JP2015080303A - Dc/dcコンバータ - Google Patents

Dc/dcコンバータ Download PDF

Info

Publication number
JP2015080303A
JP2015080303A JP2013214968A JP2013214968A JP2015080303A JP 2015080303 A JP2015080303 A JP 2015080303A JP 2013214968 A JP2013214968 A JP 2013214968A JP 2013214968 A JP2013214968 A JP 2013214968A JP 2015080303 A JP2015080303 A JP 2015080303A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
switch
switching
load current
converter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013214968A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6171825B2 (ja
Inventor
浩 島森
Hiroshi Shimamori
浩 島森
幸雄 吉野
Yukio Yoshino
幸雄 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2013214968A priority Critical patent/JP6171825B2/ja
Priority to US14/510,524 priority patent/US20150103565A1/en
Priority to TW103135187A priority patent/TW201526507A/zh
Publication of JP2015080303A publication Critical patent/JP2015080303A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6171825B2 publication Critical patent/JP6171825B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/22Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac
    • H02M3/24Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/28Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac
    • H02M3/325Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M3/335Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
    • H02M3/33569Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only having several active switching elements
    • H02M3/33573Full-bridge at primary side of an isolation transformer
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/0003Details of control, feedback or regulation circuits
    • H02M1/0032Control circuits allowing low power mode operation, e.g. in standby mode
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/0048Circuits or arrangements for reducing losses
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/10Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

【課題】電力変換効率が向上したDC/DCコンバータを提供する。【解決手段】トランス10は、一次側に印加される直流電圧を変圧して二次側に出力する。スイッチ11、12、13、14は、トランスの一次側に印加される電圧を周期的に切り替える。負荷電流検出回路31は、トランス10の二次側に流れる負荷電流を検出する。スイッチング周波数切替回路32は、負荷電流検出回路31が検出した負荷電流の大きさが所定のしきい値より小さくなったときに、スイッチ11、12、13、14を切り替える周波数を第1周波数から第1周波数よりも小さい第2周波数に切り替える。また、スイッチング周波数切替回路32は、負荷電流検出回路31が検出した負荷電流の大きさが所定のしきい値より大きくなったときに、スイッチ11、12、13、14を切り替える周波数を第2周波数から第1周波数に切り替える。【選択図】図3

