JP2009269595A - 荷役車両の荷受台昇降装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 垂直昇降式荷受台昇降装置のパワーユニットを、アウタコラムに固定される連結フレーム内のデッドスペースに配置して、荷受台昇降装置の取付自由度を高め、荷受台昇降装置を架装できる車両の車種が増加する。
【解決手段】荷箱Vに固定したアウタコラム2に、荷受台1を昇降可能に設け、アウタコラム2に水平方向に固定した連結フレーム24内に設けた油圧シリンダCYを荷受台1に連結し、油圧シリンダCYの伸縮作動で荷受台1を昇降駆動できるようにしたものにおいて、油圧シリンダCを伸縮駆動するパワーユニットPUを、連結フレーム24内に設けた。
【選択図】 図3

Description

本発明は、荷役車両の荷受台昇降装置、特に、荷受台が荷箱に設けたコラムに案内されて昇降作動するようにした、垂直昇降式の荷受台昇降装置に関する。
従来、荷役車両の車体枠に架装される荷箱に、一対のコラムを垂直方向に設け、そのコラムに沿って荷受台を昇降可能に設けた垂直昇降式の荷受台昇降装置は、荷受台を昇降駆動するための駆動シリンダと、この駆動シリンダを駆動するパワーユニットとを備えており、前記駆動シリンダは、荷箱の後端に固定される一対のアウタコラムに固定されるクロスメンバーに設ける一方、前記パワーユニットは、荷役車両の車体枠の後側下部に設けるようにしている(後記特許文献1参照)。
特開2004−58805号公報
ところが、従来のこの種の荷役車両では、前記駆動シリンダを取り付けるためのスペースの外に、それとは別にその駆動シリンダを駆動制御するパワーユニットを取り付けるためのスペースを確保しなければならないという問題があり、また、車種によっては、パワーユニットを取り付けるためのスペースの確保が困難で、荷役昇降装置の架装ができず、荷役昇降装置の架装可能な車種が限定されてしまうという別の問題もあった。
本発明はかかる実情に鑑みてなされたものであり、駆動シリンダおよびパワーユニットを何れも連結フレーム内に配置できるようにして、前記問題を解決した、新規な荷役車両の荷受台昇降装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本請求項1記載の発明は、シヤシフレームまたはシヤシフレームに架装される荷箱に、鉛直方向に延びる一対のアウタコラムを固定し、前記一対のアウタコラムに水平方向に固定した連結フレーム内に駆動シリンダを設け、この駆動シリンダに、前記一対のアウタコラムに沿って昇降可能な荷受台を連結し、前記駆動シリンダの伸縮作動により、前記荷受台を前記一対のアウタコラムに沿って昇降駆動できるようにした、荷役車両の荷受台昇降装置において、
前記駆動シリンダを伸縮作動するパワーユニットを、前記連結フレーム内に設けたことを特徴としている。
上記目的を達成するために、本請求項2記載の発明は、前記請求項1記載のものにおいて、前記パワーユニットは、前記駆動シリンダに並設されることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、荷受台昇降装置のパワーユニットを、連結フレーム内のデッドスペースに配置したので、このパワーユニットを取り付けるためのスペースを別途に設ける必要がなく、荷受台昇降装置の取付自由度を高めることができ、この荷受台昇降装置を架装できる車両の車種が増加する。
また、本請求項2記載の発明によれば、連結フレームには、パワーユニットが駆動シリンダに並設されるので、それら間を継ぐ回路構成が短縮されて、その回路構成の信頼性が高まると共に駆動シリンダの応答性が向上する。
