JP2014046127A - 椅子及びその座板 - Google Patents

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Abstract

【課題】見た目の悪さや腰掛けた状態での違和感・不快感を与えることなく、浅く腰掛けた状態での身体の前滑りを阻止する。
【解決手段】座板14のうち前部を除いた相当範囲は正面視で凹凸がないノーマル面部14aになっており、座板14の前部は、サドル部27の左右両側に凹所28が存在して凹凸面部14bになっている。ノーマル面部14aを下向き傾斜させて凹所28と成すことで、ノーマル面部14aに連続したサドル部27を形成している。サドル部27により、浅く腰掛けた状態での身体の前滑りを阻止できる。凹凸面部14bの形状はクッション15に表れていないため視覚的に嫌悪感を受けることはない。ノーマル面部14aが広い範囲に広がっているため、深く腰掛けても違和感は受けない。
【選択図】図4

Description

本願発明は、人が浅く腰掛けても身体が前滑りしないように保持するサドル部を座に形成している椅子、及び前滑り防止用サドル部を設けた座板に関するものである。
椅子の1つのタイプとして、座の高さを通常の椅子より高い高さに設定して、人が大腿部を傾斜させた中腰気味で浅く腰掛けできるようにした椅子(ハイ・ポジション・チェア)があり、例えば、立ち仕事が多くて移動も頻繁に行うように作業環境での使用に供されている。このハイ・ポジション・チェアに浅く腰掛けた状態で(所謂、チョン掛け又はチョイ掛けした状態)で作業を行う場合、大腿部が傾斜しているため身体が前滑りする傾向を呈することがある。
この点については、座の前部を高くして臀部に対する引っ掛かりを良くしたらよいと考えられるが、これでは座の前端縁が人の大腿部が圧迫される問題がある。他方、例えば特許文献1〜3に記載されているように、座面に前後長手のサドル部を設けた椅子があり、ハイ・ポジション・チェアの座にサドル部を設けることで身体の前滑りを阻止することも考えられる。
実開昭60−126044号のマイクロフィルム 特開2008−119182号公報 特許第4018329号公報
特許文献1〜3に記載されている従来のサドル部は座の略全長にわたって長く延びるように形成されており、従って、座面には、サドル部の左右両側に位置した谷部(凹部、溝部)が略全長にわたって形成されている。つまり、座面が略全長にわたって正面視凹凸形状になっている。
この座面の凹凸形状は身体の前滑り抑止効果に優れていると言えるが、腰掛けるというより「跨がる」というイメージが強いため、視覚的に嫌悪感を与えることがあるのみならず、実際に腰掛けても違和感・不快感を与えることがある。特に、使用者が女性である場合は、嫌悪感・違和感を持つことが多い。
本願発明はこのような現状に鑑み成されたものであり、使用者に嫌悪感や違和感を与えることなくサドル部の持つ滑り阻止機能を発揮できるようにすることを目的とするものである。
本願発明は椅子と座板を対象にしており、このうち椅子は、座を構成する座板に、人が浅く腰掛けても身体が前向きにずれないように保持するサドル部を形成している基本構成である。
そして、請求項1の発明は、上記基本構成において、前記座板のうち浅く腰掛けた人の臀部が当たる前部を除いた部分の上面は、正面視及び縦断側面視で凹凸がないノーマル面部になっている一方、前記座板の前部の上面は、左右中間部に位置したサドル部の左右両側に下向きの凹所を配置した凹凸面部になっており、前記サドル部は、前記ノーマル面部を全く又は殆ど前傾させることなく手前に延長させた形態であり、前記左右の凹所は、手前に行くに従って徐々に深くなるように前記ノーマル面部とサドル部とに滑らかに連続している。