Description

本発明は、DC/DCコンバータに関する。
電源装置等に使用されるDC/DCコンバータでは、近年の省エネルギー規制に対応するために、電力変換効率を向上させるための種々の技術が開発されている。
例えば、整流回路と、スイッチング素子と、電力変換手段と、検出手段と、制御回路とを備えるスイッチング電源装置が知られている。整流回路は交流電源から直流に変換し、スイッチング素子は整流回路から得られた直流電源をトランスの一次巻線を経由して断続する。電力変換手段は、上記スイッチング素子の断続によって上記トランスの一次巻線に供給される電力に対応する電力を誘起する二次巻線、及び三次巻線を有し、上記二次巻線から出力された電力を整流・平滑して二次側の負荷回路に供給する。検出手段は上記三次巻線から得られた電力を整流・平滑した電源によって駆動され、上記二次巻線から上記負荷回路に供給される電力を、所定の電圧、及び電流に制御するために検出する。制御回路は、上記検出手段で検出された信号に基づいて上記二次側に供給される電力が所定値となるように上記スイッチング素子のオン期間を制御する。上記スイッチング電源装置では、二次側の出力に接続されている上記負荷回路の機器が動作中のモードでは、一定の基本周波数で上記スイッチング素子をPWM制御し、上記機器が停止中のモードでは、上記基本周波数を低周波側にシフトするように制御する。上記制御回路は、上記機器動作モードにおける基本周波数のパルス幅変調制御時には出力電力が減少するとスイッチング素子のオン時間が最小パルス幅となるように制御する。また、上記制御回路は、上記機器停止モードによって基本周波数が低周波側にシフトされ、周波数が低減するときは、周波数の低減に伴って上記最小オンパルス幅が徐々に長くなるように制御する。また、上記スイッチング素子の最小オンパルス幅は、上記交流電源が低いときは大きくなるように制御し、上記交流電源の電圧が高いときは上記スイッチング素子のオンパルス幅が狭くなるように制御する。
また、トランスと、二次直流電源と、定電圧制御回路と、スイッチング電源コントロール用集積回路と、起動抵抗と、帰還直流電源と、スイッチング素子と、スイッチング周波数切替回路とよりなるスイッチング電源が知られている。トランスは、一次巻線、二次巻線及び帰還巻線を有する。二次直流電源は二次巻線の出力を整流平滑し、定電圧制御回路は二次直流電源に接続され、帰還制御回路により出力電圧を一定に保持する。帰還直流電源は前記帰還巻線の出力を整流平滑し、スイッチング電源コントロール用集積回路は少なくとも電源電圧端子、グランド端子、発振制御端子、電流制限端子、フィードバック端子、発振定数端子を有する。起動抵抗はスイッチング電源コントロール用集積回路の電源電圧端子と入力電圧端子との間に接続され、帰還直流電源はスイッチング電源コントロール用集積回路の電源電圧端子に接続される。スイッチング素子は、一次巻線を介して入力電圧端子に接続され、集積回路の発振制御端子電圧により発振周波数を制御される。スイッチング周波数切替回路は、発振定数端子に接続され、負荷電力の低減時もしくは無負荷時に、スイッチング素子の発振周波数を低減させる。
特開2004−304885号公報 特開平9−117134号公報
1つの側面では、電力変換効率が向上したDC/DCコンバータを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、DC/DCコンバータは、トランスと、スイッチと、負荷電流検出回路と、スイッチング周波数切替回路とを有する。トランスは、一次側に印加される直流電圧を変圧して二次側に出力する。スイッチは、トランスの一次側に印加される電圧を周期的に切り替える。負荷電流検出回路は、トランスの二次側に流れる負荷電流を検出する。スイッチング周波数切替回路は、負荷電流検出回路が検出した負荷電流の大きさが所定のしきい値より小さくなったときに、スイッチを切り替える周波数を第1周波数から第1周波数よりも小さい第2周波数に切り替える。また、スイッチング周波数切替回路は、負荷電流検出回路が検出した負荷電流の大きさが所定のしきい値より大きくなったときに、スイッチを切り替える周波数を第2周波数から第1周波数に切り替える。
1実施形態によれば、電力変換効率が向上したDC/DCコンバータを提供することができる。
従来のDC/DCコンバータの回路ブロック図である。 (a)は、PWM制御ドライブ回路の内部回路ブロック図であり、(b)はPWM制御ドライブ回路のタイミングチャートを示す図である。 第1実施形態に係るDC/DCコンバータの回路ブロック図である。 (a)はPWM制御ドライブ回路の内部回路ブロック図であり、(b)はPWM制御ドライブ回路とスイッチング周波数切替回路との接続関係を示す回路ブロック図である。 図3に示すDC/DCコンバータのタイミングチャートを示す図である。 (a)は発振子の発振周波数の切り替えを示すタイミングチャートであり、(b)は(a)に対応するトランスのB−H曲線を示す図である。 第2実施形態に係るDC/DCコンバータのPWM制御ドライブ回路とスイッチング周波数切替回路との接続関係を示す回路ブロック図である。 (a)は図7に示すDC/DCコンバータのタイミングチャートを示す図であり、(b)は(a)において破線楕円Aで示される部分の部分拡大図であり、(c)は(a)において破線楕円Bで示される部分の部分拡大図である。 (a)は図7に示すDC/DCコンバータにおける発振子の発振周波数の切り替えを示すタイミングチャートであり、(b)は(a)に対応するトランスのB−H曲線を示す図である。 第3実施形態に係るDC/DCコンバータのPWM制御ドライブ回路とスイッチング周波数切替回路との接続関係を示す回路ブロック図である。 (a)は図10に示すDC/DCコンバータのタイミングチャートを示す図であり、(b)は(a)において破線楕円Aで示される部分の部分拡大図であり、(c)は(a)において破線楕円Bで示される部分の部分拡大図である。 (a)は第4実施形態に係るDC/DCコンバータのPWM制御ドライブ回路とスイッチング周波数切替回路との接続関係を示す回路ブロック図であり、(b)は(a)の可変抵抗の内部回路ブロック図である。 DC/DCコンバータの可変抵抗駆動部の処理の一例を示すフローチャートである。 DC/DCコンバータの可変抵抗駆動部の処理の他の例を示すフローチャートである。 DC/DCコンバータの可変抵抗駆動部の処理の更に他の例を示すフローチャートである。
以下図面を参照して、本発明に係るDC/DCコンバータについて説明する。但し、本発明の技術的範囲はそれらの実施の形態に限定されない。
実施形態に係るDC/DCコンバータについて説明する前に、従来のDC/DCコンバータの課題についてより詳細に説明する。
図1は、従来のDC/DCコンバータの回路ブロック図である。
DC/DCコンバータ100は、トランス10と、第1スイッチ11と、第2スイッチ12と、第3スイッチ13と、第4スイッチ14と、第1ダイオード21と、第2ダイオード22と、第1リアクタンス23と、第2リアクタンス24とを有する。DC/DCコンバータ100は、PWM制御ドライブ回路25と、第1キャパシタンス26と、第2キャパシタンス27とを更に有する。
トランス10は、矩形波が印加される一次巻線と、一次巻線に印加された電圧を降圧した電圧を出力する二次巻線とを有する。第1スイッチ11、第2スイッチ12、第3スイッチ13、及び第4スイッチ14はそれぞれ、nMOSトランジスタであり、トランス10の一次巻線に印加される電圧を切り替える。
