JP2015082617A - シート貼付装置および貼付方法 - Google Patents

シート貼付装置および貼付方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015082617A
JP2015082617A JP2013220536A JP2013220536A JP2015082617A JP 2015082617 A JP2015082617 A JP 2015082617A JP 2013220536 A JP2013220536 A JP 2013220536A JP 2013220536 A JP2013220536 A JP 2013220536A JP 2015082617 A JP2015082617 A JP 2015082617A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
pressing
cutting
speed
sticking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013220536A
Other languages
English (en)
Inventor
芳昭 杉下
Yoshiaki Sugishita
芳昭 杉下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lintec Corp
Original Assignee
Lintec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lintec Corp filed Critical Lintec Corp
Priority to JP2013220536A priority Critical patent/JP2015082617A/ja
Publication of JP2015082617A publication Critical patent/JP2015082617A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

【課題】外縁のきれいな貼付用シートを形成し、素早くかつ被着体にストレスを与えることなく当該貼付用シートを被着体に貼付することができるシート貼付装置を提供すること。
【解決手段】シート貼付装置1は、被着体WFを臨む位置に接着シートASを供給する供給手段3と、供給手段3で供給された接着シートASと被着体WFとの間に設けられた閉ループ状の切断刃41を有する切断手段4と、供給手段3で供給された接着シートASに対して切断刃41の反対側となる初期位置から被着体WF側に向かって移動することで、接着シートASを切断刃41に押し当てて当該接着シートASから貼付用シートAS1を形成する押圧部材62を有するとともに、当該貼付用シートAS1を前記押圧部材62で被着体WFに押圧して貼付する切断押圧動作が可能な切断押圧手段6とを備え、切断押圧手段6は、切断押圧動作中に押圧部材62の移動速度を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、シート貼付装置および貼付方法に関する。
従来、半導体製造工程において、半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という場合がある)に接着シートを貼付するシート貼付装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このシート貼付装置は、接着シートの上方に位置する押圧部材を被着体に向かって移動させることで、接着シートを切断刃に押し当てて貼付用シートを形成し、当該貼付用シートを被着体に押圧して貼付している。
特開2010−80838号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような従来の装置では、押圧部材の移動速度が速すぎると、当該押圧部材が接着シートを押圧するときに、被着体にストレスを与えてしまい、被着体を破損させてしまう場合がある。このようなストレスを抑制するために、押圧部材の移動速度を遅くすると、良好な切れ具合を奏することができず、貼付用シートの外縁がきれいに切断されない場合があり、被着体に貼付された貼付用シートの外縁に気泡が介在したり、当該外縁部が被着体から簡単に剥がれてしまったりするという不都合がある。
本発明の目的は、外縁のきれいな貼付用シートを形成し、素早くかつ被着体にストレスを与えることなく当該貼付用シートを被着体に貼付することができるシート貼付装置および貼付方法を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明のシート貼付装置は、被着体を臨む位置に接着シートを供給する供給手段と、前記供給手段で供給された接着シートと前記被着体との間に設けられた閉ループ状の切断刃を有する切断手段と、前記供給手段で供給された接着シートに対して前記切断刃の反対側となる初期位置から前記被着体側に向かって移動することで、前記接着シートを前記切断刃に押し当てて当該接着シートから貼付用シートを形成する押圧部材を有するとともに、当該貼付用シートを前記押圧部材で前記被着体に押圧して貼付する切断押圧動作が可能な切断押圧手段とを備え、前記切断押圧手段は、前記切断押圧動作中に前記押圧部材の移動速度を制御可能に設けられている、という構成を採用している。
