JP2007016817A - 流体継ぎ手 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の技術を文献に基づき説明すると、縦樋に二重構造の取水管を採用することで、ゴミのない雨水を雨水タンクに導くことが特徴であるが、縦樋を流下する雨水の流れの確保と、縦樋の詰りを流下する雨水を利用して解消することを意図しない。またこの文献は、縦樋の流れの確保及び/又は流下する雨水を利用した縦樋の詰りを解消するための構成は、全く開示されていない。
【構成】 本発明は、上部・下部開口を備えた二重構造の本体筒でなる流下管に介在する流体継ぎ手であって、二重構造で形成した中間の空間を空気導入用として利用し、かつ空間の下端に空気排気用の環状開口を形成し、また本体筒の上部に空間と連通し、かつ外部に開口する空気取入れ筒を形成し、そして、空間の下端に設けた空気排気用の環状開口が、本体筒の略中間部位に開放する構成とした流体継ぎ手である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、縦樋、洗面台、浴槽、トイレ、貯水槽、配管等の流下管(排水管、供給管等の管であり、原則として、流体の縦横又は傾斜等の流れを確保できる管を含む)に介在する流体継ぎ手に関する。
この種の流下管の詰り防止及び/又は流れの確保、或は溢出防止を意図した先行文献は、下記に挙げるもの「文献(1)〜(3)」と、本出願人に係る先行文献「文献(4)」が挙げられるので、従来技術として説明する。
文献(1)は、特開2001−279726の「縦樋取水装置」である。この発明は、縦樋内を流下する雨水を、この縦樋に設けた取水器と取水管路を介して外部の貯水槽へ雨水を導くための取水器の改良である。その構成は、縦樋を、上部縦樋とこの上部縦樋に離間して設けた下部縦樋部で構成し、この上下縦樋間に外嵌可能な取水器として機能する集水タンクを設け、この集水タンク内に水位調整用の堰を備えたフロート部を形成するとともに、このフロート部の下部に取水管路(排水管)を設けた構成である。またこの下部縦樋部を集水タンクに対してほぼ上下方向へ移動可能としたことを特徴としている。
文献(2)は、特開2002−70086の「雨水取水継手」である。この発明は、ゴミが詰まりにくく、かつゴミが詰まっても清掃作業及び/又は取外しも容易な雨水取水継手を提供することを意図する。その構成は、上側縦樋と、下側縦樋を下部に連通する本雨水取水継手との間に所定の距離をおき、この本雨水取水継手を二重構造とするとともに、その上部に濾過部材を配し、この濾過部材で細くされたゴミは、二重構造の内筒体を介して前記下側縦樋に流下し、またゴミを取除かれた雨水のみが、前記二重構造の外筒体を介して、この外筒体と、この外筒体に設けた取水管を介して雨水タンクに導かれることを特徴とする。
文献(3)は、特開2002−129603の「雨水取入装置」である。この発明は、初期小雨を、縦樋を通って取水装置に流し込み、上部および下部オリフィス孔をそれぞれ素通りして再び縦樋に戻ることで、初期小雨に含まれる大気中の埃や排気ガス、又は屋根、樋に堆積した埃を貯留槽に流し込まないようにすることを意図する。その構成は、縦樋に設けられた二重構造の取水器であり、この取水器の外筒体に棚板を設けて導入室とフロート室に区画し、棚板に上部オリフィス孔とバイパス孔を開設するとともに、前記外筒体を縦樋と連通し、また二重構造の内筒体を、外筒体の一部を介して縦樋に連通し、さらに前記外筒体に設けたフィルタを介して濾過された雨水を、この外筒体に設けたフロート及び/又はオリフィス弁と、取水口及び取水管を介して雨水貯留槽に導くことを特徴とする。
