JP6293546B2 - 液体供給装置および液体吐出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インク等の液体を供給するための液体供給装置、およびインク等の液体を吐出する液体吐出装置に関するものである。
液体吐出装置としては、例えば、液体吐出ヘッドとしての記録ヘッドから、液体としてのインクを吐出して画像を記録するインクジェット記録装置がある。このような記録装置においては、記録ヘッドに対して、それとは別に設置されたインクタンク(液体貯留部)からインクを供給し、インクタンク内のインク残量がなくなったときに、そのインクタンクを交換するものがある。
特許文献1には、このようなインクタンク内のインク残量を検出するために、インクに接する圧力センサを用いて、インクタンク内のインクに加わる圧力を検出する構成が記載されている。
特開平2−198865号公報
インク残量を検出するためにインクに接する圧力センサを用いた場合には、その圧力センサは、インク中に浸漬するために防水構造でなければならず、さらに、記録ヘッドからのインクの吐出を阻害する成分をインク中に溶出させないものであることが求められる。また、インクと接する圧力センサの表面にインクの成分が固着した場合には、インク残量の検出精度の低下を招くおそれがある。
本発明の目的は、圧力センサと液体と接触させることなく、液体貯留部内の液体の残量を判定することができる液体供給装置および液体吐出装置を提供することにある。
本発明の液体供給装置は、液体吐出ヘッドに供給する液体を貯留する液体貯留部と、前記液体貯留部から前記液体吐出ヘッドへ前記液体を供給する供給路と、前記液体から前記液体に含まれる気体を分離する気液分離部であって、該気体の圧力は前記液体貯留部または前記供給路の内部の液体の量に応じて変化する、気液分離部と、前記気液分離部の前記気体の圧力を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて前記液体貯留部の液体の量を判定する判定手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、圧力センサと液体とを接触させることなく、液体貯留部内の液体の残量を判定することができる。
本発明の第1の実施形態における記録装置の概略構成である。 図1の記録装置における制御系のブロック図である。 図1の記録装置におけるインク供給系および回復処理系の概略構成図である。 本発明の第1の実施形態におけるインク残量の検出処理を説明するためのフローチャートである。 インク消費の変化が変化したときの図3のインク供給系の説明図である。 本発明の第2の実施形態におけるインク供給系および回復処理系の概略構成図である。 本発明の第3の実施形態におけるインク残量の検出処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第4の実施形態におけるバッファ内の圧力の測定結果の推移の説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下の実施形態は、液体吐出ヘッドとしてのインクジェット記録ヘッドから、液体としてのインクを吐出して画像を記録するインクジェット記録装置としての適用例である。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態におけるフルラインタイプのインクジェット記録装置10の概略正面図である。
記録装置10は、この記録装置10に画像情報(記録データおよびコマンドを含む)を送るためのホスト装置(パーソナルコンピュータ)12に接続されている。記録装置10には、複数の記録ヘッド22(本例の場合は、4つの記録ヘッド22K,22C,22M,22Y)が記録媒体(本例の場合は、ロ−ル紙)Pの搬送方向(矢印A方向)に並ぶように配備されている。記録ヘッド22K,22C,22M,22Yからは、それぞれブラック,シアン,マゼンタ,イエローのインクが吐出される。記録ヘッド22は所謂ラインヘッドである。
記録ヘッド22にはインクを吐出可能な複数のノズルが形成されており、それらのノズルは、矢印Aの搬送方向と交差(本例の場合は、直交)する方向に延在するノズル列を形成する。そのノズル列の長さは、記録装置10において記録可能なロール紙Pの最大の幅よりも長い。ノズルは、電気熱変換素子(ヒータ)やピエゾ素子などの吐出エネルギー発生素子を用いてインクを吐出する構成となっている。電気熱変換素子を用いた場合には、その発熱によってインクを発泡させ、その発泡エネルギーを利用してノズル先端の吐出口からインクを吐出することができる。
