JP2015087466A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成効率が低下するのを抑制しつつ、画像形成装置内の劣化を抑制する技術を提供すること。【解決手段】画像形成装置の制御部は、温度センサから機内温度Tinを取得する取得処理と、機内温度Tinが現像剤の温度Tdevよりも高く、時系列に対して機内温度と現像剤の温度との温度差が増大していくと推測される印刷のケースにおいて、機内温度を小さい温度に変更するオフセット量Rvを、推測される温度差が大きくなるほどより大きい値に設定するオフセット設定処理(S50)と、オフセット量によって機内温度を変更する変更処理(S70)と、変更された機内温度Tinhが閾値Tthに達したか否かを判断する判断処理(S75)とを実行する。【選択図】図6

Description

本発明は画像形成装置に関し、詳しくは、画像形成装置内の温度上昇を抑制する技術に関する。
従来、画像形成装置内の温度上昇を抑制する技術として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。この画像形成装置では、電装部の温度を装置内サーミスタで検出し、装置内サーミスタの検出温度が閾値に達したら、電装部を冷却する技術が開示されている。
特開平09−230756号公報
しかしながら、通常、装置内サーミスタの装置内での設置場所等に起因して、装置内サーミスタで検出された温度と実際に測定したい箇所での温度には差が見られる。そして、装置内を冷却するクーリングダウンモードに移行するための、装置内サーミスタの検出温度の閾値を低く設定した場合、実際に測定したい箇所での温度が許容温度を超えることがないにも関わらず、装置内サーミスタの検出温度が閾値に達してクーリングダウンモードに移行してしまい、無駄に画像形成効率を低下させる虞がある。
一方、上記閾値を高く設定した場合、実際に測定したい箇所での温度が許容温度を超えているにも関わらず、装置内サーミスタの検出温度が閾値に達せず、実際に測定したい箇所の劣化を招く虞がある。
本発明は、画像形成効率が低下するのを抑制しつつ、画像形成装置内の劣化を抑制する技術を提供するものである。
本明細書によって開示される画像形成装置は、現像剤を貯蔵する現像器を有し、前記現像剤を用いてシートに画像を形成する画像形成部を備えた画像形成装置であって、当該画像形成装置内に設けられ、当該画像形成装置内の温度である機内温度を検出する温度センサと、ヒータを有し、前記ヒータの加熱によって前記現像剤をシートに定着させる定着器と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記温度センサから前記機内温度を取得する取得処理と、前記機内温度が前記現像剤の温度よりも高く、時系列に対して前記機内温度と前記現像剤の温度との温度差が増大していくと推測される印刷のケースにおいて、前記機内温度を小さい温度に変更するオフセット量を、推測される前記温度差が大きくなるほどより大きい値に設定するオフセット設定処理と、前記オフセット量によって前記機内温度を変更する変更処理と、変更された機内温度が閾値に達したか否かを判断する判断処理と、を実行する。
本構成によれば、オフセット量によって温度センサの検出温度、すなわち、機内温度を低下させるように変更して現像剤の温度に近づけることができる。それによって、機内温度が閾値に達してクーリングダウンモードに移行してしまうことを抑制できる。また、実際には検出できない現像剤の温度を、より正確に把握できる。その結果、画像形成効率が低下するのを抑制しつつ、現像剤の劣化、すなわち画像形成装置内の劣化を抑制できる。
上記画像形成装置において、前記推測される印刷のケースは、複数のシートの片面に連続して印刷するケースであるとしてもよい。
通常、シートの片面に印刷するケースでは、シートの通過によって現像器から熱が奪われる。それによって、現像器内の現像剤の温度は、温度センサの検出温度より低くなる。そのため、複数のシートの片面に連続して印刷することによって、機内温度と現像剤の温度との温度差が増大していくと推測される。
また、上記画像形成装置において、前記制御部は、前記現像剤の温度が前記機内温度より高くなっていると推測される場合、前記オフセット量を無効とするようにしてもよい。
本構成によれば、現像剤の温度が機内温度より高い場合においてもオフセット量を有効にすると、現像剤の温度が閾値に達してクーリングダウンモードに移行すべき場合においても、機内温度が閾値に達せず、クーリングダウンモードに移行しないケースが生じる。そのようなケースの発生を防止できる。
