JP2015082527A - 半導体パッケージ - Google Patents

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Kazutaka Takagi
一考 高木
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Abstract

【課題】反りや歪みが少なく、良好な放熱が可能な信頼性の確保された半導体パッケージを得る。
【解決手段】セラミック端子13と接触する枠体12側の周囲の部位121の材料を、セラミックと比較的近い線熱膨張係数を有する鉄・ニッケル・コバルト合金材とするとともに、枠体12のそれ以外の部位122とベースプレート11とに同じ金属材料を用いることによって、パッケージ固着時に各部材の材料の線熱膨張係数の差異に起因して発生する応力を緩和するとともに、パッケージ固着後の反りや歪みを低減する。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、半導体装置等を収容する半導体パッケージに関する。
マイクロ波帯用の半導体装置等を収容する、従来の半導体パッケージの一例を図7に示す。図7(a)は、その外観斜視図であり、図7(b)は、分解斜視図である。この従来の半導体パッケージ7は、ベースプレート71上にパッケージ内外の信号接続用のセラミック端子73が配置され、このセラミック端子73の位置に対応した側壁に、セラミック端子73を囲む形状の切り欠き部72aを有する枠体72が、上方から載置されている。蓋74は、例えば、この半導体パッケージ内に半導体装置等が収容された後、枠体72の上面に固着される。
ベースプレート71の材料には、放熱等を考慮して、銅、あるいは銅にモリブデンやタングステン等を混在させた混成材や合金等が用いられる。また、セラミック端子73が応力に弱いことから、このセラミック端子73を囲んで接触する枠体72の材料には、セラミック材と線熱膨張係数が比較的近い、鉄・ニッケル・コバルト合金等が用いられる。
そして、ベースプレート71、枠体72、及びセラミック端子73は、例えば銀ロウ付け等により固着され、さらに蓋74が固着されて、半導体パッケージとして一体化される。
特開2002−170897号公報 特開2002−184889号公報
しかしながら、銀ロウ付け等の工程においては、例えば780度C程度まで加熱する必要が有る。このため、ベースプレート71に用いた金属(例えば銅等)と、枠体72に用いた鉄・ニッケル・コバルト合金との線熱膨張係数の差異に起因して、固着後の半導体パッケージに反りや歪みが発生することがある。このような反りや歪みは、半導体パッケージの取り付け母体との接触不良を生じさせるため、放熱性の低下、あるいは接地インダクタンスの増加等の原因のひとつになっていた。また、枠体72の側壁の反りは、蓋74との間にすき間を生じさせ、封止不良となる。さらには、セラミック端子73の周囲に過大な応力が加わると、セラミック端子73にクラック等が発生してしまい、半導体パッケージとしての信頼性を低下させていた。
本発明の実施形態は、上述の事情を考慮してなされたものであり、反りや歪みが少なく、信頼性の確保された半導体パッケージを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の実施形態の半導体パッケージは、上面に半導体装置の配置領域を備えた金属製のベースプレートと、前記半導体装置の配置領域を囲む枠体形状をなし、前記ベースプレートの上面に固着されるとともに、側壁の前記ベースプレートに固着される側にこの枠体形状の内外を貫通するように切り欠き部が形成されたフレーム部材と、前記フレーム部材の側壁に形成された切り欠き部及び前記ベースプレートに囲まれて固着され、この側壁を貫通するように前記フレーム部材の枠体形状の内外を電気的に接続する線路導体を備えたセラミック端子と、前記フレーム部材の前記ベースプレート側の面と対向する面に載置される蓋とを備え、前記フレーム部材の材料は、前記切り欠き部の前記側壁面横方向の切り欠き幅に応じて、この切り欠き部の周囲を鉄・ニッケル・コバルト合金とし、それ以外の部位については、前記ベースプレートと同一の金属材料としたことを特徴とする。