荷受台昇降装置を備えた荷役車両の側面図(第1実施例) 図1の2線矢視の荷受台昇降装置の斜視図(第1実施例) 図2の3−3線に沿う断面図(第1実施例) 図2の4矢視仮想線囲い部分の斜視図(第1実施例) 図3の5−5線に沿う拡大断面図(第1実施例) 図5の6−6線に沿う拡大断面図(第1実施例) 図5の7−7線に沿う拡大断面図(第1実施例) 図5の8−8線に沿う断面図(第1実施例) 荷受台昇降装置の作動回路図(第1実施例) 荷受台昇降装置を備えた荷役車両の側面図(第2実施例) 図10の11矢視一部破断平面図(第2実施例) 図11の12−12線に沿う断面図(第2実施例) 図11の13−13線に装置断面図(第2実施例)
本発明の実施の形態を、添付図面に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
まず、図1〜9を参照して本発明の第1実施例について説明する。
この第1実施例は、荷受台昇降装置を荷役車両の荷箱Vの後端部に設けた場合であり、図1〜3において、荷役車両のシヤシフレームF上には、後面開放の荷箱Vが架装されており、この荷箱Vの後端部には、本発明にかかる垂直昇降式の荷受台昇降装置Lが設けられ、該荷受台昇降装置Lにより地上と荷箱Vの床面間で略水平に保持される荷受台1が昇降作動され、該荷受台1上に載置される荷物を地上と荷箱V間で積み降ろしすることができる。
荷箱Vの後端部の左右両側縁には、略垂直方向に延びる、左右一対のアウタコラム2,2が固定されている。各アウタコラム2は中空の角筒体よりなり、その開口上端に天板2aが固定され、また、アウタコラム2内の中央部には、中間板2bが縦方向に一体に設けられる。アウタコラム2,2の後壁には、後述するスライダ14を昇降案内するための縦スリット4が開口されている。また、各アウタコラム2の下端には、後述のインナコラム3の昇降作動を案内するための、一対の案内ローラ5が回転自在に軸支され、さらに、アウタコラム2,2の上端には、後述さるワイヤ32,33をそれぞれ案内するためのトップ固定シーブ36,37が回転自在に軸支され、さらに、アウタコラム2,2の下端に、インナコラム3の下端が当接するストッパ10,10が固定されている。
なお、一対のアウタコラム2,2は、シヤシフレームFの後端部にフレームなどを介して固定するようにしてもよい。
一対のアウタコラム2,2内には、左右一対のインナコラム3,3がそれぞ昇降自在に嵌挿される。各インナコラム3は、中空の角筒体により構成され、その後壁に前記アウタコラム2の縦スリット4と一致するように他の縦スリット7が開口されている。図3に示すように、各インナコラム3の上端には、ブラケット9を介して一対の案内ローラ8,8が回転自在に軸支され、これらの案内ローラ8,8は、インナコラム3,3の昇降作動時に、アウタコラム2,2の後壁内面を転動してインナコラム3,3の昇降を案内する。
図3に示すように、各インナコラム3の下端にはブラケット11を介して弾性ストッパ12が設けられ、このストッパ12は、アウタコラム2下端のストッパ10に当接してインナコラム3の最上昇位置を規制する。
一対のインナコラム3,3には、スライダ14,14がそれぞれ昇降自在に挿入されており、それらのスライダ14,14の後縁は、前記インナコラム3,3およびアウタコラム2,2に形成した縦スリット4,4;7,7をそれぞれ貫通してそれらの後方に延出しており、それらの縦スリット4,4;7,7に案内されてアウタコラム2,2およびインナコラム3,3に対して昇降可能である。
スライダ14,14の上、下部には、上、下案内ローラ15,16が回転自在に軸支され、これらの案内ローラ15,16は、スライダ14,14がインナコラム3,3に対して昇降するとき、インナコラム3,3の内面を転動する。各スライダ14の上縁には、ストッパゴム17が設けられ、このストッパゴム17はベースプレート3aと係合してスライダ14の上昇位置が規制される。一対のスライダ14,14の外面下端には、ブラケット18,18がそれぞれ固定され、これらのブラケット18,18に、荷受台1が略水平な張出位置と、略鉛直な格納位置間を回動できるように、軸支19,19されている。また各スライダ14の下端に固定したステー21には、荷受台1の基端と係合してこれを張出位置に係止するためのストッパボルト22が上下位置を調節できるように取り付けられている。
