JP2015077373A - ヘッドレスト - Google Patents

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Abstract

【課題】車椅子と共に折りたたむことができ、幅の調整が容易なヘッドレストを提供する。
【解決手段】ヘッドレスト1は、支持部材520に固定され、下方から上方に延び、筒状体に形成された一対の固定部10と、上方側から一対の固定部10の内部に、下端側からそれぞれ挿入される一対の軸部20と、一対の軸部20の上端側に左右の側縁が固定され、柔軟性を有する素材の布状体に形成され、車椅子に着席した使用者の頭部を支持する本体30と、を備え、本体30は、一方の側縁に軸部20が挿入される筒状の軸部挿入部32と、一方の面の左右方向において、一方の端部から中央までの範囲に形成された第1面接合部33と、中央から他方の端部までの範囲に形成され、第1面接合部33と着脱自在に接合する第2面接合部34と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ヘッドレストに関し、詳しくは、車椅子の背もたれを支持する支持部材に固定されるヘッドレストに関する。
近年、車椅子を使用する使用者を車椅子に着席させたまま、車椅子と共に車に乗せる場合がある。
ところで、一般的な車椅子は、背もたれは設けられているものの、ヘッドレストは設けられていない。このような一般的な車椅子と共に車に乗る使用者は、上記の場合、ヘッドレストが無い状態で走行する車に乗っていることとなる。
このため、仮に、乗車した車が、急ブレーキをかけたり、他の車と衝突した場合、このような一般的な車椅子に着席した使用者の頭を支えるものがないので、当該使用者は、首を損傷する場合がある。
そこで、車椅子に取り付けるヘッドレストが提案されている。
例えば、このような車椅子に取り付けるヘッドレストとして、枕部と、枕部を両側から持ち上げるように支持する逆略U字形の支持パイプと、車椅子の背凭れフレームに固定される取付具と、を備え、支持パイプの下端部を取付具に上方から差し込んで固定するヘッドレストが提案されている(特許文献1)。
この車椅子用ヘッドレスト機構によれば、車椅子に着席した使用者の頭部を支持するための枕部を車椅子に着脱自在に取付けることができる。
特開2001−327541号公報
ところで、車椅子は、使用しないときには、幅を狭くする方向に折りたたまれる。車椅子を折りたたむ場合、特許文献1のヘッドレストは、枕部及び枕部を支持する逆略U字形の支持パイプを折りたたむことができないため、車椅子から外す必要がある。即ち、車椅子を使用するときには、車椅子を拡げてから、ヘッドレストを取り付ける必要がある。
また、車椅子の幅は車種によって様々である。このため、ある車椅子に取り付けられていたヘッドレストを、幅が異なる他の車椅子に取り付ける場合、ヘッドレストの幅を調整する必要がある。
しかしながら、特許文献1のヘッドレストは、上記の場合、逆略U字形の支持パイプの幅を車椅子の幅に合わせるとともに、この支持パイプと枕部とが接合する部分を調整する必要があり、操作が煩雑である。
本発明は、車椅子と共に折りたたむことができ、幅の調整が容易なヘッドレストを提供することを目的とする。
(1) 車椅子の背もたれを支持する支持部材に固定されるヘッドレストであって、
前記支持部材に固定され、下方から上方に延び、筒状体に形成された一対の固定部と、
上方側から一対の前記固定部の内部に、下端側からそれぞれ挿入される一対の軸部と、
一対の前記軸部の上端側に左右の側縁が固定され、柔軟性を有する素材の布状体に形成され、前記車椅子に着席した使用者の頭部を支持する本体と、を備え、
前記本体は、一方の側縁に前記軸部が挿入される筒状の軸部挿入部と、一方の面の左右方向において、一方の端部から中央までの範囲に形成された第1面接合部と、中央から他方の端部までの範囲に形成され、前記第1面接合部と着脱自在に接合する第2面接合部と、を有し、
前記本体は、前記軸部挿入部に一方の前記軸部が挿入され、他方の前記軸部を支点に折り返し、前記第1面接合部と前記第2面接合部とが接合することで、一対の前記軸部に固定されるヘッドレスト。
(1)の構成によれば、ヘッドレストは、車椅子の背もたれを支持する支持部材に固定され、一対の固定部と、一対の軸部と、本体と、を備える。
一対の固定部は、車椅子の支持部材に固定され、下方から上方に延び、筒状体に形成されている。
一対の軸部は、上方側から一対の固定部の内部に、下端側からそれぞれ挿入される。
