JP2015097573A - 調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品数を増やすことなく、鍋から排出された液状物を収容するスペースを最大限に確保し、ふきこぼれの発生を抑制する。
【解決手段】調理器10は、食材を収容する上端開口の鍋11と、鍋11の上部を覆うとともに、外部とを連通する下流側排気通路64を有する蓋体25と、蓋体25の鍋11と対向する面に着脱可能に配設され、鍋11の上端開口を閉塞する内蓋(内蓋セット70)と、を備えた調理器10であって、内蓋70は、鍋11内に連通する連通孔84Bを有し、鍋11の上端開口を閉塞する内蓋本体72と、内蓋本体72の上部を覆うように取り付けられ、内蓋本体72との間に、下流側排気通路64に連通する上流側排気通路71を兼ねる空間を形成する上側カバー部材122と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、調理器に関する。
特許文献1には、調理器の1つである炊飯器が記載されている。この炊飯器は、蓋体に着脱可能に配設する内蓋を備え、この内蓋に液状物(おねば)の分離ケースが一体的に設けられている。この分離ケースは、内蓋に取り付けられた下ケースと、下ケースの上端開口を閉塞する着脱可能な上ケースとを備える。内蓋には、下ケースで囲まれた領域内に、鍋内に連通する連通孔が設けられている。分離ケース内に排出された鍋内の排気は、上ケースの排出口から機外へ排出される。また、鍋から排気と一緒に排出された液状物は、分離ケース内で分離される。
しかしながら、特許文献1の炊飯器では、鍋から排出された液状物を内蓋の一部に設けた分離ケース内にしか収容できない。そのため、液状物の排出が少ない飯米の調理の場合には問題ないが、液状物(煮汁または調味汁)の排出が多くなる食材の調理の場合には液状物が排出口から外部へ吹き出す現象(ふきこぼれ)が生じることがある。よって、鍋を加熱する加熱手段の火力を抑える等のふきこぼれ対策を行う必要がある。また、内蓋に別部品の下ケースを取り付ける必要がある。
特開2011−177386号公報
本発明は、部品数を増やすことなく、鍋から排出された液状物を収容するスペースを最大限に確保し、ふきこぼれの発生を抑制できる調理器を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明の調理器は、食材を収容する上端開口の鍋と、前記鍋の上部を覆うとともに、外部に連通する下流側排気通路を有する蓋体と、前記蓋体の前記鍋と対向する面に着脱可能に配設され、前記鍋の上端開口を閉塞する内蓋と、を備えた調理器であって、前記内蓋は、前記鍋内に連通する連通孔を有し、前記鍋の上端開口を閉塞する内蓋本体と、前記内蓋本体の上部を覆うように取り付けられ、前記内蓋本体との間に、前記下流側排気通路に連通する上流側排気通路を兼ねる空間を形成する上側カバー部材と、を備える構成としている。
この調理器は、内蓋本体の上部に上側カバー部材を開放可能に配設し、上流側排気通路を兼ねる空間を形成しているため、部品数を増やすことなく、食材の調理中に生じる液状物を収容するスペースを最大限に確保できる。そのため、ふきこぼれを抑制するために火力を抑える必要はない。
前記内蓋本体と前記上側カバー部材とを密閉するシール部材を備えることが好ましい。このようにすれば、内蓋本体と上側カバー部材との間の空間から液状物を漏出することなく、確実に収容できる。また、内蓋を配設する蓋体の鍋と対向する面に、食材の成分を含んだ排気および液状物が付着しないため、清掃性を向上できる。
前記内蓋本体に、前記連通孔を開閉する開閉弁を配設し、前記上側カバー部材に、前記開閉弁の上方に位置する開口部を設けるとともに、前記開口部を密閉するパッキンを配設し、前記蓋体に、前記パッキンを介して前記開閉弁を駆動して前記連通孔を開閉させる駆動部材を配設することが好ましい。このようにすれば、排気や液状物が蓋体に付着することなく、確実に内蓋に配設した開閉弁を駆動させることができる。
この場合、前記蓋体に、前記内蓋を装着した状態で前記開口部の上部に位置する第2の開口部を設け、前記開口部を密閉する第2のパッキンを配設することが好ましい。このようにすれば、例え排気や液状物が内蓋の空間から漏出しても、蓋体内に配設した駆動部材を含む部品が故障することを防止できる。
前記蓋体に、前記内蓋を装着した状態で前記上側カバー部材に当接し、前記内蓋の空間の温度を検出する温度検出部材を配設することが好ましい。このようにすれば、内蓋の空間から排気および液状物が漏出しない状態を確保しつつ、温度検出部材によって内蓋の空間内の温度(排気温度)を検出できる。この際、温度検出部材が接触する上側カバー部材の外面は、排気や液状物による汚れが付着しないため、安定した検出精度を維持できる。また、温度検出部材による検出温度は、開閉弁の駆動(内蓋の空間への蒸気の流入および停止)に連動するため、検出温度に基づいて温度検出部材または開閉弁の異常を判断することが可能である。
前記上側カバー部材に、スライドして前記内蓋本体に係止する第1および第2係止部材を設けることが好ましい。このようにすれば、内蓋本体に対して上側カバー部材を垂直方向に着脱できる。特に、上側カバー部材を内蓋本体から取り外す際には、内蓋本体を水平な台上に載置した状態で上側カバー部材を取り外すことができるため、内蓋の空間内に溜めた液状物が零れることを防止できる。
前記内蓋に、スライドして前記蓋体に係止する蓋係止部材を設けることが好ましい。この場合、前記鍋を配設した調理器本体を備え、前記蓋体を前記調理器本体の後方側で開閉可能に接続し、前記蓋係止部材を、前記調理器本体の前方側に設けることが好ましい。このようにすれば、内蓋の空間に液状物を収容して重くなった内蓋を、手で支えながら着脱作業を行うことができる。即ち、蓋体に係止部材を設けた場合、ユーザは、内蓋を支えずに蓋体から取り外す動作を行う可能性があり、このようにすると内蓋が蓋体から脱落する。しかし、蓋係止部材を内蓋に設け、ユーザが自然に内蓋を支持する構成とすることにより、内蓋が脱落することを防止できる。特に、蓋係止部材を調理器本体の前方側に設けると、ユーザは更に内蓋を支持し易くなる。
前記蓋体に、前記上側カバー部材の前記内蓋本体への装着の有無と、前記内蓋の前記蓋体への装着の有無の少なくとも一方を検出する内蓋検出機構を設けることが好ましい。即ち、上側カバー部材が装着されていない内蓋が蓋体に装着された状態、および、内蓋自体が装着されていない状態を検出する内蓋検出機構を設けることが好ましい。このようにすれば、内蓋または上側カバー部材が装着されていない状態で調理が行われ、蓋体が排気または液状物で汚れることを防止できる。
