JP2015066840A - 画像形成装置の調整方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】吐出口形成体の傾きの基準となる基準線を適切且つ簡易に選定することができる画像形成装置の調整方法を提供する。【解決手段】複数の吐出口から吐出された液滴を着弾させ、記録媒体との相対移動方向と交差する方向の着弾ばらつきを前記吐出口それぞれに対応して測定し、測定した結果から、前記複数の吐出口のうち、ばらつきが少ない吐出口を選定し、選定された吐出口から吐出された記録媒体との相対移動方向に形成された少なくとも2つの着弾点を結んだ直線を基準線として、前記吐出口が形成された吐出口形成体の傾きを補正する。【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置の調整方法に関する。
特許文献1は、支持部材によって支持された複数のノズル列のうち少なくとも2つのノズル列から媒体に、前記ノズル列と前記媒体とを前記ノズル列と交差する相対移動方向に相対移動させつつ液体を吐出して、第1の調整用パターンを形成することと、前記第1の調整用パターンに基づいて、前記相対移動方向に対する前記支持部材の傾きを求めることと、前記支持部材の傾きに基づいて、該支持部材の傾きを調整することと、前記支持部材によって支持された複数のノズル列から、前記相対移動方向に相対移動される前記媒体に前記液体を吐出して第2の調整用パターンを形成することと、前記第2の調整用パターンに基づいて、前記相対移動方向に対する前記複数のノズル列のそれぞれの傾きを求めることと、前記複数のノズル列のそれぞれの傾きに基づいて、各前記ノズル列の傾きを調整することと、を含む調整方法を開示する。
特許文献2は、媒体に液体を吐出するノズルが所定方向に並んだ第1ノズル列と、媒体に液体を吐出するノズルが前記所定方向に並んだ第2ノズル列と、前記第1ノズル列と前記第2ノズル列が前記所定方向と交差する方向に離れて配置されるベースプレートと、前記ベースプレートと媒体とを移動方向に相対移動させる移動機構と、を有する印刷装置の調整方法であって、前記第1ノズル列によって第1パターンを形成し、前記第2ノズル列によって前記移動方向と交差する方向に前記第1パターンと隣接するように第2パターンを形成することと、前記第1パターンと前記第2パターンの前記移動方向と交差する方向の間隔に基づいて、前記ベースプレートと前記移動方向との傾きを調整する調整方法を開示する。
特開2010−042596号公報 特開2010−042616号公報
本発明の目的は、吐出口形成体の傾きの基準となる基準線を適切且つ簡易に選定することができる画像形成装置の調整方法を提供することにある。
請求項1に係る本発明は、複数の吐出口から吐出された液滴を着弾させ、記録媒体との相対移動方向と交差する方向の着弾ばらつきを前記吐出口それぞれに対応して測定し、測定した結果から、前記複数の吐出口のうち、ばらつきが少ない吐出口を選定し、選定された吐出口から吐出された記録媒体との相対移動方向に形成された少なくとも2つの着弾点を結んだ直線を基準線として、前記吐出口が形成された吐出口形成体の傾きを補正する、画像形成装置の調整方法である。
請求項2に係る本発明は、記録媒体との相対移動方向と交差する方向で隣り合う複数の吐出口から構成された吐出口組を選定し、選定された吐出口組から吐出された液滴が記録媒体との相対移動方向に着弾させて形成された少なくとも2つの着弾点の重心を結んだ直線を基準線として、前記吐出口が形成された吐出口形成体の傾きを補正する、画像形成装置の調整方法である。
請求項3に係る本発明は、複数の吐出口組から吐出された液滴を着弾させ、記録媒体との相対移動方向と交差する方向の着弾ばらつきを前記吐出口それぞれに対応して測定し、測定した結果から、前記複数の吐出口組のうち、ばらつきが少ない吐出口組を選定する請求項2記載の画像形成装置の調整方法である。
請求項4に係る本発明は、前記吐出口組は、2乃至4個の吐出口から構成されている請求項2又は3記載の画像形成装置の調整方法である。
請求項5に係る発明は、前記吐出口形成体は、記録媒体との相対移動方向と交差する方向に複数並べられるように支持体により支持され、前記支持体の傾きを調整することにより前記吐出口形成体の傾きを補正する、請求項1乃至4いずれか記載の画像形成装置の調整方法である。
