JPH0759346A - スイッチング電源回路 - Google Patents

スイッチング電源回路

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JPH0759346A
JPH0759346A JP13973294A JP13973294A JPH0759346A JP H0759346 A JPH0759346 A JP H0759346A JP 13973294 A JP13973294 A JP 13973294A JP 13973294 A JP13973294 A JP 13973294A JP H0759346 A JPH0759346 A JP H0759346A
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switching
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Takanori Muto
孝典 武藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチング電源回路の軽負荷領域での変換
効率を向上する。 【構成】 軽負荷領域では、スイッチング信号の繰り返
し周波数を低下し、スイッチング信号の振幅値を減少
し、スイッチング素子の寄生容量を減少し、平滑チョー
クのインダクタンスを増加して軽負荷時の損失を減少し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスイッチング電源回路に
関し、特に軽負荷時の入力直流電力と出力直流電力との
比である変換効率の向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】直流電圧を入力とし、これをスイッチン
グ素子でスイッチングして一旦交流に変換した後、変圧
器で電圧変換し、この電圧変換した交流を整流平滑して
所望の直流電圧として負荷に供給するスイッチング電源
回路では、負荷電流の変動が大きくまた軽負荷で長時間
使用される場合が多い。従って、軽負荷時における効率
を向上させて、一次電源である電池の使用可能時間を延
長することが望まれる。
【0003】軽負荷時における効率を向上するため、従
来色々な提案がなされている。例えば、特開平3−17
3352号公報に開示された装置では、軽負荷状態とな
った場合には間欠的なスイッチング動作を行い、スイッ
チング動作が停止している期間は平滑キャパシタに蓄積
された静電エネルギーによって負荷回路に電力供給を行
っている。
【0004】また、特開平2−254972号公報で開
示された装置では、軽負荷時にスナバキャパシタ(sn
ubber capacitor)の容量を減少してい
る。スイッチング素子を保護するためこれと並列にスナ
バキャパシタを挿入してあるが、軽負荷の場合はスイッ
チング素子で制御される電流も小さくなるので、スナバ
キャパシタを小さくしてもスイッチング素子を保護する
ことができる。スナバキャパシタの充放電は全部電力損
失となるので、スナバキャパシタの容量を減少すると、
電力損失を減少することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスイッ
チング電源回路では、以下のような問題点がある。すな
わち、特開平3−173352号公報で開示された装置
では、スイッチング動作停止期間には平滑キャパシタか
ら負荷に電力供給を行っているので、この平滑キャパシ
タの容量を大きくしておく必要があり、これが装置を小
形化する上での障害となる。また、軽負荷状態から急激
に負荷電流が増加した場合、間欠スイッチング状態から
連続スイッチング状態への切換は直ちに行われるが、負
荷電流の急増によって低下した平滑キャパシタの電圧を
充電するために時間がかかり、負荷電流の増加に即応で
きない。さらに、この装置では負荷電流の増加を出力電
圧の低下で検出しているので、出力電圧の変化をなるべ
く小さくしたいというスイッチング電源回路の性能を向
上させることができない等の問題点がある。
【0006】次に、特開平2−254972号公報で開
