JP2015076970A - 打抜き積層プレス機及び打抜き積層プレス方法 - Google Patents

打抜き積層プレス機及び打抜き積層プレス方法 Download PDF

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Abstract

【課題】接着剤の硬化時間を大幅に短縮することができ、複数の鋼板部品を積層して製造するコアの生産性を高めることができる打抜き積層プレス機及び打抜き積層プレス方法を提供すること。
【解決手段】打抜き積層プレス機1は、ダイス2A,2B,2C,2D、ストリッパー4及びパンチ3A,3B,3Dを備えている。打抜き積層プレス機1は、複数のパンチ3A,3B,3Dのうち送り方向Lの最も下流側に位置する打抜きパンチ3Dによって帯状鋼板80から所定形状の鋼板部品8を打ち抜くとともに鋼板部品8をダイス2D内で積層する。打抜きパンチ3Dの配設位置よりも送り方向Lの上流側に位置するノズル用ダイス2Cの上面には、接着剤Xを帯状鋼板80に塗布する接着剤吐出ノズル21が設けられている。打抜きパンチ3Dの下面には、接着剤Xの硬化を促進するための硬化促進剤Yを帯状鋼板80に塗布する硬化促進剤吐出ノズル31が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、鋼板部品の打抜き及び積層を行う打抜き積層プレス機及び打抜き積層プレス方法に関する。
回転電機に用いられるステータコア、ロータコア等のコアは、帯状鋼板から所定形状に打ち抜かれた鋼板部品を複数積層して形成されている。複数の鋼板部品は、溶接、接着、リベットカシメ、ダボカシメ等が行われて積層されている。これらの積層方法の中でも、コアに生じる熱影響、残留応力等が少なく、コアの鉄損の発生を効果的に抑制できる理由等より、接着による積層方法が着目されている。
例えば、特許文献1の積層鉄心の製造装置においては、帯状薄鋼板に接着剤を転写させる下金型内に、帯状薄鋼板の鉄心薄板に対応する部位に接着剤を塗布する接着剤塗布手段を設けることが開示されている。この製造装置においては、上金型が降下してストリッパープレートによって帯状薄鋼板を下金型上面へと当接させた際に、接着剤塗布手段の接着剤吐出部から吐出される接着剤を帯状薄鋼板に転写させている。
また、例えば、特許文献2の積層鉄心の製造装置においては、下金型内に、複数に積層された鉄心薄板間に付着した接着剤を加熱して硬化させる加熱ヒータを設けることが開示されている。そして、加熱ヒータを用いることにより、下金型内での接着剤の硬化を促進している。
特開2009−124828号公報 特開2009−297758号公報
しかしながら、接着によって複数の鋼板部品の接着を行う方法において、接着剤を、複数の鋼板部品が積層されたコアを運搬可能な実用強度まで硬化させるには、長い時間がかかる。上記特許文献2のように加熱ヒータで接着剤を硬化させる場合でも、接着剤の硬化時間を大幅に短縮することはできない。そのため、複数の鋼板部品を積層して製造するコアの生産性を高めることが困難になっている。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたもので、接着剤の硬化時間を大幅に短縮することができ、複数の鋼板部品を積層して製造するコアの生産性を高めることができる打抜き積層プレス機及び打抜き積層プレス方法を提供することを主目的とする。
本発明の一態様は、断続的に送られる帯状鋼板の送り方向に並ぶ複数のダイスと、該複数のダイスに上記帯状鋼板を押し付けるストリッパーと、該ストリッパーによって上記複数のダイスに押し付けられた上記帯状鋼板にプレス加工を行う複数のパンチとを備え、該複数のパンチのうち上記送り方向の最も下流側に位置する打抜きパンチによって上記帯状鋼板から所定形状の鋼板部品を打ち抜くとともに該鋼板部品を上記ダイス内で積層するよう構成された打抜き積層プレス機において、
上記複数のダイスのうち上記打抜きパンチの配設位置よりも上記送り方向の上流側に位置するノズル用ダイスには、接着剤を上記帯状鋼板に塗布する接着剤吐出ノズルと、上記接着剤の硬化を促進するための硬化促進剤を上記帯状鋼板に塗布する硬化促進剤吐出ノズルとのうちのいずれか一方が設けられており、
上記打抜きパンチには、上記接着剤吐出ノズルと上記硬化促進剤吐出ノズルとのうちの他方が設けられていることを特徴とする打抜き積層プレス機にある。
本発明の他の態様は、断続的に送られる帯状鋼板から所定形状の鋼板部品を打ち抜くとともに該鋼板部品を積層する打抜き積層プレス方法において、
上記帯状鋼板から上記鋼板部品を打ち抜くプレス加工位置よりも上流側において、上記帯状鋼板の下面に、接着剤と、該接着剤の硬化を促進するための硬化促進剤とのうちのいずれか一方を塗布する第1塗布工程と、
