JP2010064464A - インク供給ユニット、及び記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インクカートリッジからサブタンクへインク供給を行う装置において、特別なセンサを追加することなく、またモータの駆動電流を増加させることなく高精度にインク供給量を検出する。
【解決手段】インクカートリッジからチューブを介してインクを貯蔵し、記録ヘッドに前記供給するインク貯留手段と、中心部とは異なる位置に回転軸を有し、回転しながらチューブを押圧してインクを押し出すインク押出手段と、インク押出手段を駆動させる駆動手段と、インク押出手段がチューブを押圧しない位置では、噛み合わないようにインク押出手段の押出部分と反対の側に切欠きが設けられたモータからの駆動力を伝える駆動力伝導手段と、を備える。
【選択図】図20

Description

本発明は、インクカートリッジからチューブを介して押し出されるインクを貯蔵するインクサブタンクを有するインク供給ユニット、及び記録装置に関する。
従来のインクジェットプリンタでは、インクカートリッジからインクチューブを介してサブタンクへとDCモータにてインクの供給を行っている。
このようなインクジェットプリンタにおいてインクの供給量を検出する際には、ポンプを利用したインク供給装置をモータにて駆動し、サブタンク側でのインク残量検知によってインク供給量を検出していた。
また、インク供給装置からのインク供給量を供給装置の負荷変動による電流の変動値を検出してインク供給量を算出する方法も用いられている。
しかしながら、サブタンク側でインク残量を検知し供給量を検出する方法は、サブタンクでのインク残量検知に故障があった場合インク供給ができていないと判断し、サブタンクからインクがあふれてしまうといった問題があった。
また、供給装置の負荷変動による電流検出は、負荷変動が小さい場合には検出が困難な為、負荷トルクを上げることにより負荷変動を大きくする必要がある。しかし、その場合には、負荷トルクを上げることにより駆動電流が増加してしまう問題があった。
また、例えば特許文献1には、機械的センサなどの特別な検出手段を不要としつつ、ポンプ性能を安定化させる目的で、チューブポンプを駆動するDCモータの負荷変動が大きくなるようにチューブを交差させて引き回すことで、コロがチューブの1ヶ所をしごくときのモータ電流値と2ヶ所をしごくときのモータ電流値を意図的につくり、該電流値を検出することでポンプの位相検出を行う方法が開示されている。
特開2007−145006号公報
図34は、従来のインク供給ユニットとモータとの接続構成を示す図である。それぞれ(a)は、正面図、(b)は、側面図、(c)は、斜視図を示す。
コロ312、及びモータ322は、モータのギア321とコロのギア320を噛み合わせることにより、モータのギア321からコロのギア320へ動力が伝わることによってコロ312が回転する仕組みとなっている。
ところで、DCモータの回転速度の制御には、モータへ印加する電圧をPWM駆動する方法が知られているが、PWM駆動をしたときにモータへ流れる電流は、PWMがOFFとなっても、モータの回生電流が流れている期間が発生してしまう。
そのため、モータの負荷変動による電流の変動量とPWM駆動によるモータ電流の変動量の関係が次式に示す関係となったときには、負荷変動による電流の変動を検出することが困難である。
負荷変動による電流の変動量 < PWM駆動による電流の変動量
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、インクカートリッジからサブタンクへインク供給を行う装置において、特別なセンサを追加することなく、またモータの駆動電流を増加させることなく高精度にインク供給量を検出できるインク供給ユニットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明におけるインク供給ユニットは、インクカートリッジからチューブを介してインクを貯蔵し、記録ヘッドに供給するインク貯留手段と、中心部とは異なる位置に回転軸を有し、回転しながらチューブを押圧してインクを押し出すインク押出手段と、インク押出手段を駆動させる駆動手段と、インク押出手段がチューブを押圧しない位置では、噛み合わないようにインク押出手段の押出部分と反対の側に切欠きが設けられたモータからの駆動力を伝える駆動力伝導手段と、を備えることを特徴とする。
駆動手段の駆動電流を検知する電流検知手段と、予め前記インク押出手段がチューブを押圧していない状態にて発生する駆動手段の電流値を格納する電流格納手段と、電流検知手段によって検知した電流値と、電流格納手段に格納されている電流値とを比較して、インク押出手段の回転を検知する回転検知手段を備えることを特徴とする。
インクの供給量を回転検知手段にて検知されるインク押圧手段の回転数と、予め記憶したインク押圧手段の1周あたりの供給量から算出するインク供給量算出手段を備えることを特徴とする。
インク押出手段の1回転に要する設定時間を格納する駆動時間格納手段と、回転検知手段によって検知されるインク押出手段の1回転にかかった時間とを比較して、異なる場合に設定時間と等しくなるように駆動手段を制御しり駆動制御手段を備えることを特徴とする。
インク貯留手段が満タンになると押し出されて異なる位置へと移動するフィラーと、フィラーの位置を検知するフィラー検知手段と、フィラー検知手段による検知結果からインク貯留手段が満タンであることを判断するインク量検出手段を備えることを特徴とする。
駆動時間格納手段は、インク押出手段の正常時にかかる1回転の最長時間を格納し、回転検知手段による検知結果が最長時間を超える場合には、異常と判断する第1の異常判別手段を備えることを特徴とする。
インク量検出手段による検知結果と、第1の異常判別手段とによる判断結果とを参照して、状態を判別する第2の異常判別手段を備えることを特徴とする。
駆動手段の駆動電流を検知する電流検知手段と、電流検知手段にて検出した電流から、インク押出手段の負荷変動による電流を予め記憶された第1の基準値から比較を行って出力する第1の電流出力手段と、電流検知手段にて検出した電流から、駆動力伝導手段の負荷変動による電流を予め記憶された第2の基準値から比較を行って出力する第2の電流出力手段と、を備えることを特徴とする。
第1の電流出力手段による出力信号をクリア信号として用い、第2の電流出力手段による出力信号をカウントするカウント手段を備えることを特徴とする。
また、本発明における記録装置は、上記いずれかに記載のインク供給ユニットを備えることを特徴とする。
本発明により、モータに接続されるギアに切欠きを設けることでモータの負荷トルクが軽くなるため、モータの駆動電流を増加させることなくポンプ駆動回転数の検出精度を向上させることが可能となる。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、インクジェット記録装置の一例を示す図である。本インクジェット記録装置は、装置本体1と、給紙トレイ2と、排紙トレイ3と、カートリッジ装填部6と、操作部7と、を備える。