また、第2の実施形態の半導体パッケージは、上面に半導体装置の配置領域を備えた金属製のベースプレートと、前記半導体装置の配置領域を囲む枠体形状をなし、前記ベースプレートの上面に固着されるとともに、側壁に貫通孔が形成されたフレーム部材と、前記フレーム部材の側壁に形成された貫通孔に固着され、この側壁を貫通するように前記フレーム部材の内外を電気的に接続する線路導体を備えたセラミック端子と、前記フレーム部材の前記ベースプレート側の面と対向する面に載置される蓋とを備え、前記フレーム部材の材料は、前記貫通孔の前記側壁面横方向の孔幅に応じて、この貫通孔の周囲を鉄・ニッケル・コバルト合金とし、それ以外の部位については、前記ベースプレートと同一の金属材料としたことを特徴とする。
本実施形態に係る半導体パッケージの第1の実施例の構造を示す斜視図。 セラミック端子の構造の一例を示す図。 図1の半導体パッケージにおけるセラミック端子の周囲の寸法を説明するための図。 本実施形態の半導体パッケージに適用される金属材料の諸特性の一例を示す図。 本実施形態に係る半導体パッケージの第2の実施例の構造を示す斜視図。 図5の半導体パッケージにおけるセラミック端子の周囲の寸法を説明するための図。 従来の半導体パッケージの構造の一例を示す斜視図。
以下に、本実施形態に係る半導体パッケージを実施するための最良の形態について、図1乃至図6を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る半導体パッケージの第1の実施例の外観を示す斜視図である。ここに、図1(a)は、半導体パッケージ全体の外観を示す外観斜視図であり、また図1(b)は、その分解斜視図である。図1に例示したように、この半導体パッケージ1は、上面に半導体装置の配置領域(図示せず)を備えた金属製のベースプレート11、この半導体装置の配置領域を囲んでベースプレート11に載置されたフレーム部材としての枠体12、半導体装置と外部とを接続する2つのセラミック端子13(13(#1)及び13(#2))、ならびに枠体12の上面に載置される蓋14から構成されている。
ベースプレート11、枠体12、及びセラミック端子13は、例えば銀ロウ付け等によって一体に固着され、ベースプレート11上の半導体装置の配置領域に半導体装置等が収容されてセラミック端子13に所要の配線等が施された後に、例えば金スズ半田等により蓋14が固着され、半導体パッケージ1として一体化される。
ベースプレート11は、本実施例ではその形状を方形とし、その上面には半導体装置の配置領域を備えるとともに、対向する2組の辺の1組には、この半導体パッケージ1を母体となる基板等に取り付けるための取り付け用の切り欠き部11aが形成されている。また、ベースプレート11は、金属材料を用いて形成されている。この金属材料としては、銅の単層構造、銅・モリブデン・銅が多層に重ねられたラミネート構造、銅とモリブデンのコンパウンド、または銅とタングステンのコンパウンドのいずれかを用いている。これらの金属材料の組成の一例を図4の表に示す。
セラミック端子13は、このベースプレート11上に載置され、後述する枠体12の側壁を貫通して、この枠体12内外を電気的に接続する線路導体を備えている。本実施例においては、2つのセラミック端子13(#1)及び13(#2)を、ベースプレート11上に対向させて載置している。このセラミック端子13の構造の一例を図2に例示する。図2は、セラミック端子13の構造の一例を示す図であり、図2(a)はその外観を、また図2(b)及び図2(c)は、それぞれ、図2(a)のA−B面、及びC−D面での断面を例示している。
このセラミック端子13は、図2(b)に示したように、上面に線路導体131が形成された下側セラミック層132、及び線路導体131を上から覆って下側セラミック層132に載置された上側セラミック層133により構成されている。下側セラミック層132と上側セラミック層133とは、例えば線路導体131を形成後に一体に焼成される。また、C−Dでの断面は、幅W、高さHの四角形状に形成されている。そして、下側セラミック層132の下面はベースプレート11に、また上側セラミック層133の上面、及び線路導体131の方向に沿った方向の両側面13aは、後述の枠体12にそれぞれ固着される。
