JP3223810U - 取付具及びクッション取付体 - Google Patents
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Abstract
【課題】任意のクッションを任意の椅子の背もたれに取り付け可能な取付具及びクッション取付体を提供する。【解決手段】クッションを椅子Cの背もたれBに取り付けるための取付具1である。背もたれBの上面B1を跨ぐように背もたれBに載せられる帯状部材2と、帯状部材2の長手方向の端部に設けられ、かつ、クッションを支持するための支持部材3とを含んでいる。帯状部材2は、背もたれBに載せられたときに少なくとも一部が背もたれBに接触する第1面を含んでいる。第1面は、背もたれBに対する相対移動を抑止するための滑り止め手段を有している。【選択図】図2
Description
本考案は、椅子の背もたれにクッションを取り付けるための取付具及びクッション取付体に関する。
従来、椅子の背もたれにクッションを取り付けて使用するものが知られている。例えば、下記特許文献1には、背もたれ部に設けられた台座にクッションを取り付けることができる椅子が提案されている。
しかしながら、特許文献1の椅子は、椅子と台座が一体化された専用品であり、異なる任意の椅子に異なる任意のクッションを取り付けたいという要望があった。
本考案は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、任意のクッションを任意の椅子の背もたれに取り付け可能な取付具及びクッション取付体を提供することを主たる目的としている。
本考案は、クッションを椅子の背もたれに取り付けるための取付具であって、前記背もたれの上面を跨ぐように前記背もたれに載せられる帯状部材と、前記帯状部材の長手方向の端部に設けられ、かつ、前記クッションを支持するための支持部材とを含み、前記帯状部材は、前記背もたれに載せられたときに少なくとも一部が前記背もたれに接触する第1面を含み、前記第1面は、前記背もたれに対する相対移動を抑止するための滑り止め手段を有することを特徴とする。
本考案に係る取付具において、前記帯状部材は、布材で形成され、前記滑り止め手段は、前記布材に設けられた複数の樹脂製の突部を含むのが望ましい。
本考案に係る取付具において、前記帯状部材の長手方向において、前記支持部材の反対側の端部に設けられ、かつ、前記支持部材の反対側の前記帯状部材を前記背もたれに沿って保持するための保持部材をさらに含むのが望ましい。
本考案に係る取付具において、前記保持部材は、伸縮性を有する保持帯部を含むのが望ましい。
本考案に係る取付具において、前記保持帯部は、前記帯状部材の幅方向の中央部分で、前記帯状部材に固着されるのが望ましい。
本考案に係る取付具において、前記支持部材は、布材で形成されるのが望ましい。
本考案に係る取付具において、前記支持部材は、前記クッションの一部を支持可能な複数の支持部を含むのが望ましい。
本考案に係る取付具において、前記支持部は、前記帯状部材が前記背もたれに載せられたときに上方に位置する第1支持部と下方に位置する第2支持部とを含み、前記第1支持部は、弾性を有するゴム生地から形成され、前記第2支持部は、前記帯状部材と同一の布材から形成されるのが望ましい。
本考案に係る取付具において、前記支持部材は、矩形状の支持本体を含み、前記支持部は、前記支持本体の各角部に対して対面状に配され、前記支持本体の前記角部と前記支持部とが、前記クッションの一部が挿入されるポケット部を形成しているのが望ましい。
本考案は、上述の取付具と、前記支持部材に支持された前記クッションとを含む、クッション取付体であることを特徴とする。
本考案に係るクッション取付体において、前記クッションは、マッサージ機構を有するのが望ましい。
本考案の取付具は、背もたれの上面を跨ぐように前記背もたれに載せられる帯状部材と、前記帯状部材の長手方向の端部に設けられ、かつ、クッションを支持するための支持部材とを含んでいる。このような取付具は、任意のクッションを任意の椅子の背もたれに取り付けることができ、異なるクッションへの変更も容易である。
本考案の取付具において、帯状部材は、背もたれに載せられたときに少なくとも一部が前記背もたれに接触する第1面を含み、前記第1面は、前記背もたれに対する相対移動を抑止するための滑り止め手段を有している。このような取付具は、帯状部材を背もたれに載せることで背もたれの任意の位置に固定することができ、クッションを背もたれの任意の高さに取り付けることができる。
