JP3183916U - 椅子カバー - Google Patents
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Abstract
【課題】椅子に対する位置ずれを抑制したクッション体が収容された椅子カバーを提供する。
【解決手段】椅子カバー1は、袋体10と、袋体10の内側に収容されたクッション体20と、第1の開口が位置する第1の端部31及び第2の開口が位置する第2の端部32を有する筒状のスカート部30と、環状の弾性部材33と、を備える。スカート部30は、第1の開口を袋体10の一部領域が塞ぐように第1の端部31に袋体10の上記一部領域の周縁部が固定されている。スカート部30は、第2の開口の周縁部に沿って第2の端部32に環状の弾性部材33が固定されている。そして、スカート部30の内側に滑り止め手段40又は14を有する。
【選択図】図2
【解決手段】椅子カバー1は、袋体10と、袋体10の内側に収容されたクッション体20と、第1の開口が位置する第1の端部31及び第2の開口が位置する第2の端部32を有する筒状のスカート部30と、環状の弾性部材33と、を備える。スカート部30は、第1の開口を袋体10の一部領域が塞ぐように第1の端部31に袋体10の上記一部領域の周縁部が固定されている。スカート部30は、第2の開口の周縁部に沿って第2の端部32に環状の弾性部材33が固定されている。そして、スカート部30の内側に滑り止め手段40又は14を有する。
【選択図】図2
Description
本考案は、椅子カバーに関する。
椅子の座面にかぶせて用いられる椅子カバーであって、クッションを内蔵したものが、下記の特許文献1に記載されている。この特許文献1においては、クッション部を収容する袋体にスカート部が取り付けられ、スカート部の下縁端にゴム紐が取り付けられている。このスカート部を、椅子の座面にかぶせることにより、クッションを椅子の座面に保持するようになっている。
しかしながら、特許文献1のような、スカート部で椅子の座面を覆うだけの構成では、使用中に椅子カバーが椅子の座面に対してずれてしまうという問題があった。椅子カバーが椅子の座面に対してずれると、椅子カバーに収容されたクッション体が、椅子の座面に対してずれてしまう。クッション体がずれると、椅子に座りにくくなり、あるいは、見栄えが悪くなってしまう。
本考案の幾つかの態様は、クッション体が収容された椅子カバーの、椅子に対する位置ずれを抑制することに関連している。
本考案の幾つかの態様において、椅子カバーは、
袋体と、
前記袋体の内側に収容されたクッション体と、
第1の開口が位置する第1の端部及び第2の開口が位置する第2の端部を有する筒状のスカート部と、
環状の弾性部材と、
を備え、
前記スカート部は、前記第1の開口を前記袋体の一部領域が塞ぐように前記第1の端部に前記一部領域の周縁部が固定されており、前記第2の開口の周縁部に沿って前記第2の端部に前記環状の弾性部材が固定されており、
前記スカート部の内側に滑り止め手段を有する。
袋体と、
前記袋体の内側に収容されたクッション体と、
第1の開口が位置する第1の端部及び第2の開口が位置する第2の端部を有する筒状のスカート部と、
環状の弾性部材と、
を備え、
前記スカート部は、前記第1の開口を前記袋体の一部領域が塞ぐように前記第1の端部に前記一部領域の周縁部が固定されており、前記第2の開口の周縁部に沿って前記第2の端部に前記環状の弾性部材が固定されており、
前記スカート部の内側に滑り止め手段を有する。
以下、本考案の実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の内容を不当に限定するものではない。また本実施形態で説明される構成の全てが本考案の解決手段として必須であるとは限らない。また同一の構成要素には同一の参照符号を付して説明を省略する。
<1.構成>
図1は、本考案の実施形態に係る椅子カバーの下方斜視図である。図2は、図1に示された椅子カバーのII−II線断面図である。図3は、図1に示された椅子カバーのスカート部を取除いた状態を示す下方斜視図である。これらの図に示される椅子カバー1は、袋体10と、袋体10の内側に収容されたクッション体20と、筒状のスカート部30と、複数の紐40と、を含んでいる。
図1は、本考案の実施形態に係る椅子カバーの下方斜視図である。図2は、図1に示された椅子カバーのII−II線断面図である。図3は、図1に示された椅子カバーのスカート部を取除いた状態を示す下方斜視図である。これらの図に示される椅子カバー1は、袋体10と、袋体10の内側に収容されたクッション体20と、筒状のスカート部30と、複数の紐40と、を含んでいる。
