JP2015071380A - 車両用アクセルペダル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の部材の締結によって構成されるペダル側アームの締結部位が、周囲に位置している他の部材に接触しないこと、及び該締結部位の耐久性を高めること。【解決手段】ハウジング41に車体前後方向へ回動可能に支持されたペダル側アーム43と、該ペダル側アームに有して踏み込み操作可能なパッド44とを含む車両用アクセルペダル装置30である。該ペダル側アームは、該ハウジングに車体前後方向へ回動可能に支持された樹脂製の第1アーム部61と、該第1アーム部にボルト71及びナット72によって取り付けられるとともに、該パッドを有した金属製の第2アーム部62とからなる。該第1アーム部は、カバー77を有する。該カバーは、該ボルトと該ナットとの締結部位を、該ナットの外周方向のみ覆っている。【選択図】図5

Description

本発明は、運転者が踏み込み操作をするペダル側アームを改良した車両用アクセルペダル装置に関する。
車両用アクセルペダル装置は、車体に取り付けられたハウジングと、該ハウジングに回動可能に支持されたペダルアームと、該ペダルアームの下端に設けられた踏み込み操作用パッドとを有した構成であり、特許文献1によって知られている。
特許文献1で知られている車両用アクセルペダル装置のペダルアームは、ハウジングに支持される回転軸及びパッドをも一体に形成した、樹脂製品である。該アクセルペダル装置の位置やペダルアームの構成は、ホイールハウスやブレーキペダル装置といった、隣接する他の部材との配置関係をも勘案して設定されるものであり、車種毎に異なる。例えば、ペダルアームの形状は、隣接する他の部材に干渉しないように、車種毎に変更する必要があり得る。しかし、特許文献1のペダルアームは、樹脂の一体成型品によって構成されているので、形状を変更するたびに、新規の成型用金型を準備する必要がある。これでは、金型の費用が増すので、該アクセルペダル装置の低コスト化を図る上で、不利である。
そこで、ペダルアームの一部だけを、共用可能な樹脂製品とし、他の部分を金属製品とすることが考えられる。ペダルアームのなかの、共用可能な部分を樹脂製品とすれば、他種類の成型用金型を準備する必要がない。このため、金型の費用を低減することが可能である。しかも、ペダルアームの汎用性を高めることができる。
樹脂成型用の金型を共用するのであるから、樹脂製部材と金属製部材との一体化は、ボルト及びナットによる締結構造とすることが、比較的簡便で且つ堅固なので好ましい。しかし、ペダルアームが車体前後方向へ回動したときに、該ペダルアームの周囲に位置している他の部材に対して、ボルトとナットとの締結部位が接触しないようにする、配慮が必要となる。また、ペダルアームは比較的低い位置にあるので、運転者の靴などに付いている水滴が、該締結部位に付着する可能性がある。これに対し、該締結部位の耐久性を高めるための配慮が必要となる。
特開2012−81942号公報
本発明は、複数の部材の締結によって構成されるペダルアームの締結部位が、周囲に位置している他の部材に接触しないようにするとともに、該締結部位の耐久性を高めることができる技術を、提供することを課題とする。
請求項1に係る発明によれば、車体に取り付け可能なハウジングと、該ハウジングに車体前後方向へ回動可能に支持されたペダル側アーム(ペダルアーム)と、該ペダル側アームに有して踏み込み操作をすることが可能なパッドとを含む車両用アクセルペダル装置において、前記ペダル側アームは、前記ハウジングに支持軸によって車体前後方向へ回動可能に支持された樹脂製の第1アーム部と、該第1アーム部にボルト及びナットによって取り付けられるとともに、前記パッドを有した金属製の第2アーム部とからなり、前記第1アーム部は、カバーを有し、該カバーは、前記ボルトと前記ナットとの締結部位を、該ナットの外周方向のみ覆っていることを特徴とする車両用アクセルペダル装置が提供される。
請求項2に記載のごとく、好ましくは、前記カバーは、前記第1アーム部のなかの前記締結部位側の側面から、前記ボルトの長手方向外側へ延びた略筒状の筒部によって構成され、該筒部には、前記ペダル側アームの踏み込み回動方向側且つ下側の部位に、切り欠き部が形成されている。