上記プレス加工位置において、上記帯状鋼板の上面に、上記接着剤と上記硬化促進剤とのうちの他方を塗布する第2塗布工程とを含むことを特徴とする打抜き積層プレス方法にある。
上記打抜き積層プレス機においては、ノズル用ダイスと打抜きパンチとのうちのいずれか一方に接着剤吐出ノズルが設けられ、ノズル用ダイスと打抜きパンチとのうちの他方に硬化促進剤吐出ノズルが設けられている。
そして、打抜き積層プレス機において、打抜きパンチによって帯状鋼板から鋼板部品が打ち抜かれ、この打ち抜かれた鋼板部品がダイス内で積層されるときには、今回打ち抜かれた鋼板部品が、前回打ち抜かれた鋼板部品の上に重なる。このとき、前回打ち抜かれた鋼板部品の上面に塗布された硬化促進剤と接着剤とのうちのいずれか一方に対して、今回打ち抜かれた鋼板部品の下面に塗布された硬化促進剤と接着剤とのうちの他方が接触して、接着剤と硬化促進剤とが混ざり合う。これにより、硬化促進剤によって接着剤の硬化が促進され、互いに積層された鋼板部品が接着剤によって迅速に接着される。
また、打抜きパンチが帯状鋼板から鋼板部品を打ち抜く動作を利用して接着剤又は硬化促進剤の塗布を行うことができる。
それ故、上記打抜き積層プレス機によれば、接着剤の硬化時間を大幅に短縮することができ、複数の鋼板部品を積層して製造するコアの生産性を高めることができる。
上記打抜き積層プレス方法によれば、第1塗布工程と第2塗布工程とを行うことにより、上記打抜き積層プレス機の場合と同様に、接着剤の硬化時間を大幅に短縮することができ、複数の鋼板部品を積層して製造するコアの生産性を高めることができる。
実施例にかかる、打抜き積層プレス機における複数の作業段階を示す平面説明図。 実施例にかかる、帯状鋼板を送る状態の打抜き積層プレス機を示す断面説明図。 実施例にかかる、複数の鋼板部品によって形成された分割コアを示す斜視図。 実施例にかかる、他の打抜き積層プレス機における複数の作業段階を示す平面説明図。 実施例にかかる、(a)接着剤吐出ノズルの周辺、(b)硬化促進剤吐出ノズルの周辺を拡大して示す断面説明図。 実施例にかかる、上型が下型へ下降した状態の打抜き積層プレス機を示す断面説明図。 実施例にかかる、打抜きパンチ及び積層用ダイスの周辺を拡大して示す図で、(a)接着剤と硬化促進剤とが接触する状態、(b)打抜きパンチが鋼板部品から上昇した状態を示す断面説明図。 実施例にかかる、上型が下型から上昇した状態の打抜き積層プレス機を示す断面説明図。 実施例にかかる、上型がさらに上昇した状態の打抜き積層プレス機を図8と同様に示す断面説明図。
上述した打抜き積層プレス機及び打抜き積層プレス方法における好ましい実施の形態につき説明する。
上記打抜き積層プレス機において、上記複数のダイス及び上記複数のパンチは、同じ数が配設されている必要はなく、例えば、ダイスの数がパンチの数よりも多くてもよい。
また、上記複数のダイスは、上記帯状鋼板の送り方向に並ぶ複数の作業段階ごとに個別に設けられていてもよく、複数の作業段階に跨って一体的に設けられていてもよい。
上記接着剤は、熱硬化性樹脂を含有する種々の嫌気性接着剤とすることができる。上記硬化促進剤は、嫌気性接着剤の硬化を促進する種々の化学物質とすることができる。例えば、嫌気性接着剤は、ヒドロキシアルキルメタクリレート、ウレタンメタクリレート等のジメタクリレート類、エポキシアクリレートなどを含有、あるいは混合したものとすることができる。また、硬化促進剤は、例えば、エタノール、n−プロパノール等のアルコール類、アセトンなどを含有、あるいは混合したものとすることができる。
また、上記打抜き積層プレス機において、上記接着剤吐出ノズルは、上記ノズル用ダイスの上面側に開口して設けられており、上記硬化促進剤吐出ノズルは、上記打抜きパンチの下面側に開口して設けられており、上記打抜きパンチと対向する積層用ダイスには、該打抜きパンチによって打ち抜かれた上記鋼板部品が積層される鋼板積層穴が設けられており、上記ストリッパーが上記帯状鋼板を上記ノズル用ダイスに押し付けるときに、上記接着剤吐出ノズルから上記帯状鋼板の下面に上記接着剤が塗布され、上記打抜きパンチが上記帯状鋼板から上記鋼板部品を打ち抜くときに、上記硬化促進剤吐出ノズルから上記帯状鋼板の上面に上記硬化促進剤が塗布されるよう構成されていてもよい。
この場合には、ストリッパーが帯状鋼板を押し付ける動作を利用して接着剤の塗布を行うことができ、打抜きパンチが帯状鋼板から鋼板部品を打ち抜く動作を利用して硬化促進剤の塗布を行うことができる。
