JP2002328674A - ドラム用椅子 - Google Patents
ドラム用椅子Info
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-
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- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
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- A47C7/00—Parts, details, or accessories of chairs or stools
- A47C7/02—Seat parts
- A47C7/029—Seat parts of non-adjustable shape adapted to a user contour or ergonomic seating positions
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
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Abstract
ができ、長時間の演奏においても演奏者の疲労や痛みを
低減させることができる新規なドラム用椅子の構造を提
供する。 【解決手段】 クッション性を有する座板11の中央後
部寄りの左右の演奏者の座骨93当接相当部分に2つの
座骨用凹部12,13を設ける。あるいは、さらに、前
記座骨用凹部12,13の後部に、演奏者の尾骨94当
接相当部分に単一の尾骨用凹部16を設ける。なお、前
記座板11の前側左右を演奏者の両脚部の大腿部95を
保持できる凹湾曲部14,15に形成することが好まし
い。
Description
用されるドラム用椅子の構造に関する。
は、演奏者が常に座ったままで椅子上で激しく動くもの
であるから、背もたれ等の動きの妨げになるものは付け
ないのが原則であり、また、背もたれ等を付けたとして
も演奏の邪魔にならないようにやや後ろに離して取り付
けたり、邪魔にならない程度の小さいものがほとんどで
ある。そのため、演奏中の演奏者の体重はすべてドラム
用椅子の座板に加わる。
11に示す。図10に示すドラム用椅子50は、最も一
般的なもので、ほぼ平坦な丸い座板51を有する。符号
55は脚部である。また、図11に示すドラム用椅子6
0は、いわゆるサドルタイプのもので、先細の座板61
を有する。符号62は座ったときの安定感を高めるため
の座板後部の凸部、63及び64は演奏者の大腿部が載
置されるなだらかな傾斜面からなる凹湾曲部である。図
示したように、従来のこの種ドラム用椅子50,60に
あっては、演奏者の臀部が載置される座面はほぼ平坦面
より構成されているのが通常である。
の臀部91は平坦ということはありえず、椅子に着座し
たときには、その骨格上、骨盤92の中でも左右の座骨
93が最も突出し、次いで尾骨94が突出している。む
ろん骨格は筋肉で取り囲まれて臀部91は複雑な曲面を
形成している。
はドラム用椅子に着座している間、椅子の座面と演奏者
自身の体重によって他の臀部91部分より強く圧迫を受
け、長時間の演奏時(例えば通常のステージで2〜3時
間、レコーディングでは7〜8時間)には疲労し痛みを
感じることがある。
両足でペダルを操るいわゆるツインペダルを使うことが
多く、この場合には、演奏者はかかとの浮いた状態でド
ラム操作することになるので、座面のみで全体の体重の
バランスを取らなければならず不安定な姿勢を強いられ
るとともに疲労が増幅される。
点に鑑みなされたもので、演奏者が安定した姿勢で快適
に演奏することができ、長時間の演奏においても演奏者
の疲労や痛みを低減させることができる新規なドラム用
椅子の構造を提供するものである。
明は、クッション性を有する座板の中央後部寄りの左右
の演奏者の座骨当接相当部分に2つの座骨用凹部を設け
たことを特徴とするドラム用椅子に係る。
らに、前記座骨用凹部の後部に、演奏者の尾骨当接相当
部分に単一の尾骨用凹部を設けたことを特徴とするドラ
ム用椅子に係る。
て、前記座板の前側左右が演奏者の両脚部の大腿部を保
持できる凹湾曲部に形成されているドラム用椅子に係
る。
記座板の凹湾曲部が縁部に向かってなだらかに低い面に
よって形成されているドラム用椅子に係る。
を詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例を示すド
ラム用椅子の全体斜視図、図2は図1における座板の正
面図、図3は図1の座板を3−3線で切断した断面図、
図4は同じく図1の座板の4−4線部分の切断断面図、
図5はこの発明の他の実施例を示すドラム用椅子の全体