本体は、一対の軸部の上端側に左右の側縁が固定され、柔軟性を有する素材の布状体に形成され、車椅子に着席した使用者の頭部を支持する。
そして、本体は、軸部挿入部と、第1面接合部と、第2面接合部と、を有する。
軸部挿入部は、一方の側縁において筒状に形成され、軸部が挿入される。
第1面接合部は、一方の面の左右方向において、一方の端部から中央までの範囲に形成されている。
第2面接合部は、中央から他方の端部までの範囲に形成され、第1面接合部と着脱自在に接合する。
そして、本体は、軸部挿入部に一方の固定部が挿入され、他方の固定部を支点に折り返し、第1面接合部と第2面接合部とが接合することで、一対の軸部に固定される。
このような構成によれば、車椅子を折りたたむと、車椅子の支持部材に固定された一対の固定部は、互いに近接する。そして、車椅子に着席した使用者の頭部を支持する本体を、柔軟性を有する素材を布状体に形成したので、車椅子を折りたたむと、本体は、その両側縁が一対の固定部に挿入された軸部に追随して互いに隣接し、中間部分が折れ曲がる。
よって、車椅子にヘッドレストを取り付けた状態で、車椅子を折りたたむことができる。
また、本発明の構成によれば、ある車椅子に取り付けられていたヘッドレストを、幅が異なる他の車椅子に取り付ける場合、以下の手順でヘッドレストの幅を調整する。
まず、ある車椅子の幅に調整されたヘッドレストにおける本体の第1面接合部と第2面接合部との接合を解除する。
そして、一対の軸部をそれぞれ、他の車椅子に固定された一対の固定部に挿入する。このときの一対の軸部間の幅は、他の車椅子におけるヘッドレストの幅である。
次に、軸部挿入部に一方の軸部が挿入された本体を、他方の軸部を支点に折り返し、第1面接合部と第2面接合部とを接合させる。
これにより、ある車椅子に取り付けられていたヘッドレストを、幅が異なる他の車椅子に取り付ける作業が完了する。
このように、本体との取り付け位置を調整しながら、この本体を支持する一対の軸部の幅を調整することなく、単に、車椅子の支持部材に固定された一対の固定部に、一対の軸部を挿入し、この軸部を支点に本体を折り返すだけで、ある車椅子に取り付けられていたヘッドレストを、幅が異なる他の車椅子に取り付けることができる。
したがって、車椅子と共に折りたたむことができ、幅の調整が容易なヘッドレストを提供できる。
(2) 前記軸部は、
上下方向に延び、前記本体の前記軸部挿入部に挿入され又は前記本体の折り返しの支点となり、前記本体が固定される軸部材と、
前記軸部材の上端に配置され、前記本体の上端を押さえる上押さえ部材と、
前記軸部材の中間部分に配置され、前記本体の下端を押さえる下押さえ部材と、
前記軸部材において、前記上押さえ部材と前記下押さえ部材との間に配置され、前記本体の前記第1面接合部又は前記第2面接合部と接合する軸部接合部材と、を備える(1)に記載のヘッドレスト。
(2)の構成によれば、軸部は、軸部材と、上押さえ部材と、下押さえ部材と、軸部接合部材と、を備える。
軸部材は、上下方向に延び、本体の軸部挿入部に挿入され又は本体の折り返しの支点となり、本体が固定される。
上押さえ部材は、軸部材の上端に配置され、本体の上端を押さえる。
下押さえ部材は、軸部材の中間部分に配置され、本体の下端を押さえる。
軸部接合部材は、軸部材において、上押さえ部材と下押さえ部材との間に配置され、本体の第1面接合部又は第2面接合部と接合する。
このような構成によれば、上押さえ部材により、軸部材に固定された本体が上方に抜けるのを防止できる。また、下押さえ部材により、軸部材に固定された本体が下方にずれるのを防止できる。また、軸部接合部材により、軸部材に固定された本体が所定位置からずれるのを防止できる。
また、軸部に本体を固定する場合、軸部挿入部に一方の軸部が挿入された本体を、他方の軸部の軸部接合部材と本体の第1面接合部又は第2面接合部とを接合させてから、この他方の軸部を支点に折り返し、第1面接合部と第2面接合部とを接合させる。
このように、軸部において本体を固定させたい所望の位置において、軸部の軸部接合部材と本体の第1面接合部又は第2面接合部とを接合させてから本体を折り返すことで、本体を所望の位置に保持した状態で、本体を折り返し、第1面接合部と第2面接合部とを接合させることができる。
よって、軸部において本体を固定させたい所望の位置に、本体を容易に固定できる。
(3) 一対の前記軸部のうち少なくとも一方は、前記下押さえ部材より下方において、前記軸部材にスライド自在に固定され、前記固定部の上端に当接する調整部材を、更に備える(2)に記載のヘッドレスト。