前記一対のアウタコラム2,2の上下方向の中間部には、前記荷箱Vの床面と略一致した位置に横方向に延びる連結フレーム24が略水平方向に固定されている。図4に示すように、この連結フレーム24は、中空の角筒体により構成されており、横断面コ字状の連結フレーム本体24Aの開口面にカバー体24Bを、複数のボルト・ナット23(図7,8)により一体に固定して構成されている。連結フレーム24の内部に、駆動シリンダとしての油圧シリンダCYおよび後に詳述するパワーユニットPUが設けられている。
前記油圧シリンダCYは、連結フレーム24の内において、荷役車両の前方側に、その連結フレーム24の長手方向に沿って配設されており、そのシリンダバレル26の基端が、連結フレーム24の一端(左端)内部に溶接したリブプレート25に連結ピン28およびボルト29をもって固定支持されている。このリブプレート25は、図4に示すように、連結フレーム24内の一端の幅方向中央部を上下方向に延び、その上下縁が、連結フレーム24の上下内面に溶接されている。
荷受台1は、一対のアウタコラム2,2および連結フレーム24とに跨がって設けられる、ワイヤ連動機構を介して油圧シリンダCYに連動連結されており、油圧シリンダCYの伸縮作動により昇降制御されるようにされており、以下にそのワイヤ連動機構に構成について説明する。
油圧シリンダCYのシリンダロッド27の先端は、連結フレーム24の途中まで延びていて、そこにブラケット30を介して車幅方向に移動可能な左右可動シーブ31l,31rが並列して回転自在に取り付けられており、前記ブラケット30は、連結フレーム24内に長手方向に沿って固定されるガイドレール38に摺動可能に支持されている。
図2に示すように、連結フレーム24の左端には、一対の左右サイド固定シーブ34l,34rが並列して回転自在に取り付けられ、また、連結フレーム24の右端には、右サイド固定シーブ35が回転自在に取り付けられており、さらに、左右のアウタコラム2,2の上部には、左右トップ固定シーブ36,37がそれぞれ回転自在に取り付けられている。前記油圧シリンダCYには、左右2系統のワイヤ32,33が連接されている。すなわち、左系統のワイヤ32は、その一端が連結フレーム24の中間部に結着32aされて該連結フレーム24に沿って延びており、前記左可動シーブ31l、左サイド固定シーブ34lおよび左固定トップシーブ36を順次に巻き掛けられて、その他端が左側のスライダ14に結着されている。同じく右系統のワイヤ33は、その一端が、連結フレーム24の中間部に結着33aされて該連結フレーム24に沿って延びており、前記右可動シーブ31r、右サイド固定シーブ34r,35および右固定トップシーブ37を順次に巻き掛けられて、その他端が右側のスライダ14に結着されている。
したがって前記油圧シリンダCYを伸縮作動すれば、2系統のワイヤ32,33を介して左右一対のスライダ14,14が同調して昇降作動され、これに連結される荷受台1を昇降作動することができる。
前記油圧シリンダCYを駆動制御するパワーユニットPUは、前記連結フレーム24内において荷役車両の後方側に位置して、その前方側に位置する油圧シリンダCYと並列配置されている。
図4〜8に示すように、前記パワーユニットPUは、電動モータ40、ギヤポンプ41、オイルタンク42、バルブブロック43およびコンタクタ44を備えており、それらはユニットとして纏められて、前記油圧シリンダCYの一側方に、該油圧シリンダCYと一体に並設配置されている。油圧シリンダCYのシリンダバレル26の基端(図5,6左端)には、パワーユニットPU側に偏らせてフランジ状の基部ステー50が溶接され(図7参照)、また、そのシリンダバレル26の長手方向の中間部には、その外周面を取り囲む、中間部ステー51がボルト52をもって固定されている(図8参照)。
