JP5471312B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は液滴を使用して画像形成を行う方式の画像形成エンジンを備えたプリンタ、フ
ァックス、複写機あるいはこれらの機能を複合したデジタル複合機などの画像形成装置に関する。
一般に、プリンタ、ファックス、複写機あるいはこれらの機能を複合したデジタル複合機などの画像形成装置では、画像形成部に電子写真方式を採用したものが知られているが、例えば、記録液の液滴を吐出する液体吐出ヘッドで構成した記録ヘッドを用いて、被記録媒体(以下「用紙」とも称するが、材質を限定するものではなく、また、記録媒体、転写材なども同義で使用する。)を搬送しながら、記録液の液滴(インク滴)を用紙に付着させて画像形成(印刷、印字も同義語で用いる。)を行う所謂インクジェット方式の画像形成部を搭載したものがある。
このような液滴吐出式の記録ヘッドを使用する画像形成装置では、液体であるインクをリザーバタンクから吸引し、吸引したインクを吐出するため、印字する際に、その印字するインクが吸引できているかどうかが問題となる。そのため、吸引できていれば、印字可能であるが、吸引できていなければ、記録ヘッドが使用不能であり、画像形成装置は動作を停止し、その旨、ユーザに通知する。
このような技術として、例えば、特許文献1あるいは2に記載の発明が公知である。このうち、特許文献1(特開平11−188864号公報)には、吸引ポンプ及び回復ポンプの回転駆動時に、回転検知センサによって、前記各ポンプの回転を検知し、その検知結果が異常なときに、異常と検知されたポンプの駆動を停止してエラー表示する技術が開示されている。
しかし、エラー表示するだけでは、画像形成装置による印字は実行されないので、特許文献2(特開2007−015153号公報)には、サブタンクに負圧に応じて変位する負圧検知レバーを変位可能に備え、サブタンクに対してインク充填(補充供給)動作を行うときに、負圧検知レバーの開きを検知することによってサブタンクに負圧異常が生じているか否かを検出し、負圧検知レバーが開いてサブタンクに負圧異常が生じているときには負圧検知レバーの開き量に応じて対応する記録ヘッドのノズルからインクを吸引することによってサブタンクの負圧を正常な状態に戻す負圧回復動作を行う技術が開示されている。
しかし、特許文献2記載の技術のように、サブタンク内の負圧が異常と検知した場合にサブタンクの負圧を正常な状態に戻す負圧回復動作を行ったとしても、吸引不良が起きた場合はサブタンクの負圧が異常となり負圧回復動作でポンプを回すことになるが、ポンプ内部がインクで固着した場合などはポンプの機能を果たさなくなるため吸引の効果は生じない。吸引不良の原因はチューブ詰り以外もあるがチューブ詰りの割合はかなり高い。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、吸引失敗の原因の多くの割合を占めるインク固着によるチューブ詰りが生じた場合においても、チューブ詰りを解消し、チューブ詰りによるマシンダウンを防止することにある。
前記課題を決するため、本発明は、記録液を吐出する記録ヘッドを使用して被記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、 前記記録ヘッドに対して密着し、又は前記記録ヘッドを開放するキャップと、前記キャップを介して前記記録ヘッドから記録液を吸引する吸引ポンプと、前記吸引ポンプから記録液の吸引が正常に行われたか否かを検知する検知手段と、前記検知手段が吸引に異常があると判断したとき、前記吸引ポンプを通常の吸引圧よりも高い吸引圧に設定して駆動し、吸引動作を行わせる制御手段と、前記記録ヘッドに供給する記録液を一時的に貯留するヘッドタンクと、前記ヘッドタンクの負圧状態を検知する負圧検知手段と、を備え、前記制御手段は、長期間不使用後に前記負圧検知手段により長期間不使用の前後で負圧状態に変化があったとき、前記吸引動作を行わせることを特徴とする。