記録ヘッド22(22K,22C,22M,22Y)のそれぞれに対しては、インクの吐出性能を維持するための回復処理を行う回復ユニット50が備えられている。回復ユニット50には、記録ヘッド22におけるノズルを保護するためのキャップが備えられている。そのキャップは、後述するように、吐出口から画像の記録に寄与しないインクを吐出する予備吐出、吐出口からのインクの吸引排出(吸引回復処理)、および吐出口からのインクの加圧排出(加圧回復処理)のためにも用いられる。また回復ユニット50には、記録ヘッド22における吐出口の形成面に付着したインクを除去(ワイピング処理)するためのワイパー部材が備えられている。また、記録装置10には、記録ヘッド22(22K,22C,22M,22Y)に供給されるインクを貯留するインクタンク28(28K,28C,28M,28Y)、および後述するインクの供給系が備えられている。
ロール紙Pは、ロール紙供給ユニット24から供給され、記録装置10に組み込まれた搬送機構26によって矢印Aの搬送方向に搬送される。搬送機構26は、記録媒体Pを載置して搬送する搬送ベルト26a、この搬送ベルト26aを回転させる搬送モータ26b、および搬送ベルト26aに張力を与えるローラ26cを含む。
本例の記録装置10はいわゆるフルラインタイプであるため、ロール紙Pを矢印A方向に連続的に搬送しつつ、定位置の記録ヘッド22からインクを吐出することによって、ロール紙P上に画像を記録することができる。このような記録装置10は、例えば、多数枚の名刺、はがき、およびラベルなどを高速記録するプリンタとして用いられる。
ロール紙Pに画像を記録する際には、矢印A方向に搬送されるロール紙Pの記録開始位置が記録ヘッド22Kの下方に到達したときに、記録データに基づいて、記録ヘッド22Kにおける複数のノズルから選択的にブラックインクを吐出する。同様に、記録ヘッド22C,22M,22Yがシアン、マゼンタ、イエローのインクを吐出することにより、ロール紙Pにカラー画像を記録することができる。
図2は、記録装置10の制御系の概略構成図である。ホスト装置12から送信された記録データおよびコマンドなどは、記録装置10のCPU100によって受信される。CPU100は、記録装置10の記録データの受信、記録動作、ロ−ル紙Pのハンドリング等全般の制御を掌る演算処理装置である。CPU100は、受信したコマンドを解析した後に、色成分毎の画像データをRAM101に展開し、ヘッド制御回路103を介して記録ヘッド22(22K,22C,22M,22Y)に対応する記録データを送信する。CPU100は、記録動作前に、モータ制御回路104を介してキャッピングモータ23およびヘッド昇降モータ25を駆動することによって、記録ヘッド22をキャッピング位置から記録位置に移動させる。キャッピング位置は、回復ユニット50におけるキャップによって記録ヘッド22がキャッピングされる位置であり、そのキャップは、キャッピングモータ23によって移動され、記録ヘッド22は、ヘッド昇降モータ25によって矢印Bの上下方向に移動される。
CPU100は、モータ制御回路104を介して搬送モータ26bを駆動することによりロール紙Pを矢印A方向に搬送する。さらにCPU100は、ロール紙Pの搬送に同期して、RAM101へ展開したインク色毎の記録データをヘッド制御回路103から対応する記録ヘッド22に送信することにより、記録ヘッド22からインクを吐出させて、ロール紙Pにカラー画像を記録する。また、CPU100は、ROM102に格納されている制御プログラムにしたがって、ポンプモータ36、ヘッド昇降モータ25、キャッピングモータ23、第1の弁31、第2の弁32、第3の弁33、第4の弁34、及び第5の弁35を駆動する。これにより、記録ヘッド22のインクの吐出性能を維持するため回復処理(吸引回復処理およびワイピング処理を含む)を行うことができる。ポンプモータ36、第1の弁31、第2の弁32、第3の弁33、第4の弁34、及び第5の弁35については後述する。またCPU100は、後述するように、圧力センサ45の検出信号に基づく圧力の測定処理と、その測定結果に対応する処理を実行する。
図3(a),(b)は、1つの記録ヘッド22に対するインクの供給系、および記録ヘッドのための回復処理系の構成の説明図である。他の記録ヘッド22に対しても同様に、インク供給系および回復処理系が構成されている。
記録ヘッド22のインク供給部22Aは、供給路L1によって、記録ヘッド22よりも低い位置に設置されるインクタンク(液体貯留部)28に連通されている。このように、記録ヘッド22が高低差をもってインクタンク28に連通されることにより、その高低差に対応するインクの水頭差によって生じる負圧が記録ヘッド22内のインクに付与される。記録ヘッド22には、複数の電極を用いて、記録ヘッド22内におけるインクの液面が所定範囲内にあるか否かを検出するための液面センサ47が備えられている。また、インクタンク28の上部には、大気に連通する連通口28Aが形成されている。
