JP2015072211A - コンクリート強度試験用型枠 - Google Patents

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Abstract

【課題】破断作業の際に、型枠が脆弱部に沿ってより確実に破断することが可能なコンクリート強度試験用型枠を提供する。【解決手段】コンクリート強度試験用型枠70は、一端が開口する円筒部1と、円筒部1の他端を閉塞する底部5と、を有するプラスチック製のセメント材料強度試験用型枠70である。円筒部1の外面11には、円筒部1の一端から他端まで軸方向に沿って延在する脆弱部3と、脆弱部3を挟んで対向する一対の凸壁4が形成される。脆弱部3は、脆弱部3以外の円筒部1よりも薄い薄肉部と、薄肉部の幅方向の中点に外面11から凹状に形成された第1溝と、薄肉部内であって、第1溝の両側に外面11から凹状に形成され、型枠70を成形する際に溶融したプラスチックを流れにくくする第2溝及び第3溝と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、コンクリートの強度試験用の供試体を成形するための型枠に関するものである。
コンクリートの強度については、JISにおいて各種の試験方法が規定されている(例えばJIS A 1108コンクリートの圧縮強度試験)。試験は、コンクリートを硬化させて一定の形状の構造体を作り、この構造体の強度を測定することで行われるが、この構造体(以下、供試体という)の作り方についても、JIS A 1132等として規定されている。
供試体は、試験されるコンクリートを型枠に充填し、硬化後に型枠を取り外すことで製作される。JISでは、供試体の形状は円筒状とするとされており、その高さは直径の2倍とするとされている。したがって、型枠もこの規定を満足するものが使用される。また、型枠については、JIS A 5308「レディーミクストコンクリート」附属書E(規定)軽量型枠の添付ファイルに型枠の精度規定がある。これらの規定を満足する型枠として、形状が異なる幾つかのタイプの型枠が市販されている。
このような型枠としては、従来、鋳造によって製造された金属製型枠が用いられていたが、重く持ち運びに難があり、また、試験後に再利用することができるが、型枠にこびりついたコンクリート片を取り除く作業が負担となっていた。
そこで、本発明者らは、容易に破断して供試体を取り出すことができるプラスチック製の型枠を提案した(特許文献1参照)。さらに、本発明者は、プラスチック製の型枠を破断する際に用いる破断治具の変形を防止するためのストッパ部を設けた型枠を提案した(特許文献2参照)。
このプラスチック製の型枠は、底部を有する円筒形状であって、その円筒部の縦軸方向に脆弱部が形成されている。脆弱部は、型枠からコンクリートの供試体を取り出す際に、破断する部分であり、他の円筒部よりも薄肉に形成されていた。また、その脆弱部を挟むように一対の凸壁が設けられていた。
型枠の破断作業は、破断治具の一対の棒部を型枠の脆弱部を押し広げるように凸壁の間に押込むことによって、円筒部を脆弱部に沿って二つに破断するものである。このときの破断作業は、破断治具をハンマー等で上方から叩いて凸壁の間に押し込むため、脆弱部における衝撃負荷による脆性破壊によるものと考えられる。
しかしながら、例えば、円筒部の高さが200mmを超えるような型枠になると、脆弱部も円筒部の高さに合わせて長くなり、これまでに、破断作業において脆弱部に沿って破断しない事象がいくつか確認されている。
図12は、従来のコンクリート強度試験用型枠の破断状態を説明する写真である。破断治具を型枠の上端から凸壁の間に押し込むため、型枠の上端付近では脆弱部に沿って破断しているが、円筒部の中ほどで脆弱部から外れて斜めに割れている。このように、脆弱部に沿って破断しない場合には、コンクリートの供試体が底部付近に残された型枠の円筒の中に入ったままになり、供試体をその残された円筒の軸方向に引き出さなければならない手間がある。
特開2005−345169号公報 特開2013−125007号公報
そこで、本願発明の目的は、破断作業の際に、型枠が脆弱部に沿ってより確実に破断することが可能なコンクリート強度試験用型枠を提供することである。
[適用例1]
本適用例に係るコンクリート強度試験用型枠は、