本発明の調理器では、内蓋本体の上部に上側カバー部材を開放可能に配設し、上流側排気通路を兼ねる空間を形成しているため、部品数を増やすことなく、食材の調理中に生じる液状物を収容するスペースを最大限に確保できる。
本発明の実施形態の調理器を示す断面図。 蓋体を開放した状態を示す斜視図。 蓋体を分解した状態を示す斜視図。 蓋体から内蓋を外した状態を示す斜視図。 内蓋検出機構の構成を示す斜視図。 (A),(B),(C)は各開閉弁および駆動機構を示す断面図。 内蓋セットの分解断面図。 内蓋本体および上側カバー部材の分解斜視図。 下側カバー部材を外した内蓋セットを蓋体に装着した状態を示す斜視図。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1および図2は、本発明の実施形態に係る調理器10を示す。この調理器10は、調理物である食材を収容する調理鍋(鍋)11と、調理鍋11を着脱可能に収容する調理器本体15と、調理器本体15に開閉可能に配設した蓋体25とを備える。蓋体25は、閉塞状態で調理鍋11に対向する下面側に着脱可能に配設される内蓋セット(内蓋)70を備える。本実施形態では、内蓋セット70に調理鍋11内で発生する液状物を収容する大容量の空間を形成し、排出口69からのふきこぼれの発生を防止する。
図2に示すように、調理鍋11は、上端開口の有底円筒状をなし、熱伝導率が高い金属製母材の外面に電磁誘導によって加熱される金属材層を有する。この調理鍋11の外周壁12の上端開口には、径方向外向きに突出するフランジ部13が形成されている。フランジ部13の径方向の対向位置には、一対の鍋取手14が取り付けられている。この鍋取手14は樹脂製であり、調理器本体15の外壁である胴体16より外方に突出する寸法で形成されている。
図1および図2に示すように、調理器本体15は、有底筒状の胴体16と、胴体16の上端開口を覆う肩体18とを有する外装体を備える。胴体16には、横方向の両側に位置するように、鍋取手14の下部を覆う下側把持部17が設けられている。肩体18は樹脂製であり、背面側(後方側)に蓋体25を回動可能に装着するヒンジ接続部(接続部)19を備える。肩体18の正面側(前方側)には操作パネル部20が設けられている。ヒンジ接続部19と操作パネル部20との間には、蓋体25によって覆われる凹部21が形成されている。この凹部21の正面側には、蓋体25をロックするためのロック孔22が設けられている。また、凹部21には、調理鍋11を着脱可能に収容する鍋収容部23が形成されている。また、肩体18には、下側把持部17の上側に位置し、鍋取手14と隙間をあけて位置する上側把持部24が水平方向外向きに突設されている。
鍋収容部23と胴体16との間の内部には、鍋収容部23に収容した調理鍋11の加熱手段である誘導加熱コイル(図示せず)が配設されている。また、鍋収容部23には、調理鍋11の温度を検出する第1温度検出部材である鍋温度センサ(図示せず)が、鍋収容部23を貫通して調理鍋11の底に接触するように配設されている。
蓋体25は、調理器本体15のヒンジ接続部19に回動可能に取り付けられ、調理鍋11の上端開口を含む調理器本体15の凹部21の上部を覆う。この蓋体25は、調理器本体15の上部を覆う下板26と、下板26の上部を覆う上板30とを有する外装体を備える。蓋体25には、調理鍋11内と外部とを連通させ、調理鍋11内の排気(蒸気)を外部へ排出するための排気通路71,64が形成され、その出口部分に蒸気口ユニット65が着脱可能に取り付けられる。
図1および図3に示すように、下板26は樹脂製であり、鍋収容部23を含む凹部21の上部を覆う平面視形状である。下板26の上部には金属製の補強板27が配設されている。この補強板27を含む下板26の背面側に、調理器本体15のヒンジ接続部19に回動可能にヒンジ接続される接続部28が形成されている。下板26の正面側には、調理器本体15のロック孔22にロックされるロック部材29が回動可能に配設されている。
上板30は樹脂製であり、下板26に上側から被せてネジ止めにより固定される。上板30の表(外)面は装飾カバー31によって覆われている。装飾カバー31を含む上板30の正面側には、下板26に配設したロック部材29を回動させて、ロック孔22との係合を解除するための操作部材32が配設されている。上板30の背面側には、蒸気口ユニット65を着脱可能に配設する蒸気口ユニット配設部33が設けられている。この蒸気口ユニット配設部33の底面には、蒸気口ユニット65の接続筒部67を挿入配置する挿通孔34が設けられている。また、上板30の外周部には、把持部17,24上に位置する鍋取手14の外周部を覆う取手カバー35が水平方向外向きに突設されている。
図1および図4に示すように、蓋体25において、下板26の調理鍋11と対向する面には、内蓋セット70を着脱可能に配設する内蓋配設部36が設けられている。この内蓋配設部36は、内蓋本体72の外形と略同一形状で上向きに隆起した第1配設部37と、上側カバー部材122の外形と略同一形状で更に上向きに隆起した第2配設部40とを備える。第1配設部37には、接続部28の側に内蓋セット70を引っ掛けて係止する第1係止受部38が設けられている。また、第1配設部37には、接続部28と逆側である調理器本体15の前方側に位置する先端に、内蓋セット70の蓋係止部材78を離脱可能に係止する第2係止受部39が設けられている。
第2配設部40には、内蓋セット70の装着により後退する内蓋検出部材41が配設されている。この内蓋検出部材41と、蓋体25内に配設した内蓋検出センサ45とで、内蓋セット70の装着の有無を検出する内蓋検出機構を構成する。即ち、本実施形態では、内蓋セット(内蓋)70を装着していない状態でも、蓋体25を閉じれる(ロックできる)ようにしている。そして、内蓋セット70の未装着状態は、従来のような物理的構造によらず、検出部材と電気的検出手段との組み合わせにより構成している。
図4および図5に示すように、内蓋検出部材41は、蓋体25内に配置される装着部42と、第2配設部40内に突出する干渉部43とを備える。装着部42は、下板26に対して水平方向にスライド可能に配設され、図示しないスプリング(付勢部材)によって図4に示す進出位置に付勢されている。干渉部43は、内蓋セット70の上側カバー部材122に当接することにより、スプリングの付勢力に抗して蓋体25内に没入される。即ち、本実施形態では、上側カバー部材122の装着の有無と、内蓋セット70自体の装着の有無を判断できるようにしている。装着部42には、内蓋検出センサ45が移動状態を判断するための検出板44が突設されている。
