JP5369380B2 - 腰掛け付き浴槽 - Google Patents

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Description

本発明は浴槽に関し、更に詳しくは入浴者が半身浴に使用する腰掛けを備えた腰掛け付き浴槽に関するものである。
従来この種の浴槽としては、例えば本出願人の特許文献1に記載の浴槽がある。この従来品は、半身浴用の腰掛けの座面が、深底部の側に徐々にせり上がる凹湾曲面状に形成され、臀部をホールドして半身浴時に身体が深底部の側に滑ることを防止することを特徴としている。
ところでこの種の浴槽では、入浴者が深底部に座って背中を腰掛けの前面にあてがって入浴することがある。この場合、従来のこの種の浴槽は、腰掛けの前面が、深底部の側に凸湾曲に形成されたり、或いは逆に、特許文献1に見られるように、凹湾曲に形成されるなど、通常、腰掛けの前面は湾曲面に形成されていた。
従って従来品の場合は、腰掛けの前面が入浴者の背当たり感に影響を与え易かったから、従来品によると腰掛けの前面を利用して全身浴するとき、快適に入浴できない場合が多かった。
また従来、深底部に座って足を腰掛け側に向けて全身浴するとき、入浴者は足を腰掛けの座面に載せたり、腰掛けの前端部に足裏をあてがって入浴することが多かった。従って従来品によると、身体が浮き上がり易くなり、入浴姿勢が不安定になり易い、という問題点があった。
特開2001−258777号公報
本発明は、このような従来の実情に鑑み、提案されたものである。
従って本発明の解決しようとする技術的課題は、腰掛けの前面に凭れて入浴するとき、快適な入浴感を得られ、足を腰掛けの側に向けて全身浴するとき、安定した姿勢で快適に入浴できるよう形成した腰掛け付き浴槽を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するため、次のような技術的手段を採る。
即ち本発明は、図1等に示されるように、半身浴用の腰掛け1が深底部2から立ち上げられて一体成形されている腰掛け付き浴槽であって、上記の腰掛け1の前端部1aが、腰掛け1から深底部2の側にわたる浴槽の長手方向と直交状に平面視で略直線状に形成され、この前端部1aを介して腰掛け1の座面1cから深底部2に至る腰掛け1の前面1bが背凭れとして機能する平面に形成され、この腰掛け1の前面1bの両側が、上下方向にわたって凹まれて足を腰掛け1の側に向けて全身浴するときの足の配置部3に形成され、この足の配置部3が、凹湾曲状に、且つその深さが腰掛け1の背凭れ面1dに達することなく浅く形成され、また腰掛け1の座面1cの周りに排水溝7が形成されており、この排水溝7の流路端が、上記足の配置部3の上端に連なっていることを特徴とする(請求項1)。
ここで、略直線状とは、完全な直線状には限られず、僅かに凹湾曲線状に形成されている場合も含む、ということを意味する。この場合も、直線状に形成される場合と同等の背当たり感を得られるからである。本発明の場合、腰掛け1の前面1bは、具体的には前方に傾斜する傾斜面や、垂直面に形成されることで実現される。足の配置部3は、平面視で凹湾曲状に形成され、両側とも、同じ幅、同じ深さに形成されている。
而して本発明は、腰掛け1の前端部1aが隆起され、腰掛け1の前面1bが、この前面1bに連なる腰掛け1の座面1cより高く形成されているのが好ましい(請求項2)。
なぜならこれによると、背中を高い位置まで係止でき、背凭れ感が良くなるからである。またこれによると、腰掛け1の前端部1aによって臀部等の滑りを防止できるからである。
また本発明は、腰掛け1の背凭れ面1dの上端部1eが隆起され、腰掛け1の背凭れ面1dが、この背凭れ面1dに連なるフランジ6の上面より高く形成されているのが好ましい(請求項3)。
なぜならこれによると、半身浴時に背中を高い位置まで係止でき、背凭れ感の向上に役立つからである。
更に本発明は、足の配置部3の前方に、凸段差状のステップ部4が側面5から内方にせり出されて形成されているのが好ましい(請求項4)。
なぜならこれによると、ステップ部4を利用して浴槽への出入を容易化でき、また深底部2に座って足を腰掛け1の側に向けて全身浴するとき、ステップ部4の内側面に臀部や太股の外側をあてがって安定した姿勢で入浴することができるからである。
本発明は、このように腰掛けの前端部が略直線状に形成され、腰掛けの前面が背凭れ用の平面に形成されている。
従ってこれによれば、腰掛けの前面に凭れて入浴するとき、入浴者の体形等の影響を受けることを低減でき、その分、快適な入浴感を得られる。
また本発明は、腰掛け側に、半身浴用の背凭れ面と、全身浴用の腰掛け前面との、2種類の背凭れを備えて形成されている。
従ってこれによれば、半身浴と、腰掛けの前面を利用した全身浴との2種類の入浴形態を、身体を反転させることなく、簡単且つ楽にとることができる。
また本発明は、腰掛けの前面の両側が、上下方向にわたって凹まれて足の配置部に形成され、この足の配置部が、凹湾曲状に、且つその深さが腰掛けの背凭れ面に達することなく浅く形成されている。
従ってこれによると、足を腰掛けの側に向けて全身浴するとき、足の配置部に足先をあてがって安定した姿勢で快適に且つ安全に入浴できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
本発明の浴槽は、図1等に示されるように、半身浴用の腰掛け1が深底部2から立ち上げられて一体成形されている。腰掛け1の前端部1aは、腰掛け1から深底部2の側にわたる浴槽の長手方向と直交状に平面視で、この実施形態では直線状に形成されている。また腰掛け1の前端部1aは隆起され、腰掛け1の前面1bが、この前面1bに連なる腰掛け1の座面1cより高く形成されている。
また腰掛け1の座面1cから前端部1aを介して深底部2に至る腰掛け1の前面1bは、背凭れとして機能する平面に形成されている。この腰掛け1の前面1bは、この実施形態では略垂直の平面に形成されている。
また腰掛け1の前面1bの両側は、上下方向にわたって凹まれて足の配置部3に形成されている。この足の配置部3は、凹湾曲状に形成され、両側とも、同じ幅、同じ湾曲率に形成されている。
4は、凸段差状のステップ部である。このステップ部4は、足の配置部3の前方に、側面5から深底部2の側にせり出されて一体成形されている。またステップ部4の上面には、浴槽への出入時に足を滑らすことがないよう、深底部2の側の上端縁に沿って突条4aが形成されている。
また腰掛け1の背凭れ面1dの上端部1eは、隆起され、腰掛け1の背凭れ面1dが、この背凭れ面1dに連なるフランジ6の上面より高く形成されている。
7は、腰掛け1の周りに形成されている排水溝である。この排水溝7の流路端は、足の配置部3の上端に連なり、腰掛け1の座面1cや腰掛け1周りの壁面を伝わり落ちる水を、足の配置部3を介して深底部2に流すよう形成されている。なお8は、取っ手である。また9はアームレストであり、10は排水栓である。
次に本発明の使用例を、図2等に従って説明する。
入浴者11は、図2に示されるように、深底部2に座って腰掛け1の前面1bに背中をあて、この前面1bを背凭れとして使用し、全身浴する。また腰掛け1に座って半身浴する場合は、図6に示されるように、身体の向きを変えることなく、後側に身体を移動して行なう。従って本発明によると、腰掛け1に座る半身浴と、深底部2に座って腰掛け1の前面1bを背凭れとして入浴する全身浴とを、身体の向きを変えることなく、身体を前後方向に移動するだけで簡単且つ楽に行なうことができる。
また本発明は、図7に示されるように、入浴者11が、深底部2に座って足を腰掛け1の側に向けて全身浴するときは、足先を足の配置部3にあて、足を突っ張って安定した姿勢で入浴できる。またこの実施形態では、ステップ部4の上面に突条4aが設けられているため、入浴者11は、浴槽に出入りするとき、この突条4aによって足を滑らすことがない。
本発明の浴槽の好適な一実施形態を示す平面図である。 同上浴槽の使用状態を説明するための縦断面図である。 同上浴槽の斜視図である。 同上浴槽の要部縦断面図である。 同上浴槽の要部斜視図である。 同上浴槽の使用状態を説明するための縦断面図である。 同上浴槽の使用状態を説明するための平面図である。
符号の説明
1 腰掛け
1a 前端部
1b 前面
1c 座面
1d 背凭れ面
1e 上端部
2 深底部
3 足の配置部
4 ステップ部
4a 突条
5 側面
6 フランジ
7 排水溝
8 取っ手
9 アームレスト
10 排水栓
11 入浴者

