JP7427920B2 - 液体吐出装置 - Google Patents
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Description
また、上記のように気泡が混入すると、たとえ新規のインクカートリッジが差し込まれても、画像形成装置100は、気泡が影響してインクが流入されずにインクの供給が完了しないと判定してしまう。そして画像形成装置100は、新規のインクカートリッジの記憶領域内に、当該インクカートリッジ内のインクが空状態もしくは残量の少ない状態となったことを示す規定値(この状態若しくはこの規定値を「インクエンド」と称する)を書き込み、インクの交換を促すこととなる。インクエンドが書き込まれたカートリッジは、他の画像形成装置に装着されても使用不可として扱われ、記憶領域が初期化されるまで使用できなくなる。すなわち、気泡の混入や画像形成装置100側の不具合によりインクの供給が完了しない場合、インクカートリッジには問題が無いにもかかわらず使用不可のカートリッジが大量にでき上がる。そして、本来は画像形成装置100側の不具合を通知するところを、インクカートリッジの交換を促す誤った通知を行うことになる。
・閾値が大きすぎると、インクを大量に余らせた上でインクエンドを書き込んで使用不可とすることから、大量の残存インクを破棄することとなり、無駄となる。
・ソフトカウンタと実際の残量(実残量)とで誤差が無ければ問題ないが、実際には、ソフトカウンタと実残量とでは、少なからず誤差が生じる。よって、閾値が小さすぎる場合は、本当にインクが空であるにもかかわらず、ソフトカウンタの値がこのことを示さないことが想定される。この場合、インクエンドが書き込まれず、また画像形成装置側の不具合として誤った通知を行ってしまう。
課題1.インクが十分に充填されているインクカートリッジが使用不可となってしまう。
課題2.インクが十分に充填されているインクカートリッジが差し込まれても、インクの交換を促す表示が繰り返し行われてしまう。
課題3.インクカートリッジが空となっている場合において、本来インクの交換を促す表示をすべきところを画像形成装置の不具合系のエラー表示が繰り返し行われてしまう。
第1実施形態では、ソフトカウンタの値と比較するための2以上の閾値を設けておく。この複数の閾値のうち、ソフトカウンタの値を判定するための第1閾値を「A1」とする。また、第1閾値よりも小さい値であって、同じくソフトカウンタの値を判定するための第2閾値を「A2」とする。したがって、A2<A1である。第1実施形態の画像形成装置100は、インクカートリッジ110からのインク供給が完了しなかった場合、インクカートリッジ内のインク残量を、ソフトカウンタから取得する。したがって、ソフトカウンタの値がインク残量を示す情報として機能する。そして画像形成装置100は、インク残量の(ソフトカウンタの値)と第1閾値(A1)及び当該第1閾値よりも小さい第2閾値(A2)と比較することで、画像形成装置100の状態を第1状態~第4状態のいずれかに遷移させる。
・「第1状態」(正常状態)・・・インクカートリッジ110にはインクエンドを書込まない。通常の画像形成動作を継続して実施可能とする。
・「第2状態」(インク残量が多い場合)・・・インク残量が第1閾値以上の場合、画像形成装置100の不具合が発生した可能性がある旨の通知(インク供給エラーメッセージ)を行い、インクカートリッジ110にはインクエンドを書込まない。
・「第3状態」(インク残量が少ない場合)・・・インク残量が第2閾値以上、且つ第1閾値未満の場合、インクエンドとなった旨の通知(カートリッジ交換メッセージ)を行うが、インクカートリッジ110にはインクエンドを書き込まない。
・「第4状態」(インク残量が空もしくは不足している場合)・・・インク残量が第2閾値未満の場合、インクエンドとなった旨を通知するとともに、インクカートリッジ110にインクエンドを書き込む。
・「第1状態」・・・インクカートリッジ110にはインクエンドを書込まない。通常の画像形成動作を継続して実施可能とする。
・「第2状態」(インク残量が多い場合)・・・インク残量が第1閾値以上の場合、画像形成装置100の不具合が発生した可能性がある旨の通知を行い、インクカートリッジ110にはインクエンドを書き込まない。通常の画像形成を実施不可とし、画像形成装置側の不具合を意味するインク供給エラーを表示する。該当するインクカートリッジ110については、インクエンドを書き込まないため継続使用可能とする。また利用者は、一旦電源をOFFにして再びONにするか、不具合要因を排除して電源をONにすることで、第1状態に復旧させることができる。
