JP2015085052A - スツール - Google Patents

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Ryusuke Yoshida
龍介 吉田
将人 角道
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Abstract

【課題】軽量化と製造コストの低減を図ることができるスツールを提供する。【解決手段】着座者が座る着座部21及び着座部21の下方に設けられた芯材部22を有する本体部2を備えるスツール1、100であって、芯材部22は、発泡スチロール材で形成された第一の分割体23aと、発泡スチロール材で形成された第二の分割体23bとを含む。【選択図】図2

Description

本発明は、公共施設や待合室等の室内空間に設置して使用されるスツールに関する。
従来から、着座者が座る着座部を有するスツールが知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなスツールは、例えば公共施設や待合室等の室内空間の任意の場所に移動して着座するために使用されている。スツールは背凭れがなく、持ち運びが容易であるため、任意の場所に移動させるためには便利な椅子である。
また、上記スツールは、室内空間内を自由に移動して使用されるため、スツールの重量が重いと室内空間の移動が困難となる。そこで、重量を軽くして移動を容易とするために発泡スチロールで形成することが考えられる(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−262902号公報 特開2007−000312号公報
ところで、上記特許文献1に記載された椅子のように、重量を軽くするために発泡スチロールでスツールを構成したとしても、室内空間を自由に移動して使用するには重量が重くなり、重量を軽くするためにスツールの内部に凹部を形成すると凹部の形成にともない製造コストが高くなるという問題があった。
そこで、本発明の課題は、軽量化と製造コストの低減を図ることができるスツールを提供することにある。
上記課題を解決するために本願請求項1に記載した本発明のスツールは、着座者が座る着座部及び前記着座部の下方に設けられた芯材部を有する本体部を備えるスツールであって、前記芯材部は、発泡スチロール材で形成された第一の分割体と、発泡スチロール材で形成された第二の分割体とを含むことを特徴とする。
請求項2に記載した本発明のスツールは、請求項1に記載のスツールにおいて、前記芯材部の下部を保護する硬質材料の保護部材によって前記分割体同士が挟持されていることを特徴とする。
請求項3に記載した本発明のスツールは、請求項2に記載のスツールにおいて、前記保護部材の少なくとも2箇所が前記芯材部の下部から上方に延在させた側壁部とされており、前記側壁部の上方に把手が設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載した本発明のスツールは、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のスツールにおいて、前記芯材部の内部が凹形状に形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載した本発明のスツールは、請求項4に記載のスツールにおいて、前記凹形状に椅子部品が内蔵されていることを特徴とする。
請求項1に記載した本発明のスツールによれば、芯材部が発泡スチロール材で形成された第一の分割体と、発泡スチロール材で形成された第二の分割体とを含むため、芯材部の内部の形状を複雑化させてスツールの軽量化を図ることができる。
また、芯材部が発泡スチロール材の分割体で構成されているため、例えば、一種類の金型で同型の二つの分割体を形成し、分割体同士を接合して芯材部を形成することができるため、スツールの製造コストを低減させることができる。
請求項2に記載した本発明のスツールによれば、芯材部の下部を保護する硬質材料の保護部材によって分割体同士を挟持しているため、分割体同士を挟持しつつ、外部からの衝突が多い芯材部の下部を保護してスツールの美観ならびに強度を長期に保つことが出来る。
請求項3に記載した本発明のスツールによれば、保護部材の少なくとも2箇所が芯材部の下部から上方に延在させた側壁部の上方に把手が設けられているため、スツールの移動の際に応力がかかる把手の強度を増加させることができる。また上方に把手を設けることで、スツールを持ち上げた際のバランスを保ちやすくなる。
請求項4に記載した本発明のスツールによれば、芯材部の内部が凹形状に形成されているため、凹形状によりさらにスツールの軽量化を図ることができる。
請求項5に記載した本発明のスツールによれば、凹形状に椅子部品が内蔵されているため、芯材部の内部に形成された凹形状の空間に椅子部品を組み込むことでスツールを小型化することができる。
