JP2015082593A - 筐体放熱構造 - Google Patents

筐体放熱構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2015082593A
JP2015082593A JP2013220206A JP2013220206A JP2015082593A JP 2015082593 A JP2015082593 A JP 2015082593A JP 2013220206 A JP2013220206 A JP 2013220206A JP 2013220206 A JP2013220206 A JP 2013220206A JP 2015082593 A JP2015082593 A JP 2015082593A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
heat dissipation
plate
heat
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013220206A
Other languages
English (en)
Inventor
慎介 長▲濱▼
Shinsuke Nagahama
慎介 長▲濱▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP2013220206A priority Critical patent/JP2015082593A/ja
Publication of JP2015082593A publication Critical patent/JP2015082593A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】放熱孔による放熱性を犠牲にすることなく放熱孔を介した外部からの異物の入り込みを防止する。【解決手段】筐体放熱構造は、例えば筐体1に適用される。筐体1は、内部に発熱体2を収容し、筐体1の所定の側壁部12を構成する複数の板状部材12a,12bと、複数の板状部材12a,12bの所定位置において、筐体1の内部空間と外部空間とを連通させるように互いに連通するように開口形成された複数の放熱孔13a,13bとを備える。複数の放熱孔13a,13bは、少なくとも一方の板状部材12aに形成された放熱孔13aの孔軸方向と他方の板状部材12bに形成された放熱孔13bの孔軸方向とが、直列とならないように形成されている。【選択図】図1

