JP2015071929A - ドレン - Google Patents

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Abstract

【課題】半丸樋である軒樋の底部をしっかりと挟み込んで強固に取り付けることができるドレンを提供する。
【解決手段】半丸樋である軒樋2の下方に配置されて、軒樋2の底部20に形成された落とし口に連通する排水筒3を備える。排水筒3は、軒樋2の底部20の下面に当接する第一当接面301と、ねじ部312とを有する。軒樋2の底部20上に載置される通水可能な通水部材5と、通水部材5上に載置され、ねじ部312に螺合されることで、通水部材5を介して軒樋2の底部20を下方に押圧するねじ部材6とをさらに備える。通水部材5は、軒樋2の底部20の上面に当接する第二当接面510を有する。排水筒3の第一当接面301及び通水部材5の第二当接面510が、軒樋2の底部20に沿った断面弧状に形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は軒樋と下流側の管材を接続するためのドレンに関する。
特許文献1には、軒樋の底部に取り付けて用いられるドレンが開示されている。このドレンは上部内筒と下部外筒を備えている。上部内筒は、雄ねじと、雄ねじの上端部外面に形成された鍔部を備えている。上部内筒の雄ねじは、軒樋の底部に形成された排水孔に上方から挿通される。下部外筒は円筒状本体と、円筒状本体の上端部外面に形成された鍔部を備えている。円筒状本体の内面には、雌ねじが形成されている。下部外筒の雌ねじは、上部内筒の雄ねじに螺合される。これにより、上部内筒の鍔部と、下部外筒の鍔部とで、軒樋の底部における排水孔の周縁部が挟まれて、ドレンが軒樋に取り付けられる。
特開平9−279784号公報
ところで、特許文献1に示されるドレンは、軒樋が断面弧状の底部を有する半丸樋である場合に、強固に取り付けることが難しい。例えば特許文献1のドレンにおいて、上部内筒の鍔部と下部外筒の鍔部とで軒樋の底部をしっかりと挟み込むには、両鍔部を軒樋の底面に沿う断面弧状に形成する必要がある。しかし、このようにすると、施工者が下部外筒を上部内筒に螺合する際に、下部外筒の鍔部が軒樋の底部に当たって、下部外筒を回転することができない。また、施工者が上部内筒を下部外筒に螺合することも考えられるが、この場合も、上部内筒の鍔部が軒樋の底部に当たって、上部内筒を回転することができない。
なお、軒樋が半丸樋である場合、従来ではドレンに代えて集水器が用いられていたが、この集水器は軒樋が挿入されるために大型になりやすく、すっきりした外観とすることが難しい。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであって、半丸樋である軒樋の底部をしっかりと挟み込んで強固に取り付けることができるドレンを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明のドレンは、半丸樋である軒樋の下方に配置されて、前記軒樋の底部に形成された落とし口に連通する排水筒を備え、前記排水筒は、前記軒樋の底部の下面に当接する第一当接面と、ねじ部とを有し、前記軒樋の底部上に載置される通水可能な通水部材と、前記通水部材上に載置され、前記ねじ部に螺合されることで、前記通水部材を介して前記軒樋の底部を下方に押圧するねじ部材とをさらに備え、前記通水部材は、前記軒樋の底部の上面に当接する第二当接面を有し、前記排水筒の前記第一当接面及び前記通水部材の前記第二当接面が、前記軒樋の底部に沿った断面弧状に形成されたことを特徴とする。
また、ドレンは、前記排水筒の軸方向を鉛直方向に対して傾けた状態で、前記軒樋に取り付けられることが好ましい。
また、ドレンは、前記排水筒に、前記落とし口を通して前記軒樋の底部より上方に突出する突出部が設けられ、前記突出部において前記軒樋の底部より上方に位置する箇所に前記ねじ部が形成されることが好ましい。