また、上記画像形成装置において、前記定着器の温度を検出する定着温度センサを備え、前記制御部は、前記定着温度センサから前記定着器の温度を取得し、前記機内温度が所定機内温度よりも高いにもかかわらず、前記定着器の温度が所定定着温度より低い場合、前記現像剤の温度が前記検出温度より高くなっていると推測するようにしてもよい。
本構成によれば、定着器の温度が低いにもかかわらず、機内温度が高い場合、ホットスタート時であると推測できる。通常、ホットスタート時には、現像剤の温度は機内温度まで低下しておらず、現像剤の温度が機内温度より高くなっていると推測できる。
また、上記画像形成装置において、前記制御部は、複数のシートの両面に連続して印刷するケースである場合は、前記オフセット量を無効とするようにしてもよい。
シートの両面に印刷するケースでは、第1面の定着処理によって熱せられたシートが第2面の印刷の際に現像器の近傍を通過するため、そのシートの通過によって現像器に熱が供給される。そのため、複数のシートの両面に連続して印刷するケースでは、現像器内の現像剤の温度は、機内温度より高くなると推定される。
また、上記画像形成装置において、当該画像形成装置の外気温度を検出する外気温センサを備え、前記制御部は、前記外気温度センサから前記外気温度を取得し、前記外気温度と前記機内温度との差が小さいときに、前記オフセット設定処理を実行するようにしてもよい。
外気温度と機内温度との差が小さいときに、すなわち、現像剤(トナー)が温まっていないコールドスタートのときは、トナー温度の上昇を推測しやすい。一方、トナーは一旦温まると、機内温度よりも下がりにくいため、外気温度と機内温度との差が大きいホットスタートでは上手くトナー温度を推測できない。そのため、本構成によれば、コールドスタートのときに、オフセット設定処理を好適に実行できる。
また、上記画像形成装置において、前記定着器の温度を検出する定着温度センサを備え、前記制御部は、当該画像形成装置の電源がオフされ、次に電源がオンされた際に、前記定着温度センサから前記定着器の温度を取得し、前記定着器の温度低下量が所定量より小さい場合は、前記オフセット設定処理を継続するようにしてもよい。
通常、ホットスタート時は、オフセット設定処理を実行しない。しかしながら、電源がオフされ、即座に電源がオンされた場合等、定着器の温度があまり下がっていない場合は、機内温度とトナー温度との相対関係、すなわち、温度差は維持されるため、オフセット設定処理を継続できる。
また、上記画像形成装置において、前記オフセット量には上限値が設けられているようにしてもよい。
本構成によれば、上限値を適宜設定することで、変更処理によって機内温度が現像剤の温度よりも下がってしまうのを抑制できる。
また、上記画像形成装置において、前記推測される印刷のケースは、さらに、当該画像形成装置の電源がオンされた以後、所定時間、レディ状態で当該画像形成装置が放置された以後にシートに印刷するケースを含むようにしてもよい。
通常、レディ状態では、印刷指示を受けた際に印刷開始時間を短縮するために定着器が予熱されている。この予熱によって機内温度が上昇するため、機内温度と現像剤の温度との温度差が増大していくと推測される。
本発明によれば、オフセット設定処理によって、機内温度と現像剤の温度との、推測される温度差が大きくなるほどより大きい値に設定される。そのため、画像形成効率が低下するのを抑制しつつ、画像形成装置内の劣化を抑制することができる。
本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す側断面図 ファンおよび機内サーミスタの配置を示す概略的な斜視図 画像形成装置の電気的構成を概略的に示すブロック図 機内温度、トナー温度、および温度差の推移を示すタイムチャート 機内温度補正処理を示すフローチャート 機内温度補正処理を示すフローチャート オフセット設定処理を概略的に示すフローチャート 電源オン時の温度差の関係を示すグラフ
<実施形態>
次に本発明に係る一実施形態について図1から図8を参照して説明する。
1.プリンタの全体構成
図1は、本発明の画像形成装置の一例であるプリンタ1の概略構成を示す側断面図である。本プリンタ1は4色(ブラックK、イエローY、マゼンタM、シアンC)のトナー(現像剤の一例)を用いてカラー画像を形成するダイレクトタンデム式のLEDカラープリンタである。以下の説明においては、図1における左側を前方とする。また、図1において、各色間で同一の構成部品については、適宜符号を省略する。
なお、画像形成装置は、LEDカラープリンタに限られず、例えば、レーザカラープリンタ、あるいはカラープリンタ機能に加え、コピー機能およびFAX機能を備えた複合機等であってもよい。また、画像形成装置は、レーザモノクロプリンタであってもよい。
プリンタ1は、本体ケーシング2を備えており、その上面には開閉可能なカバー2Aが設けられている。また、本体ケーシング2内の底部には、複数の用紙(シートの一例)3を積載可能な供給トレイ4が設けられている。供給トレイ4の前端上方にはピックアップローラ5が設けられており、ピックアップローラ5の回転に伴って供給トレイ4内の最上位に積載された用紙3がレジストローラ6へ送り出される。