請求項6に係る本発明は、前記吐出口形成体は、前記基準線と直交する直線に対する傾きの平均値が最小となるように補正する請求項5記載の画像形成装置の調整方法である。
請求項7に係る本発明は、前記吐出口形成体の全ての傾きが予め定められた閾値以下になるように補正する請求項6記載の画像形成装置の調整方法である。
請求項8に係る本発明は、前記吐出口形成体は、重要度に応じて選択され、重要度が最も高い吐出口形成体の前記基準線と直交する直線に対する傾きが最も小さくなるように補正する請求項5記載の画像形成装置の調整方法である。
請求項9に係る本発明は、前記吐出口形成体は、印字領域の印字量に応じて選択され、印字領域の印字量が最も大きい位置にある吐出口形成体の前記基準線と直交する直線に対する傾きが最も小さくなるように補正する請求項5記載の画像形成装置の調整方法である。
請求項1に係る本発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、吐出口形成体の傾きの基準となる基準線を適切に、しかも簡易に選定することができる画像形成装置の調整方法を提供する。
請求項2に係る本発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、吐出口形成体の傾きの基準となる基準線を簡易に、しかも適切に選定することができる画像形成装置の調整方法を提供する。
請求項3に係る本発明によれば、請求項2に係る発明により得られる効果に加えて、より簡易に実現することができる。
請求項4に係る本発明によれば、請求項3に係る発明により得られる効果に加えて、さらに簡易に実現することができる。
請求項5に係る本発明によれば、請求項1乃至4いずれかに係る発明により得られる効果に加えて、本構成を有しない場合と比較して、吐出口形成体の傾き調整を容易に行うことができる。
請求項6に係る本発明によれば、請求項1乃至5いずれかに係る発明により得られる効果に加えて、吐出口形成体の傾きを適切に調整することができる。
請求項7に係る本発明によれば、請求項6に係る発明よりも、さらに吐出口形成体の傾きを適切に調整することができる。
請求項8に係る本発明によれば、請求項1乃至5いずれかに係る発明により得られる効果に加えて、吐出口形成体の傾きを適切に調整することができる。
請求項9に係る本発明によれば、請求項1乃至5いずれかに係る発明により得られる効果に加えて、吐出口形成体の傾きを適切に調整することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す模式図である。 本発明の実施形態に用いた制御装置を示すブロック図である。 本発明の実施形態に用いた印字ヘッドを示す平面図である。 本発明の実施形態に係る調整方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る着弾ばらつきの状態を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る補正値を算出するためのチャートを示す模式図である。 本発明の実施形態におけるユーザインターフェース装置の画面を示す平面図である。 本発明の第二の実施形態における着弾ばらつきの状態を示す模式図である。 本発明の第二の実施形態における補正値を算出するためのチャートを示す模式図である。 本発明の第三の実施形態に係る印字ヘッドを示す平面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1には、本発明の実施形態に係る画像形成装置10が示されている。
画像形成装置10は、インクジェット方式のもので、画像形成装置本体12内には、記録媒体搬送系14と印字部16とが設けられている。
記録媒体搬送系14は、記録媒体を多数積層して収容する記録媒体収容部18を有する。この記録媒体収容部18に収容された最上位の記録媒体はピックアップロール20により送り出される。ピックアップロール20により送り出された記録媒体は、複数の搬送ロール22により搬送ベルト24へと搬送される。この搬送ベルト24の上方に印字部16が配置されている。この印字部16により印字された記録媒体は、剥離部26により剥離され、さらに複数の搬送ロール22により排出部28へ排出される。