(3)の構成によれば、調整部材が固定部の上端に当接することで、軸部及び軸部に固定された本体の高さが保持される。
ここで、車椅子の使用者を車椅子とともに、車に乗せる場合には、車が事故等に合ったときのために、ヘッドレストは必ず必要である。一方で、例えば、介護者が車椅子を押す場合、車椅子にヘッドレストが取り付けられていると、介護者は車椅子に着席した使用者の足下が視認できなくなる。このため、ヘッドレストは、車に乗せる場合以外には、取り外しておき、車に乗せるときにヘッドレストを取り付けるのが望ましい。
また、車椅子の使用者を車椅子とともに車に乗せる場合、車を車道の路肩に停車させ、乗車させる。このとき、車道の幅が狭いと、後続の車を、使用者及び車椅子を車に乗せるまで待たせることとなる。
一方で、車椅子に取り付けたヘッドレストが車椅子に着席した使用者の頭部後方に配置していないと、ヘッドレストとしての機能を発揮できない。
このため、車椅子の使用者を車椅子とともに車に乗せる場合、迅速に、ヘッドレストを車椅子に取り付けるとともに、このヘッドレストを車椅子に着席した使用者の頭部後方に配置する必要がある。
(3)の発明によれば、調整部材を軸部材上においてスライドさせ、本体が所望の高さにくる位置で固定しておくことで、固定部材から軸部を抜き、再び、固定部材に軸部を挿入し、調整部材が固定部の上端に当接させることで、本体を所望の高さに設置できる。
よって、調整部材が固定部材の上端に当接させまで、軸部を固定部材に挿入するだけで、本体を所望の高さに設置できるので、迅速に、ヘッドレストを車椅子に取り付け、このヘッドレストを車椅子に着席した使用者の頭部後方に配置することができる。
本発明によれば、車椅子と共に折りたたむことができ、幅の調整が容易なヘッドレストを提供できる。
本発明の実施形態に係るヘッドレスト1を車椅子500に適用した状態を示す図である。 前記実施形態に係るヘッドレスト1を図1に示す後側から視た図である。 前記実施形態に係るヘッドレスト1の本体30を展開した状態を示す図である。 前記実施形態に係るヘッドレスト1の使用方法を説明する図である。 前記実施形態に係るヘッドレスト1を、車椅子500に適用し、車椅子500とともに折りたたんだ状態を示す図である。 前記実施形態の変形例に係るヘッドレスト1Aを後側から視た図である。 前記実施形態に係るヘッドレスト1Aの使用方法を説明する図である。 前記実施形態に係るヘッドレスト1Aの使用方法を説明する図である。
本発明の実施形態に係るヘッドレスト1について説明する。なお、以下の説明において、同一の構成には同一の符号を付し、その説明を省略又は簡略化する。
本発明の実施形態に係るヘッドレスト1の構成を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るヘッドレスト1を車椅子500に適用した状態を示す図である。
ヘッドレスト1は、車椅子500の背もたれ510を支持する支持部材520に固定される。
図2は、前記実施形態に係るヘッドレスト1を図1に示す後側から視た図である。
ヘッドレスト1は、一対の固定部10と、一対の軸部20と、本体30と、を備える。
一対の固定部10は、固定手段15により、車椅子500の支持部材520に固定され、下方から上方に延び、筒状体に形成されている。
固定部10は、下方側が固定手段15により支持部材520に固定され、上方側が背もたれ510の前(図1参照)側に配置されている。
固定手段15は、2本の棒状体を互いに固定する周知の手段で形成され、例えば、2本の棒状体の周囲に巻き回され、2本の棒状体を互いに密接させて固定する結束バンドや、それぞれの棒状体の周囲に配置された輪状体を互いに連結する金物等で形成されている。
なお、本実施形態において、固定部10は、下方側を固定手段15により支持部材520に固定し、上方側を後側から背もたれ510に支持させる構成としたが、これに限らず、例えば、下方側及び上方側ともに固定手段15で、支持部材520に固定してもよい。
一対の軸部20は、上方側から一対の固定部10の内部に、下端側からそれぞれ挿入される。
軸部20は、軸部材21と、上押さえ部材22と、下押さえ部材23と、軸部接合部材24と、調整部材25と、を備える。
軸部材21は、上下方向に延びる棒状体で形成され、少なくとも下端からその全長の半分以上が固定部10の内部に挿入される。また、軸部材21は、固定部10から露出する部分が、本体30の後述する軸部挿入部32に挿入され又は本体30の折り返しの支点30aとなり、本体30が固定される。
