JP5643908B1 - 排水システム - Google Patents
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Abstract
Description
第1実施形態では、雨水流出管路12の下流端は、雨水槽70に接続されていた。そして、屋外設備5から排出された雨水は、雨水槽70に一度貯留されていた。しかし、雨水槽70は省略することが可能である。この場合、雨水流出管路12の下流端は、雨水本管15に接続されている。なお、雨水流出管路12の下流端は、河川などに繋がる側溝(図示せず)に接続されていてもよい。なお、この場合、雨水流出管路12内には、公共ます(図示せず)が設けられていてもよい。
次に、第3実施形態に係る排水システム1Bについて説明する。図14は、第3実施形態に係る排水システム1Bの平面図である。図14に示すように、排水システム1Bは、他の流入管路11aと、他のます80とを備えている。他の流出管路11aの上流端には、他の屋外設備5Aが接続されている。屋外設備5Aは、屋外設備5と同様に、例えば、ガソリンスタンド、洗車場、屋外のシャワー室、駐車場、または、屋外の洗い場などである。他のます80は、流入管路11内に設けられている。他のます80には、流入管路11aの下流端が接続されている。
図15は、第1変形例に係る排水ます40Aの正面断面図である。図15に示すように、ます本体41の内部であって、排水ます40Aにおけるます本体41の第1流出口53側の底部には、汚水が第1流出口53に流れにくくするための乗り越え防止部58が設けられていてもよい。乗り越え防止部58は、ます本体41の底部から上方に若干突出している。乗り越え防止部58は、ます本体41と一体成形されていてもよいし、ます本体41に取り付けられていてもよい。第1変形例では、蓋体42を第2流出口54から取り外して、屋外設備5から排出された汚水を第2流出口54から汚水流出管路13に流す場合、乗り越え防止部58によって、汚水が第1流出口53から雨水流出管路12に流出しにくくすることができる。
図16は、第2変形例に係る排水ます40Bの正面断面図である。図16に示すように、排水ます40Bは、ます本体41の内部に設けられたエルボ管59を備えていてもよい。エルボ管59は、一端側の管軸と他端側の管軸とが略垂直になるように湾曲している。エルボ管59の一端は、上方、すなわち、点検口51に向かって開口している。エルボ管59の他端は、第1流出口53に接続されている。第2変形例であっても、第1変形例と同様に、汚水を第2流出口54から汚水流出管路13に流す場合、エルボ管59の側面によって、汚水が第1流出口53を通じて雨水流出管路12に流れにくくすることができる。そのため、エルボ管59の側面は、第1変形例の乗り越え防止部58と同様の役割を担う。また、エルボ管59の一端は、流入口52の底部、および、第1流出口53の底部よりも高い位置に設けられている。そのため、蓋体42を第2流出口54に装着して、雨水を第1流出口53から雨水流出管路12に流す場合、雨水に含まれる異物が、ます本体41内に堆積する。よって、雨水に含まれる異物が第1流出口53から雨水流出管路12に流れることを防止することができる。
図17は、第3変形例に係る排水ます40Cの正面断面図である。図17に示すように、排水ます40Cは、ます本体41の底部に、異物を堆積するための堆積部66を備えていてもよい。堆積部66は、ます本体41の底部よりも下方に凹んでいる。堆積部66は、第2流出口54よりも幅が広く、底部に第2流出口54が形成されている。蓋体42は、堆積部66を通じて、第2流出口54に着脱自在に設けられている。第3変形例では、蓋体42を第2流出口54に装着して、屋外設備5から排出された雨水を第1流出口53から雨水流出管路12に流出させる際、仮に雨水に落ち葉または砂塵などの異物が含まれていたとしても、その異物を堆積部66に堆積させることができる。よって、雨水流出管路12により綺麗な雨水を流すことができる。
図18は、第4変形例に係る排水ます40Dの平面図である。図18に示すように、排水ます40Dの点検口51は、平面視において、流入口52から第1流出口53へ向かう流路方向の最大の長さL1が該流路方向と直交する方向の最大の長さL2よりも長い扁平形状であってもよい。ここでは、点検口51は、平面視において、惰円形状である。このことによって、流入口52から第1流出口53へ向かう流路の長さを長くすることができる。したがって、汚水を第2流出口54から汚水流出管路13に流す場合、汚水が第1流出口53へ流れにくくすることができる。
上記各実施形態では、流路切替手段は流路切替機能を有する排水ますであった。しかし、流路切替手段は、流路を切り替えることが可能な切替弁であってもよい。
5 屋外設備
11 流入管路
12 雨水流出管路
13 汚水流出管路
15 雨水本管
25 下水本管
40、40A、40B、40C、40D 排水ます(流路切替手段)
41 ます本体
42 蓋体(切替手段)
51 点検口
52 流入口
53 第1流出口
54 第2流出口
70 雨水槽
Claims (6)
- 降雨時であって雨水が排出される第1の排水状態と、汚水が排出される第2の排水状態とが生じる屋外設備に設けられる排水システムであって、
前記屋外設備から排出される水が流入する流入管路と、
前記流入管路の下流端に接続された流路切替手段と、
上流端が前記流路切替手段に接続され、下流端が雨水系管路に接続された雨水流出管路と、
上流端が前記流路切替手段に接続され、下流端が汚水系管路に接続された汚水流出管路と、
を備え、
前記流路切替手段は、前記流入管路から前記雨水流出管路に水を流す第1の状態と、前記流入管路から前記汚水流出管路に水を流す第2の状態とに切り替え可能に構成され、
前記流路切替手段は、前記第1の排水状態のときに前記第1の状態にされ、前記第2の排水状態のときに前記第2の状態にされる、排水システム。 - 前記流路切替手段は、
上方に開口する点検口と、前記流入管路の下流端が接続された流入口と、前記雨水流出管路の上流端が接続された第1流出口と、前記汚水流出管路の上流端が接続された第2流出口と、を有するます本体と、
前記ます本体に設けられ、前記流入口から前記第2流出口へ水が流れないように前記流入口と前記第1流出口とを連通させる第1の切替位置と、前記流入口から前記第1流出口へ水が流れないように前記流入口と前記第2流出口とを連通させる第2の切替位置との間で位置変更が可能な切替手段と、を備えた排水ますである、請求項1に記載された排水システム。 - 前記第2流出口は、前記流入口および前記第1流出口よりも低い位置に設けられ、かつ下方に開口し、
前記切替手段は、前記第2流出口に着脱自在に設けられた蓋体である、請求項2に記載された排水システム。 - 前記屋外設備は、ガソリンスタンド、洗車場、屋外のシャワー室、駐車場、または、屋外の洗い場である、請求項1から3までの何れか一つに記載された排水システム。
- 前記雨水流出管路は、前記汚水流出管路よりも高い位置に設けられている、請求項1から4までの何れか一つに記載された排水システム。
- 他の屋外設備から排出される水が流入する他の流入管路と、
前記他の流入管路の下流端が接続され、前記流入管路内に設けられた他のますと、
を備えている、請求項1から5までの何れか一つに記載された排水システム。
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CN114164847A (zh) * | 2021-11-11 | 2022-03-11 | 北京城建集团有限责任公司 | 一种地下建筑物用应急排水系统及方法 |
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