第1スイッチ11及び第4スイッチ14のゲートにはPWM制御ドライブ回路25の第1出力端子OUTPUT1に接続され、第2スイッチ12及び第3スイッチ13のゲートにはPWM制御ドライブ回路25の第2出力端子OUTPUT2に接続される。第1スイッチ11及び第2スイッチ12のドレインは直流電源の正端子に接続され、第3スイッチ13及び第4スイッチ14のソースは直流電源の負端子に接続される。第1スイッチ11のソース及び第3スイッチ13のドレインはトランス10の一次巻線の一方の端子に接続され、第2スイッチ12のソース及び第4スイッチ14のドレインはトランス10の一次巻線の他方の端子に接続される。
第1スイッチ11、第2スイッチ12、第3スイッチ13、及び第4スイッチ14は、PWM制御ドライブ回路25の第1出力端子OUTPUT1及び第2出力端子OUTPUT2から出力される信号に基づいて3つのスイッチング状態に設定される。第1のスイッチ状態は、第1スイッチ11及び第4スイッチ14がオンし、第2スイッチ12及び第3スイッチがオフして、トランス10の一次巻線に正電圧を印加する状態である。第2のスイッチ状態は、第1スイッチ11及び第4スイッチ14がオフし、第2スイッチ12及び第3スイッチ13がオンして、トランス10の一次巻線に負電圧を印加する状態である。第3のスイッチ状態は、第1スイッチ11、第2スイッチ12、第3スイッチ13、及び第4スイッチ14が全てオフする状態である。第3のスイッチ状態では、第1ダイオード21又は第2ダイオード22を介して電流が流れて、トランス10の一次巻線及び二次巻線の電圧はゼロになるため、トランス10内部の磁束密度は、一定に保たれる。例えば、第1スイッチ11、第2スイッチ12、第3スイッチ13、及び第4スイッチ14が第1のスイッチ状態から第3のスイッチ状態に変化した場合、トランス10の磁束密度は、第1のスイッチ状態の最後の時間の磁束密度を保持する。また、第1スイッチ11、第2スイッチ12、第3スイッチ13、及び第4スイッチ14が第2のスイッチ状態から第3のスイッチ状態に変化した場合、トランス10の磁束密度は、第2のスイッチ状態の最後の時間の磁束密度を保持する。
図2(a)は、PWM制御ドライブ回路25の内部回路ブロック図であり、図2(b)はPWM制御ドライブ回路25のタイミングチャートを示す図である。
PWM制御ドライブ回路25は、発振子250と、発振用抵抗251と、発振用容量252と、コンパレータ253と、反転素子254と、Tフリップフロップ255とを有する。PWM制御ドライブ回路25は、第1AND素子256aと第2AND素子256bと、第1NOR素子257aと、第2NOR素子257bとを更に有する。また、PWM制御ドライブ回路25は、第1トランジスタ258aと、第2トランジスタ258bと、第1出力抵抗259aと、第2出力抵抗259bとを更に有する。
発振子250は、発振用抵抗251の抵抗値と、発振用容量252の容量値に応じた周波数を有する発振信号を出力する。発振子250の発振周波数fOSC〔kHz〕は、発振用抵抗251の抵抗値RT〔kΩ〕と、発振用容量252の容量値CT〔μF〕とにより、
Figure 2015080303
で表される。図2(b)において、発振子250の発振信号は、矢印Aで示され、発振子250の発振信号の発振周期は双方向矢印Bで示される。
コンパレータ253は、発振子250の発振信号の反転電圧と、図2(b)において矢印Cで示される基準電圧Vcとを比較する。Tフリップフロップ255は、コンパレータ253の出力信号に応じてトグル信号を出力する。第1トランジスタ258a及び第2トランジスタ258bは、コンパレータ253及びTフリップフロップ255の出力信号、並びに出力制御信号に応じて、第1出力端子OUTPUT1及び第2出力端子OUTPUT2から出力信号をそれぞれ出力する。図2(b)において、第1出力端子OUTPUT1及び第2出力端子OUTPUT2から出力される出力信号はそれぞれ、矢印D及びEで示される。PWM制御ドライブ回路25では、第1スイッチ11、第2スイッチ12、第3スイッチ13、及び第4スイッチ14がそれぞれオンする期間は等しくなる。
DC/DCコンバータ100の入力電圧Vinの大きさと、出力電圧Voutの大きさとの比率は、トランス10の巻線比、及び第1出力端子OUTPUT1及び第2出力端子OUTPUT2から出力される出力信号のデューティ比により決定される。トランス10の一次巻線と二次巻線との巻線比が大きくなり、トランス10の出力電圧が入力電圧と比べて小さくなるほど、出力電圧Voutは小さくなる。また、第1出力端子OUTPUT1及び第2出力端子OUTPUT2の出力信号のデューティ比が小さくなり、第1スイッチ11、第2スイッチ12、第3スイッチ13、及び第4スイッチ14がオンする期間が短くなるほど、出力電圧Voutは小さくなる。
DC/DCコンバータ100は、一次巻線と一次巻線から絶縁された二次巻線とを有するトランス10を有するので、入力側と出力側とを絶縁することができる。また、DC/DCコンバータ100では、第1出力端子OUTPUT1及び第2出力端子OUTPUT2の出力信号のデューティ比を変更することにより、出力電圧Voutの大きさを容易に変更できる。
しかしながら、DC/DCコンバータ100では、出力端に接続される負荷に流れる電流の大きさにかかかわらず、発振子250の発振周波数は一定の周波数であるので、軽負荷時の消費電力を削減するのが容易ではないという問題があった。DC/DCコンバータ100の第1スイッチ11、第2スイッチ12、第3スイッチ13、第4スイッチ14、第1ダイオード21及び第2ダイオード22等の電力用半導体素子は、高負荷時の消費電力が抑制されるように設計されている。すなわち、これらの電力用半導体素子は、一般的にI2Rで示される抵抗損が小さくなるようにサイズが大きいトランジスタで形成される。しかしながら、電力用半導体素子をサイズが大きいトランジスタで形成すると、トランジスタの寄生容量が大きくなり、一般にCV2fで示される容量損が大きくなる。
DC/DCコンバータ100では、定格負荷電流の50%以上など比較的負荷電流が大きく、電力用半導体素子の損失の中で抵抗損が支配的な場合には、低消費電力化が可能である。しかしながら、DC/DCコンバータ100では、定格負荷電流の50%未満など比較的負荷電流が小さく、電力用半導体素子の損失の中で容量損が支配的な場合には、低消費電力化が容易ではないという問題があった。
図3は、第1実施形態に係るDC/DCコンバータの回路ブロック図である。
DC/DCコンバータ1は、PWM制御ドライブ回路25の代わりにPWM制御ドライブ回路30を有することが、DC/DCコンバータ100と相違する。また、DC/DCコンバータ1は、負荷電流検出回路31と、スイッチング周波数切替回路32とを有することが、DC/DCコンバータ100と相違する。
図4(a)はPWM制御ドライブ回路30の内部回路ブロック図であり、図4(b)はPWM制御ドライブ回路30とスイッチング周波数切替回路32との接続関係を示す回路ブロック図である。図5は、DC/DCコンバータ1のタイミングチャートを示す図である。
PWM制御ドライブ回路30は、スイッチング周波数切替回路32の接続端子と接続可能な接続端子301及び302が発振用抵抗251の端子間に配置されることがPWM制御ドライブ回路25と相違する。
負荷電流検出回路31は、負荷電流検出用抵抗311と、負荷電流変換部312とを有する。負荷電流検出用抵抗311は、一端がインダクタンス23及び24に接続され、他端が出力端子に接続される。負荷電流変換部312は、負荷電流が負荷電流検出用抵抗311を流れることによる電圧降下Vloadの大きさを検出して、負荷電流による電圧降下Vloadに対応する負荷電流信号を出力する。