一端が開口する円筒部と、該円筒部の他端を閉塞する底部と、を有するプラスチック製のセメント材料強度試験用型枠であって、
前記円筒部の外面には、前記円筒部の一端から他端まで軸方向に沿って延在する脆弱部と、該脆弱部を挟んで対向する一対の凸壁が形成され、
前記脆弱部は、
前記脆弱部以外の前記円筒部よりも薄い薄肉部と、
前記薄肉部の幅方向の中点に前記外面から凹状に形成された第1溝と、
前記薄肉部内であって、前記第1溝の両側に前記外面から凹状に形成され、型枠を成形する際に溶融したプラスチックを流れにくくする第2溝及び第3溝と、
を有することを特徴とする。
本適用例によれば、第2溝及び第3溝を成形するため、金型に狭窄部を形成することになる。この狭窄部は、成形時に、溶融したプラスチックを流れにくくするため、薄肉部内の第1溝近傍に溶融プラスチックの流れが合流するウェルドラインを形成することができる。したがって、本適用例によれば、型枠を破壊する際に、より確実に脆弱部に沿って破断することができ、コンクリートの供試体を容易に型枠から取り出すことができる。
[適用例2]
上述のコンクリート強度試験用型枠において、
前記脆弱部は、前記外面から前記薄肉部へ向けて傾斜する傾斜面を有し、
前記第1溝、第2溝及び第3溝は、前記外面から内側に向かって幅が漸次狭まるように形成され、
前記第2溝と前記第3溝は、前記薄肉部の幅方向の両端付近に形成されることができる。
本適用例によれば、傾斜面によって型枠の成形時に溶融したプラスチックの流れを緩やかにすることができる。また、第1溝、第2溝及び第3溝の幅が外面から内側に向かって漸次狭まるため、型枠の成形時に溶融したプラスチックの流れを止めずに流れを遅くすることができる。さらに、薄肉部の幅方向の両端付近に第2溝と第3溝があるため、傾斜面と第2溝及び第3溝によって流れが遅くなった溶融プラスチックが薄肉部内で合流しやすくなる。したがって、本適用例によれば、型枠を破壊する際に、より確実に脆弱部に沿って破断することができ、コンクリートの供試体を容易に型枠から取り出すことができる。
[適用例3]
上述のコンクリート強度試験用型枠において、
前記第1溝は、前記第2溝及び前記第3溝よりも深いことができる。
本適用例によれば、第1溝を第2溝及び第3溝よりも深くすることにより、型枠の成形時に第1溝で最も溶融したプラスチックの流れが遅くなり、第1溝の近傍で溶融したプラスチックが合流しやすくなる。また、最も深い溝の第1溝が最も薄肉となり、破壊の起点となりやすい。したがって、本適用例によれば、型枠を破壊する際に、第1溝に沿って破断することができ、コンクリートの供試体を容易に型枠から取り出すことができる。
[適用例4]
上述のコンクリート強度試験用型枠において、
前記底部は、前記脆弱部と連続する底部脆弱部と、該底部脆弱部の途中に開口する底部開口と、を有し、
前記底部脆弱部は、
前記底部脆弱部以外の前記底部よりも薄い底薄肉部と、
前記底薄肉部の幅方向の中点に底面から凹状に形成された第1底溝と、
前記底薄肉部内であって、前記第1底溝の両側に前記底面から凹状に形成された第2底溝及び第3底溝と、
を有することができる。
本適用例によれば、底部にも円筒部と同様の脆弱部を形成することにより、型枠を破壊する際に、より確実に底部まで脆弱部に沿って破断することができ、コンクリートの供試体を容易に型枠から取り出すことができる。
本発明に係るコンクリート強度試験用型枠によれば、型枠を破壊する際に、より確実に脆弱部に沿って破断することができ、コンクリートの供試体を容易に型枠から取り出すことができる。
本発明の一実施形態に係るコンクリート強度試験用型枠と破断治具の斜視概略図である。 本発明の一実施形態に係るコンクリート強度試験用型枠の正面図である。 図2におけるA−A断面の一部拡大図である。 図2におけるB−B断面の一部拡大図である。 図2におけるC−C断面の一部拡大図である。 本発明の一実施形態に係るコンクリート強度試験用型枠の底面図である。 底部の構造を説明するための図6におけるD−D断面図である。 底部の構造を説明するための図6におけるE−E断面の一部拡大図である。 本発明の一実施形態に係るコンクリート強度試験用型枠から供試体を取り出す状態を説明する図である。 変形例におけるC−C断面の一部拡大図である。 変形例におけるE−E断面の一部拡大図である。 従来のコンクリート強度試験用型枠の破断状態を説明する写真である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の一実施の形態に係るコンクリート強度試験用型枠は、一端が開口する円筒部と、該円筒部の他端を閉塞する底部と、を有するプラスチック製のセメント材料強度試験用型枠であって、前記円筒部の外面には、前記円筒部の一端から他端まで軸方向に沿って延在する脆弱部と、該脆弱部を挟んで対向する一対の凸壁が形成され、前記脆弱部は、前記
