JP2015094042A - 回収ボイラ捕集灰の処理方法及び処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
本発明は回収ボイラの捕集灰の少なくとも一部を水分と混合し溶解スラリを得る工程と、前記溶解スラリから固形分を分離する工程とを有し、前記溶解スラリを得る工程では、前記捕集灰と水分との混合時間を5〜120分とし、前記固形分中の結晶水の含有率を、前記固形分の全質量に対して40質量%以下とすることを特徴とする回収ボイラ捕集灰の処理方法に関する。
【選択図】図1
Description
ボイラ捕集灰とは、回収ボイラの煙道中に設置した電機集塵機で捕集された飛灰であり、硫酸ナトリウムおよび炭酸ナトリウムを主成分とするものである。ボイラ捕集灰は、絶乾重量の30%程度がナトリウムであるため、黒液に戻し、クラフトパルプ製造用薬品のナトリウム源として利用される。なお、このほかにボイラ捕集灰には不純物として塩化ナトリウムおよび硫酸カリウムが含まれている。
さらに、本発明者らは、本発明の処理方法によりボイラ捕集灰を処理した後、回収された固形物を回収ボイラの黒液ラインに戻した場合であっても、黒液の希釈を促進させない回収ボイラ捕集灰の処理方法を提供することも目的として検討を進めた。
さらに、本発明者らは、上記のような方法を用いることにより、溶解スラリ中で溶解せずに回収されるナトリウム塩の多くを無水物の硫酸や炭酸のナトリウム塩とすることができ、ナトリウム塩の水分含有率を低減し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。具体的に、本発明は、以下の構成を有する。
[2]前記溶解スラリを得る工程では、水温を25℃未満とし、捕集灰と水分との混合時間を5〜40分とすることを特徴とする[1]に記載の回収ボイラ捕集灰の処理方法。
[3]前記溶解スラリを得る工程では、水温を40〜100℃とし、捕集灰と水分との混合時間を20〜120分とすることを特徴とする[1]に記載の回収ボイラ捕集灰の処理方法。
[4]前記溶解スラリを得る工程では、前記捕集灰に含まれるナトリウムの溶解率を50質量%以下とすることを特徴とする[1]〜[3]のいずれか1項に記載の回収ボイラ捕集灰の処理方法。
[5]前記固形分中の結晶水の含有率を、前記固形分の全質量に対して30質量%以下とすることを特徴とする[1]〜[4]のいずれか1項に記載の回収ボイラ捕集灰の処理方法。
[6]前記固形分中の結晶水の含有率を、前記固形分の全質量に対して10質量%以下とすることを特徴とする[1]〜[5]のいずれか1項に記載の回収ボイラ捕集灰の処理方法。
[7]前記溶解スラリを得る工程では、前記捕集灰に含まれるカリウムの溶解率を50質量%以上とすることを特徴とする[1]〜[6]のいずれか1項に記載の回収ボイラ捕集灰の処理方法。
[8]前記溶解スラリを得る工程では、前記捕集灰に含まれる塩素の溶解率を50質量%以上とすることを特徴とする[1]〜[7]のいずれか1項に記載の回収ボイラ捕集灰の処理方法。
[9]前記溶解スラリを得る工程では、前記捕集灰と水分の混合質量比率が1:0.2〜50となるように混合することを特徴とする[1]〜[8]のいずれか1項に記載の回収ボイラ捕集灰の処理方法。
[10]前記溶解スラリを得る工程では、前記溶解スラリのpHを7〜12とすることを特徴とする[1]〜[9]のいずれか1項に記載の回収ボイラ捕集灰の処理方法。
[11]回収ボイラの捕集灰の少なくとも一部を水分と混合するスラリ化槽と、前記スラリ化槽に連結され、固形分を分離する分離機とを有する回収ボイラ捕集灰の処理装置において、前記スラリ化槽では、前記捕集灰と水分との混合時間が5〜120分となるように調節され、前記分離機で分離される固形分中の結晶水の含有率は、前記固形分の全質量に対して40質量%以下であることを特徴とする回収ボイラ捕集灰の処理装置。