文献(4)は、特開平10−231978号の「ドレンホース継手」である。この発明は、室内ユニットの受皿からの逆流防止を図り、かつこの逆流によるトラブル解消を意図する。その構成は、ドレンホースと連結ホースとの間に、室内ユニットの受皿の深さ寸法より小さい重なり寸法を有するドレン用ニップルとホース用ニップルを設けるように構成することを特徴とする。
特開2001−279726 特開2002−70086 特開2002−129603 特開平10−231978号
前記文献(1)〜(3)は二重構造の取水管を採用することで、ゴミのない雨水を雨水タンクに導くことを特徴とする。従って、縦樋を流下する雨水の流れの確保と、この縦樋の詰りを流下する雨水を利用して解消することは意図しない。またこの文献(1)〜(3)には、この縦樋の流れの確保及び/又は流下する雨水を利用し、この縦樋の詰りを解消するための構成は、全く開示されていない。さらにこの文献(1)〜(3)の構成では、洗面台、浴槽、トイレ等の流下管への採用は不可である。
また文献(4)は室内ユニットの受皿からの逆流防止を図ることを特徴とする。従って、ドレンホースを流下するドレンの流れの確保と、このドレンホースの詰りを流下するドレン水を利用して解消するには十分でないと考えられる。またこのドレンホースの流れの確保及び/又は流下するドレン水を利用して詰りを解消するための直接的な構成の開示はない。
請求項1の発明は、流水管を二重構造とするとともに、この流下管に設けた空気取入れ筒を設ける構成を採用し、外気の取入れ及び/又は必要量の外気の取入れを図ることで、この流下管の流水の流れを確保すること、またこの流下管の詰りを、流水の水流を利用して解消すること等を意図する。またこの発明は、前記の目的を達成するために最適な流水管の二重構造、またこの流下管に設けた空気取入れ筒及び空気排気用の環状開口の構造を提供することを意図する。
請求項1は、上部開口と下部開口を備えた二重構造の本体筒でなる流下管に介在する流体継ぎ手であって、
この二重構造で形成した中間の空間を空気導入用として利用するとともに、この空間の下端に空気排気用の環状開口を形成し、また前記本体筒の上部に前記空間と連通する空気取入れ筒を形成し、この空気取入れ筒の自由端を開口し、また前記空間の下端に設けた前記空気排気用の環状開口が、前記本体筒の略中間部位に開放する構成とした流体継ぎ手である。
請求項2の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適な本体筒と、空気取入れ筒の構造を提供すること等を意図する。
請求項2は、請求項1に記載の本体筒を、上下部開口を有する上部筒部と、上下部開口を有する下部筒部で構成し、前記上部筒部に前記空気取入れ筒を設ける構成とした流体継ぎ手である。
請求項3の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するための最適な空気排気用の環状開口の構造を提供すること等を意図する。
請求項3は、請求項1に記載の空気排気用の環状開口が、下部筒部の上部開口のやや上方で開口し、この部位に混合流域を形成する構成とした流体継ぎ手である。
請求項4の発明は、請求項1に記載の流体継ぎ手を設置するのに最適な用途を提案できること、縦樋の流れを確保することで横樋への雨水の流れ込みの確実性と、溢れの回避等に寄与すること等を意図する。
請求項4は、請求項1に記載の流体継ぎ手を、縦樋の流下管に配備する構成とした流体継ぎ手である。
請求項5の発明は、請求項1に記載の流体継ぎ手を設置するのに最適な用途を提案すること、洗面台から床面への水及び/又は湯等の溢出と、その汚れの回避を図ること等を意図する。
請求項5は、請求項1に記載の流体継ぎ手を、洗面台の流下管に配備し、前記空気取入れ筒に配管を接続し、この配管を前記洗面台に配備する構成とした流体継ぎ手である。
