JP6328507B2 - レーザー加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウエーハ等の被加工物にレーザー加工を施すレーザー加工装置、更に詳しくはレーザー光線を集光して被加工物に照射する集光器の集光レンズとして像側テレセントリック対物レンズを備えたレーザー加工装置に関する。
半導体デバイス製造工程においては、略円板形状である半導体ウエーハの表面に格子状に形成された分割予定ラインによって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC、LSI等のデバイスを形成する。そして、半導体ウエーハを分割予定ラインに沿って分割することによりデバイスが形成された領域を分割して個々の半導体デバイスを製造している。
半導体ウエーハ等のウエーハを分割予定ラインに沿って分割する方法として、ウエーハに対して透過性を有する波長のパルスレーザー光線を内部に集光点を位置付けて分割予定ラインに沿って照射し、ウエーハの内部に分割予定ラインに沿って破断の起点となる変質層を連続的に形成し、この破断起点となる変質層が形成され強度が低下せしめられた分割予定ラインに沿って外力を加えることにより、ウエーハを分割予定ラインに沿って分割する方法が提案されている。
また、半導体ウエーハ等のウエーハを分割予定ラインに沿って分割する方法として、ウエーハに対して吸収性を有する波長のレーザー光線を分割予定ラインに沿って照射してアブレーション加工することにより破断の起点となるレーザー加工溝を形成し、この破断の起点となるレーザー加工溝が形成された分割予定ラインに沿って外力を付与することにより割断する方法が提案されている。
上述したレーザー加工を施すレーザー加工装置は、被加工物を保持する保持面を備えた被加工物保持手段と、該被加工物保持手段の保持面に保持された被加工物にレーザー光線を照射する集光器を備えたレーザー光線照射手段と、被加工物保持手段とレーザー光線照射手段とを相対的に加工送り方向(X軸方向)に加工送りする加工送り手段と、被加工物保持手段とレーザー光線照射手段とを相対的に加工送り方向(X軸方向)と直交する割り出し送り方向(Y軸方向)に割り出し送りする割り出し送り手段と、を具備している。
また、レーザー光線照射手段の集光器を構成する集光レンズとして像側テレセントリック対物レンズを用い、レーザー光線発振手段から発振されたレーザー光線をXY方向に方向変換するガルバノスキャナー等の光軸変換手段によって所定の照射位置になるように光軸を変換して像側テレセントリック対物レンズに導くように構成することにより、加工送り手段および割り出し送り手段を用いることなく、ウエーハの分割予定ラインに沿って高速でレーザー光線を照射したり、デバイスの電極に対応する領域に高速でレーザー光線を照射することができるレーザー加工装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−3317号公報
像側テレセントリック対物レンズは、像側テレセントリック対物レンズの焦点位置に位置付けられた光軸変換手段のミラーの揺動によって斜めに導かれたレーザー光線を像側テレセントリック対物レンズの中心軸に対して平行に即ち被加工物保持手段の保持面に対して垂直に照射することができ、被加工物保持手段の保持面に保持された被加工物を高精度に加工することができる。
しかるに、像側テレセントリック対物レンズに対して適正な位置に光軸変換手段のミラーが位置付けられていない場合、または経時的に像側テレセントリック対物レンズと光軸変換手段のミラーとの相対位置関係にズレが生じた場合、レーザー光線が被加工物保持手段の保持面に対して垂直に照射されないという問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、像側テレセントリック対物レンズと光軸変換手段のミラーとを適正な位置関係に位置付ける機能を備えたレーザー加工装置を提供することである。
上記主たる技術的課題を解決するために、本発明によれば、被加工物を保持する保持面を備えた被加工物保持手段と、該被加工物保持手段の保持面に保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段と、該レーザー光線照射手段を制御する制御手段と、を具備するレーザー加工装置において、
該レーザー光線照射手段は、レーザー光線を発振するレーザー光線発振手段と、該レーザー光線発振手段から発振されたレーザー光線を集光し該被加工物保持手段の保持面に保持された被加工物に照射する集光器とを具備し、
該集光器は、像側テレセントリック対物レンズと、該像側テレセントリック対物レンズにおける該被加工物保持手段と反対側の焦点位置に配設され該レーザー光線発振手段から発振されたレーザー光線の光軸の方向を変換して該像側テレセントリック対物レンズに導く光軸変換手段とを備え、
該光軸変換手段は、該レーザー光線発振手段から発振されたレーザー光線を反射するミラーと、該レーザー光線発振手段から発振されたレーザー光線を該像側テレセントリック対物レンズの所要域に導くように該ミラーを揺動せしめるミラー作動手段と、該ミラーを該被加工物保持手段の保持面と平行な面内におけるX軸方向と該X軸方向と直交するY軸方向および該被加工物保持手段の保持面と垂直なZ軸方向に調整する3次元調整手段とから構成されており、
該制御手段は、該像側テレセントリック対物レンズの所要域に導かれたレーザー光線が該像側テレセントリック対物レンズを通過する際に、レーザー光線の光軸が該被加工物保持手段の保持面に対して垂直となるように該3次元調整手段を制御する、
ことを特徴とするレーザー加工装置が提供される。
上記被加工物保持手段に保持された被加工物の加工状態を検出する3次元測定器と、被加工物保持手段を上記集光器と3次元測定器との直下に位置付ける位置付け手段とを備え、