請求項3に記載のごとく、好ましくは、前記パッドに加わる踏み込み操作力に対する反力を前記ペダル側アームに付加する反力付加機構を、更に有し、該反力付加機構は、前記反力を発生する駆動源と、該駆動源が発生した前記反力を前記ペダル側アームに伝達する伝達部材とを含み、前記反力付加機構は、前記ハウジングに対して上位に配置され、前記ペダル側アームは、前記支持軸を挟んで前記パッドとは反対側へ、且つ該ペダル側アームから前記伝達部材へ向かって延びた延出部を有し、該延出部は、前記伝達部材から前記反力を受けるときに、前記伝達部材に接触する部位であり、前記第2アーム部は、板状の部材によって構成されている。
請求項1に係る発明では、ペダル側アーム(ペダルアーム)は、ハウジングに回動可能に支持された樹脂製の第1アーム部と、該第1アーム部にボルト及びナットによって取り付けられた金属製の第2アーム部とからなる。該第1アーム部は、カバーを有する。該第2アーム部は、踏み込み操作用のパッドを有する。ボルトとナットとの締結部位は、該ナットの外周方向のみ、該カバーによって覆われている。このため、ペダル側アームが車体前後方向へ回動したときに、ボルトとナットとの締結部位やボルトの先端部が、ペダル側アームの周囲に位置している他の部材に対して、接触しないように防止することができる。さらには、水滴が該締結部位に付着しないように、カバーによって抑制することができる。従って、締結部位の耐久性が高まる。
請求項2に係る発明では、ボルトとナットとの締結部位は、該ナットの外周方向のみ略筒状のカバー、つまり筒部によって覆われている。該筒部には、ペダル側アームの踏み込み回動方向側且つ下側の部位に、切り欠き部が形成されている。このため、ペダル側アームが最大踏み込み位置まで踏み込まれたときに、筒部のなかの切り欠き部の部位は、車体を避けることができる。つまり、締結部位を筒部によって覆っているにもかかわらず、ペダル側アームを最大踏み込み位置まで、十分に踏み込むことができる。従って、アクセルペダル装置の配置の自由度を高めることができる。
請求項3に係る発明では、反力をペダル側アームに付加する反力付加機構を有している。該反力付加機構はハウジングの上方に配置されており、反力を発生する駆動源と、該駆動源が発生した反力をペダル側アームに伝達する伝達部材とを含む。反力付加機構がハウジングの上方に配置されているので、ペダル側アームをハウジングの外側に設けるとともに、該ペダル側アームから伝達部材へ向かって延出部を延ばす必要がある。該延出部は、伝達部材から反力を受けるときに、該伝達部材に接触する。
該第2アーム部は、金属製の板状の部材によって構成されている。このため、該第2アーム部を曲げ加工するだけで、該第2アーム部に隣接しているブレーキペダル等の他の部材との干渉を避けたり、車種毎に適切な形状に曲げ加工をすることができるので、汎用性に優れる。
また、該第2アーム部を、金属製の板状の部材とすることによって、樹脂製の第1アーム部にボルト及びナットによって締結する際に、板面を該第1アーム部に重ねて締結することができる。このため、第1アーム部に第2アーム部を容易に締結することができる。しかも、ボルトの軸力、つまり締め付け力を十分に発揮することができる。この結果、該締結部位の締結力を十分に確保することができる。
本発明に係る車両用アクセルペダル装置が車体に取り付けられた構成をパッド踏み込み方向から見た図である。 図1に示される車両用アクセルペダル装置を右側方から見た図である。 図1に示されるアクセルペダルユニットを左上から見た斜視図である。 図3の4−4線に沿った断面図である。 図3に示されるアクセルペダルユニットを右側且つ背面側から見た斜視図である。 図3に示されるアクセルペダルユニットを背面側から見た斜視図である。
本発明を実施するための形態を添付図に基づいて以下に説明する。
実施例に係る車両用アクセルペダル装置について説明する。図1乃至図3に示されるように、車両10は例えば乗用車の構成であって、車両用ブレーキペダル装置20と車両用アクセルペダル装置30とを備えている。該各ペダル装置20,30は、車室11の前部に位置して車体12、例えばダッシュボードロアパネル13に取り付けられている。
車両用ブレーキペダル装置20は車幅方向内側に配置されている。車両用アクセルペダル装置30は車幅方向外側に配置されるとともに、前輪用ホイールハウス14に隣接している。つまり、車両用アクセルペダル装置30は車両用ブレーキペダル装置20に隣接している。
