JP2015066804A - 画像形成装置及びその廃液回収方法 - Google Patents

画像形成装置及びその廃液回収方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015066804A
JP2015066804A JP2013203065A JP2013203065A JP2015066804A JP 2015066804 A JP2015066804 A JP 2015066804A JP 2013203065 A JP2013203065 A JP 2013203065A JP 2013203065 A JP2013203065 A JP 2013203065A JP 2015066804 A JP2015066804 A JP 2015066804A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waste liquid
ink
amount
reservoir
recording head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013203065A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6295568B2 (ja
Inventor
智康 矢吹
Tomoyasu Yabuki
智康 矢吹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2013203065A priority Critical patent/JP6295568B2/ja
Publication of JP2015066804A publication Critical patent/JP2015066804A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6295568B2 publication Critical patent/JP6295568B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】インク収容部と廃液収容部とを有するインクカートリッジを備えた画像形成装置において、廃液収容部への廃液回収率の低下を抑制する。【解決手段】画像形成装置1は、複数のノズルを有する記録ヘッド2、インクが収容されるインク収容部31と記録ヘッド2から排出された廃液が収容される廃液収容部32とを有するインクカートリッジ3、廃液を一時的に貯えるリザーバ43、記録ヘッド2から排出された前記廃液をリザーバ43へ回収する回収機構、リザーバ43の廃液を廃液収容部32へ移送する移送機構6、リザーバ43内の廃液の粘度を評価するための値である粘度評価値を算出する粘度評価値算出部87、粘度評価値が所定以上の粘度を示す値になると、リザーバ43の廃液を廃液収容部32に移送させるように移送機構6を制御する移送制御部84を備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、インク収容部と廃液収容部とを有するインクカートリッジを備えた画像形成装置と、その画像形成装置で実行される廃液回収方法に関する。
従来、記録ヘッドから記録媒体へインクを吐出して、記録媒体に画像を形成する画像形成装置が知られている。この画像形成装置の中には、本体に着脱可能に装着されたインクカートリッジに、記録ヘッドへ供給されるインクが収容されたインク収容部と、記録ヘッドのパージ処理やフラッシング処理で生じた廃液(廃インク)を収容する廃液収容部とを併せて備えたものがある。
例えば、特許文献1に記載のインクジェット記録装置は、装置に着脱可能に装着されインクを貯蔵するインクタンクと、インクタンクから供給されるインクを印刷用紙に噴射させて印刷を行う印字ヘッドと、印字ヘッドで発生した廃インクを一時的に保持するリザーバタンクと、インクタンクと一体的に形成され廃インクを格納する廃インクタンクと、リザーバタンクから廃インクタンクに廃インクを排出する排出部と、廃インクタンクが空であるか否かを判別し、空の廃インクタンクにリザーバタンク内の所定量の廃インクを排出するように排出部を制御する制御部とを備えている。
また、例えば、特許文献2に記載の画像形成装置は、装置から着脱可能なインクカートリッジと、廃インクを溜めておく廃インクタンクと、廃インクタンクの廃インクを吸収する廃インク吸収体と、廃液タンク内の廃液量を検出する廃液量検出部と、インクタンク内のインク残量を検出するインク残量検出部と、インク残量が所定値以下となる前に廃液量が或る所定量を超えると異常を表示出力する表示出力手段とを備えている。
また、例えば、特許文献3に記載のインクジェット記録装置では、インク貯蔵部及び廃インク貯蔵部を有するインクタンクと、インク貯蔵部のインク残量を検知するためのインク残量検知手段と、廃インクを廃インク溜めに収集する回収手段と、収集された廃インクを廃インク貯蔵部へ送る廃インク戻し手段とを備えている。
特開2004−130701号公報 特開2006−256140号公報 特開2011−16253号公報
上記特許文献1〜3に記載された装置は、インク収容部及び廃液収容部を備えたインクカートリッジと、装置で発生した廃液をリザーバに回収するように構成された回収機構と、廃液をリザーバから廃液収容部へ移送するように構成された移送機構とを、共通して備えている。そして、回収された廃液は、一旦リザーバに溜め置かれ、リザーバが満量となるかインク収容部が空になるタイミングで廃液収容部へ移送される。
