JP2015099026A - 検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被加工物に加工が施された加工状態を正確に検証することができる検出装置を提供する。
【解決手段】保持された被加工物を撮像し撮像した画像信号を出力する干渉式撮像機構と、保持手段と干渉式撮像機構とを相対的にX軸方向に移動するX軸移動手段と、保持手段と干渉式撮像機構とを相対的にX軸方向と直交するY軸方向に移動するY軸移動手段と、保持手段と干渉式撮像機構とを相対的にX軸方向およびY軸方向と直交するZ軸方向に移動するZ軸移動手段と、干渉式撮像機構から出力される画像信号に基づいて画像情報を生成する制御手段と、制御手段によって生成された画像情報を出力する出力手段とを具備し、制御手段は、干渉式撮像機構の撮像位置をZ軸方向の所定位置に位置付けて作動するとともに、保持手段と干渉式撮像機構とを相対的にX軸方向またはY軸方向に移動してXY2次元画像の画像情報を生成し、画像情報を出力手段に出力する。
【選択図】図9

Description

本発明は、ウエーハ等の被加工物に加工されたレーザー加工溝や切削溝等の加工溝の加工状態や、研削加工された被加工面の研削痕の凹凸状態を検出するための検出装置に関する。
半導体デバイス製造工程においては、略円板形状であるウエーハの表面に格子状に配列された分割予定ラインによって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC、LSI等のデバイスを形成する。そして、ウエーハの裏面を研削して所定の厚みに形成した後に、分割予定ラインに沿って切断することによりデバイスが形成された領域を分割して個々のデバイスを製造している。
ウエーハの裏面を研削する研削装置は、ウエーハを保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持されたウエーハを研削する研削ホイールを備えた研削手段と、ウエーハの厚みを計測する厚み計測手段等を具備している(例えば、特許文献1参照)。
また、上述したウエーハの分割予定ラインに沿った分割は、切削装置やレーザー加工装置によって行われている。
切削装置は、ウエーハを保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持されたウエーハを切削する切削ブレードを備えた切削手段と、チャックテーブルに保持されたウエーハに形成された分割予定ラインを検出する撮像手段等を具備している(例えば、特許文献2参照)。
また、レーザー加工装置は、ウエーハを保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持されたウエーハにレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段と、チャックテーブルに保持されたウエーハに形成された分割予定ラインを検出する撮像手段等を具備している(例えば、特許文献3参照)。
そして、切削装置やレーザー加工装置においては、撮像手段によって切削溝やレーザー加工溝を撮像することによって切削溝の状態やレーザー加工溝の状態を検出し、加工条件を調整することができる(例えば、特許文献4参照)。
特開2002−319559号公報 特開平7−45556号公報 特開2008−12566号公報 特開平5−326700号公報
而して、撮像手段によって撮像される画像は、表面における2次元画像であり、表面から所定深さの2次元画像、切削溝やレーザー加工溝の深さや断面形状の3次元画像、デブリの状態等の3次元画像を検出できず、加工状態を詳細に検証することができないという問題がある。
また、研削装置においては研削痕の凹凸状態を検証できないという問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、被加工物に加工が施された加工状態を正確に検証することができる検出装置を提供することにある。
上記主たる技術的課題を解決するために、本発明によれば、被加工物を保持する保持面を備えた被加工物保持手段と、該被加工物保持手段の保持面に保持された被加工物を撮像し撮像した画像信号を出力する干渉式撮像機構と、該被加工物保持手段と該干渉式撮像機構とを相対的にX軸方向に移動するX軸移動手段と、該被加工物保持手段と該干渉式撮像機構とを相対的にX軸方向と直交するY軸方向に移動するY軸移動手段と、該被加工物保持手段と該干渉式撮像機構とを相対的にX軸方向およびY軸方向と直交するZ軸方向に移動するZ軸移動手段と、該干渉式撮像機構から出力される画像信号に基づいて画像情報を生成する制御手段と、該制御手段によって生成された画像情報を出力する出力手段と、を具備し、