印字部16は、例えば4つの印字ヘッド30を有する。4つの印字ヘッド30は、シアン用、マゼンダ用、イエロー用、ブラック用のもので、これらが上流側から順次並べられている。各印字ヘッド30は、制御信号に応じて液滴を記録媒体に吐出することにより画像を形成するようにしてある。
また、画像形成装置本体12の上部には、ユーザインターフェイス装置32が設けられている。このユーザインターフェイス装置32は、画像形成装置10を操作する上での情報を表示すると共に、操作情報を受け付けるようになっている。
図2は、上記画像形成装置10を制御する制御装置34を示すブロック図である。
制御装置34は、CPU36、メモリ38、搬送制御部40、印字制御部42及びユーザインターフェイス制御部44を有し、これらがバスにより接続されている。
CPU36は、メモリ38に格納されたプログラムに基づいて処理を実行して、搬送制御部40、印字制御部42及びインターフェイス制御部44の動作を制御する。
図3は、前述した印字ヘッド30の具体例を示す平面図である。印字ヘッド30は、記録媒体搬送方向Yと直交する方向Xに例えば5つの吐出口形成体46a〜46eから構成されている。各吐出口形成体46a〜46eは、長手方向に多数の吐出口48が一定のピッチをもって形成されている。各吐出口48からは、前述した印字制御部42からの制御信号に基づいてピエゾ素子等が駆動され、インクが吐出される。
また、吐出口形成体46a〜46eは、支持体50に支持されている。この支持体50は、画像形成装置本体12に回転自在に支持されている。この支持体50には、調整手段である調整用ねじ52が設けられている。この調整用ねじ52の周囲には図示しない目盛りが付してあり、この目盛りを目印に調整用ねじ52を回転させることにより支持体50の目標とする角度に調整できるようにしてある。吐出口形成体46a〜46eは、図3に示すように、必ずしもX方向に揃っているわけではなく、出荷時や販売先で調整する必要がある。シアン用、マゼンダ用、イエロー用、ブラック用それぞれ同様の構成を有し、この実施形態においては、それぞれ独立して角度を調整できるようにしてある。
次に印字ヘッド30の調整方法について説明する。
図4は、印字ヘッド30の調整方法を示すフローチャートである。
まず、ステップS10において、着弾ばらつき測定パターンを出力する。
図3に示すように、着弾ばらつき測定パターンPTは、各吐出口48から搬送中の記録媒体Pに吐出することで形成される。すべての吐出口48から吐出してもよいが、吐出口48の数を絞ってもよい。記録媒体Pの搬送中に記録媒体Pに揺らぎが生じる場合もあるので、例えば中央に配置された吐出口形成体46cに限って複数の吐出口48を選択してもよい。また、図3に示すように、着弾ばらつき測定パターンPTは、直線状であるように形成しているが、記録媒体Pの搬送方向Yに対して少なくとも2つの着弾があればよい。この実施形態においては、中央の吐出口形成体46cの2つの吐出口48m、48nにより着弾ばらつき測定パターンPTが形成されるようになっている。このような着弾ばらつき測定パターンPTは前述したメモリ38に格納され、プログラムに基づいてCPU36により実行される。
次のステップS12においては、ステップS10により形成された着弾ばらつき測定パターンPTをスキャナ等により読み込み、解析することにより着弾ばらつきを算出する。
図5に着弾ばらつき結果の一例を示す。ここで、着弾ばらつきとは、記録媒体の搬送方向とは直交する方向Xにおけるドットの位置ずれ度合いをいう。吐出口48m吐出されたドットD1は、各ドットのX方向における平均位置から−X1ずれ、次のドットD2はゼロ、次のドットD3が+X2ずれていたとすれば、着弾ばらつきδmは、次のように算出される。
δm=(|−X1|+X2)/2
同様に吐出口48nから吐出されたドットD4のずれが−X3、ドットD5はゼロ、ドットD6のずれがX4であった場合の着弾ばらつきδnは次のように算出される。
δn=(|−X3|+X4)/2