枠体12は、四角枠形状の外形を有しており、セラミック端子13のベースプレート11上での位置に合わせて、その側壁面には、枠体の内外を貫通する切り欠き部12aが形成されている。切り欠き部12aの外形は、セラミック端子13と嵌着するように、側壁面横方向に沿っては、セラミック端子13の幅Wとし、側壁面縦方向にはセラミック端子の高さHとしている。そして、ベースプレート11上の半導体装置の配置領域を枠形状で囲み、セラミック端子13を上方から跨いてその周囲を囲むように、切り欠き部12aをセラミック端子13に嵌着させて、ベースプレート11の上面に載置されている。
この枠体12の材料は、切り欠き部12aの周囲121を鉄・ニッケル・コバルト合金とし、それ以外の部位122については、ベースプレート11と同一の金属材料、もしくは線熱膨張率が近い金属材料としている。これによって、ベースプレート11、枠体12、及びセラミック端子13を一体に固着したときに、セラミック端子13に周囲から加わる応力が緩和されるとともに、これらを一体に固着した後のパッケージの反りや歪みの発生も低減される。
すなわち、ベースプレート11、枠体12、及びセラミック端子13は、例えば780度C程度に加熱されて銀ロウ付け等によって一体に固着される。ここで、それぞれの線熱膨張係数については、セラミック端子13の材料であるセラミックは、温度に依らず概ね6〜7ppm/K、枠体切り欠き部の周囲121の材料である鉄・ニッケル・コバルト合金は、当該温度近傍で7ppm/K程度、それ以外の部位122の材料、及びベースプレート11の材料は、例えば放熱性を考慮して良好な熱伝導率を有する銅とした場合は、20ppm/Kである。従って、枠体切り欠き部の周囲121とセラミック端子13との線熱膨張係数が近いため、枠体12側からセラミック端子13への応力が緩和されるとともに、ベースプレート11と、枠体12との固着部位の大部分を占める、枠体切り欠き部の周囲以外の部位122とは、同一の金属材料であって線熱膨張係数も同一のため、両者の固着によって発生する反りや歪みが大幅に低減される。
なお、枠体切り欠き部の周囲以外の部位122の金属材料としては、ベースプレート11の説明中に記述したが、銅以外にも、銅・モリブデン・銅が多層に重ねられたラミネート構造、銅とモリブデンのコンパウンド、または銅とタングステンのコンパウンドを適用することができる。図4には、これらの金属材料の線熱膨張係数及び熱伝導率の室温付近での値の一例を示す。当該温度近傍での線熱膨張係数はこれらよりも大きくなり、セラミックの線熱膨張係数から乖離する。
また、本実施例においては、枠体12の材料として鉄・ニッケル・コバルト合金を用いる切り欠き部の周囲121の範囲を、セラミック端子13の幅Wに基づいて、次のような範囲としている。すなわち、図3に示したように、切り欠き部12aから枠体12の側壁面横方向には、両側にセラミック端子13の幅W(切り欠き部12aの幅に同じ)の範囲とし、高さ方向には、切り欠き部12aの上端からセラミック端子13の幅Wの3倍の幅(3W)の範囲としている。このように、鉄・ニッケル・コバルト合金を用いる切り欠き部の周囲121の範囲を、上記した範囲とすることによって、この切り欠き部の周囲121が、セラミック端子13への応力をより確実に緩和するための保護層として機能し、セラミック部分のクラック発生などを抑制してその信頼性を確保している。
蓋14は、枠体12のベースプレート側の面と対向する開口面に対応した形状の、金属製の平板である。本実施例では、その材料は、ベースプレート11、及び枠体切り欠き部の周囲以外の部位122の材料と同じ金属材料で形成されているものとし、枠体12のベースプレート側の面と対向する開口面に載置されて、金スズ半田等で固着される。
上述のように構成された本実施形態の半導体パッケージ1においては、まず、ベースプレート11、枠体12、及びセラミック端子13を、銀ロウ付け等によって一体に固着する。この銀ロウ付けの工程では、これらの部材を例えば780度C程度に加熱するが、このときに、各部材は、それぞれにその材料固有の線熱膨張係数で、加熱時には膨張し、冷却時には収縮する。
本実施例においては、セラミック端子13と枠体12との固着部位については、比較的応力に弱いとされるセラミック端子13と接触する枠体12の切り欠き部12aの周囲の材料が、セラミック材に近い線熱膨張係数を持つ鉄・ニッケル・コバルト合金により構成されているので、材料間の線熱膨張係数の差異に起因して発生する、枠体12からセラミック端子13に加わる応力を緩和することができる。