以下、本考案の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態のクッション取付体10の側面図である。図1に示されるように、本実施形態のクッション取付体10は、クッション11と、椅子Cの背もたれBにクッション11を取り付けるための取付具1とを含んでいる。このようなクッション取付体10は、クッション11を背もたれBの任意の高さに取り付けることができる。
図1は、本実施形態のクッション取付体10の側面図である。図1に示されるように、本実施形態のクッション取付体10は、クッション11と、椅子Cの背もたれBにクッション11を取り付けるための取付具1とを含んでいる。このようなクッション取付体10は、クッション11を背もたれBの任意の高さに取り付けることができる。
クッション11は、例えば、内部に柔らかい素材が詰められたものであり、さらにマッサージ機構を有していてもよい。マッサージ機構は、例えば、電動でもみ玉を駆動するものやエアバッグ式のもの、弾性体によりツボを刺激するもの等、周知の種々のものが採用され得る。
図2は、椅子Cに取り付けられた取付具1の斜視図である。図1及び図2に示されるように、取付具1は、背もたれBの上面B1を跨ぐように背もたれBに載せられる帯状部材2と、クッション11を支持するための支持部材3とを含むのが望ましい。本実施形態の支持部材3は、帯状部材2の長手方向の一方の端部2eに設けられている。このような取付具1は、任意のクッション11を任意の椅子Cの背もたれBに取り付けることができ、異なるクッション11への変更も容易である。
帯状部材2は、例えば、背もたれBに載せられたときに少なくとも一部が背もたれBに接触する裏面である第1面2aと、第1面2aの反対側のおもて面である第2面2bとを含んでいる。裏面である第1面2aは、背もたれBに対する相対移動を抑止するための滑り止め手段4(図3に示す)を有している。このような取付具1は、帯状部材2を背もたれBに載せることで背もたれBの任意の位置に固定することができ、クッション11を背もたれBの任意の高さに取り付けることができる。
より好ましい態様として、取付具1は、帯状部材2の長手方向において、支持部材3の反対側の帯状部材2を背もたれBに沿って保持するための保持部材5を含んでいる。保持部材5は、帯状部材2の長手方向において、支持部材3が配された帯状部材2の部位の反対側の帯状部材2の部位を、背もたれBに沿って保持するのが望ましい。本実施形態の保持部材5は、背もたれBの上面B1を跨いで背もたれBに載せた姿勢において、背もたれBの後面と対面状に配される帯状部材2の部位を、背もたれBに沿って保持している。
本実施形態の保持部材5は、帯状部材2の長手方向において、支持部材3の反対側の他方の端部2fに設けられている。このような保持部材5は、第1面2aと背もたれBとの摩擦抵抗を大きくし、重いクッション11を使用したときにも相対移動することなく、クッション11を背もたれBの任意の高さに取り付けることに役立つ。
図3は、取付具1の裏面である第1面2a側から見た展開状態の平面図であり、図4は、取付具1のおもて面である第2面2b側から見た展開状態の平面図である。図1ないし図4に示されるように、本実施形態の保持部材5は、伸縮性を有する保持帯部5aを含んでいる。保持帯部5aは、C字状又は環状に配されるのが望ましい。保持帯部5aは、例えば、ゴムバンドから形成されている。このような保持部材5は、種々の背もたれBの形状に適合することが可能であり、任意の椅子Cの背もたれBに取り付けることができる。
図3に示されるように、保持帯部5aは、その両端部が、帯状部材2の幅方向の中央部分2cで帯状部材2に固着されるのが望ましい。本実施形態の保持帯部5aの両端部は、帯状部材2の幅方向の中央部分2cで帯状部材2に縫着されている。このような保持帯部5aは、伸縮する長さが大きく、適合する背もたれBの範囲を広げることができる。また、この保持帯部5aは、帯状部材2への固着が容易であり、製造コストを低減することに役立つ。
図1ないし図4に示されるように、帯状部材2は、例えば、布材で形成されている。本実施形態の帯状部材2は、第1面2aが滑り止め手段4を有する生地から形成され、第2面2bがメッシュ生地から形成されている。