なお、後述の実施形態では、記録ヘッドは符号403に、画像形成装置は画像形成装置本体1に、キャップは保湿吸引キャップ408a及び保湿キャップ408b,408c,408dに、吸引ポンプは符号409に、検知手段はインク収容部100、負圧検知レバー106及び透過形センサ151に、制御手段は主制御部301に、それぞれ対応する。
本発明によれば、上記のように構成されているので、インク固着によるチューブ詰りが生じた場合においても、チューブ詰りを解消し、チューブ詰りによるマシンダウンを防止することができる。
本発明の実施形態に係るインクジェット方式の画像形成装置の構成を示す図で、装置を用紙の排紙方向から見た状態を示す。 排出用チューブ内に固着したインクが残存したときの状態を概念的に示す図である。 インクジェット方式の画像形成エンジンに使用される吸引ポンプの駆動特性の一例を示す特性図である。 本発明の実施形態における記録ヘッドと記録ヘッドに接続されたサブタンクの構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態における画像形成装置の制御部の概略を示すブロック図である。 本発明の実施形態における負圧検知機構の概略構成を示す図である。 本発明の実施形態におけるインク吸引時の制御手順を示すフローチャートである。 他の実施形態におけるインク吸引時の処理手順を示すフローチャートである。
本発明では、インクの吸引不良と判断されたとき、チューブポンプのチューブ内にインクが固着している可能性があるため、ポンプの吸引圧力を上げて固着したインクを破壊し取り除く。これにより、チューブ内に固着したインクは存在しなくなり、インクを正常に吸引し、印字を継続することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るインクジェット方式の画像形成装置の構成を示す図で、装置を用紙の排紙方向から見た状態を示している。同図において、画像形成装置は、画像形成装置本体1内に、スキャナ2及び給紙カセット3を備え、更に、当該装置本体1内に画像形成エンジン4を備えている。スキャナ2は当該装置本体1の上部に設置され、給紙カセット3は底部に設けられている。
画像形成装置本体1内に備えられた画像形成エンジン4は、キャリッジ401、ロッド402、記録ヘッド403、インクカートリッジ404、インク回収容器405、メンテナンス装置406、及び搬送ベルト407を備えている。記録ヘッド403は、同図では、Y,M,C,Kの色毎に4個設けられ、キャリッジ401に搭載されている。キャリッジ401は、主走査方向に設置されたロッド402の軸方向に沿って摺動自在に装着され、用紙の全幅に渡って往復移動可能である。
インクカートリッジ404は、キャリッジ401に設けられた各記録ヘッド403用のサブタンク403tのインク収容部100(図4参照)に各色のインクを供給し、記録ヘッド403は、サブタンク403tのインク収容部100から供給されるインクを吐出する。インク回収容器405はキャリッジ401の走査方向の一側の端部の非印字領域に設けられ、空吐出を行うときの液滴を受けて、インクを回収する。空吐出は、記録中などに増粘し、記録に寄与しない液滴を記録ヘッド403から吐出させるものである。
メンテナンス装置406は、保湿キャップ408a,408b,408c,408d(以下、総体的には保湿キャップは符号408で示す。)、吸引ポンプ409、排出用チューブ410、インク回収口411、及びワイパーブレード412等を備えている。保湿キャップ408は各記録ヘッド403の各ノズル面をキャッピングし、記録ヘッド403の乾燥を防止するためのものであるが、そのうちの1つの保湿キャップ408aは、記録ヘッド403からインクを吸引し、廃液タンク5に排出する機能を有することから、保湿吸引キャップ408aと称する。ワイパーブレード412は、各記録ヘッド403のノズル面をワイピングするためのブレード部材である。また、インク回収口411は、ワイパーブレード412でワイピングしたインクを回収するもので、回収したインクは廃液導入口(ダクト)413から廃液タンク5に排出される。