Description

この発明は、発熱体を収容した筐体の内部空間から外部空間へ熱を放熱するための筐体放熱構造に関する。
従来より、インバータ等の発熱体を収容した筐体において、内部空間の熱を外部空間に放熱するために、インバータのケースカバーの側面に内部から外部に向かって斜め上方に孔軸方向を有し、直径1mm以下の大きさとなる複数の放熱孔が形成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−59060号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来技術の放熱構造では、筐体の内部に1mm以下の大きさの針金等の異物が放熱孔を介して入り込むことができる構造のため、例えば入り込んだ異物により内部のインバータや回路が短絡してしまうというような不具合が生じるおそれがある。
一方で、上記のような短絡等の問題を極力避けるために、不具合発生要因の一つである放熱孔の数を減らしてしまうと、筐体の放熱性が著しく低下して、発熱による不具合が発生し易くなってしまう。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消し、放熱孔による放熱性を犠牲にすることなく放熱孔を介した外部からの異物の入り込みを防止することができる筐体放熱構造を提供することを目的とする。
本発明に係る筐体放熱構造は、内部に発熱体を収容した筐体と、前記筐体の所定の壁部を構成する複数の板状部材と、前記複数の板状部材の所定位置において、前記筐体の内部空間と外部空間とを連通させるように互いに連通するように開口形成された複数の放熱孔とを備え、前記複数の放熱孔は、少なくとも一方の前記板状部材に形成された放熱孔の孔軸方向と他方の前記板状部材に形成された放熱孔の孔軸方向とが、直列とならないように形成されていることを特徴とする。
本発明に係る筐体放熱構造によれば、筐体の所定の壁部を構成する複数の板状部材の所定位置において、互いに連通する複数の放熱孔が、少なくとも一方の板状部材に形成された放熱孔の孔軸方向と他方の板状部材に形成された放熱孔の孔軸方向とが、直列とならないように形成されているので、放熱性を維持しつつ放熱孔を介して針金等の異物が内部に入り込むことを防止することができる。
本発明の一実施形態においては、前記筐体は、前記複数の板状部材が同一壁部を構成する位置に配置された互いに嵌合可能な複数のケース部からなる。
本発明の他の実施形態においては、前記複数の放熱孔は、前記筐体内の前記発熱体よりも上方に位置するように形成されている。
本発明の更に他の実施形態においては、前記複数の放熱孔は、互いの間に所定の空間を挟んだ状態でこの空間を介して連通されている。
本発明によれば、放熱孔による放熱性を犠牲にすることなく外部からの異物の入り込みを防止することができる。
本発明の一実施形態に係る筐体放熱構造を備えた筐体を示す分解斜視図である。 同筐体放熱構造を備えた筐体を示す断面図である。 同筐体放熱構造の放熱孔のバリエーションを示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係る筐体放熱構造を備えた筐体を示す分解斜視図である。
以下、添付の図面を参照して、この発明の実施の形態に係る筐体放熱構造を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る筐体放熱構造を備えた筐体を示す分解斜視図である。図2は、筐体放熱構造を備えた筐体を示す断面図である。図3は、筐体放熱構造の放熱孔のバリエーションを示す断面図である。図1に示すように、本実施形態に係る筐体放熱構造は、例えば樹脂成形部材からなる矩形状の筐体1に適用される。
筐体1は、図2に示すように、内部に電子部品等の発熱体2が搭載された回路基板3を収容する。筐体1は、例えば上壁部11及びこれの四方の周囲を囲む側壁部12と、これら側壁部12の下方に形成される下部開口部を閉塞するように各側壁部12に嵌合する下壁部10とからなる。
各側壁部12のうち、筐体1の所定の側壁部は、複数の板状部材12a,12bにより構成され、回路基板3は、例えば下壁部10上に搭載されている。各側壁部12と下壁部10との嵌合は、各部に形成された図示しない公知の係合凸部及びこれが嵌まる係合凹部とからなる係合機構によりなされる。
筐体1の所定の側壁部を構成する板状部材12a,12bは、上壁部11に近い位置などの発熱体2よりも上方の所定位置に筐体1の内部空間と外部空間とを連通させるように互いに連通するように開口形成された複数の放熱孔13a,13bを備える。なお、板状部材12bは、上述したような係合機構により板状部材12aと重なるように図中矢印方向に挿入されて、筐体1に嵌合取付されている。
複数の放熱孔13a,13bは、それぞれの孔軸方向が直列とならないように形成されている。具体的には、例えば外側の板状部材12aに形成された各放熱孔13aは、その孔軸方向が上壁部11に向かって斜め上方に向かうように形成されている。一方、例えば内側の板状部材12bに形成された各放熱孔13bは、その孔軸方向が下壁部10に向かって斜め下方に向かうように形成されている。そして、各放熱孔13a,13bは、板状部材12a,12bの接触面側において、互いに連通する位置で開口している。
このように構成された筐体放熱構造を備える筐体1では、内部空間に収容された回路基板3の発熱体2からの熱が、内側の放熱孔13bを通って外側の放熱孔13aから外部空間に効率よく排出される。その上で、各放熱孔13a,13bがその孔軸方向が直列とならないように形成されているので、外部から針金等の異物が筐体1の内部に容易に入り込むことはなく、放熱性を確保しながら回路基板3の短絡等の不具合を効果的に防止することができる。
なお、各放熱孔13a,13bは、上記のように板状部材12a,12bの接触面側において互いに連通する位置で開口する形状であれば、例えば図3に示すように形成されていても良い。すなわち、図3(a)に示すように、各放熱孔13a,13bは、例えば外側の放熱孔13aが上記と同様に斜め上方に孔軸方向が向かうように形成されると共に、内側の放熱孔13bが水平方向に孔軸方向を有するように形成されていても良い。
その他にも、図3(b)に示すように、例えば外側の放熱孔13aが水平方向に孔軸方向を有するように形成されると共に、内側の放熱孔13bが上記と同様に斜め下方に孔軸方向が向かうように形成されていても良い。なお、各放熱孔13a,13bは、筐体1の内部空間と外部空間とを連通させるように互いに連通するような構造であれば良いので、図3(c)に示すように、空間部14を介して連通する構成であっても良い。この場合、板状部材12a,12bは互いに離れて配置されるが、各放熱孔13a,13bは空間部14を通じて連通しているので、上述した作用効果と同様の作用効果を奏することができる。
なお、各放熱孔13a,13bは、上記のような構成で複数の側壁部に設けられても良い。この場合、放熱孔13a,13bが設けられる各側壁部を、上記のような板状部材12a,12bで構成すれば良い。また、筐体1は、板状部材12a,12bが同一壁部を構成する位置に配置された互いに嵌合可能な複数のケース部からなるものであっても良い。この場合、板状部材12a,12bは、上記のような側壁部の他に、上壁部を構成するように配置されたものであっても良い。
図4は、本発明の他の実施形態に係る筐体放熱構造を備えた筐体を示す分解斜視図である。上記実施形態に係る筐体放熱構造は回路基板3を収容する筐体1に適用したが、例えば図4に示すような電気接続箱20の筐体に適用されても良い。すなわち、図4に示すように、電気接続箱20は、例えば自動車等の車両に搭載される電気接続箱として用いられる。
この電気接続箱20は、セミアッシィ部品としての電気接続ユニット21と、この電気接続ユニット21の上面側から取り付けられるカバー部30とを備えて構成されている。なお、カバー部30が取り付けられる電気接続ユニット21の凹部23内には、図示しない発熱体を有する制御基板が装着される。
電気接続ユニット21は、矩形状のケース部22の内部に制御基板と接続される図示しない内部回路を収容して構成されている。これらケース部22及びカバー部30は、例えば樹脂成形部材からなる。ケース部22の凹部23は、一対の周壁部24と、一対のコネクタ付き周壁部25とにより囲まれて構成され、一対の周壁部24には、複数の放熱孔13aが形成されている。
一方、カバー部30は、上述した上壁部及び側壁部と同様の矩形状の構造からなり、一対の周壁部24と対向する一対の側壁部31には、複数の放熱孔13bが形成されている。各放熱孔13a,13bは、上述したものと同様に、カバー部30と凹部23とにより囲まれた内部空間と外部空間とを連通させるように、放熱孔13aの孔軸方向と放熱孔13bの孔軸方向とが直列とならないように互いに連通するように形成されている。
このように構成された電気接続箱20においても、上記内部空間の熱が、カバー部30の一対の側壁部31の放熱孔13bを通ってケース部22の一対の周壁部24の放熱孔13aから外部空間に効率よく排出されつつ、外部から針金等の異物が内部空間に容易に入り込むことはないので、放熱性を確保しながら制御基板の短絡等の不具合を効果的に防止することが可能である。
1 筐体
2 発熱体
3 回路基板
10 下壁部
11 上壁部
12 側壁部
12a,12b 板状部材
13a,13b 放熱孔
14 空間部
20 電気接続箱
21 電気接続ユニット
22 ケース部
23 凹部
24 周壁部
25 コネクタ付き周壁部
30 カバー部
31 側壁部