レジストローラ6は、供給トレイ4から送り込まれた用紙3の斜行補正を行った後、用紙3を、搬送路を介して画像形成部20のベルトユニット11上へ搬送することが可能である。また、搬送路上にはレジ後センサ7が設けられている。レジ後センサ7は、ベルトユニット11によって搬送される用紙3の搬送方向の長さである用紙長を検出する。その際、レジ後センサ7は、用紙3の先端部および後端部の通過を検出する。具体的には、例えば、レジ後センサ7は、用紙3の先端部の通過を検出した際に、例えば、オンレベルの検出信号(以下、レジ後センサ信号という)Sarを生成し、用紙3の後端部の通過を検出した際に、オフレベルのレジ後センサ信号Sarを生成する。
レジ後センサ7は、例えば、発光部と受光部とを有するフォトセンサと、用紙3に通過に応じて発光部から受光部への光を制御するアクチュエータとによって構成される。例えば、用紙3がレジ後センサ7を通過する際に、アクチュエータによって発光部から受光部への光が遮断される。
また、画像形成部20は、ベルトユニット11、露光部17、プロセス部19、定着器31等を含む。
ベルトユニット11は、前側に配置されたベルト支持ローラ12Aと、後側に配置されたベルト駆動ローラ12Bとの間に、環状のベルト13を張架した構成となっている。ベルト13の内側には、各プロセス部19C〜19Kの感光ドラム28とベルト13を挟んで対向する位置に転写ローラ14がそれぞれ設けられている。
ベルト駆動ローラ12Bは、ベルトユニット11が本体ケーシング2内に装着された状態において、本体ケーシング2内に設けられた駆動モータ15(図3参照)と図示しないギア機構を介して連結される。そして、駆動モータ15の動力によりベルト駆動ローラ12Bが回転駆動されることで、ベルト13が図示時計周り方向に循環移動し、それによりベルト13上面の用紙3が後方に搬送される。
ベルトユニット11の上方には、4つのプロセス部と、各プロセス部に対応した露光部17とが前後方向に並んで設けられている。プロセス部19、露光部17および転写ローラ14は、それぞれ一つずつで各画像形成部20を構成しており、プリンタ1全体では、ブラックK、イエローY、マゼンタM、シアンCの各色に対応した4つの画像形成部20K〜20Cが設けられている。
各露光部17は、カバー2Aの下面に支持されており、その下端部に複数のLEDが一列に並んで設けられたLEDヘッド18を備えている。各露光部17C〜17Kは、形成すべき画像データに基づいて発光制御され、LEDヘッド18から当該LEDヘッド18に対向する感光ドラム28の表面に一ラインごとに光を照射、すなわち、感光ドラム28を一ラインごとに走査することで露光を行う。
各プロセス部19は、カートリッジフレーム21と、カートリッジフレーム21に対し着脱可能に装着される現像カートリッジ(現像器の一例)22とを備えている。カバー2Aを開放すると、各露光部17がカバー2Aと共に上方に退避して、各プロセス部19が本体ケーシング2に対して個別に着脱可能となる。
現像カートリッジ22は、現像剤である各色のトナーを収容するトナー収容室23を備え、その下側に供給ローラ24、および現像ローラ25等を備えている。トナー収容室23から放出されたトナーは、供給ローラ24の回転により現像ローラ25に供給され、一定厚さの薄層として現像ローラ25上に担持される。
カートリッジフレーム21の下部には、表面が、例えば正帯電性の感光層によって覆われた感光ドラム28と、スコロトロン型の帯電器29とが設けられている。画像形成時には、感光ドラム28が回転駆動され、それに伴って感光ドラム28の表面が帯電器29により一様に正帯電される。そして、その正帯電された部分が露光部17の走査により露光されて、感光ドラム28の表面に静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ25上に担持され正帯電されているトナーが感光ドラム28表面の静電潜像に供給され、これにより感光ドラム28の静電潜像が可視像化される。その後、各感光ドラム28の表面上に担持されたトナー像は、用紙3が感光ドラム28と転写ローラ14との間の各ニップ位置を通過する間に、転写ローラ14に印加される負極性の転写電圧によって用紙3上に順次転写される。トナー像が転写された用紙3は、次にヒータ31Aを含む定着器31に搬送され、そこでトナー像が熱定着され、その後、その用紙3は上方へ搬送され、カバー2Aの上面に排出される。