このような帯状部材2は、種々の背もたれBの形状に適合することが可能であり、任意の椅子Cの背もたれBに載せることができる。また、この帯状部材2は、背もたれBに載せられた状態で使用者と接触する可能性のある第2面2bがメッシュ生地であるので、使用時の触感及び外観の美的効果を向上させることができる。
図3に示されるように、滑り止め手段4は、布材に設けられた複数の樹脂製の突部4aを含むのが望ましい。突部4aは、例えば、シリコンで形成されている。このような滑り止め手段4は、比較的安価な構成で高い滑り止め効果を発揮することができる。
図1ないし図4に示されるように、支持部材3は、例えば、布材から形成されている。本実施形態の支持部材3は、少なくとも一部が帯状部材2と同一の布材から形成されている。このような支持部材3は、種々のクッション11の形状に適合するので、任意のクッション11を支持することができる。また、このような支持部材3を含む取付具1は、クッション11を使用しないときにも背もたれBに載せた状態で椅子Cを使用することができる。
支持部材3は、クッション取付体10が椅子Cに取り付けられたときの上下方向の略中央部分が帯状部材2に連結されている。このような支持部材3は、背もたれBの高さよりも高い位置にクッション11を支持することができる。
支持部材3は、クッション11の平面形状に対して略同一形状の支持本体3aと、クッション11の一部を支持可能な複数の支持部3bとを含むのが望ましい。支持本体3aは、例えば、クッション取付体10が椅子Cに取り付けられたときに、クッション11と背もたれBとの間に位置している。支持部3bは、例えば、クッション取付体10を使用するときに、使用者側からクッション11を支持している。
本実施形態の支持部材3は、四角形状である略矩形状のクッション11に対して略同一形状の略矩形状の支持本体3aと、クッション11の4つの角部を支持可能な4つの支持部3bとを含んでいる。このような支持部材3は、クッション11を使用者に直接接触させつつ、クッション11を確実に支持することができる。
支持本体3aは、例えば、クッション11に接触する側の面が、メッシュ生地から形成されている。本実施形態の支持本体3aの背もたれBに接触する側の面は、取付具1が椅子Cに取り付けられた状態において、帯状部材2が連結された部分よりも上方側がメッシュ生地から形成され、下方側が滑り止め手段4を有する生地から形成されている。
このような支持本体3aは、クッション11を装着していない状態で背もたれBに取り付けられたときに、帯状部材2が連結された部分よりも上方側が下方に折り畳まれても、触感及び外観の美的効果が悪化するおそれがない。また、この支持本体3aは、下方側に滑り止め手段4を有しているので、使用者からクッション11に外的負荷が生じたとしてもクッション11の動きを抑制することができる。
各支持部3bは、例えば、三角形状に形成され、略矩形状の支持本体3aの各角部に対して対面状に配されている。支持本体3aの各角部と各支持部3bとは、支持本体3aの中央側へ開口する三角形状のポケット部6を形成するのが望ましい。本実施形態では、支持本体3aの4つの角部と4つの支持部3bとにより、4つのポケット部6が形成されている。このようなポケット部6は、略矩形状のクッション11の一部である各角部が挿入され、クッション11の4つの角部を確実に保持することができる。また、このようなポケット部6を含む支持部材3は、クッション11の着脱が容易である。
4つの支持部3bは、例えば、クッション11の一つの辺に沿って配された一対の第1支持部3cと、それに対向する辺に沿って配された一対の第2支持部3dとを含んでいる。本実施形態の第1支持部3cは、帯状部材2を椅子Cの背もたれBに載せた状態で、上方に位置する辺に沿って配されている。また、本実施形態の第2支持部3dは、帯状部材2を椅子Cの背もたれBに載せた状態で、下方に位置する辺に沿って配されている。
第1支持部3cは、例えば、伸縮性を有するゴム生地から形成されている。このような第1支持部3cは、引き延ばすことができるので、ポケット部6にクッション11の角部を容易に挿入させることができる。また、この第1支持部3cは、クッション11の取り外し作業も引き伸ばすことで容易に行うことができる。一方、第1支持部3cは、装着後のクッション11を支持本体3a側へ押圧することができる。このため、本実施形態の支持部3bは、第1支持部3cにより、クッション11の装着性を向上させると共に、装着後の支持力を向上させることができる。
