JP2009101030A - 浴槽 - Google Patents

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Abstract

【課題】少ない湯量で快適且つ安楽に全身浴を行える浴槽を提供する。
【解決手段】浴槽1の内壁面17の高さ方向中間部に入浴者の後頭部を載せる第一の凹部30を備えている。入浴者は、第一凹部30より50〜100mm程度低い高さまで湯を溜めて、浴槽内で後頭部を第一凹部に載せ、仰向け姿勢をとることで全身浴を行える。少ない湯量で全身浴を行えるので、ランニングコストを低減できると共に省エネルギーにも貢献できる。また、内壁面の上縁に入浴者の頸部を支える第二凹部を備えてもよい。
【選択図】図2

Description

本発明は浴槽に係り、特に少ない湯量で入浴者が全身浴を行える浴槽の構造に関するものである。
図7に示すように、従来の浴槽100はステップ105を備えた底部110とこの底部110の周縁から立ち上がった側壁部120とから構成されている。この浴槽100に入浴する場合は、図8に示すように入浴者が底部110に座った姿勢、即ち、座臥の姿勢で肩まで湯に浸かる全身浴に加えて、図9に示すようにステップ105に腰を下ろして腹部の例えばみぞおち程度まで湯に浸かる半身浴を楽しむことができる。
上述した従来の浴槽100は、全身浴の場合に、座臥姿勢の入浴者の大凡肩の位置まで湯に浸り得る深さに設計されている。
しかし、通常の全身浴の場合は、多くの湯量を必要とすることから、水道光熱費が嵩んでしまうことになる。とくに最近、水道代、ガス代等のランニングコストやエネルギー消費に対する意識が高まっていることから、入浴者は少ない湯量で入浴する場合がある。少ない湯量で全身浴を行うには、図10に示すようにユーザーは浴槽100内で低い姿勢、即ち仰向けの寝湯姿勢をとらなければならないが、従来の箱型の浴槽100は、上体を起こした座臥姿勢で入浴することを前提に設計されており、湯量を少なくして座臥姿勢で全身浴を行うことを想定していない。このため、図10に示すように、入浴者は頭を浴槽の背もたれ130に当てた状態で身体を仰向けにしなければならず、その際、顎を引いた窮屈な姿勢をとらざるを得ないので、首に負担が掛かり快適な全身浴を楽しむことができなかった。
本発明は以上の点に課題に鑑みて、少ない湯量で快適で安楽に全身浴を行える浴槽を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の浴槽は、内壁面の高さ方向中間部に入浴者の後頭部を載せる第一凹部を備えることを特徴としている。
本発明の浴槽は、好ましくは、前記内壁面の上縁に入浴者の頸部を支える第二凹部を備えている。
本発明の浴槽において、前記第一凹部及び前記第二凹部は前記内壁面の上下に離間した位置にそれぞれ設けられている。
本発明の浴槽は、前記内壁面と対向した他の内壁面の、前記第一凹部より低い位置に、入浴者の後頭部を載せる第三凹部を備えている。
本発明によれば、入浴者は、第一凹部より浅い、例えば200〜250mm程度の高さまで湯を溜めて、座臥姿勢で半身浴が可能になると共に、浴槽内で後頭部を第一凹部に載せて仰向けの寝湯姿勢をとることで、全身浴を行うことができる。このとき、後頭部は第一の凹部に安定的に保持されるので、頸部が不自然に屈曲することなく、後頭部から背部に至る後部姿勢がほぼ直線状の自然なラインを保ち得ることから安楽な寝湯姿勢で全身浴を行なうことができる。また、本発明の浴槽によれば、少ない湯量で全身浴を行えることでランニングコストを低減できると共に省エネルギーにも貢献できる。
以下、本発明の好適な実施形態について図1〜図6を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る浴槽1を示す斜視図である。図2は図1のA−A線断面図である。
この浴槽1は、中央部が湯を溜めるための箱形に形成された本体部10と、この本体部10の上縁から水平方向外側に延出した周縁部20と、から構成されている。本体部10は、底部11と底部11の周辺から外方に立ち上がった側壁部12とから構成されている。底部11の一方の端部には、腰掛けなどに利用できるステップ15が形成されており、このステップ15に対向する側壁部の内壁面17には底部11から外方へ傾斜した背もたれ部18が形成されている。
以上の構成は従来の浴槽と同様であるが、本発明の実施形態に係る浴槽1は、少ない湯量で入浴者が半身浴に加えて全身浴をも行えることを特徴としている。このため、背もたれ部18には、その高さ方向における中間部に第一の凹部30が形成されている。
この第一の凹部30は、入浴者の後頭部を安定的に載せられるよう、例えば半球状の湾曲した凹面として形成されている。