該車両用アクセルペダル装置30(以下、単に「アクセルペダル装置30」という。)は、アクセルペダルユニット31と反力付加機構32とからなる。
まず、該アクセルペダルユニット31の基本的な構成について説明する。図1乃至図3に示されるように、該アクセルペダルユニット31は、車体12に取り付け可能なハウジング41と、該ハウジング41に支持軸42によって車体前後方向へ回動可能に支持されたペダル側アーム43(ペダルアーム43ともいう。)と、該ペダル側アーム43に有して踏み込み操作をすることが可能なパッド44と、ペダル側アーム43を踏み込み解除方向に付勢するリターンスプリング45(図2参照)と、ペダル側アーム43の回動量を検出する回動センサ46(図2参照)とを含む。該回動センサ46は、ハウジング41内に設けられている。
該アクセルペダルユニット31は、運転者がパッド44を踏み込み操作することにより、ペダル側アーム43が車体前方へ回動するので、該ペダル側アーム43の回動量を回動センサ46によって検出して、電気的な検出信号を発するものである。該回動センサ46から検出信号を受けた図示せぬ制御装置は、走行駆動源を制御することにより、車両10の加速状態を制御することができる。
図1に示されるように、該アクセルペダルユニット31は、ホイールハウス14に対して車幅方向に近接して配置、つまり真横に配置されて、車体12に取り付けられている。該アクセルペダルユニット31の詳細については、後述する。
次に、該反力付加機構32について説明する。図1及び図2に示されるように、該反力付加機構32は、該ハウジング41に対して上位且つ車幅方向外寄りの位置に配置されるとともに、車体12に取り付けられている。該反力付加機構32は、ハウジング41に対して車幅方向外寄りに位置しているものの、ホイールハウス14の上方に配置されているので、該ホイールハウス14やブレーキペダル21のパッド22に干渉することはない。
該反力付加機構32は、制御部(図示せず)からの制御信号に従って、パッド44に加わる踏み込み操作力に対する反力をペダル側アーム43に付加する。詳しく述べると、該反力付加機構32は、反力を発生する駆動源51と、該駆動源51が発生した反力をペダル側アーム43に伝達する伝達部材52と、該駆動源51を支持するブラケット53とを含む。
該駆動源51の出力軸51aの出力端は、車幅方向の内側に位置している。該伝達部材52の基端部は、駆動源51の出力軸51aに取り付けられている。さらに、該伝達部材52は、基端部から後下方へ延びており、先端部に接触アーム部56を有する。該接触アーム部56は、駆動源51の出力軸51aに対して平行であって、伝達部材52の先端部から車幅方向の内側へ延びている。該ブラケット53は、車体12(例えばダッシュボードロアパネル13)に取り付けられる。
次に、該アクセルペダルユニット31について、より詳しく説明する。図1乃至図3に示されるように、ハウジング41は、車体12(例えばダッシュボードロアパネル13)に取り付けられる。この結果、アクセルペダルユニット31は車体12に取り付け可能である。
さらに、該ハウジング41の後下方には、略矩形状の開口41bが形成されている。ペダル側アーム43の基端部は、該開口41bからハウジング41内に挿入されて、車幅方向へ延びている支持軸42によって支持される。
図2に示されるように、該ペダル側アーム43は、初期位置P1と最大踏み込み位置P2の間を回動可能である。該初期位置P1は、パッド44が踏み込み操作をされていないときの、該ペダル側アーム43の位置である。該最大踏み込み位置P2は、パッド44が最大限に踏み込み操作をされたときの、該ペダル側アーム43の位置である。
図1乃至図3に示されるように、ペダル側アーム43は、支持軸42を挟んでパッド44とは反対側へ、且つ該ペダル側アーム43から反力付加機構32の伝達部材52へ向かって延びた延出部47を有する。該延出部47は、伝達部材52から少なくとも反力を受けるときに、伝達部材52(特に、接触アーム部56)に接触する。
より詳しく述べると、ペダル側アーム43は、ハウジング41に支持軸42によって車体前後方向へ回動可能に支持された樹脂製の第1アーム部61と、ハウジング41の外側に位置して第1アーム部61に取り付けられた金属製の第2アーム部62とからなる。パッド44及び延出部47は、第2アーム部62に設けられている。該延出部47は、第2アーム部62の上端部に位置している。
