JP2015067041A - 垂直式荷受台昇降装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ポスト10a,10bと、これらに内挿したスライダ20a,20bと、これらに連結した荷受台30と、ポスト20a,20bを連結するクロスメンバ40と、クロスメンバ40内に設けた油圧シリンダ50と、油圧シリンダ50を駆動する動力装置60とを備え、クロスメンバ40は、車両のシャシフレーム101よりも左右方向の外側の部分に中央部43よりも下側に断面が拡大された拡大部41を有していて、拡大部41において油圧シリンダ50の下側に動力装置60が収容されている。
【選択図】 図3
Description
図1は本発明の一実施の形態に係る垂直式荷受台昇降装置を備えた車両の後部の左側面図である。本願明細書では、車両の運転席側(図1中の左側)を前方、荷台側(図1中の右側)を後方とする。
ポスト10a,10bは、車両の荷台103の後端部の左右両端に位置し上下に延在している。ポスト10a,10bには中空の例えば角パイプが用いられている。ポスト10a,10bの内部は上端部付近を除いて隔壁11によって前室12と後室13の前後2つの空間に隔てられている。隔壁11は、1本の角パイプに内挿されて前室12及び後室13を隔てるものであっても良いが、本実施の形態では2本の角パイプ(又は角パイプ及びチャンネル)を前後に並べて溶接することで前室12及び後室13を構成してある。つまり角パイプにおける相手材との対向壁面が隔壁11を構成している。後室13の後壁には、上下に延びるスリット14(図3参照)が設けられている。
スライダ20a,20b(図2及び図4参照)は、ポスト10a,10bの上記サブポストにそれぞれ挿入されていて、ポスト10a,10bの後室13の壁面にガイドされてサブポストとともに後室13内を上下にスライドしたりサブポスト内を上下にスライドしたりして昇降する。これらスライダ20a,20bは、フラットバー等で構成されて上下に延在している。スライダ20a,20bには、それぞれ上下方向の中間位置及び上端位置にローラ21が設けられている。これらローラ21はスライダ20a,20bの昇降の際にサブポストの内壁に適宜転動する。スライダ20a,20bの水平断面は前後に延びる矩形状をしていて、サブポストのスリット及びポスト10a,10bの前述したスリット14を介して後部がポスト10a,10bの後方に突出している。これら突出した部分の下部にはブラケット22が設けられている。スライダ20a,20bには、それぞれワイヤ80a,80bの端部を固定する支持部23が設けられている。
荷受台30(図2参照)は、スライダ20a,20bのブラケット22に対してピン31(図2参照)を介して回動自在に連結されていて、スライダ20a,20bの上下動に伴って昇降する。この荷受台30は、不使用時には垂直に起立した状態とされて荷台103の後壁(テールゲート)を構成する(図1参照)。図2に示したように水平に展開されたときには、荷受台30は、荷役作業時に荷物や作業者等を載せて、荷台103の床面の高さと地面の高さを昇降する(図2中の両矢印参照)。
図5は図3中のA−A線による矢視断面図、図6は図3中のB−B線による矢視断面図、図7は図3中のC−C線による矢視断面図、図8は図3中のD−D線による矢視断面図である。これらの図において説明済みの部材には既出図面と同符号を付して説明を省略する。
油圧シリンダ50は、クロスメンバ40内に収容されている。油圧シリンダ50は、ロッドを左向きにした姿勢で設置することもできるが、本実施の形態ではロッドを右向きにした姿勢で設置してある。油圧シリンダ50のロッドは、クロスメンバ40の中央部43の内部を進退する。従って、油圧シリンダ50の基部(チューブ)は、クロスメンバ40の拡大部41の内部においては上部に位置している。
動力装置(パワーユニット)60は、油圧シリンダ50を駆動する一つのユニットであり、詳細な説明は省略するが、油圧ポンプ、電動モータ、タンク、コンタクタ、バルブユニット等を備えている。電動モータで油圧ポンプを駆動させ、バルブユニットによって圧油の方向や流量を制御しつつタンクの圧油を油圧シリンダ50に供給する。油圧シリンダ50からの戻り油はタンクに戻る。本実施の形態においては、この動力装置60がクロスメンバ40内に収容されている。具体的には、動力装置60は、クロスメンバ40の拡大部41において油圧シリンダ50の下側に収容されている。