[12]前記スラリ化槽では、水温が25℃未満となり、かつ捕集灰と水分との混合時間が5〜40分となるように調節されることを特徴とする[11]に記載の回収ボイラ捕集灰の処理装置。
[13]前記スラリ化槽では、水温が40〜100℃となり、かつ捕集灰と水分との混合時間が20〜120分となるように調節されることを特徴とする[11]に記載の回収ボイラ捕集灰の処理装置。
本発明は、回収ボイラの燃焼により生じる捕集灰の処理方法に関する。本発明の処理方法は、回収ボイラの捕集灰の少なくとも一部を水分と混合し溶解スラリを得る工程と、溶解スラリから固形分を分離する工程を含む。溶解スラリを得る工程では、捕集灰と水分との混合時間を5〜120分とし、固形分中の結晶水の含有率は、固形分の全質量に対して40質量%以下とする点に特徴がある。
(混合時間)=(滞留時間)=(スラリ化槽容積[m3])/(スラリ処理量[m3/h])。
また、固形分中の結晶水の含有率を上記範囲内とすることにより、捕集灰と水分を混合して得られる溶解スラリの水温上昇を抑制することができる。これにより、溶解スラリの冷却にかかるコストを大幅に削減することが可能となる。
なお、本発明の固形分中の結晶水の含有率は下記の式によって算出される。
結晶水の含有率(質量%)=固形分中の結晶水の質量/結晶水を含めた全固形分の質量×100
溶解率(質量%)=100−(黒液に戻される質量数/捕集灰に含まれる質量)×100
さらに、溶解スラリの水温を25℃未満とする場合、混合時間は5〜40分であることが好ましく、5〜30分であることがより好ましく、10〜25分であることが最も好ましい。また、溶解スラリの水温を40〜100℃とする場合、捕集灰と水分との混合時間は20〜120分であることが好ましく、20〜90分であることがより好ましく、30〜70分であることがさらに好ましい。
このように、溶解スラリを上記温度に保ち、かつ混合時間を上記範囲内に制御することにより、捕集灰に含まれる硫酸カリウムや塩化ナトリウムの除去率を高く維持しつつ、捕集灰に含まれるナトリウム塩の溶解率を低下させることが可能となる。水分に溶解したナトリウム塩は、黒液に回収するために析出槽で冷却し、再結晶化して回収するが、スラリ化温度を上記温度範囲とし、混合時間を上記範囲にすることで、硫酸ナトリウムや炭酸ナトリウムが未溶解で残り、析出槽の省略、もしくは再結晶化量の削減により再結晶化に必要な冷却エネルギーを削減できる。
スラリ化槽は、分離機に連結されており、スラリ化槽で混合された溶解スラリは、分離機に供給される。分離機では、溶解スラリ中の固形分と溶解成分に分離される。固形分は沈殿物として分離され、溶解成分はろ液として回収される。分離機において分離された沈殿物には、硫酸ナトリウム(Na2SO4)や炭酸ナトリウム(Na2CO3)が含まれる。また、ろ液には、カリウムや塩素がイオンとして含まれている。
なお、除去率は、100質量%から捕集灰に含まれるカリウム又は塩素の質量に対する、黒液に戻されるカリウム又は塩素の質量百分率を引いたものである。除去率は、具体的には、以下の式で算出される。
除去率(質量%)=100−(黒液に戻される質量数/捕集灰に含まれる質量)×100
本発明では、析出槽を設けない場合であっても、図2のように析出槽を設けた場合と同等にカリウムや塩素を除去することができるため回収ボイラの捕集灰の処理工程を簡略化することができ、処理コストを抑制することができる。さらに、回収ボイラ捕集灰の処理装置を小型化することが可能となり、処理スペースを省スペース化することができる。
一方、図1の工程を経て得られた結晶水の少ない硫酸ナトリウムは、黒液に回収する際の結晶水の持ち込みが少ないことから、黒液の蒸発濃縮機のエネルギー原単位を悪化させることなく、ナトリウムをクラフトパルプ製造工程の系内に回収することができる。