スイッチング周波数切替回路32は、負荷電流検出部320と、スイッチ駆動部321と、スイッチ322と、発振用第2抵抗323とを有する。負荷電流検出部320は、負荷電流による電圧降下Vloadの大きさと、基準電圧Vrefとを比較するコンパレータ324を有する。コンパレータ324は、負荷電流による電圧降下Vloadの大きさが、基準電圧Vrefより大きいときに「1」を出力する。また、コンパレータ324は、負荷電流による電圧降下Vloadの大きさが、基準電圧Vrefより小さいときに「0」を出力する。一例では、基準電圧Vrefは、定格電流の50%の電流が負荷電流検出用抵抗311に流れたときの電圧降下Vloadの大きさにすることができる。スイッチ駆動部321は、コンパレータ324から出力される出力信号に応じてスイッチ322をオンオフする。スイッチ駆動部321は、コンパレータ324から「1」が出力されるときに、スイッチ322をオンし、コンパレータ324から「0」が出力されるときに、スイッチ322をオフする。発振用第2抵抗323は、直接接続されるスイッチ322と共に、接続端子を介してPWM制御ドライブ回路25の発振用抵抗251に並列接続される。発振用第2抵抗323の抵抗値は、RT2である。
負荷電流による電圧降下Vloadの大きさが基準電圧Vrefより小さいとき、スイッチ322はオフされるので、発振用第2抵抗323は発振子250に接続されず、発振子250の発振周波数fOSC〔kHz〕は、
Figure 2015080303
となる。一方、負荷電流による電圧降下Vloadの大きさが基準電圧Vrefより大きいとき、スイッチ322はオンされる。スイッチ322がオンすると、発振用第2抵抗323は発振用抵抗251と共に発振子250に接続され、発振子250の発振周波数fOSC〔kHz〕は、
Figure 2015080303
となる。ここで、抵抗値RT´は、
Figure 2015080303
である。
DC/DCコンバータ1では、発振用抵抗251の抵抗値RTと発振用第2抵抗323の抵抗値RT2とを規定することにより、負荷電流が小さい場合、及び負荷電流が大きい場合の発振子250の発振周波数fOSCの比率が規定される。例えば、式(3)で示される発振周波数fOSCが100〔kHz〕であり、発振用第2抵抗323の抵抗値RT2が発振用抵抗251の抵抗値RTの4倍である4RTであるとき、式(2)で示される発振周波数fOSCは80〔kHz〕になる。
DC/DCコンバータ1では、負荷電流が小さいときに負荷電流が大きいときよりも発振子250の発振周波数fOSCを小さくして、低負荷時の容量損を低減することにより低負荷時の消費電力を低減することができる。しかしながら、DC/DCコンバータ1では、発振子250の発振周波数fOSCを2つの周波数で動作させるため、トランス10として比較的大きなトランスが使用されることになる。
図6(a)は発振子250の発振周波数fOSCの切り替えを示すタイミングチャートであり、図6(b)は図6(a)に対応するトランス10のB−H曲線を示す図である。図6(a)では、100〔kHz〕だった発振子250の発振周波数fOSCを負荷電流の大きさが小さくなったことに応じて80〔kHz〕に切り替えられている。
発振子250の発振周波数fOSCが100〔kHz〕のとき、トランス10は、図6(b)において矢印A及びBで示される領域内で遷移するため、磁気飽和するおそれはない。しかしながら、負荷電流が小さくなり、発振子250の発振周波数fOSCを100〔kHz〕から80〔kHz〕に切り替えると、周波数が減少することに応じて波長が大きくなる。第1スイッチ11及び第4スイッチ14がオンするオン期間Tonの長さ、及び第2スイッチ12及び第3スイッチ13がオンするオン期間Tonの長さは、波長の増加に比例して増加する。例えば、発振子250の発振周波数fOSCが100〔kHz〕が80〔kHz〕に切り替えられて波長TSが1.2倍になると、オン期間Tonもまた1.2倍になる。
DC/DCコンバータ1では、発振子250の発振周波数fOSCが減少するように切り替えられてオン期間Tonが長くなるときに、磁束の偏りが起きることにより、図6(b)に示すように、第一象限において、磁気飽和が発生する可能性がある。磁気飽和が発生すると第1スイッチ11〜第4スイッチ14に過大な電流が流れて、第1スイッチ11〜第4スイッチ14の性能を劣化させて第1スイッチ11〜第4スイッチ14を破壊するおそれがある。DC/DCコンバータ1では、発振子250の発振周波数fOSCを切り替えて第1スイッチ11〜第4スイッチ14を切り替える周期を減少させた場合でも、トランス10が磁気飽和しないように、サイズの大きなトランスがトランス10として採用される。
図7は、第2実施形態に係るDC/DCコンバータのPWM制御ドライブ回路とスイッチング周波数切替回路との接続関係を示す回路ブロック図である。
DC/DCコンバータ2は、スイッチング周波数切替回路32の代わりにスイッチング周波数切替回路42が配置されることがDC/DCコンバータ1と相違する。
スイッチング周波数切替回路42は、スイッチ駆動部321の代わりにスイッチ駆動部421が配置されることがスイッチング周波数切替回路32と相違する。また、スイッチング周波数切替回路42は、スイッチ322の代わりにスイッチ422が配置されることがスイッチング周波数切替回路32と相違する。また、スイッチング周波数切替回路42は、第1スイッチ抵抗423と、第2スイッチ抵抗424と、スイッチ容量425を有することがスイッチング周波数切替回路32と相違する。
スイッチ駆動部421は、駆動スイッチ426を有する。駆動スイッチ426は、nMOSトランジスタであり、負荷電流検出部320の出力信号に応じてオンオフする。駆動スイッチ426は、ゲートは負荷電流検出部320の出力端子に接続され、ソースは接地され、ドレインは第1スイッチ抵抗423及び第2スイッチ抵抗424の一端に接続される。
スイッチ422はnMOSトランジスタであり、駆動スイッチ426のオンオフに応じてオンオフする。スイッチ422のゲートは、第1スイッチ抵抗423及び第2スイッチ抵抗424を介して電源電圧に接続されると共に、スイッチ容量425を介して接地される。駆動スイッチ426がオンすると、スイッチ422のゲート電圧は、第1スイッチ抵抗423の抵抗値Rs1及びスイッチ容量425の容量値Cs1の大きさにより決定される時定数τfに応じた立下り時間Tfで電源電圧VCCから接地レベルに立ち下がる。また、駆動スイッチ426がオフすると、スイッチ422のゲート電圧は、接地レベルから電源電圧VCCに立ち上がる。立上り時間Trは、第1スイッチ抵抗423の抵抗値Rs1、第2スイッチ抵抗424の抵抗値Rs2及びスイッチ容量425の容量値Cs1の大きさにより決定される時定数τrに応じたものである。
図8(a)はDC/DCコンバータ2のタイミングチャートを示す図であり、図8(b)は図8(a)において破線楕円Aで示される部分の部分拡大図であり、図8(c)は図8(a)において破線楕円Bで示される部分の部分拡大図である。
DC/DCコンバータ2では、スイッチ422のゲート電圧の立上がり時間Trは時定数τrに応じて大きくなる。スイッチ422のゲート電圧の立上がり時間Trが大きくなると、図8(b)において矢印Cで示されるスイッチ422が能動動作する領域の長さが長くなり、スイッチ422は徐々にオンする。DC/DCコンバータ2では、スイッチ422が徐々にオンするため、発振周波数fOSCは、80〔kHz〕から100〔kHz〕に徐々に変化する。