本発明のドレンは、半丸樋である軒樋に取り付けた場合に、排水筒の第一当接面を軒樋の底部の下面に沿って接触させ、通水部材の第二当接面を軒樋の底部の上面に沿って接触させることができる。このため、半丸樋である軒樋の底部を、通水部材と排水筒との間にしっかりと挟んだ状態で、ドレンを軒樋に強固に取り付けることができる。
第一実施形態のドレンを軒樋に取り付けた状態を示す断面図である。 第一実施形態のドレンの側面図である。 第一実施形態のドレン及び軒樋の分解図である。 第二実施形態のドレンを軒樋に取り付けた状態を示す斜視図である。 第二実施形態のドレンを軒樋に取り付けた状態を示す一部切欠斜視断面図である。 第二実施形態のドレンの分解斜視図である。
以下、添付図面に基づき、本発明の実施形態について説明する。
(第一実施形態)
図1には本実施形態のドレン1が、軒樋2に取り付けられた状態が示されている。以下、この取り付け状態における方向を基準にして、ドレン1及びその取り付け構造について説明する。すなわち、以下では、軒樋2の長手方向を左右方向とし、軒樋2から見て建物側を後方、屋外側を前方として説明する。
軒樋2は、例えば建物に取り付けられた軒樋吊具(不図示)に吊り下げられる。軒樋2は半丸樋であって、下方に凸となる断面弧状の底部20を有している。
軒樋2の底部20には、上下に貫通する落とし口200が形成されている。落とし口200は、例えばホールソー等を用いて平面視円形状に形成される。なお、落とし口200は、非円形状に形成されてもよい。
図3に示されるように、ドレン1は、排水筒3、通水部材5、及びねじ部材6を備えている。図1に示されるように、排水筒3は、筒状部30と、筒状部30から上方に突出した突出部31を有している。筒状部30は、軸方向が下方程後方(建物側)に位置するように傾斜した円筒状に形成されている。筒状部30の上端部には、上方に開口する上開口部302が形成されている。筒状部30の下流側部分(軸方向における下側部分)は、呼び樋7等の下流側の管材を連結可能な連結部300となっている。筒状部30の上端面(上開口部302の周縁部上面)は、軒樋2の底部20の下面に当接する第一当接面301となっている。第一当接面301は、軒樋2の底部20の下面に沿うように下方に凹んだ断面弧状の凹曲面となっている。
突出部31は筒部310と複数の支柱部311で構成されている。支柱部311は、平面視で同一の仮想円上に間隔を介して複数並べて設けられている。本実施形態では、筒状部30に計2本の支柱部311が設けられており、両支柱部311は、前後方向に間隔を介して配置されている。
各支柱部311は、上下に長い棒状であって、筒状部30と一体に形成されている。各支柱部311は、筒状部30の前側の内面から上開口部302を介して筒状部30の上方に突出している。
筒部310は上下に開口した円筒状に形成されている。各支柱部311の上端部は、筒部310に一体に接続されている。筒部310の外周面には、ねじ部312が形成されている。ねじ部312は雄ねじである。
排水筒3は軒樋2の下側に配置される。排水筒3の第一当接面301は、軒樋2の断面円弧状の底部20の下面に面接触で当接する。これにより、排水筒3は前後方向の移動が規制されて図1に示される向きで配置される。
突出部31は軒樋2の下方から落とし口200を通して、軒樋2の底部20より上方に突出する。突出部31は、軒樋2よりも上方に突出し、筒部310は軒樋2よりも上方に配置される。
本実施形態の通水部材5は落ち葉等のごみを捕集する機能を有するフィルター部材である。通水部材5は、平面視環状の上下の枠部50,51同士を、周方向に複数設けられた柱部52で接続したものであり、全体で上下に開口した筒状に形成されている。
通水部材5の上下の枠部50,51の内側には、平面視円形の上下に貫通する孔53が形成されている。通水部材5の複数の柱部52で構成された周壁部には、隣り合う柱部52の間に形成された通水孔54が周方向に多数形成されている。
通水部材5の下側の枠部51は、軒樋2の長手方向と直交する断面において、軒樋2の底部20の上面に沿う弧状に形成されている。枠部51の下面は、軒樋2の底部20の上面に当接する第二当接面510となっている。第二当接面510は、軒樋2の底部20の上面に沿うよう下方に凸となる断面弧状に形成されている。