請求項2の発明では、請求項1において、前記座板の上面には表皮材で覆われたクッションが張られている。また、請求項3の発明では、請求項2において、前記座板の凹凸面部はクッションに顕れておらず、クッションの上面全体が正面視で凹凸のないノーマル面になっている。
請求項4の発明は、請求項1〜3のうちのいずれかにおいて、前記座は、床に立った人が大腿部を傾斜させた中腰だと浅く腰掛けできるが深く腰掛けると足が床に届かない高さに脚装置で保持されており、前記脚装置に、人が前記座に深く腰掛けた状態で足を載せるステップ手段を設けている。
請求項5では座板を特定している。すなわちこの座板は、人が浅く腰掛けても身体が前向きにずれないように保持するサドル部を有するものであって、前記座板のうち浅く腰掛けた人の臀部が当たる前部を除いた部分の上面は、正面視及び縦断側面視で凹凸がないノーマル面部になっている一方、前記座板の前部の上面は、左右中間部に位置したサドル部の左右両側に下向きの凹所を配置した凹凸面部になっており、前記サドル部は、前記ノーマル面部を全く又は殆ど前傾させることなく手前に延長させた形態であり、前記左右の凹所は、手前に行くに従って徐々に深くなるように前記ノーマル面部とサドル部とに滑らかに連続している。
本願発明では、座板の前部にサドル部が形成されているため、人が大腿部を傾斜させた中腰気味姿勢で座の前部に浅く腰掛けた状態であっても、サドル部が身体に対する抵抗として作用することにより、身体の前滑り阻止することができる。また、サドル部はその左右両側を凹ませることで形成しているため、人の股部がサドル部に強く引っ掛かるようなことはなく、このため浅く腰掛けた状態で人に違和感を与えることを防止又は著しく抑制できると共に、使用者の大腿部を圧迫することもない。
更に、座板の上面のうち前部を除いた大部分はノーマル面部になっているため、人が深く腰掛けた状態で座面が股部に食い込むような現象が生じることはなく、従って、深く腰掛けた状態で違和感・不快感を受けることを的確に阻止できる。
さて、人が座に浅く腰掛けた状態では人の臀部は座の前部に載るだけであり、座面の大部分は空いたままである。すなわち、浅く腰掛けた状態で人の身体の前滑りを阻止する機能は座の前部に持たせたら足りるのであり、本願発明のように前部のみを凹凸面部としても、身体の前滑りは的確に阻止できる。
そして、座板の上面の大部分がノーマル面部であることと、前部のサドル部はその左右両側を下向きに凹ませることで形成されていてサドル部が大きく目立つことがないこととにより、跨がるタイプであるかのようなイメージを使用者に抱かせることはなくて、使用者が視覚的に嫌悪感を持つことを防止できる。すなわち、本願発明の椅子・座板は、跨がるタイプではなくて通常の腰掛けるタイプとして認識されるのであり、このため、女性にも受け入れられやすい。
結局、本願発明の椅子・座板は、見た目による嫌悪感や使用した状態での違和感・不快感を使用者に与えることなく、中腰で浅く腰掛けた状態での身体の前滑りを的確に阻止することができる。なお、浅く腰掛けた人の身体(臀部)を圧迫感なしで支持するには、凹所にはある程度の面積が必要である。この点、座板のうち前側の5〜10センチ前後(好適には8センチ前後)の範囲にサドル部と左右凹所とを形成すると、深く腰掛けた状態で違和感を与えることなく安定的に支持できると共に、浅く腰掛けた状態でも圧迫感を与えることなく身体を支持できて好適であった。
座板は上面を露出させた状態で使用することも可能であるが、請求項2のようにクッションを張ると、使用者の身体への当たりを柔らかくすることができて好適である。請求項2のうにクッションを重ね配置する場合、クッションの前部の上面を座板の凹凸に倣った形状にするとこととも可能であるし、請求項3のようにクッションの上面の全体をノーマル面とすることも可能である。後者のように、座板の前部の凹凸を表面に顕さずにクッションの上面の全体をノーマル面に設定すると、外観上は通常の椅子と変わらないため、見た目で嫌悪感を受けることを確実に防止できる利点がある。