脆弱部以外の前記円筒部よりも薄い薄肉部と、前記薄肉部の幅方向の中点に前記外面から凹状に形成された第1溝と、前記薄肉部内であって、前記第1溝の両側に前記外面から凹状に形成され、型枠を成形する際に溶融したプラスチックを流れにくくする第2溝及び第3溝と、を有することを特徴とする。
図1は、本発明の一実施形態に係るコンクリート強度試験用型枠と破断治具の斜視概略図である。図2は、本発明の一実施形態に係るコンクリート強度試験用型枠の正面図である。図3は、図2におけるA−A断面の一部拡大図である。図4は、図2におけるB−B断面の一部拡大図である。図5は、図2におけるC−C断面の一部拡大図である。図6は、本発明の一実施形態に係るコンクリート強度試験用型枠の底面図である。図7は、底部の構造を説明するための図6におけるD−D断面図である。図8は、底部の構造を説明するための図6におけるE−E断面の一部拡大図である。図9は、本発明の一実施形態に係るコンクリート強度試験用型枠から供試体を取り出す状態を説明する図である。
図1に示すように、コンクリート強度試験用の型枠70は、一端が開口10となっている円筒部1と、円筒部1の他端を閉塞する底部5と、を有するプラスチック製のセメント材料強度試験用型枠である。
開口10にはフランジ部2が形成されている。フランジ部2は、円筒部1の開口10の縁に沿って環状に形成された鍔状の部位である。
フランジ部2には、二つの治具孔20が形成されている。治具孔20は、フランジ部2において180度間隔に設けられており、円筒部1の中心軸に対して対称の位置である。治具孔20は、ほぼ矩形である。この治具孔20に後述する破断治具9の棒部92が挿入される。尚、フランジ部2は、各治具孔20が形成された部分において少し幅が大きくなっていてもよい。
円筒部1の外面11には、円筒部1の一端にある開口10から他端にある底部5まで軸方向に沿って延在する脆弱部3と、脆弱部3を挟んで対向する一対の凸壁4が形成されている。
脆弱部3は、円筒部1の外面11に溝を形成することで肉厚を部分的に薄くした部位である。脆弱部3は、治具孔20から底部5に向けて円筒部1の軸方向に延びて形成されており円筒部1において少なくとも二箇所設けられている。
凸壁4は、円筒部1の外面11から外側に突出した壁状の部位である。凸壁4は、上端がフランジ部2に接続しており、円筒部1の途中の高さの位置まで延びている。対を成す凸壁4の離間間隔は、破断治具9の棒部92の最太部93の幅よりも少し狭くなっている。凸壁4の高さ方向の長さは、破断治具9の棒部92の長さとほぼ同じである。
底部5には、円筒部1における一対の脆弱部3、3の下端に対応する位置を直線状につなぐように延在する底部脆弱部6が設けられている。底部脆弱部6の途中には、底部開口50が形成されている。
破断治具9は、鋼等の金属によって一体的に形成されたものであって、直線状に延在する一対の棒部92と、これらの棒部92の基端部を連結する板状部91とを備えた構造になっている。各棒部92は、その平行に対向する各内面を円筒部1の外面11における各脆弱部3に近接させた状態で治具孔20内に挿入させるようになっている。
また、棒部92は、最太部93を有する。棒部92の先端は、その幅が治具孔20の周
方向の寸法及び対抗する凸壁4,4の間隔より若干狭く形成されており、当該治具孔20にそのまま挿入可能である。最太部93は、棒部92の基端側に形成され、棒部92の先端側から基端側に向かうに従って、幅方向の両側に漸次直線状に広がるように形成されている。この最太部93の幅は、棒部92の先端の幅から治具孔20の周方向の寸法(対向する凸壁4の間隔)の2〜4倍まで漸次広がるように形成されている。板状部91は、型枠70を破壊する際にハンマー等で叩きやすい平坦な形状に形成されている。