排水筒3の突出部31の外側には、筒状の通水部材5が上方から嵌め込まれる。具体的には、通水部材5の上下の枠部50、51の孔53に、突出部31が嵌め込まれる。突出部31の上端部に形成された筒部310は、通水部材5の上側の枠部50よりも上方に突出する。
通水部材5の突出部31への嵌め込みは、軒樋2の底部20上に突出した突出部31に通水部材5を嵌め込むことで行ってもよいし、軒樋2の底部20上に載置した通水部材5に排水筒3に設けられた突出部31を差し込むことで行ってもよい。
また、通水部材5は、その下端面となる第二当接面510を軒樋2の底部20の上面に沿って面接触した状態で、軒樋2の底部20上に載置される。
ねじ部材6は上下に開口した略円筒状に形成されている。ねじ部材6の内周面には、雌ねじ60が形成されている。雌ねじ60は突出部31の筒部310のねじ部312に螺合される。
突出部31に螺合されたねじ部材6の下端面は、通水部材5の上側の枠部50の上面に当接する。このねじ部材6は、通水部材5の上側の枠部50を下方に押圧する。これにより、軒樋2の底部20が、通水部材5の下側の枠部51の下面と、排水筒3の第一当接面301との間で上下に挟まれて、ドレン1が軒樋2に固定される。
排水筒3の連結部300には、例えば図1に示されるように呼び樋7の上流側端部が直接連結される。図示は省略するが、図1に示される呼び樋7の下流側端部は、エルボーを介して竪樋の上端部に連結される。
図1に示されるように軒樋2がドレン1に取り付けられた状態では、軒樋2を流れる雨水は、ドレン1を介して下流側の管材である呼び樋7に流れる。具体的に軒樋2を流れる雨水は、通水部材5の多数の通水孔54、両支柱部311の間に形成された空間、及び軒樋2の落とし口200を順に通って排水筒3の筒状部30内に流れる。そして、この雨水は、排水筒3に接続された呼び樋7及びエルボーを介して竪樋に流れる。
軒樋2を流れる雨水が通水部材5の通水孔54を通過するときには、通水部材5の柱部52により、雨水に含まれる落ち葉等のごみが捕集される。このため、通水部材5よりも下流側の排水筒3や、排水筒3の下流側に配置される管材においては、ごみ等が詰まり難くなる。
以上説明した本実施形態のドレン1は、軒樋2の下方に配置されて、軒樋2の底部20に形成された落とし口200に連通する排水筒3を備える。排水筒3は、軒樋2の底部20の下面に当接する第一当接面301と、ねじ部312を有する。ドレン1は、軒樋2の底部20上に載置される通水可能な通水部材5と、通水部材5上に載置され、ねじ部312に螺合されることで、通水部材5を介して軒樋2の底部20を下方に押圧するねじ部材6とをさらに備える。通水部材5は、軒樋2の底部20の上面に当接する第二当接面510を有する。排水筒3の第一当接面301及び通水部材5の第二当接面510が、軒樋2の底部20に沿った断面弧状に形成される。
このドレン1を軒樋2に取り付けるには、排水筒3を軒樋2の下方に配置し、軒樋2の底部20に通水部材5を載置し、ねじ部材6を排水筒3に設けられたねじ部312に螺合する。これにより、通水部材5と排水筒3で軒樋2の底部20を挟み込んで軒樋2に取り付けることができる。
また、このようにドレン1を軒樋2に取り付けた場合、通水部材5の第二当接面510を軒樋2の底部20の上面に面接触させ、且つ排水筒3の第一当接面301を軒樋2の底部20の下面に面接触させることができる。このため、軒樋2の底部20を、通水部材5と排水筒3との間にしっかりと挟んで、ドレン1を軒樋2に強固に取り付けることができる。
また、本実施形態の通水部材5とねじ部材6は別体であり、ねじ部材6を締め込んだときに通水部材5に過大なトルクが加わり難くなる。このため、ねじ部材6の締め込みに伴う通水部材5の変形や破損が生じ難くなる。
また、ドレン1は、本実施形態のように、排水筒3の軸方向を鉛直方向に対して傾けた状態で、軒樋2に取り付けられるものであることが好ましい。このようにすると、軸方向が鉛直方向に対して傾いた排水筒3に呼び樋7を直接連結でき、軒樋2に呼び樋7を連結するためのエルボー等の管材を省略することができる。また、排水筒3の第一当接面301を、軒樋2の底部20の下面に当接することで、排水筒3を簡単に適切な向きに配置することができる。