袋体10は布で構成されており、上面部11と、底面部12とを有している。上面部11は、ドーム型の立体形状に縫製されている。上面部11の周縁と底面部12の周縁とが縫い合わされることにより、内部に収容空間を有する袋体10が構成されている。この袋体10の収容空間に、クッション体20が収容されている。
クッション体20は、モールドウレタン層21と、スラブウレタン層22とを含んでいる。モールドウレタン層21は、スラブウレタン層22の上に配置されており、モールドウレタン層21は袋体10の上面部11に接して、スラブウレタン層22は袋体10の底面部12に接している。
モールドウレタン層21を構成するモールドウレタンとは、目的の形状に設計された金型内に材料を射出し、その金型内で発泡及び硬化させたポリウレタンフォームを意味する。スラブウレタン層22を構成するスラブウレタンとは、材料を発泡及び硬化させた後、目的の形状に切り出したポリウレタンフォームを意味する。モールドウレタン層21は、スラブウレタン層22と比べて柔らかいことが望ましい。ここで、「柔らかい」とは、JIS K 6400−2のA法に準拠した硬さが小さいことを意味する。また、モールドウレタン層21は、スラブウレタン層22と比べて反発弾性率が小さいことが望ましい。「反発弾性率」とは、JIS K 6400−3に準拠した反発弾性率を意味する。
このようなモールドウレタン層21とスラブウレタン層22との組み合わせにより、底つき感が低減された快適なクッション性能を実現できる。
筒状のスカート部30は布で構成されており、スカート部30は、第1の開口が位置する第1の端部31と、第2の開口が位置する第2の端部32とを有している。スカート部30は、上記第1の開口を袋体10の底面部12が塞ぐように、第1の端部31に底面部12の周縁部が縫い合わされて固定されている。また、スカート部30は、上記第2の開口の周縁部に沿って、第2の端部32に環状の弾性部材33が固定されている。環状の弾性部材33は軟質樹脂で構成されており、環を広げようとする方向に力が加えられると伸張することができ、この力が解除されると弾性力によって収縮する。
複数の紐40はそれぞれ布で構成されており、例えば、第1の紐41及び第2の紐42を含んでいる。第1の紐41及び第2の紐42は、スカート部30の内側に位置している。第1の紐41の第1の端部41aは、袋体10の底面部12の一方の端部に縫い付けられており、第1の紐41の第2の端部41bには、一対の面ファスナーの一方(例えば複数のループ41c)が縫い付けられている。第2の紐42の第1の端部42aは、袋体10の底面部12の他方の端部に縫い付けられており、第2の紐42の第2の端部42bには、一対の面ファスナーの他方(例えば複数のフック42c)が縫い付けられている。
図3に示されるように、袋体10の底面部12には、その周縁部に沿って半円状に線ファスナー13が取り付けられている。線ファスナー13は、スライダー13aを線ファスナー13に沿って図3における左右方向に移動させることにより、開閉できるようになっている。線ファスナー13を開けて、袋体10に収容されたクッション体20を取り出すことにより、椅子カバー1のクッション体20以外の部分を洗濯することもできる。
また、袋体10の底面部12の下方の面には、滑り止めの樹脂14が多数の島状に塗布されている。
<2.作用>
図4(A)は、図1に示された椅子カバーの上方斜視図である。図4(B)は、図4(A)に示された椅子カバーが取り付けられる椅子の上方斜視図である。図4(C)は、図4(A)に示された椅子カバーが図4(B)に示された椅子に取り付けられた状態を示す上方斜視図である。
図4(A)は、図1に示された椅子カバーの上方斜視図である。図4(B)は、図4(A)に示された椅子カバーが取り付けられる椅子の上方斜視図である。図4(C)は、図4(A)に示された椅子カバーが図4(B)に示された椅子に取り付けられた状態を示す上方斜視図である。