示された装置では、スナバキャパシタの容量を減少して
いるが、スナバキャパシタの容量を零にしても、スイッ
チング素子として使用されるMOSFETのドレイン・
ソース間およびゲート・ソース間に存在する電極間寄生
容量の充放電が、スナバキャパシタの充放電と同様に損
失の原因となるという問題点があった。
【0007】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、従来の装置の問題点を解決し、出力
電圧のレギュレーション特性を劣化させず、平滑キャパ
シタの容量増加を必要とすることなく、かつ軽負荷から
定格負荷への変化時における出力電圧の瞬時低下を抑制
し、更にはスイッチング素子の寄生容量に起因する損失
を抑制することができる高効率のスイッチング電源回路
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるスイッチ
ング電源回路は、一次側の直流電源と、この直流電源に
変圧器の一次側巻線を経て接続されるスイッチング手段
と、前記変圧器の二次側巻線に接続される整流回路と、
前記スイッチング手段に供給するスイッチング信号のパ
ルス幅を制御するPWM制御回路とを有し、前記スイッ
チング信号は繰り返し周波数fで振幅VGSの矩形波列
であってそのパルス幅は前記PWM制御回路により前記
整流回路の出力電圧を一定に保つように自動制御される
スイッチング電源回路において、前記スイッチング手段
はFETを有し、前記PWM制御回路は更に、前記整流
回路の負荷電流を表す電圧を発生する負荷電流検出回路
と、この負荷電流検出回路の出力電圧を基準電圧と比較
するコンパレータと、このコンパレータの出力が、前記
負荷電流検出回路の出力電圧が前記基準電圧より低いこ
とを示す場合、前記スイッチング信号の繰り返し周波数
を減少するよう制御する手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0009】また、一次側の直流電源と、この直流電源
に変圧器の一次側巻線を経て接続されるスイッチング手
段と、前記変圧器の二次側巻線に接続される整流回路
と、前記スイッチング手段に供給するスイッチング信号
のパルス幅を制御するPWM制御回路とを有し、前記ス
イッチング信号は繰り返し周波数fで振幅VGSの矩形
波列であってそのパルス幅は前記PWM制御回路により
前記整流回路の出力電圧を一定に保つように自動制御さ
れるスイッチング電源回路において、前記スイッチング
手段はFETを有し、前記PWM制御回路は更に、前記
整流回路の負荷電流を表す電圧を発生する負荷電流検出
回路と、この負荷電流検出回路の出力電圧を基準電圧と
比較するコンパレータと、このコンパレータの出力が、
前記負荷電流検出回路の出力電圧が前記基準電圧より低
いことを示す場合、前記スイッチング信号の振幅VGS
を減少するよう制御する手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0010】また、一次側の直流電源と、この直流電源
に変圧器の一次側巻線を経て接続されるスイッチング手
段と、前記変圧器の二次側巻線に接続される整流回路
と、前記スイッチング手段に供給するスイッチング信号
のパルス幅を制御するPWM制御回路とを有し、前記ス
イッチング信号は繰り返し周波数fで振幅VGSの矩形
波列であってそのパルス幅は前記PWM制御回路により
前記整流回路の出力電圧を一定に保つように自動制御さ
れるスイッチング電源回路において、前記スイッチング
手段はFETを有し、前記PWM制御回路は更に、前記
整流回路の負荷電流を表す電圧を発生する負荷電流検出
回路と、この負荷電流検出回路の出力電圧を基準電圧と
比較するコンパレータと、このコンパレータの出力が、
前記負荷電流検出回路の出力電圧が前記基準電圧より低
いことを示す場合、前記スイッチング信号の周波数を減
少しかつその振幅VGSを減少するよう制御する手段と
を備えたことを特徴とする。
【0011】また、一次側の直流電源と、この直流電源
に変圧器の一次側巻線を経て接続されるスイッチング手
段と、前記変圧器の二次側巻線に接続される整流回路
