JP3244327U - ベビーソファ - Google Patents
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Abstract
【課題】赤ちゃんの使用感を向上できるベビーソファを提供する。【解決手段】 赤ちゃんの背を支える背支え部2と、赤ちゃんの側面を支える一対の側面支え部3,3と、赤ちゃんの尻と足を支える座面部4と、伸縮一体型のポンプ部5と、を有する中空体のベビーソファ1であって、座面部4が、凹んだ尻受け部6を有し、尻受け部6が水又は湯を溜めることができる有底の凹部である。また、座面部4の前面に、中央部よりも前方に突き出た左右凸部10が設けられている。【選択図】図2
Description
本考案は、空気を入れて膨らますベビーソファに関する。
従来、特許文献1に示すように本出願人は膨縮する樹脂素材を用いたベビーソファを提案している。この特許文献1に係るベビーソファによれば、注入部の押圧操作を繰り返して行うことで、口で吹いて膨らませる必要がなく、楽に中空体を膨らませることができるとともに、別途、ポンプ装置を用意する必要がないという利点を有する。
その他には、近年、図5に示されるようなベビーソファ45も提案されている。このベビーソファ45は、座部47の上に背もたれ部46を設けるとともに、座部47に凹んだ座り部48を設けた構成を有している。座り部48には湯を抜く流出孔49が設けられている。また、座り部48の前側には特許文献1とほぼ同様なポンプ筒部50が設けられている。
上記のようなベビーソファにおいて、課題となっている点は以下の通りである。
(A)ベビーソファの使用する赤ちゃんの使用感を向上させること。また、ベビーソファに対する硬い感じや座った時の違和感を少なくして無理なくフィット感を向上させること。例えば、図6に示す従来のベビーソファ45であれば、背もたれ部46は肉厚でしっかり形成されているので、あかちゃんが座った時に硬い感触を与えることがあった。
(B)図6に示すベビーソファ45では、吊るし穴で吊るすか、又は上下どちらかで平置きするしかなかった。しかも立てかけると転がりやすく水切れも悪かった。
(C)湯を用いてベビーソファを使用する場合に、ベビーソファの乾燥を速やかに行えること。
(A)ベビーソファの使用する赤ちゃんの使用感を向上させること。また、ベビーソファに対する硬い感じや座った時の違和感を少なくして無理なくフィット感を向上させること。例えば、図6に示す従来のベビーソファ45であれば、背もたれ部46は肉厚でしっかり形成されているので、あかちゃんが座った時に硬い感触を与えることがあった。
(B)図6に示すベビーソファ45では、吊るし穴で吊るすか、又は上下どちらかで平置きするしかなかった。しかも立てかけると転がりやすく水切れも悪かった。
(C)湯を用いてベビーソファを使用する場合に、ベビーソファの乾燥を速やかに行えること。
本考案は上記従来技術の課題を解決するためになされたものである。
本考案の目的は、赤ちゃんの使用感を向上できるベビーソファを提供することにある。
本考案の他の目的は、立てかけて保管もでき、水分の乾燥を速くできるベビーソファを提供することにある。
本考案の目的は、赤ちゃんの使用感を向上できるベビーソファを提供することにある。
本考案の他の目的は、立てかけて保管もでき、水分の乾燥を速くできるベビーソファを提供することにある。
本考案の第1態様に係るベビーソファは、
赤ちゃんの背を支える背支え部と、
赤ちゃんの側面を支える一対の側面支え部と、
赤ちゃんの尻と足を支える座面部と、を有する中空体のベビーソファであって、
前記座面部が、凹んだ尻受け部を有し、前記尻受け部が湯又は水を溜めることができる有底の凹部で構成されている、ことを特徴とする。
赤ちゃんの背を支える背支え部と、
赤ちゃんの側面を支える一対の側面支え部と、
赤ちゃんの尻と足を支える座面部と、を有する中空体のベビーソファであって、
前記座面部が、凹んだ尻受け部を有し、前記尻受け部が湯又は水を溜めることができる有底の凹部で構成されている、ことを特徴とする。
本考案の第2態様は、前記第1態様に記載のベビーソファであって、
前記座面部の前面に、中央部よりも前方に突き出た左右凸部が設けられている、ことを特徴とする。
前記座面部の前面に、中央部よりも前方に突き出た左右凸部が設けられている、ことを特徴とする。
本考案の第3態様は、前記第1態様又は第2態様に記載のベビーソファであって、
前記一対の側面支え部が、平面視において前方に行くに従って先細り形状に形成してある、ことを特徴とする。
前記一対の側面支え部が、平面視において前方に行くに従って先細り形状に形成してある、ことを特徴とする。
本考案の第4態様は、前記第1態様又は第2態様に記載のベビーソファであって、
伸縮一体型のポンプ部を有している、ことを特徴とする。
伸縮一体型のポンプ部を有している、ことを特徴とする。
本考案の第5態様は、前記第4態様に記載のベビーソファであって、