図4(A)〜図4(C)に示されるように、椅子カバー1は、スカート部30が椅子Cの座面C1を覆うように、椅子Cに取り付けられる。さらに、図2及び図3に示された第1の紐41及び第2の紐42を、座面C1の互いに反対側の位置から座面C1の下方まで導いて、第1の紐41の第2の端部41bと第2の紐42の第2の端部42bとを面ファスナーで貼り付けることができるようになっている。これにより、椅子カバー1が椅子Cの座面C1に対してずれることが抑制され、クッション体20のずれが抑制される。なお、第1の紐41の第2の端部41bと第2の紐42の第2の端部42bとを結合させる手段は、面ファスナーに限定されるものではなく、他の種類のフックでもよいし、第1の紐41と第2の紐42とを結び合わせるだけでもよい。
また、本実施形態によれば、複数の紐40が、スカート部30の内側に位置しているので、複数の紐40がスカート部30の外側から目立つことがなく、見栄えの低下が抑制される。また、複数の紐40の第1の端部41a及び42bが、袋体10の底面部12に固定されているので、複数の紐40の形状がスカート部30の表面の盛り上がりとして表れることが抑制され、見栄えの低下が抑制される。
また、袋体10の底面部12の下方の面には、滑り止めの樹脂14が多数の島状に塗布されているので、袋体10の底面部12と椅子Cの座面C1との摩擦が大きくなる。これにより、椅子カバー1が椅子Cの座面C1に対してずれることが抑制され、クッション体20のずれが抑制される。
また、本実施形態によれば、線ファスナー13が袋体10の底面部12の周縁部に沿って取り付けられているので、線ファスナー13が椅子Cの座面C1に強く押しつけられることが抑制され、代わりに滑り止めの樹脂14が椅子Cの座面C1に強く押しつけられる。従って、袋体10の底面部12と椅子Cの座面C1との摩擦が一層大きくなる。
本実施形態においては、滑り止め手段として、複数の紐40及び滑り止めの樹脂14の両方を有する場合について説明したが、これに限らず、複数の紐40及び滑り止めの樹脂14のいずれかのみでもよい。
1…椅子カバー、10…袋体、11…上面部、12…底面部、13…線ファスナー、13a…スライダー、14…滑り止めの樹脂、20…クッション体、21…モールドウレタン層、22…スラブウレタン層、30…スカート部、31…第1の端部、32…第2の端部、33…環状の弾性部材、40…複数の紐、41…第1の紐、41a…第1の端部、41b…第2の端部、41c…ループ、42…第2の紐、42a…第1の端部、42b…第2の端部、42c…フック、C…椅子、C1…座面
Claims (3)
- 袋体と、
前記袋体の内側に収容されたクッション体と、
第1の開口が位置する第1の端部及び第2の開口が位置する第2の端部を有する筒状のスカート部と、
環状の弾性部材と、
を備え、
前記スカート部は、前記第1の開口を前記袋体の一部領域が塞ぐように前記第1の端部に前記一部領域の周縁部が固定されており、前記第2の開口の周縁部に沿って前記第2の端部に前記環状の弾性部材が固定されており、
前記スカート部の内側に滑り止め手段を有する、椅子カバー。 - 前記滑り止め手段は、前記一部領域の周縁部に固定された複数の紐を含む、請求項1に記載の椅子カバー。
- 前記滑り止め手段は、前記一部領域に塗布された樹脂を含む、請求項1又は請求項2に記載の椅子カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013001643U JP3183916U (ja) | 2013-03-26 | 2013-03-26 | 椅子カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013001643U JP3183916U (ja) | 2013-03-26 | 2013-03-26 | 椅子カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3183916U true JP3183916U (ja) | 2013-06-06 |
Family
ID=50427835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013001643U Expired - Lifetime JP3183916U (ja) | 2013-03-26 | 2013-03-26 | 椅子カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3183916U (ja) |
-
2013
- 2013-03-26 JP JP2013001643U patent/JP3183916U/ja not_active Expired - Lifetime
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