この際、本発明のシート貼付装置では、前記切断押圧手段は、前記接着シートから前記貼付用シートを形成するときの前記押圧部材の移動速度を第1速度とし、前記貼付用シートを前記被着体に押圧するときの前記押圧部材の移動速度を前記第1速度より遅い第2速度とする、ことが好ましい。
また、本発明のシート貼付装置では、前記切断押圧手段は、前記押圧部材が前記接着シートを前記被着体に押圧した押圧位置から、前記初期位置に前記押圧部材を戻すときの当該押圧部材の移動速度を前記第1速度、または、前記第2速度よりも速く前記第1速度よりも遅い第3速度とする、ことが好ましい。
一方、本発明のシート貼付方法は、被着体を臨む位置に接着シートを供給する工程と、供給された前記接着シートを押圧部材で閉ループ状の切断刃に押し当てて当該接着シートから貼付用シートを形成するとともに、前記押圧部材で前記貼付用シートを前記被着体に押圧して貼付する切断押圧動作を行う工程とを備え、前記切断押圧動作を行う工程において、前記押圧部材の移動速度を制御する工程を備えている、という構成を採用している。
以上のような本発明によれば、切断押圧動作中に押圧部材の移動速度を制御可能に設けられているため、接着シートから貼付用シートを形成するときには、良好な切れ具合となるような移動速度で押圧部材を移動させ、形成した貼付用シートを被着体に押圧するときには、被着体にストレスを与えないような移動速度で押圧部材を移動させることができ、外縁のきれいな貼付用シートを形成し、素早くかつ被着体にストレスを与えることなく当該貼付用シートを被着体に貼付することができる。
この際、接着シートから貼付用シートを形成するときの押圧部材の移動速度を第1速度とし、貼付用シートを被着体に押圧するときの押圧部材の移動速度を第1速度より遅い第2速度とすれば、押圧部材の移動速度を2段階に制御するだけで、上記同様の効果を得ることができる。
また、押圧部材を押圧位置から初期位置に戻すとき、押圧部材の移動速度を例えば、当該押圧部材を移動させることができる最高速度の第1速度とした場合、単位時間当たりの貼付能力が低下することを防止することができる。また、押圧部材の移動速度を第2速度よりも速く第1速度よりも遅い第3速度とすれば、単位時間当たりの貼付能力が低下することを極力防止し、切断押圧手段の保護も図ることができる。
本発明の一実施形態に係るシート貼付装置の側面図。 前記一実施形態の速度制御条件を示すグラフ。 本発明の変形例に係る速度制御条件を示すグラフ。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本明細書におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1の手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸の矢印方向であって紙面に直交する手前方向で「後」がその逆方向とする。
図1において、シート貼付装置1は、被着体としてのウエハWFを支持する支持手段2と、ウエハWFを臨む位置に接着シートASを供給する供給手段3と、供給手段3で供給された接着シートASとウエハWFとの間に設けられた閉ループ状の切断刃41を有する切断手段4と、供給手段3で供給された接着シートASに対して切断刃41の反対側となる初期位置からウエハWF側に向かって移動することで、接着シートASを切断刃41に押し当てて当該接着シートASから貼付用シートAS1を形成する押圧部材62を有するとともに、当該貼付用シートAS1を押圧部材62でウエハWFに押圧して貼付する押圧切断動作が可能な切断押圧手段6と、供給手段3で供給された接着シートASに対して切断手段4の反対側に位置し、ウエハWFから離間する切断押圧手段6とともに接着シートASが変位することを抑制する変位抑制手段7とを備えている。
支持手段2は、上面21Aから凹んで手前側が開口した凹部21Bを有し、平面視すなわち上方から見た外形が略矩形状の外側テーブル21と、凹部21B内に設けられ、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段によって吸着保持が可能な支持面22Aを有する内側テーブル22と、内側テーブル22をその出力軸23Aで支持する駆動機器としての直動モータ23と、ウエハWFの被着面WF1の上下方向の位置を検知可能な光学センサやカメラ等の撮像手段によって構成された検知手段24とを備えている。