内蓋検出センサ45は、検出板44の一側に配置する発光素子46と、検出板44の他側に配置する受光素子47とを備えるフォトインタラプタを用いている。内蓋セット70の未装着状態では検出板44が進出し、発光素子46が照射した光を受光素子47が受光することにより未装着状態を判断できる。内蓋セット70の装着により検出板44が後退すると、発光素子46と受光素子47との間に検出板44が進入して発光素子46の光を遮断し、受光素子47が受光できないことにより装着状態を判断できる。なお、内蓋検出センサ45は、フォトインタラプタ等の光センサに限られず、マイクロスイッチ等の物理センサを用いてもよく、内蓋検出部材41の移動を判断できるセンサであれば、いずれでも適用可能である。
図3に示すように、下板26の第2配設部40の上部には、後述する内蓋セット70に配設した開閉弁86,90,94を開閉駆動するための駆動手段が配設されている。この駆動手段は、各開閉弁86,90,94に対応するソレノイド48A〜48Cを備える。ソレノイド48A〜48Cの各ロッドには、ロッドの水平方向の移動を垂直方向の移動(駆動力)に変換するためのカム部材49A〜49Cが配設されている。図6(A),(B),(C)に示すように、各カム部材49A〜49Cの下部には、カム部50A〜50Cによって図中垂直方向である直交方向に移動される駆動部材51A〜51Cが配設されている。下板26には、駆動部材51A〜51Cの対向位置に開口部(第2の開口部)52A〜52Cが設けられている。この開口部52A〜52Cには、下方の第2配設部40との間を密閉するパッキン(第2のパッキン)53A〜53Cが配設されている。このパッキン53A〜53Cは、各駆動部材51A〜51Cを垂直方向に移動可能に保持する1個の台座54によって、下板26との間に挟まれて固定されている。これにより駆動部材51A〜51Cは、パッキン53A〜53Cによって密閉状態を維持し、開口部52A〜52Cを通して第2配設部40内に進出可能である。
図3および図4に示すように、下板26には、開口部52A,52Bの間の接続部28側に開口部55が設けられている。この開口部55は、下板26の上部に配設した圧力検出部材である圧力センサ56に連通する筒状パッキン57により密閉されている。圧力センサ56は、内蓋セット70を通して調理鍋11内の圧力を検出する。また、下板26には、開口部52B,52Cの間の接続部28側に開口部58が設けられている。この開口部58には、下板26の上部に配設した第2温度検出部材である蓋温度センサ59が挿通され、その検出端が第2配設部40内に位置されている。開口部58と蓋温度センサ59との間はパッキン60により密閉されている。蓋温度センサ59は、内蓋セット70内の空間(上流側排気通路71)の温度を検出する。
下板26には、開口部55,58の間の接続部28側に、下流側排気通路64の入口である接続口61が設けられている。図1に示すように、接続口61は、蒸気口ユニット配設部33の挿通孔34の下部に位置し、これらの間がパッキン62によって密閉されている。接続口61の下側には、内蓋セット70の上流側排気通路71の接続口142との間を密閉するためのパッキン63が配設されている。この接続口61から蒸気口ユニット65内の排出口69までの流路が下流側排気通路64を構成する。
図1および図3に示すように、蒸気口ユニット65は、排気通路71,64の出口部分を構成し、食材成分を含む液状物が外部へ流出することを抑制する機能を備える。蒸気口ユニット65は、有底円筒状の下容器66と、平面視矩形状の上カバー68とを備える。下容器66には、正面側へ偏った位置に下方へ突出した円筒状の接続筒部67が設けられている。この接続筒部67は、蒸気口ユニット配設部33の挿通孔34に差し込むことにより、外周部がパッキン62によって密閉される。接続筒部67は、上端が閉塞され、接続部28側の側面が開口されている。上カバー68には、接続筒部67の開口と逆側に位置する調理器本体15の前方側へ偏った位置に、蒸気を外部へ放出するための排出口69が設けられている。
図2および図4に示すように、内蓋セット70は、蓋体25で調理器本体15の凹部21を覆うことにより、調理鍋11の上端開口を閉塞する。この内蓋セット70は、図1および図7に示すように、調理鍋11を閉塞する内蓋本体72と、内蓋本体72の上面側に着脱可能に装着される上側カバー部材122と、内蓋本体72の下面側に着脱可能に装着される下側カバー部材145とを備える。本実施形態の内蓋セット70には、内蓋本体72と上側カバー部材122との間に、下流側排気通路64に連通する上流側排気通路71が形成(画定)される。この上流側排気通路71は、食材の調理中に生じる液状物を収容する空間の役割を兼ねる。
図7および図8に示すように、内蓋本体72は、平面視円形状をなす金属製の閉塞板73を備える。この閉塞板73は、外周部から軸方向に沿って立設する外周壁74を備えた受け皿形状をなす。閉塞板73の外周部には、調理鍋11の上端開口の内周面に密着されるシール部材75が配設される。このシール部材75は、閉塞板73の外周部に樹脂製の枠体76を配設することにより、これらの間に挟み込んで装着される。
枠体76には、蓋体25の内蓋配設部36の第1係止受部38に係止される一対の係止部77,77が、後方外向きに突出するように設けられている。また、係止部77,77間の径方向の対向位置には、調理器本体15の前方側に位置する第2係止受部39に離脱可能に係止される蓋係止部材78が配設されている。この蓋係止部材78は、径方向にスライド可能に配設され、図示しないスプリング(付勢部材)によって外向きに付勢されている。蓋係止部材78の先端には、第2係止受部39上に係止する係止爪79と、第2係止受部39下に位置する操作部80とが設けられている。
内蓋本体72には、蓋体25に配設した圧力センサ56によって調理鍋11内の圧力を直接検出するためのダクト82と、4個の開閉弁86,90,94,99とが配設されている。ダクト82は、開閉弁86,90,94の弁座の役割を兼ねる樹脂製のベース部材81に一体的に設けられている。このベース部材81は台形状をなし、蓋体25への装着状態で開口部55の下部に位置するように、筒状のダクト82が上向きに突設されている。このダクト82は、下端を開放し、上端が上側カバー部材122の近傍まで延びる寸法設定である。ダクト82の上面は、中央に連通孔83を形成した上板によって閉塞されている。また、ベース部材81には、蓋体25の開口部52A〜52Cの下部に位置するように、調理鍋11内に連通する連通孔84A〜84C(図6(A),(B),(C)参照)を有する弁装着部85A〜85Cが設けられている。なお、閉塞板73には、ダクト82および連通孔84A〜84Cの対応位置に挿通孔が設けられている。
ベース部材81の上方には、3個の開閉弁86,90,94が配設されている。第1の開閉弁は、第1の駆動部材51Aを介して第1のソレノイド48Aによって、第1の連通孔84Aを開放可能に閉塞する安全弁86である。第2の開閉弁は、第2の駆動部材51Bを介して第2のソレノイド48Bによって、第2の連通孔(連通孔)84Bを開放可能に閉塞する調圧弁90である。第3の開閉弁は、第3の駆動部材51Cを介して第3のソレノイド48Cによって、第3の連通孔(還流孔)84Cを開放可能に閉塞する電動式還流弁94である。