廃液タンク5は、画像形成エンジン4とは別に画像形成装置本体1に設置され、メンテンス装置406で回収したインクが貯蔵される。貯蔵された廃液は、廃液タンク5が満杯になると、装置外に取り出され、中のインクは廃棄される。
搬送ベルト407は無端状ベルトであり、図示しない搬送ローラとテンションローラとの間に掛け渡されて、ベルト搬送方向(副走査方向)に周回する。また、搬送ベルト407は図示しない帯電ローラによって表面への帯電が行われ、静電吸着により用紙を搬送する。
大略上記のように構成された画像形成装置では、キャリッジ401を主走査方向に移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド403を駆動することにより、装置本体1の底部に設けた給紙カセット3から給紙され、停止している用紙にインク滴を吐出して所定ライン数分を記録し、用紙を所定ライン数搬送後、次の所定ライン数分行の記録を行う。記録終了信号又は用紙の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、用紙を図示しない排紙トレイに排紙する。
また、印字(記録)待機中にはキャリッジ401はメンテナンス装置406側に移動し、キャップ408で記録ヘッド403がキャッピングされて、ノズルを湿潤状態に保つことによりインク乾燥による吐出不良を防止する。また、キャップ408で記録ヘッド403をキャッピングした状態で吸引ポンプ409によってノズルから記録液を吸引し(「ノズル吸引」又は「ヘッド吸引」という。)し、増粘した記録液や気泡を排出する回復動作を行う。また、記録開始前、記録途中などに記録と関係しないインクを吐出する空吐出動作を行う。これによって、記録ヘッド403の安定した吐出性能を維持する。
インクを吐出する記録ヘッド403内のインクが乾燥する等の原因で、正常にインクを吐出できなくなったときに、メンテナンス装置406内に設けられた吸引ポンプ409により記録ヘッド403あるいは排出用チューブ410内で乾燥し、付着していたインクなどを強制的に吸引する。吸引されたインクは吸引ポンプ409を通り廃液タンク5へ貯蔵される。このように動作させることによりすることで、記録ヘッド403にフレッシュなインクが送られ正常な印字ができるようになる。
図2は、排出用チューブ410内に固着したインクが残存したときの状態を概念的に示す図である。チューブ内部にインクが残存していると徐々に水分が蒸発しインクがチューブの内壁に固着する。固着が進むと排出用チューブ410が閉塞状態となり、インクを吸引できなくなるので、吸引ポンプ409はポンプとしての機能を果たさなくなる。この閉塞状態を解消するためには、固着したインク420を排除する必要がある。
図3はこの種のインクジェット方式の画像形成エンジンに使用される吸引ポンプの駆動特性の一例を示す特性図である。この特性図では、横軸にポンプ駆動時間、縦軸に圧力をとった圧力特性を示したもので、同図からポンプを駆動したとき、初期の段階では圧力は直線的に上がっていくが、徐々に圧力増加分はゆるくなり一定の圧力(ポンプ最高圧力)で飽和することが分る。
図4は、本実施形態における記録ヘッドと記録ヘッドに接続されたサブタンクの構成を示す分解斜視図である。
サブタンク403tは、各色の記録ヘッド403にそれぞれ接続され、記録液であるインクを収容するインク収容部100を形成する容器本体(ケース本体)101に、インク収容部100の開口(サブタンクの一面)を封止する可撓性を有するフィルム状部材(可撓性フィルム状部材)102を接着又は溶着などで貼り付け、更にインク収容部100内部にはケース本体101とフィルム状部材102との間にフィルム状部材102を外方に付勢するための弾性部材であるバネ(スプリング)103を設けている。フィルム状部材102は単層構成もしくは2層構成のものが採用される。2層構造のものは、種類の異なる第1層と第2層、例えばポリエチレンとナイロンのフィルム状部材をラミネートした構成とし、あるいは、第1層にシリカ蒸着層を形成した構成とすることができる。