と、前記スイッチング手段に供給するスイッチング信号
のパルス幅を制御するPWM制御回路とを有し、前記ス
イッチング信号は繰り返し周波数fで振幅VGSの矩形
波列であってそのパルス幅は前記PWM制御回路により
前記整流回路の出力電圧を一定に保つように自動制御さ
れるスイッチング電源回路において、前記スイッチング
手段は第1のFETと、オンオフスイッチにより前記第
1のFETに並列に接続され又はその並列回路から切り
離される第2のFETとを有し、前記スイッチング電源
回路は更に、前記整流回路の負荷電流を表す電圧を発生
する負荷電流検出回路と、この負荷電流検出回路の出力
電圧を基準電圧と比較するコンパレータと、このコンパ
レータの出力が、前記負荷電流検出回路の出力電圧が前
記基準電圧より低いことを示す場合、前記第2のFET
を並列回路から切り離すよう制御する手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0012】また、一次側の直流電源と、この直流電源
に変圧器の一次側巻線を経て接続されるスイッチング手
段と、前記変圧器の二次側巻線に接続される整流回路
と、前記スイッチング手段に供給するスイッチング信号
のパルス幅を制御するPWM制御回路とを有し、前記ス
イッチング信号は繰り返し周波数fで振幅VGSの矩形
波列であってそのパルス幅は前記PWM制御回路により
前記整流回路の出力電圧を一定に保つように自動制御さ
れるスイッチング電源回路において、前記整流回路は、
平滑キャパシタと第1及び第2の平滑チョークを有する
平滑回路に接続され、前記平滑キャパシタには並列にダ
ミーロードが接続され、前記第2の平滑チョークはオン
オフスイッチにより前記第1の平滑チョークに対して並
列に接続され又はこの並列回路から切り離されるよう制
御され、前記スイッチング電源回路は更に、前記整流回
路の負荷電流を表す電圧を発生する負荷電流検出回路
と、この負荷電流検出回路の出力電圧を基準電圧と比較
するコンパレータと、このコンパレータの出力が、前記
負荷電流検出回路の出力電圧が前記基準電圧より低いこ
とを示す場合、前記第2の平滑チョークを並列回路から
切り離すよう制御する手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0013】また、一次側の直流電源と、この直流電源
に変圧器の一次側巻線を経て接続されるスイッチング手
段と、前記変圧器の二次側巻線に接続される整流回路
と、前記スイッチング手段に供給するスイッチング信号
のパルス幅を制御するPWM制御回路とを有し、前記ス
イッチング信号は繰り返し周波数fで振幅VGSの矩形
波列であってそのパルス幅は前記PWM制御回路により
前記整流回路の出力電圧を一定に保つように自動制御さ
れるスイッチング電源回路において、前記スイッチング
手段は第1のFETと、オンオフスイッチにより前記第
1のFETに並列に接続され又はその並列回路から切り
離される第2のFETとを有し、前記整流回路は、平滑
キャパシタと第1及び第2の平滑チョークを有する平滑
回路に接続され、前記平滑キャパシタには並列にダミー
ロードが接続され、前記第2の平滑チョークはオンオフ
スイッチにより前記第1の平滑チョークに対して並列に
接続され又はこの並列回路から切り離されるよう制御さ
れ、前記スイッチング電源回路は更に、前記整流回路の
負荷電流を表す電圧を発生する負荷電流検出回路と、こ
の負荷電流検出回路の出力電圧を基準電圧と比較するコ
ンパレータと、このコンパレータの出力が、前記負荷電
流検出回路の出力電圧が前記基準電圧より低いことを示
す場合、前記第2のFETを並列回路から切り離し、か
つ前記第2の平滑チョークを並列回路から切り離すよう
制御する手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】また、前記負荷電流検出回路は、前記整流
回路の負荷電流の通路に挿入された抵抗を備えたことを
特徴とする。
【0015】さらに、前記負荷電流検出回路は、前記ス
イッチング手段に直列に挿入されたカレントトランスと
そのカレントトランスの二次側電圧の振幅を検出する整
