JP3163620U - ブーツクリッパー - Google Patents

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美樹子 井上
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Abstract

【課題】コンパクト性、安定性に優れ、かつブーツの履き心地に影響を与えることのない自立具としてブーツクリッパーを提供することである。【解決手段】頭部11と、その頭部11の下端から下方に延び、前記頭部11と同じ面で扁平に形成された同一形状の2枚の所定長さの脚部12a、12bとからなり、前記各脚部12a、12bは相互にその厚さ方向に重なり、それぞれ頭部11との境界部17で相互に離れる方向に屈曲可能であり、各脚部12a、12bの下端部内面に相互に吸引する磁石23が装着されたブーツクリッパー。【選択図】図3

Description

この考案は、ブーツを自立させるブーツクリッパーに関するものである。
ロングブーツの場合は特に、ショートブーツであっても脱いだ状態でフロアーに置くと、シャフト部(くるぶしから上の筒状部分)が折れて型崩れしたり、折れなくても傾いて倒れ易くなる。これを防止するため、従来から種々のブーツスタンド(特許文献1〜3)や、ブーツキーパ(同4)等が知られている。
特許文献1に開示されたものは、伸縮自在の支柱の下端を基台に固定し、その支柱の上端にクリップを設けた構成である。支柱をブーツの高さに調節したのち、支柱に沿わせてブーツを立て、ブーツの上端(履き口部分)を前記クリップで挟持することによりブーツを自立させるようにしている。
特許文献2に開示されたものは、基台が無く、伸縮自在の支柱の下端を直接フロアーに接地させるようにしている。特許文献3に開示されたものは、伸縮自在の2本の支柱の上端部をヘッド部材に近接して固定し、各支柱をそれぞれブーツに差し込み、各支柱の下端部をブーツ内部の底面に押し当てることで間接的にフロアーに接地させるようにしている。ブーツの上端部は、それぞれの履き口部の内側部分を2本の支柱間で挟むようにしているので、クリップは設けられていない。
特許文献4に開示されたものは、ブーツのシャフト部の内部に収まるように空気を入れて膨らました一対の膨満体の上端部を紐等で連結し、各膨満体をそれぞれのブーツのシャフト部に挿入するようにしたものである。
その他、スタンドを用いることなく、ブーツ自体に自立機能をもたせるために、シャフト部の内側面に磁石を埋め込み、左右のブーツを揃えた際に、その磁石の吸着力によってシャフト部相互を密着させるようにしたものも知られている(特許文献5参照)。
実用新案登録第3110822号公報 特開2007−136129号公報 特開2010−29574号公報 実用新案登録第3147201号公報 特開2009−207791号公報
前述の特許文献1に開示されたブーツスタンドは、支柱の下端に基台が設けられている点で安定性が高いが、コンパクト性に欠け、場所をとるほか、バッグに入れて持ち運びすることができない不便さがある。
特許文献2及び3に開示されたブーツスタンドは、支柱が伸縮自在であり、支柱の下端を直接接地させるものである点でコンパクト性に優れるが、不安定であり、また、使用の都度支柱の長さを調整しなければならない不便さがある。
特許文献4に開示されたブーツキーパは、ブーツの販売時に陳列する場合に便利であるが、日常ブーツを履いたり脱いだりする場合に使用するには、コンパクト性に欠ける。
特許文献5に開示されたものは、ブーツを履いた際に磁石による膨出部分が肌に触れるので履き心地が悪く、また磁石によってブーツの重量が増える要因となる問題がある。
以上のように、ブーツを自立させる用具としては、いずれも問題がある。
そこで、この考案は、コンパクト性、安定性に優れ、かつブーツの履き心地に影響を与えることのない自立具としてブーツクリッパーを提供することを課題とする。
前記の課題を解決するために、この考案に係るブーツクリッパーは、頭部と、その頭部の下端から下方に延び、前記頭部と同じ面で扁平に形成された同一形状の2枚の所定長さの脚部とからなり、前記各脚部は相互にその厚さ方向に重なり、それぞれ頭部との境界部で相互に離れる方向に屈曲可能であり、各脚部の下端部内面に相互に吸引する磁石が装着された構成としたものである。
前記のブーツクリッパーは、左右に揃えた一足のブーツのシャフト部に各脚部を差し込む。差し込み深さは、シャフト部が折れ易く、倒れ易い場合は比較的深く差し込む。各脚部下端部の磁石相互が吸引することにより、両方のシャフト部の内側面相互が密着する。これにより一足のブーツが一体化され、ブーツ自体の接地面積が広がる。同時に、両方のブーツのシャフト部相互が、ブーツクリッパーを介して互いに他方を支持する。
また、ブーツクリッパーを装着した状態ではその頭部がブーツの上方に突き出ているので、頭部を直接、又は頭部のくびれ部に手指を差し込んで、持ち上げて移動させることができる。
頭部の形状は、扁平な形状が好ましい。
以上のように、この考案に係るブーツクリッパーは、基台や支柱が不要であるためコンパクトであるので、靴べらを下駄箱近辺に設置するのと同様の感じで下駄箱近辺に設置することができる。
また、このブーツクリッパーを装着することにより、一足のブーツが一体化され、接地面積が広がるとともに、シャフト部が相互に他を支持し合うことになるので、ブーツの自立性が高く、折れ曲がりが防止される。シャフト部相互を密着させるための磁石は、ブーツに設けるのではなく、クリッパーに設けるので、ブーツの履き心地や重量に影響を及ぼすことがない。