更に、フィルム状部材102にはバネ103に対応して凸部形状となる膨らみ部102aを形成してその外面に補強部材104を貼り付けている。このように、可撓性フィルム状部材102に凸部を設けることで弾性部材(ここではバネ)103を安定して保持することができる。更に、フィルム状部材102の変位に応じて変位する負圧検知レバー106をケース101の側部に設けた支持部107,107に揺動可能に取り付けている。
また、ケース101にはインク収容部100にインクを補充するためのインク導入路部111が設けられ、このインク導入路部111とインクカートリッジ404に接続された供給チューブ36とを接続するための連結手段112が着脱自在に装着される。ケース101の下部にはインク収容部100から記録ヘッド34にインクを供給するための連結部材113が取り付けられ、この連結部材113には記録ヘッド34のインク供給路114が形成され、インク収容部100との間にはフィルタ115が装着される。
ケース101の上部分にはインク収容部100から空気を出すための空気流路121が形成されている。この空気流路121は、インク収容部100に開口が臨む入口流路部分と、この入口流路部分に続く流路部分とを含み、下流側でケース101に設けた大気開放穴131に連通し、更に大気開放穴131よりも使用状態で下側になる部分に蓄積部126を連続して形成している。
大気開放穴131にはサブタンク403t内の密閉状態及び大気開放状態を切り替えるための大気開放手段である大気開放弁機構132が設けられている。この大気開放弁機構132はホルダ133内に弁座134、弁体であるボール135及びこのボール135を弁座134側に付勢するスプリング136を収納した構成となっている。
また、ケース101の上部にはサブタンク403tのインク収容部100内の気体(空気)の量が所定量以上になったこと(又はインク残量が所定量以下になったこと)を検知するための2本の検知電極141,142が備えられている。検知電極141,142がいずれもインクに浸されている状態と少なくとも一方がインクに浸されていない状態とで検知電極141,142間の導通状態が変化することによって気体の量(又はインクの量)を検知することができる。
図5はこの画像形成装置の制御部の概略を示すブロック図である。この制御部300は、この画像形成装置全体の制御を司る負圧維持制御手段を兼ねたマイクロコンピュータで構成した主制御部301及び印刷制御を司るマイクロコンピュータで構成した印刷制御部302を備えている。主制御部301は、プリンタドライバ501を搭載したパーソナルコンピュータ等のホスト500から通信回路502を介して入力される印刷データ等の情報に基づいて、用紙に画像を形成するため、主走査モータ及び副走査モータを主走査モータ駆動回路303及び副走査モータ304を介してそれぞれ駆動制御し、印刷制御部302に対して印刷用データを送出するなどの制御を行う。
また、主制御部301には、キャリッジ401の位置を検出するキャリッジ位置検出回路305からの検出信号が入力され、主制御部301はこの検出信号に基づいてキャリッジ401の移動位置及び移動速度を制御する。主走査モータ駆動回路303は、主制御部301から入力されるキャリッジ移動量に応じて主走査モータを回転駆動させて、キャリッジ401を所定の位置に所定の速度で移動させる。
また、主制御部301には搬送ベルト407の移動量を検出する搬送量検出回路306からの検出信号が入力され、主制御部301はこの検出信号に基づいて搬送ベルト407の移動量及び移動速度を制御する。副走査モータ駆動回路304は、主制御部301から入力される搬送量に応じて副走査モータを回転駆動させて、搬送ローラを回転駆動して搬送ベルト407を所定の位置に所定の速度で移動させる。主制御部301は、給紙コロ駆動回路307に給紙コロ駆動指令を与えることによって給紙コロを1回転させる。主制御部301は、メンテナンス装置用モータ駆動回路308を介してモータを駆動することにより、保湿キャップ408の昇降、ワイパーブレード412の昇降を行わせる。
主制御部301は、インク供給モータ駆動回路311を介して供給ユニットのポンプを駆動するためのインク供給モータを駆動制御し、カートリッジ装填部に装填されたインクカートリッジ404からサブタンク403tに対してインクを補充供給する。