しかも、材料に鉄・ニッケル・コバルト合金を用いた、枠体切り欠き部の周囲121は、セラミック端子13の幅Wに対応させてその範囲が設定されているので、これがセラミック端子13の大きさに対応した、適切な厚さの保護層となり、セラミック端子13への応力を確実に緩和して、セラミック端子13に発生しやすいクラック等を抑制することができる。従って、半導体パッケージとしての信頼性を確保できる。
また、ベースプレート11と枠体12との固着部位についても、枠体切り欠き部の周囲121を除いた枠体12の大部分が、ベースプレート11と同一の金属材料により構成されてベースプレート11接触しているので、線熱膨張係数の差異に起因する固着後の反りや歪みの発生を大幅に低減することができる。半導体パッケージの取り付け母体とも、良好な接触を維持することができる。
以上説明したように、本実施例によれば、反りや歪みが少なく、信頼性の確保された半導体パッケージを得ることができる。
図5は、本実施形態に係る半導体パッケージの第2の実施例の外観を示す斜視図である。ここに、図5(a)は、半導体パッケージ全体を示す外観斜視図であり、また図5(b)は、その分解斜視図である。この第2の実施例について、図1〜図4に示した第1の実施例の各部と同一の部分は同一の符号で示し、その説明は省略する。この第2の実施例が第1の実施例と異なる点は、第1の実施例においては、枠体12の内外を電気的に接続するセラミック端子13は、枠体12の側壁に形成された切り欠き部12aに嵌着されたのに対し、第2の実施例においては、枠体の側壁に形成された貫通孔を貫通して固着されるようにした点である。以下、前出の図1〜図4、ならびに図5〜図6を参照して、その相違点を中心に説明する。
図5に例示したように、この半導体パッケージ2は、上面に半導体装置の配置領域(図示せず)を備えた金属性のベースプレート11、この半導体装置の配置領域を囲んでベースプレート11に載置されたフレーム部材としての枠体15、半導体装置と外部とを接続する2つのセラミック端子13(13(#1)及び13(#2))、ならびに枠体12の上面に載置される蓋14から構成されている。ベースプレート11、セラミック端子13、及び蓋14は、第1の実施例と同様であるので、その説明を省略する。
枠体15は、第1の実施例と同様に四角枠形の外形を有しており、一対の対向する側壁には、枠体の内外を貫通する貫通孔15aが形成されている。この貫通孔15aは、セラミック端子13の外形に対応した形状に形成されている。すなわち、枠体15の側壁面の横方向にはW、縦方向にはHの方形としている。また、本実施例においては、貫通孔15aの内外壁面開口部の下側に、セラミック端子13の形状に合わせて、張り出し部15bを備えている。そして、セラミック端子13は、この貫通孔15a、及び張り出し部15bに固着される。
この枠体15の材料は、張り出し部15bを含む貫通孔15aの周囲151を鉄・ニッケル・コバルト合金とし、それ以外の部位152については、ベースプレート11と同一の金属材料としている。これによって、ベースプレート11、セラミック端子13、及び枠体15を一体に固着したときに、これら各部の材料の線熱膨張係数の差異によって発生する、セラミック端子13に加わる応力が緩和されるとともに、一体に固着した後のパッケージの反りや歪みの発生を低減している。
すなわち、第1の実施例において詳述したように、セラミック端子13の材料であるセラミックの熱線膨張係数と、セラミック端子13を囲む貫通孔15aの周囲151の材料である鉄・ニッケル・コバルト合金のそれとは、互いに近い値であり、枠体15側からセラミック端子13への応力が緩和される。また、枠体15の大部分がベースプレートに接触する部位である、貫通孔の周囲以外の部位152と、ベースプレート11とは、例えば銅等の同一の金属材料であり、線熱膨張係数も同一であるため、両者の固着後の反りや歪みの発生が大幅に低減される。なお、ベースプレート11、及び貫通孔の周囲以外の部位152の金属材料としては、図4に示した材料を用いることができる。