該制御手段は、位置付け手段を作動して被加工物保持手段を集光器の直下に位置付け、上記レーザー光線照射手段を作動し被加工物保持手段に保持された被加工物の外周領域にレーザー光線を照射して複数の細孔を形成する細孔形成工程と、位置付け手段を作動して被加工物保持手段を3次元測定器の直下に位置付け、3次元測定器を作動して少なくとも3個の細孔の半径方向の断面形状を測定する断面形状測定工程と、少なくとも3個の細孔の断面形状に基づいて上記3次元調整手段を制御して上記ミラーを像側テレセントリック対物レンズの焦点位置に位置付けるミラー位置調整工程と、を実行する。
本発明によるレーザー加工装置においては、レーザー光線発振手段から発振されたレーザー光線を集光し該被加工物保持手段の保持面に保持された被加工物に照射する集光器は、像側テレセントリック対物レンズと、該像側テレセントリック対物レンズにおける該被加工物保持手段と反対側の焦点位置に配設されレーザー光線発振手段から発振されたレーザー光線の光軸の光軸の方向を変換して該像側テレセントリック対物レンズに導く光軸変換手段とを備え、該光軸変換手段は、レーザー光線発振手段から発振されたレーザー光線を反射するミラーと、レーザー光線発振手段から発振されたレーザー光線を該像側テレセントリック対物レンズの所要域に導くように該ミラーを揺動せしめるミラー作動手段と、該ミラーを被加工物保持手段の保持面と平行な面内におけるX軸方向と該X軸方向と直交するY軸方向および被加工物保持手段の保持面と垂直なZ軸方向に調整する3次元調整手段とから構成されており、制御手段は、像側テレセントリック対物レンズの所要域に導かれたレーザー光線が像側テレセントリック対物レンズを通過する際に、レーザー光線の光軸が被加工物保持手段の保持面に対して垂直となるように3次元調整手段を制御するので、光軸変換手段のミラーの適正反射位置を像側テレセントリック対物レンズにおけるチャックテーブルと反対側の焦点位置に確実に位置付けることができ、像側テレセントリック対物レンズによって集光されるレーザー光線を被加工物保持手段の保持面に対して垂直に照射することができる。
本発明に従って構成されたレーザー加工装置の斜視図。 図1に示すレーザー加工装置に装備されるレーザー光線照射手段のブロック構成図。 図2に示すレーザー光線照射手段を構成する集光器の正面図。 図2に示すレーザー光線照射手段を構成する集光器の平面図。 図1に示すレーザー加工装置に装備される3次元測定器の構成部材を分解して示す斜視図。 図5に示す3次元測定器としての干渉式撮像機構の要部断面図。 図6に示す干渉式撮像機構を構成する集光手段および干渉光生成手段の説明図。 図1に示すレーザー加工装置に装備される制御手段のブロック構成図。 ピエゾモータからなるアクチュエータに印加する電圧とピエゾモータの軸方向変位との関係を設定した制御マップ。 図1に示すレーザー加工装置に装備されるレーザー光線照射手段によって実施する計測用細孔形成工程の説明図。 図1に示すレーザー加工装置に装備される3次元測定器としての干渉式撮像機構によって実施する断面形状測定工程の説明図。 図6に示す3次元測定器としての干渉式撮像機構によって生成された細孔の半径方向の断面形状および細孔を形成したときのレーザー光線の光軸の像側テレセントリック対物レンズの中心軸に対する傾斜度を示す説明図。 計測用ウエーハに形成された細孔の位置と、細孔を形成したときのレーザー光線の光軸の像側テレセントリック対物レンズの中心軸に対する傾斜度を示す説明図。
以下、本発明によって構成されたレーザー加工装置の好適な実施形態について、添付図面を参照して、更に詳細に説明する。
図1には、本発明によって構成されたレーザー加工装置の斜視図が示されている。図1に示すレーザー加工装置は、静止基台2と、該静止基台2に矢印Xで示すX軸方向に移動可能に配設され被加工物を保持する被加工物保持機構3と、静止基台2上に配設されたレーザー光線照射手段としてのレーザー光線照射ユニット4とを具備している。
上記被加工物保持機構3は、静止基台2上に矢印Xで示すX軸方向に沿って平行に配設された一対の案内レール31、31と、該案内レール31、31上にX軸方向に移動可能に配設された第1の滑動ブロック32と、該第1の滑動ブロック32上にX軸方向と直交するY軸方向に移動可能に配設された第2の滑動ブロック33と、該第2の滑動ブロック33上に円筒部材34によって支持されたカバーテーブル35と、被加工物保持手段としてのチャックテーブル36を具備している。このチャックテーブル36は多孔性材料から形成された吸着チャック361を具備しており、吸着チャック361の上面である保持面上に被加工物である例えば円板形状の半導体ウエーハを図示しない吸引手段によって保持するようになっている。このように構成されたチャックテーブル36は、円筒部材34内に配設された図示しないパルスモータによって回転せしめられる。なお、チャックテーブル36には、半導体ウエーハ等の被加工物を保護テープを介して支持する環状のフレームを固定するためのクランプ362が配設されている。