次のステップS14においては、基準線位置を決定する。基準線位置は、着弾ばらつきが少ないドットに決定する。上述の例では、δm<δnである場合は、吐出口48mから吐出されたドットで構成される直線を基準線とする。即ち、着弾ばらつきが少ない測定パターンに対応する直線を基準線とする。
次のステップS16においては、基準線に対する吐出口形成体46a〜46eの傾き補正値を算出する。これには、図6に示すように、ステップS14で決定された基準線位置に対応する吐出口48nから記録媒体搬送方向Yに連続してインクを吐出して基準線を形成すると共に、吐出口形成体46a〜46eから同時にインクを吐出して各吐出口形成体46a〜46eの傾きに対応した直線を得る。得られたチャートをスキャナ等で読み込む。基準線と直交する直線と実際に得られた各吐出口形成体46a〜46eの傾きに対応した直線とを比較すれば、各吐出口形成体46a〜46eの傾きを得る。
次のステップS18においては、図3に示した調整ねじ52を回して印字ヘッド30の角度を調整する。印字ヘッド30の調整はそれぞれの色に対応して行う。
前述の補正値をどのように決定するかは、例えば次の(1)から(4)までに示す種々の方法がある。
(1)基準線と直交する直線と吐出口形成体46a〜46eとの傾きが予め定めた閾値を超えないように補正値を算出する。
(2)基準線と直交する直線と吐出口形成体46a〜46eとの傾きの平均値が最小となるように補正値を算出する。この場合、(1)の予め定めた閾値を超えないことを条件としてもよい。
(3)記録媒体の搬送方向と直角方向における記録媒体に形成する画像の重要度に応じて吐出口形成体吐出口形成体46a〜46eの優先順序を決定し、優先順序が高い吐出口形成体吐出口形成体46a〜46eの傾きが小さくなるように補正値を算出する。画像の重要度の対象には、予め定められたオブジェクト、例えばコード情報やテキストがある。コード情報は、画像が傾くことにより読み取り不可となる可能性がある。また、テキストは、傾くことにより見た目がよくない。デフォルト状態にあっては、中央の吐出口形成体46cに対応する印字領域を最優先部とすることができる。また、図7に示すように、前述したユーザインターフェイス装置32に印字領域54a〜54eを表示し、選択ボタン56a〜56eによりユーザに選択させることができる。例えば印字領域54a〜54dは、それぞれ吐出口形成体46a〜46eに対応している。
(4)記録媒体の搬送方向と直角方向における記録媒体に形成する印字領域の印字量に応じて吐出口形成体46a〜46eの優先順序を決定し、優先順序が高い吐出口形成体46a〜46eの傾きが小さくなるように補正値を算出する。(3)と同様に、デフォルト状態にあっては、中央の吐出口形成体46cに対応する領域を最優先部とすることができる。また、図7に示すように、前述したユーザインターフェイス装置32に印字領域54a〜54eを表示し、選択ボタン56a〜56eによりユーザに選択させることができる。
図8において、本発明に係る第二の実施形態が示されている。この第二の実施形態は、基準線位置を決定するのに、複数ドット線を用いている。即ち、図8においては、隣り合う3つの吐出口組48m,48m+1,48m+2及び吐出口組48n,48n+1,48n+2から吐出されたドットの着弾ばらつきを算出する。着弾ばらつきは、例えば吐出口組48m,48m+1,48m+2により形成されたX方向のドットの重心位置G1〜G6をY方向ごとに特定し、それらの重心位置G1〜G6のずれ量から算出する。吐出口組48m,48m+1,48m+2から吐出された第一列の重心G1は、各ドットのX方向における平均位置から−X5ずれ、第二列の重心G2はゼロ、第三列の重心G3が+X6ずれていたとすれば、着弾ばらつきδmは、次のように算出される。
δm=(|−X5|+X6)/2
同様に吐出口組48n,48n+1,48n+2から吐出された第一列の重心G4のずれが−X7、第二列はゼロ、第三列のずれがX8であった場合の着弾ばらつきδnは次のように算出される。
δn=(|−X7|+X8)/2
