JP2007138628A - 雨水排水装置 - Google Patents

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秀和 田中
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Abstract

【課題】軒天と箱樋との間のスペースを広くとる必要がない、外観に優れ設計上の自由度の大きな雨水排水装置を提供する。
【解決手段】建物の軒天4の上方に配置された箱樋10の雨水を縦樋を介して屋外に排出するための雨水排水装置であり、箱樋10の一方の側板部10bに排出口28を設ける。この箱樋10の側部に穿設した排出口28にドレン20を結合する。箱樋10内の雨水は箱樋10の側部から取り出され、ドレン20に結合するパイプ30を通して縦樋に排出される。
【選択図】 図1

Description

本発明は建物の軒天の上方に配置された箱樋の雨水を縦樋を介して屋外に排水するための雨水排水装置に関する。
従来、箱樋内に集水した雨水を箱樋の底部に設けたドレンを通じて、箱樋の真下に導き、縦樋を介して屋外に排出するようにした雨水排水装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平5−272202号公報
雨水を集水する箱樋2は、図3に示すように、建物の軒天4の上方に配置され、箱樋2に集水された雨水は、箱樋2の底部壁に穿設された開口部に連結する連結パイプ6を介して、箱樋2の真下に導かれ、連結パイプ6に連結する縦樋8を通って屋外に排出される。このように、箱樋2の真下から雨水を取り出す構成とすると、連結パイプ6を箱樋の下側に配置しなければならず、その分、箱樋2の底面と軒天4との間隔Sを大きくとらざるを得ない。これは建物の設計の自由度を妨げることになるとともに、箱樋2と軒天4との間のスペースが広いと、建物の軒先の形状にシャープさが失われてしまい、外観が悪くなってしまう。
本発明は上記問題点を解決することを目的とするものである。
上記目的を達成するため本発明は、建物の軒天4の上方に配置された箱樋10の雨水を縦樋を介して屋外に排出するための雨水排水装置であって、前記箱樋10の棟側の側板部10bに排出口28を設け、該排出口28にドレン20を結合し、前記箱樋10内の雨水を箱樋10の側部から取り出し、前記ドレン20に結合するパイプ30を通して縦樋に排出するようにしたものである。
また本発明は、前記排出口28が四角形であり、前記ドレン20が前記排出口28に対応する四角形の開口部22a’,24a’を備え、該開口部22a’,24a’を通して前記箱樋10内の雨水が前記パイプ30に排出されるようにしたものである。
また本発明は、前記ドレン20は、前記箱樋10の外側面に配置される本体22と、前記箱樋10の内側面に配置されるキャップ24と、前記本体22とキャップ24とを結合する押さえナット26とから成り、前記本体22を、前記箱樋10の四角形の排出口28と略同一形状の中空部を有する本体角筒部22aと、前記箱樋10の外側面の前記排出口28の周囲に当接可能な部分と前記箱樋10の底板部10aの下面に当接可能な下位水平部22b’とを有し前記本体角筒部22aの一方の開口端に一体的に形成された本体枠部22bと、前記本体角筒部22aの前方に位置して該角筒部22aに連結部22eを介して支持され外周部に雄ねじ22cを有する管状部22dとで構成し、前記キャップ24を、前記箱樋10の内側面の前記排出口の周囲に当接可能な部分と前記箱樋10の底板部10aの上面に当接可能な下位水平部24b’とが一体的に形成されたキャップ枠部24bと、前記キャップ枠部24bに連結部24dを介して支持されたリング部24cとで構成し、前記箱樋10の外側面と底部下面に前記本体枠部22bを当接配置し、前記リング部24cを前記管状部22dに挿入し、前記箱樋10の側板部10bを介して前記キャップ枠部24bを前記本体枠部22bに当接し、前記押さえナット26を前記管状部22dの雄ねじ22cにねじ込んで前記本体22とキャップ24とを前記箱樋10の側板部10bに固定したものである。
また本発明は、前記キャップ24に、前記本体角筒部22aに嵌合自在な四角形の形状を有する角筒部24aを設けたものである。
また本発明は、前記本体枠部22bと前記キャップ枠部24bの前記箱樋10の壁面との接触面にシーリング材を塗着したものである。
本発明は、箱樋内の雨水を箱樋の真横から取り出すので、軒天と箱樋との間のスペースを狭くできる。
以下に、本発明の実施の形態を添付した図面を参照して詳細に説明する。