給紙トレイ2は、1に装着した記録媒体である用紙を装填するために備えられており、画像が記録(形成)された用紙は、排紙トレイ3にてストックされる。
カートリッジ装填部6は、装置本体1の前面4の一端部側に備えられ、前面4から前方側に突き出し、上面5よりも低くなるよう備えられている。
また、カートリッジ装填部6の前面4から突き出た上面には、操作キーや表示器などの操作部7が備えられる。なお、カートリッジ装填部6は、液体保管用タンク(メインタンク)であるインクカートリッジ10の脱着を行なうための開閉可能な前カバー8を有している。
図1においてインクカートリッジは4個(着色剤:黒、シアン、マゼンタ、イエロー)しか図示していないが、この他に処理液用カートリッジが1〜4個(処理液を必要とする着色剤インク用に)装着される。なお、噴射信頼性が高い色など処理液が必要でない場合もある。
次に、インクジェット記録装置の機構部について図2及び図3を参照して詳細に説明する。なお、図2は同機構部の全体構成を説明する概略構成図、図3は同機構部の要部平面説明図である。
図2に示すように、給紙トレイ2の用紙積載部(圧板)21上に積載した用紙22を給紙するための給紙部として、半月状のコロである給紙コロ23と、給紙コロ23側に付勢分離パッド24とを備える。
給紙コロ23は、用紙積載部21から用紙22を1枚ずつ分離給送し、分離パッド24は、摩擦係数の大きな材質から成り、給紙コロ23に対向して備えられる。
また、給紙部から給紙された用紙22を記録ヘッド14の下方側へ搬送するための搬送部として、搬送ベルト31と、カウンタローラ32と、搬送ガイド33と、先端加圧コロ35と、を備える。また、搬送ベルト31表面を帯電させるための帯電手段である帯電ローラ36が備えている。
カウンタローラ32は、給紙部からガイド25を介して送られる用紙22を搬送ベルト31との間で挟んで搬送を行う。搬送ガイド33は、カウンタローラ32と搬送ベルト31に挟まれて略鉛直上方に送られる用紙22を案内して、押さえ部材34で搬送ベルト31側に付勢されている先端加圧コロ35で搬送ベルト31に押し付け、略90°方向転換させる。
このとき、図示しない制御回路によって高圧電源から帯電ローラ36に対してプラス出力とマイナス出力とが交互に繰り返すように、つまり交番する電圧が印加され、搬送ベルト31が交番する帯電電圧パターン、すなわち、周回方向である副走査方向に、プラスとマイナスが所定の幅で帯状に交互に帯電されたものとなる。このプラス、マイナス交互に帯電した搬送ベルト31上に用紙22が給送されると、用紙22が搬送ベルト31に静電的に吸着され、搬送ベルト31の周回移動によって用紙22が副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ13を移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド14を駆動することにより、停止している用紙22にインク滴が吐出され1行分の記録が行われる。1行分の記録後、用紙22は所定量搬送され、次の行の記録が行われる。その後、記録終了信号、又は用紙22の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、用紙22は、排紙トレイ3に排紙される。
ここで、搬送ベルト31は、無端状ベルトであり、搬送ローラ37とテンションローラ38との間に掛け渡されており、図3に示すようにベルト搬送方向に周回するように構成している。
帯電ローラ36は、搬送ベルト31の表層に接触し、搬送ベルト31の回動に従動して回転するように配置され、加圧力として軸の両端に各2.5Nをかけている。
また、搬送ベルト31の裏側には、記録ヘッド14による印写領域に対応してガイド部材41が配置される。ガイド部材41は、上面が搬送ベルト31を支持する2つのローラ(搬送ローラ37とテンションローラ38)の接線よりも記録ヘッド14側に突出している。これにより、搬送ベルト31は、印写領域ではガイド部材41の上面にて押し上げられてガイドされるので、高精度な平面性が維持される。
さらに、ガイド部材41の搬送ベルト31の裏面と接触する面側には、主走査方向、すなわち搬送方向と直交する方向に複数の溝を形成して、搬送ベルト31との接触面積を少なくし、搬送ベルト31がスムーズにガイド部材41表面に沿って移動できるように構成される。
また、記録ヘッド14で記録された用紙22を排紙するための排紙部として、分離爪51と、排紙ローラ52と、排紙コロ53と、排紙トレイ3とを備える。
分離爪51は、搬送ベルト31から用紙22を分離し、排紙ローラ52、及び排紙コロ53によって排紙ローラ52の下方に備えられた排紙トレイ3へと排紙される。なお、排紙ローラ52と排紙コロ53との間から排紙トレイ3までの高さは、排紙トレイ3にストックできる量を多くするためにある程度高くされている。
また、装置本体1の背面部には両面給紙ユニット61が着脱自在に装着されている。この両面給紙ユニット61は、搬送ベルト31の逆方向回転で戻される用紙22を取り込んで反転させ、再度カウンタローラ32と搬送ベルト31との間に給紙する。また、この両面給紙ユニット61の上面には、手差し給紙部62が設けられている。
図3に示すように、キャリッジ13は、図示しない左右の側板に横架したガイド部材であるガイドロッド11とステー12とで主走査方向に摺動自在に保持され、図示しない主走査モータによって図の矢示方向に移動走査する。
キャリッジ13は、インク滴を吐出するための複数のインクジェットヘッドからなる記録ヘッド14を複数のノズルを主走査方向と交叉する方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。
さらに、キャリッジ13の走査方向の一方側(両側でも可)の非印字領域には、記録ヘッド14のノズルの状態を維持し、回復するための維持回復機構であるサブシステム71が備えられる。
サブシステム71には、記録ヘッド14a,14b,14c,14dの各ノズル面をキャッピングするためのキャップ部材72A、72B、72C、72Dと、ノズル面をワイピングするためのワイパーブレード73等を備えている。
印字(記録)待機中にはキャリッジ13は、サブシステム71側に移動し、キャップ部材72A、72B、72C、72Dで記録ヘッド14a、14b、14c、14dのキャッピングが行われる。これにより、ノズルを湿潤状態に保つことができ、インク乾燥による吐出不良を防止し、また、記録開始前、記録途中などに記録と関係しないインクを吐出する回復動作を行って、安定した吐出性能を維持している。