本発明は、回収ボイラの燃焼により生じる捕集灰の処理装置に関する。本発明の処理装置は、回収ボイラの捕集灰の少なくとも一部を水分と混合するスラリ化槽と、スラリ化槽に連結され、固形分を分離する分離機とを有するものである。スラリ化槽では、捕集灰と水分との混合時間が5〜120分となるように調節され、分離機で分離される固形分中の結晶水の含有率は、固形分の全質量に対して40質量%以下である。固形分中の結晶水の含有率は、35質量%以下であることが好ましく、30質量%以下であることがより好ましく、10質量%以下であることが特に好ましい。
硫酸カリウム、塩化ナトリウム、炭酸ナトリウム、硫酸ナトリウムを含有し、かつ計算上のナトリウム含有質量比が30質量%のボイラ捕集灰を用い、該ボイラ捕集灰と水分の混合質量比率を1:1、スラリ温度15℃、混合時間を6分としてボイラ捕集灰1000kgをスラリ化した結果を表1に示す。得られた固形物の結晶水含有率は28%であり、この結晶水の水和熱量106000KJ、その結晶水を蒸発させるには552000KJが必要であった。
スラリ化槽での混合時間を20分とした以外は実施例1と同様の方法で処理した。得られた固形物の結晶水含有率は34%であり、この結晶水の水和熱量は172000KJ、その結晶水を蒸発させるには896000KJが必要であった。
実施例1と同様のボイラ捕集灰を用い、該ボイラ捕集灰と水分の混合質量比率を1:1、スラリ温度80℃、混合時間を30分としてボイラ捕集灰1000kgをスラリ化した結果を表1に示す。得られた固形物の結晶水含有率は1%であり、この結晶水の水和熱量2521KJ、その結晶水を蒸発させるには13125KJが必要であった。
スラリ化槽での混合時間を60分とした以外は実施例3と同様の方法で処理した。得られた固形物の結晶水含有率は2%であり、この結晶水の水和熱量は5000KJ、その結晶水を蒸発させるには29000KJが必要であった。
スラリ化槽での混合時間を80分とした以外は実施例3と同様の方法で処理した。得られた固形物の結晶水含有率は4%であり、この結晶水の水和熱量は13000KJ、その結晶水を蒸発させるには68000KJが必要であった。
スラリ化槽での混合時間を110分とした以外は実施例3と同様の方法で処理した。得られた固形物の結晶水含有率は5%であり、この結晶水の水和熱量は17000KJ、その結晶水を蒸発させるには90000KJが必要であった。
スラリ化槽での混合時間を4分とした以外は実施例1と同様の方法で処理した。ナトリウムの回収率は42.3%と低かった。得られた固形物の結晶水含有率は26%であり、この結晶水の水和熱量は69000KJ、その結晶水を蒸発させるには359000KJが必要であった。
スラリ化槽での混合時間を50分とした以外は実施例1と同様の方法で処理した。得られた固形物の結晶水含有率は46%であり、この結晶水の水和熱量は296000KJ、その結晶水を蒸発させるには1541000KJと大量の熱エネルギーが必要であった。
スラリ化槽での混合時間を80分とした以外は実施例1と同様の方法で処理した。得られた固形物の結晶水含有率は53%であり、この結晶水の水和熱量は404000KJ、その結晶水を蒸発させるには2100000KJと大量の熱エネルギーが必要であった。
スラリ化槽での混合時間を3分とした以外は実施例3と同様の方法で処理した。ナトリウムの回収率は46.7%と低かった。得られた固形物の結晶水含有率は0%であった。
スラリ化槽での混合時間を125分とした以外は実施例3と同様の方法で処理した。カリウムの溶解率が45.3%と低かった。得られた固形物の結晶水含有率は10%であり、この結晶水の水和熱量は39000KJ、その結晶水を蒸発させるには203000KJが必要であった。