DC/DCコンバータ2では、スイッチ422のゲート電圧の立下がり時間Tfは時定数τfに応じて大きくなる。スイッチ422のゲート電圧の立下がり時間Tfが大きくなると、図8(b)において矢印Dで示されるスイッチ422が能動動作する領域の長さが長くなり、スイッチ422は徐々にオフする。DC/DCコンバータ2では、スイッチ422が徐々にオフするため、発振周波数fOSCは、100〔kHz〕から80〔kHz〕に徐々に変化する。
図9(a)はDC/DCコンバータ2における発振子250の発振周波数fOSCの切り替えを示すタイミングチャートであり、図9(b)は図9(a)に対応するトランス10のB−H曲線を示す図である。図9(b)において、実線矢印は発振子250の発振周波数fOSCが100〔kHz〕のときの特性を示し、破線矢印は発振子250の発振周波数fOSCが80〔kHz〕のときの特性を示す。また、一点鎖線矢印は発振子250の発振周波数fOSCが100〔kHz〕から80〔kHz〕に減少するときに過渡的に90〔kHz〕になったときの特性を示す。
DC/DCコンバータ2では、発振周波数fOSCを100〔kHz〕から80〔kHz〕に切り替えるときに、発振周波数fOSCが徐々に変化するため、B−H曲線上の動作を磁束の偏りを起こすことなしに中心点での対称動作を維持しながら切替えることができる。DC/DCコンバータ2では、B−H曲線上の動作を磁束の偏りを起こすことなしに中心点での対称動作を維持しながら切替えることができるので、図6(b)を参照して説明したような磁気飽和が発生するおそれは低い。一例では、発振周波数fOSCを100〔kHz〕から80〔kHz〕に切り替えるときのスイッチ422のゲート電圧の立下り時間Tfが発振周波数fOSCの1周期の略100倍程度になるように、時定数τfを設定することができる。
図10は、第3実施形態に係るDC/DCコンバータのPWM制御ドライブ回路とスイッチング周波数切替回路との接続関係を示す回路ブロック図である。
DC/DCコンバータ3は、スイッチング周波数切替回路42の代わりにスイッチング周波数切替回路52が配置されることがDC/DCコンバータ2と相違する。
スイッチング周波数切替回路52は、第1スイッチ抵抗423に並列にダイオード520が配置されることがスイッチング周波数切替回路42と相違する。ダイオード520は、スイッチ容量425が充電されるときに、順方向バイアスが印加され、スイッチ容量425が放電されるときに、逆方向バイアスが印加されるように配置される。
スイッチング周波数切替回路52では、駆動スイッチ426がオフしてスイッチ422のゲート電圧が立ち上がるとき、スイッチ容量425は、ダイオード520を介して充電されるので、立ち上がり時間Trは比較的短くなる。一方、駆動スイッチ426がオンしてスイッチ422のゲート電圧が立ち下がるとき、スイッチ容量425は、第1スイッチ抵抗423を介して充電されるので、時定数τfに応じた立下り時間Tfで立ち下がる。
図11(a)はDC/DCコンバータ3のタイミングチャートを示す図であり、図11(b)は図11(a)において破線楕円Aで示される部分の部分拡大図であり、図11(c)は図11(a)において破線楕円Bで示される部分の部分拡大図である。
DC/DCコンバータ3では、スイッチ422のゲート電圧が立ち上がるときは、ダイオード520を介して電流が流れるので立上がり時間Trは小さくなる。一方、スイッチ422のゲート電圧の立下がり時間Tfは時定数τfに応じて大きくなる。
スイッチ422のゲート電圧が立ち上がるとき、すなわち発振子250の発振周波数fOSCが大きくなるときには、トランス10の磁束密度は小さくなるので、磁気飽和現象が発生するおそれはない。DC/DCコンバータ3では、スイッチ422のゲート電圧が立ち上がるときに立上がり時間を比較的小さくすることにより、低い周波数から高い周波数に高速に切替えることができるので、DC/DCコンバータ2よりも電力変換効率が向上する。
図12(a)は第4実施形態に係るDC/DCコンバータのPWM制御ドライブ回路とスイッチング周波数切替回路との接続関係を示す回路ブロック図であり、図12(b)は図12(a)の可変抵抗の内部回路ブロック図である。
DC/DCコンバータ4は、スイッチング周波数切替回路32の代わりにスイッチング周波数切替回路62が配置されることがDC/DCコンバータ1と相違する。
スイッチング周波数切替回路62は、スイッチ駆動部321の代わりに可変抵抗駆動部621が配置されることがスイッチング周波数切替回路32と相違する。また、スイッチ322の代わりに可変抵抗622が配置されることがスイッチング周波数切替回路32と相違する。可変抵抗622は、並列接続された複数のnMOSトランジスタ623と、抵抗624とを有する。
可変抵抗駆動部621は、負荷電流検出部320から入力される信号が「0」から「1」に変化したときに、負荷電流が所定のしきい値よりも大きくなったと判断して、複数のnMOSトランジスタ623のいくつかを同時にオンにする。可変抵抗駆動部621が複数のnMOSトランジスタ623のいくつかをオンにすることにより、可変抵抗622の抵抗値が小さくなり、発振子250の発振周波数fOSCは増加する。また、可変抵抗駆動部621は、負荷電流検出部320から入力される信号が「1」から「0」に変化したときに、負荷電流が所定のしきい値よりも小さくなったと判断して、複数のnMOSトランジスタ623のいくつかをオフにする。可変抵抗駆動部621が複数のnMOSトランジスタ623のいくつかをオフにすることにより、可変抵抗622の抵抗値が大きくなり、発振子250の発振周波数fOSCは減少する。
DC/DCコンバータ1〜4では、負荷電流検出回路31が検出した負荷電流の大きさが所定のしきい値より小さくなったときに、発振子250の発振周波数fOSCを第1周波数から第1周波数よりも小さい第2周波数に切り替える。また、DC/DCコンバータ1〜4では、負荷電流検出回路が検出した負荷電流の大きさが所定のしきい値より大きくなったときに、発振子250の発振周波数fOSCを第2周波数から第1周波数に戻す。DC/DCコンバータ1〜4では、軽負荷時の発振子250の発振周波数fOSCが小さくなるので、第1スイッチ11、第2スイッチ12、第3スイッチ13、及び第4スイッチ14等で軽負荷時に発生する容量損を小さくすることができる。
また、DC/DCコンバータ2〜4では、発振子250の発振周波数fOSCを第1周波数から第1周波数よりも小さい第2周波数に切り替えるときに、発振子250の発振周波数fOSCを徐々に変化させる。DC/DCコンバータ2〜4では、発振子250の発振周波数fOSCを減少させるときに、発振子250の発振周波数fOSCを徐々に変化させることにより、トランス10の磁束の偏りが起きて磁気飽和現象が生じることを防止する。
また、DC/DCコンバータ3及び4では、発振子250の発振周波数fOSCを第1周波数よりも小さい第2周波数から第1周波数に戻すときに、発振子250の発振周波数fOSCを素早く変化させる。DC/DCコンバータ3及び4では、発振子250の発振周波数fOSCを増加させるときに、発振子250の発振周波数fOSCを素早く変化させることにより、DC/DCコンバータ2よりも電力変換効率を向上させることができる。
DC/DCコンバータ1〜4はそれぞれ、トランジスタ等によりハードウェアで形成されるが、DC/DCコンバータ1〜4のスイッチング周波数切替回路の一部又は全てをソフトウェアとして実現してもよい。一例では、DC/DCコンバータ4の可変抵抗駆動部621は、種々の処理を実行する演算部と、演算部が処理を実行するためのプログラム及び演算部がプログラムを実行するために使用するデータを記憶する記憶部を有してもよい。
