JP3157474U - ハンガー - Google Patents
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Abstract
【課題】商品価値を向上させた携帯用ハンガーを提供する。【解決手段】携帯用ハンガーは、細長状の中腕部3と細長状の下腕部4が互いに間隔をへだてて平行状に並び、中腕部3の上方に把持部を設け、同一平面の薄肉の板から成ることを特徴とする。【選択図】図1
Description
本考案は、携帯用ハンガーの改良に関するものである。
従来、携帯用ハンガーはいろいろ知られている。ハンガーは立体状に湾曲した大型のものが多いので、携帯時には腕を折り畳んだり、腕をスライドさせたりして小型にするのが普通であった。
本考案は、ハンガーを折畳んだりスライドさせることが皆無で同一平面から成る薄肉のハンガーであり、歩行中携帯に至便なハンガーを提供することを目的とする。
本考案は、細長状の中腕部と細長状の下腕部が互いに間隔をへだてて平行状に並び、中腕部の上方に把持部を設け、同一平面の薄肉の板から成ることを特徴とする携帯用ハンガーを提供することにより課題を解決した。
1.本考案ハンガーは、1枚の平面から成る板で作られ、しかも、板の厚さは薄いから、かばん内部の物品収納容積を減殺することがない。
2.本考案のハンガー把持部6は薄いから、かばんとハンガーの両方を片方の手で持つのは至極簡単である。そうすると、他方の手は空いているから自由に使うことができる。
3.衣類(上着)は、上腕部2と中腕部3の間の細長い空間及び中腕部3と下腕部4の間の細長い空間に挟み込まれて保持されるので、衣類がずれ落ちるおそれはない。上腕部2の下縁、中腕部3の上縁及び下縁、下腕部4の上縁に波状部が形成されている場合には衣類がずれ落ちるのを防止する効果が向上する。
4.本考案ハンガーは、1枚の薄板から切り出すので製作が簡単であり、省資源・コストダウンの観点からも推奨される。
2.本考案のハンガー把持部6は薄いから、かばんとハンガーの両方を片方の手で持つのは至極簡単である。そうすると、他方の手は空いているから自由に使うことができる。
3.衣類(上着)は、上腕部2と中腕部3の間の細長い空間及び中腕部3と下腕部4の間の細長い空間に挟み込まれて保持されるので、衣類がずれ落ちるおそれはない。上腕部2の下縁、中腕部3の上縁及び下縁、下腕部4の上縁に波状部が形成されている場合には衣類がずれ落ちるのを防止する効果が向上する。
4.本考案ハンガーは、1枚の薄板から切り出すので製作が簡単であり、省資源・コストダウンの観点からも推奨される。
図1は本考案の第1実施例を示す。細長状の中腕部3と細長状の下腕部4が互いに間隔をへだてて平行状に並び、細長状の中腕部3の上方に細長状の上腕部2を形成し、短い縦杆7を介して細長状の把持部6を形成して成る。
図2は本考案の第2実施例を示す。細長状の中腕部3と細長状の下腕部4が互いに間隔をへだてて平行状に並び、細長状の中腕部3の上方に細長状の上腕部2を形成し、短い縦杆8を介して細長状の把持部6を形成して成る。
図3は本考案の第3実施例を示す。細長状の中腕部3と細長状の下腕部4が互いに間隔をへだてて平行状に並び、細長状の中腕部3の上方に把持穴9を設けた把持部6を形成して成る。
衣類の掛け方は随意である。一例を示すと図4、図5、図6に示すとおりである。背広Cを垂直に吊るした状態で、右側の前身ごろCRを2つに折り畳み、左側の前身ごろCLも2つに折り畳む。この状態でハンガー1を水平の姿勢で背広の中に差し込むと、右側の前身ごろCRはハンガー1の上腕部2と中腕部3の間隙に進入し、左側の前身ごろCLは上腕部3と下腕部4の間隙に進入する。この状態でハンガー1の把持部6を持ち上げると、右側の前身ごろCRは上腕部3の上縁に保持され、左側の前身ごろCLは下腕部4の上縁に保持されるので、背広はハンガーにしっかりと保持される。図6に描かれているSRは右そでを、SLは左そでを示す。図5はハンガーを持った状態の正面図、図4はその側面図、図6は図4のIV−IV断面の部分的拡大図である。
薄肉の板の材質は樹脂、木材、金属のいずれかを選択し、その表面の一部もしくは全体を皮で被覆することにより、指が滑ったりあるいは衣類がずれ落ちるのを防止することができる。薄肉の板の厚さは5mm以下が望ましい。板の厚さが5mm以下であれば軽量であり、しかも必要な強度が保たれる。
世に流通しているかばんは、A4版の大きさすなわち横方向の寸法Lが297mm、縦方向の寸法Hが210mmである矩形の範囲内に納まる大きさのものが多いことに鑑み、本考案に係る携帯用ハンガーの大きさをA4版の範囲内に納まる大きさにすると、省資源の観点からも、使い勝手の向上の観点からも推奨される。
1 携帯用ハンガー
2 上腕部
3 中腕部
4 下腕部
5 連結杆
6 把持部
7 縦杆
8 縦杆
9 把持穴
C 背広
CR 前身ごろ(右)
CL 前身ごろ(左)
SR 右そで
SL 左そで
2 上腕部
3 中腕部
4 下腕部
5 連結杆
6 把持部
7 縦杆
8 縦杆
9 把持穴
C 背広
CR 前身ごろ(右)
CL 前身ごろ(左)
SR 右そで
SL 左そで
Claims (6)
- 細長状の中腕部(3)と細長状の下腕部(4)が互いに間隔をへだてて平行状に並び、中腕部(3)の上方に把持部(6)を設け、同一平面の薄肉の板から成ることを特徴とする携帯用ハンガー。
- 中腕部(3)の上方に細長状の上腕部(2)を形成し、短い縦杆(7)を介して細長状の把持部(6)を形成したことを特徴とする請求項1に記載された携帯用ハンガー。
- 中腕部(3)の上方に細長状の上腕部(2)を形成し、短い縦杆(8)を介して細長状の把持部(6)を形成したことを特徴とする請求項1に記載された携帯用ハンガー。
- 中腕部(3)の上方に把持穴(9)を設けた把持部(6)を形成したことを特徴とする請求項1に記載された携帯用ハンガー。
- 薄肉の板の材質は樹脂、木材、金属のいずれかを選択し、その表面の一部もしくは全体を皮で被覆することを特徴とする請求項1から4までのいずれか一つに記載された携帯用ハンガー。
- 同一平面の薄肉の板はA4版すなわち横方向の寸法(L)が297mm、縦方向の寸法(H)が210mmである矩形の範囲内に納まる大きさを有する請求項1から5までのうちのいずれか一つに記載された携帯用ハンガー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009008606U JP3157474U (ja) | 2009-12-03 | 2009-12-03 | ハンガー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009008606U JP3157474U (ja) | 2009-12-03 | 2009-12-03 | ハンガー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3157474U true JP3157474U (ja) | 2010-02-18 |
Family
ID=54861137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009008606U Expired - Fee Related JP3157474U (ja) | 2009-12-03 | 2009-12-03 | ハンガー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3157474U (ja) |
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2009
- 2009-12-03 JP JP2009008606U patent/JP3157474U/ja not_active Expired - Fee Related
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