該制御手段は、該干渉式撮像機構の撮像位置をZ軸方向の所定位置に位置付けて作動するとともに、該被加工物保持手段と該干渉式撮像機構とを相対的にX軸方向またはY軸方向に移動してX Y2次元画像の画像情報を生成し、該画像情報を該出力手段に出力する、
ことを特徴とする検出装置が提供される。
上記制御手段は、該XY2次元画像における特定された領域において、被加工物保持手段と干渉式撮像機構とを相対的にZ軸方向に移動してXYZ3次元画像の画像情報を生成し、該画像情報を出力手段に出力する。
また、上記干渉式撮像機構は、複数の画素がX軸方向とY軸方向に配列された撮像素子手段と、被加工物保持手段の保持面に対向する集光器と、該集光器を通して該被加工物保持手段の保持面に保持された被加工物に光を照射する光照射手段と、被加工物保持手段の保持面に保持された被加工物で反射した戻り光と干渉光を生成する干渉光生成手段とを備え、
上記制御手段は、干渉光生成手段で生成された強い光を捉えた撮像素子手段の画素のX軸方向およびY軸方向の座標を記憶するXY座標記憶領域とZ軸方向位置毎のXY座標を記憶するXYZ座標記憶領域とを備えたメモリを具備し、該メモリに記憶されたXY座標に基づいてXY2次元画像の画像情報を生成し、XYZ座標に基づいてXYZ3次元画像の画像情報を生成する。
本発明による加工状態検出装置は、被加工物を保持する保持面を備えた被加工物保持手段と、該被加工物保持手段の保持面に保持された被加工物を撮像し撮像した画像信号を出力する干渉式撮像機構と、被加工物保持手段と干渉式撮像機構とを相対的にX軸方向に移動すると、被加工物保持手段と干渉式撮像機構とを相対的にX軸方向と直交するY軸方向に移動するY軸移動手段と、被加工物保持手段と干渉式撮像機構とを相対的にX軸方向およびY軸方向と直交するZ軸方向に移動するZ軸移動手段と、干渉式撮像機構から出力される画像信号に基づいて画像情報を生成する制御手段と、該制御手段によって生成された画像情報を出力する出力手段とを具備し、制御手段は、干渉式撮像機構の撮像位置をZ軸方向の所定位置に位置付けて作動するとともに、被加工物保持手段と干渉式撮像機構とを相対的にX軸方向またはY軸方向に移動してX Y2次元画像の画像情報を生成し、該画像情報を出力手段に出力するので、加工状態を検出したい深さに干渉式撮像機構の集光点(撮像位置)を位置付けて2次元画像を効率よく取得して加工状態を検証することができる。
本発明に従って構成された検出装置が装備された加工機としてのレーザー加工機の斜視図。 図1に示すレーザー加工機に装備された検出装置を構成する干渉式撮像機構の構成部材を分解して示す斜視図。 図2に示す干渉式撮像機構の要部断面図。 図3に示す干渉式撮像機構を構成する集光器および干渉光生成手段の説明図。 図1に示す検出装置に装備される処理手段のブロック構成図。 ピエゾモータからなるアクチュエータに印加する電圧とピエゾモータの軸方向変位との関係を設定した制御マップ。 被加工物としての半導体ウエーハが環状のフレームに装着されたダイシングテープの表面に装着された状態の斜視図。 図1に示すレーザー加工機によるレーザー加工溝形成工程の説明図。 図1に示す検出装置によるレーザー加工溝確認工程の説明図。 図1に示す検出装置による詳細なレーザー加工溝確認工程の説明図。
以下、本発明によって構成された検出装置の好適な実施形態について、添付図面を参照して、更に詳細に説明する。
図1には、本発明によって構成された検出装置が装備された加工機としてのレーザー加工機の斜視図が示されている。図1に示すレーザー加工機1は、静止基台2と、該静止基台2に矢印Xで示す加工送り方向(X軸方向)に移動可能に配設され被加工物を保持する被加工物保持機構3と、静止基台2上に配設された加工手段であるレーザー光線照射手段としてのレーザー光線照射ユニット4とを具備している。
上記被加工物保持機構3は、静止基台2上に矢印Xで示すX軸方向に沿って平行に配設された一対の案内レール31、31と、該案内レール31、31上にX軸方向に移動可能に配設された第1の滑動ブロック32と、該第1の滑動ブロック32上にX軸方向と直交するY軸方向に移動可能に配設された第2の滑動ブロック33と、該第2の滑動ブロック33上に円筒部材34によって支持されたカバーテーブル35と、被加工物保持手段としてのチャックテーブル36を具備している。このチャックテーブル36は多孔性材料から形成された吸着チャック361を具備しており、吸着チャック361の上面である保持面上に被加工物である例えば円板形状の半導体ウエーハを図示しない吸引手段によって保持するようになっている。このように構成されたチャックテーブル36は、円筒部材34内に配設された図示しないパルスモータによって回転せしめられる。なお、チャックテーブル36には、半導体ウエーハ等の被加工物を保護テープを介して支持する環状のフレームを固定するためのクランプ362が配設されている。