図13はDC/DCコンバータ4の可変抵抗駆動部621の処理の一例を示すフローチャートであり、図14はDC/DCコンバータ4の可変抵抗駆動部621の処理の他の例を示すフローチャートである。また、図15はDC/DCコンバータ4の可変抵抗駆動部621の処理の更に他の例を示すフローチャートである。
図13に示す処理の例では、まずステップS101において、可変抵抗駆動部621は、負荷電流検出部320から負荷電流の電流値を取得する。次いで、ステップS102において、可変抵抗駆動部621は、取得した負荷電流の大きさとしきい値とを比較する。可変抵抗駆動部621が取得した負荷電流の大きさがしきい値よりも大きいと判定した場合、処理は、ステップS103に進む。可変抵抗駆動部621が取得した負荷電流の大きさがしきい値よりも大きくないと判定した場合、処理は、ステップS105に進む。
処理がステップS103に進むと、可変抵抗駆動部621は、現在の周波数が第1周波数であるか否かを判定する。一例では、第1周波数は100〔kHz〕である。ステップS103において、現在の周波数が第1周波数であると判定した場合、処理は終了する。ステップS103において、可変抵抗駆動部621が、現在の周波数が第1周波数でなく、第1周波数よりも小さい第2周波数であると判定した場合、処理はステップS104に進む。一例では、第2周波数は80〔kHz〕である。次いでステップS104において、可変抵抗駆動部621は、可変抵抗622の抵抗値を減少させて、周波数を第2周波数から第1周波数に変更する。
処理がステップS105に進むと、可変抵抗駆動部621は、現在の周波数が第1周波数であるか否かを判定する。ステップS105において、現在の周波数が第1周波数であると判定した場合、処理はステップS106に進む。次いでステップS106において、可変抵抗駆動部621は、可変抵抗622の抵抗値を増加させて、周波数を第1周波数から第2周波数に変更する。ステップS105において、可変抵抗駆動部621が、現在の周波数が第1周波数でなく、第1周波数よりも小さい第2周波数であると判定した場合、処理は終了する。
図14に示す処理の例では、まずステップS201において、可変抵抗駆動部621は、負荷電流検出部320から負荷電流の電流値を取得する。次いで、ステップS202において、可変抵抗駆動部621は、取得した負荷電流の大きさとしきい値とを比較する。可変抵抗駆動部621が取得した負荷電流の大きさがしきい値よりも大きいと判定した場合、処理は、ステップS203に進む。可変抵抗駆動部621が取得した負荷電流の大きさがしきい値よりも大きくないと判定した場合、処理は、ステップS207に進む。
処理がステップS203に進むと、可変抵抗駆動部621は、現在の周波数が第1周波数であるか否かを判定する。ステップS203において、現在の周波数が第1周波数であると判定した場合、処理は終了する。ステップS203において、可変抵抗駆動部621が、現在の周波数が第1周波数でなく、第1周波数よりも小さい第2周波数であると判定した場合、処理はステップS204に進む。次いで、ステップS204において、可変抵抗駆動部621は、所定の時間待機する。次いで、ステップS205において、可変抵抗駆動部621は、可変抵抗622の抵抗値を所定量減少させる。次いで、ステップS206において、可変抵抗駆動部621は、可変抵抗622の抵抗値が第1周波数に相当する抵抗値であるか否かを判定する。ステップS206において、可変抵抗駆動部621が、可変抵抗622の抵抗値が第1周波数に相当する抵抗値であると判定した場合、処理は終了する。また、ステップS206において、可変抵抗駆動部621が、可変抵抗622の抵抗値が第1周波数に相当する抵抗値ではないと判定した場合、処理はステップS204に戻る。
処理がステップS207に進むと、可変抵抗駆動部621は、現在の周波数が第1周波数であるか否かを判定する。ステップS207において、可変抵抗駆動部621が、現在の周波数が第1周波数でなく、第1周波数よりも小さい第2周波数であると判定した場合、処理は終了する。また、ステップS207において、現在の周波数が第1周波数であると判定した場合、処理はステップS208に進む。次いで、ステップS208において、可変抵抗駆動部621は、所定の時間待機する。次いで、ステップS209において、可変抵抗駆動部621は、可変抵抗622の抵抗値を所定量増加させる。次いで、ステップS210において、可変抵抗駆動部621は、可変抵抗622の抵抗値が第2周波数に相当する抵抗値であるか否かを判定する。ステップS210において、可変抵抗駆動部621が、可変抵抗622の抵抗値が第2周波数に相当する抵抗値であると判定した場合、処理は終了する。また、ステップS210において、可変抵抗駆動部621が、可変抵抗622の抵抗値が第2周波数に相当する抵抗値ではないと判定した場合、処理はステップS208に戻る。
図15に示す処理の例では、まずステップS301において、可変抵抗駆動部621は、負荷電流検出部320から負荷電流の電流値を取得する。次いで、ステップS302において、可変抵抗駆動部621は、取得した負荷電流の大きさとしきい値とを比較する。可変抵抗駆動部621が取得した負荷電流の大きさがしきい値よりも大きいと判定した場合、処理は、ステップS303に進む。可変抵抗駆動部621が取得した負荷電流の大きさがしきい値よりも大きくないと判定した場合、処理は、ステップS305に進む。
処理がステップS303に進むと、可変抵抗駆動部621は、現在の周波数が第1周波数であるか否かを判定する。ステップS303において、現在の周波数が第1周波数であると判定した場合、処理は終了する。ステップS303において、可変抵抗駆動部621が、現在の周波数が第1周波数でなく、第1周波数よりも小さい第2周波数であると判定した場合、処理はステップS304に進む。次いでステップS304において、可変抵抗駆動部621は、可変抵抗622の抵抗値を減少させて、周波数を第2周波数から第1周波数に変更する。
処理がステップS305に進むと、可変抵抗駆動部621は、現在の周波数が第1周波数であるか否かを判定する。ステップS305において、可変抵抗駆動部621が、現在の周波数が第1周波数でなく、第1周波数よりも小さい第2周波数であると判定した場合、処理は終了する。また、ステップS305において、現在の周波数が第1周波数であると判定した場合、処理はステップS306に進む。次いで、ステップS306において、可変抵抗駆動部621は、所定の時間待機する。次いで、ステップS307において、可変抵抗駆動部621は、可変抵抗622の抵抗値を所定量増加させる。次いで、ステップS308において、可変抵抗駆動部621は、可変抵抗622の抵抗値が第2周波数に相当する抵抗値であるか否かを判定する。ステップS308において、可変抵抗駆動部621が、可変抵抗622の抵抗値が第2周波数に相当する抵抗値であると判定した場合、処理は終了する。また、ステップS308において、可変抵抗駆動部621が、可変抵抗622の抵抗値が第2周波数に相当する抵抗値ではないと判定した場合、処理はステップS306に戻る。
1、2、3、4,100 DC/DCコンバータ
10 トランス
11、12、13、14 スイッチ
25、30 PWM制御ドライブ回路
31 負荷電流検出回路
32、42、52、62 スイッチング周波数切替回路
250 発振子
251 発振用抵抗
252 発振用容量
320 負荷電流検出部
321、421 スイッチ駆動部
322、422 スイッチ
621 可変抵抗駆動部
622 可変抵抗