本発明によれば、軽量化と製造コストの低減を図ることができるスツールを提供することができる。
本発明の実施形態に係るスツールを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るスツールを示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るスツール本体部の張り構造を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る芯材部の内部の形状を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る保護部材と椅子部品を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態に係るスツールの転倒防止部を示す側面図及び一部断面図である。 従来のスツールの転倒状態を示す側面図である。 本発明の他の実施形態に係るスツールの転倒が防止された状態を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。はじめに、図1から図3を参照して本発明の実施形態に係るスツールの概略構成について説明する。
なお、図1は、本発明の実施形態に係るスツールの概略を示す斜視図である。図2は、本発明の実施形態に係るスツールの分解斜視図である。図3は、本発明の実施形態に係るスツール本体部の張り構造を示す斜視図である。
以下、本発明のスツールの一例として、公共施設や待合室等の室内空間で任意の場所に移動して着座するために使用されるスツールの場合について説明する。
[1.スツールの概略構成]
図1から図3に示すように、本発明の実施形態に係るスツール1は、上面視すると楕円形状を有するスツール本体部2と、スツール本体部2の一部を保護する保護部3と、スツール本体部2の下部に設けられたベース部4とから略構成されている。
スツール本体部2は発泡スチロールで形成されており、着座者が座る着座部21と、着座部21の下方(矢印L方向)に設けられた芯材部22とを有している。
着座部21は、着座者の座り心地を良くするために、内部にクッション材としてのスラブウレタンULが配置されており、このスラブウレタンULの表面には布CLが張られている(図3参照)。
芯材部22は、上面視すると楕円形状を有しており、第一の分割体23aと、第二の分割体23bとの二分割の分割体23で構成されている。
第一の分割体23aと第二の分割体23bは、同じ金型(図示省略)を使用することにより形成されているため、第一の分割体23aと第二の分割体23bは同形状に構成されている。
この、第一の分割体23aと第二の分割体23bには、内部に形成された空気孔24と、第一の分割体23aと第二の分割体23bとを接合する凸型接合ボス25と凹型接合ボス26がそれぞれ形成されている。分割体23の詳細は図4を参照して後述する。
また、芯材部22は、後述する保護カバー31a、31bが当接する保護カバー当接部27aと、保護カバー31a、31bが当接せず着座部21に着座した着座者の脹脛が接触する脚接触部27bとを有しており、この脚接触部27bは、着座者の座り心地を良くするために、内部にクッション材としてのスラブウレタンULが配置されており、このスラブウレタンULの表面には布CLが張られている(図3参照)。
保護部3は、芯材部22の下部(矢印L方向)を外部の衝撃から保護する保護カバー31と、保護部3の上方(矢印U方向)に設けられた把手32と、芳香を外部に放出するアロマユニット33とを有している。保護部3の詳細は図5を参照して後述する。
保護カバー31は、第一の保護カバー31aと、第二の保護カバー31bとの分割体で構成されている。
ベース部4は、合板で形成されたベース板41と、ベース板41に形成された吸気孔42と、スツール1の移動を容易にする低床キャスター43と、低床キャスター43が取り付けられるキャスター孔44が形成されている。
[2.芯材部の内部の構成]
次に、図4を参照して、芯材部の内部の構成について説明する。図4は、本発明の実施形態に係る芯材部の内部の形状を示す斜視図である。なお、図4では、第二の分割体23bの内部を図示して説明するが、上述したように、第一の分割体23aと第二の分割体23bは同形状に構成されているため、第一の分割体23aの内部は第二の分割体23bの内部と同様の形状である。
上述したように、第二の分割体23bには、内部に形成された空気孔24と、第一の分割体23aと第二の分割体23bとを接合する凸型接合ボス25と凹型接合ボス26が形成されている。
図4に示すように、空気孔24は凹形状を有し、上下方向(矢印L方向又は矢印U方向)に形成され着座部21に着座者が座った際に空気孔24の空気が上方(矢印U方向)から下方(矢印L方向)へ流れ、また、着座部21に座った着座者が立った際に吸気孔42から入った空気が上方(矢印U方向)へ流れる空気孔24aと、椅子部品としての把手32や低床キャスター43、アロマユニット33が内蔵される空気孔24bとを有している。