供給手段3は、基材シートBSの一方の面に接着剤AD層を有する帯状の接着シートASを支持する支持ローラ31と、駆動機器としての回動モータ32Aによって駆動される駆動ローラ32との間に接着シートASを挟み込むピンチローラ33と、駆動機器としての回動モータ34Aによって駆動される駆動ローラ34との間に接着シートASから貼付用シートAS1が切り抜かれることにより形成される不要シートUSを挟み込むピンチローラ35と、図示しない駆動機器によって駆動され、不要シートUSを回収する回収ローラ36とを備えている。
切断手段4は、図1に示すように、平面視円環状に形成され、内側に貼付用シートAS1の当接を防止する逃げ部41Dが形成された切断刃41と、当該切断刃41を保持する切断刃保持部材43とを備えている。本実施形態の場合、切断刃41の刃先41Cは、側面視において左右方向に対して平行となるように構成され、これにより、切断押圧手段6によって押し当てられる接着シートASが刃先41C全体に同時に当接するようになっている。逃げ部41Dは、貼付用シートAS1が接着することで、当該貼付用シートAS1がウエハWFの所望の位置からずれて貼付されてしまうことを防止することができる。
切断押圧手段6は、駆動機器としての直動モータ61の出力軸61Aに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段に接続された押圧面62Aを有する押圧部材62と、押圧部材62の内部に設けられ、接着シートASの接着剤AD層の接着力を高める接着増強手段63と、押圧部材62に設けられ、押圧面62Aで吸着保持した貼付用シートAS1をウエハWFに押圧したことを検知可能な圧力センサやロードセル等の図示しない押圧検知手段とを備え、押圧切断動作中に押圧部材62の移動速度を制御可能に構成されている。本実施形態の場合、切断押圧手段6は、図2に示すように、接着シートASから貼付用シートAS1を形成するときの押圧部材62の移動速度を第1速度V1とし、貼付用シートAS1をウエハWFに押圧するときの押圧部材62の移動速度を第1速度V1より遅い第2速度V2とし、押圧部材62が接着シートASをウエハWFに押圧した押圧位置から、初期位置に押圧部材62を戻すときの当該押圧部材62の移動速度を第1速度V1とする速度制御が行われる。なお、接着増強手段63としては、コイルヒータやヒートパイプの加熱側等の加熱手段、ペルチェ素子やヒートパイプの冷却側等の冷却手段、光照射手段、マイクロ波照射手段、紫外線照射手段、赤外線照射手段等、接着剤AD層の特性によって適宜選択することができ、本実施形態では、加熱手段が採用されている。なお、押圧面62Aの平面形状は、刃先41Cの平面形状に対して小さめの相似形状になっている。
変位抑制手段7は、押圧部材62が通過可能な貫通孔71を有する板状部材によって形成され、図示しないフレームにより支持されている。
以上のシート貼付装置1において、ウエハWFに接着シートASを貼付する手順を説明する。
先ず、作業者が図1に示すように接着シートASをセットした後、図示しない操作パネルやパーソナルコンピュータ等の入力手段を介して運転開始の信号を入力すると、切断押圧手段6が接着増強手段63を駆動し、押圧部材62の押圧面62Aを加熱する。次に、供給手段3が回動モータ32A、34Aおよび図示しない駆動機器を駆動し、ウエハWFの被着面WF1に接着シートASの未使用部分が臨むように当該接着シートを所定長さ繰り出して、シート貼付装置1がスタンバイ状態となる。その後、人手または図示しない搬送手段によってウエハWFを支持面22A上に載置すると、支持手段2が図示しない減圧手段を駆動し、当該ウエハWFを吸着保持する。次いで、支持手段2が直動モータ23を駆動し、内側テーブル22を上昇させ、図1中二点鎖線で示すように、検知手段24で被着面WF1が検知されると、直動モータ23の駆動を停止する。このように、被着面WF1の位置を所定の位置とすることで、ウエハWFの厚みが異なる場合にでも、直動モータ61の昇降ストロークや押圧部材62の移動速度変更位置を変更しなくてもよくなる。
次に、図2を用いて切断押圧動作を時系列で説明する。まず、切断押圧手段6が図示しない減圧手段および直動モータ61を駆動し、時T1までの間に押圧部材62の移動速度を第1速度V1まで加速させ、その後も押圧部材62を第1速度V1で等速下降させ、時T1から所定時間が経過した時T2において押圧面62Aが接着シートASに当接して当該押圧面62Aで接着シートASを吸着保持する。
その後も、切断押圧手段6が直動モータ61の駆動を継続し、時T3において接着シートASを切断刃41の刃先41C全体に同時に押し当てて当該接着シートASから貼付用シートAS1の形成を開始し、押圧面62Aが刃先41Cを通過した時T4において貼付用シートAS1の形成が完了する。
その後さらに、切断押圧手段6が直動モータ61の駆動を継続し、時T5において切断押圧手段6が直動モータ61を制御し、時T6までの間に押圧部材62の移動速度を第2速度V2まで減速させ、その後も押圧部材62を第2速度V2で等速下降させる。