軸部材21を少なくとも下端からその全長の半分以上を固定部10の内部に挿入することで、固定部10及び軸部材21による、本体30を支持する部分の強度が向上する。
上押さえ部材22は、軸部材21の上端に配置され、本体30の上端を押さえる。
下押さえ部材23は、軸部材21の中間部分に配置され、本体30の下端を押さえる。
上押さえ部材22及び下押さえ部材23は、例えば、軸部材21の外周に設けられる任意の素材(例えば、金属、樹脂、スポンジ等)で形成された環状体や、軸部材21の外周に巻き回されるテープ等で構成されている。
図3は、前記実施形態に係るヘッドレスト1の本体30を展開した状態を示す図である。
軸部接合部材24は、軸部材21において、上押さえ部材22と下押さえ部材23との間に配置され、後述する本体30の第1面接合部33と接合する。
軸部接合部材24は、かぎ爪状の突起が植毛された帯状体が軸部材21に巻き回されて形成されている。
なお、本実施形態において、軸部接合部材24は、第1面接合部33と接合するように構成したが、これに限らず、第2面接合部34と接合するように構成してもよい。
調整部材25は、下押さえ部材23より下方において、軸部材21にスライド自在に固定され、固定部10の上端に当接する。
調整部材25は、例えば、軸部材21の外周に設けられる任意の素材(例えば、金属、樹脂、スポンジ等)で形成された環状体で構成されている。
なお、本実施形態において、調整部材25は、一方の軸部20にのみ設けているが、これに限らず、調整部材25は両方の軸部20に設けてもよい。
本体30は、一対の軸部20における軸部材21の上端側に左右の側縁が固定され、柔軟性を有する素材の布状体に形成され、車椅子500に着席した使用者の頭部を支持する。
本体30は、帯状体31と、軸部挿入部32と、第1面接合部33と、第2面接合部34と、を有する。
帯状体31は、左右方向に長辺を有する長方形形状であり、柔軟性を有する素材である合成繊維が布状体に形成されている。
軸部挿入部32は、帯状体31の一方の短辺(図3に示す例では左辺)において筒状に形成され、軸部20の軸部材21が挿入される。
第1面接合部33は、帯状体31の一方の面に形成され、左右方向において、一方の端部(図3に示す例では左端)から中央までの範囲に形成されている。
第1面接合部33には、ループ状の起毛が植毛されている。
第2面接合部34は、第1面接合部33が形成された同じ面である、帯状体31の一方の面に形成され、中央から他方の端部(図3に示す例では右端)までの範囲に形成され、第1面接合部33と着脱自在に接合する。
第2面接合部34には、かぎ爪状の突起が植毛されている。
このように、第1面接合部33と第2面接合部34や、第1面接合部33と軸部20の軸部接合部材24は、面ファスナーで構成されている。
なお、これらの接合は、面ファスナーに限らず、例えば、ボタンや粘着剤等によってもよい。
次に、本実施形態に係るヘッドレスト1の使用方法について説明する。
図4は、前記実施形態に係るヘッドレスト1の使用方法を説明する図である。
ある車椅子に取り付けられていたヘッドレスト1を、幅が異なる他の車椅子500に取り付ける場合、以下の手順でヘッドレスト1の幅を調整する。
まず、ある車椅子の幅に調整されたヘッドレスト1における本体30の第1面接合部33と第2面接合部34との接合を解除する。
そして、図4に示すように、一対の軸部20における軸部材21をそれぞれ、他の車椅子500に固定された一対の固定部10に挿入する。このときの一対の軸部材21間の幅は、他の車椅子500におけるヘッドレスト1の幅である。この状態において、第1面接合部33と、軸部20の軸部接合部材24と、を接合する。
次に、本体30における帯状体31の他方の短辺(図4に示す例では右辺)を、他方の軸部材21を支点に折り返し、第1面接合部33と第2面接合部34とを接合させる。
これにより、ある車椅子に取り付けられていたヘッドレスト1を、幅が異なる他の車椅子500に取り付ける作業が完了し、図1に示す状態となる。
図5は、前記実施形態に係るヘッドレスト1を、車椅子500に適用し、車椅子500とともに折りたたんだ状態を示す図である。
図1に示す状態から、車椅子500を折りたたむと、車椅子500の支持部材520に固定された一対の固定部10は、互いに近接する。そして、本体30の帯状体31を、柔軟性を有する素材を布状体に形成したので、車椅子500を折りたたむと、本体30は、その両側縁が一対の固定部10に挿入された軸部20に追随して互いに隣接し、中間部分が折れ曲がり、図5に示す状態となる。