また、上記接着剤吐出ノズルは、上記打抜きパンチの下面側に開口して設けられており、上記硬化促進剤吐出ノズルは、上記ノズル用ダイスの上面側に開口して設けられており、上記打抜きパンチと対向する積層用ダイスには、該打抜きパンチによって打ち抜かれた上記鋼板部品が積層される鋼板積層穴が設けられており、上記ストリッパーが上記帯状鋼板を上記ノズル用ダイスに押し付けるときに、上記硬化促進剤吐出ノズルから上記帯状鋼板の下面に上記硬化促進剤が塗布され、上記打抜きパンチが上記帯状鋼板から上記鋼板部品を打ち抜くときに、上記接着剤吐出ノズルから上記帯状鋼板の上面に上記接着剤が塗布されるよう構成されていてもよい。
この場合には、ストリッパーが帯状鋼板を押し付ける動作を利用して硬化促進剤の塗布を行うことができ、打抜きパンチが帯状鋼板から鋼板部品を打ち抜く動作を利用して接着剤の塗布を行うことができる。
また、上記接着剤吐出ノズルは、上記接着剤が含浸されたポーラス構造体を内部に有しており、該ポーラス構造体の表面から浸出される上記接着剤を上記帯状鋼板に塗布するよう構成されていてもよい。
この場合には、ポーラス構造体を用いることにより、接着剤吐出ノズルから接着剤が不意に流出してしまうことを防止することができる。
また、上記硬化促進剤吐出ノズルは、上記硬化促進剤が含浸されたポーラス構造体を内部に有しており、該ポーラス構造体の表面から浸出される上記硬化促進剤を上記帯状鋼板に塗布するよう構成されていてもよい。
この場合には、ポーラス構造体を用いることにより、硬化促進剤吐出ノズルから硬化促進剤が不意に流出してしまうことを防止することができる。
また、上記ダイスの上面側と上記パンチの下面側とのうちのいずれか一方において上記接着剤吐出ノズルが設けられた位置と、上記ダイスの上面側と上記パンチの下面側とのうちの他方において上記硬化促進剤吐出ノズルが設けられた位置とは、上記帯状鋼板の上面及び下面における平面方向の略同位置であってもよい。
この場合には、鋼板部品が互いに積層される際に、接着剤と硬化促進剤とが容易に混ざり合うようにすることができる。
また、上記打抜き積層プレス方法において、上記第1塗布工程は、上記帯状鋼板の送り方向に並ぶ複数の作業工程のうち最後の作業工程よりも前の作業工程であって、上記帯状鋼板の下面に上記接着剤を塗布する作業工程であり、上記第2塗布工程は、上記最後の作業工程であって、上記帯状鋼板の上面に上記硬化促進剤を塗布する作業工程であり、上記最後の作業工程においては、上記帯状鋼板から上記鋼板部品が打ち抜かれる際に、該帯状鋼板の上面に上記硬化促進剤が塗布され、かつ、上記帯状鋼板から打ち抜かれた上記鋼板部品が積層されてもよい。
この場合には、帯状鋼板から鋼板部品が打ち抜かれる動作を利用して、硬化促進剤の塗布及び鋼板部品の積層を行うことができる。
また、上記第1塗布工程は、上記帯状鋼板の送り方向に並ぶ複数の作業工程のうち最後の作業工程よりも前の作業工程であって、上記帯状鋼板の下面に上記硬化促進剤を塗布する作業工程であり、上記第2塗布工程は、上記最後の作業工程であって、上記帯状鋼板の上面に上記接着剤を塗布する作業工程であり、上記最後の作業工程においては、上記帯状鋼板から上記鋼板部品が打ち抜かれる際に、該帯状鋼板の上面に上記接着剤が塗布され、かつ、上記帯状鋼板から打ち抜かれた上記鋼板部品が積層されてもよい。
この場合には、帯状鋼板から鋼板部品が打ち抜かれる動作を利用して、接着剤の塗布及び鋼板部品の積層を行うことができる。
また、上記帯状鋼板に上記接着剤の塗布を行う位置と、上記帯状鋼板に上記硬化促進剤の塗布を行う位置とは、上記帯状鋼板の上面及び下面における平面方向の略同位置としてもよい。
この場合には、鋼板部品が互いに積層される際に、接着剤と硬化促進剤とが容易に混ざり合うようにすることができる。
以下に、打抜き積層プレス機及び打抜き積層プレス方法にかかる実施例につき、図面を参照して説明する。
本例の打抜き積層プレス機1は、図1、図2に示すごとく、断続的に送られる帯状鋼板80の送り方向Lに並ぶ複数のダイス2A,2B,2C,2Dと、複数のダイス2A,2B,2C,2Dに帯状鋼板80を押し付けるストリッパー4と、ストリッパー4によって複数のダイス2A,2B,2C,2Dに押し付けられた帯状鋼板80にプレス加工を行う複数のパンチ3A,3B,3Dとを備えている。打抜き積層プレス機1は、複数のパンチ3A,3B,3Dのうち送り方向Lの最も下流側に位置する打抜きパンチ3Dによって帯状鋼板80から所定形状の鋼板部品8を打ち抜くとともに鋼板部品8をダイス2D内で積層するよう構成されている。
複数のダイスのうち打抜きパンチ3Dの配設位置よりも送り方向Lの上流側に位置するノズル用ダイス2Cの上面には、接着剤Xを帯状鋼板80に塗布する接着剤吐出ノズル21が設けられている。また、打抜きパンチ3Dの下面には、接着剤Xの硬化を促進するための硬化促進剤Yを帯状鋼板80に塗布する硬化促進剤吐出ノズル31が設けられている。