リザーバは通常大気開放されているため、リザーバに貯められた廃液は乾燥して粘度が上昇する。リザーバの廃液の粘度が上昇すると、リザーバから廃液収容部へ廃液を移送する際に、廃液の移送に要する時間や圧力が増大したり、廃液がリザーバや流路に粘着して廃液の移送残りが生じたりするといった不具合が生じる。この結果、廃液収容部への廃液回収率が低下する。
廃液収容部への廃液回収率が低下を抑制するためには、リザーバの廃液の粘度が移送に適した範囲のうちに、廃液がリザーバから廃液収容部へ移送されることが望ましい。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、インク収容部と廃液収容部とを有するインクカートリッジを備えた画像形成装置において、廃液収容部への廃液回収率の低下を抑制することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、
インクを吐出する複数のノズルを有する記録ヘッドと、
前記記録ヘッドへ供給するインクが収容されるインク収容部と前記記録ヘッドから排出された廃液が収容される廃液収容部とを有するインクカートリッジと、
前記廃液を一時的に貯えるリザーバを有し、前記記録ヘッドから排出された前記廃液を前記リザーバへ回収する回収機構と、
前記リザーバの前記廃液を前記廃液収容部へ移送する移送機構と、
前記リザーバ内の前記廃液の粘度を評価するための値である粘度評価値を算出する評価値算出手段と、
前記粘度評価値が所定以上の粘度を示す値になると、前記リザーバの前記廃液を前記廃液収容部に移送させるように前記移送機構を制御する制御手段とを備えているものである。
また、本発明に係る廃液回収方法は、
インクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドへ供給するインクが収容されるインク収容部と前記記録ヘッドから排出された廃液が収容される廃液収容部とを有するインクカートリッジと、前記記録ヘッドから排出された前記廃液を回収して一時的に貯えるリザーバを有する回収機構と、前記リザーバの前記廃液を前記廃液収容部へ移送する移送機構とを備えた画像形成装置において、
前記リザーバ内の前記廃液の粘度を評価するための値である粘度評価値を算出することと、
前記粘度評価値が所定以上の粘度を示す値になると、前記リザーバの前記廃液を前記廃液収容部へ移送することと、を含む方法である。
本発明に係る画像形成装置及び画像形成装置における廃液回収方法によれば、リザーバの廃液の粘度が移送に適した範囲のうちに、リザーバの廃液が廃液収容部へ移送される。これにより、リザーバから廃液収容部へ廃液を移送する際に、廃液の移送に要する時間や圧力が増大したり、廃液がリザーバや流路に粘着して廃液の移送残りが生じたりするといった、廃液の粘度の上昇に伴う不具合が生じない。よって、リザーバの廃液が廃液収容部へ効率的に移送され、廃液収容部への廃液回収率の低下を抑制することができる。
本発明によれば、リザーバの廃液の粘度が移送に適した範囲のうちに、リザーバの廃液が廃液収容部へ移送されるので、廃液収容部への廃液回収率の低下を抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 画像形成装置の制御系の構成を示すブロック図である。 制御手段による廃液回収機構の制御の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 第2実施形態に係る廃液の移送動作の制御の流れを示すフローチャートである。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。本実施形態に係る画像形成装置は、一種類のインクを使用するインクジェット式画像形成装置であって、画像形成や回復処理において記録ヘッドから排出されたインク等の廃液を回収する廃液処理部を備えている。
画像形成装置1は、画像情報に基づいてインクを吐出する複数のノズルを有する記録ヘッド2、装置に着脱可能なインクカートリッジ3、インクカートリッジ3から記録ヘッド2へインクを供給するインク供給機構4、記録ヘッド2から排出された廃液をリザーバ43へ回収する廃液回収機構5、リザーバ43の廃液をインクカートリッジ3へ移送する移送機構6、記録ヘッド2内のインクを複数のノズルから強制的に排出するパージ処理を行うためのパージ機構7、及び、画像形成装置1の動作を制御する制御手段8などを備えている。廃液回収機構5と移送機構6とにより、画像形成装置1の廃液処理部が構成されている。
インクカートリッジ3は、記録ヘッド2へ供給するインクが収容されるインク収容部31と、記録ヘッド2から排出された廃液が収集される廃液収容部32とを備えている。インク収容部31と廃液収容部32は、可撓性素材から成る袋体として構成されている。なお、本明細書では、記録ヘッド2から排出された、画像形成を目的としないインク等を「廃液」ということとする。
インク供給機構4は、インク収容部31に収容されているインクを記録ヘッド2へ供給する供給管20、供給管20の途中に設けられた供給弁22、及び、供給管20において供給弁22の下流側に設けられたサブタンク21を備えている。サブタンク21へは、インク収容部31に収容されているインクが供給管20を通じて送られ、一時的に貯留される。サブタンク21内のインクは、供給管20を通じて記録ヘッド2へ供給される。なお、サブタンク21は大気連通されている。