その後もさらに、切断押圧手段6が直動モータ61の駆動を継続し、第2速度V2で等速下降させている間の時T7において、図示しない押圧検知手段により、押圧面62Aで吸着保持された貼付用シートAS1がウエハWFの被着面WF1に押圧されたことが検知されると、直動モータ61を制御し、時T8までの間に押圧部材62の移動を停止させる。
そして、ウエハWFに押圧された貼付用シートAS1は、接着増強手段63によって加熱されてウエハWFに貼付される。
次に、時T8から所定時間が経過した時T9において切断押圧手段6が図示しない減圧手段の駆動を停止し、貼付用シートAS1の保持を解除した後、時T9から所定時間が経過した時T10において直動モータ61を駆動し、時T11までの間に押圧部材62の移動速度を第1速度V1まで加速させ、その後、当該押圧部材62を第1速度V1で等速上昇させる。
その後も、切断押圧手段6が直動モータ61の駆動を継続し、時T12において押圧部材62の上昇速度が減速され、時T13において当該押圧部材62が図1中実線で示す初期位置に復帰される。この復帰の際、変位抑制手段7によって、貼付用シートAS1の抜き孔内に押圧部材62が嵌り込んだままとなり、不要シートUSの回収ができなくなることを防止することができる。なお、本実施形態の場合、0〜時T13までの時間は、約1秒ほどで行われるが、1秒以下でも1秒以上でもよい。また、第1速度V1は、例えば、100メートル/秒、第2速度V2は、例えば、5メートル/秒で行うことができるが、それら以上の速度であってもよいしそれら以下の速度であってもよい。また、第1速度V1は、例えば、押圧部材62を移動させることができる最高速度、または、直動モータ61の駆動最高速度とすることができ、この場合、単位時間当たりの貼付能力が低下することを極力防止することができる。
そして、支持手段2が直動モータ23を駆動し、内側テーブル22を図1中実線で示す位置に復帰させた後、図示しない減圧手段の駆動を停止し、ウエハWFの保持を解除する。その後、貼付用シートAS1が貼付されたウエハWFは、人手または図示しない搬送手段によって次工程に搬送され、以降上述と同様の動作が繰り返される。
以上のような実施形態によれば、切断押圧動作中に押圧部材62の移動速度を制御可能に設けられているため、接着シートASから貼付用シートAS1を形成するときには、良好な切れ具合となるような移動速度で押圧部材62を移動させ、形成した貼付用シートAS1をウエハWFに押圧するときには、ウエハWFにストレスを与えないような移動速度で押圧部材62を移動させることができ、外縁のきれいな貼付用シートAS1を形成し、素早くかつウエハWFにストレスを与えることなく当該貼付用シートAS1をウエハWFに貼付することができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、切断押圧手段6が図3に示すように、押圧面62Aが刃先41Cを通過して貼付用シートAS1の形成が完了した時T4において時T4’までの間に押圧部材62の移動速度を第1速度V1よりも遅く第2速度V2よりも速い第4速度V4まで減速させるように構成してもよい。このような構成にすれば、押圧部材62を最も速い第1速度V1で下降させる時間を、上記実施形態と比べて短くすることができ、直動モータ61にかかる負荷を低減できる。
押圧部材62の速度制御は、図2、3に示すものに限らず、例えば、図2中二点鎖線で示すように、押圧部材62の上昇速度を第1速度V1よりも遅い第3速度V3としてもよい。このような第3速度V3とすることで、第1速度V1を押圧部材62の移動最高速度、または、直動モータ61の駆動最高速度とした場合、単位時間当たりの貼付能力が低下することを極力防止し、押圧部材62、または、直動モータ61にかかる負荷を低減して切断押圧手段6の保護も図ることができる。なお、第3速度V3は、第2速度V2と同じまたは第2速度V2より遅くてもよい。
図3に示す変形例において、第1速度V1から第4速度V4に減速する前に、第1速度V1より遅くかつ第4速度V4よりも速い第5速度に減速し、押圧部材62を当該第5速度で等速下降させた後、第4速度V4まで減速して等速下降させてもよい。
押圧部材62の上昇速度を初期だけ例えば第3速度V3のように遅くし、その後第1速度V1のような速い移動速度としてもよい。
ウエハWFを他の装置等で支持する場合、本発明において支持手段2はなくてもよい。
支持手段2は、直動モータ23を設けなくてもよい。
外側テーブル21の平面視の外形は、矩形状の多角形や円形、楕円形等、他の形状でもよい。
切断刃41は、平面視形状が三角形や四角形以上の多角形、あるいは楕円等、真円以外の閉ループ状にその刃先41Cを形成してもよく、押圧面62Aの平面形状もそれに合わせて刃先41Cの平面形状に対して小さめの相似形状にすることができる。
供給手段3が供給する接着シートASは、枚葉のものでもよい。