上記第1の滑動ブロック32は、その下面に上記一対の案内レール31、31と嵌合する一対の被案内溝321、321が設けられているとともに、その上面にY軸方向に沿って平行に形成された一対の案内レール322、322が設けられている。このように構成された第1の滑動ブロック32は、被案内溝321、321が一対の案内レール31、31に嵌合することにより、一対の案内レール31、31に沿ってX軸方向に移動可能に構成される。図示の実施形態における被加工物保持機構3は、第1の滑動ブロック32を一対の案内レール31、31に沿ってX軸方向に移動させるためのX軸方向送り手段37を具備している。X軸方向送り手段37は、上記一対の案内レール31と31の間に平行に配設された雄ネジロッド371と、該雄ネジロッド371を回転駆動するためのパルスモータ372等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド371は、その一端が上記静止基台2に固定された軸受ブロック373に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ372の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド371は、第1の滑動ブロック32の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ372によって雄ネジロッド371を正転および逆転駆動することにより、第1の滑動ブロック32は案内レール31、31に沿ってX軸方向に移動せしめられる。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は、上記チャックテーブル36のX軸方向位置を検出するためのX軸方向位置検出手段374を備えている。X軸方向位置検出手段374は、案内レール31に沿って配設されたリニアスケール374aと、第1の滑動ブロック32に配設され第1の滑動ブロック32とともにリニアスケール374aに沿って移動する読み取りヘッド374bとからなっている。このX軸方向位置検出手段374の読み取りヘッド374bは、図示の実施形態においては1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。そして後述する制御手段は、入力したパルス信号をカウントすることにより、チャックテーブル36のX軸方向位置を検出する。なお、上記X軸移動手段37の駆動源としてパルスモータ372を用いた場合には、パルスモータ372に駆動信号を出力する後述する制御手段の駆動パルスをカウントすることにより、チャックテーブル36のX軸方向位置を検出することもできる。また、上記X軸移動手段37の駆動源としてサーボモータを用いた場合には、サーボモータの回転数を検出するロータリーエンコーダが出力するパルス信号を後述する制御手段に送り、制御手段が入力したパルス信号をカウントすることにより、チャックテーブル36のX軸方向位置を検出することもできる。
上記第2の滑動ブロック33は、その下面に上記第1の滑動ブロック32の上面に設けられた一対の案内レール322、322と嵌合する一対の被案内溝331、331が設けられており、この被案内溝331、331を一対の案内レール322、322に嵌合することにより、X軸方向と直交する矢印Yで示すY軸方向に移動可能に構成される。図示の実施形態における被加工物保持機構3は、第2の滑動ブロック33を第1の滑動ブロック32に設けられた一対の案内レール322、322に沿ってY軸方向に移動させるためのY軸方向送り手段38を具備している。Y軸方向送り手段38は、上記一対の案内レール322と322の間に平行に配設された雄ネジロッド381と、該雄ネジロッド381を回転駆動するためのパルスモータ382等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド381は、その一端が上記第1の滑動ブロック32の上面に固定された軸受ブロック383に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ382の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド381は、上記第2の滑動ブロック33の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ382によって雄ネジロッド381を正転および逆転駆動することにより、第2の滑動ブロック33は案内レール322、322に沿ってY軸方向に移動せしめられる。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は、上記第2の滑動ブロック33のY軸方向位置を検出するためのY軸方向位置検出手段384を備えている。Y軸方向位置検出手段384は、案内レール322に沿って配設されたリニアスケール384aと、第2の滑動ブロック33に配設され第2の滑動ブロック33とともにリニアスケール384aに沿って移動する読み取りヘッド384bとからなっている。このY軸方向位置検出手段384の読み取りヘッド384bは、図示の実施形態においては1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。そして後述する制御手段は、入力したパルス信号をカウントすることにより、チャックテーブル36のY軸方向位置を検出する。なお、上記Y軸移動手段38の駆動源としてパルスモータ382を用いた場合には、パルスモータ382に駆動信号を出力する後述する制御手段の駆動パルスをカウントすることにより、チャックテーブル36のY軸方向位置を検出することもできる。また、上記Y軸移動手段38の駆動源としてサーボモータを用いた場合には、サーボモータの回転数を検出するロータリーエンコーダが出力するパルス信号を後述する制御手段に送り、制御手段が入力したパルス信号をカウントすることにより、チャックテーブル36のY軸方向位置を検出することもできる。
なお、上述したX軸方向送り手段37およびY軸方向送り手段38は、被加工物保持手段としてのチャックテーブル36を後述する集光器と3次元測定器の直下に位置付ける位置付け手段として機能する。
