JP2001299615A - 洗髪槽付き浴槽 - Google Patents

洗髪槽付き浴槽

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JP2001299615A
JP2001299615A JP2000124482A JP2000124482A JP2001299615A JP 2001299615 A JP2001299615 A JP 2001299615A JP 2000124482 A JP2000124482 A JP 2000124482A JP 2000124482 A JP2000124482 A JP 2000124482A JP 2001299615 A JP2001299615 A JP 2001299615A
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JP
Japan
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bathtub
waist
tub
hair
hair washing
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Application number
JP2000124482A
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English (en)
Inventor
Masaharu Murata
正治 村田
Tetsushi Mita
哲史 三田
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Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般人が入浴する深さの浴槽であっても、洗
髪時に顔をほぼ水平にすることができ、洗髪水が顔に流
れ落ちることがなく、かつ、通常の入浴時も自由に体を
動かせ、自分で起き上がったり姿勢を変えたりすること
ができるだけでなく、一般の人も快適に入浴できる浴槽
を提供する。 【解決手段】 本発明の浴槽10は、短辺側13aに洗
髪槽20を連設し、洗髪槽と浴槽の連設壁上縁面中央部
に首載置凹部30を形成すると共に、洗髪槽形成側の浴
槽底面11には、腰載置段部40を浴槽と一体または別
体に設ける。そして、首載置凹部30と腰載置段部40
の高さ寸法の関係を、250mm≦A≦350mm(但
し、式中A:首載置部から腰載置部までの高さ寸法差)
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗髪槽を備えた浴
槽において、高齢者または、体の不自由な人のみなら
ず、通常(一般)の使用者もいろいろなバリエーション
で快適な入浴ができる浴槽に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の洗髪槽を備えた浴槽として下記の
形状のものがある。 (1) 寝台タイプ・・・図6参照 ほぼ水平に横臥できる浴槽1に洗髪槽2をつけている。
この寝台タイプの浴槽1は、入浴者Pが横たわって入る
ため、洗髪時の姿勢は顔を水平にできるため楽である。
しかし、通常の入浴時においては、体を少しでも動かす
能力のある人は、浴槽1内での動作に制限を受け、自分
で起き上がって洗うことができず、せっかくの残存能力
を生かすことができない欠点があった。
【0003】(2) 一般の浴槽に洗髪槽をつけたタイ
プ・・・図7参照 一般の入浴深さの浴槽5に洗髪槽2をつけている。この
タイプの浴槽5においては、入浴者Pは座った状態なの
で、入浴時の動作が自由で体を動かせるものの、洗髪時
は、浴槽が深いため、首を曲げても顔が水平にならず、
洗髪水が顔に滴り落ちて、髪を洗いにくい問題点があっ
た。この問題を解決するために、洗髪時に底面に腰を載
置する段部を設けることにより、体を水平に近づけた姿
勢にする方法が考えられている。しかしこの段が固定さ
れたままであると、洗髪時以外の通常時は、この段が邪
魔になる問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
のこのような問題点に鑑みてなされたもので、一般人が
入浴する深さの浴槽であっても、洗髪時に顔をほぼ水平
にすることができ、洗髪水が顔に流れ落ちることがな
く、かつ、通常の入浴時も自由に体を動かせ、自分で起
き上がったり姿勢を変えたりすることができるだけでな
く、一般の人も快適に入浴できる浴槽を提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するために、 (1)浴槽の短辺側に洗髪槽を連設し、洗髪槽と浴槽の