Claims (4)

  1. 一次側に印加される直流電圧を変圧して二次側に出力するトランスと、
    前記トランスの一次側に印加される電圧を周期的に切り替えるスイッチと、
    前記トランスの二次側に流れる負荷電流を検出する負荷電流検出回路と、
    前記負荷電流検出回路が検出した負荷電流の大きさが所定のしきい値より小さくなったときに、前記スイッチを切り替える周波数を第1周波数から前記第1周波数よりも小さい第2周波数に切り替え、前記負荷電流検出回路が検出した負荷電流の大きさが所定のしきい値より大きくなったときに、前記スイッチを切り替える周波数を前記第2周波数から前記第1周波数に切り替えるスイッチング周波数切替回路と、
    を有することを特徴とするDC/DCコンバータ。
  2. 前記スイッチング周波数切替回路は、前記スイッチを切り替える周波数を第1周波数から前記第1周波数よりも小さい第2周波数に切り替えるときに、周波数を徐々に減少させる、請求項1に記載のDC/DCコンバータ。
  3. 前記スイッチを切り替える周波数を第1周波数から前記第2周波数に切り替えるときの遷移時間は、前記スイッチを切り替える周波数を第2周波数から前記第1周波数に切り替えるときの遷移時間よりも長い、請求項2に記載のDC/DCコンバータ。
  4. 前記スイッチは、複数のMOSトランジスタを有する、請求項1〜3の何れか一項に記載のDC/DCコンバータ。
JP2013214968A 2013-10-15 2013-10-15 Dc/dcコンバータ Active JP6171825B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013214968A JP6171825B2 (ja) 2013-10-15 2013-10-15 Dc/dcコンバータ
US14/510,524 US20150103565A1 (en) 2013-10-15 2014-10-09 Dc-to-dc converter
TW103135187A TW201526507A (zh) 2013-10-15 2014-10-09 直流對直流轉換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013214968A JP6171825B2 (ja) 2013-10-15 2013-10-15 Dc/dcコンバータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015080303A true JP2015080303A (ja) 2015-04-23
JP6171825B2 JP6171825B2 (ja) 2017-08-02