インク収容部31とサブタンク21との間の供給管20には供給弁22が設けられており、インク収容部31と供給弁22との間の供給管20には、送給ポンプ50が設けられている。また、記録ヘッド2とサブタンク21との間の供給管20には送給ポンプ60が設けられている。また、サブタンク21には、当該サブタンク21内のインク量を検知するためのインク量センサ23が設けられている。供給弁22が開いた状態で、送給ポンプ50を駆動することにより、インクカートリッジ3からサブタンク21へインクが供給される。また、供給弁22が閉止された状態で記録ヘッド2からインクが吐出されると、吐出されたインクの量に応じて記録ヘッド2内のインク流路が負圧となり、この負圧によりサブタンク21内のインクが記録ヘッド2へ供給される。サブタンク21へのインクの供給は、インク量センサ23の検出結果に基づいて制御手段8により制御される。即ち、サブタンク21のインク量が所定の下限値より少なくなれば、サブタンク21へのインクの供給が行われ、サブタンク21のインク量が所定の満量値となれば、サブタンク21へのインクの供給が終了するように、インク供給機構4の動作が制御手段8により制御される。
インク量センサ23は、サブタンク21のインク量を検出するものである。インク量センサ23で検出されたインク量は、インクカートリッジ3からサブタンク21へのインク供給ごとに後述する記憶部81(図2参照)に記憶される。そして、記憶されたインク量の履歴に基づいて、インクカートリッジ3からサブタンク21へ供給された合計のインク量(積算量)を算定することができる。そして、サブタンク21へ供給されたインク量の積算量から、インク収容部31のインク残量及びインク消費量を算出することができる。なお、インク量センサ23はサブタンク21のインク残量が上限値であるか否かを検出するセンサであってもよい。この場合は、記録ヘッド2から吐出、パージ又はフラッシングされるインク量の履歴に基づいて、インク残量及びインク消費量などを算出してもよい。
記録ヘッド2は、インク室、複数のノズル、及び各ノズルにつき設けられたアクチュエータを備えている(いずれも図示せず)。インク室へは、サブタンク21から供給管20を通じてインクが供給される。インク室のインクは、複数のノズルから選択的に吐出される。各ノズルから吐出されるインク滴の大きさは、アクチュエータの動作により可変である。なお、アクチュエータは、ピエゾ方式、サーマル方式、及び静電方式のうちいずれであってもかまわない。
パージ機構7は、記録ヘッド2の複数のノズルが開口しているノズル面を封止可能なキャップ40、キャップ40に接続された第2の回収管42b、この回収管42bに設けられた吸引ポンプ51などで構成されている。パージ処理は、記録ヘッド2内のインクを記録ヘッド2の全てのノズルから強制的に排出する処理である。本実施形態において、パージ機構7が行うパージ処理は、記録ヘッド2のノズル面をキャップ40で封止し、キャップ40内を負圧にすることによりノズルからインクを吸引する吸引パージ処理である。但し、パージ機構7は、供給弁22が閉止された状態で送給ポンプ60を駆動して、記録ヘッド2より上流(例えば、サブタンク21)からインクを供給することにより記録ヘッド2内のインクに圧力を加えて各ノズルからインクを押し出す押しパージ処理を行うものであってもよい。
廃液回収機構5は、リザーバ43、インク受け41、インク受け41とリザーバ43を接続する第1の回収管42a、キャップ40、キャップ40とリザーバ43を接続する第2の回収管42b、この回収管42bに設けられた吸引ポンプ51などで構成されている。なお、廃液回収機構5の構成要素は、上述のパージ機構7と一部共通している。フラッシング処理やパージ処理などの記録ヘッド2の回復処理においては、記録ヘッド2から廃液がキャップ40やインク受け41などに排出される。キャップ40やインク受け41などに排出された廃液は、回収管42a,42bを通じてリザーバ43へ送られる。
移送機構6は、リザーバ43とインクカートリッジ3の廃液収容部32とを接続する移送管45、移送管45の途中に設けられた排出弁44及び送給ポンプ52などで構成されている。排出弁44が開放された状態で送給ポンプ52が作動すると、リザーバ43に貯溜されている廃液が、移送管45を通じて、インクカートリッジ3内の廃液収容部32へ移送される。このようにして、インクカートリッジ3の廃液収容部32に廃液が回収される。
制御手段8は、画像形成装置1の各種動作、例えば、記録媒体の給送及び搬送、画像情報に基づく記録ヘッド2のインク吐出などを制御する。さらに、制御手段8は、送給ポンプ50、吸引ポンプ51、送給ポンプ52、送給ポンプ60、供給弁22及び排出弁44などを含む廃液処理部の動作及びそのタイミングを制御する他、装置全体の動作やそのタイミングを制御する。
制御手段8は、CPU(Central Processing Unit)の他、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory:不揮発性メモリ(不揮発性RAM)を含む)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit )、I/F(Interface)、I/O(Input/output Port)等を有している(いずれも図示せず)。ROMには、CPUが実行するプログラム、各種固定データ等が記憶されている。CPUが実行するプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM、メモリカード等の各種記憶媒体に保存されており、これらの記憶媒体からROMにインストールされる。RAMには、プログラム実行時に必要なデータが一時的に記憶される。なお、不揮発性メモリには、電源オフ後の非通電時も保持すべき設定やフラグ等が記憶されている。ASICでは、画像データの書き換え、並び替え等(例えば、信号処理や画像処理)が行われる。I/Fは、外部装置(画像形成装置1に接続されたパーソナルコンピュータ等)とのデータ送受信を行う。I/Oは、各種センサの検出信号の入力/出力を行う。制御手段8では、ROMに記憶されたプログラム等のソフトウェアとCPU等のハードウェアとが協働することにより、以下に説明する制御手段8の各機能を実現する処理を行うように構成されている。なお、制御手段8は単一のCPUにより各処理を実行してもよいし、複数のCPU或いはCPUと特定のASICの組み合わせにより各処理を実行してもよい。