また、図1に示されるように、供給トレイ4の上部には、プリンタ1を換気するファン10およびダクト10Aが設けられている。また、図1および図2に示されるように、プリンタ1の内部の温度を検出する機内サーミスタ(温度センサの一例)35が、用紙3の搬送方向(図1の前方から後方に向かう方向)に直交する方向である、用紙3が搬送される際の用紙幅方向の一方の側、言い換えれば、ベルト13の幅方向の一方の側、に設けられている。なお、ファン10は、図2に示されるように、機内サーミスタ35とは反対側である、用紙幅方向の他方の側に設けられている。
これによって、機内サーミスタ35がファン10と同じ側に設けられる場合と比べ、ファン10の影響の少ないエアフローの上流側に位置するために(図2参照)、機内サーミスタ35の温度追従性が低下することの影響を抑制できる。なお、図2においてエアフローは太線矢印によって示される。
また、図2に示されるように、ファン10は、機内サーミスタ35からファン10に向かって流れ、ベルトユニット11によって搬送される用紙3と交わるエアフローAF1を生成する。
2.プリンタの電気的構成
図3は、プリンタ1の電気的構成を概略的に示すブロック図である。
プリンタ1は、図3に示すように、CPU40(制御部の一例)、ROM41、RAM42、EEPROM43、ネットワークインターフェイス(図示せず)を備える。これらに画像形成部20C〜20K、表示部45、操作部46、カウンタ47およびタイマ48等が接続されている。
ROM41には、このプリンタ1の動作を実行するためのプログラムが記憶されている。CPU40は、ROM41から読み出したプログラムに従って、その処理結果をRAM42またはEEPROM43に記憶させながら、画像形成部20等の、画像形成に係る各部の制御を行う。また、CPU40は、後述する機内温度補正処理を実行する。
また、カウンタ47は画像形成に係る各種の回数を計測し、タイマ48は画像形成に係る各種経過時間を計時する。
ネットワークインターフェイスは、通信回線を介して外部のコンピュータ(図示せず)等に接続され、これにより相互のデータ通信が可能となっている。
また、表示部45は、液晶ディスプレイやランプ等を備え、各種の設定画面や装置の動作状態等を表示することが可能である。操作部46は、複数のボタンを備え、ユーザにより各種の入力操作が可能である。駆動モータ15は、例えば、複数のモータからなり、図示しないギア機構を介して、ピックアップローラ5、レジストローラ6、ベルト駆動ローラ12B、現像ローラ25、および感光ドラム28等を回転駆動させる。
また、定着器31の近傍には、定着器31の温度である定着温度Tfixを検出する定着温度センサ36が設けられている。また、例えば操作部46の近傍に、プリンタ1の外気温度Toutを検出する外気温センサ37が設けられている。
3.機内温度補正処理
次に、図4から図8を参照して、機内サーミスタ35の検出温度を補正する機内温度補正処理を説明する。機内温度補正処理は、所定のプログラムにしたがってCPU40によって実行される。
3−1.温度差ΔT
機内温度補正処理の前に、まず図4を参照して、印刷時における、機内サーミスタ35によって測定される機内温度Tinから、実際には測定されないトナー温度Tdevを引いた温度差ΔTについて説明する。なお、図4において示されるトナー温度Tdevは、実際にトナーの近傍に温度センサを設置して実験的に測定されたものである。図4において、時刻t0からt1までの期間K1、および、時刻t2からt3までの期間K3では、用紙3の両面印刷(以下、DX印刷と記す)が連続して行われ、時刻t1からt2までの期間K2では、用紙3の片面印刷(以下、SX印刷と記す)が連続して行われた。
連続DX印刷期間である期間K1においては、温度差ΔTは少なく、機内温度Tinとトナー温度Tdevとは、ほぼ同様に変化することが確認された。すなわち、時間とともに機内温度Tinおよびトナー温度Tdevは上昇し、期間K1の半ばにおいて上下関係が逆転するものの、時間経過とともに、言い換えれば、時系列に対して温度差ΔTが増大していくことはない。これは、DX印刷のケースでは、第1面の定着処理によって熱せられた用紙3が第2面の印刷の際に現像カートリッジ22の近傍を通過するため、その用紙3の通過によって現像カートリッジ22に熱が供給される。そのため、複数の用紙3の両面に連続して印刷するケースでは、トナー収容室23内のトナーの温度Tdevは、時間経過とともに、機内温度Tinより高くなると推定される。上記理由により、連続DX印刷期間である期間K3においては、トナー温度Tdevが上昇し、温度差ΔTが時間経過とともに減少していくことが確認された。