上記レーザー光線照射ユニット4は、上記基台2上に配設された支持部材41と、該支持部材41によって支持され実質上水平に延出するケーシング42と、該ケーシング42に配設されたレーザー光線照射手段5と、ケーシング42の前端部に配設されレーザー加工すべき加工領域を検出する撮像手段6を具備している。なお、撮像手段6は、図示の実施形態においては可視光線によって撮像する通常の撮像素子(CCD)の外に、被加工物に赤外線を照射する赤外線照明手段と、該赤外線照明手段によって照射された赤外線を捕らえる光学系と、該光学系によって捕らえられた赤外線に対応した電気信号を出力する撮像素子(赤外線CCD)等で構成されており、撮像した画像信号を後述する制御手段に送る。
上記レーザー光線照射手段5について、図2乃至図4を参照して説明する。
図示の実施形態におけるレーザー光線照射手段5は、図2に示すようにパルスレーザー光線発振手段51と、該パルスレーザー光線発振手段51によって発振されたパルスレーザー光線の出力を調整する出力調整手段52と、該出力調整手段52によって出力が調整されたパルスレーザー光線を集光してチャックテーブル36に保持された被加工物Wに照射する集光器7を具備している。パルスレーザー光線発振手段51は、YAGレーザー発振器からなるパルスレーザー光線発振器511と、これに付設された繰り返し周波数設定手段512とから構成されている。出力調整手段52は、パルスレーザー光線発振手段51によって発振されたパルスレーザー光線LBの出力を調整する。
上記集光器7について、図3および図4を参照して説明する。図3には集光器7の正面図が示されており、図4には集光器の平面図が示されている。
図3および図4に示す集光器7は、像側テレセントリック対物レンズ71と、該像側テレセントリック対物レンズ71におけるチャックテーブル36と反対側の焦点位置に配設され上記パルスレーザー光線発振手段51から発振されたパルスレーザー光線LBの光軸の光軸の方向を変換して像側テレセントリック対物レンズ71に導く光軸変換手段72とを備えている。像側テレセントリック対物レンズ71は、チャックテーブル36に保持された被加工物である被加工物Wの直径に対応する直径を有し、光軸変換手段72によって光軸の光軸の方向を変換されたレーザー光線を集光して像側テレセントリック対物レンズ71の中心軸に対して平行に即ちチャックテーブル36の保持面に対して垂直に被加工物Wに照射する。
光軸変換手段72は、上記パルスレーザー光線発振手段511から発振され出力調整手段52によって所定の出力に調整されたパルスレーザー光線LBを反射するミラー721と、該ミラー721を支持するミラー枠体722と、該ミラー721に入光したパルスレーザー光線LBをX軸方向およびY軸方向に揺動して像側テレセントリック対物レンズ71に導くミラー作動手段723とからなっている。このミラー作動手段723は、ミラー721の中心位置を軸として回転する第1のミラー作動手段723aと、ミラー721の中心を通る支持軸を中心として揺動せしめる第2のミラー作動手段723bとによって構成されている。このように構成された光軸変換手段72は、光軸変換支持部材73に支持されている。この光軸変換支持部材73は、Z軸方向支持部材74にチャックテーブル36の保持面に対して垂直な方向(Z軸方向)に移動可能に支持される。
上記Z軸方向支持部材74は、Y軸方向に延びる水平部741と、該水平部741の上記パルスレーザー光線LBの入射側と反対側の端部からZ軸方向に延びる垂直部742とからなっており、垂直部742に上記光軸変換支持部材73をZ軸方向に移動可能に支持するように構成されている。このZ軸方向支持部材74には、光軸変換支持部材73をZ軸方向に移動調整するためのZ軸方向移動手段743が配設されている。なお、Z軸方向移動手段743は、周知のボールスクリュー機構とボールスクリュー機構を駆動するパルスモータからなっており、光軸変換支持部材73をZ軸方向支持部材74の垂直部742に沿ってZ軸方向に移動せしめる。なお、Z軸方向支持部材74の水平部741における上記パルスレーザー光線LBの入射側の端部には、パルスレーザー光線LBの入射位置にZ軸方向固定ミラー744が配設されている。このZ軸方向固定ミラー744は、入射したパルスレーザー光線LBをZ軸方向上方に反射する。
上記光軸変換支持部材73は、上記Z軸方向支持部材74の垂直部742にZ軸方向に移動可能に支持される被支持部731と、該被支持部731からそれぞれ上記パルスレーザー光線LBの入射側に延びる第1のミラー支持部732および第2のミラー支持部733とからなっている。第1のミラー支持部732には、上記Z軸方向固定ミラー744と対向してZ軸方向調整ミラー734が配設されている。また、第2のミラー支持部733には、上記Z軸方向調整ミラー734によって反射されたパルスレーザー光線LBを入射する後述するX軸方向固定ミラーと対向して配置されるX軸方向調整ミラー735が配設されている。
図示の実施形態における集光器7は、上記光軸変換支持部材73を支持するZ軸方向支持部材74をX軸方向に移動せしめるX軸方向移動部材75を具備している。このX軸方向移動部材75は、Z軸方向支持部材74の垂直部742を支持する支持部751と、支持部751から上記パルスレーザー光線LBの入射側に延びるミラー支持部752とからなっており、該ミラー支持部752に上記Z軸方向調整ミラー734とX軸方向調整ミラー735に互いに対向するX軸方向固定ミラー753が配設されている。図示の実施形態における集光器7は、X軸方向移動部材75をX軸方向に移動調整するためのX軸方向移動手段754を具備している。このX軸方向移動手段754は、上記Z軸方向移動手段743と同様に周知のボールスクリュー機構とボールスクリュー機構を駆動するパルスモータからなっており、X軸方向移動部材75をX軸方向に移動せしめる。