図2は画像形成装置の制御系の構成を示すブロック図である。図2では、画像形成装置の制御系の構成のうち、特に、廃液処理部の制御に係る構成が示されている。制御手段8は、ヘッド制御部80、記憶部81、供給制御部82、回収制御部83、移送制御部84、インク量検出部85、廃液生成量算出部86、粘度評価値算出部87、廃液回収量取得部88、及び操作パネル制御部89としての機能を少なくとも備えている。
ヘッド制御部80は、記録ヘッド2のインク吐出動作を制御する。記憶部81は、非通電時でも各種情報を保持し続ける不揮発性メモリである。本実施形態に係る記憶部81は、記録ヘッド2から排出された廃液の量である廃液生成量の履歴を記憶する記憶手段(第1のメモリ)、廃液収容部32の廃液回収量を記憶する記憶手段(第2のメモリ)、インク収容部31内のインク残量(インク消費量)を記憶する記憶手段などとして機能する。
供給制御部82は、供給弁22及び送給ポンプ50などの、インク供給機構4の動作を制御する。回収制御部83は、キャップ40の記録ヘッド2に対する封止又は封止解除を行うキャップ操作部53、吸引ポンプ51などの、廃液回収機構5の動作を制御する。移送制御部84は、排出弁44及び送給ポンプ52などの、移送機構6の動作を制御する。
インク量検出部85は、インク量センサ23の出力に基づいてサブタンク21のインク量を検出し、その検出結果に基づいてインク収容部31のインク残量を算出する。算出されたインク残量は、記憶部81に記憶される。
廃液生成量算出部86は、記録ヘッド2による廃液生成量を算出する。1回のパージ処理で記録ヘッド2から排出される廃液量と、1回のフラッシング処理で記録ヘッド2から排出される廃液量の目安とが、予めRAM等に記憶されている。そして、廃液生成量算出部86は、記録ヘッド2が行ったパージ処理、フラッシング処理、又はこれらの組み合わせた処理の内容に基づいて、記録ヘッド2から排出された廃液量、即ち、廃液生成量を算出する。算出された廃液生成量は時刻とともに記憶部81に記憶される。記憶部81に蓄積された廃液生成量は、廃液生成量の履歴を構成する。廃液生成量の履歴は、移送機構6による移送動作が行われると一旦リセットされ、移送動作終了後から新たに作成される。なお、後述するが、移送機構6による移送動作終了後の次の処理がフラッシング処理である場合にはフラッシング処理後直ちに移送動作が行われるので、廃液生成量の履歴は、実質的に、移送動作終了後の次のパージ処理から新たに作成される。
粘度評価値算出部87は、リザーバ43内の廃液の粘度を評価するための値である粘度評価値を算出する。粘度評価値算出部87は、粘度評価値を算出するために、記憶部81に記憶された廃液生成量の履歴を利用することができる。廃液生成量の履歴からは、リザーバ43の廃液量である廃液貯蔵量と、移送動作終了後最初にリザーバ43へ廃液が流入してからの経過時間(以下、「廃液の放置時間」という)とが得られる。リザーバ43の廃液貯蔵量が少ないと、リザーバ43内の廃液の乾燥が促進される。また、廃液の放置時間が長いほど、リザーバ43内の廃液の乾燥が進行している。廃液が乾燥すると廃液の粘度が上昇する。このように、リザーバ43内の廃液の粘度を上昇させる条件に基づき、粘度評価値が算出される。粘度評価値として、例えば、リザーバ43の廃液貯蔵量、廃液の放置時間、及びその組み合わせを用いることができる。
廃液回収量取得部88は、インクカートリッジ3の廃液収容部32に回収された廃液量である廃液回収量を算出する。廃液回収量取得部88は、リザーバ43から廃液収容部32への廃液の移送動作が行われるたびに、廃液収容部32へ移送された廃液量を算出して記憶部81に記憶させるとともに、廃液収容部32へ移送された廃液量の積算量を廃液回収量として算出して記憶部81に記憶させる。なお、本実施形態においては、廃液回収量を廃液収容部32へ移送された廃液量に基づいて算出しているが、廃液収容部32に廃液量を検出するセンサを設け、センサの検出値に基づいて廃液回収量を測定してもよい。
操作パネル制御部89は、操作キー及び表示パネルを備えた操作パネル100を監視し、操作されたキーに基づいてCPUを含む制御回路に対して制御コマンドを発信するとともに、表示パネルによる表示を制御する。
上記構成の画像形成装置1において、廃液回収機構5では、記録ヘッド2から廃液が排出されたタイミングで廃液が回収され、回収された廃液はリザーバ43に一時的に貯留される。具体的には、インク受け41に排出された廃液は、自重により回収管42aを通じてリザーバ43へ流入する。また、キャップ40に廃液が排出されると、キャップ40の廃液が回収管42bを通じてリザーバ43へ送られるように、制御手段8は吸引ポンプ51の動作を制御する。
一方、移送機構6では、リザーバ43に流入した廃液が直ちに廃液収容部32へ移送されると、廃液の量が不十分なために、廃液収容部32の入口の吸収体に廃液が固まってしまう不具合が生じることがある。また、リザーバ43内に溜め置かれた廃液が乾燥して廃液の粘度が上昇すると、リザーバ43から廃液収容部32へ廃液を移送する際に、廃液の移送に要する時間や圧力が増大したり、廃液がリザーバ43や移送管45に粘着して廃液の移送残りが生じたりするといった不具合が生じる。そこで制御手段8は、リザーバ43の廃液の粘度が移送に適した範囲のうちに、廃液がリザーバ43から廃液収容部32へ移送されるように、移送のタイミングが選択される。選択されたタイミングとして、粘度評価値が所定以上の粘度を示す値になったとき、インクカートリッジ3のインク収容部31がエンプティになったとき、及び、リザーバ43の廃液貯蔵量がほぼゼロの状態で記録ヘッド2のフラッシング処理が行われたとき、の各タイミングが選択される。