請求項4の発明では、人は、足を床に付けて椅子に浅く腰掛けたり、足をステップ手段に載せて深く腰掛けたりと、必要に応じて使い分けることができるため、ユーザーフレンドリーである。
実施形態に係る椅子の全体的な外観図で、(A)は斜視図、(B)は側面図である。 座板を露出させた状態での斜視図である。 座板を裏返した状態での斜視図である。 (A)は前方から見た斜視図、(B)は要部正面図である。 座クッションを省略した状態での平面図である。 下段は座板のみ図5のVIA-VIA 視断面図、上段は図5のVIA-VIA 視〜VID-VID 視での座板の上面のプロフィールを重ねて示した図である。 図5及び図6の VII-VII断面図である。 図5及び図6の VIIIA-VIIIA視〜VIIIF-VIIIF 視で見た座板の上面のプロフィールを上下に並べて表示した図である。 図5及び図6の VIIIF-VIIIF視断面図である。
(1).椅子の概要
次に、本願発明の実施形態を説明する。まず、主として図1〜4に基づいて椅子の概要を説明する。椅子1は、主要要素として脚装置1と座2と背もたれ3とを備えている。脚装置1は、放射状の枝足を有する本体4にガスシリンダより成る脚支柱5を立設した一般的な形態であり、各枝足の先端にはキャスタを設けている。
本実施形態の椅子はハイ・ポジション・タイプであり、座2は通常の事務用椅子に比べて高い高さに設定されている。このため、一般的な身長の成人使用者が床に足を付けた状態で使用する場合は、大腿部を傾斜させた中腰気味の姿勢で座3に浅く腰掛けて使用される。他方、一般的な身長の成人の場合、深く腰掛けようとすると場合は足が床に着かないので、図1〜3に示すように、脚装置1を構成する本体4には脚支柱5を包む外筒6を固定して、この外筒6に、ステップ手段の一例としてのパイプ製足載せリング7が放射状のバー8を介して固定している。
脚支柱5の上端にはベース9を固定している。例えば図3に示すように、ベース9は上向きに開口した浅い箱状の形態であり、その内部に補助ブラケット10を固定し、ベース9と補助ブラケット10とに設けたブッシュ11(図7参照)に、脚支柱5の上端部を下方から嵌着している。また、ベース9には、脚支柱5のロックを解除するための昇降操作レバー12を設けている。
例えば図7に明示するように、座2は樹脂製の座板(座インナーシェル)14とその上面に重ね配置したクッション15とを有しており、クッション15はクロス等の表皮材(図示せず)で上から覆われている。表皮材の周縁には紐(又は線材)が取り付けられている一方、図3に示すように、座板14の下面のうち周縁寄りの箇所には、紐を係止するための鉤体16が飛び飛びで多数形成されている。
座板14は基本的には着座者の体圧で撓み変形しない剛体構造であり、その下面には、ベース9を左右と手前から囲う第1囲い壁17とその外側に位置した第2囲い壁18とが下向きに突設されており、両囲い壁17,18の内側に多数の補強リブ19を下向きに突設している。そして、図3に示すように、座板14はベース9の四隅部にビス20で固定されている。
ベース9は外向きに張り出したフランジ9aを有しており、ビス20はフランジ9aに設けた受け座21に下方から貫通して、座板14に装着したナット(図示せず)にねじ込まれている。図2に示すように、座板14の上面にはナットが回転不能に嵌まるナット保持穴22を設けている。なお、本実施形態では座板14をベース9に直接固定しているが、ベース9に中間部材(アウターシェル)を固定し、この中間部材に座2(座板14)を取り付けることも可能である。その場合、座2を中間部材に対して前後位置調節可能に装着することも可能である。