基準線位置は、着弾ばらつきが少ない吐出口組に決定する。上述の例では、吐出口組48m,48m+1,48m+2の着弾ばらつきδmが吐出口組48n,48n+1,48n+2の着弾ばらつきδnよりも小さいので、吐出口組48m,48m+1,48m+2から吐出されたドットの重心を結んだ直線を基準線とする。なお、この実施形態においては、複数ドット線として3つ吐出口から吐出された例を示しているが、複数ドット線としては、2から4の範囲で適用することができる。5以上であると、測定や計算が複雑になる。また、前述の実施形態のように、ドット線が1の場合も含めて1〜4までのドット線を形成し、その中から着弾ばらつきの小さいドット線を基準線とすることもできる。
基準線位置が決定されると、図9に示すように、基準線位置に対応する吐出口組48m,48m+1,48m+2から記録媒体搬送方向Yに連続してインクを吐出してX方向の重心を結んだ線を基準線とすると共に、吐出口形成体46a〜46eから同時にインクを吐出して各吐出口形成体46a〜46eの傾きに対応した直線を得る。得られたチャートをスキャナ等で読み込む。基準線と直交する直線と実際に得られた各吐出口形成体46a〜46eの傾きに対応した直線とを比較すれば、各吐出口形成体46a〜46eの傾きを得る。
図10において、本発明に係る第三の実施形態が示されている。この第三の実施形態においては、印字ヘッド30は、支持体50に4色用の吐出口形成体46a〜46eが支持されている。この支持体50には、調整手段である調整用ねじ52が設けられており、この調整用ねじ52を回転させることにより4色用の吐出口形成体46a〜46eを含めて支持体50の目標とする角度に調整できるようにしてある。この第三の実施形態においては、吐出口形成体46a〜46eの角度補正の優先順位を色においてもよい。例えば最もよく使用されるであろうブラックを最も優先順位を高くすることができる。
10 画像形成装置
12 画像形成装置本体
30 印字ヘッド
46a〜46e 吐出口形成体
48,48m,48n 吐出口
50 支持体
52 調整ねじ

Claims (9)

  1. 複数の吐出口から吐出された液滴を着弾させ、記録媒体との相対移動方向と交差する方向の着弾ばらつきを前記吐出口それぞれに対応して測定し、
    測定した結果から、前記複数の吐出口のうち、ばらつきが少ない吐出口を選定し、
    選定された吐出口から吐出された記録媒体との相対移動方向に形成された少なくとも2つの着弾点を結んだ直線を基準線として、前記吐出口が形成された吐出口形成体の傾きを補正する、
    画像形成装置の調整方法。
  2. 記録媒体との相対移動方向と交差する方向で隣り合う複数の吐出口から構成された吐出口組を選定し、選定された吐出口組から吐出された液滴が記録媒体との相対移動方向に着弾させて形成された少なくとも2つの着弾点の重心を結んだ直線を基準線として、前記吐出口が形成された吐出口形成体の傾きを補正する、
    画像形成装置の調整方法。
  3. 複数の吐出口組から吐出された液滴を着弾させ、記録媒体との相対移動方向と交差する方向の着弾ばらつきを前記吐出口それぞれに対応して測定し、
    測定した結果から、前記複数の吐出口組のうち、ばらつきが少ない吐出口組を選定する請求項2記載の画像形成装置の調整方法。
  4. 前記吐出口組は、2乃至4個の吐出口から構成されている請求項2又は3記載の画像形成装置の調整方法。
  5. 前記吐出口形成体は、記録媒体との相対移動方向と交差する方向に複数並べられるように支持体により支持され、前記支持体の傾きを調整することにより前記吐出口形成体の傾きを補正する、
    請求項1乃至4いずれか記載の画像形成装置の調整方法。
  6. 前記吐出口形成体は、前記基準線と直交する直線に対する傾きの平均値が最小となるように補正する請求項5記載の画像形成装置の調整方法。
  7. 前記吐出口形成体の全ての傾きが予め定められた閾値以下になるように補正する請求項6記載の画像形成装置の調整方法。
  8. 前記吐出口形成体は、重要度に応じて選択され、重要度が最も高い吐出口形成体の前記基準線と直交する直線に対する傾きが最も小さくなるように補正する請求項5記載の画像形成装置の調整方法。
  9. 前記吐出口形成体は、印字領域の印字量に応じて選択され、印字領域の印字量が最も大きい位置にある吐出口形成体の前記基準線と直交する直線に対する傾きが最も小さくなるように補正する請求項5記載の画像形成装置の調整方法。
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