流器を備えたことを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明のスイッチング電源回路は、スイッチン
グ素子がFETである場合、その電極間寄生容量の充放
電による損失は、充放電回数に比例するので、スイッチ
ング周波数fを低下させるとその損失を低下させること
ができる。また、軽負荷状態ではスイッチング周波数f
を低下させても十分に負荷電流を供給することができ
る。さらに、スイッチング電圧VGSを低下させると、
この電圧への充放電による損失を低下することができ
る。VGSを低下すると、当該FETのオン状態時の抵
抗が増加し、そのための損失は増加するが、軽負荷時に
はこのための損失増加は小さい。
【0017】また、FETの電極間寄生容量を減少する
と、その寄生容量充放電のための損失は減少するが、寄
生容量の小さいFETは電流容量も小さいので、本発明
では寄生容量の小さい2個のFETを並列接続してスイ
ッチング素子とし、軽負荷時には、そのうちの1個のF
ETを回路から遮断した。平滑チョークを使用する場合
は、その平滑チョークに流れる電流が不連続にならない
ようにブリーダ抵抗を設けるが、このブリーダ抵抗によ
る損失を減少するためには、軽負荷時において平滑チョ
ークのインダクタンスを増加し、ブリーダ抵抗に流れる
電流を減少した。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面について説明す
る。図1は本発明の一実施例を示すブロック図であっ
て、図において、直流電源1と変圧器2の一次巻線、ス
イッチング素子5の閉回路は、スイッチング素子5によ
り開放・閉塞が周期的に繰り返される。図9はスイッチ
ング素子がFETである場合のスイッチング波形例を示
す。FET5のゲートとソース間の電圧であるゲート駆
動電圧VGSは、図9にVGSで示す矩形波である。
【0019】VGSが加えられると、FET5がオンと
なり、FET5のドレインソース間電圧VDSはほとん
ど零になる。ドレイン電流IDは、図9のIDで示すよ
うに変圧器2の一次巻線に流れる。このドレイン電流
は、変圧器2の二次巻線に電圧を誘起する。変圧器2の
二次巻線に誘起された電圧は、整流ダイオード3により
整流されて平滑キャパシタ4を充電する。負荷電流I0
はキャパシタ4の放電によって得られる。
【0020】ゲート駆動電圧VGSのパルス幅は、PW
M制御回路6により制御される。出力電圧V0は、PW
M制御回路6内で基準電圧と比較される。出力電圧と基
準電圧との差である誤差電圧が、この誤差電圧を殆ど零
に保つように、PWM制御回路6でパルス幅をフィード
バック制御する。本実施例では、負荷電流検出器10は
I0に比例する電圧VIを発生する抵抗から構成され
る。コンパレータ9はVIと基準電圧Vrefとを比較
し、VI<Vrefのとき論理「H」の信号S1,S2
を出力し、そうでない場合、論理「L」の信号を出力す
る。
【0021】信号S1,S2の論理が「L」のとき、周
波数可変発振回路7からの制御周波数fと、出力電圧可
変補助電源回路8からの制御電圧は正規の値に維持され
る。信号S1,S2の論理が「H」のときは、制御周波
数fを低下し、制御電圧VCCを低下して装置のスイッ
チング損失を減少する。
【0022】図7は、周波数可変発振回路7の周波数制
御の一例を示すブロック図で、信号S1の論理が「H」
のとき、キャパシタC2がキャパシタC1に並列に接続
され、発振周波数は低下する。
【0023】図10は、FET5の寄生容量を示す回路
図で、Sはソース、Dはドレイン、Gはゲートである。
ドレインとソース間には寄生容量CDSがあり、ゲート
とソース間には寄生容量CGSがあり、ドレインとゲー
トの間には寄生容量CGDがある。ドレイン電流のオフ
期間には、CDSとCGDはVDSまで充電される。こ
の充電には、式(2)で表されるエネルギーWLが必要
である。 WL=Coss(VDS(OFF))2 /2・・・(2) 但しCoss=CDS+CGDである。
【0024】このエネルギーWLは、このオフ期間の次
に来るドレイン電流のオン期間内にFETの内部で消費
される。すなわち、1スイッチングサイクルでエネギー