また、本実施例においては、材料として鉄・ニッケル・コバルト合金を用いる貫通孔の周囲151の範囲を、セラミック端子13の幅Wに基づいて、次のような範囲としている。すなわち、図6に示したように、貫通孔15aから枠体15の側壁面の両横方向に、セラミック端子13の幅Wの範囲とし、高さ方向には、上下両方向に、同じくセラミック端子13の幅Wの範囲としている。このような範囲の材料を鉄・ニッケル・コバルト合金とすることによって、セラミック端子13への応力を、より一層確実に緩和している。
以上説明したように、本実施例の半導体パッケージ2においても、第1の実施例と同様に、セラミック端子13の周囲に、鉄・ニッケル・コバルト合金材が用いられており、しかもその合金材の範囲は、セラミック端子13の幅に対応させて設定されているので、セラミック端子13への応力を確実に緩和して、セラミック端子13に発生しやすいクラック等を抑制することができ、半導体パッケージとしての信頼性を確保できる。また、ベースプレート11と枠体15との固着においても、第1の実施例と同様に、両者が接触する部位の大部分が同一の金属材料によって形成されているので、固着後の反りや歪みの発生を大幅に低減することができる。
従って、この第2の実施例においても、前出の第1の実施例と同様に、反りや歪みが少なく、信頼性の確保された半導体パッケージを得ることができる。
なお、いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1、2、7 半導体パッケージ
11、71 ベースプレート
12、15、72 枠体
13、73 セラミック端子
14、74 蓋

Claims (5)

  1. 上面に半導体装置の配置領域を備えた金属製のベースプレートと、
    前記半導体装置の配置領域を囲む枠体形状をなし、前記ベースプレートの上面に固着されるとともに、側壁の前記ベースプレートに固着される側にこの枠体形状の内外を貫通するように切り欠き部が形成されたフレーム部材と、
    前記フレーム部材の側壁に形成された切り欠き部及び前記ベースプレートに囲まれて固着され、この側壁を貫通するように前記フレーム部材の枠体形状の内外を電気的に接続する線路導体を備えたセラミック端子と、
    前記フレーム部材の前記ベースプレート側の面と対向する面に載置される蓋と
    を備え、
    前記フレーム部材の材料は、前記切り欠き部の前記側壁面横方向の切り欠き幅に応じて、この切り欠き部の周囲を鉄・ニッケル・コバルト合金とし、それ以外の部位については、前記ベースプレートと同一の金属材料としたことを特徴とする半導体パッケージ。
  2. 前記フレーム部材に形成された切り欠き部の周囲において、前記側壁面に沿って両横方向に前記切り欠き幅と同じ幅に相当する範囲、及び上方向に前記切り欠き幅の3倍の幅に相当する範囲の材料を鉄・ニッケル・コバルト合金としたことを特徴とする請求項1に記載の半導体パッケージ
  3. 上面に半導体装置の配置領域を備えた金属製のベースプレートと、
    前記半導体装置の配置領域を囲む枠体形状をなし、前記ベースプレートの上面に固着されるとともに、側壁に貫通孔が形成されたフレーム部材と、
    前記フレーム部材の側壁に形成された貫通孔に固着され、この側壁を貫通するように前記フレーム部材の内外を電気的に接続する線路導体を備えたセラミック端子と、
    前記フレーム部材の前記ベースプレート側の面と対向する面に載置される蓋と
    を備え、
    前記フレーム部材の材料は、前記貫通孔の前記側壁面横方向の孔幅に応じて、この貫通孔の周囲を鉄・ニッケル・コバルト合金とし、それ以外の部位については、前記ベースプレートと同一の金属材料としたことを特徴とする半導体パッケージ。
  4. 前記フレーム部材に形成された貫通孔の周囲において、前記側壁面に沿って両横及び上下のそれぞれの方向に前記孔幅と同じ幅に相当する範囲の材料を鉄・ニッケル・コバルト合金としたことを特徴とする請求項3に記載の半導体パッケージ。
  5. 前記金属材料は、銅、銅・モリブデン・銅のラミネート、銅・モリブデンのコンパウンド、銅・タングステンのコンパウンドのいずれかであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の半導体パッケージ。
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