図2において矢印で示すように、型枠70の成形に際しては、底部5における底部脆弱部6を挟んだ両側の位置から溶融したプラスチックを導入して射出成形する。型枠70の射出成形に用いる金型は、図示しないが、型枠70と同じ形状のキャビティを有し、底部5の該当位置に例えば2箇所のゲート(図6及び図7におけるゲートGを参照)が設けられている。2つのゲートは、金型における円筒部1を周方向に2等分する各位置に対応する位置に設けられる。これら2つのゲートから同時に溶融したプラスチックを注入する。したがって、2箇所のゲートから金型内へ射出された溶融したプラスチックは、2つの流れを有し、底部5を形成するキャビティに広がり、そして円筒部1へと流れる。そして、これら2つの流れは、底部5では底部脆弱部6付近において、また円筒部1では脆弱部3付近において合流し、円筒部1における周方向に2等分した各位置にウェルドラインが形成される。
ウェルドラインは、外観上には表れなくてもよい。ウェルドラインは、内部に機械的強度の低い脆弱な構造を有する。特に、繊維強化プラスチックを用いた場合には、ウェルドラインを跨いで補強する繊維が少ないため、ウェルドライン上に機械的強度の低い領域が形成される。
また、溶融したプラスチックは、キャビティの幅の広い部分は流れやすいため早く流れ、キャビティの狭い部分は流れにくいため遅く流れる。すなわち、脆弱部3及び底部脆弱部6のように薄肉に形成する部分ではキャビティの幅が狭くなるため、射出成形の際に、溶融したプラスチックの流れは他の部分よりも遅くなる。
図3〜図5に示すように、脆弱部3は、一対の凸壁4の間の位置において円筒部1の外面11に溝を形成したような形状である。脆弱部3は、脆弱部3以外の円筒部1よりも薄い薄肉部32と、薄肉部32の幅方向の中点に薄肉部32における外面11から凹状に形成された第1溝31aと、薄肉部32内であって、第1溝31aの両側に薄肉部32における外面11から凹状に形成され、型枠70を成形する際に溶融したプラスチックを流れにくくする第2溝31b及び第3溝31cと、を有する。
このような脆弱部3を有することにより、第2溝31b及び第3溝31cを成形するため金型に狭窄部を形成することになり、この狭窄部が成形時に溶融したプラスチックを流れにくくする。そのため、流れが遅くなった溶融したプラスチックは、薄肉部32内をゆっくりと充填することとなり、第1溝31a近傍において溶融プラスチックの流れが合流し、ここにウェルドラインを形成する。したがって、このような型枠70によれば、型枠70を破壊する際に、より確実に脆弱部3に沿って破断することができ、コンクリートの供試体を容易に型枠から取り出すことができる。
脆弱部3は、外面11から薄肉部32へ向けて傾斜する傾斜面34を有する。傾斜面34は、薄肉部32の幅方向の両端に形成される。このような傾斜面34を有することによって、円筒部1の肉厚は徐々に薄肉化することとなり、型枠70の成形時においては溶融したプラスチックの流れを緩やかにすることができる。
第1溝31a、第2溝31b及び第3溝31cは、薄肉部32における外面11から内
側に向かって幅が漸次狭まるように形成される。第1溝31a、第2溝31b及び第3溝31cの幅が外面11から内側に向かって漸次狭まるため、型枠70の成形時に溶融したプラスチックの流れを止めずに流れを遅くすることができる。また、第1溝31a、第2溝31b及び第3溝31cの断面がV字状であると、最も溝の深い部分において応力集中が起きて溝における破断を容易とすることができる。第1溝31a、第2溝31b及び第3溝31cは、同じ形状であっても良いし、異なる形状を採用することもできる。
第2溝31bと第3溝31cは、薄肉部32の幅方向の両端付近に形成することができる。薄肉部32の幅方向の両端付近に第2溝31bと第3溝31cによる狭窄部が形成され、型枠70の成形時に、第2溝31b及び第3溝31cによる狭窄部によって溶融プラスチックの流れが遅くなり、薄肉部32内で合流しやすくなる。
第2溝31bと第3溝31cは、第1溝31aを対称軸として線対称な位置に形成される。
二つの脆弱部3は、円筒部1の中心軸を対称軸として線対称な位置(180度間隔の位置)にある。特に、第1溝31aの最も深い部分が円筒部1の中心軸に対して対称な位置にあり、円筒部1の径方向の同一直線上にある。