図1は、実施形態1のブーツクリッパーの正面図である。 図2は、同上の側面図である。 図3は、使用状態の断面図である。 図4(a)は、図1のX1−X1線の拡大断面図、図4(b)は、図2のX2−X2線の拡大断面図である。 図5(a)は、ロングブーツの場合の使用状態を示す側面図、図5(b)は、シュートブーツの場合の使用状態を示す側面図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
[実施形態1]
図1に示したように、実施形態1のブーツクリッパー10は、頭部11及びその下端から下方に延びた所定長さの2枚の脚部12a、12b(図2参照)とからなる。頭部11及びこれに連続して形成された脚部12a、12bは、ともに同じ面に広がった扁平な形状に形成される。
頭部11は、図4(a)に示したように、皮革、合成皮革等の表シート13a及び裏シート13bの間にウレタン等の発泡性のクッション材14を介在したものである。図1に示したようなキャラクターの形状その他任意のデザインに裁断され、表シート13aの表面に適宜な模様・色彩が施される。周縁部はミシン糸15によって縫製されている。頭部11の一部(猫の首部分)にくびれ部16が形成されている。このくびれ部16は、頭部11のデザインにかかわらずその一部に設けることが望ましい。
脚部12a、12bは、頭部11の下端部の境界部17から下方に延び、同一形状の細長い板状に形成されたものであり、相互にその厚さ方向に重なっている。頭部11を構成する表裏のシート13a、13bは境界部17において縫製がなされず、表シート13aと裏シート13bは表裏に分かれている(図4(a)参照)。
表シート13aは、一方の脚部12aの表シート18となり、裏シート13bは、他方の脚部12bの表シート18となっている。
脚部12aと12bは、同一構造であり、図4(a)(b)に示したように、表シート18の裏面にクッション材14、扁平な芯材19、裏打ち材21、裏打ち飾り布22を順に積層した構成となっている。
各脚部12aと12bの下端部においては、図4(b)に示したように、芯材19と裏打ち材21の間に磁石23が介在され、裏打ち材21に接着固定されている。各脚部12a、12bの磁石23はそれぞれ対向面が異極となり、裏打ち材21、裏打ち飾り布材22を介して相互に吸着することができる。各脚部12a、12bの両側縁及び下端縁はミシン糸15によって縫製されている。
なお、一方の脚部12aの下端部において、その表シート18の表面にデザイン的な観点から異色の飾り片24が縫着されている。
実施形態1のブーツクリッパー10は以上のように構成され、次にその使用方法について説明する。
使用する際は、磁石23による吸着を引き離し、両方の脚部12a、12bを図2の二点鎖線で示したように、境界部17を支点として両側に開脚させる(図2の双頭矢印参照)。
図3はロングブーツに適用した場合を示している。一足のブーツ25、25を揃え、それぞれのシャフト部26の内側部分を合わせる。そのうえで、シャフト部26上端の履き口27からそれぞれ脚部12a、12bを内側部内面に沿って差し込む。差し込みの途中で磁石23相互がシャフト部26の内側部分の肉厚を介して吸引し合う。そのまま、境界部17が履き口27周辺に達するまで脚部12a、12bを滑らせながら押し込む。
脚部12a、12bの差し込み深さは、折れ曲がり易さ、倒れ易さなどから適宜決定される。折れ曲がり易い場合、倒れ易い場合はできるだけ深く差し込む。そうでない場合は、浅く差し込むだけでよい。最も深く差し込んでも、脚部12a、12bの下端はシャフト部26の下端(くるぶしの上)程度である(図5(a)参照)。
上記のようにして脚部12a、12bを差し込むと両方のシャフト部26の肉厚部分が両方の磁石23の吸引力によって挟持される。両方のシャフト部26は、磁石23による挟持部分から履き口27の部分が両方の脚部12a、12bの間に挟まれる。これにより一足のブーツ25が一体化されるのでブーツ25の接地面積は2倍に広がり、倒れ難くなる。
また、ブーツ25のシャフト部26相互は、ブーツクリッパー10を介して互いに他方を支持するので倒れ難く、また折れ曲がり難くなる。
前記の状態で頭部11を把持して持ち上げると、一足のブーツ25は磁石23の力で挟持されているので、一体に持ち上げることができる。このブーツクリッパーを装着したまま、ブーツ25の置き場所を移動する際に便利である。このとき、頭部11のくびれ部16に手の指股を差し入れることにより、容易に持ち上げることができる。
ショートブーツ25aの場合は、脚部12a、12bが上方に大きく露出するが(図5(b)参照)、脚部12a、12b相互が磁石23によって密着されており、また芯材19によって補強されているので、ブーツクリッパー10自体が倒れることはない。また、頭部11の高さが維持されるので、頭部11を把持する場合などに却って便利である。
10 ブーツクリッパー
11 頭部
12a、12b 脚部
13a 表シート
13b 裏シート
14 クッション材
15 ミシン糸
16 くびれ部
17 境界部
18 表シート
19 芯材
21 裏打ち材
22 裏打ち飾り布
23 磁石
24 飾り片
25 ブーツ
25a ショートブーツ
26 シャフト部
27 履き口