第二の分割体23bに凸形状に形成された凸型接合ボス25は、第1の分割体23aと第二の分割体23bを接合した際に第一の分割体23aに形成された凹型接合ボス26に嵌め込まれる。
また、第二の分割体23bに凹形状に形成された凹型接合ボス26は、第1の分割体23aと第二の分割体23bを接合した際に第一の分割体23aに形成された凸型接合ボス25が嵌め込まれる。
[3.保護部の構成]
次に、図5を参照して、本発明の実施形態に係る保護部の構成について説明する。図5は、本発明の実施形態に係る保護部と椅子部品を示す斜視図である。なお、図5では、第二の保護カバー31bを図示して説明する。
上述したように、保護部3は、芯材部22の下部(矢印L方向)を外部の衝撃から保護する保護カバー31と、保護部3の上方(矢印U方向)でスツール本体部2の長手方向(図4の矢印HD方向)に設けられた把手32と、芳香を外部に放出するアロマユニット33とを有している。
保護カバー31は硬質材料(例えば、ABS樹脂)で形成されており、図5に示すように、芯材部22の下部(矢印L方向)であって楕円形状の外周面側を保護する外周部31cと、外周部31cの左右(図4の矢印HD方向の一方及び他方)2箇所から上方(矢印U方向)に延在させた側壁部31dとを有している。
外周部31cは、接合した分割体23を保護カバー31により挟持すると、芯材部22の下部(矢印L方向)であって楕円形状の外周にわたって位置し、発泡スチロールで形成された芯材部22を外部の衝撃から保護する。
側壁部31dには、上方(矢印U方向)に把手32が取り付けられる把手取付孔34と、アロマユニット33が取り付けられるユニット取付孔35が形成されている。
把手32は、硬質材料で形成された側壁部31dの内側(矢印IS方向)からビス留めすることにより把手取付孔34に取り付けられ、凹形状を有する空気孔24bに内蔵される。
アロマユニット33は、側壁部31dの外側(矢印OS方向)から取り付けられるユニット本体36と、ユニット本体36に設けられたラッチ受け座37と、ユニット本体36が収容されるユニット受けカバー37と、ユニット受けカバー37に設けられてラッチ受け座37と当接するプッシュラッチ39とを有している。
このアロマユニット33は、内側(矢印IS方向)から取り付けられるユニット受けカバー37にユニット本体36を収容し、ユニットカバー37をビス留めすることによりユニット取付孔35に取り付けられ、凹形状を有する空気孔24bに内蔵される。
[4.組み立て方法]
次に、図1から図5を参照して、本発明の実施形態に係るスツールの組み立て方法について説明する。
はじめに、凸型接合ボス25を凹型接合ボス26に嵌め込むことにより第一の分割体23aと第二の分割体23bとを接合して発泡スチロールのスツール本体部2を形成する。
次に、着座部21と脚接触部27bにクッション材としてのスラブウレタンULを接着して配置し、スラブウレタンULの表面にミシンで袋状に縫った布CLを被せる。そして、スツール本体部2の芯材22の下方(矢印L方向)で布CLをステープラーで止めることによりスツール本体部2の表面に布CLを張る(図3参照)。
次に、布CLを張ったスツール本体部2に把手32やアロマユニット33が内蔵される空気孔24bに対応する位置に切り込みを入れてベース板41に接着する。
次に、第一の保護カバー31aと第二の保護カバー31bで芯材部22の分割体23を挟持することにより、布CLを張ったスツール本体部2に保護カバー31と取り付ける。スツール本体部2に保護カバー31を取り付けると、上述した切り込みから把手取付孔34に把手32が取り付けられ、切り込みからユニット取付孔35にアロマユニット33が取り付けられる。
そして、芯材部22の分割体23を挟持した第一の保護カバー31aと第二の保護カバー31bをベース板にビス留めし、ベース板42に低床キャスター43を取り付ける。
[5.他の実施形態]
次に、図6から図8を参照して、本発明の他の実施形態に係るスツールについて説明する。図6は、本発明の他の実施形態に係るスツールの転倒防止部を示す側面図及び一部断面図である。
また、図7(a)は、従来のスツールの概略を示す側面図である。図7(b)は、従来のスツールの転倒状態を示す側面図である。図8(a)は、本発明の他の実施形態に係るスツールの側面図である。図8(b)は、本発明の他の実施形態に係るスツールの転倒が防止された状態を示す側面図である。
なお、本発明の他の実施形態に係るスツールは、本発明の実施形態に係るスツールと略同様の構成等を有するため、同様の構成に関しては説明を省略するものとする。また、実施形態に係るスツールと同様の構成要素には同一の符号を付して説明する。