凸壁4は、破断治具9の棒部92と接触することによって、対向する凸壁4との間隔を広げる方向に作用させる。対向する凸壁4の間隔が広げる方向に作用する力は、脆弱部3に引張力として作用し、脆弱部3に沿って円筒部1が2つに破断する。
凸壁4は、円筒部1から見て外側の端部にストッパ部41を有している。ストッパ部41は、向かい合う相手の凸壁4に向けて突出した突起状の板片であり、各凸壁4の端部をお互いが向かい合う側に折り曲げるような形状である。ストッパ部41は、各凸壁4の上端部分(フランジ部2との連続部分)から延びるものの、各凸壁4の全長に亘っては形成されておらず途中の高さの位置まで延びたものとなっている。但し、各凸壁4の全長に亘って延びるものとしても良い。ストッパ部41は、破断治具9が円筒部1に対して外側に広がるように変形するのを防止することができる。
図6に示すように、底部5は、円筒部1に設けられた脆弱部3と連続する底部脆弱部6と、底部脆弱部6の途中に開口する底部開口50と、を有する。
底部開口50は円形の底部5の中心にあり、底部脆弱部6はその底部開口50を通って底部5を横断する直線上に形成される。底部5には、型枠70を射出成形した際に溶融したプラスチックを注入したゲートGの跡が残されている。ゲートGは、底部開口50を中心とした点対象内地でありかつ底部脆弱部6を対称軸として線対称となる位置にある。
図7に示すように、底部5の内側(円筒部1側)には、金属板52が底部5と所定間隔を隔てて配置されている。金属板52は、底部5と円筒部1との接続部分において全周に渡って設けられた段部51上に載置され、底部5との間に設けられた接着剤Sで接着されている。接着剤Sは、型枠70を破断しやすくするために、底部開口50及び底部脆弱部6上には設けないことが好ましい。
金属板52は、コンクリートを型枠70に注入した際に、比較的薄肉に形成されている底部5の変形を防止すると共に、底部開口50を塞ぐという役割を持つ。
図8に示すように、底部脆弱部6は、底部脆弱部6以外の底部5よりも薄い底薄肉部62と、底薄肉部62の幅方向の中点に底面53から凹状に形成された第1底溝61aと、
底薄肉部62内であって、第1底溝61aの両側に底面53から凹状に形成された第2底溝61b及び第3底溝61cと、を有する。
第1底溝61a、第2底溝61b及び第3底溝61cは、第1溝31a、第2溝31b及び第3溝31cと同じ断面形状であるので、ここでの説明は省略する。
このように、底部5にも円筒部1と同様の底部脆弱部6を形成することにより、型枠70を破壊する際に、より確実に底部5まで脆弱部3及び底部脆弱部6に沿って破断することができ、コンクリートの供試体を容易に型枠70から取り出すことができる。
底部脆弱部6は、底面53から底薄肉部62へ向けて傾斜する底傾斜面64を有する。底傾斜面64は、底薄肉部62の幅方向の両端に形成される。このような底傾斜面64を有することによって、底部5の肉厚は徐々に薄肉化することとなり、型枠70の成形時において溶融したプラスチックの流れを緩やかにすることができる。
型枠70は、耐衝撃性や形状安定性を考慮したプラスチック材料を選定することができる。例えば、型枠70は、強化材としてガラス繊維を添加したポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂などを用いることができる。ガラス繊維で強化したグレードのPBT樹脂は、耐衝撃性や形状安定性に優れており、しかも市場の流通量も多いことからコスト面の競争力も優れており、コンクリート強度試験用型枠の材料として好適である。
型枠70の射出成形は、型枠70の形状のキャビティを有する金型に設けられた注入口であるゲートへ、溶融したプラスチック例えば強化PBT樹脂を射出し、所定時間金型内で冷却し、強化PBT樹脂が固まった後、金型内から成形された型枠70を取り出すことによって行う。
通常、単純な有底筒状の成形体を成形する場合には、底部中央に設けられた1つのゲートからプラスチックを注入し、まず底部全体を溶融したプラスチックで満たしたのち、円筒部分へ流れ込み、円筒状に上方の開口へと溶融したプラスチックがほぼ均等に進む。したがって、このような場合には、プラスチックの回り込みの遅い部分がなければ、ウェルドラインが円筒部に形成されることはほとんどない。