以下に、本例の打抜き積層プレス機1及び打抜き積層プレス方法につき、図1〜図9を参照して詳説する。
図3に示すごとく、本例の打抜き積層プレス機1は、回転電機のステータコアを形成するための鋼板部品8を帯状鋼板80から打ち抜いて積層するものである。打抜き積層プレス機1においては、ステータコアが周方向に複数に分割された状態の分割コア7を製造する。複数の鋼板部品8は、互いに積層されるとともに各鋼板部品8の面同士を接着剤Xによって接着固定されて分割コア7となる。鋼板部品8及び分割コア7は、スロット部82を形成する2つのティース部83がヨーク部84によって繋がる形状に形成されている。なお、分割コア7のティース部83の数は上記の例に限定されず、例えば、分割コア7のティース部83の数は3つとすることもできる。
図2に示すごとく、打抜き積層プレス機1は、プレス加工を行う段階に応じて複数のダイス2A,2B,2C,2Dが配設された下型20と、複数のダイス2A,2B,2C,2Dに対応する複数のパンチ3A,3B,3Dが配設された上型30とを備えたプレス装置11を有している。ストリッパー4は、下型20に配設された複数のダイス2A,2B,2C,2Dに対応して、上型30から垂下してそれぞれ配設されている。各ストリッパー4は、スプリング41を介して上型30に配設されており、上型30が下型20に向けて下降する際に、パンチ3A,3B,3Dよりも先に帯状鋼板80に当接するようになっている。そして、ストリッパー4は、帯状鋼板80に当接した後は、スプリング41の付勢力によって、帯状鋼板80を下型20の複数のダイス2A,2B,2C,2Dに押し付けるように構成されている。
プレス装置11は、下型20に対して上型30を所定の時間間隔で繰り返し昇降させるよう構成されたクランクプレスである。下型20に対して上型30が下降する際には、各複数のダイス2A,2B,2C,2Dと各パンチ3A,3B,3Dとによって、複数のプレス加工が同時に行われる。プレス装置11には、ロール状に巻かれてアンコイラ(図示略)に保持された帯状鋼板80が、プレス装置11の上流側及び下流側に配設された送り装置12によって、所定の送り量で逐次送られるようになっている。帯状鋼板80は、下型20から上型30が上昇している時間帯に、各複数のダイス2A,2B,2C,2Dとストリッパー4との間で所定の送り量だけ送られる。
複数のダイス2A,2B,2C,2D及びパンチ3A,3B,3Dは、帯状鋼板80の送り方向Lに沿って、それぞれ下型20及び上型30に複数並んで配設されている。帯状鋼板80の送り方向Lに並ぶ各部位には、送り装置12によって送られながら、段階的にプレス加工が行われる。
図1、図2に示すごとく、本例のプレス装置11においては、帯状鋼板80の送り方向Lの位置決めを行うためのパイロット穴81をダイス2Aとパンチ3Aとによって打ち抜く第1作業段階101、スロット部82をダイス2Bとパンチ3Bとによって打ち抜く第2作業段階102、ノズル用ダイス2Cとストリッパー4とによって接着剤Xを塗布する第3作業段階103、及び積層用ダイス2Dと打抜きパンチ3Dとによって帯状鋼板80から鋼板部品8を打ち抜き、硬化促進剤Yを塗布する第4作業段階(最終作業段階)104が、帯状鋼板80の送り方向Lに並ぶ複数の部位に順次行われる。また、これらの作業段階101〜104は、下型20に対して上型30が下降するごとに、帯状鋼板80の送り方向Lに並ぶ複数の部位に同時に行われる。
また、図1に示すごとく、鋼板部品8が打ち抜かれた後の帯状鋼板80には、打抜き穴85が形成される。なお、歩留りを向上させるために、帯状鋼板80において鋼板部品8を打ち抜く間隔はできるだけ近づけることができる。
なお、図4に示すごとく、第2作業段階102と第3作業段階103の間、第3作業段階103と第4作業段階104の間には、プレス加工等を行わないアイドリング段階105を設けるようにしてもよい。このアイドリング段階105は、複数のダイス2B,2C,2D間の送り方向Lの間隔及び複数のダイス2B,2C,2Dの送り方向Lの長さを大きくして、ダイス2B,2C,2Dの剛性を高めるために設けている。なお、アイドリング段階105を設けても、帯状鋼板80に最初に打抜きを行う初期の場面を除いて、鋼板部品8の生産性が悪化することはない。そのため、アイドリング段階105を設けることは、各作業段階102〜104が近づき過ぎるとダイス2B,2C,2Dの剛性不足が懸念される場合には有効な手段である。