図6(A)および図8に示すように、安全弁86は、調理鍋11内が設定した上限値(例えば1.30atm)を超えると調理鍋11内を脱圧する。この安全弁86は、弁装着部85Aに装着される第1カバー87を備える。第1カバー87は、上側カバー部材122の近傍まで延びる寸法設定である。第1カバー87の内部には、連通孔84Aを上方から閉塞するための第1弁体88と、第1弁体88を閉塞位置に移動させる第1作動受部材89とが配設されている。第1弁体88は、第1作動受部材89に対して軸方向に沿って移動可能に配設されている。第1作動受部材89は、第1カバー87から上方に突出し、上端が上側カバー部材122の高さ付近に位置する。第1弁体88と第1作動受部材89との間には、第1弁体88を連通孔84Aの閉塞方向に付勢する図示しないスプリング(付勢部材)が配設されている。ソレノイド48Aの駆動によりカム部材49Aを動作させ、駆動部材51Aを介して第1作動受部材89が下向きに移動される。これにより、第1弁体88がスプリングを介して連通孔84Aを閉塞する。調理鍋11内が設定した上限値を超えると、調理鍋11内の圧力で第1弁体88がスプリングの付勢力に抗して上向きに移動し、調理鍋11内が脱圧される。第1カバー87内に流入した排気および液状物は、第1カバー87と第1作動受部材89との間に形成される隙間から流出する。
図6(B)および図8に示すように、調圧弁90は、調理鍋11内を設定した調圧値(例えば1.20atm)に維持する。この調圧弁90は、弁装着部85Bに装着される第2カバー91を備える。第2カバー91は、上側カバー部材122の近傍まで延びる寸法設定である。第2カバー91の内部には、連通孔84Bを上方から閉塞するための第2弁体92と、第2弁体92を閉塞位置に移動させる第2作動受部材93とが配設されている。第2弁体92は、第2作動受部材93に対して軸方向に沿って移動可能に配設されている。第2作動受部材93は、第2カバー91から上方に突出し、上端が上側カバー部材122の高さ付近に位置する。第2弁体92と第2作動受部材93との間には、第2弁体92を連通孔84Bの閉塞方向に付勢する図示しないスプリング(付勢部材)が配設されている。ソレノイド48Bの駆動によりカム部材49Bを動作させ、駆動部材51Bを介して第2作動受部材93が下向きに移動される。これにより、第2弁体92がスプリングを介して連通孔84Bを閉塞する。調理鍋11内が設定した調圧値を超えると、調理鍋11内の圧力で第2弁体92がスプリングの付勢力に抗して上向きに移動し、調理鍋11内が脱圧されるため、調理鍋11内が調圧値に維持される。第2カバー91内に流入した排気および液状物は、第2カバー91と第2作動受部材93との間に形成される隙間から流出する。
図6(C)および図8に示すように、電動式還流弁94は、調理処理中の設定されたステップで、食材の調理中に生じる調理鍋11内からの液状物を収容する空間の役割を兼ねる上流側排気通路71に流入した液状物を、調理鍋11へ戻す。この電動式還流弁94は、弁装着部85Cに装着される第3カバー95を備える。第3カバー95の下部には、液状物を流通可能な流通孔96が設けられている。第3カバー95の内部には、連通孔84C(閉塞板73の対応する孔)を下方から閉塞するための第3弁体97と、第3弁体97を開放位置に移動させる第3作動受部材98とが配設されている。第3弁体97は、第3作動受部材98に連結されている。第3作動受部材98は、第3カバー95から上方に突出し、上端が上側カバー部材122の高さ付近に位置する。弁装着部85Cと第3作動受部材98との間には、第3作動受部材98を介して第3弁体97を連通孔84Cの閉塞方向に付勢する図示しないスプリング(付勢部材)が配設されている。ソレノイド48Cの駆動によりカム部材49Cを動作させ、駆動部材51Cを介して第3作動受部材98がスプリングの付勢力に抗して下向きに移動される。これにより、第3弁体97が連通孔84Cを開放し、第3カバー95内の液状物が連通孔84Cを通して調理鍋11内に還流される。
図7および図8に示すように、内蓋本体72に配設する第4の開閉弁は、蓋体25の開閉によって、調理鍋11内に連通する還流孔101を開閉する連動式還流弁(還流弁)99である。この連動式還流弁99は、内蓋本体72のヒンジ側左右に配設する2カ所の係止部77,77の側の中央に配設されている。本実施形態では、下流側排気通路64の入口である接続口61の下部に配設されている。この連動式還流弁99は、閉塞板73の挿通孔に装着される弁座100を備える。この弁座100には、調理鍋11内に連通する還流孔101が設けられている。弁座100には第4カバー102が装着されている。これら弁座100および第4カバー102の下部には、液状物を流通可能な流通孔103が設けられている。第4カバー102の内部には、還流孔101を上方(上流側排気通路71側)から閉塞するための第4弁体104が、軸方向に沿って移動可能に配設されている。第4弁体104には、還流孔101を通して調理鍋11の側へ突出する作動受部105が設けられている。第4カバー102と第4弁体104との間には、第4弁体104を還流孔101の閉塞方向に付勢する図示しないスプリング(付勢部材)が配設されている。蓋体25の開放に伴う後述する弁開閉部材116の移動により、第4弁体104が上向きに移動して還流孔101を開放し、第4カバー102内の液状物が還流孔101を通して調理鍋11内に還流される。
本実施形態の内蓋本体72には、上側カバー部材122を着脱可能に装着するための一対の上カバー係止受部106A,106Bが設けられるとともに、下側カバー部材145を係止する一対の下カバー係止受部108A,108Bが設けられている。また、内蓋本体72の下部には、連動式還流弁99を開閉させるための弁開閉部材116と、下側カバー部材145の未装着状態では蓋体25を閉じることができないようにするための干渉部材119とが配設されている。
図7および図8に示すように、上カバー係止受部106A,106Bは、枠体76の径方向に対向する位置に上向きに突出するように設けられている。具体的には、第1の上カバー係止受部106Aは、一対の係止部77,77間に位置し、ヒンジ接続部19の側の頂部に位置するように設けられている。第2の上カバー係止受部106Bは、蓋係止部材78上に位置し、ヒンジ接続部19と逆側の頂部に位置するように設けられている。各上カバー係止受部106A,106Bの上端には、互いに向かい合う方向に突出する引掛部107A,107Bが設けられている。