請求項6の発明は、請求項1に記載の流体継ぎ手を設置するのに最適な用途を提案すること、浴室の床面への汚水の溢出の回避と、その滑り及び/又は汚れの回避を図ること等を意図する。
請求項6は、請求項1に記載の流体継ぎ手を、浴槽の流下管に配備し、前記空気取入れ筒に配管を接続し、この配管を前記浴槽に配備する構成とした流体継ぎ手である。
請求項1の発明は、上部開口と下部開口を備えた二重構造の本体筒でなる流下管に介在する流体継ぎ手であって、
二重構造で形成した中間の空間を空気導入用として利用するとともに、空間の下端に空気排気用の環状開口を形成し、また本体筒の上部に空間と連通する空気取入れ筒を形成し、空気取入れ筒の自由端を開口し、また空間の下端に設けた空気排気用の環状開口が、本体筒の略中間部位に開放する構成とした流体継ぎ手である。
従って、請求項1は、流水管を二重構造とするとともに、この流下管に設けた空気取入れ筒を設ける構成を採用し、外気の取入れ及び/又は必要量の外気の取入れを図ることで、この流下管の流水の流れを確保できること、またこの流下管の詰りを、流水の水流を利用で解消できること等の特徴を有する。またこの発明は、前記の目的を達成するために最適な流水管の二重構造、またこの流下管に設けた空気取入れ筒及び空気排気用の環状開口の構造を提供できる実益がある。
請求項2の発明は、請求項1に記載の本体筒を、上下部開口を有する上部筒部と、上下部開口を有する下部筒部で構成し、上部筒部に前記空気取入れ筒を設ける構成とした流体継ぎ手である。
従って、請求項2は、請求項1の意図を達成できること、この目的を達成するための最適な本体筒と、空気取入れ筒の構造を提供できること等の特徴がある。
請求項3の発明は、請求項1に記載の空気排気用の環状開口が、下部筒部の上部開口のやや上方で開口し、部位に混合流域を形成する構成とした流体継ぎ手である。
従って、請求項3は、請求項1の意図を達成できること、この目的を達成するための最適な空気排気用の環状開口の構造を提供できること等の特徴がある。
請求項4は、請求項1に記載の流体継ぎ手を、縦樋の流下管に配備する構成とした流体継ぎ手である。
従って、請求項4は、請求項1に記載の流体継ぎ手を設置するのに最適な用途を提案できること、縦樋の流れを確保することで横樋への雨水の流れ込みの確実性と、溢れの回避等に寄与できること等の特徴がある。
請求項5は、請求項1に記載の流体継ぎ手を、洗面台の流下管に配備し、空気取入れ筒に配管を接続し、配管を前記洗面台に配備する構成とした流体継ぎ手である。
従って、請求項5は、請求項1に記載の流体継ぎ手を設置するのに最適な用途を提案できること、洗面台から床面への水及び/又は湯等の溢出と、その汚れの回避が図れること等の特徴がある。
請求項6は、請求項1に記載の流体継ぎ手を、浴槽の流下管に配備し、空気取入れ筒に配管を接続し、配管を浴槽に配備する構成とした流体継ぎ手である。
従って、請求項6は、請求項1に記載の流体継ぎ手を設置するのに最適な用途を提案できること、浴室の床面への汚水の溢出の回避と、その滑り及び/又は汚れの回避が図れること等の特徴がある。
本発明の一例を説明する。
図面の説明をすると、図1は本発明の拡大断面図、図2は雨水用の縦樋に使用した一例を示す側面模式図、図3は洗面台の排水管に使用した一例を示す正面模式図、図4は浴室の排水管に使用した一例を示す正面模式図である。
1は上部開口10と下部開口11を備えた二重構造の本体筒1で、この本体筒1は縦樋、各所に設けられる排水管等の流下管Aの途中(上下側の流下管A1、A2間)に設けられて流体継ぎ手となる。そして、この本体筒1は、二重構造を構成する外筒体2bと、この外筒体2bに対して下部が短くなった小径の内筒体2aで構成する上部筒部2と、この上部筒部2に着脱自在に設けられる被嵌筒体3aと下部筒体3bで構成する下部筒部3で構成される。そして、この本体筒1には、前記の如く、外筒体2bに対して下部が短くなった小径の内筒体2aと、この長い外筒体2bの間に空気導入用の空間4を形成するとともに、この空間4の下端に空気排気用の環状開口5を形成する。この環状開口5は、外筒体2bと内筒体2aの長さの違い(大径の外筒体2bの長さ>小径の内筒体2aの長さ)と、内筒体2aの開口2a1の下方と、さらにこの外筒体2bの内面2b1で構成される。
