JP6398176B2 - 回収ボイラ捕集灰の処理方法及び処理装置 - Google Patents
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Description
ボイラ捕集灰とは、回収ボイラの煙道中に設置した電機集塵機で捕集された飛灰であり、硫酸ナトリウムおよび炭酸ナトリウムを主成分とするものである。ボイラ捕集灰は、絶乾重量の30%程度がナトリウムであるため、黒液に戻し、クラフトパルプ製造用薬品のナトリウム源として利用される。なお、このほかにボイラ捕集灰には不純物として塩化ナトリウムおよび硫酸カリウムが含まれている。
さらに、本発明者らは、本発明の処理方法によりボイラ捕集灰を処理した後、回収された固形物を回収ボイラの黒液ラインに戻した場合であっても、黒液の希釈を促進させない回収ボイラ捕集灰の処理方法を提供することも目的として検討を進めた。
さらに、本発明者らは、上記のような方法を用いることにより、溶解スラリ中で溶解せずに回収されるナトリウム塩の多くを無水物の硫酸や炭酸のナトリウム塩とすることができ、ナトリウム塩の水分含有率を低減し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
具体的に、本発明は、以下の構成を有する。
[2]前記溶解スラリを得る工程では、水温を25℃未満とし、捕集灰と水分との混合時間を5〜70分とすることを特徴とする[1]に記載の回収ボイラ捕集灰の処理方法。
[3]前記溶解スラリを得る工程では、水温を40〜100℃とし、捕集灰と水分との混合時間を10〜120分とすることを特徴とする[1]に記載の回収ボイラ捕集灰の処理方法。
[4]前記溶解スラリを得る工程では、前記捕集灰に含まれるカリウムの溶解率を50質量%以上とすることを特徴とする[1]〜[3]のいずれか1項に記載の回収ボイラ捕集灰の処理方法。
[5]前記溶解スラリを得る工程では、前記捕集灰に含まれる塩素の溶解率を65質量%以上とすることを特徴とする[1]〜[4]のいずれか1項に記載の回収ボイラ捕集灰の処理方法。
[6]前記溶解スラリを得る工程では、前記捕集灰に含まれるナトリウムの溶解率を50質量%以下とすることを特徴とする[1]〜[5]のいずれか1項に記載の回収ボイラ捕集灰の処理方法。
[7]前記溶解スラリを得る工程では、前記捕集灰と水分の混合質量比率が1:0.2〜9となるように混合することを特徴とする[1]〜[6]のいずれか1項に記載の回収ボイラ捕集灰の処理方法。
[8]前記溶解スラリを得る工程では、前記溶解スラリのpHを7〜12とすることを特徴とする[1]〜[7]のいずれか1項に記載の回収ボイラ捕集灰の処理方法。
[9]回収ボイラの捕集灰の少なくとも一部を水分と混合するスラリ化槽と、前記スラリ化槽に連結された分離機とを有する回収ボイラ捕集灰の処理装置において、前記スラリ化槽では、前記捕集灰と水分との混合時間が5〜120分となるように調節され、かつ、前記捕集灰に含まれるナトリウムの溶解率が90質量%以下に調節されることを特徴とする回収ボイラ捕集灰の処理装置。
[10]前記スラリ化槽では、水温が25℃未満となり、かつ捕集灰と水分との混合時間が5〜70分となるように調節されることを特徴とする[9]に記載の回収ボイラ捕集灰の処理装置。
[11]前記スラリ化槽では、水温が40〜100℃となり、かつ捕集灰と水分との混合時間が10〜120分となるように調節されることを特徴とする[9]に記載の回収ボイラ捕集灰の処理装置。
[12]前記スラリ化槽では、前記捕集灰に含まれるカリウムの溶解率が50質量%以上に調節されることを特徴とする[9]〜[11]のいずれか1項に記載の回収ボイラ捕集灰の処理装置。
[13]前記スラリ化槽では、前記捕集灰に含まれる塩素の溶解率が65質量%以上に調節されることを特徴とする[9]〜[12]のいずれか1項に記載の回収ボイラ捕集灰の処理装置。
[14]前記スラリ化槽では、前記捕集灰に含まれるナトリウムの溶解率が50質量%以下に調節されることを特徴とする[9]〜[13]のいずれか1項に記載の回収ボイラ捕集灰の処理装置。
本発明は、回収ボイラの燃焼により生じる捕集灰の処理方法に関する。本発明の処理方法は、回収ボイラの捕集灰の少なくとも一部を水分と混合し溶解スラリを得る工程と、溶解スラリから固形分を分離する工程を含む。また、溶解スラリを得る工程では、捕集灰と水分との混合時間を5〜120分とし、捕集灰に含まれるナトリウムの溶解率を90質量%以下に調節することを特徴とする。
(混合時間)=(滞留時間)=(スラリ化槽容積[m3])/(スラリ処理量[m3/h])。
溶解率(質量%)=100−(黒液に戻される質量数/捕集灰に含まれる質量)×100
さらに、溶解スラリの水温を25℃未満とする場合、混合時間は5〜70分であることが好ましく、10〜60分であることがより好ましく、20〜50分であることが最も好ましい。また、溶解スラリの水温を40〜100℃とする場合、捕集灰と水分との混合時間は10〜120分であることが好ましく、20〜90分であることがより好ましく、30〜80分であることがさらに好ましい。