一方、連続SX印刷期間である期間K2においては、図4に示されるように、最初の期間を除いて、機内温度Tinがトナー温度Tdevよりも高く、時系列に対して温度差ΔTが増大していくことが、確認された。これは、SX印刷のケースでは、用紙3の通過によって、感光ドラム28を介して現像ローラ25から熱が奪われる。それによって、トナー収容室23内のトナーの温度Tdevは、機内サーミスタ35の検出温度Tinより低くなる。そのため、複数の用紙3の片面に連続して印刷することによって、機内温度Tinとトナー温度Tdevとの温度差ΔTが増大していくと推測される。すなわち、連続SX印刷のケースは、「推測される印刷のケース」の一例である。
以上の実験結果から、本実施形態では、連続的にSX印刷が行われる場合に、時系列に対して温度差ΔTが増大していくと想定して、その温度差ΔTを軽減するように、言い換えれば、機内温度Tinを小さい温度に変更するように、機内温度Tinに対してオフセット量Rvが設定される。すなわち、図4に示されるように、連続SX印刷においては、時系列に対して温度差ΔTが増大していく。そのため、後述するオフセット量設定処理(ステップS50参照)において、CPU40は、機内温度Tinをトナー温度Tdevに近づけるために、オフセット量Rvを、温度差ΔTが大きくなるほどより大きい値に設定する。
また、その際、通常、連続SX印刷期間は、用紙3の搬送量と相関関係にあるため、すなわち、連続SX印刷期間が長くなるほど用紙3の搬送量は多くなるため、本実施形態では、用紙3の搬送量に基づいて、オフセット量Rvが設定される。より詳しくは、単位時間T1の用紙3の搬送量に基づいて、オフセット量Rvが設定される。
3−2.機内温度補正処理
機内温度補正処理は、プリンタ1の電源オン時、あるいはディープスリープモードから復帰時に開始される。ここで、ディープスリープモードでは、例えば、ディープスリープモードから復帰させるためのセンサ機能のみが動作状態とされ、ヒータ31Aおよびファン10はオフ状態とされる。
同処理において、図5に示されるように、CPU40は、まず、機内サーミスタ35から機内温度Tinを、また外気温センサ37から外気温度Toutを取得し、機内温度Tinおよび外気温度Toutが規定温度、例えば、28℃以下か否かを判断する(ステップS10)。機内温度Tinおよび外気温度Toutが規定温度以下である場合(ステップS10:YES)は、EEPROM43に記憶されたオフセット量Rvをクリアして(ステップS20)、図6のステップS40の処理に移行する。すなわち、この場合、機内温度Tinおよび外気温度Toutが低いため、すなわち、コールドスタートであるため、オフセット量Rvをクリアして、機内温度補正処理が開始される。
一方、機内温度Tinおよび外気温度Toutが規定温度以下でない場合(ステップS10:NO)は、機内温度Tinと外気温度Toutがほぼ等しいか否かを判断する(ステップS15)。機内温度Tinと外気温度Toutがほぼ等しいと判断した場合は(ステップS15:YES)、ステップS20の処理に移行する。すなわち、機内温度Tinおよび外気温度Toutが規定温度以上であっても、機内温度Tinと外気温度Toutがほぼ等しい場合は、電源オフから電源オンまでの期間、あるいはディープスリープ期間が長かったとして、オフセット量Rvをクリアして、機内温度補正処理が開始される。
すなわち、CPU40は、外気温度Toutと機内温度Tinとがほぼ等しく、外気温度Toutと機内温度Tinとの差が小さいときに、後述するオフセット設定処理(ステップS50参照)を実行する。通常、外気温度Toutと機内温度Tinとの差が小さいときに、すなわち、トナーが温まっていないコールドスタートのときは、トナー温度Tdevの上昇を推測しやすい。一方、トナーは一旦温まると、機内温度Tinよりも下がりにくいため、外気温度Toutと機内温度Tinとの差が大きいホットスタートではトナー温度Tdevを好適に推測できない。そのため、コールドスタートのときに、オフセット設定処理を好適に実行できる。
一方、機内温度Tinと外気温度Toutがほぼ等しくないと判断した場合は(ステップS15:NO)、定着温度センサ36から定着温度Tfixを取得し、定着温度Tfixが定着温度閾値、例えば、170℃より高いか否かを判断する(ステップS25)。
定着温度Tfixが定着温度閾値より高いと判断した場合(ステップS25:YES)、オフセット定数Aを有効とするとともに、EEPROM43に記憶されたオフセット量Rvを有効として(ステップS30)、図6のステップS40の処理に移行する。すなわち、定着温度Tfixが高い場合、電源オフから電源オンまでの期間、あるいはディープスリープ期間が短く、ホットスタートであるとして、以前のデータを利用して、機内温度補正処理が継続される。
すなわち、プリンタ1の電源がオフされ、次に電源がオンされた際に、定着器31の温度低下量が所定量より小さい場合は、オフセット設定処理(ステップS50参照)が継続される。通常、ホットスタート時は、オフセット設定処理を実行しないが、電源がオフされ、即座に電源がオンされた場合等、定着器31の温度があまり下がっていない場合は、機内温度Tinとトナー温度Tdevとの相対関係、すなわち、温度差ΔTは維持されるため、オフセット設定処理を継続でき。