連設壁上縁面中央部に首載置凹部を形成すると共に、洗
髪槽形成側の浴槽底面部には、腰載置段部を浴槽と一体
または別体に設ける構成を有する。 (2)首載置凹部と腰載置段部の高さ寸法の関係を、下
記の範囲とする。 250mm≦A≦350mm 但し、式中A:首載置部から腰載置部までの高さ寸法差 (3)腰載置段部を腰載置板と腰載置板の支持部とより
形成し、腰載置板を洗髪槽の上面形状とし、腰載置段部
の不使用時に洗髪槽の蓋体とする構成を有する。 (4)腰載置段部を洗髪槽に取り付けたとき、蓋体に入
浴者の後頭部を載置できる形状の凹部を腰載置段部に形
成する構成を有する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。 実施の形態1 図1はこの実施例を示す浴槽の斜視図、図2は使用状態
を示す説明図である。浴槽10は底面11、短辺方向側
壁面13a、13bと長手方向の両側壁面15により構
成されている。ここで、短辺方向側壁面の1辺を第1の
短辺側壁面13a、第1の短辺側壁面13aに対向する
短辺側壁面を第2の短辺側壁面13bとする。
【0007】第1の短辺側壁面13aの上縁に洗髪槽2
0を連設する。洗髪槽20は頭部が入る程度の大きさの
凹部21を有している。第1の短辺側壁面13aの上部
中央部分には洗髪凹部21に連絡する首載置凹部30を
凹設する。首載置凹部30の凹部の深さ寸法Bは、被洗
髪者Pの顔面が浴槽10の上面Lより上部に出るように
設定される。
【0008】浴槽10は腰載置段部40を装備する。腰
載置段部40は腰載置板41と腰載置板41を支持する
支持部43を有する。そして、腰載置板41の一端には
幅方向に板面を突起させた凸部45を形成している。そ
して、この腰載置段部40を浴槽10の底面11上に設
置したとき、首載置凹部30と腰載置段部40の腰載置
板41との高さ寸法の差Aを、 250mm≦A≦350mm となるように、腰載置段部40の高さを設定している。
【0009】これは、腰載置段部の長手方向の寸法およ
び洗髪するときの入浴者Pの仰向け状態の姿勢から、実
験により無理の無い仰向け姿勢がとれるよう首載置凹部
と腰載置段部の高さ寸法の位置関係を決定している。ま
た、洗髪のとき、腰がずれないように、腰載置段部40
の凸部45は第2の短辺側壁面13b側に位置させる。
【0010】このように構成する浴槽10は腰載置段部
40を底面11に設置することにより、入浴時のステッ
プとなると共に、半身浴時には座り台となる。さらに、
体がお湯につかった状態で、洗髪時、腰載置段部40に
腰を載せて首を首載置凹部30に置くことにより、頭部
は洗髪槽20内に位置する。このとき、入浴者Pは腰の
位置と首の位置との高さの差Aが300mm前後となっ
ており、無理の無い仰向けの姿勢が取れる。また、腰の
位置が高くなり顔が浴槽の水面と水平となるので、洗髪
の水が顔にかからず快適な洗髪が実行できる。
【0011】ここで、腰載置段部40は浴槽に一体で形
成してもよいし、または別体として構成し、取り外し自
在としてもよい。別体として取り外せるようにすると洗
髪しないときの通常入浴時に邪魔にならない。この構成
の場合は、浴槽10内に設置したとき移動しないよう
に、適宜浴槽壁面との係止手段を設けてもよい。
【0012】実施の形態2 この実施の形態は腰載置段部を洗髪槽の蓋体とした実施
例を示す。図3はこの実施の形態に示す浴槽の斜視図、
図4は作用の説明図である。この場合、実施の形態1で
説明した構成と同様な個所には同一符号を付けてその説
明を省略する。
【0013】浴槽100の短辺側壁部に洗髪槽200を
連設する。洗髪槽200には、腰載置段部兼用の蓋体5
0を着脱自在に取り付ける。蓋体50は洗髪槽200の
上面を被覆する大きさの上面板51と上面板51から垂
直に延びる支持部53とを有する。支持部53は人間が
上面板51に腰掛けたとき耐え得る程度の剛性を有して
いる。
【0014】洗髪槽200の不使用時、蓋体50を洗髪
槽200に被覆する。これにより、洗髪槽200の上部
分は蓋体50で覆われて、浴室の小物等を置くスペース
として利用することができる。また、洗髪時には洗髪槽
200から取り外した蓋体50を浴槽100の底面11
に載置する。蓋体50の支持部53は剛性を有している
ので、仰向け姿勢の入浴者Pの腰部分の支持台となる。
このとき、蓋体50の高さ寸法Hを、蓋体50の上面板
51から浴槽100の首載置凹部30の高さ寸法が25
0mm〜350mmとなるように設定すると、実施の形
態1に説明したように、被洗髪者Pの仰向け姿勢が楽に
なる。
【0015】このように腰載置段部兼用の蓋体50は、
不使用時には洗髪槽の蓋となり、取り外したときは、浴