本実施形態におけるゲートGは、型枠70の底部5に底部脆弱部6を挟んで2箇所に設けられている。2箇所のゲートGから同時に注入された溶融したプラスチックは、各ゲートGを中心に円形に広がり、底部脆弱部6付近で合流することが予想される。そして、底部5から円筒部1へと溶融したプラスチックの流れは進み、やはり脆弱部3付近で2つの流れが合流しながら開口10へと進行することが予想される。
溶融したプラスチックが合流する部分は、ゲートGに近い底部5では比較的安定して底部脆弱部6付近になるが、ゲートGから離れかつ流れる方向が直角に曲がったあとの円筒部1では脆弱部3から外れる可能性が高くなる。
しかしながら、本実施の形態における脆弱部3を採用することにより、薄肉部32内の第1溝31a近傍に溶融プラスチックの流れが合流するウェルドラインを形成しやすくすることができる。そして、底部5に底部脆弱部6を採用することにより、その確実性をさらに高くすることができる。
より具体的に図5における脆弱部3を例に説明すると、溶融したプラスチックの流れは、脆弱部3の図5における左右から2つの流れを有して脆弱部3に迫る。まず、脆弱部3を形成するキャビティは傾斜面34によって徐々にキャビティ(金型表面の間隔)が狭く
なり、溶融したプラスチックの流れを遅くする。さらに、薄肉部32に到達した溶融したプラスチックの流れは、薄肉部32の両端付近に形成された第2溝31b及び第3溝31cによってくびれるように形成されたキャビティの狭窄部で遅くなる。当然、溶融したプラスチックは、薄肉部32の狭いキャビティによっても流れにくくなるので、第1溝31aまではゆっくりとキャビティを充填していくことになる。
このような構成とすることにより、例えば、図5において脆弱部3の右側の流れが左側の流れよりもわずかに早くC−C断面における脆弱部3に到達した場合であっても、脆弱部3を一気に超えて左側へ流れることなく、脆弱部3におけるゆっくりとした溶融したプラスチックの流れによって、第1溝31aの付近で合流することができる。
ウェルドラインは、第1溝31aと全く同じ位置に形成される必要はなく、第1溝31aの付近に形成されればよい。第1溝31aの最も深い部分つまり最も薄肉に形成された部分に応力が集中するため、第1溝31aの付近に機械的強度の低いウェルドラインがあれば、第1溝31aの付近で破断するからである。
図1及び図9を用いて、型枠70から供試体100を取り出す工程を説明する。
まず、図1に示す型枠70にコンクリートを充填し、木槌で叩くなどしながらコンクリートを均一にした後、一定期間放置して養生する。この際、円筒部1の一端の開口10は、専用の蓋等で閉じられる。一定期間の後、コンクリートが硬化したら、破断治具9を型枠70の棒部92を治具孔20に挿入し、板状部91をハンマー等で叩きながら棒部92の最太部93まで治具孔20に押し込む。棒部92によって対向する凸壁4が押し広げられると、脆弱部3が破断する。この際、破断治具9の棒部92が外側に開くように変形しようとしても、ストッパ部41があるため、このような塑性変形が規制される。
脆弱部3の破断は、延性破壊をほとんど経ることなく、第1溝31aに沿って一瞬で開口10側から底部5側へと伝播し、脆性破壊する。特に本実施形態における型枠70においては、第2溝31b及び第3溝31cによって第1溝31a付近にウェルドラインが存在するため、脆弱部3以外の円筒部1に破断面が発生しにくい。また、脆弱部3に沿って破壊することによって、脆弱部3に連続する部分に形成されている底部脆弱部6にも破壊が伝播しやすい。さらに、底部開口50は、底部脆弱部6に連続するため、破壊が伝播しやすい。
このため、図9に示すように、2つの半円柱形に割れた型枠70から供試体100を容易に抜き出すことができる。
また、脆弱部3は、円筒部1について周方向に三つ以上設けても良い。例えば、脆弱部3を円筒部1の周方向に3つ設けた場合にはゲートを3箇所に設けることができ、脆弱部3を円筒部1の周方向に4つ設けた場合にはゲートを4箇所に設けることができる。
(変形例)
図10は、変形例におけるC−C断面の一部拡大図である。図11は、変形例におけるE−E断面の一部拡大図である。
図10に示すように、本実施の形態の変形例として、型枠70の円筒部1において、第1溝31aは、第2溝31b及び第3溝31cよりも深い溝とすることができる。また、図11に示すように、型枠70の底部5において、第1底溝61aは、第2底溝61b及び第3底溝61cよりも深い溝とすることができる。