上記第1の滑動ブロック32は、その下面に上記一対の案内レール31、31と嵌合する一対の被案内溝321、321が設けられているとともに、その上面にY軸方向に沿って平行に形成された一対の案内レール322、322が設けられている。このように構成された第1の滑動ブロック32は、被案内溝321、321が一対の案内レール31、31に嵌合することにより、一対の案内レール31、31に沿ってX軸方向に移動可能に構成される。図示の実施形態における被加工物保持機構3は、第1の滑動ブロック32を一対の案内レール31、31に沿ってX軸方向に移動させるためのX軸移動手段37を具備している。X軸移動手段37は、上記一対の案内レール31と31の間に平行に配設された雄ネジロッド371と、該雄ネジロッド371を回転駆動するためのパルスモータ372等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド371は、その一端が上記静止基台2に固定された軸受ブロック373に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ372の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド371は、第1の滑動ブロック32の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ372によって雄ネジロッド371を正転および逆転駆動することにより、第1の滑動ブロック32は案内レール31、31に沿ってX軸方向に移動せしめられる。
図示の実施形態におけるレーザー加工機1は、上記チャックテーブル36のX軸方向位置を検出するためのX軸方向位置検出手段374を備えている。X軸方向位置検出手段374は、案内レール31に沿って配設されたリニアスケール374aと、第1の滑動ブロック32に配設され第1の滑動ブロック32とともにリニアスケール374aに沿って移動する読み取りヘッド374bとからなっている。このX軸方向位置検出手段374の読み取りヘッド374bは、図示の実施形態においては1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。そして後述する制御手段は、入力したパルス信号をカウントすることにより、チャックテーブル36のX軸方向位置を検出する。なお、上記X軸移動手段37の駆動源としてパルスモータ372を用いた場合には、パルスモータ372に駆動信号を出力する後述する制御手段の駆動パルスをカウントすることにより、チャックテーブル36のX軸方向位置を検出することもできる。また、上記X軸移動手段37の駆動源としてサーボモータを用いた場合には、サーボモータの回転数を検出するロータリーエンコーダが出力するパルス信号を後述する制御手段に送り、制御手段が入力したパルス信号をカウントすることにより、チャックテーブル36のX軸方向位置を検出することもできる。
上記第2の滑動ブロック33は、その下面に上記第1の滑動ブロック32の上面に設けられた一対の案内レール322、322と嵌合する一対の被案内溝331、331が設けられており、この被案内溝331、331を一対の案内レール322、322に嵌合することにより、X軸方向と直交する矢印Yで示すY軸方向に移動可能に構成される。図示の実施形態における被加工物保持機構3は、第2の滑動ブロック33を第1の滑動ブロック32に設けられた一対の案内レール322、322に沿ってY軸方向に移動させるためのY軸移動手段38を具備している。Y軸移動手段38は、上記一対の案内レール322と322の間に平行に配設された雄ネジロッド381と、該雄ネジロッド381を回転駆動するためのパルスモータ382等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド381は、その一端が上記第1の滑動ブロック32の上面に固定された軸受ブロック383に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ382の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド381は、第2の滑動ブロック33の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ382によって雄ネジロッド381を正転および逆転駆動することにより、第2の滑動ブロック33は案内レール322、322に沿ってY軸方向に移動せしめられる。