第2支持部3dは、例えば、帯状部材2と同一の布材から形成されている。このような第2支持部3dは、クッション11を装着したときにもその形状が変化することなく、クッション11を一定の位置に支持することができる。
支持部材3は、例えば、支持本体3aの少なくとも一部に、挿通孔3eを有している。本実施形態の支持部材3は、一対の第2支持部3dのそれぞれに対応する位置に、挿通孔3eを有している。挿通孔3eは、クッション11が電動式であった場合の電源コードを挿通させるのに適している。このような支持部材3は、電動式のクッション11を確実に支持することができる。
次に、本実施形態のクッション取付体10の使用方法が説明される。
図2に示されるように、本実施形態のクッション取付体10は、まず、取付具1が椅子Cの背もたれBに取り付けられる。取付具1は、保持部材5を背もたれBに通した状態で、帯状部材2を背もたれBに載せることで、背もたれBの任意の高さに取り付けることができる。
図2に示されるように、本実施形態のクッション取付体10は、まず、取付具1が椅子Cの背もたれBに取り付けられる。取付具1は、保持部材5を背もたれBに通した状態で、帯状部材2を背もたれBに載せることで、背もたれBの任意の高さに取り付けることができる。
クッション取付体10は、取付具1が背もたれBに取り付けられた後、クッション11が支持部材3に装着されるのが望ましい。このようなクッション取付体10は、背もたれBへの取り付けが容易であり、その高さの変更も容易に行うことができる。
図5は、高さを変更したクッション取付体10の側面図である。図1及び図5に示されるように、本実施形態のクッション取付体10は、背もたれBに載せられた取付具1と、支持部材3に支持されたクッション11とを含んでいる。このようなクッション取付体10は、取付具1が、保持部材5により滑り止め手段4(図3に示す)と背もたれBとの摩擦抵抗が大きくなっているので、クッション11を背もたれBの任意の高さに取り付けることができる。
図5に示されるように、本実施形態のクッション取付体10は、支持部材3が、帯状部材2に上下方向の略中央部分が帯状部材2に連結されているので、クッション11の上端を背もたれBの上面B1よりも高い位置まで高さ調整することができる。
図6は、第2の実施形態の取付具21の後方側斜視図である。上述の実施形態と同一の機能を有する構成要素は、同一の符号が付され、その説明が省略される。図6に示されるように、第2の実施形態の取付具21は、クッション11(図1に示す)を椅子Cの背もたれBに取り付けるためものである。
取付具21は、背もたれBに載せられる帯状部材2と、クッション11を支持するための支持部材3と、支持部材3の反対側の帯状部材2を背もたれBに沿って保持するための保持部材22とを含むのが望ましい。この実施形態の保持部材22は、非伸縮性の保持帯部22aと、保持帯部22aの長さを調整するための調整部22bと、保持帯部22aを結合するための結合部22cとを含んでいる。調整部22bは、例えば、コキ部として形成されている。結合部22cは、例えば、バックル部として形成されている。
このような保持部材22は、保持帯部22aが非伸縮性であるので、背もたれBに取り付けられたときの安定性を向上させることができる。また、この保持部材22は、調整部22bにより、形状の異なる任意の椅子Cの背もたれBに取り付けることができる。さらに、この保持部材22は、結合部22cにより、背もたれBへの取り付け作業が容易である。
図7は、第3の実施形態の取付具31の平面図であり、図8は、図7のA−A線の断面図である。上述の実施形態と同一の機能を有する構成要素は、同一の符号が付され、その説明が省略される。図7及び図8に示されるように、第3の実施形態の取付具31は、クッション11を椅子Cの背もたれB(いずれも図1に示す)に取り付けるためものである。
取付具31は、背もたれBに載せられる帯状部材32と、クッション11を支持するための支持部材33とを含むのが望ましい。この実施形態の帯状部材32は、上述の帯状部材2と同様、背もたれBに接触する裏面である第1面32aに滑り止め手段4を有している。このような帯状部材32は、背もたれBに載せることで、クッション11を背もたれBの任意の高さに取り付けることができる。
支持部材33は、少なくとも1つのフック状の支持部33aを有するのが望ましい。フック状の支持部33aは、例えば、J字状又はL字状に形成されている。この実施形態の支持部材33は、2つの支持部33aを有している。このような支持部材33は、クッション11を載せるだけで装着することができ、クッション11の着脱が容易である。