図1において、符号4は建物の軒天であり、これの上方に軒先に沿って長く伸びる断面U字状の金属製の箱樋10が配置されている。前記箱樋10は、底板部10aとこれの両側部に垂直に形成された側板部10b,10cと、各側板部10b,10cの上部に屋根の勾配に対応した勾配を有する上部縁板部10d,10eとから成り、前記底板部10aは、前記軒天4の上面に近接して対向配置されている。
前記箱樋10の上部縁板部10d,10eは、建物の屋根の下地材(図示省略)に支持された軒先唐草12,14に固定されている。前記箱樋10の棟側の側板部10bの所定の箇所には、四角形の排出口28が穿設されている。16,18は、屋根の下地材(図示省略)上に葺設された金属板からなる屋根面材であり、それぞれ縁部が軒先唐草12,14に固着され、建物の屋根を構成している。
前記屋根面材16上の雨水は、屋根面材16の勾配に導かれて前記箱樋10の上部開放部から内部に落下し、箱樋10内に集水されるように構成されている。20は、横抜き用のドレンであり、本体22と、キャップ24と、押さえナット26とから構成されている。
前記本体22は、断面形状が四角形の短尺型の本体角筒部22aと、該角筒部22aの一方の開口端に外方向に向けて一体的に形成された四角形の輪郭を有する板状の本体枠部22bと、外周部に雄ねじ22cが形成された結合用の管状部22dと、前記本体角筒部22aと管状部22dとを結合するリブ状の連結部22eとから構成されている。
また、前記キャップ24は、嵌合用の四角形のキャップ角筒部24aと、該角筒部24aの一端の周囲に外方に向けて一体的に形成された四角形の輪郭を有する板状のキャップ枠部24bと、リング部24cと、該リング部24cと前記キャップ枠部24bとを結合するリブ状の連結部24dとから構成されている。
前記本体枠部22bにはその下辺に直角方向に屈折する下位水平部22b’が形成され、これに対応して、前記キャップ枠部24bの下辺に直角方向に屈折する下位水平部24b’が形成されている。尚、図中、30は角型の連結パイプであり、前記ドレン20の本体角筒部22aに脱着可能に嵌合自在な構成となっている。前記本体角筒部22aの開口部22a’の四角形状と箱樋10の排出口28の形状は略同一に形成されている。
次に、箱樋10の真横にドレン20を取り付ける作業について説明する。
まず、本体22の角筒部22aの一端の開口部22a’を箱樋10の外側面方向から排出口28に合わせ、管状部22dを箱樋10内に挿入配置し、本体枠部22bの一方の面を側板部10bの壁面に当接する。
次に、キャップ24の、前記開口部22a’と略同一輪郭の角筒部24aを、箱樋10の内側から排出口28に嵌合するとともに、角筒部22aの内側に嵌合し、リング24cを管状部22dに嵌挿する。また、キャップ24の枠部24bを側板部10bを介して、本体22の枠部22bに当接させる。
該状態において、押さえナット26を管状部22dの雄ねじ22cにねじ込み、枠部24bを、側板部10bを介して、本体22の枠部22bに押し付け、キャップ枠部24bと本体枠部22bとで、排出口28の周囲の側板部10bを挟圧し、ドレン20を箱樋10の側板部10bの排出口28に連通結合する。
該連通結合状態において、キャップ枠部24bの下辺に屈折形成された下位水平部24b’は、箱樋10の底板部10aの上面に密着し、本体枠部22bの下辺に屈折形成された下位水平部22b’は、箱樋10の底板部10aの下面に密着する。
前記各枠部22b,24bの前記箱樋10の壁面との接触面には、シーリング材が塗着される。前記箱樋10の外側面に突出する本体22の角筒部22aに連結角パイプ30を結合し、この角パイプ30に直角に縦樋(図示省略)を結合して、箱樋10内の雨水を屋外に導く。
上記した構成において、図1に示すように、排出口28の下辺部28aと箱樋10の底板部10aの上面との間隔は、ほぼ枠部24bの下位水平部24b’の板厚の長さに設定されている。そのため、箱樋10内に雨水が溜まることが少なく、箱樋10内の雨水は効率的に排出口28を通じて、連結角パイプ30内に導かれる。即ち、箱樋10内の雨水の切れが良くなる。
前記キャップ24の角筒部24aの開口部24a’の四角形状は、前記開口部22a’、排出口28より若干小さめの略同形に設定されている。
本発明の説明的断面図である。 ドレンの分解斜視図である。 従来技術の説明図である。
符号の説明
2 箱樋
4 軒天
6 連結パイプ
8 縦樋
10 箱樋
12 軒先唐草
14 軒先唐草
16 屋根面材
18 屋根面材
20 ドレン
22 本体
24 キャップ
26 押さえナット
28 排出口
30 連結パイプ