図示の実施形態におけるレーザー加工機1は、上記第2の滑動ブロック33のY軸方向位置を検出するためのY軸方向位置検出手段384を備えている。Y軸方向位置検出手段384は、案内レール322に沿って配設されたリニアスケール384aと、第2の滑動ブロック33に配設され第2の滑動ブロック33とともにリニアスケール384aに沿って移動する読み取りヘッド384bとからなっている。このY軸方向位置検出手段384の読み取りヘッド384bは、図示の実施形態においては1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。そして後述する制御手段は、入力したパルス信号をカウントすることにより、チャックテーブル36のY軸方向位置を検出する。なお、上記Y軸移動手段38の駆動源としてパルスモータ382を用いた場合には、パルスモータ382に駆動信号を出力する後述する制御手段の駆動パルスをカウントすることにより、チャックテーブル36のY軸方向位置を検出することもできる。また、上記Y軸移動手段38の駆動源としてサーボモータを用いた場合には、サーボモータの回転数を検出するロータリーエンコーダが出力するパルス信号を後述する制御手段に送り、制御手段が入力したパルス信号をカウントすることにより、チャックテーブル36のY軸方向位置を検出することもできる。
上記レーザー光線照射ユニット4は、上記静止基台2上に配設された支持部材41と、該支持部材41によって支持され実質上水平に延出する機体ケーシング42と、該機体ケーシング42に配設されたレーザー光線照射手段5と、レーザー加工すべき加工領域を検出する撮像手段6を具備している。レーザー光線照射手段5は、機体ケーシング42内に配設され図示しないパルスレーザー光線発振器や繰り返し周波数設定手段を備えたパルスレーザー光線発振手段および該パルスレーザー光線発振手段から発振されたパルスレーザー光線を集光しチャックテーブル36に保持された被加工物に照射する加工ヘッド51を具備している。
上記撮像手段6は、機体ケーシング42に加工ヘッド51からX軸方向の同一線上に所定距離おいて配設されている。この撮像手段6は、可視光線によって撮像する通常の撮像素子(CCD)の外に、被加工物に赤外線を照射する赤外線照明手段と、該赤外線照明手段によって照射された赤外線を捕らえる光学系と、該光学系によって捕らえられた赤外線に対応した電気信号を出力する撮像素子(赤外線CCD)等で構成されており、撮像した画像信号を図示しない制御手段に送る。
図示の実施形態におけるレーザー加工機1には、チャックテーブル36に保持された被加工物に加工が施された加工状態を検出するための検出装置7が配設されている。検出装置7は、上記機体ケーシング42に配設されたX軸方向、X軸方向と直交するY軸方向、X軸方向およびY軸方向と直交するZ軸方向において3次元でチャックテーブル36に保持された被加工物を撮像し、撮像した画像信号を出力する干渉式撮像機構70を具備している。干渉式撮像機構70は、機体ケーシング42に配設された第1のZ軸移動手段8によってZ軸方向に移動可能に支持されている。干渉式撮像機構70および第1のZ軸移動手段8について、図2乃至図4を参照して説明する。
図2乃至図4に示す干渉式撮像機構70は、所謂ミラウ型干渉式撮像機構で、図3に詳細に示すように機構ハウジング71と、該機構ハウジング71の上部に配設されたl撮像素子手段72と、機構ハウジング71の下部に配設されチャックテーブル36の保持面(上面)に対向する集光器73と、該集光器73を通してチャックテーブル36の保持面に保持された被加工物に光を照射する光照射手段74を具備している。撮像素子手段72は、複数の画素がX軸方向とY軸方向に配列されており、撮像した画像信号を後述する制御手段に出力する。
干渉式撮像機構70を構成する集光器73は、集光器ケース731と、該集光器ケース731内に配設された対物レンズ732とからなっている。対物レンズ732は、図4に示すように後述する光照射手段74からの光を集光点P(撮像位置)に集光する。なお、図示の実施形態においては、集光点Pの集光スポットはφ100μmに設定されている。このように構成された集光器73の集光器ケース731には、チャックテーブル36の保持面に保持された被加工物で反射した戻り光と干渉光を生成する干渉光生成手段75が配設されている。干渉光生成手段75は、該対物レンズ732からチャックテーブル36側に配設されたガラスプレート751と、該ガラスプレート751からチャックテーブル36側に配設された第1のビームスプリッター752とからなっている。ガラスプレート751は、中央に径が例えばφ0.5mmの微細なミラー751aを備えている。上記第1のビームスプリッター752は、光照射手段74から照射され対物レンズ732によって集光された光を透過してチャックテーブル36の保持面に保持された被加工物に照射するとともにガラスプレート751のミラー751aに向けて光を反射する。このように構成された集光器73および干渉光生成手段75は、集光点P(撮像位置)で反射した戻り光と第1のビームスプリッター752で反射した光がガラスプレート751において干渉したとき光強度の高い干渉光を生成し、上記撮像素子手段72に向けて導く。