Claims (4)

  1. 内部に発熱体を収容した筐体と、
    前記筐体の所定の壁部を構成する複数の板状部材と、
    前記複数の板状部材の所定位置において、前記筐体の内部空間と外部空間とを連通させるように互いに連通するように開口形成された複数の放熱孔とを備え、
    前記複数の放熱孔は、少なくとも一方の前記板状部材に形成された放熱孔の孔軸方向と他方の前記板状部材に形成された放熱孔の孔軸方向とが、直列とならないように形成されている
    ことを特徴とする筐体放熱構造。
  2. 前記筐体は、前記複数の板状部材が同一壁部を構成する位置に配置された互いに嵌合可能な複数のケース部からなる
    ことを特徴とする請求項1記載の筐体放熱構造。
  3. 前記複数の放熱孔は、前記筐体内の前記発熱体よりも上方に位置するように形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の筐体放熱構造。
  4. 前記複数の放熱孔は、互いの間に所定の空間を挟んだ状態でこの空間を介して連通されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の筐体放熱構造。
JP2013220206A 2013-10-23 2013-10-23 筐体放熱構造 Pending JP2015082593A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013220206A JP2015082593A (ja) 2013-10-23 2013-10-23 筐体放熱構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013220206A JP2015082593A (ja) 2013-10-23 2013-10-23 筐体放熱構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015082593A true JP2015082593A (ja) 2015-04-27