図7および図9に示すように、第1の下カバー係止受部108Aは、内蓋本体72の下面側に配設された開閉部材カバー109に設けられ、第2の下カバー係止受部108Bは、内蓋本体72の下面側に配設された干渉部材カバー114に設けられている。
開閉部材カバー109は、調理鍋11を臨む下面および蓋体25の開放状態で上側に位置する先端側を閉鎖し、開放状態で下側に位置するヒンジ接続部19の側を開放部110とした形状である。この開閉部材カバー109の両側には突出部111が設けられ、この突出部111の先端側の面にヒンジ接続部19の側へ窪んだ下カバー係止受部108Aが設けられている。この下カバー係止受部108Aは、蓋体25の開放状態で内蓋本体72と下側カバー部材145との間に付着した液状物を受ける受部の役割を兼ねる。突出部111の先端側は内蓋本体72に固定するためのブラケット部112である。このブラケット部112には、蓋体25の開放状態で上方に位置する端縁に、液状物を下カバー係止受部108Aへ誘導する傾斜面113が設けられている。
干渉部材カバー114は、調理鍋11を臨む下面および蓋体25の開放状態で下側に位置するヒンジ接続部19の側を閉鎖し、開放状態で上側に位置する先端側を開放部115とした形状である。この干渉部材カバー114のヒンジ接続部19の側の面に、先端側へ窪んだ下カバー係止受部108Bが設けられている。
図2および図7に示すように、弁開閉部材116は、蓋体25を閉じることにより連動式還流弁99を閉弁(図1参照)させ、蓋体25の開放により連動式還流弁99を開弁(図2参照)させる。この弁開閉部材116は、内蓋本体72のヒンジ接続部19の側に配設した開閉部材カバー109に、蓋体25のヒンジ接続部19から先端にかけた方向にスライド可能に配設されている。具体的には、弁開閉部材116は、開閉部材カバー109の開放部110から、調理鍋11の上端開口を密閉するシール部材75を越えて、ヒンジ接続部19の側へ突出する当接部117を備える。開閉部材カバー109の内部には、弁開閉部材116を閉位置から開位置へ付勢する図示しないスプリング(付勢部材)が配設されている。図1に示すように、蓋体25の閉動作により当接部117が調理鍋11に当接して、弁開閉部材116が連動式還流弁99を閉弁させる閉位置に移動する。また、図2に示すように、蓋体25の開動作により当接部117と調理鍋11との当接が解除されて、弁開閉部材116が連動式還流弁99を開弁させる開位置に移動する。ヒンジ接続部19を中心として蓋体25を回動させると、開位置とした当接部117の先端の軌跡は、調理鍋11の上端開口の内側を通過するように設定されている。また、当接部117は、シール部材75には干渉しない位置(高さ)に配設されている。弁開閉部材116には、連動式還流弁99の作動受部105に摺接する直角三角形状のカム部118が上向きに突設されている。このカム部118は、弁開閉部材116が閉位置から開位置に移動されることより、作動受部105を介して第4弁体104をスプリングの付勢力に抗して上向きに移動させて、連動式還流弁99を開弁させる。なお、連動式還流弁99の開弁により還流孔101を通して還流された液状物は、開閉部材カバー109の開放部110から流出して調理鍋11内へ戻される。
図2および図9に示すように、干渉部材119は、下側カバー部材145の装着により非干渉位置に移動(図2参照)し、下側カバー部材145の取り外しにより干渉位置に移動(図9参照)する。この干渉部材119は、蓋体25に内蓋セット70を装着した状態で、内蓋本体72のヒンジ接続部19と逆側に位置するように配設した干渉部材カバー114に、蓋体25のヒンジ接続部19から先端にかけた方向にスライド可能に配設されている。具体的には、図7に示すように、干渉部材119は、干渉部材カバー114の開放部115から、調理鍋11の上端開口を密閉するシール部材75を越えて、蓋体25の先端側へ突出する干渉部120を備える。この干渉部120は、干渉位置では一部がシール部材75から径方向外側へ突出し、非干渉位置では全体がシール部材75の径方向内側へ退避した状態をなす。干渉部材カバー114の内部には、干渉部材119を非干渉位置から干渉位置へ付勢する図示しないスプリング(付勢部材)が配設されている。なお、ヒンジ接続部19を中心として蓋体25を回動させると、干渉位置とした干渉部120の先端の軌跡は、調理鍋11の上端開口の外側を通過するように設定されている。また、干渉部120は、シール部材75には干渉しない位置(高さ)に配設されている。図9に示すように、干渉部材119は、干渉部120の両側に開放部115によって露出される押圧受部121を備える。下側カバー部材145の装着により押圧受部121がヒンジ接続部19の側へ押圧されることで、干渉部材119が非干渉位置に後退する。
図4および図7に示すように、上側カバー部材122は、内蓋本体72の上部を覆うように開放可能に取り付けられ、内蓋本体72との間に画定した液状物を収容する空間の役割を兼ねる上流側排気通路71を形成する。この上側カバー部材122は、閉塞板73に対して所定間隔(例えば約31.9mm)をもって位置する天壁123と、受け皿形状をなす閉塞板73の外周壁74の内面側に位置する外周壁124とを備える。外周壁124の下部には内蓋本体72上に重畳されるフランジ部125が形成されている。外周壁124の端部には、閉塞板73に圧接されて内蓋本体72と上側カバー部材122とを密閉するシール部材126が配設されている。外周壁124を含めた天壁123が内蓋配設部36の第2配設部40に装着され、フランジ部125が第1配設部37に装着される。上側カバー部材122を内蓋本体72に装着することにより、受皿状の閉塞板73との間に形成される液状物を収容する空間の容積は400〜500ccであり、特許文献1の炊飯器(50cc)と比較して遥かに大容量である。
図7および図8に示すように、上側カバー部材122には、上カバー係止受部106A,106Bに対して離脱可能に係止する第1および第2係止部材127,131がスライド可能に配設されている。上カバー係止受部106Aに係止される第1係止部材127は、外周壁124の外周部に位置するようにフランジ部125上に形成した第1係止部材配設部128に配設されている。この第1係止部材配設部128は、上カバー係止受部106Aの両側に位置するように設けた一対の位置決め凸部129,129を備える。第1係止部材127は、係止爪130が位置決め凸部129,129間から突出するように、図示しないスプリング(付勢部材)によって径方向外向きに付勢されている。上カバー係止受部106Bに係止される第2係止部材131は、第1係止部材配設部128の径方向の対向部に位置するように天壁123および外周壁124に設けた第2係止部材配設凹部132に配設されている。第2係止部材配設凹部132は、上カバー係止受部106Bの両側に位置するように設けた一対の位置決め凸部133,133を備える。第2係止部材131は、係止爪134が位置決め凸部133,133間から突出するように、図示しないスプリング(付勢部材)によって径方向外向きに付勢されている。第2係止部材131には、上側カバー部材122を内蓋本体72から取り外すための開放操作部135が、第2係止部材配設凹部132内に位置するように設けられている。