図4は、記録ヘッドの構成図である。記録ヘッド14は、イエローのインク滴を吐出する多数のノズルNからなるノズル列14yn、及び処理液のインク滴を吐出する多数のノズルNからなるノズル列14synとを有するイエロー液滴吐出ヘッド14aと、同様にマゼンタのノズル列14mnと処理液のノズル列14smnを有するマゼンタ液滴吐出ヘッド14bと、同様にシアンのノズル列14cnと処理液のノズル列14scnを有するシアン液滴吐出ヘッド14cと、同様にブラックのノズル列14knと処理液のノズル列14sknを有するブラック液滴吐出ヘッド14dの4ヘッドを有する。
インクジェットヘッドとしては、圧電素子などの圧電アクチュエータ、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いて液体の膜沸騰による相変化を利用するサーマルアクチュエータ、温度変化による金属相変化を用いる形状記憶合金アクチュエータ、静電力を用いる静電アクチュエータなどをインクを吐出するためのエネルギー発生手段として備えたものなどが使用できるが、本実施形態では圧電アクチュエータ(圧電素子)をエネルギー発生手段に用いたヘッドを搭載している。
次に、本発明の実施形態における記録装置の液体供給装置であるインク供給装置について図5から図8を用いて詳細に説明する。
なお、図5はインク供給装置に係わる分解斜視説明図、図6はサブタンクの分解斜視説明図(図ではサブタンクの片側しか図示していないが、背面にもうひとつのサブタンクが重ねられる)、図7は同サブタンクの模式的側面説明図、図8は図7に示すA−A切断線に沿う概略断面説明図である。
図5に示すように、キャリッジ13は、記録ヘッド14の各ノズル列にそれぞれ各色のインクを供給するための各色の液体容器であるサブタンク15を搭載している。
サブタンク15は、インク供給チューブ16を介して前述した各色のメインタンク10からインクが補充供給される。ここで、メインタンク10は、それぞれ各色に対応してイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各色のインク、及びそれぞれの色の処理液を収容している合計8個のカートリッジ(記録液4個、処理液4個)である(図では4個しか記載していない)。
すなわち、着色インク、及び処理液は、それぞれ左右のサブタンク15に供給され、同一のヘッド面上に装着されている。キャリッジ13は、このような処理液と着色インクのサブタンクを同一ヘッド面上に設けたヘッドを、各色ごとに必要な個数備えている。
図6で示すように、サブタンク15は、インクを収容するインク収容部100を形成する容器本体(ケース本体)101に、インク収容部100の開口(サブタンク15の一面)を封止する可撓性を有するフィルム状部材(可撓性フィルム状部材)102が接着、又は溶着などで貼り付けられる。
更に、インク収容部100内部には、ケース本体101とフィルム状部材102との間にフィルム状部材102を外方に付勢するための弾性部材であるバネ(スプリング)(103)が備えられる。
さらに、フィルム状部材102は、弾性部材103に対応して凸部形状となる膨らみ部102dを形成してその外面に補強部材104を貼り付けている。このように、可撓性フィルム状部材102に凸部を設けることで弾性部材103(ここではバネ)を安定して保持することができる。この場合、可撓性フィルム状部材102は、シート状のフィルム部材を凸形状に成形して作製することで、容易に凸部を形成することができる。
ここで、フィルム状部材102は単層構成でもよいが、図8(a)に示すように、種類の異なる第1層102aと、第2層102bと、をラミネートした二層構成、例えばポリエチレンとナイロンのフィルム状部材をラミネートした構成としたり、図8(b)に示すように、第1層102a上にシリカ蒸着層102cを形成した構成としてもよい。
フィルム状部材102は、種類の異なる2層以上の構成とすることで、収容するインクに対する耐液性の向上を図れる。この場合、ポリエチレンとナイロンの積層構成とすることによって、インクに対する耐液性を確実に確保することができる。また、フィルム状部材102にシリカ蒸着層を含むことでも収容するインクに対する耐液性の向上を図ることが可能である。
また、フィルム状部材102の厚さは、10〜100μmであることが好ましい。10μm未満である場合には、経時劣化による破損などが生じ易くなり、また100μmを越えると、可撓性が低下して負圧の効率的な発生が困難になるおそれがある。
また、ケース101は、インク収容部100にインクを補充するためのインク導入路部111が設けられており、インク導入路部111とインクカートリッジ10に接続された供給チューブ16とを接続するための連結手段112は、着脱自在に装着されている。なお、インクカートリッジ10とサブタンク15との間にはインクカートリッジ10からサブタンク15にインクを圧送するために後述する送液ポンプが設けられる。
さらに、ケース101の下部には、インク収容部100から記録ヘッド14にインクを供給するための連結部材113が取り付けられ、連結部材113には、記録ヘッド14のインク供給路114を形成され、インク収容部100との間にはフィルタ115を介装している。
また、ケース101の上部には、インク収容部100から空気を出すための空気流路121を形成している。この空気流路121は、インク収容部100に開口が臨む入口流路部分122と、入口流路部分122に続く流路部分(これを「直交流路部分」という。)123とを含み、下流側でケース101に設けた大気開放穴131に連通し、更に大気開放穴131よりも使用状態で下側になる部分に蓄積部126を連続して形成している。
大気開放穴131には、サブタンク15内の密閉状態、及び大気開放状態を切り替えるための大気開放手段である大気開放弁機構132を設けている。大気開放弁機構132は、ホルダ133内に弁座134、弁体であるボール135、及びボール135を弁座134側に付勢するスプリング136を収納して構成される。
蓄積部126の作用について詳細に説明すると、装置本体が傾けられたり、揺らされたりしたときには、空気流路121内にインクが侵入する可能性が高くなるため、空気流路121から侵入したインクを蓄積部126に蓄積できるようにして、輸送時に落下等されインクが侵入しても、大気解放口131、及び大気解放口131を開閉する大気開放弁機構132内にインクが侵入して固まるなどして大気開放弁機構132が作動不良になることを防止している。
また、ケース101の上部には、サブタンク15内のインク量が所定量以下になったこと(この状態を「インク無し」とする)を検知するための2本の検知電極141、142を装着している。
検知電極141、及び142がいずれもインクに浸されている状態と、少なくとも一方がインクに浸されていない状態とを検知電極141、142間の導通状態の変化によって検知することによってインク無し状態を判別することができる。
さらに、サブタンク15の大気開放弁機構132のボール135をスプリング136に抗して、押圧して大気開放するための大気開放ピン153を進退可能に配設している。
そして、図5に示すように、装置本体側には、大気開放ピン153を作動させるためのレバー161を備えた駆動ユニット162を配置している。