このように、溶解スラリを上記温度に保ち、かつ混合時間を上記範囲内に制御することにより、捕集灰に含まれる硫酸カリウムや塩化ナトリウムの除去率を高く維持しつつ、捕集灰に含まれるナトリウム塩の溶解率を低下させることが可能となる。水分に溶解したナトリウム塩は、黒液に回収するために析出槽で冷却し、再結晶化して回収するが、スラリ化温度を上記温度範囲とし、混合時間を上記範囲にすることで、硫酸ナトリウムや炭酸ナトリウムが未溶解で残り、析出槽の省略、もしくは再結晶化量の削減により再結晶化に必要な冷却エネルギーを削減できる。
スラリ化槽は、分離機に連結されており、スラリ化槽で混合された溶解スラリは、分離機に供給される。分離機では、溶解スラリ中の固形分と溶解成分に分離される。固形分は沈殿物として分離され、溶解成分はろ液として回収される。分離機において分離された沈殿物には、硫酸ナトリウム(Na2SO4)や炭酸ナトリウム(Na2CO3)が含まれる。また、ろ液には、カリウムや塩素がイオンとして含まれている。
なお、除去率は、100質量%から捕集灰に含まれるカリウム又は塩素の質量に対する、黒液に戻されるカリウム又は塩素の質量百分率を引いたものである。除去率は、具体的には、以下の式で算出される。
除去率(質量%)=100−(黒液に戻される質量数/捕集灰に含まれる質量)×100
本発明では、析出槽を設けない場合であっても、図2のように析出槽を設けた場合と同等にカリウムや塩素を除去することができるため回収ボイラの捕集灰の処理工程を簡略化することができ、処理コストを抑制することができる。さらに、回収ボイラ捕集灰の処理装置を小型化することが可能となり、処理スペースを省スペース化することができる。
本発明は、回収ボイラの燃焼により生じる捕集灰の処理装置に関する。本発明の処理装置は、回収ボイラの捕集灰の少なくとも一部を水分と混合するスラリ化槽と、スラリ化槽に連結された分離機とを有する。スラリ化槽では、捕集灰と水分との混合時間を5〜120分とし、捕集灰に含まれるナトリウムの溶解率が90質量%以下に調節される。
実施例4は参考例である。
硫酸カリウム、塩化ナトリウム、炭酸ナトリウム、硫酸ナトリウムを含有し、かつ計算上のナトリウム含有質量比が30質量%のボイラ捕集灰を用い、該ボイラ捕集灰と水分の混合質量比率を1:1、スラリ温度15℃、混合時間を6分としてボイラ捕集灰1000kgをスラリ化した。次いで、溶解スラリを分離機で分離した。分離機で分離した固形物を黒液に回収した。
この場合のナトリウム回収率は62.4%であり、目標回収率を65%とする場合には、25kgのナトリウム塩を再結晶化して回収することが必要となった。再結晶化による発熱量は13000kJ、結晶水量は32kgであった。
捕集灰と水分の混合時間を20分とした以外は、実施例1と同様にした。
この場合のナトリウム回収率は76.4%と高く、ナトリウムの目標回収率を65%とした場合は、追加のナトリウム塩の再結晶化は不要であった。再結晶化が不要なことから析出槽および析出槽に投入するエネルギーが不要となる大きなメリットが得られた。さらに、再結晶化で新たに持ち込まれる結晶水がなくなり、分離機で分離した固形物を黒液に回収した場合の水分による黒液の希釈も減少した。
捕集灰と水分の混合時間を50分とした以外は、実施例1と同様にした。
この場合のナトリウム回収率は78.8%と高く、ナトリウムの目標回収率を65%とした場合は、追加のナトリウム塩の再結晶化は不要であった。再結晶化が不要なことから析出槽および析出槽に投入するエネルギーが不要となる大きなメリットが得られた。さらに、再結晶化で新たに持ち込まれる結晶水がなくなり、分離機で分離した固形物を黒液に回収した場合の水分による黒液の希釈も減少した。
実施例1と同様のボイラ捕集灰と水分の混合質量比率を1:1、スラリ温度80℃、混合時間を15分としてボイラ捕集灰1000kgをスラリ化した以外は、実施例1と同様にした。
この場合のナトリウム回収率は55.2%であり、目標回収率を65%とする場合には、93kgのナトリウム塩を再結晶化して回収することが必要となった。再結晶化による発熱量は48000kJ、結晶水量は118kgであった。
捕集灰と水分の混合時間を60分とした以外は、実施例4と同様にした。
この場合のナトリウム回収率は60.7%であり、目標回収率を65%とする場合には、41kgのナトリウム塩を再結晶化して回収することが必要となった。再結晶化による発熱量は21000kJ、結晶水量は52kgであった。
捕集灰と水分の混合時間を80分とした以外は、実施例4と同様にした。
この場合のナトリウム回収率は69.3%と高く、ナトリウムの目標回収率を65%とした場合は、追加のナトリウム塩の再結晶化は不要であった。再結晶化が不要なことから析出槽および析出槽に投入するエネルギーが不要となる大きなメリットが得られた。さらに、再結晶化で新たに持ち込まれる結晶水がなくなり、分離機で分離した固形物を黒液に回収した場合の水分による黒液の希釈も減少した。