主制御部301には、キャリッジ401がメンテナンス装置406の位置にある状態でサブタンク403tへのインクの補充供給を行うとき、サブタンク403tのインク収容部100の負圧を検知する負圧検知レバー106の所定の位置を検知する透過形センサ151の検出出力、あるいはサブタンク403tが満タン状態にあることを検知するサブタンク満タンセンサ312からの検知信号、カートリッジ装填部の前カバーの開閉を検知するカートリッジカバーセンサ313からの検知信号などが入力される。
また、主制御部301は、カートリッジ通信回路314を通じて、カートリッジ装填部4に装着された各インクカートリッジ404に設けられる記憶手段である不揮発性メモリに記憶されている情報を取り込んで、所要の処理を行い、本体記憶手段である不揮発性メモリ(例えばEEPROM)315に格納保持する。
印刷制御部302は、主制御部301からの信号とキャリッジ位置検出回路305及び搬送量検出回路306などからのキャリッジ位置や搬送量に基づいて、記録ヘッド403から液滴を吐出させるための圧力発生手段を駆動するためのデータを生成して、ヘッド駆動回路310に与える。ヘッド駆動回路310は、印刷制御部302からの印刷データに基づいて記録ヘッド403の圧力発生手段を駆動して、所要のノズルから液滴を吐出させる。なお、圧力発生手段は、例えばピエゾ型ヘッドであれば圧電素子が相当する。
この実施形態においては、前述したようにインクカートリッジ404から供給チューブ36を介してサブタンク403tのインク収容部100にインクを補充供給する。また、メンテナンス装置406の保湿吸引キャップ408aによって記録ヘッド403のノズルが形成された面(ノズル面)をキャッピングし、メンテナンス装置406の吸引ポンプ409を駆動し、排出用チューブ410を介してノズルからインクを吸引することによってサブタンク403t内のインクを吸引することができる。なお、吸引した廃インクは廃液タンク5に排出される。
負圧検知レバー106は、サブタンク403tのインク収容部100のインク量に応じて変化するので、図6に示すようにサブタンク403tのインク収容部100に負圧検知レバー106を取り付けてヘッドタンクの負圧を測定している。すなわち、記録ヘッド403からインクを吸引するとインク収容部100内のインク量も減少しそれに応じて負圧検知レバー106の位置も変化する。本実施形態では、図6に示すように負圧検知レバー106の位置は透過型センサ151を用いて検知し、吸引が正常に行われたかを判断するようにしている。
図7は、本発明の実施形態におけるインク吸引時の制御手順を示すフローチャートである。すなわち、記録ヘッド403の吐出状態を正常に保つため、主制御部30は吸引ポンプ409を駆動して保湿吸引キャップ408aにより記録ヘッド403からインクを吸引する(ステップS101)。本実施形態の場合、ステップS101における吸引圧は、約10〜30kPa程度の圧力に設定されている。吸引に成功すれば、図2に示したようなインク詰りは生じておらず、正常な状態を保持しているので、そのままリターンする。吸引に失敗したときには、まず、画像形成装置が長期放置された後かどうかをチェックし(ステップS103)、長期放置されたものでなければ、マシンを停止すると共に、マシンダウンをユーザに通知する(ステップS111)。この通知は、例えば図示しない操作表示部の表示画面に前記状態を表示することにより行われる。
長期放置されたものであれば、インクを吸引したことを示す負圧変化があったかどうかをチェックする(ステップS104)。このチェックは前述の透過型センサ151の検知出力変化によってチェックされる。このチェックで負圧変化がなければ、マシンを停止すると共に、マシンダウンをユーザに通知する(ステップS111)。これに対して、負圧変化があれば、保湿吸引キャップ408aを一旦記録ヘッド403から離間させ(ステップS105)、吸引ポンプ409を予め設定された圧力、例えば吸引ポンプ409の最高圧力で駆動し(ステップS106)、保湿吸引キャップ408aを吸引対象の記録ヘッド403に密着させ(ステップS107)、2回目のインク吸引を行う(ステップS108)。2回目の吸引における最高圧力は本実施形態では、100kPa程度であるが、これより低い圧力、例えば70〜80kPaに設定しても良い。1回目及び2回目の吸引圧力は、装置あるいは吸引ポンプ409の能力に応じて適宜設定される。