・「第3状態」(インク残量が少ない場合)・・・インク残量が第1閾値よりも小さい第2閾値以上、且つ第1閾値未満の場合、インクエンドとなった旨を通知するが、インクカートリッジ110にはインクエンドを書き込まない。通常の画像形成を実施不可とし、カートリッジ交換を表示する。該当するインクカートリッジ110については、インクエンドを書き込まないため継続使用可能とする。また利用者は、新規カートリッジへ交換するか、カートリッジを抜き差しすることで、第1状態に復旧させることができる。
・「第4状態」(インク残量が空もしくは不足している場合)・・・インク残量が第2閾値未満の場合、インクエンドとなった旨を通知するとともに、インクカートリッジ110にインクエンドを書き込む。通常の画像形成を実施不可とし、カートリッジの交換を促すように通知する。またインクエンドを書き込むため、該当するインクカートリッジ110は使用不可となる。利用者は、新規カートリッジへ交換することで、第1状態に復旧させることができる。
第1実施形態で説明したとおり、実際のインク消費量とソフトカウンタの値とでは少なからず差異が生じる。このことから、インクカートリッジ110が実際には空状態であるにもかかわらず、ソフトカウンタの値は第2閾値以上(10%以上)となってしまうことも想定される(第3状態となる)。よって、インクエンドが書き込まれず、空のカートリッジから何度もインク供給を行わせることが可能な仕組みとなる。
15:ヘッドノズル
100:画像形成装置
105:操作/表示部
106:前カバー
110:インクカートリッジ
124:供給ポンプユニット
134:記録ヘッド
135:ヘッドタンク
150:制御部
901:インク供給完了判定手段
902:判定手段
903:処理手段
904:ポンプ制御手段
905:表示制御手段
910:閾値記憶部
912:状態記憶部
950:記憶領域
960:開閉検知機構
1410:供給失敗カウンタ
Claims (4)
- インクを吐出する記録ヘッドと、
前記記録ヘッドへのインクを貯留するヘッドタンクと、
着脱可能に取り付けられるインクカートリッジであり、当該インクカートリッジの使用不可情報、及びインク残量情報を記憶する情報記憶素子を有するインクカートリッジと、
前記インクカートリッジから前記ヘッドタンクへインクを供給する送液手段と、
前記送液手段によるインクの供給可否を判定する制御手段と、
を有する液体吐出装置であって、
前記インク残量情報の現在値をA、前記インク残量情報に係る第1閾値をA1、前記第1閾値よりも小さい値である第2閾値をA2としたとき、
前記制御手段は、
前記送液手段によるインクの供給を不可と判定した後に、前記A、前記A1及び前記A2を参照し、
前記A1≦前記Aの場合は、液体吐出装置の不具合である通知を行い、
前記A2≦前記A<前記A1の場合は、前記A2≦前記A<前記A1になった回数をカウントし、当該回数が規定値に達した場合、前記インクカートリッジの交換を促す通知を行い、かつ前記情報記憶素子に前記使用不可情報を書き込み、
前記A<前記A2の場合は、前記インクカートリッジの交換を促す通知を行い、かつ、前記情報記憶素子に前記使用不可情報を書き込む、
ことを特徴とする液体吐出装置。 - インクカートリッジの抜き差しを検知する第一検知手段を有し、
前記制御手段は、前記A2≦前記A<前記A1の場合において、前記第一検知手段がカートリッジの抜き差しを検知したとき、前記インクの供給を再度やり直すように制御することを特徴とする、請求項1に記載の液体吐出装置。 - インクカートリッジを覆うカバーの開閉を検知する第二検知手段を有し、
前記制御手段は、前記A2≦前記A<前記A1の場合において、前記第二検知手段が前記カバーの開閉を検知したとき、前記インクの供給を行うように制御することを特徴とする、請求項1に記載の液体吐出装置。 - 前記送液手段は、チュービングポンプであることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の液体吐出装置。
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JP2017056651A (ja) | 2015-09-17 | 2017-03-23 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェットプリンターの制御方法、及び、インクジェットプリンター |
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