図5(a)に示すごとく、本例の接着剤吐出ノズル21は、最終作業段階104よりも1つ前の作業段階103に位置するノズル用ダイス2Cの上面に開口して設けられている。接着剤吐出ノズル21は、接着剤Xが含浸されたポーラス構造体211を内部に有している。ポーラス構造体211は、多数の気孔を有する多孔質体である。ポーラス構造体211に含浸された接着剤Xは、ノズル用ダイス2Cが帯状鋼板80に接触しない状態において、ポーラス構造体211に生じる表面張力によって接着剤吐出ノズル21から不意に溢れ出ないようになっている。そして、上型30が下降し、上型30におけるストリッパー4が帯状鋼板80をノズル用ダイス2Cに押さえ込み、ノズル用ダイス2Cに帯状鋼板80が接触するときに、接着剤Xがポーラス構造体211の表面から浸出され、接着剤吐出ノズル21から帯状鋼板80の下面に接着剤Xが塗布される。
また、図2に示すごとく、プレス装置11の外部には、タンク212から接着剤吐出ノズル21へ接着剤Xを供給するための供給装置213が配設されている。
接着剤吐出ノズル21は、鋼板部品8の下面の複数箇所に接着剤Xが配置されるように、ノズル用ダイス2Cの複数箇所に設けられている。接着剤吐出ノズル21は、ノズル用ダイス2Cにおいて、帯状鋼板80のヨーク部84となる部位の複数箇所及びティース部83となる部位の複数箇所に接着剤Xを塗布する位置に設けられている。
なお、接着剤吐出ノズル21又はポーラス構造体211は、その先端面(上端面)がノズル用ダイス2C内に退避した退避位置と、その先端面がノズル用ダイス2Cの上面に進出する進出位置との間で移動可能にすることもできる。この場合には、接着剤Xの塗布が必要な場合には、接着剤吐出ノズル21又はポーラス構造体211を進出位置にし、接着剤Xの塗布が不要な場合には、接着剤吐出ノズル21又はポーラス構造体211を退避位置にすることができる。接着剤Xの塗布が不要な場合としては、例えば、分割コア7の最下部に位置する鋼板部品8の打抜きを行う場合がある。
図5(b)に示すごとく、本例の硬化促進剤吐出ノズル31は、最終作業段階104に位置して、帯状鋼板80から鋼板部品8を打ち抜く打抜きパンチ3Dの下面に開口して設けられている。硬化促進剤吐出ノズル31は、硬化促進剤Yが含浸されたポーラス構造体311を内部に有している。ポーラス構造体311は、多数の気孔を有する多孔質体である。ポーラス構造体311に含浸された硬化促進剤Yは、打抜きパンチ3Dが帯状鋼板80に接触しない状態において、ポーラス構造体311に生じる表面張力によって硬化促進剤吐出ノズル31から不意に滴下されないようになっている。そして、上型30が下降し、上型30における打抜きパンチ3Dが帯状鋼板80に接触するときに、硬化促進剤Yがポーラス構造体311の表面から浸出され、硬化促進剤吐出ノズル31から帯状鋼板80の上面に硬化促進剤Yが塗布される。
また、図2に示すごとく、プレス装置11の外部には、タンク312から硬化促進剤吐出ノズル31へ硬化促進剤Yを供給するための供給装置313が配設されている。
硬化促進剤吐出ノズル31は、鋼板部品8の上面の複数箇所に硬化促進剤Yが配置されるように、打抜きパンチ3Dの複数箇所に設けられている。硬化促進剤吐出ノズル31は、打抜きパンチ3Dにおいて、ヨーク部84の複数箇所及びティース部83の複数箇所に硬化促進剤Yを塗布する位置に設けられている。
なお、硬化促進剤吐出ノズル31又はポーラス構造体311は、その先端面(下端面)が打抜きパンチ3D内に退避した退避位置と、その先端面が打抜きパンチ3Dの下面に進出する進出位置との間で移動可能にすることもできる。この場合には、打抜きパンチ3Dが帯状鋼板80を打ち抜く時、又は打ち抜いた直後に、硬化促進剤吐出ノズル31又はポーラス構造体311が退避位置から進出位置に進出するようにすることができる。この場合には、ポーラス構造体311から帯状鋼板80に、硬化促進剤Yが不意に滴下されてしまうことを効果的に防止し、また、ポーラス構造体311を打抜きの衝撃から容易に保護することができる。
また、硬化促進剤Yの塗布が必要な場合には、硬化促進剤吐出ノズル31又はポーラス構造体311を進出位置にし、硬化促進剤Yの塗布が不要な場合には、硬化促進剤吐出ノズル31又はポーラス構造体311を退避位置にすることができる。硬化促進剤Yの塗布が不要な場合としては、例えば、分割コア7の最上部に積層される鋼板部品8の打抜きを行う場合がある。
また、図7(a),(b)に示すごとく、帯状鋼板80における鋼板部品8の打抜き箇所に対して、ノズル用ダイス2Cにおいて複数の接着剤吐出ノズル21を設けた位置と、打抜きパンチ3Dにおいて複数の硬化促進剤吐出ノズル31を設けた位置とは、帯状鋼板80の上面及び下面における平面方向において互いに同じにしている。そして、複数の接着剤吐出ノズル21によって帯状鋼板80に接着剤Xが塗布される位置と、複数の硬化促進剤吐出ノズル31によって帯状鋼板80に硬化促進剤Yが塗布される位置とは、帯状鋼板80の上面及び下面における平面方向の同位置となる。これにより、前回打ち抜かれた鋼板部品8Aに今回打ち抜かれた鋼板部品8Bが積層される際に、接着剤Xと硬化促進剤Yとが容易に混ざり合うようにしている。