図6に示すように、本発明の他の実施形態に係るスツール100は、保護カバー31に転倒防止リブ101が形成されている。転倒防止リブ101は、床面FLに向かって突出しており、楕円形状の芯材部22の外周にわたって形成されている。
図7(a)に示すように、転倒防止リブ101が設けられていない従来のスツール50では、図7(b)に示すように、下向き(矢印L方向)に外力が作用すると、キャスター51を支点としてスツール50が矢印F方向に回動して転倒する危険があった。
そこで、本発明の他の実施形態に係る下向きに外力が作用してもスツール100の転倒を防止するため、図8(a)に示すように、保護カバー31に転倒防止リブ101が形成されている。
このため、図8(b)に示すように、下向き(矢印L方向)に外力が作用すると、低床キャスター43を支点としてスツール100が矢印F方向に移動するが、転倒防止リブ101が床面FLに当接するため、スツール100の転倒を防止する。
[6.作用効果]
このようにして、本発明の実施形態に係るスツール1、100は、着座者が座る着座部21及び着座部21の下方(図2の矢印L方向)に設けられた芯材部22を有する本体部(スツール本体部)2を備えるスツール1、100であって、芯材部22は、発泡スチロール材で形成された第一の分割体23aと、発泡スチロール材で形成された第二の分割体23bとを含む。
また、本発明の実施形態に係るスツール1、100は、芯材部22の下部(図2の矢印L方向)を保護する硬質材料の保護部材(保護カバー31a、31b)によって分割体23同士が挟持されている。
さらに、本発明の実施形態に係るスツール1、100は、保護部材(保護カバー31a、31b)の少なくとも2箇所が芯材部22の下部から上方(図2の矢印U方向)に延在させた側壁部31dとされており、側壁部31dの上方に把手32が設けられている。
また、本発明の実施形態に係るスツール1、100は、芯材部22の内部が凹形状に形成されている。
さらに、本発明の実施形態に係るスツール1、100は、凹形状に椅子部品(把手32、低床キャスター43)が内蔵されている。
そして、本発明の実施形態に係るスツール1、100によれば、芯材部22が発泡スチロール材で形成された第一の分割体23aと、発泡スチロール材で形成された第二の分割体23bとを含むため、芯材部22の内部の形状を複雑化させて(例えば凹凸形状を形成して)スツール1、100の軽量化を図ることができる。
また、芯材部22が発泡スチロール材の分割体23で構成されているため、例えば、一種類の金型で同型の二つの分割体23を形成し、分割体23同士を接合して芯材部22を形成することができるため、スツール1、100の製造コストを低減させることができる。
つまり、芯材部を発泡スチロール材で一体形成するとスツールの重量が重くなる。また、発泡スチロール材で一体形成した芯材部の内部に凹形状を形成して軽量化を図ろうとしても、芯材部の金型が複雑化して製造コストが高くなる。しかし、本発明の実施形態に係るスツール1、100のように、一種類の金型で同型の二つの分割体23を形成することにより、一種類の金型で芯材部22の内部を複雑化させてスツール1、100を軽量にすることができる。
従って、軽量化と製造コストの低減を図ることができるスツール1、100を提供することができる。
また、本発明の実施形態に係るスツール1、100によれば、芯材部22の下部(図2の矢印L方向)を保護する硬質材料の保護部材(保護カバー31a、31b)によって分割体23同士を挟持しているため、分割体23同士を挟持しつつ、着座者のつま先やかかと等、外部からの衝突が多い芯材部22の下部を保護してスツール1、100の美観ならびに強度を長期に保つことが出来る。
つまり、芯材部22は発泡スチロール材で形成されているため、芯材部22に他の硬質部材が衝突、つま先やかかと等が衝突した際、芯材部22に凹みが生じてしまい製品の美観を損なう。しかし、本発明の実施形態に係るスツール1、100のように、上記のような衝突が想定される箇所である芯材部22の下部(図2の矢印L方向)を保護部材(保護カバー31a、31b)で保護することにより、製品の美観と強度を長期間にわたって保つことができる。
さらに、本発明の実施形態に係るスツール1、100によれば、保護部材(保護カバー31a、31b)の少なくとも2箇所が芯材部22の下部から上方(図2の矢印U方向)に延在させた側壁部31dの上方(図2の矢印U側)に把手32が設けられているため、スツール1、100の移動の際に応力がかかる把手32の強度を増加させることができる。また、上方に把手32を設けられているためスツール1、100を持ち上げた際のバランスを保ちやすく、長手方向(図4の矢印HD方向)に把手32を設けられているためスツール1、100を持ち上げ易い。