なお、吸引動作はただ吸引すれば良いというわけではなく、大量に吸引するとヘッドタンク100内の負圧が高くなってインクが吐出しにくくなり、吸引量が少なくなるとヘッドノズルにできた増粘インク等がフレッシュインクに変換できず、吐出不能となる。そのためステップS102及びS108における吸引動作(クリーニング動作)では吐出性能がよくなるある一定の量を吸引する。よって1回目の吸引(ステップS102)及び2回目の吸引(ステップS108)ともに最適な吸引量(同じ)を吸引する。
ステップS108で2回目の吸引を行った後、吸引が成功したかどうかをチェックし(ステップS109)、吸引が成功すれば、そのままリターンし、吸引が失敗であれば、ステップS111と同様にマシンを停止すると同時に、マシンダウンを通知する(ステップS110)。
なお、ステップS105で、保湿吸引キャップ408aを離間させる目的は、吸引ポンプ409によって最高圧力で吸引中に吸引が成功してしまったときに記録ヘッドからインクを吸引してしまうのを防ぐためであるため、保湿吸引キャップ403aはただ離間するのみで良く、キャップをヘッドと対向しない状態にまでずらす必要はない。
このように、記録ヘッド403の吐出状態を正常に保つため記録ヘッド403からインクを吸引する吸引動作を行うが、そのとき吸引が正常に行われなかったと判断したときには、排出用チューブ410内にインクが詰っている可能性がある。このとき、ステップS105で実行するように一度記録ヘッド403から保湿吸引キャップ408aを離間させ、その状態で吸引ポンプ409を駆動し、保湿吸引キャップ408aを記録ヘッド304に密着させることによって瞬間的に高い圧力をかけることにより排出用チューブ410内の固着インク420を取り除くことができる場合がある。このようにして固着インク420の取り除きが成功すると、記録ヘッド403の正常駆動が可能となる。
ステップS109で吸引が不成功、すなわち、吸着ポンプ409に最高圧力をかけた後の吸引動作で吸引不良が再度発生した場合は、チューブ詰り以外の原因によるものであり、復帰は困難であるためマシンダウンの通知を行う(ステップS110)。
ステップS103でマシンを長期放置した後か否かをチェックしているのは、以下の理由による。
すなわち、画像形成装置を多頻度で使用しているとポンプ駆動が頻繁に入るため排出用チューブ410内のインクが固着しないが、長期間放置されると排出用チューブ410内のインクが固着しやすくなる。そのため吸引不良が発生した場合、長期放置がされたか確認し、長期放置されている場合はチューブ固着の可能性が高いため、ポンプに高い圧力をかけ固着を取り除く(ステップS105−S108)。長期放置がされていない場合はチューブ固着以外の原因で吸引不良が起こっているため復帰は困難としてマシンダウンを通知するようにしている(ステップS111)。
また、長期放置がされていても排出用チューブ410内のインクがなければチューブ詰まりは発生しないが、長期放置されることによってヘッドタンク100内に徐々に空気が入ってくる。このように空気が入ってくると、ヘッドタンク100内の負圧が保たれなくなる。負圧が保たれなくなると記録ヘッド403からインクが染み出し、保湿キャップ803を介して排出用チューブ410内にインクが溜る。この溜ったインクが徐々に固着してチューブ詰りとなる。このような原因でインクが固着していた場合ステップS102で1回目のインク吸引が失敗した後、長期放置されていた場合(ステップS103−Yes)にヘッドタンク100内の負圧状態を確認し(ステップS104)、負圧が崩れていたら(ステップS)104−Yes)、チューブ詰りと判断しポンプに高い圧力をかけ固着インクを取り除く(ステップS108)。負圧変化がない場合(ステップS104−No)はインクが記録ヘッド403から垂れていないため、チューブ詰り以外の原因で吸引不良となっていると考えられ、吸引による復帰は困難としてマシンダウンを通知するようにしている(ステップS110)。