上記第一の凹部30は、背もたれ部18の幅方向、図中の矢印X方向のほぼ中間に形成されているが、浴槽1のサイズに応じて左右の何れか一方に寄せて設けられても良い。
なお、第一凹部30が設けられる底部からの高さHは、一般人の体形に沿うよう、好ましくは250〜300mmに設定され、第一凹部の幅W(図1参照)は120〜150mm程度、深さD(図2参照)は20〜50mm程度に設計される。
このように構成された浴槽1によれば、入浴者は、寝湯姿勢で全身浴ができる程度の湯量になるまで湯を溜めて、例えば第一凹部30より50〜100mm程度低い高さhになるまで湯を溜めて、図2に示すように浴槽1内で後頭部を第一凹部30に載せ、仰向け姿勢をとることで全身浴を行える。
よって、本実施形態の浴槽1によれば、約5割程度の湯量で全身浴を行うことができる。これにより、ランニングコストを低減できると共に省エネルギーにも貢献できる。
図3は、本発明の実施形態の第一変形例に係る浴槽1Aを示す斜視図である。この浴槽1Aは、第一の凹部30が設けられた内壁面17の上縁に、入浴者の頸部を支える第二の凹部31が形成されている。
この浴槽1Aによれば、上記実施形態と同様の効果を得られることに加え、少ない湯を溜めた状態で入浴者が背中を背もたれ部18に支えられた座臥の姿勢をとることで、後頭部を安楽に保持した状態で半身浴を行うことが可能になる。この際、入浴者は、頭部を僅かに後方へ倒して頸部を第二凹部31に支えることで、図4に示すように、半身浴を行いながら楽な姿勢をとることができる。
図5は、本発明の実施形態の第二変形例に係る浴槽1Bの断面図である。この浴槽1Bは、第一凹部30を内壁面17の上下に離間した位置にそれぞれ設けていることを特徴としている。この浴槽1Bによれば、湯量に応じて上下に配設された第一凹部30,30の何れかを選択することで、快適で安楽に全身浴を行える。
図6は、本発明の実施形態の第三変形例に係る浴槽1Cの断面図である。この浴槽1Cは、上述の実施形態に係る浴槽1と異なり、ステップ15を備えずに構成され、内壁面17と対向した他の内壁面19に、内壁面17における第一凹部30の高さHより低い位置に、入浴者の後頭部が載せられる第三凹部32を備えたことを特徴としている。
この浴槽1Cの第三凹部32に後頭部を載せて横たわることで、背中を底部11に付けた状態の寝湯の姿勢で身体後部の温浴がより少ない湯量で可能になる。また、第一凹部30または第三凹部32の何れかを選択することで、浴槽1C内における向きを変えることができる。これにより、例えば、入浴者のその日の気分で浴槽1Cにおける体の向きを変えることができる。
本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で、記述した以外の様々な形態で実施をすることができる。第一,第二,第三の各凹部は後頭部を安楽に載せて支えることができる限り、何れの形状、深さであってもよい。各凹部の高さは浴槽のサイズとの関係で適宜最適位置を設定することができる。凹部の表面に撥水性のクッション部材を取り付ければ、後頭部がより快適に支持され得る。
本発明の実施形態に係る浴槽を示す斜視図である。 図1のA−A線断面図であるである。 本発明の実施形態の第一変形例に係る浴槽を示す斜視図である。 図3の浴槽の使用状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態の第二変形例に係る浴槽の断面図である。 本発明の実施形態の第三変形例に係る浴槽の断面図である。 従来の浴槽を示す斜視図である。 従来の浴槽の入浴法を示す図である。 従来の浴槽の入浴法を示す図である。 従来の浴槽における問題点を説明するための図である。
符号の説明
1,1A,1B,1C 浴槽
10 本体部
11 底部
12 側壁部
17 内壁面
18 背もたれ部
19 内壁面
20 周縁部
30 第一凹部
31 第二凹部
32 第三凹部

Claims (4)

  1. 内壁面の高さ方向中間部に入浴者の後頭部を載せる第一凹部を備え、
    入浴者が後頭部を第一凹部に載せて浴槽内で仰向けの寝湯姿勢をとることができる、浴槽。
  2. 前記内壁面の上縁に入浴者の頸部を支える第二凹部を備え、
    入浴者が頸部を第二凹部に支えられて浴槽内で坐臥の姿勢をとることができる、請求項1に記載の浴槽。
  3. 前記第一凹部及び前記第二凹部は、前記内壁面の上下に離間した位置にそれぞれ設けられている、請求項2に記載の浴槽。
  4. 前記内壁面と対向した他の内壁面の、前記第一凹部より低い位置に、入浴者の後頭部を載せる第三凹部を備えた、請求項1に記載の浴槽。
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