Family

ID=53013036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013220206A Pending JP2015082593A (ja) 2013-10-23 2013-10-23 筐体放熱構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015082593A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108540390A (zh) * 2018-03-23 2018-09-14 深圳市奈士迪技术研发有限公司 一种具有防尘功能的散热效果良好的智能型路由器
WO2019182014A1 (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント 電子機器
WO2022047219A1 (en) * 2020-08-27 2022-03-03 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Enclosure walls

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09205289A (ja) * 1996-01-26 1997-08-05 Unisia Jecs Corp 電子機器の保護カバー構造
JPH09260878A (ja) * 1996-03-21 1997-10-03 Meidensha Corp 電気装置
JP2009187979A (ja) * 2008-02-01 2009-08-20 Mitsubishi Electric Corp 冷却装置
US20120188715A1 (en) * 2011-01-24 2012-07-26 Hon Hai Precision Industry Co., Ltd. Enclosure of electronic device
US20120285132A1 (en) * 2011-05-13 2012-11-15 Airbus Operations (S.A.S.) Avionic bay comprising a device for filtering cooling air for electrical equipment installed in such a bay and aircraft equipped with such a bay
JP2013093487A (ja) * 2011-10-27 2013-05-16 Buffalo Inc 電子機器

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09205289A (ja) * 1996-01-26 1997-08-05 Unisia Jecs Corp 電子機器の保護カバー構造
JPH09260878A (ja) * 1996-03-21 1997-10-03 Meidensha Corp 電気装置
JP2009187979A (ja) * 2008-02-01 2009-08-20 Mitsubishi Electric Corp 冷却装置
US20120188715A1 (en) * 2011-01-24 2012-07-26 Hon Hai Precision Industry Co., Ltd. Enclosure of electronic device
US20120285132A1 (en) * 2011-05-13 2012-11-15 Airbus Operations (S.A.S.) Avionic bay comprising a device for filtering cooling air for electrical equipment installed in such a bay and aircraft equipped with such a bay
JP2013093487A (ja) * 2011-10-27 2013-05-16 Buffalo Inc 電子機器

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019182014A1 (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント 電子機器
US11259441B2 (en) 2018-03-20 2022-02-22 Sony Interactive Entertainment Inc. Electronic apparatus having foreign matter preventing element
CN108540390A (zh) * 2018-03-23 2018-09-14 深圳市奈士迪技术研发有限公司 一种具有防尘功能的散热效果良好的智能型路由器
CN108540390B (zh) * 2018-03-23 2020-12-18 嘉兴觅特电子商务有限公司 一种具有防尘和散热功能的路由器
WO2022047219A1 (en) * 2020-08-27 2022-03-03 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Enclosure walls

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6278243B2 (ja) 蓄電ユニット
JP2007068372A (ja) 電気接続箱
JP6085784B2 (ja) 電池モジュール
JP2008071854A (ja) 電装品ケース体構造
EP2914073B1 (en) Electronic unit
JP2015082593A (ja) 筐体放熱構造
JP6011950B2 (ja) 蓄電装置
JP2014103747A (ja) 電気接続箱
JP6458575B2 (ja) 電力変換装置
JP6303981B2 (ja) 電気機器
JP2006286757A (ja) 電子機器の放熱構造
JP5884137B2 (ja) 電気接続箱
JP5829863B2 (ja) モータモジュールユニットとアクチュエータ
JPWO2016189696A1 (ja) 室外機及び保護カバー
JP6020974B2 (ja) 蓄電装置
JP2018191388A (ja) 電力変換装置
JP5872405B2 (ja) コネクタ
JP6094015B2 (ja) 端子ボックス
JP5536184B2 (ja) 携帯型電子機器
JP6630489B2 (ja) 電子部品ユニット及びワイヤハーネス
JP2010136469A (ja) 電気接続箱
JP6156206B2 (ja) 電力変換装置及び電動モータ
JP5710078B1 (ja) 電子機器ユニット
JP2019036674A (ja) インターポーザ基板およびモジュール部品
JP7163022B2 (ja) 電子制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160526

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170328

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170926