WLが消費される。1秒間のスイッチングサイクルは周
波数fであるから、制御周波数を低下すればスイッチン
グ損失をfに比例して減少させることができる。
【0025】図1に示すようなフライバック型のスイッ
チング電源回路では、最大出力は、 Pmax=(1/2)L(IDP)2 f・・・(1)で
表される。但し、Lはスイッチング素子の電流が流れる
変圧器2の一次巻線のインダクタンスで、IDPはFE
T5のオン状態のときのドレイン電流のピーク値で、f
は制御周波数であるが、軽負荷状態ではPmaxが小さ
いのでfを小さくしても差し支えない。
【0026】なお、VGSまで充電される実際の容量
は、CGSとCGDとの和よりも大きくなる。それはC
GDにはミラー効果が存在するからである。従って、こ
の実際の寄生容量を充電するエネルギーWGは、 WG=(QG)(VGS(ON))・・・(3)で表さ
れることになる。但し、QGはオン期間にゲートからソ
ースへ充電される電荷である。このエネルギーの半分
は、オン期間の充電に際して消費され、残りの半分はこ
のオン期間に続くオフ期間にPWM制御回路6内で消費
される。従ってVGSを減少すると、QGによる損失は
VGSの2乗に比例して減少する。それはQGがVGS
に比例するからである。
【0027】VGSを減少すると、FET5のオン状態
のときの抵抗RONは、図11に示すように増加する。
この増加はFET5内の抵抗損失を増加する。軽負荷の
ときはこの抵抗損失の増加は式(3)から期待できる損
失の減少よりも小さい。
【0028】図5は、従来の装置における負荷電流と電
力損失の関係を示す図で、W1は負荷電流の二乗に比例
する電力損失、W2は負荷電流には関係のない電力損失
である。軽負荷領域においては損失W2は負荷電流に比
較して大きく、この領域における変換効率を低下してい
る。
【0029】図6は、本発明の装置での負荷電流と電力
損失の関係を示す図で、W1は図5と図6で同一であ
り、W2は定格負荷電流領域(a)では図5と図6で同
一である。負荷電流が(b)点になると、コンパレータ
9の出力論理が変化し、fを低下しVGSを低下してW
2を減少させる。従って軽負荷領域(a)における本発
明の装置の変換効率は向上する。本発明の装置の変換効
率は図8の実線Pで示すようになる。従来の装置の変換
効率は図8に点線Qで示す通りである。
【0030】図2は、図1に示す実施例の変形例であ
り、負荷電流検出回路として変圧器2の一次側巻線に流
れる電流をカレントトランス11で変流し、カレントト
ランス11の二次側の電圧を整流したものを負荷電流の
検出としている。図3は、図1に示す実施例の他の変形
例であり、図1の実施例のスイッチング電源回路がフラ
イバック型で制御周波数fが任意に変化できるのに対
し、図3に示すスイッチング電源回路はフォワワード型
であって、変圧器2の磁気飽和や、その二次回路がフラ
イホイールダイオード12や平滑チョーク13や平滑キ
ャパシタ4が、整流ダイオード3に接続されて共振周波
数を持っているために、制御周波数fを自由に変更する
ことができない。
【0031】この場合は、式(3)に示すVGSだけが
出力電圧可変補助電源回路8内で低下する。固定周波数
の発振器18が、固定周波数の信号をPWM制御回路6
に供給する。制御周波数fの低下と、VGSの低下とは
互いに関連なく実施することができて、それぞれ独立し
て損失低減の効果を有することは言うまでもない。
【0032】図4は、本発明の他の実施例を示すブロッ
ク図であり、図において、図1,図3と同一符号は同一
又は相当部分を示し、スイッチング素子としては2個の
FET51と52とを有し、定格負荷領域ではこの2個
のFETが並列に接続されている。軽負荷領域ではFE
T52がオンオフスイッチ14,15により回路から切
り離される。これを切り離すと式(2)のキャパシティ
Coss、式(3)のQGが減少して軽負荷時の損失を
減少することができる。図4に示すスイッチング電源回
路は、図3の回路と同様フォワワード型であり、発振器
18から固定周波数の信号が供給される。図3の実施例
と同じく軽負荷領域でVGSを低下することは可能であ
るが、図4に示す実施例では、これを実行していない。