背もたれ3は、裏面を構成するアウターシェル23と、アウターシェル23の前面に固定されたインナーシェル(図示せず)と、インナーシェルの前面に張られたクッションとを有しており、クッションの前面はクスロ等の表皮材で覆われている。アウターシェル23は、ベース9の左右両側に配置した左右の傾動フレーム24の後端に固定されており、図3に示すように、傾動フレーム24は、その前端部を中心にして後傾動するように枢軸25でベース9に連結されており、傾動フレーム24の後傾動はベース9の内部に配置したばね(図示せず)で弾性的に支持される。すなわち、本実施形態の椅子は、背もたれ3が後傾するロッキング椅子である。もとより、背もたれ3は後傾しない固定タイプであってもよい。
(2).座の詳細
次に、図5以下の図面も参照して座2の詳細を説明する。図2や図4,図6,図8等から理解できるように、座板14の上面は、その前部を除いた相当の範囲(8割程度の範囲)は、正面視では上向き凹状に緩く凹んでいて凹凸が無くて縦断側面視では水平に対して僅かに後傾したノーマル面部14aになっている(座板14の後端部は上向きに緩く立ち上がっている。)。
他方、座板14の上面のうち前側の8センチ程度の範囲は、正面視で左右中間部にサドル部27が位置してその左右両側が下向きの凹所28になった凹凸面部14bになっており、サドル部27は、ノーマル面部14aをそのまま手前に延長させた半島状部と成すことで形成されており、従って、凹所28は、ノーマル面部14a及びサドル部27から下向きに傾斜している。
例えば図8や図6から明瞭に把握できるように、左右の凹所28は手前に行くに従って徐々に深くなっており、従って、凹所28の底面は後ろから手前に向けて低くなるように傾斜している。また、図8から理解できるように、正面での凹所28の曲率は手前に行くほど小さくなっており、従って、凹所28はノーマル面部14aとサドル部27とに滑らかに連続している。サドル部27は隆起した尾根状の形態であるが、図8から理解できるように、手前に行くに従って正面視での曲率が小さくなるように設定されている。
既述のとおりノーマル面部14aは概ね前後方向の8割程度に範囲に広がっており、従って、凹凸面部14bは座板14のうち前後方向の2割程度の範囲になっている(但し、ノーマル面部14aと凹凸面部14bとは滑らかに連続していて境界は明瞭でないので、8割と2割という数字はおおまかな目安にすぎない。)。実寸では、凹凸面部14bは8センチ程度の前後幅になっている。
図5に明示するように、座板14の前端は平面視で殆ど横長の直線に近い状態に揃えているが、前向き凸状に緩く湾曲させたり、逆に、前向き凹状に緩く湾曲させたりすることも可能である。この場合の突出量又は凹み量は例えば3センチ程度でよい。
座板14は凹凸面部14bを有するが、図9に示すように、クッション15の上面には凹凸面部14bの形状は反映させておらず、ノーマル面部14aにおけるクッション15の上面をそのまま延長させた状態になっている。従って、凹凸面部14bに対応した箇所では、クッション15の厚さはサドル部27の箇所と凹所28とで相違している。なお、クッション15はそれのみを単体で成形して座板14に重ね合わせてもよいし、インサート成形方で座板14にインサート成形してもよい。
クッション15の上面はその全体がノーマルな状態になっているため、見た目において「跨がる椅子」という印象を使用者に与えることはなく、このため、見た目において使用者に嫌悪感を与えることはない。なお、クッション15を使用せずに座板14を露出させたタイプも有り得るが、凹凸面部14bの範囲は少なくて大部分がノーマル面部14aで構成されているため、凹凸面部14bの存在によって使用者に嫌悪感を与えることはないと言える。クッション15と等しい厚さの材料(シートクッション)を使用して、クッション15の前部が凹凸面部14bの形状に倣った凹凸になっている場合も同様である。
他方、使用者が大腿部を傾斜させた中腰気味に浅く腰掛けると、サドル部27が使用者の股部に対してクッション15を介して抵抗として作用するため、前滑りを阻止して身体の安定性を確保することができる。そして、サドル部27はノーマル面部14aをそのまま延長することで形成されているため、使用者の股部を過度に圧迫することはなくて、使用者に不快感を与えることはない。つまり、浅く腰掛けた状態での身体の前滑りを自然な状態で阻止できる。