上記対物レンズ732と干渉光生成手段75が配設された集光器73の集光器ケース731は、図3に示すように機構ハウジング71の底壁711に設けられた装着穴711aを通してチャックテーブル36の保持面(上面)に対して垂直な方向(図3において上下方向)に移動可能に配設されている。そして、図示の実施形態においては機構ハウジング71の底壁711と集光器ケース731の上端に設けられた鍔部731aとの間に集光器ケース731を図3において上下方向に移動するための第2のZ軸移動手段として機能するアクチュエータ76が配設されている。アクチュエータ76は、図示の実施形態においては印加する電圧値に対応して軸方向に延びる圧電素子によって構成されたピエゾモータからなっている。従って、ピエゾモータからなるアクチュエータ76は、後述する制御手段によって制御され印加する電圧値に対応して集光器ケース731を図3において上下方向(チャックテーブル36の保持面に垂直な方向)に移動することができる。なお、アクチュエータ76は、ピエゾモータのように応答性が速いボイスコイルモータを用いてもよい。
上記光照射手段74は、機構ハウジング71の側方への突出部712に配設されたLEDからなる光源741と、機構ハウジング71において撮像素子手段72と集光器73との間に配設され光源741からの光を集光器73に導くとともにチャックテーブル36の保持面に保持された被加工物で反射した光を撮像素子手段72に導く第2のビームスプリッター742とからなっている。
次に、上記第1のZ軸移動手段8について、図2を参照して説明する。
第1のZ軸移動手段8は、上記干渉式撮像機構70の機構ハウジング71を矢印Zで示すZ軸方向(チャックテーブル36の保持面に垂直な方向)に移動可能に支持する支持ケース81と、該支持ケース81に支持された機構ハウジング71を矢印Zで示すZ軸方向に移動せしめる作動手段82とからなっている。支持ケース81は、上壁811と底壁812と両側壁813,814および後壁(図示せず)とからなり、両側壁813,814が前側に突出して案内レール813a,813bを構成している。上記作動手段82は、支持ケース81の両側壁813,814の間に平行に配設され上壁811と底壁812に回転可能に軸支された雄ネジロッド821と、上壁811に配設され雄ネジロッド821と伝動連結されたパルスモータ822等の駆動源を含んでいる。このように構成された作動手段82の雄ネジロッド821に上記機構ハウジング71の後壁に配設された雌ネジブロック713に形成された貫通雌ネジ穴713aが螺合される。従って、パルスモータ822によって雄ネジロッド821を正転および逆転駆動することにより、雌ネジブロック713が装着されている機構ハウジング71は案内レール813a,813bに沿ってZ軸方向に移動せしめられる。
図示の実施形態における検出装置7は、上記第1のZ軸移動手段8によって移動せしめられる干渉式撮像機構70のZ軸方向位置を検出するためのZ軸方向位置検出手段80を具備している。Z軸方向位置検出手段80は、上記案内レール813aに配設されたリニアスケール80aと、上記干渉式撮像機構70の機構ハウジング71に取り付けられ機構ハウジング71とともにリニアスケール80aに沿って移動する読み取りヘッド80bとからなっている。このように構成されたZ軸方向位置検出手段80の読み取りヘッド80bは、図示の実施形態においては1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。
図示の実施形態における検出装置7は、上記干渉式撮像機構70の撮像素子手段72から出力される画像信号に基づいて画像情報を生成する図5に示す制御手段9を具備している。なお、制御手段9は、加工状態検出装置7の構成手段以外にレーザー加工機1の各構成手段も制御するようになっている。制御手段9はコンピュータによって構成されており、制御プログラムに従って演算処理する中央処理装置(CPU)91と、制御プログラム等を格納するリードオンリメモリ(ROM)92と、演算結果等を格納する読み書き可能なランダムアクセスメモリ(RAM)93と、入力インターフェース94および出力インターフェース95とを備えている。制御手段9の入力インターフェース94には、上記X軸方向位置検出手段374、Y軸方向位置検出手段384、撮像手段6、上記干渉式撮像機構70の撮像素子手段72、上記干渉式撮像機構70のZ軸方向位置を検出するためのZ軸方向位置検出手段80の読み取りヘッド80b等からの検出信号が入力される。