一方、定着温度Tfixが定着温度閾値より高くないと判断した場合(ステップS25:NO)、オフセット定数Aを無効にして、すなわち、オフセット定数Aをゼロとして(ステップS35)、図6のステップS40の処理に移行する。定着温度Tfixが定着温度閾値より低下している場合、電源オフから電源オンまでの期間、あるいはディープスリープ期間が短くないとして、ホットスタートであるとして、オフセット定数Aがゼロとされる。すなわち、オフセット量Rvは無効とされる。
すなわち、ここでは、機内温度Tinが所定機内温度(規定温度:例えば、28℃)よりも高いにもかかわらず、定着温度Tfixが所定定着温度(定着温度閾値:例えば、170℃)より低い場合、トナー温度Tdevが機内温度Tinより高くなっていると推測される。すなわち、この場合、定着温度Tfixが低いにもかかわらず、機内温度Tinが高い場合、ホットスタート時であると推測できる。通常、ホットスタート時には、トナー温度Tdevは機内温度Tinまで低下しておらず、トナー温度Tdevが機内温度Tinより高くなっていると推測できる。
また、トナー温度Tdevが機内温度Tinより高い場合においてもオフセット量Rvを有効にすると、トナー温度Tdevがクーリングダウン閾値温度Tthに達してクーリングダウンモードに移行すべき場合においても、オフセット量Rvによって補正された補正後機内温度Tinhがクーリングダウン閾値温度Tthに達せず、クーリングダウンモードに移行しないケースが生じる。そのため、トナー温度Tdevが機内温度inより高くなっていると推測される場合、オフセット量Rvを無効とすることによって、そのようなクーリングダウンモードに移行しないケースの発生を防止できる。
次いで、CPU40は、図6に示されるように、例えば、操作部46を介して印刷指示があったかどうかを判断する(ステップS40)。印刷指示がないと判断した場合(ステップS40:NO)、印刷指示があるまで待機する。一方、印刷指示があったと判断した場合、(ステップS40:YES)、印刷指示が連続SX印刷の指示であるか否かを、例えば、周知の印刷指示データに含まれる印刷設定データに基づいて判断する(ステップS45)。
印刷指示が連続SX印刷の指示でないと判断した場合(ステップS45:NO)、CPU40は、印刷指示が連続DX印刷の指示であるか否かを判断する(ステップS60)。印刷指示が連続DX印刷の指示であると判断した場合(ステップS60:YES)、オフセット量Rvをゼロにして無効にする(ステップS65)。用紙3の両面に印刷するケースでは、第1面の定着処理によって熱せられた用紙3が第2面の印刷の際に現像カートリッジ22の近傍を通過するため、その用紙3の通過によって現像カートリッジ22に熱が供給される。そのため、複数の用紙3の両面に連続して印刷するケースでは、現像カートリッジ内のトナーの温度Tdevは、機内温度Tinより高くなると推定される。トナー温度Tdevが機内温度Tinより高くなると推定される場合にオフセット量Rvを無効とすることによって、上記クーリングダウンモードに移行しないケースの発生を防止できる。
一方、印刷指示が連続DX印刷の指示でないと判断した場合、例えば、連続しないDX印刷あるいは連続しないSX印刷の場合、ステップS75の処理に移行する。
一方、ステップS45において、印刷指示が連続SX印刷の指示であると判断した場合(ステップS45:YES)、CPU40は、オフセット量設定処理を行う(ステップS50)。オフセット量設定処理においては、図7に示されるように、CPU40は、単位時間T1毎に、例えば5分間毎に、レジ後センサ信号Sarのオン時間tonを取得する。そして、取得したレジ後センサ信号Sarのオン時間tonと用紙搬送速度(既知)との積から用紙長、言い換えれば、印刷距離Lpを算出する(ステップS510)。
次いで、タイマ48の計時から5分が経過した否かを判断する(ステップS520)。5分が経過しない場合(ステップS520:NO)はステップS510に戻り、5分が経過した場合(ステップS520:YES)は、各1分あたりの印刷距離である単位印刷距離Lpm=Lp/T1を算出し、5回の単位印刷距離Lpmの平均値Lpavを算出する(ステップS530)。
次いで、CPU40は、平均値Lpavが、例えば、1.62(m/min:メートル/分)以上であるか否かを判断する(ステップS540)。平均値Lpavが、1.62(m/min)以上である場合(ステップS540:YES)、CPU40は、オフセット量Rvを、例えば、Rv=A*T1として算出する(ステップS550)。ここで、「A」はオフセット定数とされ、オフセット定数Aの値は、例えば、0.0066(℃/min)とされる。一方、平均値Lpavが、1.62(m/min)以上でない場合(ステップS540:NO)、オフセット量Rvをゼロとする(ステップS560)。