【0033】図4に示す実施例では、平滑チョークは2
個の平滑チョーク131と132から構成され、定格負
荷領域では、132は131に並列に接続されている
が、軽負荷領域ではオンオフスイッチ16により並列接
続から遮断される。スイッチング電源回路の動作が安定
して行われるためには、平滑チョークに流れる電流が不
連続になってはならない。このため、ダミー負荷17が
設けられている。オンオフスイッチ16は軽負荷領域で
平滑チョークのリアクタンスを増加させて、ダミー負荷
17に流れる電流を減少し損失を低下させる。
【0034】図12は、平滑チョークに流れる電流波形
とダミー負荷に流れる電流値を示す波形図である。チョ
ークに流れる電流Iとその両端の電圧Eとの間には、 E=L(dI/dt)・・・(4)の関係がある。但
し、Lはチョークのインダクタンスである。チョークの
両端の電圧Eが矩形波(図示せず)であると、その電流
Iは、図12にチョーク電流ILで示すように直線で上
昇し、直線で下降する波形になる。この直線の傾斜はL
に逆比例する。定格負荷電流I0ではILの平均値がI
0に等しい。負荷電流が減少すると、チョーク内の電流
は減少するが、電流の傾斜は変化しない。チョーク内の
電流が不連続になってはいけないので、図12の点線S
に示すように、その最小値は零である。
【0035】従来の装置のように、図12の点線Sに示
す電流を流すためには、負荷電流が0となったとき、S
の平均値に相当する電流をダミー負荷17に流さなけれ
ばならない。本発明では、軽負荷領域でチョーク132
が回路から遮断されるので、チョークのインダクタンス
は増加し、電流の傾斜が減少し、図12の実線Tで示す
ようになるので、電流の平均値は減少し、ダミー負荷に
よる損失は減少する。
【0036】図4に示す実施例では、FET52の切り
離しと、チョーク132の切り離しを同時に行ったが、
何れかを単独に行っても、それぞれの効果が得られるこ
とは言うまでもない。さらに、図3,図4に示す実施例
の負荷電流検出回路として、図2のカレントトランス1
1を使用することができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明のスイッチン
グ電源回路は、スイッチング電源装置の軽負荷領域では
スイッチング信号の繰り返し周波数を低下し、スイッチ
ング信号の振幅VGSを減少し、スイッチング素子の寄
生容量を減少し、平滑チョークのインダクタンスを増加
するなど、当該スイッチング電源装置で実行することが
できる損失低減対策を実行することができるので、変換
効率を大幅に改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の一変形例を示すブロック図である。
【図3】図1の他の変形例を示すブロック図である。
【図4】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図5】従来の装置の負荷電流と損失との関係を示す図
である。
【図6】本発明の装置の負荷電流と損失との関係を示す
図である。
【図7】図1の周波数可変発振回路の一部を示す回路図
である。
【図8】本発明による変換効率の向上を示す説明図であ
る。
【図9】本発明の装置のスイッチング素子の各部の電圧
を示す波形図である。
【図10】本発明の装置のスイッチング素子の等価回路
を示す回路図である。
【図11】本発明の装置のスイッチング素子のスイッチ
ング電圧対内部抵抗の関係を示す図である。
【図12】図4の平滑チョークの電流波形を示す波形図
である。
【符号の説明】
1 直流電源 2 変圧器 3 整流ダイオード 4 平滑キャパシタ 5 スイッチング素子 6 PWM制御回路 7 周波数可変発振回路 8 出力電圧可変補助電源回路 9 コンパレータ 10 負荷電流検出回路 11 カレントトランス 12 フライホイールダイオード 13 平滑チョーク 14,15,16 オンオフスイッチ 17 ダミー負荷 131,132 平滑チョーク

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次側の直流電源と、この直流電源に変