図3を用いて、制御手段8による廃液回収機構の制御の流れについて説明する。図3は、制御手段8による廃液回収機構の制御の流れを示すフローチャートである。
まず、制御手段8は、1ページの画像形成を行うと(ステップS1)、ノズル回復フラッシング処理の要否を判別する(ステップS2)。ノズル回復フラッシング処理とは、連続印刷フラッシング処理などの、所定ページ数(例えば、500ページ)ごとに行われるフラッシング処理である。ノズル回復フラッシング処理が必要であれば(ステップS2でYES)、制御手段8は記録ヘッド2のフラッシング処理を行う(ステップS3)。
ノズル回復フラッシング処理終了後、制御手段8は、記憶部81に記憶された廃液生成量の履歴を読み出し、廃液の放置時間の有無を判別する(ステップS4)。廃液の放置時間が無いこと(即ち、ゼロであること)は、リザーバ43の廃液量が所定の下限値以下の状態(即ち、空又は空に近い状態)であることを意味する。フラッシング処理で生じた廃液は、リザーバ43に回収される量が僅かであるため乾燥しやすい。そこで制御手段8は、廃液の放置時間が無いときは(ステップS4でYES)、リザーバ43から廃液収容部32へ廃液の移送動作を行うように移送機構6を制御する(ステップS5)。これにより、フラッシング処理で生じた廃液は、乾燥する前に、即ち、移送に適した粘度範囲の状態で廃液収容部32へ送られる。
移送機構6によるリザーバ43から廃液収容部32へ廃液の移送動作には、排出弁44を開放するとともに送給ポンプ52を動作させることと、所定量の廃液がリザーバ43から廃液収容部32へ移送される又は所定時間が経過するなどして廃液の移送が終了すると、送給ポンプ52を停止するとともに排出弁44を閉止することと、記憶部81に記憶された廃液生成量の履歴をリセットすることとが含まれる。以下では、上記一連の動作を単に「移送動作」という。
続いて、制御手段8は、ノズル回復パージ処理の要否を判別する(ステップS6)。ノズル回復パージ処理とは、紙粉除去パージ処理などの、所定ページ数(例えば、2000ページ)ごとに行われるパージ処理である。ノズル回復パージ処理が必要であれば(ステップS6でYES)、制御手段8は記録ヘッド2のパージ処理を行う(ステップS7)。
次に、制御手段8は、記憶部81に記憶された廃液生成量の履歴を読み出し、廃液の放置時間と所定の閾値とを比較する(ステップS8)。廃液の放置時間が所定の閾値よりも大きい場合は(ステップS8でYES)、制御手段8は、移送動作を行うように移送機構6を制御する(ステップS11)。なお、廃液の放置時間に対して定められた閾値は、廃液の放置時間がその閾値以下のときにリザーバ43の廃液の粘度が移送に適した範囲内となる値である。
続いて、制御手段8は、記憶部81に記憶された廃液生成量の履歴を読み出し、リザーバ43の廃液貯蔵量と所定の満量とを比較する(ステップS9)。リザーバ43の廃液貯蔵量が所定の満量より大きい場合、即ち、リザーバ43が満量である場合は(ステップS9でYES)、制御手段8は、移送動作を行うように移送機構6を制御する(ステップS11)。なお、記憶部81に記憶された廃液生成量の履歴の代わりに、リザーバ43に貯留された廃液の貯溜量が上限値以上であることを検出するセンサを設けて所定の満了に至ったかどうかを判断する構成としてもよい。
さらに、制御手段8は、記憶部81に記憶されているインク収容部31のインク残量を読み出し、所定のニアエンプティの所定残量値と比較する(ステップS10)。インク収容部31のインク残量がニアエンプティの所定残量値より小さい場合、即ち、インク収容部31がニアエンプティの場合は(ステップS10でYES)、制御手段8は、移送動作を行うように移送機構6を制御する(ステップS11)。制御手段8は、記憶部81に記憶されているインク収容部31のインク残量を読み出し、所定のエンプティの所定残量値と比較する(ステップS12)。インク収容部31のインク残量がエンプティの所定残量値より小さい場合、即ち、インク収容部31がエンプティの場合は(ステップS12でYES)、制御手段8は、操作パネル100でインク収容部31のエンプティが表示されるように操作パネル100へ出力する(ステップS13)。
以上説明した通り、本実施形態に係る画像形成装置1では、リザーバ43の廃液の粘度が移送に適した範囲のうちに、リザーバ43の廃液が廃液収容部32へ移送される。これにより、リザーバ43から廃液収容部32へ廃液を移送する際に、廃液の移送に要する時間や圧力が増大したり、廃液がリザーバ43や移送管45に粘着して廃液の移送残りが生じたりするといった、廃液の粘度の上昇に伴う不具合が生じない。よって、リザーバ43の廃液が廃液収容部32へ効率的に移送され、廃液収容部32への廃液回収率の低下を抑制することができる。
〔第2実施形態〕
次に、第2実施形態を説明する。図4は本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。なお、本実施形態の説明においては、前述の第1実施形態と同一又は類似の部材には図面に同一の符号を付し、説明を省略する。