Claims (6)

  1. 頭部と、その頭部の下端から下方に延び、前記頭部と同じ面で扁平に形成された同一形状の2枚の所定長さの脚部とからなり、前記各脚部は相互にその厚さ方向に重なり、それぞれ頭部との境界部で相互に離れる方向に屈曲可能であり、各脚部の下端部内面に相互に吸引する磁石が装着されたブーツクリッパー。
  2. 上記頭部が扁平な形状をしている請求項1記載のブーツクリッパー。
  3. 前記頭部は、2枚のシートを重ねて一体に形成され、その下端において2枚のシートに分かれ、別れた各シートにそれぞれ裏打ちを施すことによって前記の2枚の脚部が形成され、前記磁石が各脚部のシートと裏打ち材の間に介在された請求項1又は2に記載のブーツクリッパー。
  4. 前記脚部のシートと裏打ち材との間に板状の芯材が介在された請求項3に記載のブーツクリッパー。
  5. 前記頭部を形成する2枚のシート間にクッション材が介在され、同様のクッション材が前記脚部のシートと芯材との間に介在された請求項3又は4のいずれかに記載のブーツクリッパー。
  6. 前記頭部はその一部に指掛け用のくびれ部を有する請求項1から5のいずれかに記載のブーツクリッパー。
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IT201900016070A1 (it) * 2019-09-11 2021-03-11 Ind Toscanini S R L Porta calzature

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