図2に示すごとく、最終作業段階104に位置する積層用ダイス2Dには、打抜きパンチ3Dによって打ち抜かれた鋼板部品8が積層される鋼板積層穴22が設けられている。鋼板積層穴22は、打抜きパンチ3Dの下方に対向しており、打抜きパンチ3Dによって打ち抜かれた鋼板部品8及び打抜きパンチ3Dの先端部が挿入されるようになっている。積層用ダイス2D内又は下型20内には、接着剤Xの硬化を促進するために、鋼板積層穴22内に積層される鋼板部品8を加熱するヒータを設けることができる。
鋼板積層穴22は、積層用ダイス2Dから下型20に連続して形成されており、鋼板積層穴22内には、複数に積層される鋼板部品8を受ける受け台23が上下に移動可能に配置されている。受け台23は、鋼板部品8が載置されるごとに下降し、所定枚数の鋼板部品8が載置されたときに、この所定枚数の鋼板部品8が一体化された分割コア7を鋼板積層穴22から取り出すよう構成されている。
次に、打抜き積層プレス機1の動作につき説明する。
図6に示すごとく、下型20に対して上型30が下降するときには、第1作業段階101から第4作業段階104までの各プレス加工が、帯状鋼板80の送り方向Lの各部位に同時に行われる。このとき、第1作業段階101と第2作業段階102とにおいては、各パンチ3A,3Bによって打抜きが行われたスクラップ86が、各ダイス2A,2Bから排出される。また、第3作業段階103においては、帯状鋼板80の下面に接着剤Xが塗布される。第4作業段階104においては、帯状鋼板80の上面に硬化促進剤Yが塗布されるとともに、帯状鋼板80から打ち抜かれた鋼板部品8の積層が行われる。
図7(a)に示すごとく、第4作業段階において、前回打ち抜かれた鋼板部品8Aの上に今回打ち抜かれる鋼板部品8Bが重なるときに、鋼板部品8Aの上面に塗布された硬化促進剤Yと、鋼板部品8Bの下面に塗布された接着剤Xとが接触する。そして、接着剤Xと硬化促進剤Yとは、打抜きパンチ3Dによって押し潰され、互いに混ざり合いながら鋼板部品8Aと鋼板部品8Bとの間の全体に広がる。そして、図7(b)に示すごとく、鋼板部品8Aと鋼板部品8Bとが接着され、上型30及び打抜きパンチ3Dが上昇するときに、今回打ち抜かれた鋼板部品8Bの上面に、硬化促進剤吐出ノズル31から硬化促進剤Yが塗布される。
また、図8に示すごとく、上型30が上昇するときには、スプリング41によって下方へ付勢されたストリッパー4が、帯状鋼板80を積層用ダイス2Dに押さえ込んだ状態で、打抜きパンチ3Dが鋼板部品8Bから上昇する。これにより、鋼板部品8Bに硬化促進剤Yを塗布する位置がずれにくくすることができる。また、第3作業段階103においても同様に、帯状鋼板80に接着剤Xを塗布する位置がずれにくくすることができる。
その後、図9に示すごとく、上型30がさらに上昇すると、ストリッパー4が帯状鋼板80から離れ、また、帯状鋼板80が各ダイス2A,2B,2C,2Dから離れる。こうして、送り装置12による帯状鋼板80の所定量の送りが可能になる。
次に、本例の打抜き積層プレス機1を用いた打抜きプレス積層方法につき説明する。
打抜き積層プレス方法においては、次のパイロット打抜き工程、スロット打抜き工程、接着剤塗布工程(第1塗布工程)、及び硬化促進剤塗布・部品打抜き工程(第2塗布工程)を行う。
図1、図2に示すごとく、パイロット穴81の打抜きを行う第1作業段階101であるパイロット打抜き工程においては、帯状鋼板80の幅方向の左右両側に、パイロット穴81が打ち抜かれる。このパイロット穴81に、ダイス2B,2C,2Dに設けられたパイロットピン(図示略)が差し込まれることにより、帯状鋼板80の送り方向Lの位置決めが行われる。
スロット部82の打抜きを行う第2作業段階102であるスロット打抜き工程においては、帯状鋼板80の幅方向の中心部分の3箇所にスロット部82が打ち抜かれる。このスロット部82の周囲には、ティース部83となる部分及びヨーク部84となる部分が形成される。
帯状鋼板80への接着剤Xの塗布を行う第3作業段階103である接着剤塗布工程においては、帯状鋼板80の下面に接着剤吐出ノズル21から接着剤Xが塗布される。このとき、接着剤Xは、ティース部83となる部分の複数箇所及びヨーク部84となる部分の複数箇所に塗布される。
図1、図2に示すごとく、帯状鋼板80への硬化促進剤Yの塗布及び鋼板部品8の打抜きを行う最終作業段階104である硬化促進剤塗布・部品打抜き工程においては、帯状鋼板80から鋼板部品8が打ち抜かれる際に、帯状鋼板80の上面に硬化促進剤吐出ノズル31から硬化促進剤Yが塗布される。このとき、硬化促進剤Yは、ティース部83の複数箇所及びヨーク部84の複数箇所に塗布される。