Claims (4)

  1. 半身浴用の腰掛けが深底部から立ち上げられて一体成形されている腰掛け付き浴槽であって、上記の腰掛けの前端部が、腰掛けから深底部の側にわたる浴槽の長手方向と直交状に平面視で略直線状に形成され、この前端部を介して腰掛けの座面から深底部に至る腰掛けの前面が背凭れとして機能する平面に形成され、この腰掛けの前面の両側が、上下方向にわたって凹まれて足を腰掛けの側に向けて全身浴するときの足の配置部に形成され、この足の配置部が、凹湾曲状に、且つその深さが腰掛けの背凭れ面に達することなく浅く形成され、また腰掛けの座面の周りに排水溝が形成されており、この排水溝の流路端が、上記足の配置部の上面に連なっていることを特徴とする腰掛け付き浴槽。
  2. 請求項1記載の腰掛け付き浴槽であって、腰掛けの前端部が隆起され、腰掛けの前面が、この前面に連なる腰掛けの座面より高く形成されていることを特徴とする腰掛け付き浴槽。
  3. 請求項1又は2記載の腰掛け付き浴槽であって、腰掛けの背凭れ面の上端部が隆起され、腰掛けの背凭れ面が、この背凭れ面に連なるフランジの上面より高く形成されていることを特徴とする腰掛け付き浴槽。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の腰掛け付き浴槽であって、足の配置部の前方に、凸段差状のステップ部が側面から内方にせり出されて形成されていることを特徴とする腰掛け付き浴槽。
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