前記尻受け部よりも前側の前記座面部の中央部に前記ポンプ部を有し、平面視において前記一対の側面支え部の内側縁は、背側の横幅が小さく、前側の横幅が大きい台形状に形成してある、ことを特徴とする。
前記尻受け部よりも前側の前記座面部の中央部に前記ポンプ部を有し、平面視において前記一対の側面支え部の内側縁は、背側の横幅が小さく、前側の横幅が大きい台形状に形成してある、ことを特徴とする。
本考案であれば、赤ちゃんの使用感を向上できるベビーソファを提供できる。また、立てかけて保管もでき、水分の乾燥を速くできるベビーソファを提供できる。
以下、図面を参照しつつ、本考案の一実施形態に係るベビーソファについて説明する。
図1は本実施形態に係るベビーソファを正面側から見た斜視図であり、図2は尻受け部6に湯24を溜めている様子を示す図である。
図1~図5に係るベビーソファ1の説明において、ベビーソファ1の横方向(左右方向)とはベビーソファ1の幅方向を示す方向であり、図2中矢印Xで示す方向である。ベビーソファ1の前後方向(奥行方向)とは、横方向に対して平面視で直交する方向であり、図2中矢印Yで示す方向である。具体的には、あかちゃんの足側が前側、背側が後側になる。ベビーソファ1の高さ方向(上下方向)とは、図2中矢印Zで示す方向である。
図1は本実施形態に係るベビーソファを正面側から見た斜視図であり、図2は尻受け部6に湯24を溜めている様子を示す図である。
図1~図5に係るベビーソファ1の説明において、ベビーソファ1の横方向(左右方向)とはベビーソファ1の幅方向を示す方向であり、図2中矢印Xで示す方向である。ベビーソファ1の前後方向(奥行方向)とは、横方向に対して平面視で直交する方向であり、図2中矢印Yで示す方向である。具体的には、あかちゃんの足側が前側、背側が後側になる。ベビーソファ1の高さ方向(上下方向)とは、図2中矢印Zで示す方向である。
ベビーソファ1は中空体のベビーソファであって、お尻を支える座面部4と、座面部4の後側に膨らむように設けられる背支え部2と、背支え部2から左右前方に向かって延びる左右一対の側面支え部3,3と、座面部4の前側で中央位置に立設されるポンプ部5と、を有している。
座面部4は、背支え部2と一対の側面支え部3,3によって囲まれた座面部4のほぼ中心位置に下側に凹んだ尻受け部6を有している。尻受け部6は、湯を溜めることができる流出口のない有底の凹部に構成してある。
座面部4は、背支え部2と一対の側面支え部3,3によって囲まれた座面部4のほぼ中心位置に下側に凹んだ尻受け部6を有している。尻受け部6は、湯を溜めることができる流出口のない有底の凹部に構成してある。
本実施形態に示す構成では、背支え部2と一対の側面支え部3,3は、座面部4上に載置されたように形成された、平面視においてC字形に見えるC字形支え部12によって構成された例が示してある。座面部4とC字形支え部12は連通されている。
図1及び図2に示すように、一対の側面支え部3,3は、平面視において前方に行くに従って先細り形状に形成してある。なお、一対の側面支え部3,3の先端部は、尻受け部6の前側先端部よりも前側に位置している。
凹んだ尻受け部6には、図5で示すような流出孔49は設けられていないので、図2及び図4に示すように湯24を尻受け部6内に蓄えることができる。湯を使用すれば、赤ちゃんはお尻が暖かく、気持ちが良い状態にすることができる。
座面部4の前面8には中央部9が後方向に窪んで左右の前面部が前方に突出することで左右凸部10、即ち、左凸部10a,右凸部10bが構成してある。左凸部10a,右凸部10bは浴槽の壁などにベビーソファ1を立て掛けた時に2本の足部のように機能して、ベビーソファ1を安定して立て掛けることができる。この足部として機能できる左右凸部10を設けることで、尻受け部6のみならず、座面部4及びC字形支え部12の表面に付着した水分を速やかに下方に落とすことができて、乾燥にかかる時間を短くすることができる。また、壁などに立て掛けることができるので、ベビーソファ1を保管する場合に、スペースを取らない利点もある。
ポンプ部5は、座面部4の左右方向の中心線(図示せず)上で設けてあり、尻受け部6よりも前側の上面7に立設されている。図3に示すように、赤ちゃんが使用する場合、一対の側面支え部3とポンプ部5の隙間から足を出して、尻受け部6に尻を入れて座ることになる。
この実施形態に示すポンプ部5は、図2に示すように、外観的には筒形部16と蓋部18と空気出入口17とを有している。ポンプ部5は、前記した引用文献1の図2から図4に示され、[0026]~[0032]に記載される構成を採用することができる。
但し、ポンプ部5は、引用文献1に記載の構成のみならず、ベビーソファ1と一体化され、合成樹脂等で構成された伸縮一体型のポンプ部5において、押圧圧縮によって筒形部16が縮むことによってベビーソファ1内に空気を供給するとともに、筒形部16を伸ばすことで筒形部16内に新しい空気を供給することができる弁を有しているものであれば、本考案に使用できる。