次いで、CPU40は、算出されたオフセット量Rvを、例えばEEPROM43に記憶して保存する(ステップS570)。その際、CPU40は、オフセット量Rvを5分間毎に累積する。そのため、EEPROM43に記憶された累積オフセット量ΣRvは、5分間毎に更新される。
次いで、CPU40は、オフセット量Rv、詳しくは、累積オフセット量ΣRvには上限値Rvmaxを設定する(ステップS580)。本実施形態では、CPU40は、オフセット量Rvの上限値Rvmaxを、単位印刷距離Lpmに応じて変更する。例えば、図8に示すように、単位印刷距離Lpm(m/min)が1.62から4.00の間は、上限値Rvmaxは1℃とされ、4.00から6.00の間は、上限値Rvmaxは2℃とされ、6.00以上では、上限値Rvmaxは3℃とされる。このように、オフセット量Rvの上限値Rvmaxを、単位印刷距離Lpmに応じて、言い換えれば、用紙搬送状況に応じて適宜設定することで、後述する機内温度Tinの変更処理(ステップS70参照)によって機内温度Tinがトナー温度Tdevよりも下がってしまうのを抑制できる。
なお、図8では、180minの間、連続SX印刷を行った場合の、単位印刷距離Lpmと温度差ΔTとの関係が示される。図8に示されるように、温度差ΔTは単位印刷距離Lpmにほぼ比例して増加する傾向にある。なお、図8に示されるグラフは、各種印刷条件、例えば、用紙の種類等を変えた場合の測定値から抽出されたグラフであるため、オフセット量Rvの上限値Rvmaxを、図8に示されるように、グラフより低く設定することにより、機内温度Tinの変更処理によって機内温度Tinがトナー温度Tdevよりも下がってしまうのを好適に抑制できる。
図6に戻って、次いで、CPU40は、機内温度Tinからオフセット量Rvを減算して、詳しくは、機内温度Tinから累積オフセット量ΣRvを減算して、機内温度Tinを補正後機内温度Tinhに変更する(ステップS70:変更処理の一例)。
次いで、CPU40は、補正後機内温度Tinhがクーリングダウン処理を行うためのクーリングダウン閾値温度(閾値の一例)Tth以上であるか否かを判断する(ステップS75:判断処理の一例)。補正後機内温度Tinhがクーリングダウン閾値温度Tth以上でないと判断した場合(ステップS75:NO)、ステップS50の処理に戻る。一方、補正後機内温度Tinhがクーリングダウン閾値温度Tth以上であると判断した場合(ステップS75:YES)、クーリングダウンモードを実行する(ステップS80)。
クーリングダウンモードにおいては、例えば、ヒータ31Aをオフした状態で、定着温度Tfixが所定温度まで低下するまでファン10が全速駆動される。次いで、CPU40は、電源がオフされていない場合はステップS40の処理に戻る。電源がオフされた場合には、印刷指示時補正処理は終了する。
4.実施形態の効果
上記したように、CPU40は、オフセット設定処理(ステップS50)において機内温度Tinがトナー温度Tdevよりも高く、時系列に対して機内温度Tinとトナー温度Tdevとの温度差Δtが増大していくと推測される印刷のケースにおいて、すなわち、連続SX印刷のケースにおいて、機内温度Tinを小さい温度に変更するオフセット量Rvを、推測される温度差Δtが大きくなるほどより大きい値に設定する。そのため、連続SX印刷のケースにおいて、オフセット量Rvによって機内温度Tinを低下させるように変更して、機内温度Tinをトナー温度Tdevに近づけることができる。それによって、機内温度Tinが、実際よりも早期に閾値温度Tthに達してクーリングダウンモードに移行してしまうことを抑制できる。また、実際には検出できないトナー温度Tdevを、オフセット量Rvによって変更された補正後機内温度Tinhによって、より的確に推定できる。その結果、画像形成効率が低下するのを抑制しつつ、高温によるトナーの劣化、すなわち画像形成装置内の劣化を抑制できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記機内温度補正処理は、プリンタ1の電源がオンされた以後、所定時間、レディ状態でプリンタ1が放置された以後に用紙3に印刷するケースにも適応できる。すなわち、本発明における「推測される印刷のケース」は、プリンタ1の電源がオンされた以後、所定時間、レディ状態でプリンタ1が放置された以後に用紙3に印刷するケースを含む。すなわち、通常、レディ状態では、印刷指示を受けた際に印刷開始時間を短縮するために定着器31が予熱されている。この予熱によって機内温度Tinが上昇するため、機内温度Tinとトナー温度Tdevとの温度差Δtが増大していくと推測される。