Family

ID=52809513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013214968A Active JP6171825B2 (ja) 2013-10-15 2013-10-15 Dc/dcコンバータ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20150103565A1 (ja)
JP (1) JP6171825B2 (ja)
TW (1) TW201526507A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9590615B1 (en) * 2015-09-18 2017-03-07 Sanken Electric Co., Ltd. Integrated circuit and switching power-supply device performing output control through switching operation
US10554138B2 (en) 2016-10-25 2020-02-04 Infineon Technologies Austria Ag Flux limited fast transient response in isolated DC-DC converters
US10439500B2 (en) 2017-02-01 2019-10-08 Infineon Technologies Austria Ag Control of isolated power converters during transient load conditions

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06197550A (ja) * 1992-12-25 1994-07-15 Toyo Electric Mfg Co Ltd スイッチング周波数制御方法
JPH0759346A (ja) * 1993-06-07 1995-03-03 Nec Corp スイッチング電源回路
JPH0851774A (ja) * 1994-08-08 1996-02-20 Nec Corp スイッチング電源回路
JPH09117134A (ja) * 1995-10-17 1997-05-02 Murata Mfg Co Ltd スイッチング電源
JP2004304885A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Sony Corp スイッチング電源装置
JP2007068349A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Tdk Corp スイッチング電源装置
JP2007295744A (ja) * 2006-04-26 2007-11-08 Nissan Motor Co Ltd 電力変換装置の制御装置および制御方法
JP2008170017A (ja) * 2007-01-09 2008-07-24 Daikin Ind Ltd インバータ圧縮機の運転方法及び圧縮機駆動装置
JP2009224244A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Mitsubishi Electric Corp 放電灯点灯装置、照明装置
US7928712B1 (en) * 2007-06-01 2011-04-19 Rf Micro Devices, Inc. Low noise fast dithering switching power supply
JP2011083130A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Shindengen Electric Mfg Co Ltd スイッチング電源

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7898218B2 (en) * 2006-09-12 2011-03-01 02Micro International Limited Power supply topologies with PWM frequency control
KR101167807B1 (ko) * 2010-12-24 2012-07-25 삼성전기주식회사 공진 컨버터

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06197550A (ja) * 1992-12-25 1994-07-15 Toyo Electric Mfg Co Ltd スイッチング周波数制御方法
JPH0759346A (ja) * 1993-06-07 1995-03-03 Nec Corp スイッチング電源回路
JPH0851774A (ja) * 1994-08-08 1996-02-20 Nec Corp スイッチング電源回路
JPH09117134A (ja) * 1995-10-17 1997-05-02 Murata Mfg Co Ltd スイッチング電源
JP2004304885A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Sony Corp スイッチング電源装置
JP2007068349A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Tdk Corp スイッチング電源装置
JP2007295744A (ja) * 2006-04-26 2007-11-08 Nissan Motor Co Ltd 電力変換装置の制御装置および制御方法
JP2008170017A (ja) * 2007-01-09 2008-07-24 Daikin Ind Ltd インバータ圧縮機の運転方法及び圧縮機駆動装置
US7928712B1 (en) * 2007-06-01 2011-04-19 Rf Micro Devices, Inc. Low noise fast dithering switching power supply
JP2009224244A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Mitsubishi Electric Corp 放電灯点灯装置、照明装置
JP2011083130A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Shindengen Electric Mfg Co Ltd スイッチング電源

Also Published As

Publication number Publication date
JP6171825B2 (ja) 2017-08-02
TW201526507A (zh) 2015-07-01
US20150103565A1 (en) 2015-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110535345B (zh) Dc-dc电源转换器及操作dc-dc电源转换器的方法
US10038387B2 (en) Control circuit for active clamp flyback power converter with predicted timing control
KR100889528B1 (ko) 소프트 스타트 회로와 이를 포함하는 전원공급장치
KR101236955B1 (ko) 스위칭 모드 파워 서플라이 및 그 구동 방법
JP2017051082A (ja) 双方向dc/dcコンバータ
JP3498669B2 (ja) スイッチング電源装置
JP6260665B2 (ja) Dc/dc変換装置
US20150003120A1 (en) Systems and methods for zero voltage switching in power conversion systems
CN110535344B (zh) 包括谷跳模式的dc-dc电源转换器及其操作方法
TWI487261B (zh) 電子系統、電壓轉換電路及其電壓轉換方法
CN110581667B (zh) 功率转换装置及方法
JP6171825B2 (ja) Dc/dcコンバータ
JP4400426B2 (ja) スイッチング電源装置
CN115378265A (zh) 适用于宽范围输出电压的变换器及其控制方法
EP3447890B1 (en) Reconfigurable line modulated resonant converter
US11716010B2 (en) Driving control circuit, method and device for gallium nitride (GaN) transistor, and medium
JP3233099B2 (ja) Dc−dcコンバータ
JP2008118754A (ja) スイッチング電源装置、スイッチング周波数設定方法
JP2002119054A (ja) スイッチング電源装置
JP4415052B2 (ja) スイッチング電源装置
CN210629349U (zh) 一种死区振荡主动阻尼电路
JP5288491B2 (ja) スイッチング電源装置
JP2007236128A (ja) スイッチング電源回路
JP2003259635A (ja) スイッチング電源回路
JP2022182408A (ja) 電力変換器の制御方法及び電力変換器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160705

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170425

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170524

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170606

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170619

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6171825

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150