なお、本実施形態においては、図7に示すように1つの記録ヘッド14に対して2つのサブタンク15を配置するために、2つのサブタンク15の背面を合わせて一体化している。
この場合、サブタンクの片側が記録液、片側が処理液になる。2つのインク収容部100間の隔壁部分100aは、共通にすることもできる。また、処理液は、記録液の着色剤濃度を低減した低顔料濃度記録液であってもよい。
上記のように構成したインク供給装置のインク供給処理について説明する。まず、駆動ユニット162で大気開放ピン153を作動させて、サブタンク15の大気開放弁機構132を開状態にすることにより、サブタンク15内を大気解放状態にする。
そして、インクカートリッジ10から送液機構によってインクをサブタンク15に送液して補充供給する。このとき、サブタンク15内の空気は、大気開放弁機構132を通じて排出されることになる。
可撓性フィルム状部材102には、バネ103の付勢力が掛かっているため、サブタンク15内には負圧が発生する。
このように可撓性フィルム状部材と弾性部材とによってサブタンク内に負圧を発生させることができるので、負圧発生機構が簡単になる。
次に、サブシステム71の構成について図9、及び図10を参照して詳細に説明する。
なお、図9は、サブシステムの平面説明図、図10はサブシステムの模式的概略構成図である(吸引キャップ72C、72Dは図示せず)。
図9に示すように、フレーム211は、4つのキャップホルダ212A、212B、212C、212D(以下全て併せて「キャップホルダ212」という)と、空吐出受け213と、清浄化手段としての弾性体を含むワイピング部材であるワイパーブレード73と、キャリッジロック215とがそれぞれ昇降可能に保持されている。
キャップホルダ212A、212B、212C、212Dは、それぞれ各記録ヘッド14a、14b、14c、14dのノズル面をキャッピングするキャップ72A、72B、72C、72D(以下これらを「キャップ72」という)を保持している。
図10に示すように、印字領域に最も近い側のキャップホルダ212Aに保持したキャップ72Aには、チューブ219を介して吸引手段であるチューブポンプ220(吸引ポンプ)が接続される。一方、その他のキャップ72B、72C、72Dは、チューブポンプ220を接続していない。すなわち、キャップ72Aのみを回復及び保湿用キャップとし、他のキャップ72B、72C、72Dは、単なる保湿用キャップとしている。
したがって、記録ヘッド14の回復動作やサブタンク15へのインク供給動作を行なうときには、記録ヘッド14をキャップ72Aによってキャッピング可能な位置に選択的に移動する。
また、キャップホルダ212A、212B、212C、212Dの下方にはカム軸221が回転可能に配置される。
カム軸221には、キャップホルダ212A、212B、212C、212Dを昇降させるためのキャップカム222A、222B、222C、222Dと、ワイパーブレード73を昇降させるためのワイパーカム224、キャリッジロック215をキャリッジロックアーム217を介して昇降させるためのキャリッジロックカム227をそれぞれ設けている。
さらに、ワイパーブレード73の印字領域側には、ワイパーブレード73を清浄化するために、矢示方向に揺動可能で図示しないスプリングでワイパーブレード73から離れる方向に付勢してワイパークリーナ218が配置され、カム軸221にはワイパークリーナ218を揺動させるためのワイパークリーナカム228を設けている。
キャップ72は、キャップカム222A、222B、222C、222Dにより昇降させられる。
ワイパーブレード73は、ワイパーカム224に昇降させられ、下降時にワイパークリーナ218が進出して、ワイパークリーナ218と空吐出受け213とに挟まれながら下降することで、ワイパーブレード73に付着したインクを空吐出受け213に掻き落とす。空吐出受けの部分には、しばしばインクが凝固してしまうため、それを掻き落とす掻き落とし機構が備えられている。具体的には片方向にインクを掻き落とすワイパー構造のものであり、この部分に処理液を印写するとインクがスムーズに掻き落とされる。
キャリッジロック215は、図示しない圧縮バネによって上方(ロック方向)に付勢されて、キャリッジロックアーム217で昇降させられる。
チューブポンプ220、及びカム軸221を回転駆動するために、モータ231の回転をモータ軸231aに設けたモータギヤ232に、チューブポンプ220のポンプ軸220aに設けたポンプギヤ233を噛み合わせ、更にポンプギヤ233と一体の中間ギヤ234に中間ギヤ235を介して一方向クラッチ237付きの中間ギヤ236を噛み合わせ、中間ギヤ236と同軸の中間ギヤ238に中間ギヤ239を介してカム軸221に固定したカムギヤ240を噛み合わせている。
また、カム軸221には、ホームポジションを検出するためのホームポジションセンサ用カム241を設け、サブシステム71に設けた図示しないホームポジションセンサにてキャップ72が最下端に来たときにホームポジションレバー(不図示)を作動させ、センサが開状態になってモータ231(ポンプ220以外)のホームポジションを検知する。
なお、電源オン時には、キャップ72(キャップホルダ212)の位置に関係なく上下(昇降)し、移動開始までは位置検出を行わず、キャップ72のホーム位置(上昇途中)を検知した後に、定められた量を移動して最下端へ移動する。その後、キャリッジが左右に移動して位置検知後キャップ位置に戻り、記録ヘッド14がキャッピングされる。
サブシステム71においては、モータ231が正転することによってモータギヤ232、中間ギヤ233、ポンプギヤ234、中間ギヤ235、236までが回転し、チューブポンプ220の軸220aが回転することでチューブポンプ220が作動して、回復・保湿用キャップ72A内を吸引する。なお、ギヤ238以降のその他のギヤは、一方向クラッチ237によって回転が遮断されるので回転(作動)しない。
モータ231が逆転すると、一方向クラッチ237が連結されるので、モータ231の回転が、モータギヤ232、中間ギヤ233、ポンプギヤ234、中間ギヤ235、236、238、239を経て、カムギヤ240に伝達され、カム軸221が回転する。このとき、チューブポンプ220は、ポンプ軸220aの逆転では回転しない構造となっている。
次に、本発明の実施形態における画像形成装置の制御部の概要について図11のブロック図を参照して詳細に説明する。
制御部280は、CPU281と、ROM282と、RAM283と、不揮発性メモリ(NVRAM)284と、ASIC285とを備えている。
CPU281は、装置全体の制御を司り、ROM282には、CPU281が実行するプログラム、その他の固定データが格納されている。
また、RAM283は、画像データ等の一時格納に用いられ、不揮発性メモリ(NVRAM)284は、装置の電源が遮断されている間もデータを保持する。