また、打抜きパンチ3Dによって打ち抜かれた鋼板部品8は、鋼板積層穴22内において受け台23の上に打ち抜かれる度に順次積層される。
本例の打抜き積層プレス機1において、最終作業段階104の打抜きパンチ3Dによって帯状鋼板80から鋼板部品8が打ち抜かれ、この打ち抜かれた鋼板部品8が積層用ダイス2Dの鋼板積層穴22内で積層されるときには、図7(a)に示すごとく、今回打ち抜かれた鋼板部品8Bが、前回打ち抜かれて受け台23に載置された鋼板部品8Aの上に重なる。このとき、前回打ち抜かれた鋼板部品8Aの上面に塗布された複数箇所の硬化促進剤Yの位置と、今回打ち抜かれた鋼板部品8Bの下面に塗布された複数箇所の接着剤Xの位置とが互いに合っている。そして、硬化促進剤Yと接着剤Xとが接触して混ざり合う。これにより、硬化促進剤Yによって接着剤Xの硬化が促進され、互いに積層された鋼板部品8A,8Bが接着剤Xによって迅速に接着される。また、積層用ダイス2D内又は下型20内にヒータを設けている場合には、接着剤Xが加熱されて、接着剤Xの硬化をさらに促進することができる。
また、打抜きパンチ3Dが帯状鋼板80から鋼板部品8を打ち抜く動作を利用して硬化促進剤Yの塗布を行うことができる。
それ故、本例の打抜き積層プレス機1及び打抜き積層プレス方法によれば、接着剤Xの硬化時間を大幅に短縮することができ、複数の鋼板部品8を積層して製造する分割コア7の生産性を高めることができる。
本例の打抜き積層プレス機1は、ノズル用ダイス2Cに接着剤吐出ノズル21を設け、打抜きパンチ3Dに硬化促進剤吐出ノズル31を設けて構成した。これ以外にも、打抜き積層プレス機1は、ノズル用ダイス2Cに硬化促進剤吐出ノズル31を設け、打抜きパンチ3Dに接着剤吐出ノズル21を設けて構成することもできる。この場合には、ノズル用ダイス2Cが設けられた作業段階103において、ストリッパー4が帯状鋼板80をノズル用ダイス2Cに押さえ込むときに、硬化促進剤吐出ノズル31から帯状鋼板80の下面に硬化促進剤Yが塗布される。また、打抜きパンチ3Dが設けられた作業段階104において、打抜きパンチ3Dが帯状鋼板80から鋼板部品8を打ち抜くときに、接着剤吐出ノズル21から帯状鋼板80の上面に接着剤Xが塗布される。この場合にも、本例と同様の作用効果を得ることができる。
また、打抜き積層プレス機1によって打ち抜く鋼板部品8は、分割コア7とする以外にも、分割しない一体型のステータコアとしてもよい。また、接着剤吐出ノズル21及び硬化促進剤吐出ノズル31は、ポーラス構造体211,311を内部に有する構造以外の種々の構造としてもよい。
また、接着剤吐出ノズル21を設けたノズル用ダイス2Cは、打抜き、変形等のプレス加工を行わないダイスとした。これ以外にも、ノズル用ダイス2Cは、打抜き、変形等のプレス加工を行うダイスとすることもできる。このことは、硬化促進剤吐出ノズル31をノズル用ダイス2Cに設ける場合についても同様である。
1 打抜き積層プレス機
2 ダイス
2C ノズル用ダイス
2D 積層用ダイス
20 下型
21 接着剤吐出ノズル
22 鋼板積層穴
3 パンチ
3D 打抜きパンチ
30 上型
31 硬化促進剤吐出ノズル
4 ストリッパー
8 鋼板部品
80 帯状鋼板
X 接着剤
Y 硬化促進剤

Claims (10)

  1. 断続的に送られる帯状鋼板の送り方向に並ぶ複数のダイスと、該複数のダイスに上記帯状鋼板を押し付けるストリッパーと、該ストリッパーによって上記複数のダイスに押し付けられた上記帯状鋼板にプレス加工を行う複数のパンチとを備え、該複数のパンチのうち上記送り方向の最も下流側に位置する打抜きパンチによって上記帯状鋼板から所定形状の鋼板部品を打ち抜くとともに該鋼板部品を上記ダイス内で積層するよう構成された打抜き積層プレス機において、
    上記複数のダイスのうち上記打抜きパンチの配設位置よりも上記送り方向の上流側に位置するノズル用ダイスには、接着剤を上記帯状鋼板に塗布する接着剤吐出ノズルと、上記接着剤の硬化を促進するための硬化促進剤を上記帯状鋼板に塗布する硬化促進剤吐出ノズルとのうちのいずれか一方が設けられており、
    上記打抜きパンチには、上記接着剤吐出ノズルと上記硬化促進剤吐出ノズルとのうちの他方が設けられていることを特徴とする打抜き積層プレス機。
  2. 上記接着剤吐出ノズルは、上記ノズル用ダイスの上面側に開口して設けられており、
    上記硬化促進剤吐出ノズルは、上記打抜きパンチの下面側に開口して設けられており、
    上記打抜きパンチと対向する積層用ダイスには、該打抜きパンチによって打ち抜かれた上記鋼板部品が積層される鋼板積層穴が設けられており、