該第1アーム部61のアーム基端部61aは、ハウジング41の内部に収納されるとともに、支持軸42によって車体前後方向に回動可能に支持されている。該第1アーム部61の先端部61bは、ハウジング41の開口41bを通って外部に露出している。
該第2アーム部62は、上下に細長い板状の部材であって、例えば鋼板によって構成されている。このように、該第2アーム部62は、金属製の板状の部材によって構成されている。このため、該第2アーム部62を曲げ加工するだけで、該第2アーム部62に隣接しているブレーキペダル21(図1参照)等の他の部材との干渉を避けたり、車種毎に適切な形状に曲げ加工をすることができるので、汎用性に優れる。
該第2アーム部62は、第1アーム部61の車幅方向の側面61c(図3参照)に取り付けられる被取付部63と、該被取付部63の下方に設けられる屈曲部64と、該被取付部63の上方に設けられる湾曲部65とを有する。
このように、ペダル側アーム43は、第1アーム部61の車幅方向の側面61cに第2アーム部62を取り付ける構成である。このため、ハウジング41を回避しつつ第1アーム部61に第2アーム部62を容易に取り付けることができる。
該屈曲部64は、該被取付部63からブレーキペダル21とは車幅方向の反対側(車幅方向外側)へ屈曲している。該屈曲部64、つまり第2アーム部62の下端部にはパッド44が設けられている。
次に、第1アーム部61と第2アーム部62との、取り付け部分の構成について説明する。図3及び図4に示されるように、第2アーム部62は、第1アーム部61に少なくとも1つのボルト71及び少なくとも1つのナット72によって取り付けられている。ワッシャ73の有無は任意である。実施例では、第2アーム部62の長手方向に2つのボルト71,71と2つのナット72,72との、それぞれ締結による。
より詳しく述べると、アクセルペダル装置30が車体11に取り付けられた状態において、第1アーム部61の側面61cは車幅方向内側を向いている。該ボルト71は、頭付きボルトである。第1アーム部61及び第2アーム部62には、貫通したボルト挿通孔74,75が形成されている。第2アーム部62の被取付部63の板面63aが第1アーム部61の側面61cに重ねられ、第2アーム部62側からボルト挿通孔74,75にボルト71が挿通され、該ボルト71の先端部にナット72が締結されることにより、ボルト71の頭部71aとナット72とによって第1アーム部61及び第2アーム部62が締め付けられる。
上述のように、該第2アーム部62を、金属製の板状の部材とすることによって、樹脂製の第1アーム部61にボルト71及びナット72によって締結する際に、板面を該第1アーム部61に重ねて締結することができる。このため、第1アーム部61に第2アーム部62を容易に締結することができる。しかも、ボルト71の軸力、つまり締め付け力を十分に発揮することができる。この結果、ボルト71とナット72との締結部位76の締結力を十分に確保することができる。
図4乃至図6に示されるように、第1アーム部61は、カバー77を有する。該カバー77は、第1アーム部61に一体に形成されている。このため、部品数が少なくてすむ。該カバー77は、ボルト71とナット72との締結部位76を、該ナット72の外周方向のみ覆っている。つまり、該カバー77の車幅方向外側の端は、開口している。
図4及び図5に示されるように、該カバー77は、第1アーム部61のなかの締結部位76側の側面61dから、ボルト71の長手方向外側へ延びた略筒状の筒部によって構成されている。以下、該カバー77のことを、適宜「筒部77」と言い換える。
アクセルペダル装置30が車体11に取り付けられた状態においては、該筒部77(カバー77)は、車幅方向に開放される。つまり、該筒部77は、第1アーム部61の側面61dに対して反対側の端77aが開放された開放端である。このため、筒部77が第1アーム部61に一体成形されているにもかかわらず、ボルト71にナット72を容易に締結することができる。従って、第1アーム部61と第2アーム部62との組み付け性が優れている。
図4乃至図6に示されるように、該筒部77には、ペダル側アーム43の踏み込み回動方向Rs側且つ下側の部位に、切り欠き部78が形成されている。より具体的に述べると、該切り欠き部78は、筒部77のなかの、ホイールハウス14側(図6参照)且つ下側に形成されている。該切り欠き部78の形成範囲はAnである。