また、排水筒3には、本実施形態のように落とし口200を通して軒樋2の底部20より上方に突出する突出部31が設けられ、突出部31において軒樋2の底部20より上方に位置する箇所にねじ部312が形成されることが好ましい。このようにすることで、ドレン1を軒樋2に取り付けた場合に、ドレン1の取り付けに用いられるねじ部材6を、軒樋2の底部20より上方に配置することができて、排水筒3の内側に部材をねじ込む必要がない。このため、排水筒3内の流路面積を大きくして排水性を高めることができる。また、突出部31のねじ部312を、軒樋2の底部20より上方に位置する箇所に形成したことにより、施工者がねじ部材6を締め込む際には、ねじ部材6を、軒樋2の奥部に手を入れることなく、軒樋2が邪魔になり難い高い位置で簡単に操作できる。
(第二実施形態)
次に第二実施形態について説明する。なお、以下の説明では第一実施形態と同じ機能を有する要素については同一の番号を付与し、重複する説明は省略する。
図4〜図6に示された本実施形態のドレン1は、通水部材5とは別に、フィルター部材8を備えている。
図6に示されるように、通水部材5は、上下の板部95,96同士を複数の連結部97、98で連結したものである。上側の板部95は略水平である。下側の板部96は、軒樋2の底部20の上面と平行になるよう左右方向に直交する断面形状が円弧状になっている。本実施形態では板部96の下面が、軒樋2の底部20の上面に当接する第二当接面961を構成している。第二当接面961は軒樋2の底部20の上面に沿うよう下方に凸となる断面弧状に形成されている。
上下の板部95,96の中央には、上下方向に貫通する挿通孔950,960が夫々形成されている。
通水部材5は計2つの連結部97,98を有している。連結部97は通水部材5の前側に設けられ、連結部98は通水部材5の後側に設けられている。各連結部97,98は縦長で厚み方向を前後方向とした板状に形成されている。前側の連結部97は上下の板部95,96における前端部同士を連結しており、挿通孔950,960よりも前側に位置している。後側の連結部98は上下の板部95,96における後端部同士を連結しており、挿通孔950,960よりも後側に位置している。
図5に示されるように、通水部材5の下面部を構成する下側の板部96は、挿通孔960を落とし口200に連通させた状態で軒樋2の底部20上に載置される。この載置状態では、下側の板部96の下面(第二当接面961)は、軒樋2の底部20の上面に面接触する。
通水部材5の上下の挿通孔950,960には、落とし口200から上方に突出した突出部31の両支柱部311が挿通される。これにより、両支柱部311によって上下の板部95,96の水平方向の位置が決まり、通水部材5の水平方向の移動が規制される。
突出部31の両支柱部311は、通水部材5の上下の挿通孔950,960の孔縁部の夫々に形成された凹部99,100(図6参照)に嵌め込まれる。これにより、上下の板部95,96の周方向の位置が決まり、通水部材5が縦軸回りに回動し難くなる。
突出部31のねじ部312に締め込まれたねじ部材6は、通水部材5の上側の板部95を下方に向けて押圧する。これにより、軒樋2の底部20は、通水部材5の下側の板部96の下面(第二当接面961)と、排水筒3の上端面(第一当接面301)との間において上下に挟まれ、排水筒3、通水部材5、及びねじ部材6が軒樋2に対して固定される。
フィルター部材8は通水部材5に対して着脱可能に固定される。図6に示されるようにフィルター部材8は網状(格子状)に形成されており、その全体に亘るように、網目(格子目)で構成された矩形状の通水孔84が多数形成されている。
フィルター部材8は、左右に離間した側面部82と、側面部82の上端同士を繋ぐ上面部83とで構成されている。図4に示されるように、フィルター部材8の左右の側面部82は、通水部材5の左右両側に配置される。各側面部82は左右方向から見て軒樋2の内面に合致する半円状に形成されている。フィルター部材8の各側面部82は、軒樋2の底部20上に載置される。このとき、各側面部82の円弧状の下面は、軒樋2の内面の周方向の全体に亘って接触した状態となり、これによりフィルター部材8の前後方向及び下方の移動が規制される。また、このように配置されたフィルター部材8の各側面部82は、左右方向から見たときに、軒樋2において雨水が流れる領域の全体に亘って配置され、通水部材5の左右両側を覆う。