つまり、発泡スチロール材で形成された芯材部22に把手32を設けると、スツールの移動や持ち運び時に発泡スチロール部が欠けてしまう恐れがある。しかし、本発明の実施形態に係るスツール1、100のように、硬質部材である保護部材(保護カバー31a、31b)に把手32を設けることにより、スツール1、100を持ち上げて移動した場合のみならず、持ち上げずに引っ張りながら移動した際に応力がかかる把手32部分の強度を増加させることができる。
また、本発明の実施形態に係るスツール1、100は、スツール本体部2の長手方向(図4の矢印HD方向)に把手32が設けられているため、スツール1、100を持ち上げ易い。
また、本発明の実施形態に係るスツール1、100によれば、芯材部22の内部が凹形状に形成(空気孔24a、24bが形成)されているため、凹形状によりさらにスツール1、100の軽量化を図ることができる。
さらに、本発明の実施形態に係るスツール1、100によれば、凹形状(空気孔24a、24b)に椅子部品(把手32、低床キャスター43)が内蔵されているため、芯材部22の内部に形成された凹形状の空間に椅子部品を組み込むことでスツール1、100を小型化することができる。また、スツール1、100に低床キャスター43を内蔵することにより、スツール1、100を持ち上げなくとも把手32を持って引っ張りながら移動することができる。
また、上述したように、本発明の実施形態に係るスツール1、100は、芯材部22が発泡スチロール材で形成された分割体23を有するため、凹形状(空気孔24a、24b)を形成し易くなり椅子部品を内蔵する空間をも形成し易くなる。
さらに、上述したように、着座者の身体の一部が接触することを想定した部位としての着座部21と、着座者の身体の一部が接触することを想定した部位としての脚接触部27bの内部にスラブウレタンULが配置され、このスラブウレタンULの表面に布CLが張られているため(図3参照)、スツール1、100に着座した着座者の座り心地を良くすることができる。
このように、本発明の実施形態に係るスツール1、100によれば、軽量であり、かつ外部からの衝突に対する保護を適所において維持し、芯材部22内部に空気孔24a、24bを設けて椅子部品を組み込み可能とし、軽量の利点を生かし、着座者の座り心地を良くして把手32を設けたスツール1、100を提供することができる。
以上、本発明のスツールを図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
例えば、上述した実施形態では、一人掛け用のスツール1の場合について説明したが、一人掛け用に限定されず、二人掛け用や三人掛け用等に適宜変更が可能である。
また、上述した実施形態では、芯材部22が第一の分割体23aと第二の分割体23bとの二分割で構成されている場合について説明したが、二分割に限定されず、四分割、八分割等、同じ金型を使用することにより形成される分割体へ適宜変更が可能である。
さらに、上述した実施形態では、保護カバー31の外周部31cによって楕円形状の外周にわたって保護する場合について説明したが、楕円形状の外周の一部を保護する保護カバー31へ適宜変更が可能である。
1 スツール
2 スツール本体
2a 上面部
2b 側壁部
3 保護部
4 ベース部
21 着座部
22 芯材部
23 分割体
23a 第一の分割体
23b 第2の分割体
24a、24b 空気孔
25 凸型接合ボス
26 凹型接合ボス
27a 保護カバー当接部
27b 脚接触部
31a 第一の保護カバー
31b 第二の保護カバー
31c 外周部
31d 側壁部
32 把手
33 アロマユニット
34 把手取付孔
35 ユニット取付孔
36 ユニット本体
37 ラッチ受け座
38 ユニット受けカバー
39 プッシュラッチ
41 ベース板
42 吸気孔
43 低床キャスター
44 キャスター孔
50 スツール(従来)
51 キャスター(従来)
100 スツール(他の実施形態)
101 転倒防止リブ(他の実施形態)

Claims (5)

  1. 着座者が座る着座部及び前記着座部の下方に設けられた芯材部を有する本体部を備えるスツールであって、
    前記芯材部は、発泡スチロール材で形成された第一の分割体と、発泡スチロール材で形成された第二の分割体とを含むことを特徴とするスツール。
  2. 前記芯材部の下部を保護する硬質材料の保護部材によって前記分割体同士が挟持されていることを特徴とする請求項1に記載のスツール。
  3. 前記保護部材の少なくとも2箇所が前記芯材部の下部から上方に延在させた側壁部とされており、前記側壁部の上方に把手が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のスツール。
  4. 前記芯材部の内部が凹形状に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のスツール。
  5. 前記凹形状に椅子部品が内蔵されていることを特徴とする請求項4に記載のスツール。
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