上側カバー部材122の天壁123には、6個の開口部(第1の開口部)136A〜136Fが設けられている。開口部136A〜136Cは、内蓋本体72の開閉弁86,90,94の上方に位置し、パッキン137A〜137Cによって密閉されている。図6(A),(B),(C)に示すように、開口部136A〜136Cは蓋体25の開口部52A〜52Cと対応し、パッキン53A〜53C,137A〜137Cを介して駆動部材51A〜51Cによって開閉弁86,90,94を開閉駆動する。図4および図8に示すように、開口部136Dは、ダクト82の上方に位置し、このダクト82内と連通させるための筒状パッキン138が配設されている。この開口部136Dは蓋体25の開口部55と対応し、筒状パッキン57,138を介してダクト82内と圧力センサ56とを連通させ、圧力センサ56によって調理鍋11内の圧力を検出可能とする。開口部136Eは、開口部136B,136Cの間に位置し、後述する補強カバー143との間がパッキン(Oリング)139によって密閉されている。この開口部136Eは蓋体25の開口部58と対応し、補強カバー143を介して蓋温度センサ59によって上流側排気通路71内の温度を検出可能とする。開口部136Fは、開口部136Dの横に位置し、パッキン140を介して上流側排気通路71内を透視可能な透明樹脂からなる窓部141が配設されている。この開口部136Fは、内蓋本体72および蓋体25に配設したいずれの機構とも対応せず、窓部141を通して内蓋本体72を確認可能とする。また、上側カバー部材122の天壁123には、蓋体25の下流側排気通路64の接続口61に対応する接続口142が設けられている。この接続口142は上流側排気通路71の出口であり、接続口61との間がパッキン63によって密閉される。
開口部136A〜136Fに配設した各パッキン137A〜137C,138〜140は、金属製の補強カバー143によって天壁123との間に挟み込んだ状態で位置決めされる。この補強カバー143には、開口部136Eを除く、開口部136A〜136D,136Fに対応する開口部144A〜144Eが設けられている。このようにした補強カバー143は、上側カバー部材122の開口部136Eを通して上流側排気通路71内の排気が直接当たる。また、内蓋セット70を装着した状態で蓋体25に配設した蓋温度センサ59は、その検出端が開口部136Eに該当する補強カバー143に当接するように配設される。これにより、上流側排気通路71内の温度を蓋温度センサ59によって検出できる。
図2および図9に示すように、下側カバー部材145は、内蓋本体72に対して調理鍋11内を臨む側に着脱可能に配設される。そして、調理(装着)時には、調理鍋11を臨む連通孔83,84A〜84Cおよび還流孔101が、食材の繊維や崩れ落ちた食材片等によって目詰まりすることを防止する。下側カバー部材145は、開閉部材カバー109を嵌合する嵌合部150を有する平面視円形状であり、下側カバー本体146と、外周部を囲むカバーリング149とを備える。
下側カバー本体146は金属製であり、嵌合部150および後述するカバー部151との対応位置を切り欠いた形状である。下側カバー本体146には、内蓋本体72の連通孔83,84A〜84Cおよび還流孔101と上下に対応する位置を除く領域に、多数の通気孔147が設けられている。また、下側カバー本体146には、圧力センサ56に連通するダクト82と対応する連通孔148が設けられている。
カバーリング149は樹脂製であり、径方向の対向位置に嵌合部150とカバー部151とが形成されている。カバー部151は、調理鍋11内で内蓋本体72の干渉部材カバー114を覆う構成である。このカバーリング149は、装着状態で内蓋本体72の閉塞板73に当接する外周壁152を備える。この外周壁152により閉塞板73と下側カバー本体146との間に所定の間隙(空間)が形成される。外周壁152には、内部空間に連通する複数の通気用切欠部153が設けられている。
図7および図9に示すように、下側カバー部材145のカバーリング149には、内蓋本体72の下カバー係止受部108A,108Bに係止される係止部154,155が設けられている。下カバー係止受部108Aに係止される第1係止部154は、嵌合部150の両側から突設した一対の突片からなる。下カバー係止受部108Bに係止される第2係止部155は、カバー部151にスライド可能に配設した係止部材156に設けられている。この係止部材156は、カバー部151の嵌合部150側端部に配設され、図示しないスプリング(付勢部材)によって径方向外向きに付勢されている。係止部材156には、カバー部151を貫通して調理鍋11側へ突出する取外操作部157が設けられている。
カバー部151には、干渉部材119の押圧受部121をヒンジ接続部19の側へ押圧し、干渉部材119を非干渉位置に後退させるための一対の干渉部材押圧部158,158が形成されている。干渉部材押圧部158は、下側カバー部材145の径方向外側から径方向内側へ向けて、内蓋本体72から調理鍋11へ傾斜する押圧縁159を有する直角三角形状の板部からなる。一対の干渉部材押圧部158,158間は、内蓋本体72の干渉部120をスライド可能に挿通する挿通溝を構成する。
この干渉部材押圧部158を設けた下側カバー部材145は、第1係止部154を内蓋本体72の下カバー係止受部108Aに挿入配置し、下カバー係止受部108Aを支点として第2係止部155の側を回動させる。この際、干渉部材押圧部158が干渉部材119の押圧受部121に当接し、下側カバー部材145の押圧により干渉部材119を非干渉位置に後退させる。そして、第2係止部155を内蓋本体72の下カバー係止受部108Bに係止することにより、図2に示すように、下側カバー部材145が内蓋本体72に装着される。また、干渉部材119が調理鍋11に干渉しない非干渉位置に維持される。
この調理器10は、調理器本体15内に制御基板が配設され、この制御基板に実装されたマイコン(制御手段)により、温度検出部材および圧力検出部材の検出値に基づいて、加熱手段および開閉弁86,90,94を制御し、食材の煮炊きや飯米の炊飯を含む調理処理が実行される。
この調理器10によって食材を調理する際には、調理鍋11内に食材または食材と調味汁(水を含む)をセットし、また、蓋体25に内蓋セット70を配設して、操作パネル部20を操作する。
