイルが前記ティースに配設された状態の前記固定子の端面に金型が当接するよう配置し、
    前記金型と前記固定子の端面との間に形成されるキャビティに、絶縁性樹脂を注入することで形成されることを特徴とする固定子の製造方法。
  3. 請求項1に記載の固定子の製造方法において、
    前記隙間材は、相間を絶縁する相間隙間材又は前記固定子コアの端面に配置される端部隙間材を含み、
    前記絶縁被覆層は、絶縁性樹脂が蒸着されて形成され、前記絶縁被覆層の厚みが前記相間隙間材又は前記端部隙間材の厚みの半分以下に設定されていることを特徴とする固定子の製造方法。
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