Claims (5)

  1. 建物の軒天4の上方に配置された箱樋10の雨水を縦樋を介して屋外に排出するための雨水排水装置であって、前記箱樋10の棟側の側板部10bに排出口28を設け、該排出口28にドレン20を結合し、前記箱樋10内の雨水を箱樋10の側部から取り出し、前記ドレン20に結合するパイプ30を通して縦樋に排出するようにしたことを特徴とする雨水排水装置。
  2. 前記排出口28が四角形であり、前記ドレン20が前記排出口28に対応する四角形の開口部22a’,24a’を備え、該開口部22a’,24a’を通して前記箱樋10内の雨水が前記パイプ30に排出されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の雨水排水装置。
  3. 前記ドレン20は、前記箱樋10の外側面に配置される本体22と、前記箱樋10の内側面に配置されるキャップ24と、前記本体22とキャップ24とを結合する押さえナット26とから成り、前記本体22を、前記箱樋10の四角形の排出口28と略同一形状の中空部を有する本体角筒部22aと、前記箱樋10の外側面の前記排出口28の周囲に当接可能な部分と前記箱樋10の底板部10aの下面に当接可能な下位水平部22b’とを有し前記本体角筒部22aの一方の開口端に一体的に形成された本体枠部22bと、前記本体角筒部22aの前方に位置して該角筒部22aに連結部22eを介して支持され外周部に雄ねじ22cを有する管状部22dとで構成し、前記キャップ24を、前記箱樋10の内側面の前記排出口の周囲に当接可能な部分と前記箱樋10の底板部10aの上面に当接可能な下位水平部24b’とが一体的に形成されたキャップ枠部24bと、前記キャップ枠部24bに連結部24dを介して支持されたリング部24cとで構成し、前記箱樋10の外側面と底部下面に前記本体枠部22bを当接配置し、前記リング部24cを前記管状部22dに挿入し、前記箱樋10の側板部10bを介して前記キャップ枠部24bを前記本体枠部22bに当接し、前記押さえナット26を前記管状部22dの雄ねじ22cにねじ込んで前記本体22とキャップ24とを前記箱樋10の側板部10bに固定したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の雨水排水装置。
  4. 前記キャップ24に、前記本体角筒部22aに嵌合自在な四角形の形状を有する角筒部24aを設けたことを特徴とする請求項3に記載の雨水排水装置。
  5. 前記本体枠部22bと前記キャップ枠部24bの前記箱樋10の壁面との接触面にシーリング材を塗着したことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の雨水排水装置。
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