但し、ポンプ部5は、引用文献1に記載の構成のみならず、ベビーソファ1と一体化され、合成樹脂等で構成された伸縮一体型のポンプ部5において、押圧圧縮によって筒形部16が縮むことによってベビーソファ1内に空気を供給するとともに、筒形部16を伸ばすことで筒形部16内に新しい空気を供給することができる弁を有しているものであれば、本考案に使用できる。
また、本実施形態では、一対の側面支え部3が先細り形状に形成されているので、一対の側面支え部3,3の内側縁20は、背側の横幅が小さく、前側の横幅が大きい台形状に形成してある。なお、「台形状」とは略台形状となっているものも含む意味で用いている。例えば、台形を構成する4本の直線と4個の角部がそれぞれ曲線と略円弧線等で構成されているものも含む。
また、本実施形態の構成では、一対の側面支え部3は前側に行くに従って、その上下厚さ(上下高さ)が徐々に小さくなるように形成されている。このような構成であると先細り形状である構成と相まって上下方向に力がかかった場合に、一対の側面支え部3が変形しやすい構成となるので、手や体などを優しく支持することができ、赤ちゃんの使用感を向上できる。
[変形例]
本考案は、前記各実施形態に限定されず、本考案の要旨内において各種の変形が可能である。
例えば、本考案において、座面部4におけるポンプ部5の配設位置は前記実施形態に示した位置に限定されない。また、座面部4の全体形状や尻受け部6の形状も適宜、変形することが可能である。
本考案は、前記各実施形態に限定されず、本考案の要旨内において各種の変形が可能である。
例えば、本考案において、座面部4におけるポンプ部5の配設位置は前記実施形態に示した位置に限定されない。また、座面部4の全体形状や尻受け部6の形状も適宜、変形することが可能である。
以上、実施形態を例示して本考案を説明したが、本考案の技術的範囲は上記実施形態に記載の構成には限定されない。本考案の技術的範囲は、実用新案登録請求の範囲の記載に基づいて判断されるべきであり、その範囲内であれば、多様な変形や構成の追加、又は改良が行えることは言うまでもない。
1:ベビーソファ
2:背支え部
3:側面支え部
4:座面部
5:ポンプ部
6:尻受け部
7:座面部の上面
8:座面部の前面
9:中央部
10:左右凸部
10a:左凸部
10b:右凸部
20:側面支え部の内側縁
24:湯
2:背支え部
3:側面支え部
4:座面部
5:ポンプ部
6:尻受け部
7:座面部の上面
8:座面部の前面
9:中央部
10:左右凸部
10a:左凸部
10b:右凸部
20:側面支え部の内側縁
24:湯
Claims (5)
- 赤ちゃんの背を支える背支え部と、
赤ちゃんの側面を支える一対の側面支え部と、
赤ちゃんの尻と足を支える座面部と、を有する中空体のベビーソファであって、
前記座面部が、凹んだ尻受け部を有し、前記尻受け部が湯又は水を溜めることができる有底の凹部で構成されている、ことを特徴とするベビーソファ。 - 前記座面部の前面に、中央部よりも前方に突き出た左右凸部が設けられている、請求項1に記載のベビーソファ。
- 前記一対の側面支え部が、平面視において前方に行くに従って先細り形状に形成してある、請求項1又は請求項2に記載のベビーソファ。
- 伸縮一体型のポンプ部を有している、請求項1又は請求項2に記載のベビーソファ。
- 前記尻受け部よりも前側の前記座面部の中央部に前記ポンプ部を有し、平面視において前記一対の側面支え部の内側縁は、背側の横幅が小さく、前側の横幅が大きい台形状に形成してある、請求項4に記載のベビーソファ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023003132U JP3244327U (ja) | 2023-08-30 | 2023-08-30 | ベビーソファ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023003132U JP3244327U (ja) | 2023-08-30 | 2023-08-30 | ベビーソファ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3244327U true JP3244327U (ja) | 2023-10-26 |
Family
ID=88417734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2023003132U Active JP3244327U (ja) | 2023-08-30 | 2023-08-30 | ベビーソファ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3244327U (ja) |
-
2023
- 2023-08-30 JP JP2023003132U patent/JP3244327U/ja active Active
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Legal Events
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