滑車70a−70dはワイヤ80aを、滑車71a−71fはワイヤ80bをそれぞれ案内するものである。滑車70a−70c及び71a−71eはポスト10a,10b又はクロスメンバ40に対して回転自在に支持された固定滑車であり、滑車70d,71fは油圧シリンダ50のロッド先端に支持された移動滑車である。後述する図9に示したように、滑車70c,71c,71dはワイヤ80a,80bの経路を数十度転向させる程度であるところ、滑車70a,70b,70d及び71a,71b,71e,71fはワイヤ80a,80bを反転させるものであるため、滑車70c,71c,71dに比べて曲率半径が大きくしてある(直径の大きなものを採用してある)。
図9はワイヤの経路を模式的に表した図である。この図において説明済みの部材には既出図面と同符号を付して説明を省略する。
垂直式荷受台昇降装置を使用する際、まず図1のように起立した姿勢の荷受台30のロック(不図示)を解き、図2に示したように荷受台30を水平に展開する。例えば荷台103の荷物を降ろす場合、荷受台30を荷台103の床面高さに上げた状態で荷台103の荷物を荷受台30に移す。そして、操作装置(不図示)を適宜操作して油圧シリンダ50を縮ませ、グランドレベルに荷受台30を下す。反対に例えば荷物を荷台103に積み込む場合、荷受台30をグランドレベルに下した状態で荷物を荷受台30に載せ、操作装置(不図示)を適宜操作して油圧シリンダ50を伸長させ、荷台103の荷台103の高さまで荷受台30を上げる。荷役作業を続ける場合は以上の作業を繰り返し、作業が終了したら図1のように荷受台30を起立させて荷受台30をロックする。
本実施の形態によれば、動力装置60をクロスメンバ40に内蔵したことにより、一般的な垂直式荷受台昇降装置と異なり車両に架装する際に動力装置を別途取り付ける必要がなく、車両に対する垂直式荷受台昇降装置の架装工数を低減させることができる。しかも、クロスメンバ40に拡大部41を設けて油圧シリンダ50の下側に動力装置60を配置しているので、クロスメンバ40の後面カバーを開けると油圧シリンダ50と動力装置60の双方を車両後側に露出させることができる。従って、車両の後側から無理なく油圧シリンダ50にも動力装置60にもアクセスできるので、メンテナンスが容易である。
上記実施の形態に係る垂直式荷受台昇降装置は、荷台の床板とシャシフレームの間隔に余裕のない比較的小型又は中型の車両への架装に好適だが、大型の車両にも本発明の垂直式荷受台昇降装置はもちろん適用可能である。
20a,20b スライダ
30 荷受台
40 クロスメンバ
41,42 拡大部
43 中央部(他の部分)
50 油圧シリンダ
60 動力装置
70d,71f 滑車(移動滑車)
80a,80b ワイヤ
100 垂直式荷受台昇降装置
101 シャシフレーム
Claims (2)
- 左右のポストと、
前記左右のポストに内挿した左右のスライダと、
前記左右のスライダに連結した荷受台と、
前記左右のポストを連結するクロスメンバと、
前記クロスメンバ内に設けた油圧シリンダと、
前記油圧シリンダを駆動する動力装置とを備え、
前記クロスメンバは、車両の後方から見てシャシフレームよりも左右方向の外側の部分が他の部分よりも下側に断面が拡大された拡大部になっていて、当該拡大部において前記油圧シリンダの下側に前記動力装置が収容されていることを特徴とする垂直式荷受台昇降装置。 - 請求項1の垂直式荷受台昇降装置において、
前記油圧シリンダのロッドに取り付けられて前記クロスメンバ内を往復移動する移動滑車であって、回転軸を上下に延ばした姿勢で取り付けられた滑車と、
一端が前記クロスメンバに、他端がそれぞれ前記左右のスライダに固定されるとともに前記滑車に掛け回された複数のワイヤと
を備えていることを特徴とする垂直式荷受台昇降装置。
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2013
- 2013-09-27 JP JP2013201389A patent/JP6158662B2/ja active Active
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