(2)上記実施形態においては、連続SX印刷時において、一種類のオフセット定数Aを設定し、オフセット定数Aに基づいて、オフセット量Rvを算出する例を示したが、これに限られない。プリンタ1の状態に応じて、各種のオフセット定数を設定して、オフセット量Rvを算出するようにしてもよい。その際、オフセット定数はプリンタ1の状態に応じて、正の数、あるいは負の数に設定されてもよい。その際、累積オフセット量ΣRvは、正の数のオフセット量Rvおよび負の数のオフセット量Rvの累積値(加算合計値)となる。
(3)上記実施形態においては、制御部の一例としてCPU40を示したが、これに限られない。制御部は、例えば、ASIC(特定用途用IC)を含む複数の回路で構成されてもよいし、あるいはCPUとその他の個別の回路とによって構成されてもよい。
1…カラープリンタ、7…レジ後センサ、10…ファン、20…画像形成部、22…現像カートリッジ、31…定着器、31A…ヒータ、35…機内サーミスタ、36…定着温度センサ、37…外気温センサ、40…CPU、43…EEPROM

Claims (9)

  1. 現像剤を貯蔵する現像器を有し、前記現像剤を用いてシートに画像を形成する画像形成部を備えた画像形成装置であって、
    当該画像形成装置内に設けられ、当該画像形成装置内の温度である機内温度を検出する温度センサと、
    ヒータを有し、前記ヒータの加熱によって前記現像剤をシートに定着させる定着器と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記温度センサから前記機内温度を取得する取得処理と、
    前記機内温度が前記現像剤の温度よりも高く、時系列に対して前記機内温度と前記現像剤の温度との温度差が増大していくと推測される印刷のケースにおいて、前記機内温度を小さい温度に変更するオフセット量を、推測される前記温度差が大きくなるほどより大きい値に設定するオフセット設定処理と、
    前記オフセット量によって前記機内温度を変更する変更処理と、
    変更された機内温度が閾値に達したか否かを判断する判断処理と、
    を実行する、画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記推測される印刷のケースは、複数のシートの片面に連続して印刷するケースである、画像形成装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記制御部は、
    前記現像剤の温度が前記機内温度より高くなっていると推測される場合、前記オフセット量を無効とする、画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記定着器の温度を検出する定着温度センサを備え、
    前記制御部は、
    前記定着温度センサから前記定着器の温度を取得し、前記機内温度が所定機内温度よりも高いにもかかわらず、前記定着器の温度が所定定着温度より低い場合、前記現像剤の温度が前記検出温度より高くなっていると推測する、画像形成装置。
  5. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記制御部は、
    複数のシートの両面に連続して印刷するケースである場合は、前記オフセット量を無効とする、画像形成装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    当該画像形成装置の外気温度を検出する外気温センサを備え、
    前記制御部は、
    前記外気温度センサから前記外気温度を取得し、前記外気温度と前記機内温度との差が小さいときに、前記オフセット設定処理を実行する、画像形成装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記定着器の温度を検出する定着温度センサを備え、
    前記制御部は、
    当該画像形成装置の電源がオフされ、次に電源がオンされた際に、前記定着温度センサから前記定着器の温度を取得し、前記定着器の温度低下量が所定量より小さい場合は、前記オフセット設定処理を継続する、画像形成装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記オフセット量には上限値が設けられている、画像形成装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記推測される印刷のケースは、さらに、当該画像形成装置の電源がオンされた以後、所定時間、レディ状態で当該画像形成装置が放置された以後にシートに印刷するケースを含む、画像形成装置。
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