そして、制御手段9の出力インターフェース95からは、上記X軸移動手段37のパルスモータ372、Y軸移動手段38のパルスモータ382、レーザー光線照射手段5、上記第1のZ軸移動手段8のパルスモータ822、第2のZ軸移動手段として機能するピエゾモータからなるアクチュエータ76、光照射手段74の光源741、表示手段やプリンター等の出力手段90等に制御信号を出力する。なお、上記ランダムアクセスメモリ(RAM)93は、上記ピエゾモータからなるアクチュエータ76に印加する電圧とピエゾモータの軸方向変位との関係を設定した図6に示す制御マップを格納する制御マップ記憶領域93aと、干渉式撮像機構70の干渉光生成手段75で生成された強い光を捉えた撮像素子手段72の画素のX軸方向およびY軸方向の座標を記憶するXY座標記憶領域93bと、干渉式撮像機構70の干渉光生成手段75で生成された強い光を捉えた撮像素子手段72の画素のZ軸方向位置毎のXY座標を記憶するXYZ座標記憶領域93cと、その他の記憶領域を備えている。
図示の実施形態におけるレーザー加工機1は以上のように構成されており、以下その作用について説明する。
図7には、上述したレーザー加工機1によって加工される被加工物としての半導体ウエーハ10が環状のフレームFに装着されたダイシングテープTの表面に装着された状態の斜視図が示されている。図7に示す半導体ウエーハ10は、シリコンウエーハからなっており、表面10aに複数の分割予定ライン101が格子状に形成されているとともに、該複数の分割予定ライン101によって区画された複数の領域にIC、LSI等のデバイス102が形成されている。
上述したレーザー加工機1を用い、上記半導体ウエーハ10の分割予定ライン101に沿ってレーザー光線を照射し、半導体ウエーハ10の内部に分割予定ライン101に沿ってレーザー加工溝を形成するレーザー加工の実施形態について説明する。
先ず上述した図1に示すレーザー加工装置1のチャックテーブル36上に半導体ウエーハ10が貼着されたダイシングテープT側を載置し、該チャックテーブル36上にダイシングテープTを介して半導体ウエーハ10を吸引保持する。従って、チャックテーブル36上にダイシングテープTを介して吸引保持された半導体ウエーハ10は、表面10aが上側となる。なお、ダイシングテープTが装着された環状のフレームFは、チャックテーブル36に配設されたクランプ362によって固定される。このようにして半導体ウエーハ10を吸引保持したチャックテーブル36は、X軸移動手段37によって撮像手段6の直下に位置付けられる。
上記のようにしてチャックテーブル36が撮像手段6の直下に位置付けられると、撮像手段6および制御手段9によって半導体ウエーハ10のレーザー加工すべき加工領域を検出するアライメント作業を実行する。即ち、撮像手段6および図示しない制御手段9は、半導体ウエーハ10の所定方向に形成されている分割予定ライン101とレーザー光線照射手段5の加工ヘッド51との位置合わせを行うためのパターンマッチング等の画像処理を実行し、アライメントを遂行する。また、半導体ウエーハ10に形成されている所定方向と直交する方向に形成されている分割予定ライン101に対しても、同様にアライメントが遂行される。
上述したようにアライメントが行われたならば、制御手段9はチャックテーブル36を移動して図8の(a)に示すように所定の分割予定ライン101の一端(図8の(a)において左端)をレーザー光線照射手段5の加工ヘッド51の直下に位置付ける。そして、加工ヘッド51から照射されるパルスレーザー光線の集光点Pを半導体ウエーハ10の表面10a(上面)付近に合わせる。次に、制御手段9はレーザー光線照射手段5の加工ヘッド51から半導体ウエーハ10に対して吸収性を有する波長のパルスレーザー光線を照射しつつX軸移動手段37を作動してチャックテーブル36を図8の(a)において矢印X1で示す方向に所定の加工送り速度で移動せしめる。そして、分割予定ライン101の他端(図8の(b)において右端)が加工ヘッド51の直下位置に達したら、レーザー光線照射手段5によるパルスレーザー光線の照射を停止するとともにチャックテーブル36の移動を停止する。この結果、図8の(b)および図8の(c)に示すように半導体ウエーハ10には、分割予定ライン101に沿ってレーザー加工溝110が形成される(レーザー加工溝形成工程)。
なお、上記レーザー加工溝形成工程は、例えば以下の加工条件で行われる。
波長 :355nm
繰り返し周波数 :50kHz
平均出力 :5W
集光スポット :φ10μm
加工送り速度 :200mm/秒
次に、上述したレーザー加工溝形成工程を実施することによって形成されたレーザー加工溝110がどのような状態に加工されているかを確認するためのレーザー加工溝確認工程を実施する。