基部ステー50および中間部ステー51には、油圧シリンダCYの一側を長手方向に沿って延びる、長方形状のパワーユニット取付ブラケット53が複数のボルト54をもって固定されており、このブラケット53により、連結フレーム24内にパワーユニットPUが取り付けられる。連結フレーム24内には、油圧シリンダCYの一側方(車両後方側)においてパワーユニット収容空間55が形成される。このパワーユニット収容空間55には、電動モータ40、バルブブロック43およびオイルタンク42が横方向にタンデム配置されており、パワーユニット取付ブラケット53の取付面上には、電動モータ40が複数のボルト56により固定されている。図7に示すように、電動モータ40の基端(図5,6右端)には、周方向の対角位置に一対の取付片40aが外方に向けて一体に突設され、これらの取付片40aにバルブブロック43が複数のボルト57により固定されている。このバルブブロック43は、ソレノイドバルブ45、フローコントロールバルブ46、リリーフバルブ47、およびチェックバルブ48を備えて(図9参照)、電動モータ40の基端を軸方向に延長され、その一部が、電動モータ40の一側方向に沿って延びている。
図8に示すように、オイルタンク42の左端(図5,6)には、周方向間隔をあけて径方向に複数の取付舌片42aが一体に張り出しており、それらの取付舌片42aは複数のボルト58をもってバルブブロック43の取付部に固定され、これにより、オイルタンク42はバルブブロック43に固定される。そして、このオイルタンク42の外端は、連結フレーム24の長手方向の中間部に位置している。オイルタンク42内にはギヤポンプ41およびこのギヤポンプ41の吸込側に接続されるオイルストレーナ60が収容されている。ギヤポンプ41の吐出側に接続されるオイル配管61は、電動モータ40の側方に沿って延長され、パワーユニット取付ブラケット53を貫通して油圧シリンダCYの基部に接続されている。
以上のように、連結フレーム24内には、前記パワーユニットPUが荷役車両の後方側に、また油圧シリンダCYが荷役車両の前方側に位置して、それらが前後方向に並列配置される。
したがって、荷受台昇降装置LのパワーユニットPUを取り付けるためのスペースを、別途に設ける必要がない。また、パワーユニットPUと連結フレーム24とを一体化させておくことができるため、荷役車両への取り付け作業を簡略化することができる。
図7,8に示すように、連結フレーム24の後面と下面とのコーナ部は、傾斜面24aとされており、荷受台1の上昇時に、その上に積載される荷物と干渉しないようにされており、また、連結フレーム24の後面下部には、連結フレーム24に沿って延びるセイフティバー39が支持されており、このセイフティバー39の操作でパワーユニットPUの作動が緊急停止できるようにされている。
図4に示すように、連結フレーム24内の端部に溶接され、油圧シリンダCYの基部を固定するリブプレート25の一面には、パワーユニットPUの電気回路に接続されるコンタクタ44が、ボルト59により固定される。
図9には、パワーユニットPUの電気、油圧系統図が示される。前記電動モータ40と車両用バッテリ49とを接続する電気回路には、車両の運転室内に設けられるメインスイッチ63、アウタコラム2内に配置されるコントロールスイッチ64およびコンタクタ44が接続される。電動モータ40の出力軸にはギヤポンプ41が接続され、ギヤポンプ41の吐出側は、油圧配管61を介して油圧シリンダCYの高圧室に接続され、またその吸込側は、オイルストレーナ60を介してオイルタンク42に接続される。油圧配管61の、チェックバルブ48よりも上流側は、リリーフバルブ47を介してオイルタンク42に連通され、また、油圧配管61の、チェックバルブ48よりも下流側は、ソレノイドバルブ45およびフローコントロールバルブ46を介してオイルタンク42に連通される。
〔荷受台の上昇作動〕