斜視図、図6はこの発明のさらに別の実施例を示すドラ
ム用椅子の全体斜視図、図7は請求項2の発明の実施例
を示すドラム用椅子の全体斜視図、図8は着座状態を示
すドラム用椅子の上面図、図9は着座状態における骨格
の位置関係を表す側面図である。
ラム用椅子10は、クッション性を有する座板の11中
央後部寄りの左右の演奏者の座骨当接相当部分に2つの
座骨用凹部12,13を設けたことを特徴とする。
着座したときには、人体Pの骨格上、左右の座骨93が
最も突出するわけで、座骨93部分は椅子の座面と演奏
者自身の体重、その動きにより大きな荷重がかかり強く
圧迫される。長時間の演奏時には該部分の集中荷重によ
り疲労や痛みを感じる。のみならず、前記したツインペ
ダルの場合には、姿勢が不安定となり疲労が増幅され
る。
中央後部寄りの左右の演奏者の座骨93当接相当部分に
2つの座骨用凹部12,13を設けることによって、荷
重の集中を回避して疲労や痛みを緩和するとともに、安
定した姿勢が保持できるようにしたのである。
ように、ウレタンやスポンジ等のクッション性の素材3
1を内部に持ち、合成皮革または布製の表皮32と接着
剤等で接着し、ベース板33と止めピン34で張り合わ
されている。図の符号35は椅子の脚部への取付金具で
ある。また、図1において、符号14,15は後述する
凹湾曲部、19は座板後部の凸部、36は表皮32の貼
り合わせ部(ステッチ)、40は脚部である。
性素材31の表面に凹部を形成することにより容易に形
成することができる。座骨当接相当部分は、図8に示し
たように、正しい着座姿勢の時には座板11の中央後部
寄りの左右位置となる。なお、座板形状あるいは演奏者
の好みにより位置変更は適宜行うことができる。
板11の一般面11aに対して最も低いところで2〜3
cmである(図4参照)。形状は円形のほか楕円状でも
よい。
部12A,13Aはその形状を座板11前後方向に長く
した長円形状としてある。長円形状の座骨用凹部12
A,13Aとすることによって、演奏者が前寄りに座る
場合と後ろ寄りに座る場合など個々の演奏スタイルへの
対応が可能となる。
一般的な丸い座板11Bに長円形状の座骨用凹部12
B,13Bを設けたものである。図6及び図7におい
て、図1と共通符号は同一構成を表す.
2の発明として規定したように、座板11の座骨用凹部
12,13の後部に、さらに、演奏者Pの尾骨当接相当
部分(図9の符号94参照)に、単一の尾骨用凹部16
を設けたものである。この尾骨用凹部16によって、尾
骨94周辺の疲労及び痛みも緩和されることができ、演
奏姿勢もよくなり、演奏に集中することができる。
いは図7に図示したように、座板11の前側左右が演奏
者の両脚の大腿部95(図9の符号95参照)を保持で
きる凹湾曲部14,15に形成されたものである。この
凹湾曲部14,15は、請求項4の発明として規定した
ように、座板縁部に向かってなだらかに低い面c(図4
参照)とすることが、姿勢保持上好ましい。なお、座板
11の周縁部には縫い合わせ部(ステッチ)36が現出
されるが、この該縫い合わせ部36は凹湾曲部14,1
5を避けることが大腿部との感触上好ましい。
きる凹湾曲部14,15を設けることによって、演奏者
の体重を大腿部と接触する保持面で分散して受けること
が可能となり、疲労が緩和されるとともに演奏姿勢もよ
くなる。
ドラム用椅子によれば、クッション性を有する座板の中
央後部寄りに2つの座骨用凹部を設け(請求項1の発
明)、また、前記座骨用凹部の後部に演奏者の尾骨当接
相当部分に単一の尾骨用凹部を設けた(請求項2の発
明)ものであるから、演奏者が安定した姿勢で快適に演
奏することができ、長時間の演奏においても演奏者の疲
労や痛みを低減させることができる。
斜視図である。
る。
である。
体斜視図である。
子の全体斜視図である。
全体斜視図である。
である。
る。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 クッション性を有する座板の中央後部寄
りの左右の演奏者の座骨当接相当部分に2つの座骨用凹
部を設けたことを特徴とするドラム用椅子。 - 【請求項2】 請求項1において、さらに、前記座骨用
凹部の後部に、演奏者の尾骨当接相当部分に単一の尾骨
用凹部を設けたドラム用椅子。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、前記座板の前
側左右が演奏者の両脚部の大腿部を保持できる凹湾曲部
に形成されているドラム用椅子。 - 【請求項4】 請求項3において、前記座板の凹湾曲部
が縁部に向かってなだらかに低い面によって形成されて
いるドラム用椅子。
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