上記第1実施形態では、1種類のインクに対応した1系統の廃液処理部について説明した。但し、廃液処理部は複数種類のインクに対応したものであってもよい。図4では、4種類(4色)のインクを使用する画像形成装置1が示されている。この画像形成装置1は、各色のインクカートリッジ3を備えており、各インクカートリッジ3にインク収容部31と廃液収容部32とが設けられている。インク供給機構4は、各インク収容部31に対し設けられている。即ち、インク収容部31と記録ヘッド2を繋ぐ供給管20、サブタンク21、インク量センサ23、及び送給ポンプ50,60が、各インク収容部31につき独立して設けられている。廃液回収機構5は、各色のインクで共用される。移送機構6は、各廃液収容部32に対し設けられている。即ち、リザーバ43と廃液収容部32を繋ぐ移送管45、送給ポンプ52、及び排出弁44が、各廃液収容部32につき独立して設けられている。
上記構成の画像形成装置1において、廃液処理部の動作は上記第1実施形態とほぼ同じである。但し、廃液の移送動作が若干異なる。そこで、以下では、第2実施形態に係る廃液の移送動作について、図5に示されたフローチャートを用いて説明する。
図5に示されるように、移送機構6によるリザーバ43から廃液収容部32へ廃液の移送動作において、まず、制御手段8は、記憶部81に記憶された各インク収容部31のインク残量を読み出し(ステップS31)、インク残量の最も少ない1つのインク収容部31と同じインクカートリッジ3に設けられた廃液収容部32を第1の移送先に決定する(ステップS32)。続いて、制御手段8は、リザーバ43から第1の移送先の廃液収容部32への廃液の移送が開始されるように、第1の移送先の廃液収容部32を含む移送機構6を制御する(ステップS33)。
制御手段8は、第1の移送先の廃液収容部32にリザーバ43から廃液が移送されている間、第1の移送先の廃液収容部32の廃液回収量を監視している。そして、廃液の移送中に、第1の移送先の廃液収容部32の廃液回収量が所定の満量値となると(ステップS34でYES)、第1の移送先の廃液収容部32への移送動作を停止させるように、第1の移送先の廃液収容部32を含む移送機構6を制御する(ステップS35)。
制御手段8は、記憶部81に記憶された各インク収容部31のインク残量を読み出し(ステップS36)、インク収容部31のうち次にインク残量が少ないものを同じインクカートリッジ3に備える廃液収容部32を、第2の移送先(次の移送先)に決定する(S37)。続いて、制御手段8は、リザーバ43から第2の移送先の廃液収容部32への廃液の移送が開始されるように、第2の移送先の廃液収容部32を含む移送機構6を制御する(ステップS38)。このようにして、廃液の移送動作が再開される。そして、所定量の廃液が移送される又は所定時間が経過することにより、廃液の移送が終了すると(ステップS39でYES)、制御手段8は、移送動作を終了するように、第2の移送先の廃液収容部32を含む移送機構6を制御する(ステップS40)。最後に、制御手段8は、記憶部81に記憶された廃液生成量の履歴をリセットする(ステップS41)。
上記移送動作によれば、インク残量が極少状態になったインク収容部31と同じインクカートリッジ3に設けられた廃液収容部32に対して廃液を集中的に回収することが可能となる。そして、廃液収容部32はその容量いっぱいの廃液を回収することができる。よって、効率的に廃液を回収することができる。
1 画像形成装置
2 記録ヘッド
3 インクカートリッジ
31 インク収容部
32 廃液収容部
4 インク供給機構
5 廃液回収機構
6 移送機構
7 パージ機構
8 制御手段
80 ヘッド制御部
81 記憶部
82 供給制御部
83 回収制御部
84 移送制御部
85 インク量検出部
86 廃液生成量算出部
87 粘度評価値算出部
88 廃液回収量取得部
89 操作パネル制御部
21 サブタンク
40 キャップ
41 インク受け
43 リザーバ
44 排出弁
45 移送管
52 送給ポンプ

Claims (10)

  1. インクを吐出する複数のノズルを有する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドへ供給するインクが収容されるインク収容部と前記記録ヘッドから排出された廃液が収容される廃液収容部とを有するインクカートリッジと、
    前記廃液を一時的に貯えるリザーバを有し、前記記録ヘッドから排出された前記廃液を前記リザーバへ回収する回収機構と、
    前記リザーバの前記廃液を前記廃液収容部へ移送する移送機構と、
    前記リザーバ内の前記廃液の粘度を評価するための値である粘度評価値を算出する評価値算出手段と、
    前記粘度評価値が所定以上の粘度を示す値になると、前記リザーバの前記廃液を前記廃液収容部に移送させるように前記移送機構を制御する制御手段とを備えている、画像形成装置。
  2. 前記評価値算出手段は、
    前記移送機構による前記移送動作終了後の前記記録ヘッドによる廃液生成量の履歴を記憶する第1のメモリを備え、
    前記廃液生成量の履歴に基づいて前記粘度評価値を算出する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記記録ヘッド内のインクを前記複数のノズルから強制的に排出するパージ処理を行うためのパージ機構を備え、
    前記第1のメモリは、前記移送機構による前記移送動作終了後に前記パージ機構により初めて実行された前記パージ処理による前記廃液生成量からの履歴を記憶する、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記記録ヘッドにフラッシング処理を行わせるように前記記録ヘッドを制御可能であり、
    前記リザーバに貯えられた廃液貯蔵量を取得する廃液貯蔵量取得部を備え、
    前記廃液貯蔵量が所定量未満のときに、前記記録ヘッドの前記フラッシング処理の実行によって前記記録ヘッドから排出された前記廃液が前記回収機構により前記リザーバに回収されると、前記移送動作を行うように前記移送機構を制御する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記インクカートリッジが複数設けられており、