ASIC285は、画像データに対する各種信号処理、並び替え等を行なう画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号の処理を行う。
また、制御部280は、I/F286と、ヘッド駆動制御部287と、ヘッドドライバ288と、主走査モータ駆動部291と、副走査モータ駆動部293、サブシステム駆動部294と、サブタンク駆動部295と、I/O296などを備えている。
I/F286は、ホスト側とのデータ、信号の送受を行なう。また、ヘッド駆動制御部287、及びヘッドドライバ288は、記録ヘッド14を駆動制御し、主走査モータ駆動部291は、主走査モータ290を駆動制御し、副走査モータ駆動部293は、副走査モータ292を駆動制御し、サブシステム駆動部294は、サブシステム71のモータ231の駆動制御を行い、サブタンク駆動部295は、サブタンク15の大気開放を行なう駆動ユニット162を駆動制御する。
また、I/O296は、サブタンク15の検知電極141、142の検知信号、及び図示しない各種センサからの検知信号の入力を行う。
さらに、制御部280には、装置に必要な情報の入力、及び表示を行なうための操作パネル297が接続されている。
次に、本画像形成装置における画像形成時の制御部の動作について説明する。
制御部280は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置、イメージスキャナなどの画像読み取り装置、デジタルカメラなどの撮像装置のホスト側からの印刷データ等をケーブル、或いはネットを介してI/F286で受信する。
そして、CPU281は、I/F286に含まれる受信バッファ内の印刷データを読み出して解析し、ASIC285にて必要な画像処理、データの並び替え処理等を行なってヘッド駆動制御部287に画像データを転送する。
なお、画像出力するためのドットパターンデータの生成は、例えばROM282にフォントデータを格納して行っても良いし、ホスト側のプリンタドライバで画像データをビットマップデータに展開して装置に転送するようにしても良い。
ヘッド駆動制御部287は、記録ヘッド14の1行分に相当する画像データ(ドットパターンデータ)を受け取ると、1行分のドットパターンデータを、クロック信号に同期して、ヘッドドライバ288にシリアルデータで送出し、また所定のタイミングでラッチ信号をヘッドドライバ288に送出する。
ヘッド駆動制御部287は、駆動波形(駆動信号)のパターンデータを格納したROM(ROM282で構成も可)と、該ROMから読出される駆動波形のデータをD/A変換するD/A変換器を含む波形生成回路、及びアンプ等で構成される駆動波形発生回路を含む。
また、ヘッドドライバ288は、ヘッド駆動制御部287からのクロック信号、及び画像データであるシリアルデータを入力するシフトレジスタと、シフトレジスタのレジスト値をヘッド駆動制御部287からのラッチ信号でラッチするラッチ回路と、ラッチ回路の出力値をレベル変化するレベル変換回路(レベルシフタ)と、レベルシフタでオン/オフが制御されるアナログスイッチアレイ(スイッチ手段)等を含み、アナログスイッチアレイのオン/オフを制御することで駆動波形に含まれる所要の駆動波形を選択的に記録ヘッド14のアクチュエータ手段に印加してヘッドを駆動する。
さらに、CPU281はI/O296を介して検知電極141、142の検知信号を取り込んで、サブタンク15のインク量が無くなったか否かを検出する。これにより、液量検知センサを構成している。
次に、サブタンク15内のインク残量を検出する方法について図12を参照に詳細に説明する。
図12は、サブタンクに設置されたインク満タン検知フィラーによる検知方法を示す図である。図のように、サブタンク15には、インク満タン検知フィラー301が、インク満タン検知フィラー支点300によって回転可能に、かつ回転バネによって膨らみ部102dに押接されるように設置されている。
このとき、サブタンク15内のインクが増減することにより、膨らみ部102dに押接部が押されてインク満タン検知フィラー先端302は主走査方向に移動することになる。従って、該インク満タン検知フィラー先端302の位置を読み取ることで、サブタンク15内のインク残量を検出することが出来る。
図13は、装置本体に設置されるフィラー検知センサの構成図である。キャリッジ13には、サブタンク15が搭載され、キャリッジ13が主走査方向に移動するときにインク満タン検知フィラー先端302a、302b、302c、302dが通過するように、透過型光センサであるフィラー検知センサ305が設置されている。
キャリッジ13の主走査方向の位置は、エンコーダセンサ303によってエンコーダスケール304を読み取ることで検出しており、フィラー検知センサ305でインク満タン検知フィラー先端302a、302b、302c、302dを検知したときの主走査位置から、サブタンク15内のインク残量を検出することが出来る。
図14は、サブタンク側でのインク供給量の検出方法を示す図である。インクチューブ310は、インクカートリッジ10からインク供給ユニット311を介してサブタンクに接続されている。コロ312の中心より上部には、DCモータとのモータ接続部(ギアの中心点313)が備えられており、機械的に接続がされ、DCモータの回転にあわせてコロ312も回転運動を行う。
コロが回転すると、モータ接続部313のない中心より下部のチューブをしごく部分が、矢印で示す回転方向に回転することによってインクチューブ310内のインク314をしごいて、インクカートリッジ10からサブタンク17へインク314の供給を行う。
図15は、インク供給ユニットにおけるインク供給時の動作を詳細に示す図である。インク供給ユニット311内のインクチューブ310をしごくコロ312におけるギアの中心点313はコロ312の中心点からずらして配置されており、コロ312のギアの中心点313からの距離がコロの両端で差異がでるため、コロの片側のしごく部分にてチューブをしごくことによりインクチューブ内のインクを押し出し、インクを供給する構成となる。
すなわち、コロ312は、図中矢視方向へと回転し、(a)から回転を始めるコロ312は、次に(b)、(c)で示す位置へと回転することに伴い、インクチューブをしごいてインクを上方へと押し出す。(c)で示す位置に達したコロ312は、次に(d)で示すように再びインクカートリッジに接続されるインクチューブをしごいてインクを押し出す。
サブタンク17へインク314が供給されると、サブタンク17が膨らむことによってフィラー301が開き、フィラー301を検知する光学センサ305によって、フィラー301の開きが検出される。光学センサ305による検知結果は、制御部に送られ、サブタンク17内へ一定量のインク314が供給されたことが検出される。
しかしながら、フィラー301を検知する制御回路は、インク供給ユニット311の動力源となるDCモータとは独立した回路となっており、フィラー301を検出する回路に異常があった場合には、インク供給量を検出できず場合によってはサブタンク17を破損させてしまう恐れがある。