レーザー加工溝確認工程は、X軸移動手段37を作動して上記レーザー加工溝形成工程が実施された半導体ウエーハ10が保持されているチャックテーブル36を干渉式撮像機構70の集光器73の下側に移動するとともに、半導体ウエーハ10に形成されたレーザー加工溝110を集光器73の直下に位置付ける。次に、第1のZ軸移動手段8を作動して干渉式撮像機構70を所定の待機位置から下降させるとともに、第2のZ軸移動手段としてのピエゾモータからなるアクチュエータ76に例えば60Vの電圧を印加しピエゾモータからなるアクチュエータ76を図6に示すように60μm伸びた状態とする。この状態において干渉式撮像機構70の集光器73から照射される光の集光点P(図4参照)がチャックテーブル36に保持された半導体ウエーハ10の表面10a(上面)付近となるようにセットする。
次に、制御手段9は干渉式撮像機構70を構成するピエゾモータからなるアクチュエータ76に印加する電圧を60Vから20V下げて40Vとする。この結果、図6に示すようにピエゾモータからなるアクチュエータ76は電圧を1V下げる毎に1μm短縮するので、集光器73が20μmだけZ軸方向に下降する。従って、干渉式撮像機構70を構成する集光器73の集光点P(撮像位置)は、半導体ウエーハ10の表面10a(上面)からZ軸方向に20μmだけ下降した位置に位置付けられる。次に、制御手段9は干渉式撮像機構70を構成する撮像素子手段72、光照射手段74の光源741を作動するとともに、X軸移動手段37を作動する。そして、撮像素子手段72で受光した画像が制御手段9に送られる。制御手段9は撮像素子手段72から送られた画像信号をX軸方向位置検出手段374からの検出信号に基づいて例えば100μm毎に取り込み、図9の(a)に示すように上述した光強度の高い干渉光を受光した画素のX軸方向位置毎(X1,X2.X3・・・・)のY座標を求め、ランダムアクセスメモリ(RAM)93のXY座標記憶領域93bに格納する。次に、制御手段9は、ランダムアクセスメモリ(RAM)93に格納されたX軸方向位置毎(X1,X2.X3・・・・)の光強度の高い干渉光を受光した画素のY座標に基づいて図9の(b)に示すように半導体ウエーハ10に形成されたレーザー加工溝110の2次元画像を作成し、ランダムアクセスメモリ(RAM)93に格納するとともに出力手段90に出力し、モニター等の表示手段に表示させたりプリンターによってプリントアウトさせる。このようにしてレーザー加工溝110の2次元画像を出力手段90としてのモニター等の表示手段に表示させたりプリンターによってプリントアウトさせることにより、加工状態を検出したいレーザー加工溝110の所定深さ位置(図示の実施形態においては深さ20μmの位置)の2次元画像を効率よく取得して加工状態を検証することができる。
上述したように加工状態を検出したいレーザー加工溝110の所定深さ位置の2次元画像によって加工状態を検証した結果、特に気になる個所については、3次元画像を生成して加工状態を検証する。以下、レーザー加工溝110の加工状態において特に気になる個所(例えば上記X3位置)の詳細なレーザー加工溝確認工程について説明する。
先ず、制御手段9はX軸移動手段37を作動して半導体ウエーハ10が保持されているチャックテーブル36を干渉式撮像機構70の集光器73の下側に移動するとともに、半導体ウエーハ10に形成されたレーザー加工溝110のX3位置を集光器73の直下に位置付ける。次に、第1のZ軸移動手段8を作動して干渉式撮像機構70を所定の待機位置から下降させるとともに、第2のZ軸移動手段としてのピエゾモータからなるアクチュエータ76に例えば60Vの電圧を印加しピエゾモータからなるアクチュエータ76を図6に示すように60μm伸びた状態とする。この状態において干渉式撮像機構70の集光器73から照射される光の集光点P(図4参照)がチャックテーブル36に保持された半導体ウエーハ10の表面10a(上面)付近となるようにセットする。
次に、制御手段9は干渉式撮像機構70を構成する撮像素子手段72、光照射手段74の光源741を作動するとともに、ピエゾモータからなるアクチュエータ76に印加する電圧を60Vから1Vずつ下げていく。この結果、図示の実施形態においては、図6に示すようにピエゾモータからなるアクチュエータ76は電圧を1V下げる毎に1μm短縮するので、集光器73が1μmずつZ軸方向に下降する。このようにして集光器73が1μmずつ下降する毎に、撮像素子手段72で受光した画像が制御手段9に送られる。制御手段9は撮像素子手段72から送られた画像信号に基づいて、図10の(a)に示すように上述した光強度の高い干渉光を受光した画素のXY座標をZ軸方向位置毎(Z1、Z2、Z3・・・・)に求め、ランダムアクセスメモリ(RAM)93のXYZ座標記憶領域93cに格納する。