    上記ストリッパーが上記帯状鋼板を上記ノズル用ダイスに押し付けるときに、上記接着剤吐出ノズルから上記帯状鋼板の下面に上記接着剤が塗布され、上記打抜きパンチが上記帯状鋼板から上記鋼板部品を打ち抜くときに、上記硬化促進剤吐出ノズルから上記帯状鋼板の上面に上記硬化促進剤が塗布されるよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載の打抜き積層プレス機。
  3. 上記接着剤吐出ノズルは、上記打抜きパンチの下面側に開口して設けられており、
    上記硬化促進剤吐出ノズルは、上記ノズル用ダイスの上面側に開口して設けられており、
    上記打抜きパンチと対向する積層用ダイスには、該打抜きパンチによって打ち抜かれた上記鋼板部品が積層される鋼板積層穴が設けられており、
    上記ストリッパーが上記帯状鋼板を上記ノズル用ダイスに押し付けるときに、上記硬化促進剤吐出ノズルから上記帯状鋼板の下面に上記硬化促進剤が塗布され、上記打抜きパンチが上記帯状鋼板から上記鋼板部品を打ち抜くときに、上記接着剤吐出ノズルから上記帯状鋼板の上面に上記接着剤が塗布されるよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載の打抜き積層プレス機。
  4. 上記接着剤吐出ノズルは、上記接着剤が含浸されたポーラス構造体を内部に有しており、該ポーラス構造体の表面から浸出される上記接着剤を上記帯状鋼板に塗布するよう構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の打抜き積層プレス機。
  5. 上記硬化促進剤吐出ノズルは、上記硬化促進剤が含浸されたポーラス構造体を内部に有しており、該ポーラス構造体の表面から浸出される上記硬化促進剤を上記帯状鋼板に塗布するよう構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の打抜き積層プレス機。
  6. 上記ダイスの上面側と上記パンチの下面側とのうちのいずれか一方において上記接着剤吐出ノズルが設けられた位置と、上記ダイスの上面側と上記パンチの下面側とのうちの他方において上記硬化促進剤吐出ノズルが設けられた位置とは、上記帯状鋼板の上面及び下面における平面方向の略同位置であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の打抜き積層プレス機。
  7. 断続的に送られる帯状鋼板から所定形状の鋼板部品を打ち抜くとともに該鋼板部品を積層する打抜き積層プレス方法において、
    上記帯状鋼板から上記鋼板部品を打ち抜くプレス加工位置よりも上流側において、上記帯状鋼板の下面に、接着剤と、該接着剤の硬化を促進するための硬化促進剤とのうちのいずれか一方を塗布する第1塗布工程と、
    上記プレス加工位置において、上記帯状鋼板の上面に、上記接着剤と上記硬化促進剤とのうちの他方を塗布する第2塗布工程とを含むことを特徴とする打抜き積層プレス方法。
  8. 上記第1塗布工程は、上記帯状鋼板の送り方向に並ぶ複数の作業工程のうち最後の作業工程よりも前の作業工程であって、上記帯状鋼板の下面に上記接着剤を塗布する作業工程であり、
    上記第2塗布工程は、上記最後の作業工程であって、上記帯状鋼板の上面に上記硬化促進剤を塗布する作業工程であり、
    上記最後の作業工程においては、上記帯状鋼板から上記鋼板部品が打ち抜かれる際に、該帯状鋼板の上面に上記硬化促進剤が塗布され、かつ、上記帯状鋼板から打ち抜かれた上記鋼板部品が積層されることを特徴とする請求項7に記載の打抜き積層プレス方法。
  9. 上記第1塗布工程は、上記帯状鋼板の送り方向に並ぶ複数の作業工程のうち最後の作業工程よりも前の作業工程であって、上記帯状鋼板の下面に上記硬化促進剤を塗布する作業工程であり、
    上記第2塗布工程は、上記最後の作業工程であって、上記帯状鋼板の上面に上記接着剤を塗布する作業工程であり、
    上記最後の作業工程においては、上記帯状鋼板から上記鋼板部品が打ち抜かれる際に、該帯状鋼板の上面に上記接着剤が塗布され、かつ、上記帯状鋼板から打ち抜かれた上記鋼板部品が積層されることを特徴とする請求項7に記載の打抜き積層プレス方法。
  10. 上記帯状鋼板に上記接着剤の塗布を行う位置と、上記帯状鋼板に上記硬化促進剤の塗布を行う位置とは、上記帯状鋼板の上面及び下面における平面方向の略同位置であることを特徴とする請求項7〜9のいずれか一項に記載の打抜き積層プレス方法。
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