槽100内に設置して入浴時のステップ、あるいは洗髪
時の腰載置台とし、取り外したときの保管場所を考慮す
る必要がなく、一石二鳥である。
【0016】また、洗髪槽200に腰載置段部で被覆し
て蓋体50としたとき、首載置凹部30に対応する蓋体
50の個所を凹設して、頭を置く凹部55を形成する。
この構成とすることにより、図5に示すように、通常入
浴の場合、蓋体50を洗髪槽200に取り付けたとき、
蓋体50に入浴者Pの後頭部を載せることができ、さら
に快適な入浴姿勢を保つことができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明による洗髪槽
付きの浴槽によれば、一般の入浴深さの浴槽であるた
め、寝台タイプの浴槽と比べて、入浴時の動作が自由で
あり、高齢者等で少しでも体を動かす能力のある人が残
存能力を生かすことができると共に、浴槽の底面に設け
る腰載置段部は、洗髪時の姿勢をより水平状態として、
顔の向きを水平に近づけることができ、洗髪水が顔にか
かることなく、快適に洗髪できる。
【0018】また、洗髪しないときは、腰載置段部は洗
髪槽を被覆して蓋体とすることにより、洗髪槽部分を小
物置きとして利用でき、さらに、腰載置段部を蓋体とし
て兼用させることができるので、洗髪時と通常入浴時の
どちらにも有効利用でき、保管場所を考慮する必要がな
くなる。腰載置段部に入浴者の後頭部に合わせた凹部を
形成することにより、蓋体としたとき快適な入浴姿勢を
保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1による洗髪槽付き浴槽の斜視
図。
【図2】本発明の実施例1による洗髪槽付き浴槽の断面
に入浴者が洗髪する姿勢を示した図。
【図3】本発明の実施例2による洗髪槽付き浴槽の斜視
図。
【図4】本発明の実施例2による洗髪槽付き浴槽の斜視
図。
【図5】本発明の実施例2による洗髪槽付き浴槽に入浴
者が通常に入浴する姿勢を示した図。
【図6】従来の洗髪槽付き浴槽で入浴者が洗髪する姿勢
を示した図。
【図7】別の従来の洗髪槽付き浴槽で入浴者が洗髪する
姿勢を示した図。
【符号の説明】
1,10,100 浴槽 2,20,200 洗髪槽 11 底面 13 短辺側壁 15 長手方向側壁 30 首載置凹部 40,50 腰載置段部(蓋体兼用) 41 腰載置板 43 支持部 45 凸部 51 腰載置兼蓋体上面板 53 腰載置兼蓋体上面板支持部 55 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D005 BA01 CA01 DA00 2D032 AA05 AA06 AA13 DA08 4C094 AA01 BB03 DD14 EE20 GG07 GG08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽の短辺側に洗髪槽を連設した洗髪槽
    付き浴槽において、 浴槽と洗髪槽の連設壁中央部に首載置凹部を凹設すると
    共に、浴槽の洗髪槽連設側底面に、腰載置段部を配設し
    てなる洗髪槽付き浴槽。
  2. 【請求項2】 腰載置段部は腰載置板と腰載置板の支持
    部とよりなり、浴槽と一体または別体に設けてなる請求
    項1記載の洗髪槽付き浴槽。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載の浴槽において、浴槽の
    底面からの首載置凹部の凹設面の高さ寸法と腰載置段部
    の浴槽の底面からの高さ寸法との差Aを、 250mm≦A≦350mm の範囲としたことを特徴とする洗髪槽付き浴槽。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の浴槽において、腰載置段
    部の腰載置板を洗髪槽の上面形状とし、洗髪槽の蓋体と
    することを特徴とする洗髪槽付き浴槽。
  5. 【請求項5】 請求項1、または4記載の浴槽におい
    て、腰載置段部に凹部を設け、洗髪槽の蓋体としたと
    き、入浴者の後頭部の載置部とすることを特徴とする洗
    髪槽付き浴槽。
JP2000124482A 2000-04-25 2000-04-25 洗髪槽付き浴槽 Pending JP2001299615A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009101030A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Yamaha Livingtec Corp 浴槽

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