第1溝31aを第2溝31b及び第3溝31cよりも深くすることにより、型枠70の成形時に第1溝31aで最も溶融したプラスチックの流れが遅くなり、第1溝31aの近傍で溶融したプラスチックが合流しやすくなる。また、最も深い溝の第1溝31aが最も薄肉となり、破壊の起点となりやすい。さらに、底部5の第1底溝61aについても同様の効果がある。したがって、型枠70を破壊する際に、第1溝31a及び第1底溝61aに沿って破断することができ、コンクリートの供試体100を容易に型枠70から取り出すことができる。
また、ガラス繊維強化のPBT樹脂を使用することで上記のように耐衝撃性や形状安定性の点で優れた型枠70となるが、2つの流れの合流した部分であるウェルドラインにおいては、ガラス繊維がウェルドラインを補強しにくい。そのため、ガラス繊維強化PBT樹脂に限らず、他の繊維強化プラスチックであっても、ウェルドラインにおける機械的強度とそれ以外の部分の機械的強度に差が出やすく、脆弱部3及び底部脆弱部6に沿って破壊しやすくなる点で有利である。
尚、本願発明において、「コンクリート」の語義は広義に解される必要がある。モルタルは、セメントに砂利を混ぜないで硬化させるもので、コンクリートとは区別されているが、本願発明の型枠の構造はモルタルの強度試験にも使用できるものであり、「コンクリート」にはモルタルも含まれる。
以上、本実施形態あるいは変形例について説明したが、本発明はこれら本実施形態あるいは変形例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。
本発明は、実施形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
1 円筒部、2 フランジ部、3 脆弱部、4 凸壁、5 底部、6 底部脆弱部、9 破断治具、10 開口、20 治具孔、11 外面、31a 第1溝、31b 第2溝、31c 第3溝、32 薄肉部、34 傾斜面、41 ストッパ部、50 底部開口、 段部51、52 金属板、53 底面、61a 第1底溝、61b 第2底溝、61c 第3底溝、62 底薄肉部、64 底傾斜面、70 型枠、91 板状部、92 棒部、93 最太部、100 供試体、G ゲート、S 接着剤

Claims (4)

  1. 一端が開口する円筒部と、該円筒部の他端を閉塞する底部と、を有するプラスチック製のセメント材料強度試験用型枠であって、
    前記円筒部の外面には、前記円筒部の一端から他端まで軸方向に沿って延在する脆弱部と、該脆弱部を挟んで対向する一対の凸壁が形成され、
    前記脆弱部は、
    前記脆弱部以外の前記円筒部よりも薄い薄肉部と、
    前記薄肉部の幅方向の中点に前記外面から凹状に形成された第1溝と、
    前記薄肉部内であって、前記第1溝の両側に前記外面から凹状に形成され、型枠を成形する際に溶融したプラスチックを流れにくくする第2溝及び第3溝と、
    を有することを特徴とする、コンクリート強度試験用型枠。
  2. 請求項1において、
    前記脆弱部は、前記外面から前記薄肉部へ向けて傾斜する傾斜面を有し、
    前記第1溝、第2溝及び第3溝は、前記外面から内側に向かって幅が漸次狭まるように形成され、
    前記第2溝と前記第3溝は、前記薄肉部の幅方向の両端付近に形成されることを特徴とする、コンクリート強度試験用型枠。
  3. 請求項1または2において、
    前記第1溝は、前記第2溝及び前記第3溝よりも深いことを特徴とする、コンクリート強度試験用型枠。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、
    前記底部は、前記脆弱部と連続する底部脆弱部と、該底部脆弱部の途中に開口する底部開口と、を有し、
    前記底部脆弱部は、
    前記底部脆弱部以外の前記底部よりも薄い底薄肉部と、
    前記底薄肉部の幅方向の中点に底面から凹状に形成された第1底溝と、
    前記底薄肉部内であって、前記第1底溝の両側に前記底面から凹状に形成された第2底溝及び第3底溝と、
    を有することを特徴とする、コンクリート強度試験用型枠。
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