    圧器の一次側巻線を経て接続されるスイッチング手段
    と、前記変圧器の二次側巻線に接続される整流回路と、
    前記スイッチング手段に供給するスイッチング信号のパ
    ルス幅を制御するPWM制御回路とを有し、前記スイッ
    チング信号は繰り返し周波数fで振幅VGSの矩形波列
    であってそのパルス幅は前記PWM制御回路により前記
    整流回路の出力電圧を一定に保つように自動制御される
    スイッチング電源回路において、 前記スイッチング手段はFETを有し、 前記PWM制御回路は更に、 前記整流回路の負荷電流を表す電圧を発生する負荷電流
    検出回路と、 この負荷電流検出回路の出力電圧を基準電圧と比較する
    コンパレータと、 このコンパレータの出力が、前記負荷電流検出回路の出
    力電圧が前記基準電圧より低いことを示す場合、前記ス
    イッチング信号の繰り返し周波数を減少するよう制御す
    る手段と、 を備えたことを特徴とするスイッチング電源回路。
  2. 【請求項2】 一次側の直流電源と、この直流電源に変
    圧器の一次側巻線を経て接続されるスイッチング手段
    と、前記変圧器の二次側巻線に接続される整流回路と、
    前記スイッチング手段に供給するスイッチング信号のパ
    ルス幅を制御するPWM制御回路とを有し、前記スイッ
    チング信号は繰り返し周波数fで振幅VGSの矩形波列
    であってそのパルス幅は前記PWM制御回路により前記
    整流回路の出力電圧を一定に保つように自動制御される
    スイッチング電源回路において、 前記スイッチング手段はFETを有し、 前記PWM制御回路は更に、 前記整流回路の負荷電流を表す電圧を発生する負荷電流
    検出回路と、 この負荷電流検出回路の出力電圧を基準電圧と比較する
    コンパレータと、 このコンパレータの出力が、前記負荷電流検出回路の出
    力電圧が前記基準電圧より低いことを示す場合、前記ス
    イッチング信号の振幅VGSを減少するよう制御する手
    段と、 を備えたことを特徴とするスイッチング電源回路。
  3. 【請求項3】 一次側の直流電源と、この直流電源に変
    圧器の一次側巻線を経て接続されるスイッチング手段
    と、前記変圧器の二次側巻線に接続される整流回路と、
    前記スイッチング手段に供給するスイッチング信号のパ
    ルス幅を制御するPWM制御回路とを有し、前記スイッ
    チング信号は繰り返し周波数fで振幅VGSの矩形波列
    であってそのパルス幅は前記PWM制御回路により前記
    整流回路の出力電圧を一定に保つように自動制御される
    スイッチング電源回路において、 前記スイッチング手段はFETを有し、 前記PWM制御回路は更に、 前記整流回路の負荷電流を表す電圧を発生する負荷電流
    検出回路と、 この負荷電流検出回路の出力電圧を基準電圧と比較する
    コンパレータと、 このコンパレータの出力が、前記負荷電流検出回路の出
    力電圧が前記基準電圧より低いことを示す場合、前記ス
    イッチング信号の周波数を減少しかつその振幅VGSを
    減少するよう制御する手段と、 を備えたことを特徴とするスイッチング電源回路。
  4. 【請求項4】 一次側の直流電源と、この直流電源に変
    圧器の一次側巻線を経て接続されるスイッチング手段
    と、前記変圧器の二次側巻線に接続される整流回路と、
    前記スイッチング手段に供給するスイッチング信号のパ
    ルス幅を制御するPWM制御回路とを有し、前記スイッ
    チング信号は繰り返し周波数fで振幅VGSの矩形波列
    であってそのパルス幅は前記PWM制御回路により前記
    整流回路の出力電圧を一定に保つように自動制御される
    スイッチング電源回路において、 前記スイッチング手段は第1のFETと、オンオフスイ
    ッチにより前記第1のFETに並列に接続され又はその
    並列回路から切り離される第2のFETとを有し、 前記スイッチング電源回路は更に、 前記整流回路の負荷電流を表す電圧を発生する負荷電流