更に、使用者が深く腰掛けた状態では体圧の大部分が座2の後半部で支持されていることが普通であり、大腿部は座2の前部から浮いているか又は軽く当たっているに過ぎない場合が多いが、本願発明では、座板14のうち後ろ側の大部分の上面は緩く湾曲したノーマル面部14aになっているため、深く腰掛けた状態で股部が突き上げられるような現象はなく皆無であり、このため深く腰掛けた状態の使用者に違和感や不快感を与えるようなことはない。
(3).その他
本願発明は、上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば適用対象の椅子は移動式のものには限らず、講堂用椅子や劇場用椅子のような固定式の椅子にも適用できる。座板の素材には限定はなく、例えば合板のような木質系板なども使用できる。座板を樹脂製とした場合、例えば座骨が当たる部分を中心にして多数のスリットの群を設けるなどして、ノーマル面部が体圧で下向きに沈むように変形する構成を採用することも可能である。
ステップ手段は、例えば円板状に構成することも可能である。座と脚装置との相対的な姿勢が一定になっているタイプの椅子の場合(すなわち回転椅子でない場合)は、座の下方のみに足載せ台等のステップ手段を設けることも可能である。
本願発明の椅子は実際に製造して市場に提供できる。従って、産業上利用できる。
1 脚装置
2 座
3 背もたれ 7 ステップ手段の一例としての足載せリング
9 ベース
14 座板
14a ノーマル面部
14b 凹凸面部
15 クッション
27 サドル部
28 凹所

Claims (5)

  1. 座を構成する座板に、人が浅く腰掛けても身体が前向きにずれないように保持するサドル部を設けている構成であって、
    前記座板のうち浅く腰掛けた人の臀部が当たる前部を除いた部分の上面は、正面視及び縦断側面視で凹凸がないノーマル面部になっている一方、
    前記座板の前部の上面は、左右中間部に位置したサドル部の左右両側に下向きの凹所を配置した凹凸面部になっており、前記サドル部は、前記ノーマル面部を全く又は殆ど前傾させることなく手前に延長させた形態であり、前記左右の凹所は、手前に行くに従って徐々に深くなるように前記ノーマル面部とサドル部とに滑らかに連続している、
    椅子。
  2. 前記座板の上面には表皮材で覆われたクッションが張られている、
    請求項1に記載した椅子。
  3. 前記座板の凹凸面部はクッションに顕れておらず、クッションの上面全体が正面視で凹凸のないノーマル面になっている、
    請求項2に記載した椅子。
  4. 前記座は、床に立った人が大腿部を傾斜させた中腰だと浅く腰掛けできるが深く腰掛けると足が床に届かない高さに脚装置で保持されており、前記脚装置に、人が前記座に深く腰掛けた状態で足を載せるステップ手段を設けている、
    請求項1〜3うちのいずれかに記載した椅子。
  5. 人が浅く腰掛けても身体が前向きにずれないように保持するサドル部を有する座板であって、
    前記座板のうち浅く腰掛けた人の臀部が当たる前部を除いた部分の上面は、正面視及び縦断側面視で凹凸がないノーマル面部になっている一方、
    前記座板の前部の上面は、左右中間部に位置したサドル部の左右両側に下向きの凹所を配置した凹凸面部になっており、前記サドル部は、前記ノーマル面部を全く又は殆ど前傾させることなく手前に延長させた形態であり、前記左右の凹所は、手前に行くに従って徐々に深くなるように前記ノーマル面部とサドル部とに滑らかに連続している、
    椅子の座板。
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