そして、この環状開口5の構成は一例であり、同様な作用をする構成は本発明の範疇である。またこの環状開口5には空間4を介して連通し、かつ外気に通ずる空気取入れ筒7が設けられており、この空気取入れ筒7を介してこの環状開口5に外気(空気)を取入れる構造である。この例では、空気取入れ筒7は外筒体2bの開口2b2に突設されており、後述の如く、本体筒1への外気の取込みを図る。尚、この開口2b2の形状は、環状に限定されず、オーロラ形、長方形等の形状として、空気の取込み量を多くし、流体の流れを加速することも可能である。
前記下部筒部3の被嵌筒体3aは前記外筒体2bの外面2b3に被嵌され、この外面2b3に設けた鍔片2b4に衝止し、所定の位置で確実に取付けられる。そして、この下部筒部3の広幅開口3cは前記空間4に開口する。またこの下部筒部3には絞り部位3dを経由して細径筒部3eを形成し、環状開口5に取込まれた外気が、この絞り部位3dから細径筒部3eに至る段階で旋回流となって流れ下る。これにより、この環状開口5に取込まれた外気の旋回流に誘導されるように、上部筒部2より流下する流下水、排水等(流体)に旋回流を付与し、この流体は外気とともに絞り部位3dから細径筒部3eに亘って流れ、下側の流下管A2内の流体の流れを加速かつ促進する。この旋回流の流れで、下側の流下管A2(下部筒部3を含む、以下同じ)の詰りの解消と、この下側の流下管A2に付着したゴミ等を剥離することも可能であり、全体としてこの下側の流下管A2の清掃に役立つことが考えられる。また前記上下部開口10、11の内径は略同じであるが、旋回流の生成を考慮し、下部開口11の内径を上部開口10の内径に対して若干細くする。
尚、後述するように上部筒部2には上側の流下管A1が、下部筒部3には下側の流下管A2がそれぞれ接続される。以下、使用の一例を、図2〜図4について説明する。
図2は、雨水用の縦樋Bに使用した一例を示す側面模式図であり、この上下側の縦樋B1、B2間に本体筒1が設けられており、この例では上部筒部2には上側の縦樋B1が、下部筒部3には下側の縦樋B2がそれぞれ接続される。そして、この例では空気取入れ筒7が下向きに設けられ、その開口にネット等の小鳥、虫除け部材(図示せず)が設けられている。この上側の縦樋B1から上下部筒部2、3を介して下側の縦樋B2に雨水が流れ、前述の如く、外気の旋回流で雨水が誘導されつつ、この流下する雨水の旋回流で、下側の縦樋B2(下部筒部3を含む、以下同じ)に付着するゴミの剥離と、詰りの解消に役立ち、例えば、雨水の有効な流れと、横樋Cからの溢れる雨水の減少化が図れるものと考えられる。そして、この例では、縦樋Bの内径と上下部筒部2、3の上下部開口10、11の外径は略同じである。図中Dは建屋を示す。また図示しないが横樋Cの直下に流体継ぎ手を設け、従来の縦樋Bを設ける構造を採用すれば、経費の削減と、設備の有効利用並びに工事の簡略化等に寄与できる。