供給路L1は、水平方向に延在する部分L1a,L1cと、上下方向に延在する部分L1bと、を含む。部分L1bには開閉可能な第1の弁31(図2参照)が備えられ、また部分L1aと部分L1bとの間には、図3(b)のような気液分離室41が備えられている。記録ヘッド22の圧力導入部22Bは、圧力導入路L2によって圧力貯留室(以下、「バッファ」という)42に連通されており、その圧力導入路L2には第2の弁32(図2参照)が備えられている。バッファ42は、空気(気体)を収容する閉空間としての気体室を形成可能であり、連通路L3によって気液分離室41に連通されており、その連通路L3には開閉可能な第3の弁33(図2参照)が備えられている。バッファ42は、後述するように、記録ヘッド22の内部に導入する圧力を貯留可能である。
バッファ42は、連通路L4によって、廃インクを回収するためのメンテナンスカートリッジ44に連通されている。その連通路L4には、ポンプモータ36(図2参照)によって正転および逆転可能なポンプ43が備えられている。本例のポンプ43はチューブポンプであり、回転方向に応じてバッファ42内を吸引または加圧し、また回転停止時は連通路L4を遮断する。バッファ42の内部は、連通路L5によって大気と連通されており、その連通路L5には開閉可能な第4の弁34(図2参照)が備えられている。またバッファ42には、その内部の気体の圧力を検出するための圧力センサ45が備えられている。さらに、バッファ42は、吸引路L6によってキャップ46に連通されており、吸引路L6には開閉可能な第5の弁35が備えられている。キャップ46は回復ユニット50に備えられており、前述したように、キャッピングモータ23(図2参照)によって移動される。
(記録動作)
記録動作時において、CPU100は、第2の弁32、第3の弁33、第4の弁34、及び第5の弁35を閉じて、第1の弁31を開く。これにより、記録ヘッド22内のインクに対して、記録ヘッド22とインクタンク28の配備位置の高低差に対応する圧力(負圧)が付与され、記録ヘッド22におけるノズルの吐出口にインクのメニスカスが形成される。この結果、ノズルの吐出口からのインクの漏出が抑制される。このように、記録ヘッド22内のインクに所定の圧力(負圧)を付与した状態において、CPU100は、ロール紙Pを矢印A方向に搬送させつつ、記録データに基づいて記録ヘッド22のノズルからインクを吐出させることによって、ロール紙Pに画像を記録する。
インク中の溶存空気および供給路L1内に侵入した空気などは、図3(b)のように、気液分離室41内において上方に分離される。その分離された空気は記録ヘッド22には供給されず、下方に分離されたインクが供給路L1の部分L1aを通して記録ヘッド22に供給される。これにより、供給路L1から記録ヘッド22内への空気の侵入が抑制されて、その侵入に起因する記録ヘッド22のインクの吐出不良の発生が抑えられる。気液分離室41内に溜まった空気は、非記録動作時に、CPU100が第3の弁33を開いて、ポンプ43を一方向に回転させることにより、連通路L3、バッファ42、および連通路L4を通してメンテナンスカートリッジ44内に排出される。
(予備吐出)
CPU100は、非記録動作時に、記録ヘッド22からキャップ46内に向かって、画像の記録に寄与しないインクを吐出(予備吐出)することにより、記録ヘッド22におけるインクの吐出性能を維持することができる。
(吸引回復処理)
CPU100は、非記録動作時に吸引回復処理を行うことができる。吸引回復処理時において、CPU100は、キャップ46によって記録ヘッド22をキャッピングし、第2の弁32、第3の弁33、第4の弁34、及び第5の弁35を閉じ、第1の弁31を開状態にしてから、ポンプ43を一方向に回転させる。これにより、バッファ42内を吸引して、バッファ42内を所定の圧力(負圧)とする。CPU100は、バッファ42内が所定の圧力に達したことを圧力センサ45の検出信号に基づいて検出した後、ポンプ43を停止させてから第5の弁35を開く。これにより、記録ヘッド22内のインクがノズル先端の吐出口からキャップ46内に吸引排出され、その吸引排出されたインクは、吸引路L6を通してバッファ42内に回収される。その後、CPU100は、キャップ46を記録ヘッド22から離間させて非キャッピング状態としてから、ポンプ43を一方向に回転させる。これにより、キャップ46内、吸引路L6内、およびバッファ42内のインクは、連通路L4を通してメンテナンスカートリッジ44内に回収される。
(加圧回復処理)
CPU100は、非記録動作時に加圧回復処理を行うことができる。加圧回復処理時において、CPU100は、第1から第5の弁31から35を閉じてから、ポンプ43を他方向に回転させることによりバッファ42内を加圧して、バッファ42内を所定の正圧とする。CPU100は、バッファ42内が所定の正圧に達したことを圧力センサ45の検出信号に基づいて検出した後、ポンプ43を停止させてから第2の弁32を開く。これにより、記録ヘッド22内が加圧され、その記録ヘッド22内のインクがノズル先端の吐出口からキャップ46内に押出され、その押出されたインクはキャップ46によって受けられる。その後、CPU100は、第2の弁32を閉じ、かつ第5の弁35を開いてから、ポンプ43を一方向に回転させる。これにより、キャップ46内のインクは、吸引路L6、バッファ42、および連通路L4を通してメンテナンスカートリッジ44内に回収される。