図7のフローチャートでは、ステップS104で負圧の変化を検知した場合には、保湿吸引キャップ803aを離間させた後、吸引ポンプ409の圧力を上げていたが、保湿吸引キャップ803aの接離動作を行うことなく、2回目のインク吸引時にそのまま吸引ポンプ409の最高圧力になるまでポンプ圧を挙げて処理することも可能である。
図8は、ステップS104で負圧の変化を検知した場合においても、保湿吸引キャップ803aを離間させないで、そのままポンプ圧を上昇させてインク固着を解消するようにした他の実施形態における処理の処理手順を示すフローチャートである。
ステップS101からステップS104まで、及びステップS111は図7のフローチャートと同一の処理を行い、ステップS104で負圧変化を検知した場合(ステップS104−Yes)、ステップS104までの処理で1回目の吸引でインク固着があると判断されるので、2回目の吸引で、最高負圧でポンプを駆動し(ステップS120)、所定時間の間、所定負圧に達するまでポンプを駆動し(ステップS121→S122→S120)、所定負圧に達してインクの固着が解消された時点で(ステップS121−Yes)リターンし、吸引を停止する。所定負圧の検知は、前述の負圧検知レバー106と透過型センサ151によって行われる。
一方、最高負圧を所定時間かけても吸引が成功しない場合には、固着インク420を取り除くことが不可能であることから、所定時間経過しても所定負圧に到達しない(ステップS121−No)ので、ステップS122における吸引ポンプの駆動時間を監視し、所定時間が経過した時点で(ステップS122−Yes)、マシンを停止し、マシンダウンをユーザに通知する(ステップS123)。
以上のように、本実施形態によれば、
1)排出用チューブ410内にインクが固着していると吸引ポンプ409の吸引動作による負圧が保湿吸引キャップ408aに伝わらず記録ヘッド403からインクを吸引できなくなるが、吸引ポンプ409によって高い負圧(例えば最大圧力値)をかけることによって固着したインク420を取り除くことができる。これにより、吸引ポンプ409は正常に動作可能な状態に戻り、記録ヘッド403はインク吸引を行うことができる。その結果、チューブ詰りによるマシンダウンを防ぐことができる。
2)ステップS102で1回目の吸引が失敗し、更にステップS108における2回目の吸引も失敗した場合は、チューブ詰り以外の原因で吸引不能な状態となっていると考えられることから、画像形成装置の動作を停止させ、マシンダウンを通知する。このように処理することにより、吸引不良の原因がチューブ詰りかそれ以外かが自動的に切り分けられ、その後の修理保守が容易となる。
3)画像形成装置が長期間使用されていないと排出用チューブ410内のインクが固着しやすくなるため、チューブ詰りとなりやすいが、多頻度で使用されている場合にはインクは固着しにくい。そこで、長期間使用されていない場合のみ吸引ポンプ409を高い圧力まで駆動させて固着を取り除き、それ以外の場合はマシンダウンの通知を行うようにした。このように処理することにより、吸引不良の原因がチューブ詰りかそれ以外かが自動的に切り分けられ、その後の修理保守が容易となる。
4)画像形成装置が長期放置されていても排出用チューブ410内のインクがなければチューブ詰りは発生しないが、長期放置されることによってヘッドタンク100内に徐々に空気が入っていき負圧が保たれなくなる。負圧が保たれなくなると記録ヘッド403からインクが染み出し、保湿キャップ408を介して排出用チューブ410内にインクが溜る。それが徐々に固着してチューブ詰りとなる。そこで、吸引ポンプ409による吸引が失敗した後、長期放置後かどうかを判断し(ステップS103)、長期放置後であれば、ヘッドタンク100内の負圧状態を確認する(ステップS104)。そして、負圧が崩れていたらチューブ詰りと判断し、ポンプに高い圧力をかけ固着インクを取り除く(ステップS106,S120)。負圧変化がない場合はインクがヘッドから垂れていないため吸引不良の原因はチューブ詰り以外のものと判断することができる。このように処理することにより、吸引不良の原因がチューブ詰りかそれ以外かが自動的に切り分けられ、その後の修理保守が容易となる。