図16は、モータの付加変動によるモータ電流の変動値について示す図である。図において、B点は、上方におけるコロ312がチューブを押圧することのない箇所を示し、A点は、それ以外のコロ312によってチューブが押圧される箇所を示している。
(b)に示すように、B点においてはコロ312を駆動するDCモータの負荷は、チューブを押圧しないため、チューブを押圧する箇所に比べて軽い状態となる。一方、A点では、コロ312がチューブを押圧する為、DCモータの負荷は重い状態となる。
すなわち、DCモータの負荷が重くなると、DCモータの駆動電流は高くなり、負荷が軽くなるとDCモータの駆動電流は軽くなる。(c)で示すように、インク供給ユニットの駆動電流を周期的に示すと、B点では負荷が軽くなる為、DCモータの駆動電流は低くなり、電流値の低い区間から次の電流値の低い区間まで(B点からB点まで)が360°の位相となる。
ところで、DCモータの回転速度の制御には、モータへ印加する電圧をPWM駆動する方法が知られている。しかしながら、PWM駆動をしたときにモータへ流れる電流は、PWMがONとなりモータを駆動している期間と、PWMがOFFとなりモータの回生電流が流れている期間が発生し、モータの駆動電流の変動が大きい。
図17は、PWM駆動によるモータ電流と付加変動によるモータ電流との関係を示す図である。(a)は、PWM駆動によるモータ電圧を、(b)は、モータ電流を示し、(c)には、付加変動によるモータ電流との比較図を示している。
図に示すように、モータの負荷変動による電流の変動量とPWM駆動によるモータ電流の変動量の関係が次式に示す関係となったときには、負荷変動による電流の変動を検出することが不可能となってしまう。
負荷変動による電流の変動量 < PWM駆動による電流の変動量
図18は、本発明の実施形態におけるコロにおけるギアの構成図を示す図である。インクチューブをしごくコロのギア330は、切欠き331が備えられる。
ギアの切欠き331は、コロ312のチューブをしごく部分とは反対側に設けられる。このように配置することにより、図19に示すように、コロのギアの切欠き331は、コロ312のチューブをしごく部分がインク供給ユニット内のインクチューブに接しない範囲に来たときにモータのギア321と接する事となり、モータ322に対しての負荷が最も軽い状態となる。
すなわち、図20(b)に示すように、ギアの切欠き331がモータのギア321側に回転しているときには、コロ312にはモータ322の駆動力が伝わることはなく、モータ負荷が軽い状態となる。またこのときには、コロ312のインクチューブをしごく部分がインクチューブと接していない為、コロ312の回転力に対するインクチューブの抵抗が無く、コロ312は、モータ322の駆動力が伝達されていたときの慣性でまわることが可能である。一方、図20(a)で示すように、コロのギア330がモータのギア321と噛み合っているときには、従来と同様に通常の負荷がかかることとなる。
なお、図20(c)は、本発明の実施形態におけるギアを用いた際のモータにかかる負荷を図示したものである。図のモータ負荷が著しく低下しているときには、図20(b)で示すように、コロのギア切欠き331がモータのギア321側にある状態で回転している。
このようにギアの切欠き331が、モータのギア321と噛む位置へあるときには、モータへの負荷は無く、モータは、空転状態となり無負荷時のトルクのみとなる。すなわち、ポンプのDCモータに対する負荷は、無負荷時と同等となり、モータの負荷を増加させることなく、モータの負荷の変動量を大きくすることができる。
図21は、モータ駆動電流の検知方法を示す図である。モータの駆動回路340には、電流の検出用抵抗341が接続され、該抵抗の電圧がA/Dコンバータ342にて読み取られる。
A/Dコンバータ342にて読み取られた検出電圧値は、制御部343に送られる。不揮発性メモリ344には、あらかじめギアの切欠き331がモータのギア321と接する時のモータ駆動回路340の電流が検出抵抗に流れたときに発生する電圧値が記憶されている。制御部は、検出抵抗から読み取った電圧値と不揮発性メモリ344に記憶された電圧値を比較し、検出抵抗から読み取った電圧値のほうが低ければ供給ユニットのギアの切欠き331がモータのギア321との接点に到達したと判断する。
図22は、モータ駆動電流からの駆動回数検出方法を示す図である。検出抵抗電圧が低下しているときが、ギアの切欠き331がモータのギア321側で回転しているときである。このように、検出抵抗電圧が低下する度にコロが1回転したと判断する。
図23は、コロの駆動回数による供給量算出方法を説明するための図である。
図23(a)において、コロがチューブを押圧しない位置をA点とすれば、(b)で示すようにモータ電流の低下するときには、コロのチューブをしごく場所がA点にきているため、モータ電流の低下回数からコロが何回転したかを算出することが可能である。
一方、あらかじめポンプの駆動一回あたりのインク供給量を測定しておき、その容量をVとする。例えば、図23(c)に示すようにインクチューブ310のポンプに対して一周の長さをL、インクチューブ310の内径の面積をSとすれば、ポンプの駆動一回あたりのインク供給量は、
V=L×S
で導きだされ、ポンプの駆動回数をNとすると、一回のインク供給動作でサブタンクに供給したインクの総量Fは、次式にて求めることができる。
F=V×N
本発明の実施形態によれば、図24に示すようにサブタンクを含むキャリッジ13がフィラー検出用の光学センサ305から離れた位置にあった場合においても、供給ユニットの負荷変動によるインク供給量の検出をすることで、サブタンク内のインクが減少したときに印字動作中においてもインク供給動作を実施することができる。
図25は、本発明の実施形態における供給ユニットの速度制御方法を示す図である。図25(a)は、標準の供給ユニット駆動時間、(b)は、供給ユニット駆動時間が長い場合、(c)は、供給ポンプ駆動時間が短い場合の制御方法を示す図である。
図中Tは、不揮発性のメモリにあらかじめ設定されるインク供給ポンプの一回の駆動にかかる標準時間である。駆動開始直後の最初のポンプ一回の駆動時間をカウントし設定された時間Tとは異なる場合には、モータへの駆動信号のPWM幅を変更することによって供給ポンプの負荷のバラつきに関わらず供給ポンプ駆動時間を一定に制御することが可能となる。
図25において、(a)では、標準時間Tと、モータ電流の低下周期が等しいため、制御の必要はない。一方、(b)は、コロの1回転に要した時間T1は、不揮発性メモリに記憶されている標準時間より長くかかっている。その場合には、PWM値を上昇させることによって、コロの1回転に要する時間を短くすることができ、補正後の時間T2を標準時間Tと同様の時間に保つことが可能となる。