調理器本体15に対して蓋体25を開放した状態では、ヒンジ接続部19の側に位置する弁開閉部材116がスプリングの付勢力で開位置に進出した状態をなす。この状態で、蓋体25を閉方向に回動させると、弁開閉部材116の先端が調理鍋11の外周壁12に当接する。この状態で蓋体25が更に閉方向に回動されることにより、弁開閉部材116がスプリングの付勢力に抗して閉位置へ移動する。そして、調理器本体15に対して蓋体25を完全に閉じることにより、図1に示すように、弁開閉部材116が調理鍋11との干渉によって閉位置に移動した状態を維持する。これにより、連動式還流弁99が閉弁状態を維持する。
蓋体25に内蓋セット70を装着していない場合、図4に示すように、内蓋検出部材41が第2配設部40内に突出した状態をなし、その状態が内蓋検出センサ45の出力によって検出される。また、上側カバー部材122を取り付けることなく内蓋セット70を蓋体25に装着した場合、同様に内蓋検出センサ45の出力によって検出される。この状態で調理の開始操作が行われると、マイコンは、制御基板の圧電ブザーまたは操作パネル部20の液晶表示によってユーザに報知する。そのため、内蓋セット70または上側カバー部材122の未装着状態で調理が実行されることを防止できる。
図9に示すように、内蓋セット70に下側カバー部材145が装着されていない場合、干渉部材119の干渉部120がシール部材75から外方へ突出した干渉位置に移動した状態をなす。この状態で蓋体25を調理器本体15に対して閉じようとすると、干渉部120が調理鍋11のフランジ部13に干渉し、ロック部材29をロック孔22に係止できない。そのため、下側カバー部材145の未装着状態で調理が実行されることを防止できる。なお、図2に示すように、内蓋セット70に下側カバー部材145を装着すると、前述のように干渉部材119の干渉部120が干渉部材カバー114内に没入した非干渉位置に移動した状態をなす。そのため、図1に示すように、調理器本体15に対して蓋体25を確実に閉じ、調理鍋11を閉塞できる。
調理中には、誘導加熱コイルへの通電によって調理鍋11を加熱しながら、安全弁86によって連通孔84Aを閉塞する。また、調圧弁90によって連通孔84Bを開閉し、大気圧から大気圧より高い設定圧力の間で調理鍋11内を調圧(加減圧)する。また、補強カバー143を介して上流側排気通路71内の排気温度を蓋温度センサ59によって検出する。
この際、調理鍋11内で加熱された液状物(煮汁または調味汁)が、排気と一緒に調圧弁90の連通孔84Bを通して内蓋本体72と上側カバー部材122との間である上流側排気通路71内に流入することがある。この液状物は、液状物を収容する空間を構成する上流側排気通路71内に溜められる。そして、設定されたステップで電動式還流弁94が開弁され、溜められた液状物が連通孔84Cを通して調理鍋11内へ還流される。また、排気は、接続口61,142を通して下流側排気通路64に流入し、蒸気口ユニット65の排出口69を通って外部へ排出される。
ここで、液状物を収容する空間を兼ねる上流側排気通路71は、内蓋本体72の上部を覆うように上側カバー部材122を開放可能に配設して形成しているため、液状物を収容するスペースを最大限に確保できる。そのため、ふきこぼれを防止するために火力を抑える必要はない。また、内蓋セット70を配設する蓋体25の調理鍋11と対向する面(内蓋配設部36)に、食材の成分を含んだ排気および液状物が付着しない。特に本実施形態では、蓋体25に内蓋検出センサ45を設け、内蓋セット70または上側カバー部材122が装着されていない状態で調理が行われないようにしているため、確実に蓋体25の汚れを防止できる。よって、調理器10の清掃性を向上できる。
また、内蓋本体72と上側カバー部材122とはシール部材126によって密閉されているため、上流側排気通路71から液状物が漏出することはなく、液状物を確実に内部に収容できるとともに、蓋体25の内蓋配設部36が汚れることを防止できる。また、内蓋本体72に配設した開閉弁86,90,94の開閉駆動は、上側カバー部材122に配設したパッキン137A〜137C、および、下板26に配設したパッキン53A〜53Cを介して、駆動部材51A〜51Cの駆動力を受けるため、確実に開閉弁86,90,94を駆動できるとともに、この点からも蓋体25の内蓋配設部36が汚れることを防止できる。また、例え排気や液状物が内蓋配設部36内に漏出しても、蓋体25に配設したソレノイド48A〜48Cを含む駆動部材51A〜51C等の部品が故障することを防止できる。
さらに、蓋温度センサ59は、補強カバー143を介して上流側排気通路71内の排気温度を検出するため、排気および液状物が漏出しない状態を確保しつつ、確実に排気温度を検出できる。この際、蓋温度センサ59が接触する上側カバー部材122の補強カバー143は、排気や液状物による汚れが付着しないため、安定した検出精度を維持できる。また、蓋温度センサ59による検出温度は、開閉弁86,90,94の開閉駆動(上流側排気通路71への蒸気の流入および停止)に連動するため、検出温度に基づいて蓋温度センサ59または開閉弁86,90,94の異常を判断することが可能である。
調理が終了し、ユーザが操作部材32を操作して蓋体25を開けると、スプリングの付勢力によって弁開閉部材116が閉位置から開位置へ移動する。これにより連動式還流弁99が開弁し、上流側排気通路71内に溜まった液状物は、蓋体25の開放により下方に位置するヒンジ接続部19側に溜まり、開弁された還流孔101および開閉部材カバー109の開放部110を通して調理鍋11内へ還流される。
清掃時に蓋体25を開いて内蓋セット70を取り外す際には、ヒンジ接続部19の逆側(調理器本体15の前方側)に配設した蓋係止部材78の操作部80をヒンジ接続部19の側へ操作する。これにより、内蓋セット70は、第1係止受部38に係止された係止部77による下側の支持と、ユーザが把持した上側の支持により、脱落することなく保持される。即ち、還流孔101を通して全ての液状物を還流できず、液状物を収容して重くなった内蓋セット70を、手で支えながら着脱作業を行うことができる。なお、蓋体25に係止部材を設けた場合、ユーザは、内蓋セット70を支えずに蓋体25から取り外す動作を行う可能性があり、このようにすると内蓋セット70が蓋体25から脱落可能性がある。しかし、本実施形態では、ユーザが自然に内蓋セット70を支持するため、内蓋セット70が脱落することを防止できる。