次に、本実施形態の変形例に係るヘッドレスト1Aについて説明する。
図6は、前記実施形態の変形例に係るヘッドレスト1Aを後側から視た図である。
ヘッドレスト1Aは、一対の軸部20Aにおける軸部材21Aのうち、一方の軸部材21A(図6に示す例では左側)に比べ、他方の軸部材21A(図6に示す例では右側)の下端側が短い点、一対の固定部10のうち、一方の固定部10に補助固定部10Aが固定部材11Aにより固定されている点が、ヘッドレスト1と異なる。なお、固定部材11Aは、固定部材15と同様に、2本の棒状体を互いに固定する周知の手段で形成されている。
次に、本変形例に係るヘッドレスト1Aの使用方法について説明する。
図7及び8は、前記実施形態に係るヘッドレスト1Aの使用方法を説明する図である。
ヘッドレスト1Aを車椅子500に固定された一対の固定部10のうち、一方の固定部10側に寄せる手順を説明する。
まず、図7に示すように、車椅子500に取り付けられたヘッドレスト1Aを上方に上げ、他方の軸部材21A(図6に示す例では右側)のみを、固定部10から引き抜く。このとき、一方の軸部材21A(図6に示す例では左側)の下端側は、固定部10に挿入された状態である。
次に、図8に示すように、他方の軸部材21Aを一方の軸部材21Aに寄せる。このとき、本体30は、その両側縁が一対の軸部材21Aに追随して互いに隣接し、中間部分が折れ曲がる。
この状態で、ヘッドレスト1Aを下方に下げ、他方の軸部材21Aを、補助固定部10Aに挿入する。
ここで、介護者が車椅子500を押す場合、車椅子500にヘッドレスト1Aが取り付けられていると、介護者は車椅子500に着席した使用者の足下が視認できなり、危険である。一方、ヘッドレスト1Aを車椅子500から取り外してしまうと、例えば、介護者は、取り外したヘッドレスト1Aを持ちながら、車椅子500を押すこととなり、危険である。
本変形例によれば、ヘッドレスト1Aを車椅子500の一方側(図6に示す例では左側)に寄せ、この状態で固定できる。これにより、介護者は、車椅子500を押す場合、使用者の足下を視認できるとともに、取り外したヘッドレストを持つ必要がなく、安全に車椅子500を押すことができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
1 ヘッドレスト
10 固定部
20 軸部
30 本体
32 軸部挿入部
33 第1面接合部
34 第2面接合部
500 車椅子
510 背もたれ
520 支持部材

Claims (3)

  1. 車椅子の背もたれを支持する支持部材に固定されるヘッドレストであって、
    前記支持部材に固定され、下方から上方に延び、筒状体に形成された一対の固定部と、
    上方側から一対の前記固定部の内部に、下端側からそれぞれ挿入される一対の軸部と、
    一対の前記軸部の上端側に左右の側縁が固定され、柔軟性を有する素材の布状体に形成され、前記車椅子に着席した使用者の頭部を支持する本体と、を備え、
    前記本体は、一方の側縁に前記軸部が挿入される筒状の軸部挿入部と、一方の面の左右方向において、一方の端部から中央までの範囲に形成された第1面接合部と、中央から他方の端部までの範囲に形成され、前記第1面接合部と着脱自在に接合する第2面接合部と、を有し、
    前記本体は、前記軸部挿入部に一方の前記軸部が挿入され、他方の前記軸部を支点に折り返し、前記第1面接合部と前記第2面接合部とが接合することで、一対の前記軸部に固定されるヘッドレスト。
  2. 前記軸部は、
    上下方向に延び、前記本体の前記軸部挿入部に挿入され又は前記本体の折り返しの支点となり、前記本体が固定される軸部材と、
    前記軸部材の上端に配置され、前記本体の上端を押さえる上押さえ部材と、
    前記軸部材の中間部分に配置され、前記本体の下端を押さえる下押さえ部材と、
    前記軸部材において、前記上押さえ部材と前記下押さえ部材との間に配置され、前記本体の前記第1面接合部又は前記第2面接合部と接合する軸部接合部材と、を備える請求項1に記載のヘッドレスト。
  3. 一対の前記軸部のうち少なくとも一方は、前記下押さえ部材より下方において、前記軸部材にスライド自在に固定され、前記固定部の上端に当接する調整部材を、更に備える請求項2に記載のヘッドレスト。
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