また、(c)では、コロの1回転に要した時間T3は、不揮発性メモリに記憶されている標準時間より短い。その場合には、PWM値を下降させることによって、コロの1回転に要する時間を長くすることができ、補正後の時間T4を標準時間Tと同様の時間に保つことが可能となる。
図26は、供給ユニットの故障時の検出結果を示す図である。
モータの最大負荷でのコロの1回転にかかる時間をあらかじめ不揮発性のメモリに設定し、設定した十分に長い時間Tstopを経過しても、供給ユニットの負荷変動によってモータ電流値が閾値を下回らないときには供給ポンプに異常があると判断することができる。このようにして異常が判定された場合に、モーターの駆動を停止し、エラーを表示させることで予期しない不具合を防止することが可能となる。
表1に、光学センサによるインク残量検出と電流の負荷変動によるインク供給量検出を同時に用いた場合の故障検出判断基準を示す。
Figure 2010064464
サブタンクに取り付けたフィラーを光学的に読み取るセンサによるインク残量検出と供給ユニットの負荷変動によるインク供給量の検出とを同時に用いて比較し、それぞれの検出結果に差異があった場合、すなわち、一方が検知して他方が未検知であった場合には、センサ、または供給ユニットに異常があったと判断できるため、供給ポンプの駆動を停止する。
また、両検知手段がともに検知を行った場合には、インクが満タンであることを検出することができる。一方、両検知手段がともに未検知の状態では、インクが満タンになっていないことがわかる。
このように、インク残量検出とインク供給量検出とを両方用いて、二つの検出結果を比較することで検出機能の精度を向上させるとともに、いずれかが故障していることを即座に知ることが可能となる。
図27は、本発明の実施形態におけるインク供給エラー検出時のフローチャート図である。
インクの供給を開始し(ステップS11)、インク供給量の検出結果に異常が有ったか否かを判断する(ステップS12)。ここで異常が見つからなかった場合には、そのままインク供給を終了する(ステップS17)。
一方、ステップS12にて異常が認められた場合には、フィラーセンサの検知によるインク残量の検出を行う(ステップS13)。インク供給量の検出結果とインク残量の検出結果を比較し(ステップS14)、検出結果に差異が有るか無いかを判断する(ステップS15)。
ステップ15において検出結果に差異が見つからなかった場合には、そのままインク供給を終了し(ステップS17)、一方、検出結果に差異が認められた場合には、インク供給を終了するとともに、エラーを表示して(ステップS16)、ユーザに警告を促す。
本実施形態のように、供給ポンプの負荷変動によるインク供給量の検出に異常があったときのみにサブタンクに取り付けられたフィラーを光学的に読み取るセンサのインク残量検出を行うことにより、光学センサによるサブタンク内のインク残量検出の動作回数を低減させ、消費電力量を抑えることができる。
次に、精度良く検知を行うため、コロの負荷変動、及びギアの負荷変動を共に考慮した検知方法について詳細に説明する。
図28は、ギアの噛み合わせによる負荷変動を示す図である。すなわち、(a)では、ギアとギアが接触していて高負荷がかかる状態を示している。一方、(b)では、ギアとギアとが接触していない状態であり、このときには負荷が軽減されることになる。
図28(c)は、ギアの負荷変動によるモータ電流の変化を示す図である。すなわち、モータ電流が山になっているときには、ギアとギアとが接触しており、高負荷がかかる状態であり、谷になっているときには、ギアとギアが離れており、負荷が軽減された状態の電流である。
図29は、コロの負荷変動、及びギアの負荷変動を考慮したときのモータ電流の模式図である。
コロの負荷変動、及びギアの負荷変動は、DCモータの駆動電流と比例しているため、図のように、コロの負荷変動が軽減されるときには、ギアの負荷変動に対していっそう電流が低下することとなる。
図30は、コロの負荷変動、及びギアの負荷変動によるDCモータの電流変化を検知するための検出手段を示す図である。DCモータの駆動回路340には、電流の検出用抵抗341が接続され、該抵抗の電流値をインク供給モータ制御回路358にて読み取られる。
インク供給モータ制御回路358は、基準値A351と、基準値B352と、をメモリ内に格納しており、読み取ったDCモータの電流値とそれぞれの基準値とを比較回路A354と、比較回路B355とで比較する。例えば、基準値A351は、ギアによる電流の平均値であり、基準値B352は、ギアによる電流変化よりも十分小さく、コロによる電流変化との合成電流以上の値とすれば良い。
このように基準値及び、比較回路をそれぞれ2系統備える事により、コロによる電流変化と、ギアによる電流変化とを分離する事が可能となる。なお、基準値は設定可能な構成とする事で、負荷の変更等による対応を容易にする事が可能となる。
また、インク供給モータ制御回路358は、カウンタ回路A356、及びカウンタ回路B357とを備え、比較回路A354と、比較回路B355からの出力を受け、後述する方法にてそれぞれの回転数をカウントする。
図31は、DCモータの電流変化と比較回路の出力を示す図である。すなわち、コロによる負荷変動は、ギアによる負荷変動よりも大きくなるため、基準値Aを基準値Bより低い値として保持し、基準値Aからモータ電流が外れ、基準値Bに電流が達したときには、コロによる電流変化であるとして検出することが可能となる。
図32は、比較回路による出力からコロの位置(角度)を検出するための説明図である。比較回路A354の出力は、コロによる電流変化であり、比較回路B355による出力は、ギアによる電流変化である。
コロによる電流変化は、上述したように360°で1回変動する。一方、ギアによる電流変化は、ギアの歯数だけ変動する。
そこで、比較回路A354の出力をカウンタ回路B357のクリア信号として使用し、比較回路B355の出力をカウンタ回路のカウントアップの信号とすると、カウンタ回路B355の出力は、高負荷領域の歯数を検出したものとなる。
また、低負荷領域での歯数は設計段階で決定している為、パラメータ化しておく事により、下記計算式でコロの位置(角度)を算出する事が可能となる。
コロの位置(角度)=360÷(カウンタ回路B355の出力+低付加領域での歯数)
なお、低負荷領域の歯数は設定可能なパラメータとする事により、供給ユニットの変更等への対応が容易となる。また、上記実施形態のように低付加領域で触れることになる歯を切欠くと、上式の低付加領域での歯数は、本来切欠かなければ噛み合っていた歯数を用いて計算することになる。
図33は、インク供給量を算出する為の手段を示した図である。(a)は、コロによる電流変化からの回転回数、(b)は、ギアによる電流変化からのコロの回転位置を示す図である。
本実施形態により、コロの回転数及び、前述のコロの位置(角度)を求めることができるため、コロ1回転でのインク供給量を、あらかじめ設定しておく事により、インク供給量を算出する事が可能となる。なお、インク供給量は任意に設定可能とする。