図示の実施形態における集光器7は、上記光軸変換支持部材73を支持するZ軸方向支持部材74をY軸方向に移動せしめるY軸方向移動部材76を具備している。このY軸方向移動部材76は、Z軸方向支持部材74の垂直部742およびX軸方向移動部材75を支持するように構成されている。図示の実施形態における集光器7は、Y軸方向移動部材76をY軸方向に移動調整するためのY軸方向移動手段761を具備している。このY軸方向移動手段761は、上記Z軸方向移動手段743およびX軸方向移動手段754と同様に周知のボールスクリュー機構とボールスクリュー機構を駆動するパルスモータからなっており、Y軸方向移動部材76をY軸方向に移動せしめる。
図示の実施形態における集光器7は以上のように構成され、上記光軸変換手段72が配設された光軸変換支持部材73を支持するZ軸方向支持部材74をX軸方向に移動せしめるX軸方向移動手段754と、Z軸方向支持部材74およびX軸方向移動部材75を支持するY軸方向移動部材76をY軸方向に移動せしめるY軸方向移動手段761、およびZ軸方向支持部材74をZ軸方向に移動せしめるZ軸方向移動手段743は、光軸変換手段72のミラー721をX方向とY軸方向およびZ軸方向に調整する3次元調整手段として機能する。従って、3次元調整手段を構成するX軸方向移動手段754とY軸方向移動手段761およびZ軸方向移動手段743を制御することにより、光軸変換手段72のミラー721の適正反射位置を像側テレセントリック対物レンズ71におけるチャックテーブル36と反対側の焦点位置に位置付けることができる。なお、3次元調整手段を構成するX軸方向移動手段754とY軸方向移動手段761およびZ軸方向移動手段743は、後述する制御手段によって制御される。
図1に戻って説明を続けると、図示の実施形態におけるレーザー加工装置には、チャックテーブル36に保持された被加工物に加工が施された加工状態を検出するための3次元測定器8が配設されている。3次元測定器8は、上記機体ケーシング42に配設されたX軸方向とY軸方向およびZ軸方向において3次元でチャックテーブル36に保持された被加工物を撮像し、撮像した画像信号を出力する干渉式撮像機構80を具備している。干渉式撮像機構80は、機体ケーシング42に配設された第1のZ軸方向調整手段9によってZ軸方向に移動可能に支持されている。干渉式撮像機構80および第1のZ軸方向調整手段9について、図5乃至図7を参照して説明する。
図5乃至図7に示す干渉式撮像機構80は、所謂ミラウ型干渉式撮像機構で、図6に詳細に示すように機構ハウジング81と、該機構ハウジング81の上部に配設された撮像素子手段82と、機構ハウジング81の下部に配設されチャックテーブル36の保持面(上面)に対向する集光手段83と、該集光手段83を通してチャックテーブル36の保持面に保持された被加工物に光を照射する光照射手段84を具備している。撮像素子手段82は、複数の画素がX軸方向とY軸方向に配列されており、撮像した画像信号を後述する制御手段に出力する。
干渉式撮像機構80を構成する集光手段83は、集光ケース831と、該集光ケース831内に配設された対物レンズ832とからなっている。対物レンズ832は、図7に示すように後述する光照射手段84からの光を集光点P(撮像位置)に集光する。なお、図示の実施形態においては、集光点Pの集光スポットはφ100μmに設定されている。このように構成された集光手段83の集光ケース831には、チャックテーブル36の保持面に保持された被加工物で反射した戻り光と干渉光を生成する干渉光生成手段85が配設されている。干渉光生成手段85は、該対物レンズ832からチャックテーブル36側に配設されたガラスプレート851と、該ガラスプレート851からチャックテーブル36側に配設された第1のビームスプリッター852とからなっている。ガラスプレート851は、中央に径が例えばφ0.5mmの微細なミラー851aを備えている。上記第1のビームスプリッター852は、光照射手段84から照射され対物レンズ832によって集光された光を透過してチャックテーブル36の保持面に保持された被加工物に照射するとともにガラスプレート851のミラー851aに向けて光を反射する。このように構成された集光手段83および干渉光生成手段85は、集光点P(撮像位置)で反射した戻り光と第1のビームスプリッター852で反射した光がガラスプレート851において干渉したとき光強度の高い干渉光を生成し、上記撮像素子手段82に向けて導く。
上記対物レンズ832と干渉光生成手段85が配設された集光手段83の集光ケース831は、図6に示すように機構ハウジング81の底壁811に設けられた装着穴811aを通してチャックテーブル36の保持面(上面)に対して垂直な方向(図6において上下方向)に移動可能に配設されている。そして、図示の実施形態においては機構ハウジング81の底壁811と集光ケース831の上端に設けられた鍔部831aとの間に集光器ケース831を図6において上下方向に移動するための第2のZ軸方向調整手段として機能するアクチュエータ86が配設されている。アクチュエータ86は、図示の実施形態においては印加する電圧値に対応して軸方向に延びる圧電素子によって構成されたピエゾモータからなっている。従って、ピエゾモータからなるアクチュエータ86は、後述する制御手段によって制御され印加する電圧値に対応して集光ケース831を図6において上下方向(チャックテーブル36の保持面に垂直な方向)に移動することができる。なお、アクチュエータ86は、ピエゾモータのように応答性が速いボイスコイルモータを用いてもよい。
上記光照射手段84は、機構ハウジング81の側方への突出部812に配設されたLEDからなる光源841と、機構ハウジング81において撮像素子手段82と集光手段83との間に配設され光源841からの光を集光手段83に導くとともにチャックテーブル36の保持面に保持された被加工物で反射した光を撮像素子手段82に導く第2のビームスプリッター842とからなっている。