メインスイッチ63を「ON」にした後、コントロールスイッチ64の「上げ」を押すと、コンタクタ44の接点がONになり、電動モータ40が回転される。
電動モータ40の回転により、ギヤポンプ41が駆動されると、オイルタンク42内のオイルは吸い上げられ加圧されてチェックバルブ48を介して油圧シリンダCYに圧送される。これにより油圧シリンダCYが伸長作動され、前述のようにワイヤ32,33を介してスライダ14を上昇作動させ、荷受台1を上昇させる。荷受台1にかかる負荷が所定値を超えると、リリーフバルブ47が開弁され、ギヤポンプ41からの加圧オイルは、リリーフバルブ47を通ってオイルタンク42に戻される。
〔荷受台の下降作動〕
コントロールスイッチ64の「下げ」を押すと、ソレノイドバルブ45が、切り換わり、油圧シリンダCY内のオイルは、オイルタンク42に戻されて油圧シリンダCYは収縮作動されて、荷受台1は自重で下降する。このとき、フローコントロールバルブ46はオイルタンク42に戻されるオイル量を絞り、荷受台1を緩徐に下降させる。
ところで、この実施例によれば、荷受台昇降装置のパワーユニットPUを、連結フレーム24内のデッドスペースに配置したので、このパワーユニットPUを取り付けるためのスペースを別途に設ける必要がなく、荷受台昇降装置の取付自由度を高めることができ、この荷受台昇降装置を架装できる車両の車種が増加する。また、連結フレーム24内には、パワーユニットPUが油圧シリンダCYと共に配置されるので、それら間を継ぐ回路構成が短縮されて、その回路構成の信頼性が高まると共に油圧シリンダの応答性が向上する。
つぎに図10〜13を参照して、本発明の第2実施例について説明する。
この第2実施例では、本発明にかかる荷受台昇降装置を、荷役車両の右舷側に架装した場合であって、図中、前記第1実施例と同じものには同じ符号が付される。
荷箱Vを支持するシヤシフレームFの前後方向に延びる縦フレームFl,Fl上には、荷箱Vの縦根太Jl,Jlがそれぞれ載置、固定され、それらの縦根太Jl,Jlには、互いに平行で、車幅方向に延長される一対の支持フレーム150,150が貫通、固定されている。支持フレーム150,150は、荷箱Vの右舷側へと延長されており、その右側端部は後述の切欠部151に臨んでおり、そこに後述する連結フレーム124が溶接される。
荷役車両の運転席の後方において、荷箱Vの右舷側には、荷受台昇降装置を収めるための、前後方向に長い平面視コ字状の切欠部151が設けられる。この切欠部151の前後両端に隣接して荷箱Vの右舷側には、角筒体よりなる前、後支柱152,153が立設、固定され、その前、後支柱152,153に、荷箱Vの前、後側煽戸155F,155Rの端縁が支持される。また、この切欠部151の周縁は、荷箱Vに固定される補強フレーム部材156により縁取りされており、この切欠部151に、前記第1実施例と同じ構造の荷受台昇降装置が収められる。
前記前、後支柱152,153には、切欠部151内の前後に対向して設けられる一対のアウタコラム2,2が固定されている。鉛直方向に延びる一対のアウタコラム2,2には、インナコラム3,3がそれぞれ昇降自在に嵌挿され、さらに一対のインナコラム3,3には、スライダ14,14がそれぞ昇降自在に挿入されている。一対のスライダ14,14には、荷受台1が略水平な張出位置と、略鉛直な格納位置間を回動できるように軸支19されている。
なお、アウタコラム2,2、インナコラム3,3、スライダ14,14および荷受台1の関連構造は、前記第1実施例のものと同じである。
一対のアウタコラム2,2間には、前記切欠部151内に収容されて、荷箱Vの床面の略一致した位置で水平方向に延びる連結フレーム124が固定されている。図13に示すように、連結フレーム124は、前記一対の支持フレーム150,150の、切欠部151,151に臨んでいる端部に形成した断面L字状の支持段部150a,150aに、溶接支持されている。