上側カバー部材122の分解時には、内蓋本体72を水平な台上に載置した状態で、上側カバー部材122に配設した第1および第2係止部材127,131を両手でスライド操作する。そして、上側カバー部材122を把持したまま、内蓋本体72に対して垂直方向上向きに持ち上げるように操作することで、分離する。このように、上側カバー部材122を垂直方向に持ち上げることで取り外すことができるため、液状物を収容する空間内(閉塞板73上)に溜めた液状物が零れることを防止できる。また、本実施形態では、上側カバー部材122に上流側排気通路71内を透視可能な窓部141を設けているため、ユーザが液状物の残量を確認することで、零れないように注意を促すことができる。
下側カバー部材145の分解時には、取外操作部157を嵌合部150の側へスライド操作し、係止部材156の第2係止部155と下カバー係止受部108Bとの係合を解除し、下側カバー部材145を持って下カバー係止受部108Aから第1係止部154を引き抜くことで、下側カバー部材145を取り外すことができる。このように、内蓋本体72、上側カバー部材122および下側カバー部材145からなる内蓋セット70を分解できるようにしているため、清掃性を向上できる。
なお、本発明の調理器10は、前記実施形態の構成に限定されず、種々の変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、内蓋本体72に対して上側カバー部材122を開放(分離)可能に配設したが、スライド可能に配設した第1および第2係止部材127,131の一方をヒンジ接続部とし、分離不可能で開閉可能な構成としてもよい。また、前記実施形態では、調圧弁90は、ソレノイド48Bによってカム部材49Bを進退させ、駆動部材51Bを介して第2弁体92を開閉駆動させたが、ソレノイド48Bの代わりにステッピングモータを用い、カム部材49Bを介して第2弁体92を段階的に移動可能とし、調理鍋11内を多段階で調圧できるようにしてもよい。また、安全弁86および調圧弁90は、駆動手段によって、軸方向に移動可能な弁体88,92を有するピストンバルブを用いたが、弁体として転動可能な球状部材を有するボールバルブを用いてもよい。また、内蓋検出機構は、上側カバー部材122の装着の有無と、内蓋セット70自体の装着の有無を判断できるようにしたが、少なくとも一方だけを検出できるようにしてもよい。
本発明は、着脱可能な内蓋本体72に上側カバー部材122を開放可能に配設する構成が特徴である。そのため、種々の食材を調理可能な調理器10に限られず、飯米の炊飯のみが可能な炊飯器でも適用可能である。また、加熱手段を有する調理器本体15を設ける構成に限らず、調理鍋11に蓋体25を開閉可能に配設し、家庭の台所の既存のコンロを加熱手段として用いる調理鍋にも適用可能である。
10…調理器
11…調理鍋
15…調理器本体
19…ヒンジ接続部
23…鍋収容部
25…蓋体
26…下板
28…接続部
30…上板
36…内蓋配設部(鍋と対向する面)
38…第1係止受部
39…第2係止受部
41…内蓋検出部材(内蓋検出機構)
45…内蓋検出センサ(内蓋検出機構)
48A〜48C…ソレノイド(駆動手段)
49A〜49C…カム部材
51A〜51C…駆動部材
52A〜52C…開口部(第2の開口部)
53A〜53C…パッキン(第2のパッキン)
55…開口部
56…圧力センサ(圧力検出部材)
57…筒状パッキン
58…開口部
59…蓋温度センサ(温度検出部材)
60…パッキン
61…接続口
64…下流側排気通路
65…蒸気口ユニット
69…排出口
70…内蓋セット
71…上流側排気通路(空間)
72…内蓋本体
75…シール部材
78…蓋係止部材
82…ダクト
83…連通孔
84A,84C…連通孔
84B…連通孔
86…安全弁(開閉弁)
90…調圧弁(開閉弁)
94…電動式還流弁(開閉弁)
99…連動式還流弁(還流弁)
109…開閉部材カバー
114…干渉部材カバー
116…弁開閉部材
119…干渉部材
122…上側カバー部材
126…シール部材
127…第1係止部材
131…第2係止部材
136A〜136F…開口部
137A〜137C…パッキン
138…筒状パッキン
139…パッキン
140…パッキン
141…窓部
142…接続口
143…補強カバー
144A〜144E…開口部
145…下側カバー部材

Claims (9)

  1. 食材を収容する上端開口の鍋と、
    前記鍋の上部を覆うとともに、外部に連通する下流側排気通路を有する蓋体と、
    前記蓋体の前記鍋と対向する面に着脱可能に配設され、前記鍋の上端開口を閉塞する内蓋と、
    を備えた調理器であって、
    前記内蓋は、
    前記鍋内に連通する連通孔を有し、前記鍋の上端開口を閉塞する内蓋本体と、
    前記内蓋本体の上部を覆うように取り付けられ、前記内蓋本体との間に、前記下流側排気通路に連通する上流側排気通路を兼ねる空間を形成する上側カバー部材と、
    を備えることを特徴とする調理器。
  2. 前記内蓋本体と前記上側カバー部材とを密閉するシール部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の調理器。
  3. 前記内蓋本体に、前記連通孔を開閉する開閉弁を配設し、
    前記上側カバー部材に、前記開閉弁の上方に位置する開口部を設けるとともに、前記開口部を密閉するパッキンを配設し、
    前記蓋体に、前記パッキンを介して前記開閉弁を駆動して前記連通孔を開閉させる駆動部材を配設した
    ことを特徴とする請求項2に記載の調理器。
  4. 前記蓋体に、前記内蓋を装着した状態で前記開口部の上部に位置する第2の開口部を設け、前記開口部を密閉する第2のパッキンを配設したことを特徴とする請求項3に記載の調理器。
  5. 前記蓋体に、前記内蓋を装着した状態で前記上側カバー部材に当接し、前記内蓋の空間の温度を検出する温度検出部材を配設したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の調理器。
  6. 前記上側カバー部材に、スライドして前記内蓋本体に係止する第1および第2係止部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の調理器。
  7. 前記内蓋に、スライドして前記蓋体に係止する蓋係止部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の調理器。
  8. 前記鍋を配設した調理器本体を備え、前記蓋体を前記調理器本体の後方側で開閉可能に接続し、前記蓋係止部材を、前記調理器本体の前方側に設けたことを特徴とする請求項7に記載の調理器。
  9. 前記蓋体に、前記上側カバー部材の前記内蓋本体への装着の有無と、前記内蓋の前記蓋体への装着の有無の少なくとも一方を検出する内蓋検出機構を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の調理器。
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