捕集灰と水分の混合時間を110分とした以外は、実施例4と同様にした。
この場合のナトリウム回収率は72.5%と高く、ナトリウムの目標回収率を65%とした場合は、追加のナトリウム塩の再結晶化は不要であった。再結晶化が不要なことから析出槽および析出槽に投入するエネルギーが不要となる大きなメリットが得られた。さらに、再結晶化で新たに持ち込まれる結晶水がなくなり、分離機で分離した固形物を黒液に回収した場合の水分による黒液の希釈も減少した。
捕集灰と水分の混合時間を60分とし、混合した水分の25%を分離機で分離して得られたろ液とした以外は、実施例4と同様にした。
この場合のナトリウム回収率は65.3%と高く、ナトリウムの目標回収率を65%とした場合は、追加のナトリウム塩の再結晶化は不要であった。再結晶化が不要なことから析出槽および析出槽に投入するエネルギーが不要となる大きなメリットが得られた。さらに、再結晶化で新たに持ち込まれる結晶水がなくなり、分離機で分離した固形物を黒液に回収した場合の水分による黒液の希釈も減少した。
捕集灰と水分の混合時間を4分とした以外は、実施例1と同様にした。
この場合のナトリウム回収率は42.3%と低く、目標回収率を65%とする場合には、215kgのナトリウム塩を再結晶化して回収することが必要となった。再結晶化による発熱量は111000kJと大きく、結晶水量も273kg必要であった。
捕集灰と水分の混合時間を125分とした以外は、実施例1と同様にした。
この場合のナトリウム回収率は82.3%と高いが、カリウム除去率が49.2%しかなく、50%以下であった。また、塩素除去率も62.3%と低い値であった。
実施例1と同様のボイラ捕集灰と水分の混合質量比率を1:1とし、スラリ温度80℃、混合時間を3分としてボイラ捕集灰1000kgをスラリ化した以外は、実施例1と同様にした。
この場合のナトリウム回収率は46.7%と低く、目標回収率を65%とする場合には、173kgのナトリウム塩を再結晶化して回収することが必要となった。再結晶化による発熱量は89000kJと大きく、結晶水量も220kg必要であった。
捕集灰と水分の混合時間を125分とした以外は、比較例3と同様にした。
この場合のナトリウム回収率は76.5%と高いが、カリウム除去率が45.3%しかなく、50%以下であった。また、塩素除去率も59.2%と低い値であった。
捕集灰と水分の混合質量比率を1:3.2、スラリ温度40℃としてボイラ捕集灰1000kgを完全に溶解した。それ以外は、実施例1と同様にした。
この場合、ナトリウム溶解率は、100質量%であった。また、目標回収率を65%とする場合には、590kgのナトリウム塩を再結晶化して回収することが必要となった。再結晶化時の発熱量は325000kJ、結晶水量は780kgであった。
一方、比較例においては、塩素とカリウムの除去率を高めることと、含水率の低いナトリウム塩の回収率を高めることの両立ができていないことがわかる。
Claims (6)
- 回収ボイラの捕集灰の少なくとも一部を水分と混合し溶解スラリを得る工程と、前記溶解スラリから固形分を分離する工程を有し、
前記溶解スラリを得る工程では、
水温を25℃未満とする場合は前記捕集灰と水分との混合時間を5〜50分とし、かつ、前記捕集灰に含まれるナトリウムの溶解率を90質量%以下とし、
水温を40〜100℃とする場合は前記捕集灰と水分との混合時間を20〜120分とし、かつ、前記捕集灰に含まれるナトリウムの溶解率を50質量%以下
とすることを特徴とする回収ボイラ捕集灰の処理方法。 - 前記溶解スラリを得る工程では、前記捕集灰に含まれるカリウムの溶解率を50質量%以上とすることを特徴とする請求項1に記載の回収ボイラ捕集灰の処理方法。
- 前記溶解スラリを得る工程では、前記捕集灰に含まれる塩素の溶解率を65質量%以上とすることを特徴とする請求項1または2に記載の回収ボイラ捕集灰の処理方法。
- 前記溶解スラリを得る工程では、前記水温を25℃未満とする場合に前記捕集灰に含まれるナトリウムの溶解率を50質量%以下とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の回収ボイラ捕集灰の処理方法。
- 前記溶解スラリを得る工程では、前記捕集灰と水分の混合質量比率が1:0.2〜9となるように混合することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の回収ボイラ捕集灰の処理方法。
- 前記溶解スラリを得る工程では、前記溶解スラリのpHを7〜12とすることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の回収ボイラ捕集灰の処理方法。
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