次に、上記第1のZ軸方向調整手段9について、図5を参照して説明する。
第1のZ軸方向調整手段9は、上記干渉式撮像機構80の機構ハウジング81を矢印Zで示すZ軸方向(チャックテーブル36の保持面に垂直な方向)に移動可能に支持する支持ケース91と、該支持ケース91に支持された機構ハウジング81を矢印Zで示すZ軸方向に移動せしめる作動手段92とからなっている。支持ケース91は、上壁911と底壁912と両側壁913、914および後壁(図示せず)とからなり、両側壁913、914が前側に突出して案内レール913a、913bを構成している。上記作動手段92は、支持ケース91の両側壁913、914の間に平行に配設され上壁911と底壁912に回転可能に支持された雄ネジロッド921と、上壁911に配設され雄ネジロッド921と伝動連結されたパルスモータ922等の駆動源を含んでいる。このように構成された作動手段92の雄ネジロッド921に上記機構ハウジング81の後壁に配設された雌ネジブロック813に形成された貫通雌ネジ穴813aが螺合される。従って、パルスモータ922によって雄ネジロッド921を正転および逆転駆動することにより、雌ネジブロック813が装着されている機構ハウジング81は案内レール913a、913bに沿ってZ軸方向に移動せしめられる。
図示の実施形態における3次元測定器8は、上記第1のZ軸方向調整手段9によって移動せしめられる干渉式撮像機構80のZ軸方向位置を検出するためのZ軸方向位置検出手段90を具備している。Z軸方向位置検出手段90は、上記案内レール913aに配設されたリニアスケール90aと、上記干渉式撮像機構80の機構ハウジング81に取り付けられ機構ハウジング81とともにリニアスケール90aに沿って移動する読み取りヘッド90bとからなっている。このように構成されたZ軸方向位置検出手段90の読み取りヘッド90bは、図示の実施形態においては1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は、図8に示す制御手段10を具備している。制御手段10はコンピュータによって構成されており、制御プログラムに従って演算処理する中央処理装置(CPU)101と、制御プログラム等を格納するリードオンリメモリ(ROM)102と、演算結果等を格納する読み書き可能なランダムアクセスメモリ(RAM)103と、入力インターフェース104および出力インターフェース105とを備えている。制御手段10の入力インターフェース104には、上記X軸方向位置検出手段374の読み取りヘッド374b、Y軸方向位置検出手段384の読み取りヘッド384b、撮像手段6、撮像素子手段82、Z軸方向位置検出手段90の読み取りヘッド90b等からの検出信号が入力される。そして、制御手段10の出力インターフェース105からは、上記X軸移動手段37のパルスモータ372、Y軸移動手段38のパルスモータ382、パルスレーザー光線発振手段51、出力調整手段52、第1のミラー作動手段723a、第2のミラー作動手段723b、Z軸方向移動手段743、X軸方向移動手段754、Y軸方向移動手段761、上記第1のZ軸方向調整手段9のパルスモータ922、第2のZ軸方向調整手段として機能するピエゾモータからなるアクチュエータ86、光照射手段84の光源841、表示手段やプリンター等の出力手段110等に制御信号を出力する。なお、上記ランダムアクセスメモリ(RAM)103は、上記ピエゾモータからなるアクチュエータ86に印加する電圧とピエゾモータの軸方向変位との関係を設定した図9に示す制御マップを格納する制御マップ記憶領域103aと、干渉式撮像機構80の干渉光生成手段85で生成された強い光を捉えた撮像素子手段82の画素のX軸方向およびY軸方向の座標を記憶するXY座標記憶領域103bと、干渉式撮像機構80の干渉光生成手段85で生成された強い光を捉えた撮像素子手段82の画素のZ軸方向位置毎のXY座標を記憶するXYZ座標記憶領域103cと、後述する3次元データと光軸変換手段72の3次元調整量との関係を設定した3次元調整データを記憶する調整データ記憶領域103dと、その他の記憶領域を備えている。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は以上のように構成されており、以下その作用について説明する。
先ず、レーザー光線照射手段5の作動について図2乃至図4を参照して説明する。パルスレーザー光線発振手段51から発振されたパルスレーザー光線LBは、出力調整手段52によって所定の出力に調整されて集光器7を構成するZ軸方向固定ミラー744に導かれる。Z軸方向固定ミラー744に導かれたパルスレーザー光線LBは、Z軸方向調整ミラー734、X軸方向固定ミラー753、X軸方向調整ミラー735を介して光軸変換手段72のミラー721に導かれる。光軸変換手段72のミラー721に導かれたパルスレーザー光線LBは、第1のミラー作動手段723aおよび第2のミラー作動手段723bの作動に対応して像側テレセントリック対物レンズ71に向けて反射せしめられ、該像側テレセントリック対物レンズ71によってそれぞれ集光されチャックテーブル36に保持された被加工物である被加工物Wに照射される、
上述したようにチャックテーブル36に保持された被加工物である被加工物Wに照射されるパルスレーザー光線LBは、光軸変換手段72のミラー721の適正反射位置が像側テレセントリック対物レンズ71におけるチャックテーブル36と反対側の焦点位置に位置付けられていれば、像側テレセントリック対物レンズ71の中心軸に対して平行に即ちチャックテーブル36の保持面に対して垂直に照射され、チャックテーブル36の保持面に保持された被加工物Wを高精度に加工することができる。しかるに、光軸変換手段72のミラー721の適正反射位置が像側テレセントリック対物レンズ71におけるチャックテーブル36と反対側の焦点位置に位置付けられていない場合には、パルスレーザー光線LBは像側テレセントリック対物レンズ71の中心軸に対して平行に即ちチャックテーブル36の保持面に対して垂直に照射されず、チャックテーブル36の保持面に保持された被加工物Wを高精度に加工することができない。