上記実施例の説明をまとめると、次の通りである。ボルト71とナット72との締結部位76は、該ナット72の外周方向のみ、該カバー77によって覆われている。このため、ペダル側アーム43が車体前後方向へ回動したときに、ボルト71とナット72との締結部位76やボルト71の先端部が、ペダル側アーム43の周囲に位置している他の部材、例えばホイールハウス14やブレーキペダル21(図1参照)に対して、接触しないように防止することができる。しかも、水滴が該締結部位76に付着しないように、カバー77によって抑制することができる。従って、締結部位76の耐久性が高まる。さらには、締結部位76やボルト71の先端部はカバー77に覆われるので、運転者席側から見えにくくなり、ペダル側アーム43の外観性が高まる。
さらには、ボルト71とナット72との締結部位76は、該ナット72の外周方向のみを略筒状のカバー77、つまり筒部77によって覆われている。該カバー77は車幅方向には開放されているので、ボルト71にナット72を容易に締結することができる。
該筒部77には、ペダル側アーム43の踏み込み回動方向Rs側且つ下側の部位に、切り欠き部78が形成されている。このため、ペダル側アーム43が最大踏み込み位置P2(図2参照)まで踏み込まれたときに、筒部77のなかの切り欠き部78の部位は車体11、例えば図6に示されるようにホイールハウス14を避けることができる。つまり、締結部位76を筒部77によって覆っているにもかかわらず、ペダル側アーム43を最大踏み込み位置P2まで、十分に踏み込むことができる。従って、アクセルペダル装置30の配置の自由度を高めることができる。
本発明に係る車両用アクセルペダル装置30は、小型の乗用車に採用するのに好適である。
10 車両
12 車体
30 車両用アクセルペダル装置
32 反力付加機構
41 ハウジング
42 支持軸
43 ペダル側アーム(ペダルアーム)
44 パッド
47 延出部
51 駆動源
52 伝達部材
61 第1アーム部
61d 第1アーム部のなかの締結部位側の側面
62 第2アーム部
71 ボルト
72 ナット
76 ボルトとナットとの締結部位
77 カバー(筒部)
78 切り欠き部
P1 初期位置
P2 最大踏み込み位置
Rs ペダル側アーム43の踏み込み回動方向

Claims (3)

  1. 車体に取り付け可能なハウジングと、該ハウジングに車体前後方向へ回動可能に支持されたペダル側アームと、該ペダル側アームに有して踏み込み操作をすることが可能なパッドとを含む車両用アクセルペダル装置において、
    前記ペダル側アームは、
    前記ハウジングに支持軸によって車体前後方向へ回動可能に支持された樹脂製の第1アーム部と、
    該第1アーム部にボルト及びナットによって取り付けられるとともに、前記パッドを有した金属製の第2アーム部とからなり、
    前記第1アーム部は、カバーを有し、
    該カバーは、前記ボルトと前記ナットとの締結部位を、該ナットの外周方向のみ覆っていることを特徴とする車両用アクセルペダル装置。
  2. 前記カバーは、前記第1アーム部のなかの前記締結部位側の側面から、前記ボルトの長手方向外側へ延びた略筒状の筒部によって構成され、
    該筒部には、前記ペダル側アームの踏み込み回動方向側且つ下側の部位に、切り欠き部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の車両用アクセルペダル装置。
  3. 前記パッドに加わる踏み込み操作力に対する反力を前記ペダル側アームに付加する反力付加機構を、更に有し、
    該反力付加機構は、前記反力を発生する駆動源と、該駆動源が発生した前記反力を前記ペダル側アームに伝達する伝達部材とを含み、
    前記反力付加機構は、前記ハウジングに対して上位に配置され、
    前記ペダル側アームは、前記支持軸を挟んで前記パッドとは反対側へ、且つ該ペダル側アームから前記伝達部材へ向かって延びた延出部を有し、
    該延出部は、前記伝達部材から前記反力を受けるときに、前記伝達部材に接触する部位であり、
    前記第2アーム部は、板状の部材によって構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用アクセルペダル装置。
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