図6に示されるように、フィルター部材8の上面部の中央部には、上下に貫通する嵌込孔830が形成されている。嵌込孔830は平面視円形の孔であって、その直径はねじ部材6の外径と略同じである。
フィルター部材8の嵌込孔830には、突出部31に螺合したねじ部材6が嵌め込まれる。これによりフィルター部材8の通水部材5に対する水平方向の移動が規制される。
すなわち、フィルター部材8は、両側の側面部82を軒樋2の底部20上に載置して軒樋2の内側に嵌め込み、且つ、嵌込孔830にねじ部材6を嵌め込むことで、軒樋2及びこれに取り付けられた通水部材5の両者に対して固定される。このようにフィルター部材8を固定することで、通水部材5は、図4に示されるようにフィルター部材8と軒樋2とで囲まれた空間に配置される。
また、前記のように軒樋2及び通水部材5に対して固定されたフィルター部材8は、フィルター部材8を上方に持ち上げて、両側の側面部82を軒樋2から引き抜くことで、簡単に取り外せるようになっている。
図4に示されるようにドレン1が軒樋2に取り付けられた状態では、軒樋2を流れる雨水は、フィルター部材8の側面部82の通水孔84を通過する。この雨水は、通水部材5の両連結部97,98の間、及び下側の挿通孔960を順に通り、軒樋2の落とし口200から排水筒3に排出される。ここで、軒樋2を流れる雨水がフィルター部材8の通水孔84を通過するときには、フィルター部材8の網状の側面部82によって雨水に含まれる落ち葉等のごみが捕集される。
なお、前記各実施形態では、突出部31を筒状部30と一体に形成したが、突出部31は筒状部30と別体であってもよい。また、前記各実施形態では、排水筒3のねじ部312を軒樋2の底部20の上方に設けたが、軒樋2の底部20の下方に設けてもよい。また、ねじ部312を雌ねじとし、排水筒3にこの雌ねじに螺合する雄ねじを形成してもよい。
また、前記各実施形態では、排水筒3の筒状部30の軸方向が鉛直方向に対して傾斜しているが、鉛直であってもよい。また、排水筒3に連結される下流側の管材は、呼び樋7に限られず、エルボー等の継手や竪樋であってもよい。また、この他、ドレン1は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で設計変更可能である。
1 ドレン
2 軒樋
3 排水筒
5 通水部材
6 ねじ部材
20 底部
31 突出部
200 落とし口
301 第一当接面
312 ねじ部
510 第二当接面
961 第二当接面

Claims (3)

  1. 半丸樋である軒樋の下方に配置されて、前記軒樋の底部に形成された落とし口に連通する排水筒を備え、
    前記排水筒は、
    前記軒樋の底部の下面に当接する第一当接面と、
    ねじ部とを有し、
    前記軒樋の底部上に載置される通水可能な通水部材と、
    前記通水部材上に載置され、前記ねじ部に螺合されることで、前記通水部材を介して前記軒樋の底部を下方に押圧するねじ部材とをさらに備え、
    前記通水部材は、前記軒樋の底部の上面に当接する第二当接面を有し、
    前記排水筒の前記第一当接面及び前記通水部材の前記第二当接面が、前記軒樋の底部に沿った断面弧状に形成されたことを特徴とするドレン。
  2. 前記排水筒の軸方向を鉛直方向に対して傾けた状態で、前記軒樋に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のドレン。
  3. 前記排水筒に、前記落とし口を通して前記軒樋の底部より上方に突出する突出部が設けられ、前記突出部において前記軒樋の底部より上方に位置する箇所に前記ねじ部が形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のドレン。
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