従来技術により捕集灰を処理した事例である。実施例1と同様のボイラ捕集灰を用い、捕集灰と水分の混合質量比率を1:3.2、スラリ温度40℃としてボイラ捕集灰1000kgを完全に溶解した。スラリ化槽での混合時間は、150分とした。その後。溶解スラリを冷却し、ナトリウム回収率が65%となるまで冷却後(固形分を析出させる工程を設けた)、固形物を分離した。分離した固形物の結晶水含有率が57%であり、この結晶水の水和熱量は325000KJ、その結晶水を蒸発させるには1770000と大量の熱エネルギーが必要であった。
Claims (13)
- 回収ボイラの捕集灰の少なくとも一部を水分と混合し溶解スラリを得る工程と、前記溶解スラリから固形分を分離する工程とを有し、
前記溶解スラリを得る工程では、前記捕集灰と水分との混合時間を5〜120分とし、
前記固形分中の結晶水の含有率を、前記固形分の全質量に対して40質量%以下とすることを特徴とする回収ボイラ捕集灰の処理方法。 - 前記溶解スラリを得る工程では、水温を25℃未満とし、捕集灰と水分との混合時間を5〜40分とすることを特徴とする請求項1に記載の回収ボイラ捕集灰の処理方法。
- 前記溶解スラリを得る工程では、水温を40〜100℃とし、捕集灰と水分との混合時間を20〜120分とすることを特徴とする請求項1に記載の回収ボイラ捕集灰の処理方法。
- 前記溶解スラリを得る工程では、前記捕集灰に含まれるナトリウムの溶解率を50質量%以下とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の回収ボイラ捕集灰の処理方法。
- 前記固形分中の結晶水の含有率を、前記固形分の全質量に対して30質量%以下とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の回収ボイラ捕集灰の処理方法。
- 前記固形分中の結晶水の含有率を、前記固形分の全質量に対して10質量%以下とすることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の回収ボイラ捕集灰の処理方法。
- 前記溶解スラリを得る工程では、前記捕集灰に含まれるカリウムの溶解率を50質量%以上とすることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の回収ボイラ捕集灰の処理方法。
- 前記溶解スラリを得る工程では、前記捕集灰に含まれる塩素の溶解率を50質量%以上とすることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の回収ボイラ捕集灰の処理方法。
- 前記溶解スラリを得る工程では、前記捕集灰と水分の混合質量比率が1:0.2〜50となるように混合することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の回収ボイラ捕集灰の処理方法。
- 前記溶解スラリを得る工程では、前記溶解スラリのpHを7〜12とすることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の回収ボイラ捕集灰の処理方法。
- 回収ボイラの捕集灰の少なくとも一部を水分と混合するスラリ化槽と、前記スラリ化槽に連結され、固形分を分離する分離機とを有する回収ボイラ捕集灰の処理装置において、
前記スラリ化槽では、前記捕集灰と水分との混合時間が5〜120分となるように調節され、
前記分離機で分離される固形分中の結晶水の含有率は、前記固形分の全質量に対して40質量%以下であることを特徴とする回収ボイラ捕集灰の処理装置。 - 前記スラリ化槽では、水温が25℃未満となり、かつ捕集灰と水分との混合時間が5〜40分となるように調節されることを特徴とする請求項11に記載の回収ボイラ捕集灰の処理装置。
- 前記スラリ化槽では、水温が40〜100℃となり、かつ捕集灰と水分との混合時間が20〜120分となるように調節されることを特徴とする請求項11に記載の回収ボイラ捕集灰の処理装置。
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