なお、Z軸方向位置(Z1、Z2、Z3・・・・)は、Z軸方向位置検出手段80の読み取りヘッド80bからの検出信号またはピエゾモータからなるアクチュエータ76に印加する電圧信号から求められる。なお、ピエゾモータは高速で作動できるので、短時間に画像情報を取得できる。従って、Z軸方向位置検出手段80およびピエゾモータからなるアクチュエータ76に印加する電圧を制御する制御手段9自身も集光器73のZ軸方向位置を検出するZ軸方向位置検出手段として機能する。そして、制御手段9は、ランダムアクセスメモリ(RAM)93に格納されたZ軸方向位置毎(Z1、Z2、Z3・・・・)の光強度の高い干渉光を受光した画素のXY座標に基づいて図10の(b)に示すように半導体ウエーハ10に形成されたレーザー加工溝110のX3位置における3次元画像を作成し、ランダムアクセスメモリ(RAM)93に格納するとともに出力手段90に出力し、モニター等の表示手段に表示させたりプリンターによってプリントアウトさせる。このようにしてレーザー加工溝110の上記2次元画像での加工状態の検証において特に気になる個所(図示の実施形態においてはX3位置)の3次元画像を取得することにより、加工状態を詳細に検証することができるので、加工条件を調整して適正な加工条件を設定することができる。
以上、本発明を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲で種々の変形は可能である。例えば、上述した実施形態においては、本発明をレーザー加工機に適用した例を示したが、本発明は切削加工機に適用して切削溝の深さや断面形状を検証したり、研削加工機に適用して研削痕の凹凸状態を検証することができる。
また、上述した実施形態においては干渉式撮像機構70としてミラウ型干渉式撮像機構を用いた例を示したが、所謂マイケルソン型干渉式撮像機構や所謂リニーク型干渉式撮像機構等の他の干渉式撮像機構を用いることができる。
2:静止基台
3:被加工物保持機構
36:チャックテーブル
37:X軸移動手段
38:Y軸移動手段
4:レーザー光線照射ユニット
5:レーザー光線照射手段
51:加工ヘッド
6:撮像手段
7:検出装置
70:干渉式撮像機構
72:撮像素子手段
73:集光器
732:対物レンズ
74:光照射手段
75:干渉光生成手段
76:アクチュエータ
8:第1のZ軸移動手段
9:制御手段
10:半導体ウエーハ

Claims (3)

  1. 被加工物を保持する保持面を備えた被加工物保持手段と、該被加工物保持手段の保持面に保持された被加工物を撮像し撮像した画像信号を出力する干渉式撮像機構と、該被加工物保持手段と該干渉式撮像機構とを相対的にX軸方向に移動するX軸移動手段と、該被加工物保持手段と該干渉式撮像機構とを相対的にX軸方向と直交するY軸方向に移動するY軸移動手段と、該被加工物保持手段と該干渉式撮像機構とを相対的にX軸方向およびY軸方向と直交するZ軸方向に移動するZ軸移動手段と、該干渉式撮像機構から出力される画像信号に基づいて画像情報を生成する制御手段と、該制御手段によって生成された画像情報を出力する出力手段と、を具備し、
    該制御手段は、該干渉式撮像機構の撮像位置をZ軸方向の所定位置に位置付けて作動するとともに、該被加工物保持手段と該干渉式撮像機構とを相対的にX軸方向またはY軸方向に移動してXY2次元画像の画像情報を生成し、該画像情報を該出力手段に出力する、
    ことを特徴とする検出装置。
  2. 該制御手段は、該XY2次元画像における特定された領域において、該被加工物保持手段と該干渉式撮像機構とを相対的にZ軸方向に移動してXYZ3次元画像の画像情報を生成し、該画像情報を該出力手段に出力する、請求項1記載の検出装置。
  3. 該干渉式撮像機構は、複数の画素がX軸方向とY軸方向に配列された撮像素子手段と、該被加工物保持手段の保持面に対向する集光器と、該集光器を通して該被加工物保持手段の保持面に保持された被加工物に光を照射する光照射手段と、該被加工物保持手段の保持面に保持された被加工物で反射した戻り光と干渉光を生成する干渉光生成手段とを備え、
    該制御手段は、該干渉光生成手段で生成された強い光を捉えた該撮像素子手段の画素のX軸方向およびY軸方向の座標を記憶するXY座標記憶領域とZ軸方向位置毎のXY座標を記憶するXYZ座標記憶領域とを備えたメモリを具備し、該メモリに記憶されたXY座標に基づいて該XY2次元画像の画像情報を生成し、XYZ座標に基づいて該XYZ3次元画像の画像情報を生成する、請求項1又は2記載の検出装置。
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