光軸変換手段72のミラー721の適正反射位置が像側テレセントリック対物レンズ71におけるチャックテーブル36と反対側の焦点位置に位置付けられているか否かを確認するために、図示の実施形態におけるレーザー加工装置は、先ず被加工物の外周領域にレーザー光線を照射して複数の細孔を形成する細孔形成工程を実施する。この細孔形成工程を実施するには図10に示すように被加工物としての計測用ウエーハ20をチャックテーブル36の保持面に載置し、図示しない吸引手段を作動することによりチャックテーブル36上に計測用ウエーハ20を吸引保持する。そして、位置付け手段としてのX軸方向送り手段37およびY軸方向送り手段38を作動して図10に示すように計測用ウエーハ20を吸引保持したチャックテーブル36を集光器7の直下に位置付ける。次に、上述したようにレーザー光線照射手段5を作動し、集光器7を構成する像側テレセントリック対物レンズ71を通してチャックテーブル36に保持された計測用ウエーハ20の外周領域にパルスレーザー光線を照射し複数の細孔201を形成する(計測用細孔形成工程)。
上述した細孔形成工程を実施したならば、計測用ウエーハ20に形成された複数の細孔201の少なくとも3個の細孔201の半径方向の断面形状を測定する断面形状測定工程を実施する。この断面形状測定工程を実施するには、位置付け手段としてのX軸方向送り手段37およびY軸方向送り手段38を作動して図11に示すように複数の細孔201が形成された計測用ウエーハ20を吸引保持したチャックテーブル36を3次元測定器8の直下に位置付ける。そして、選定された3個の細孔201−1(座標位置:x1,y1)、201−2(座標位置:x2、y2)、201−3(座標位置:x3,y3)を順次3次元測定器8の直下に位置付け、3次元測定器8を作動して3個の細孔201−1(座標位置:x1,y1)、201−2(座標位置:x2、y2)、201−3(座標位置:x3,y3)の半径方向の断面形状を測定する。
先ず、細孔201−1(座標位置:x1,y1)を3次元測定器8の直下に位置付ける。次に、第1のZ軸方向調整手段9を作動して干渉式撮像機構80を所定の待機位置から下降させるとともに、第2のZ軸方向調整手段としてのピエゾモータからなるアクチュエータ86に例えば60Vの電圧を印加しピエゾモータからなるアクチュエータ86を図9に示すように60μm伸びた状態とする。この状態において干渉式撮像機構80の集光手段83から照射される光の集光点P(図7参照)がチャックテーブル36に保持された計測用ウエーハ20の表面(上面)付近となるようにセットする。
次に、制御手段10は干渉式撮像機構80を構成する撮像素子手段82、光照射手段84の光源841を作動するとともに、ピエゾモータからなるアクチュエータ86に印加する電圧を60Vから1Vずつ下げていく。この結果、図示の実施形態においては、図9に示すようにピエゾモータからなるアクチュエータ86は電圧を1V下げる毎に1μm短縮するので、集光手段83が1μmずつZ軸方向に下降する。このようにして集光手段83が1μmずつ下降する毎に、撮像素子手段82で受光した画像が制御手段10に送られる。制御手段10は撮像素子手段82から送られた画像信号に基づいて、上述した光強度の高い干渉光を受光した画素のXY座標をZ軸方向位置毎(Z1、Z2、Z3・・・・)に求め、ランダムアクセスメモリ(RAM)103のXYZ座標記憶領域103cに格納する。なお、Z軸方向位置(Z1、Z2、Z3・・・・)は、Z軸方向位置検出手段90の読み取りヘッド90bからの検出信号またはピエゾモータからなるアクチュエータ86に印加する電圧信号から求められる。そして、制御手段10は、ランダムアクセスメモリ(RAM)103に格納されたZ軸方向位置毎(Z1、Z2、Z3・・・・)の光強度の高い干渉光を受光した画素のXY座標に基づいて図12の(a)に示すように細孔201−1(座標位置:x1,y1)の半径方向の断面形状を作成し、ランダムアクセスメモリ(RAM)103に格納するとともに出力手段110に出力する。また、制御手段10は、図12の(a)に示すように半径方向の断面形状に基づいて光軸の像側テレセントリック対物レンズ71の中心軸に対する傾斜(図示の実施形態においては−2度)を求め、ランダムアクセスメモリ(RAM)103に格納するとともに出力手段110に出力する。
上述したように細孔201−1(座標位置:x1,y1)の半径方向の断面形状を計測したならば、細孔201−2(座標位置:x2、y2)を3次元測定器8の直下に位置付けて上述したように断面形状測定工程を実施し、図12の(b)に示すように細孔201−2(座標位置:x2、y2)の半径方向の断面形状および光軸の像側テレセントリック対物レンズ71の中心軸に対する傾斜(図示の実施形態においては+6.5度)を求め、ランダムアクセスメモリ(RAM)103に格納するとともに出力手段110に出力する。次に、細孔201−3(座標位置:x3,y3)を3次元測定器8の直下に位置付けて上述したように断面形状測定工程を実施し、図12の(c)に示すように細孔201−3(座標位置:x3,y3)の半径方向の断面形状および光軸の像側テレセントリック対物レンズ71の中心軸に対する傾斜(図示の実施形態においては−4.5度)を求め、ランダムアクセスメモリ(RAM)103に格納するとともに出力手段110に出力する。