押圧部材62は、静電チャックや粘着剤等によって接着シートAS(貼付用シートAS1)を保持する構成であってもよいし、接着シートAS(貼付用シートAS1)を保持するまでもなく貼付用シートAS1をウエハWFに貼付できる場合、接着シートAS(貼付用シートAS1)を保持しない構成としてもよい。
接着増強手段63は、貼付用シートAS1が形成された後に加熱を行ったり、当該貼付用シートAS1がウエハWFに当接するまでの間に加熱を行ったり、貼付用シートAS1をウエハWFに押圧してから加熱したりしてもよい。
例えば、検知手段24、逃げ部41D、接着増強手段63、変位抑制手段7等、本願発明の独立請求項に構成要件として記載されていない構成要素については、それぞれ必要に応じて採用すればよく、なくてもよい。
また、本発明における接着シートASおよび被着体の材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シートASは、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態に限定されることはない。また、このような接着シートASは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材シートと接着剤層との間に中間層を有するもの、基材シートの上面にカバー層を有する等3層以上のもの、更には、基材シートを接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、被着体としては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂板等、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シートASを機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意の形状の任意のシート、フィルム、テープ等を前述のような任意の被着体に貼付することができる。
本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、供給手段は、被着体を臨む位置に接着シートを供給可能なものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせ、その技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(他の手段および工程についての説明は省略する)。
また、前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
1…シート貼付装置
3…供給手段
4…切断手段
6…切断押圧手段
41…切断刃
62…押圧部材
AS…接着シート
AS1…貼付用シート
WF…ウエハ(被着体)

Claims (4)

  1. 被着体を臨む位置に接着シートを供給する供給手段と、
    前記供給手段で供給された接着シートと前記被着体との間に設けられた閉ループ状の切断刃を有する切断手段と、
    前記供給手段で供給された接着シートに対して前記切断刃の反対側となる初期位置から前記被着体側に向かって移動することで、前記接着シートを前記切断刃に押し当てて当該接着シートから貼付用シートを形成する押圧部材を有するとともに、当該貼付用シートを前記押圧部材で前記被着体に押圧して貼付する切断押圧動作が可能な切断押圧手段とを備え、
    前記切断押圧手段は、前記切断押圧動作中に前記押圧部材の移動速度を制御可能に設けられていることを特徴とするシート貼付装置。
  2. 前記切断押圧手段は、前記接着シートから前記貼付用シートを形成するときの前記押圧部材の移動速度を第1速度とし、前記貼付用シートを前記被着体に押圧するときの前記押圧部材の移動速度を前記第1速度より遅い第2速度とすることを特徴とする請求項1に記載のシート貼付装置。
  3. 前記切断押圧手段は、前記押圧部材が前記接着シートを前記被着体に押圧した押圧位置から、前記初期位置に前記押圧部材を戻すときの当該押圧部材の移動速度を前記第1速度、または、前記第2速度よりも速く前記第1速度よりも遅い第3速度とすることを特徴とする請求項2に記載のシート貼付装置。
  4. 被着体を臨む位置に接着シートを供給する工程と、
    供給された前記接着シートを押圧部材で閉ループ状の切断刃に押し当てて当該接着シートから貼付用シートを形成するとともに、前記押圧部材で前記貼付用シートを前記被着体に押圧して貼付する切断押圧動作を行う工程とを備え、
    前記切断押圧動作を行う工程において、前記押圧部材の移動速度を制御する工程を備えていることを特徴とするシート貼付方法。