などの効果を奏する。
1 画像形成装置本体
4 画像形成エンジン
100 インク収容部
106 負圧検知レバー
151 透過型センサ
301 主制御部
403 記録ヘッド
408a 保湿吸引キャップ
408b,408c,408d 保湿キャップ
409 吸引ポンプ
410 排出用チューブ
420 固着インク
特開平11−188864号公報 特開2007−015153号公報

Claims (6)

  1. 記録液を吐出する記録ヘッドを使用して被記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
    前記記録ヘッドに対して密着し、又は前記記録ヘッドを開放するキャップと、
    前記キャップを介して前記記録ヘッドから記録液を吸引する吸引ポンプと、
    前記吸引ポンプから記録液の吸引が正常に行われたか否かを検知する検知手段と、
    前記検知手段が吸引に異常があると判断したとき、前記吸引ポンプを通常の吸引圧よりも高い吸引圧に設定して駆動し、吸引動作を行わせる制御手段と、
    前記記録ヘッドに供給する記録液を一時的に貯留するヘッドタンクと、
    前記ヘッドタンクの負圧状態を検知する負圧検知手段と、
    を備え
    前記制御手段は、長期間不使用後に前記負圧検知手段により長期間不使用の前後で負圧状態に変化があったとき、前記吸引動作を行わせることを特徴とする画像形成装置。
  2. 記録液を吐出する記録ヘッドを使用して被記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
    前記記録ヘッドに対して密着し、又は前記記録ヘッドを開放するキャップと
    前記キャップを介して前記記録ヘッドから記録液を吸引する吸引ポンプと、
    前記吸引ポンプから記録液の吸引が正常に行われたか否かを検知する検知手段と、
    前記検知手段が吸引に異常があると判断したとき、前記吸引ポンプを通常の吸引圧より
    も高い吸引圧に設定して駆動し、吸引動作を行わせる制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記キャップを前記記録ヘッドから離間した状態にし、
    前記吸引ポンプを前記高い吸引圧を発生させるように設定して駆動し、
    その後再度前記キャップを前記記録ヘッドと密着させて吸引動作を行うこと
    を特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置であって、
    前記通常の吸引圧よりも高い吸引圧が、前記吸引ポンプの最高圧であること
    を特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記制御手段は、前記高い吸引圧に設定して吸引動作を行わせた後、再度吸引異常と判断した場合には、装置を停止するとともに、その旨ユーザに通知すること
    を特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1記載の画像形成装置であって、
    記制御手段は、
    前記キャップを前記記録ヘッドに対して密着した状態を維持し、
    前記負圧検知手段によって負圧の状態を監視しながら前記吸引動作を実行させ、
    前記負圧検知手段によって所定負圧に達したことを検知した時点で前記吸引動作を停止させること
    を特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項記載の画像形成装置であって、
    前記制御手段は、所定時間内に前記所定負圧に達しない場合には、装置を停止するとともに、その旨ユーザに通知すること
    を特徴とする画像形成装置。
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