カウンタ回路A354の出力はコロの回転数であり、カウンタ回路B355の出力はコロの角度である事から、インク供給量は、下記より算出する事が可能である。
インク供給量=(1回転でのインク供給量×カウンタ回路A354の出力)+(1回転でのインク供給量÷カウンタ回路B355の出力)
また、上記実施形態においては、コロによる低負荷時に対応するギアの歯を切欠くことなく用いた場合について説明を行ったが、ギアの歯を切欠いても同様に実施することが可能であり、その場合には、低負荷時の電流がより顕著に現れるため、高精度にコロによる電流変化を検出することが可能である。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範囲な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更が可能である。
インクジェット記録装置の概観図である。 インクジェット記録装置の全体構成図である。 インクジェット記録装置の機構部の要部平面説明図である。 インクジェット記録装置の記録ヘッド部を示す図である。 インク供給装置に係る分解斜視説明図である。 サブタンクの分解斜視説明図である。 サブタンクの側面説明図である。 フィルム状部材の構成図である。 サブシステムの構成図である。 サブシステムの概略構成図である。 画像形成装置のブロック図である。 インク満タン検知フィラーの構成図である。 インク満タン検知フィラーの満タン検知方法を示す図である。 インク供給ユニットの構成図である。 供給ポンプの動作説明図である。 モータ負荷変動によるモータ電流を示す図である。 モータをPWM駆動したときの負荷変動によるモータ電流の変動を検出する方法の課題点の説明図である。 本発明の実施形態に係るモータ接続部の構成図である。 本発明の実施形態に係るインク供給ユニットの構成図である。 コロの動作説明図である。 モータ駆動電流を検知するための構成図である。 切欠きを有するギアによるモータの検出抵抗電圧を示す図である。 モータ駆動電流からのインク供給ユニットの駆動回数検出の説明図である。 フィラーセンサとの位置関係を示す図である。 インク供給ユニットにおける速度制御方法の説明図である。 インク供給ユニットにおける故障検出方法の説明図である。 インク供給エラー検出のフローチャート図である。 ギア自体の負荷変動を示す図である。 コロとギアの負荷変動をともに考慮したときのモータ電流を示す図である。 コロとギアの負荷変動による電流変化をそれぞれ検出するための構成図である。 モータの電流変化と比較回路の出力を示す図である。 ギアの噛み合い数のカウント方法を示す図である。 インク供給量算出手段を示す図である。 従来のモータとコロの接続構成を示す図である。
符号の説明
312 コロ
321 ギア
322 モータ
330 ギア
331 ギアの切欠き
351 基準値A
352 基準値B
353 モータ電流値
354 比較回路A
355 比較回路B
356 カウンタ回路A
357 カウンタ回路B
358 インク供給モータ制御回路

Claims (10)

  1. インクカートリッジからチューブを介してインクを貯蔵し、記録ヘッドに供給するインク貯留手段と、
    中心部とは異なる位置に回転軸を有し、回転しながら前記チューブを押圧してインクを押し出すインク押出手段と、
    前記インク押出手段を駆動させる駆動手段と、
    前記インク押出手段が前記チューブを押圧しない位置では、噛み合わないように前記インク押出手段の押出部分と反対の側に切欠きが設けられた前記モータからの駆動力を伝える駆動力伝導手段と、を備えることを特徴とするインク供給ユニット。
  2. 前記駆動手段の駆動電流を検知する電流検知手段と、
    予め前記インク押出手段が前記チューブを押圧していない状態にて発生する前記駆動手段の電流値を格納する電流格納手段と、
    前記電流検知手段によって検知した電流値と、前記電流格納手段に格納されている電流値とを比較して、前記インク押出手段の回転を検知する回転検知手段を備えることを特徴とする請求項1記載のインク供給ユニット。
  3. 前記インクの供給量を前記回転検知手段にて検知される前記インク押圧手段の回転数と、予め記憶した前記インク押圧手段の1周あたりの供給量から算出するインク供給量算出手段を備えることを特徴とする請求項2記載のインク供給ユニット。
  4. 前記インク押出手段の1回転に要する設定時間を格納する駆動時間格納手段と、
    前記回転検知手段によって検知される前記インク押出手段の1回転にかかった時間とを比較して、異なる場合に前記設定時間と等しくなるように前記駆動手段を制御しり駆動制御手段を備えることを特徴とする請求項2又は3記載のインク供給ユニット。
  5. 前記インク貯留手段が満タンになると押し出されて異なる位置へと移動するフィラーと、
    前記フィラーの位置を検知するフィラー検知手段と、
    前記フィラー検知手段による検知結果から前記インク貯留手段が満タンであることを判断するインク量検出手段を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のインク供給ユニット。
  6. 前記駆動時間格納手段は、前記インク押出手段の正常時にかかる1回転の最長時間を格納し、前記回転検知手段による検知結果が最長時間を超える場合には、異常と判断する第1の異常判別手段を備えることを特徴とする請求項4又は5記載のインク供給ユニット。
  7. 前記インク量検出手段による検知結果と、前記第1の異常判別手段とによる判断結果とを参照して、状態を判別する第2の異常判別手段を備えることを特徴とする請求項6記載のインク供給ユニット。
  8. 前記駆動手段の駆動電流を検知する電流検知手段と、
    前記電流検知手段にて検出した電流から、前記インク押出手段の負荷変動による電流を予め記憶された第1の基準値から比較を行って出力する第1の電流出力手段と、
    前記電流検知手段にて検出した電流から、前記駆動力伝導手段の負荷変動による電流を予め記憶された第2の基準値から比較を行って出力する第2の電流出力手段と、を備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のインク供給ユニット。
  9. 前記第1の電流出力手段による出力信号をクリア信号として用い、前記第2の電流出力手段による出力信号をカウントするカウント手段を備えることを特徴とする請求項8記載のインク供給ユニット。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載のインク供給ユニットを備えることを特徴とする記録装置。
JP2008235735A 2008-09-12 2008-09-12 インク供給ユニット、及び記録装置 Withdrawn JP2010064464A (ja)

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