また図3は洗面台Eの排水管Fに使用した一例を示す正面模式図であり、この上下側の排水管F1、F2間に本体筒1が設けられており、この例では上部筒部2には上側の排水管F1が、下部筒部3には下側の排水管F2がそれぞれ接続される。そして、この例では空気取入れ筒7にはホース(配管)20を設け、このホース20を洗面台Eの上面に至る構成が理想である。その理由は、確実に外気を取入れるためである。この上側の排水管F1から上下部筒部2、3を介して下側の排水管F2に汚水(排水)が流れ、前述の如く、外気の旋回流で汚水が誘導されつつ、この流下する汚水の旋回流で、下側の排水管F2(下部筒部3を含む、以下同じ)に付着するゴミの剥離と、詰りの解消に役立ち、例えば、汚水の有効な流れと、洗面台Eからの溢れる汚水をなくすことができるものと考えられる。そして、この例では、排水管Fの内径と上下部筒部2、3の上下部開口10、11の外径は略同じである。図中Gはトラップ、Hは弁を示す。
さらに図4は浴室Jの排水管Fに使用した一例を示す正面模式図であり、この上下側の排水管F1、F2間に本体筒1が設けられており、この例では上部筒部2には上側の排水管F1が、下部筒部3には下側の排水管F2がそれぞれ接続される。そして、この例では空気取入れ筒7にはホース(配管)20を設け、このホース20を浴槽J1の上面に至る構成が理想である。その理由は、確実に外気を取入れるためである。この上側の排水管F1から上下部筒部2、3を介して下側の排水管F2に汚水(排水)が流れ、前述の如く、外気の旋回流で汚水が誘導されつつ、この流下する汚水の旋回流で、下側の排水管F2(下部筒部3を含む、以下同じ)に付着するゴミの剥離と、詰りの解消に役立ち、例えば、汚水の有効な流れと、床面Kへの溢出及び/又は滑りの回避に役立ち有益であると考えられる。そして、この例では、排水管Fの内径と上下部筒部2、3の上下部開口10、11の外径は略同じである。他の構成は、図3の例に準ずる。
図1は本発明の拡大断面図 図2は雨水用の縦樋に使用した一例を示す側面模式図 図3は洗面台の排水管に使用した一例を示す正面模式図 図4は浴室の排水管に使用した一例を示す正面模式図である。
符号の説明
1 本体筒
10 上部開口
11 下部開口
2 上部筒部
2a 内筒体
2a1 開口
2b 外筒体
2b1 内面
2b2 開口
2b3 外面
2b4 鍔片
3 下部筒部
3a 被嵌筒体
3b 下部筒体
3c 広幅開口
3d 絞り部位
3e 細径筒部
4 空間
5 環状開口
7 空気取入れ筒
20 ホース
A 流下管
A1 上側の流下管
A2 下側の流下管
B 縦樋
B1 上側の縦樋
B2 下側の縦樋
C 横樋
D 建屋
E 洗面台
F 排水管
F1 上側の排水管
F2 下側の排水管
G トラップ
H 弁
J 浴室
J1 浴槽
K 床面

Claims (6)

  1. 上部開口と下部開口を備えた二重構造の本体筒でなる流下管に介在する流体継ぎ手であって、
    この二重構造で形成した中間の空間を空気導入用として利用するとともに、この空間の下端に空気排気用の環状開口を形成し、また前記本体筒の上部に前記空間と連通する空気取入れ筒を形成し、この空気取入れ筒の自由端を開口し、また前記空間の下端に設けた前記空気排気用の環状開口が、前記本体筒の略中間部位に開放する構成とした流体継ぎ手。
  2. 請求項1に記載の本体筒を、上下部開口を有する上部筒部と、上下部開口を有する下部筒部で構成し、前記上部筒部に前記空気取入れ筒を設ける構成とした流体継ぎ手。
  3. 請求項1に記載の空気排気用の環状開口が、下部筒部の上部開口のやや上方で開口し、この部位に混合流域を形成する構成とした流体継ぎ手。
  4. 請求項1に記載の流体継ぎ手を、縦樋の流下管に配備する構成とした流体継ぎ手。
  5. 請求項1に記載の流体継ぎ手を、洗面台の流下管に配備し、前記空気取入れ筒に配管を接続し、この配管を前記洗面台に配備する構成とした流体継ぎ手。
  6. 請求項1に記載の流体継ぎ手を、浴槽の流下管に配備し、前記空気取入れ筒に配管を接続し、この配管を前記浴槽に配備する構成とした流体継ぎ手。
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