JP2011183617A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】サブタンク35にインクを送液し、電極ピン208b、208cでインク液面を検知したときから、電極ピン208c、208aでインク液面を検知するまでの時間を算出し、算出した経過時間Δtと、電極ピン208cと電極ピン208bの長さの差Δh、サブタンク35の横断面積ΔAに基いて、インク液面の移動速度に対応する送液速度Vを得て、送液速度Vからインク粘度を得る。
【選択図】図9
Description
液滴を吐出する記録ヘッドと、
前記記録ヘッドに液体を供給するサブタンクと、
前記サブタンクに供給する前記液体を収容するメインタンクと、
前記メインタンクと前記サブタンクとの間に設けられた送液手段と、
前記サブタンクに設けられた複数の長さの異なる電極ピン部材と、
前記メインタンクから前記サブタンクに前記液体を送液し、又は、前記サブタンクから前記メインタンクに前記液体を送液し、前記電極ピン部材の導通状態を検出して前記サブタンク内の液面の移動速度を検出し、前記検出された前記液面の移動速度に基づいて前記液体の粘度を検出する粘度検出手段と、を備えている
構成とした。
この画像形成装置はシリアル型インクジェット記録装置であり、装置本体1の左右の側板21A、21Bに横架したガイド部材である主従のガイドロッド31、32でキャリッジ33を主走査方向に摺動自在に保持し、後述する主走査モータによってタイミングベルトを介してキャリッジ主走査方向に移動走査する。
このインク供給系は、記録ヘッド34にインクを供給するサブタンク35と、サブタンク35に供給するインクを収容したメインタンクとしてのインクカートリッジ10と、インクカートリッジとサブタンク35との間に設けられた、チューブポンプなどの可逆型(供給及び吸引を行なえる意味)ポンプからなる送液ポンプ241とを備え、送液ポンプ241を駆動する駆動モータ242を駆動制御して、インクカートリッジ10からサブタンク35にインクを送液し(正転送液)、サブタンク35からインクカートリッジ10にインクを送液する(逆転送液)。
サブタンク35は、インクを保持するための一側部が開口したインク収容部を形成するタンクケース201を有し、このタンクケース201の開口部は可撓性フィルム203で密閉し、タンクケース201内に配置した弾性部材としてのバネ204によってフィルム203を常時外方へ付勢している。これにより、タンクケース201のフィルム203がバネ204によって外方への付勢力が作用しているので、タンクケース201内のインク残量が減少することによって負圧が発生する。
ここでは、図6に示すように、装置本体側には、キャリッジ33が主走査方向に移動するときに各サブタンク35の変位部材(満タン検知フィラ)205の先端205aが通過する位置に、前述した透過型光センサである満タン検知センサ301が設置されている。ここで、キャリッジ33の主走査方向の位置は、エンコーダセンサ331によってキャリッジ主走査方向に沿って配置されたエンコーダスケール332を読み取ることで検出している。
この制御部500は、この装置全体の制御を司り、本発明に係る粘度検出手段、判別手段、送液ポンプ241の駆動力を変更する手段などを兼ねるCPU501と、CPU501が実行するプログラム、その他の固定データを格納するROM502と、画像データ等を一時格納するRAM503と、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための書き換え可能な不揮発性メモリ504と、画像データに対する各種信号処理、並び替え等を行う画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASIC505とを備えている。
まず、サブタンク35には前述したように3本(3本以上であればよい。)の電極ピン208a、208b、208cを設けている。この電極ピン208a、208b、208cの長さ(サブタンク内の長さの意味)の関係は、図10にも示すように、208a>208b>208cとい、高さ方向における下端位置は、電極ピン208aが最も低く、電極ピン208bが中間、電極ピン208cが最も高いとする。
インク粘度は温度にも依存して特性が変化するため、送液速度とインク粘度の関係を一義的に定めると、本来のインク粘度を正しく検出できない可能性がある。
送液ポンプ241として使用しているチューブポンプ(チュービングポンプ)を駆動する駆動モータ242の回転速度は、フィードバック制御して一定に保つこともできるが、速度検出手段が必要になるためにコストが高くなる。
前述したように送液ポンプ241を駆動してインクカートリッジ10からサブタンク35にインク供給を行ったとき、所定時間が経過しても、電極ピン208でインクを検知できない場合に、インクが送液されていないことになる。
例えば、インク粘度aのインクAを収容したインクカートリッジ10を使用し、その後インクAが供給チューブ36やサブタンク35内に残存した状態で、インク粘度bのインクBのインクカートリッジ10に交換した場合、インク供給系のインク粘度は、インクAにインクBが漸次置換されていくことから、インクAとインクBの混合度によって、図15に示すように変化する。
本実施形態では、検出したインク粘度が本画像形成装置が予定しないインク粘度である場合などに、その旨を操作パネル514やホスト600側のプリンタドライバ601を通じて表示することでユーザに通知している。
33 キャリッジ
34、34a、34b 記録ヘッド(液体吐出ヘッド)
35 サブタンク
81 維持回復機構
208〜208c 電極ピン部材
241 送液ポンプ
500 制御部
600 ホスト(情報処理装置)
Claims (5)
- 液滴を吐出する記録ヘッドと、
前記記録ヘッドに液体を供給するサブタンクと、
前記サブタンクに供給する前記液体を収容するメインタンクと、
前記メインタンクと前記サブタンクとの間に設けられた送液手段と、
前記サブタンクに設けられた複数の長さの異なる電極ピン部材と、
前記メインタンクから前記サブタンクに前記液体を送液し、又は、前記サブタンクから前記メインタンクに前記液体を送液し、前記電極ピン部材の導通状態を検出して前記サブタンク内の液面の移動速度を検出し、前記検出された前記液面の移動速度に基づいて前記液体の粘度を検出する粘度検出手段と、を備えている
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記粘度検出手段は、前記検出された前記液面の移動速度と環境温度に応じて前記液体の粘度を検出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記検出した液体の粘度に応じて前記送液手段の駆動量を変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記送液手段を駆動して前記サブタンクに送液するときに、予め定めた所定時間経過しても前記サブタンクに前記液体が送液されないと判別手段と、前記所定時間を前記検出した液体の粘度に応じて変更する手段とを備えていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記粘度検出手段は、前記メインタンクが交換されたときに、複数回の検出動作を行うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010049758A JP2011183617A (ja) | 2010-03-05 | 2010-03-05 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010049758A JP2011183617A (ja) | 2010-03-05 | 2010-03-05 | 画像形成装置 |
Publications (1)
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JP2011183617A true JP2011183617A (ja) | 2011-09-22 |
Family
ID=44790490
Family Applications (1)
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JP2010049758A Pending JP2011183617A (ja) | 2010-03-05 | 2010-03-05 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2011183617A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2010
- 2010-03-05 JP JP2010049758A patent/JP2011183617A/ja active Pending
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