支持部33aは、例えば、硬質の樹脂から形成されている。支持部33aは、クッション11の下方側を支持可能な屈曲部を有するのが望ましい。支持部材33は、例えば、支持部33aの周囲が布材で被覆されている。このような支持部材33は、クッション11を載せるだけで確実に支持することができる。
この実施形態の帯状部材32は、長手方向の両端部に幅方向の形状を保持する形状保持部材34を有している。形状保持部材34は、例えば、硬質の樹脂又は金属から形成されている。形状保持部材34は、支持部材33が連結されている側の第1形状保持部材34aと、長手方向でその反対側の第2形状保持部材34bとを含むのが望ましい。このような形状保持部材34は、帯状部材32の形状を保持することができ、帯状部材32の第1面32aと背もたれBとの摩擦抵抗を大きくすることができる。
第1形状保持部材34aは、例えば、硬質の樹脂から形成されている。第2形状保持部材34bは、例えば、金属から形成されている。このような形状保持部材34は、重いクッション11を使用したときにも相対移動することなく、クッション11を背もたれBの任意の高さに取り付けることに役立つ。
以上、本考案の特に好ましい実施形態について詳述したが、本考案は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施し得る。
例えば、図1ないし図6を用いて説明した上述の実施形態は、布状の4つのポケット部6を含む支持部材3の代わりに、図7及び図8を用いて説明したフック状の支持部33aを有する支持部材33を設けてもよい。また、フック状の支持部33aは、例えば、1つであってもよい。
1 取付具
2 帯状部材
2a 第1面
2e 端部
3 支持部材
4 滑り止め手段
11 クッション
2 帯状部材
2a 第1面
2e 端部
3 支持部材
4 滑り止め手段
11 クッション
Claims (11)
- クッションを椅子の背もたれに取り付けるための取付具であって、
前記背もたれの上面を跨ぐように前記背もたれに載せられる帯状部材と、前記帯状部材の長手方向の端部に設けられ、かつ、前記クッションを支持するための支持部材とを含み、
前記帯状部材は、前記背もたれに載せられたときに少なくとも一部が前記背もたれに接触する第1面を含み、
前記第1面は、前記背もたれに対する相対移動を抑止するための滑り止め手段を有する、
取付具。 - 前記帯状部材は、布材で形成され、
前記滑り止め手段は、この布材に設けられた複数の樹脂製の突部を含む、請求項1に記載の取付具。 - 前記帯状部材の長手方向において、前記支持部材の反対側の端部に設けられ、かつ、前記支持部材の反対側の前記帯状部材を前記背もたれに沿って保持するための保持部材をさらに含む、請求項1又は2に記載の取付具。
- 前記保持部材は、伸縮性を有する保持帯部を含む、請求項3に記載の取付具。
- 前記保持帯部は、前記帯状部材の幅方向の中央部分で、前記帯状部材に固着される、請求項4に記載の取付具。
- 前記支持部材は、布材で形成される、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の取付具。
- 前記支持部材は、前記クッションの一部を支持可能な複数の支持部を含む、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の取付具。
- 前記支持部は、前記帯状部材が前記背もたれに載せられたときに上方に位置する第1支持部と下方に位置する第2支持部とを含み、
前記第1支持部は、弾性を有するゴム生地から形成され、
前記第2支持部は、前記帯状部材と同一の布材から形成される、請求項7に記載の取付具。 - 前記支持部材は、矩形状の支持本体を含み、
前記支持部は、前記支持本体の各角部に対して対面状に配され、
前記支持本体の前記角部と前記支持部とが、前記クッションの一部が挿入されるポケット部を形成している、請求項7又は8に記載の取付具。 - 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の取付具と、前記支持部材に支持された前記クッションとを含む、
クッション取付体。 - 前記クッションは、マッサージ機構を有する、請求項10に記載のクッション取付体。
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