    前記複数のインクカートリッジの各々の前記廃液回収部での廃液回収量を取得する廃液回収量取得手段と、
    前記複数のインクカートリッジの各々の前記廃液回収量を記憶する第2のメモリとを備え、
    前記制御手段は、前記複数のインクカートリッジのうちの1つに前記廃液を移送し、当該1つのインクカートリッジの前記廃液回収量が満量となると、前記複数のインクカートリッジのうち余の1つに前記廃液を移送するように、前記移送機構を制御する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. インクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドへ供給するインクが収容されるインク収容部と前記記録ヘッドから排出された廃液が収容される廃液収容部とを有するインクカートリッジと、前記記録ヘッドから排出された前記廃液を回収して一時的に貯えるリザーバを有する回収機構と、前記リザーバの前記廃液を前記廃液収容部へ移送する移送機構とを備えた画像形成装置において、
    前記リザーバ内の前記廃液の粘度を評価するための値である粘度評価値を算出することと、
    前記粘度評価値が所定以上の粘度を示す値になると、前記リザーバの前記廃液を前記廃液収容部へ移送することと、
    を含む廃液回収方法。
  7. 前記粘度評価値を算出することが、
    前記記録ヘッドから排出された前記廃液の生成量の履歴を作成することと、
    前記廃液の前記生成量の履歴に基づいて前記粘度評価値を算出することとを含む、請求項6に記載の廃液回収方法。
  8. 前記廃液の前記生成量の履歴が、前記移送動作後に初めて実行された前記記録ヘッド内のインクを前記複数のノズルから強制的に排出するパージ処理による前記廃液生成量からの履歴である、請求項7に記載の廃液回収方法。
  9. 前記リザーバの廃液貯蔵量を取得することと、
    前記廃液貯蔵量が所定値未満のときに、前記記録ヘッドがフラッシング処理を実行することで前記記録ヘッドから排出された前記廃液が前記回収機構により前記リザーバに回収されると、前記リザーバから前記廃液収容部へ前記廃液を移送することを、更に含む請求項6〜8のいずれか一項に記載の廃液回収方法。
  10. 前記画像形成装置は前記インクカートリッジを複数備えており、
    前記廃液を移送することが、
    前記複数のインクカートリッジの各々の前記廃液回収部での廃液回収量を取得することと、
    前記複数のインクカートリッジのうちの1つの前記廃液収容部に前記廃液が移送されている間に当該廃液収容部の廃液回収量が満量となると、前記複数のインクカートリッジのうち余の1つの前記廃液収容部に前記廃液を移送することとを含む、請求項6〜9のいずれか一項に記載の廃液回収方法。
JP2013203065A 2013-09-30 2013-09-30 画像形成装置及びその廃液回収方法 Active JP6295568B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013203065A JP6295568B2 (ja) 2013-09-30 2013-09-30 画像形成装置及びその廃液回収方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013203065A JP6295568B2 (ja) 2013-09-30 2013-09-30 画像形成装置及びその廃液回収方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015066804A true JP2015066804A (ja) 2015-04-13
JP6295568B2 JP6295568B2 (ja) 2018-03-20

Family

ID=52834056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013203065A Active JP6295568B2 (ja) 2013-09-30 2013-09-30 画像形成装置及びその廃液回収方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6295568B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019150971A (ja) * 2018-02-28 2019-09-12 株式会社Screenホールディングス インクジェット印刷装置およびインクジェット印刷装置におけるインク残量検出方法
JP2020082603A (ja) * 2018-11-29 2020-06-04 理想科学工業株式会社 廃液回収装置
JP2020157634A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 セイコーエプソン株式会社 液体供給装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07101080A (ja) * 1993-10-07 1995-04-18 Canon Inc インクジェット記録装置
JP2004130701A (ja) * 2002-10-11 2004-04-30 Riso Kagaku Corp インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置の制御方法
JP2010234652A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Fujifilm Corp 液滴吐出装置、及び付着液の回収方法。