図13は、上記細孔201−1(座標位置:x1,y1)と細孔201−2(座標位置:x2、y2)および細孔201−3(座標位置:x3,y3)の位置と、細孔を形成したときのレーザー光線の光軸の像側テレセントリック対物レンズ71の中心軸に対する傾斜度を示すものである。なお、制御手段10のランダムアクセスメモリ(RAM)103における調整データ記憶領域103dには、計測用ウエーハ20の3個所に形成された細孔における半径方向の断面形状に基づいて計測されたレーザー光線の光軸の像側テレセントリック対物レンズ71の中心軸に対する傾斜に関するパターンデータと、該各パターンデータに対応する3次元(X軸方向、Y軸方向、Z軸方向)調整量を規定した3次元調整データが格納されている。
上述したように細孔201−1(座標位置:x1,y1)と細孔201−2(座標位置:x2、y2)および細孔201−3(座標位置:x3,y3)の位置と、細孔を形成したときのレーザー光線の光軸の像側テレセントリック対物レンズ71の中心軸に対する傾斜を求めたならが、制御手段10は該3個の細孔を形成したレーザー光線の光軸の像側テレセントリック対物レンズ71の中心軸に対する傾斜に関するパターンがランダムアクセスメモリ(RAM)103における調整データ記憶領域103dに格納されたパターンデータにおけるどのパターンと一致するかを検索する。そして、制御手段10は、ランダムアクセスメモリ(RAM)103における調整データ記憶領域103dに格納されたパターンデータから上記3個の細孔を形成したレーザー光線の光軸の像側テレセントリック対物レンズ71の中心軸に対する傾斜に関するパターンと一致するパターンを求め、該パターンに対応する3次元調整データを求める。この求めた3次元調整データが例えば、X=−10μm、Y=−5μm、Z=−2μmであるならば、制御手段10は、上記3次元調整手段を構成するX軸方向移動手段754を図13において−方向に10μm、Y軸方向移動手段761を図13において−方向に5μm、Z軸方向移動手段743を下方に2μm移動するように制御することにより、光軸変換手段72のミラー721の適正反射位置を像側テレセントリック対物レンズ71におけるチャックテーブル36と反対側の焦点位置に位置付けることができる。従って、像側テレセントリック対物レンズ71によって集光されるパルスレーザー光線をチャックテーブル36の保持面に対して垂直に照射することができる。
2:静止基台
3:被加工物保持機構
36:チャックテーブル
37:X軸方向送り手段
38:Y軸方向送り手段
4:レーザー光線照射ユニット
5:レーザー光線照射手段
51:パルスレーザー光線発振手段
52:出力調整手段
6:撮像手段
7:集光器
71:像側テレセントリック対物レンズ
72:光軸変換手段
73:光軸変換支持部材
734:Z軸方向調整ミラー
735:X軸方向調整ミラー
74:Z軸方向支持部材
743:Z軸方向移動手段
744:Z軸方向固定ミラー
75:X軸方向移動部材
753:X軸方向固定ミラー
754:X軸方向移動手段
76:Y軸方向移動部材
761:Y軸方向移動手段
8:3次元測定器
80:干渉式撮像機構
9:第1のZ軸方向調整手段
10:制御手段
20:計測用ウエーハ

Claims (2)

  1. 被加工物を保持する保持面を備えた被加工物保持手段と、該被加工物保持手段の保持面に保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段と、該レーザー光線照射手段を制御する制御手段と、を具備するレーザー加工装置において、
    該レーザー光線照射手段は、レーザー光線を発振するレーザー光線発振手段と、該レーザー光線発振手段から発振されたレーザー光線を集光し該被加工物保持手段の保持面に保持された被加工物に照射する集光器とを具備し、
    該集光器は、像側テレセントリック対物レンズと、該像側テレセントリック対物レンズにおける該被加工物保持手段と反対側の焦点位置に配設され該レーザー光線発振手段から発振されたレーザー光線の光軸の方向を変換して該像側テレセントリック対物レンズに導く光軸変換手段とを備え、
    該光軸変換手段は、該レーザー光線発振手段から発振されたレーザー光線を反射するミラーと、該レーザー光線発振手段から発振されたレーザー光線を該像側テレセントリック対物レンズの所要域に導くように該ミラーを揺動せしめるミラー作動手段と、該ミラーを該被加工物保持手段の保持面と平行な面内におけるX軸方向と該X軸方向と直交するY軸方向および該被加工物保持手段の保持面と垂直なZ軸方向に調整する3次元調整手段とから構成されており、
    該制御手段は、該像側テレセントリック対物レンズの所要域に導かれたレーザー光線が該像側テレセントリック対物レンズを通過する際に、レーザー光線の光軸が該被加工物保持手段の保持面に対して垂直となるように該3次元調整手段を制御する、
    ことを特徴とするレーザー加工装置。
  2. 該被加工物保持手段に保持された被加工物の加工状態を検出する3次元測定器と、該被加工物保持手段を該集光器と該3次元測定器との直下に位置付ける位置付け手段とを備え、
    該制御手段は、該位置付け手段を作動して該被加工物保持手段を該集光器の直下に位置付け、該レーザー光線照射手段を作動し該被加工物保持手段に保持された被加工物の外周領域にレーザー光線を照射して複数の細孔を形成する細孔形成工程と、該位置付け手段を作動して該被加工物保持手段を該3次元測定器の直下に位置付け、該3次元測定器を作動して少なくとも3個の細孔の半径方向の断面形状を測定する断面形状測定工程と、少なくとも3個の細孔の断面形状に基づいて該3次元調整手段を制御して該ミラーを該像側テレセントリック対物レンズの焦点位置に位置付けるミラー位置調整工程と、を実行する、請求項1記載のレーザー加工装置。
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