    検出回路と、 この負荷電流検出回路の出力電圧を基準電圧と比較する
    コンパレータと、 このコンパレータの出力が、前記負荷電流検出回路の出
    力電圧が前記基準電圧より低いことを示す場合、前記第
    2のFETを並列回路から切り離すよう制御する手段
    と、 を備えたことを特徴とするスイッチング電源回路。
  5. 【請求項5】 一次側の直流電源と、この直流電源に変
    圧器の一次側巻線を経て接続されるスイッチング手段
    と、前記変圧器の二次側巻線に接続される整流回路と、
    前記スイッチング手段に供給するスイッチング信号のパ
    ルス幅を制御するPWM制御回路とを有し、前記スイッ
    チング信号は繰り返し周波数fで振幅VGSの矩形波列
    であってそのパルス幅は前記PWM制御回路により前記
    整流回路の出力電圧を一定に保つように自動制御される
    スイッチング電源回路において、 前記整流回路は、平滑キャパシタと第1及び第2の平滑
    チョークを有する平滑回路に接続され、前記平滑キャパ
    シタには並列にダミーロードが接続され、前記第2の平
    滑チョークはオンオフスイッチにより前記第1の平滑チ
    ョークに対して並列に接続され又はこの並列回路から切
    り離されるよう制御され、 前記スイッチング電源回路は更に、 前記整流回路の負荷電流を表す電圧を発生する負荷電流
    検出回路と、 この負荷電流検出回路の出力電圧を基準電圧と比較する
    コンパレータと、 このコンパレータの出力が、前記負荷電流検出回路の出
    力電圧が前記基準電圧より低いことを示す場合、前記第
    2の平滑チョークを並列回路から切り離すよう制御する
    手段と、 を備えたことを特徴とするスイッチング電源回路。
  6. 【請求項6】 一次側の直流電源と、この直流電源に変
    圧器の一次側巻線を経て接続されるスイッチング手段
    と、前記変圧器の二次側巻線に接続される整流回路と、
    前記スイッチング手段に供給するスイッチング信号のパ
    ルス幅を制御するPWM制御回路とを有し、前記スイッ
    チング信号は繰り返し周波数fで振幅VGSの矩形波列
    であってそのパルス幅は前記PWM制御回路により前記
    整流回路の出力電圧を一定に保つように自動制御される
    スイッチング電源回路において、 前記スイッチング手段は第1のFETと、オンオフスイ
    ッチにより前記第1のFETに並列に接続され又はその
    並列回路から切り離される第2のFETとを有し、 前記整流回路は、平滑キャパシタと第1及び第2の平滑
    チョークを有する平滑回路に接続され、前記平滑キャパ
    シタには並列にダミーロードが接続され、前記第2の平
    滑チョークはオンオフスイッチにより前記第1の平滑チ
    ョークに対して並列に接続され又はこの並列回路から切
    り離されるよう制御され、 前記スイッチング電源回路は更に、 前記整流回路の負荷電流を表す電圧を発生する負荷電流
    検出回路と、 この負荷電流検出回路の出力電圧を基準電圧と比較する
    コンパレータと、 このコンパレータの出力が、前記負荷電流検出回路の出
    力電圧が前記基準電圧より低いことを示す場合、前記第
    2のFETを並列回路から切り離し、かつ前記第2の平
    滑チョークを並列回路から切り離すよう制御する手段
    と、 を備えたことを特徴とするスイッチング電源回路。
  7. 【請求項7】 前記負荷電流検出回路は、前記整流回路
    の負荷電流の通路に挿入された抵抗を備えたことを特徴
    とする請求項第1項〜第6項記載のスイッチング電源回
    路。
  8. 【請求項8】 前記負荷電流検出回路は、前記スイッチ
    ング手段に直列に挿入されたカレントトランスとそのカ
    レントトランスの二次側電圧の振幅を検出する整流器を
    備えたことを特徴とする請求項第1項〜第6項記載のス
    イッチング電源回路。
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