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07101080A (ja) * 1993-10-07 1995-04-18 Canon Inc インクジェット記録装置
JP2004130701A (ja) * 2002-10-11 2004-04-30 Riso Kagaku Corp インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置の制御方法
JP2010234652A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Fujifilm Corp 液滴吐出装置、及び付着液の回収方法。

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019150971A (ja) * 2018-02-28 2019-09-12 株式会社Screenホールディングス インクジェット印刷装置およびインクジェット印刷装置におけるインク残量検出方法
US11235583B2 (en) 2018-02-28 2022-02-01 SCREEN Holdings Co., Ltd. Inkjet printing device and ink remaining quantity detection method in inkjet printing device
JP7026533B2 (ja) 2018-02-28 2022-02-28 株式会社Screenホールディングス インクジェット印刷装置およびインクジェット印刷装置におけるインク残量検出方法
JP2020082603A (ja) * 2018-11-29 2020-06-04 理想科学工業株式会社 廃液回収装置
JP7140655B2 (ja) 2018-11-29 2022-09-21 理想科学工業株式会社 廃液回収装置
JP2020157634A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 セイコーエプソン株式会社 液体供給装置
JP7306013B2 (ja) 2019-03-27 2023-07-11 セイコーエプソン株式会社 液体供給装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6295568B2 (ja) 2018-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6465588B2 (ja) インクジェット記録装置および制御方法
JP6406924B2 (ja) 記録装置、制御方法、プログラム及び記録媒体
US7717540B1 (en) Clog detection and clearing method for ink delivery system
JP2006199040A (ja) プリントを改善するインク送出システム及び方法
JP5003370B2 (ja) インクジェット記録装置
JP6295568B2 (ja) 画像形成装置及びその廃液回収方法
JP6395509B2 (ja) インクジェット記録装置およびインク充填方法
JP2010099856A (ja) 廃インク回収装置および記録装置
JP2004188758A (ja) カラーインクジェットプリンタ装置
US8801143B2 (en) Image forming apparatus, recording head maintenance operation control method, and computer-readable recording medium having a recording head maintenance operation control program
JP2016187884A (ja) インク供給装置、画像記録装置、およびインク供給方法
JP2006123365A (ja) インクジェット記録装置
JP6293546B2 (ja) 液体供給装置および液体吐出装置
JP2009061756A (ja) インクジェット記録装置及びその制御方法
JP7427920B2 (ja) 液体吐出装置
JP5902658B2 (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JP2004136550A (ja) インクジェット記録装置
JP2010089379A (ja) インクジェット記録装置
JP7159065B2 (ja) 液体吐出装置及び液体排出状態測定方法
JP7484485B2 (ja) インクジェット記録装置、ノズルのメンテナンス方法及びプロブラム
JP2023139839A (ja) 印刷装置およびフィルタ詰まり判定方法
JP2013022851A (ja) インクジェット記録装置
JP2019217646A (ja) インクジェット記録装置
JP2011046062A (ja) 廃インクタンクの満杯検知
JP2005246713A (ja) 液体供給装置及びそれを備えた液体吐出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170831

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180123

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6295568

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150