荷箱Vの前後方向に略水平に延びる連結フレーム124の内部には、駆動シリンダとしての油圧シリンダCYとパワーユニットPUが設けられる。油圧シリンダCYは、連結フレーム124内において、荷役車両の内方側に、その長手方向に配設され、またこの油圧シリンダCYを駆動制御するパワーユニットPUは、連結フレーム124内において荷役車両の外方側に位置して、その内方側に位置する駆動シリンダCYと並列配置されている。しかして、駆動シリンダCYとパワーユニットPUは、前記第1実施例のものと同じ構造を備えている。
また、前記駆動シリンダCYと、前記一対のスライダ14,14とは、前記第1実施例と同じく、連結フレーム124と一対のアウタコラム2,2との間に跨がって設けられる、シーブとワイヤとよりなるワイヤ連動機構を介して連動連結されており、油圧シリンダCYの伸縮作動によれば、ワイヤ連動機構を介して左右一対のスライダ14,14が同調して昇降作動され、これに連結される荷受台1を昇降作動することができる。
なお、図示しないが、車体フレームFには、荷役車両の横転防止用のアウトリガーが、張出、格納可能に設けられる。
しかして、この第2実施例も第1実施例と同じく第4図に示す電気,油圧回路を備え、前記第1実施例と同等の作用効果を奏する。
以上、本発明の第1,第2実施例について説明したが、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。
たとえば、前記実施例では、荷箱に荷受台昇降装置を設けているが、シヤシフレームに荷受台昇降装置を設けるようにしてもよい。また、アウタコラム内にインナコラムを挿入して上下にスライド可能とし、アウタコラムおよびインナコラムに沿ってスライダを昇降動作するが、スライダがアウタコラム内を直接昇降動作するようにしてもよい。また、前記実施例では駆動シリンダとして油圧シリンダを用いているが、これに代えて他の駆動シリンダを用いてもよい。
また、前記第1実施例では、駆動シリンダとしての油圧シリンダを荷役車両の前方側に、パワーユニットをその後方側に並列配置したが、油圧シリンダを荷役車両の後方側に、パワーユニットをその前方側に並列配置しても良い。
さらに、前記第2実施例では、荷受台昇降装置を荷箱の右舷側に設けているが、これを歩道に近い左舷側に設けてもよく、この場合、荷受台昇降装置は、前記第2実施例と左右対称に設けられる。さらに、前記第2実施例では、駆動シリンダとしての油圧シリンダを荷役車両の内方側に、パワーユニットをその外方側に並列配置したが、油圧シリンダを荷役車両の外方側に、パワーユニットをその内方側に並列配置しても良い。
1・・・・・・・・荷受台
2・・・・・・・・アウタコラム
24;124・・・連結フレーム
F・・・・・・・・シヤシフレーム
V・・・・・・・・荷箱
CY・・・・・・・駆動シリンダ(油圧シリンダ)
PU・・・・・・・パワーユニット

Claims (2)

  1. シヤシフレーム(F)またはシヤシフレーム(F)に架装される荷箱(V)に、鉛直方向に延びる一対のアウタコラム(2)を固定し、前記一対のアウタコラム(2)に水平方向に固定した連結フレーム(24;124)内に駆動シリンダ(CY)を設け、この駆動シリンダ(CY)に、前記一対のアウタコラム(2)に沿って昇降可能な荷受台(1)を連結し、前記駆動シリンダ(CY)の伸縮作動により、前記荷受台(1)を前記一対のアウタコラム(2)に沿って昇降駆動できるようにした、荷役車両の荷受台昇降装置において、
    前記駆動シリンダ(CY)を伸縮作動するパワーユニット(PU)を、前記連結フレーム(24;124)内に設けたことを特徴とする、荷役車両の荷受台昇降装置。
  2. 前記パワーユニット(PU)は、前記駆動シリンダ(CY)に並設されることを特徴とする、前記請求項1記載の荷役車両の荷受台昇降装置。
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