JP2013220536A 2013-10-23 2013-10-23 シート貼付装置および貼付方法 Pending JP2015082617A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013220536A JP2015082617A (ja) 2013-10-23 2013-10-23 シート貼付装置および貼付方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013220536A JP2015082617A (ja) 2013-10-23 2013-10-23 シート貼付装置および貼付方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015082617A true JP2015082617A (ja) 2015-04-27

Family

ID=53013056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013220536A Pending JP2015082617A (ja) 2013-10-23 2013-10-23 シート貼付装置および貼付方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015082617A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6428109U (ja) * 1987-08-10 1989-02-17
JPH0714977A (ja) * 1993-06-22 1995-01-17 Hitachi Cable Ltd リードフレームへのフィルム貼付け方法
JPH1168021A (ja) * 1997-08-11 1999-03-09 Hitachi Cable Ltd リードフレームへのフィルム打抜き貼付け方法
JP2010080838A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Lintec Corp シート貼付装置及び貼付方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6428109U (ja) * 1987-08-10 1989-02-17
JPH0714977A (ja) * 1993-06-22 1995-01-17 Hitachi Cable Ltd リードフレームへのフィルム貼付け方法
JPH1168021A (ja) * 1997-08-11 1999-03-09 Hitachi Cable Ltd リードフレームへのフィルム打抜き貼付け方法
JP2010080838A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Lintec Corp シート貼付装置及び貼付方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6473359B2 (ja) シート剥離装置
JP2014150232A (ja) シート剥離装置および剥離方法
JP6336312B2 (ja) 積層装置および積層方法
JP6219197B2 (ja) シート貼付装置および貼付方法
JP2014229636A (ja) シート貼付装置及びシート貼付方法
JP6216606B2 (ja) シート貼付装置
JP2015082618A (ja) シート貼付装置および貼付方法
JP6211393B2 (ja) シート貼付装置
JP2015082617A (ja) シート貼付装置および貼付方法
JP6312472B2 (ja) シート貼付装置および貼付方法
JP3201070U (ja) シート剥離装置
JP2014139983A (ja) シート貼付装置およびシート貼付方法
JP6349195B2 (ja) シート剥離装置および剥離方法
JP6255279B2 (ja) シート貼付装置および貼付方法
JP6226660B2 (ja) シート供給装置および供給方法
JP3220364U (ja) 保持装置
JP2017199844A (ja) シート剥離装置および剥離方法
JP3210844U (ja) シート繰出装置
JP7016679B2 (ja) シート剥離装置および剥離方法
JP3186428U (ja) シート貼付装置
JP6220706B2 (ja) シート貼付装置および貼付方法
JP6473356B2 (ja) シート貼付装置および貼付方法
JP6085179B2 (ja) 分離装置及び分離方法
JP6315751B2 (ja) シート供給装置および供給方法
JP6297869B2 (ja) シート貼付装置および貼付方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160817

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170516

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170712

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170912