(ワイピング処理)
CPU100は、非記録動作時において、予備吐出後、吸引回復処理後、および加圧回復処理後にワイピング処理を行うことができる。ワイピング処理時において、CPU100は、回復ユニット50に備わるワイパー部材によって、記録ヘッド22における吐出口の形成面をワイピングして、その吐出口面に付着したインクを除去する。これにより、予備吐出、吸引回復処理、および加圧回復処理と相俟って、記録ヘッド22におけるインクの吐出性能を維持することができる。
(インク残量の検出処理)
図4は、インクタンク28内のインク残量を検出する検出処理を説明するためのフローチャートである。CPU100は、非記録動作時に、この検出処理を行うことができる。
まず、CPU100は、インクタンク28内のインク残量の検出タイミングであるか否かを判定する(ステップS1)。本例の場合は、ドットカウント値が所定値に達したか否かによって、それを判定する。ドットカウント値は、記録ヘッド22から吐出されるインク量、記録ヘッドの回復処理のためにノズルから予備吐出あるいは排出されるインク量と、をノズルから吐出されるインク滴の数に換算して累積した値であり、インクの消費量に対応する。このドットカウント値に対応するインクの消費量は、インクの1滴当たりの吐出量のバラツキなどのために、誤差が生じるおそれがある。本例においては、このドットカウント値が、インクタンク28内のインク貯留量に対応する所定値以上となったときをインク残量の検出タイミングとし、その検出タイミングにおいて、インクタンク28内のインク残量をより正確に検出する。より具体的に、そのインク残量の検出タイミングは、図5(a)のように、供給路L1内におけるインクの下端部が部分L1cに至る程度にまでインクが消費されたときのタイミングとする。供給路L1内におけるインクの下端部が部分L1cに位置するときは、そのインクの下端部の位置と、記録ヘッド22における吐出口の形成面と、の間の高さH1に対応する水頭差によって、記録ヘッド22内のインクに負圧が付与される。
ドットカウント値が所定値以上となったときに、CPU100は、第2の弁32、第3の弁33、及び第5の弁35を閉状態とし、第1の弁31及び第4の弁34を開状態とする(ステップS2)。これにより、バッファ42内が大気圧となる。このようにバッファ42内を大気圧に圧力調整した後、CPU100は、第4の弁34を閉じて(ステップS3)、バッファ42内を大気圧に保持してから、第3の弁33を開く(ステップS4)。これにより、バッファ42と気液分離室41とが連通路L3によって連通される。このとき、バッファ42は、第2の弁32、第4の弁34、及び第5の弁35が閉じられた状態であり、さらにポンプ43が停止し連通路L4が遮断されている状態であるため、連通路L3以外からの圧力の影響を受けない状態となっている。つまり、バッファ42は、連通路L3以外の部分が密閉された状態となっている。
気液分離室41には、その気液分離室41内の液面と、供給路L1内におけるインクの下端部の位置と、の間の高さH2に対応する水頭差によって生じる圧力(負圧)が作用する。図5(a)のように、インクの下端部が部分L1cに位置しているときの高さH2は、図5(b)のように、インクの下端部が部分L1bに位置しているときの高さH2よりも高い。そのため、図5(a)のときに気液分離室41内に作用する圧力は、図5(b)のときに気液分離室41内に作用する圧力よりも低い。いいかえれば、図5(a)のときに気液分離室41内に作用する負圧は、図5(b)のときに気液分離室41内に作用する負圧よりも大きい。つまり、供給路L1内におけるインクの下端位置が上昇するにつれて、つまり記録ヘッド22によるインクの消費の進行に伴って高さH2が短くなるにつれて、気液分離室41内の圧力が高く(負圧が小さく)なる。
このように、高さH2に対応する負圧が付与される気液分離室41と、内部が大気圧に保持されたバッファ42と、が連通路L3によって連通されることにより、バッファ42内の圧力が大気圧よりも低くなる。そのバッファ42内の圧力の低下は、高さH2が短くなるにしたがって、つまり気液分離室41内の負圧が小さくなるにしたがって小さくなる。CPU100は、このように変化するバッファ42内の圧力P1を圧力センサ45によって測定し(ステップS5)、その後、第3の弁33を閉じてから(ステップS6)、測定圧P1が予め定めた規定圧Pr1を越えているか否かを判定する(ステップS7)。CPU100は、測定圧P1が規定圧Pr1以下のときは、ステップS7以降、所定量のインクが消費されたか否かを判定し(ステップS8)、所定量のインクが消費された場合はステップS2に戻る。本例の場合は、その後におけるドットカウント数が所定数に達するまで待機してから、ステップS2に戻る。CPU100は、測定圧P1が規定圧Pr1を越えているときは、インクタンク28のインク残量が無くなったと判断して、音や表示画面などによってインク残量なしの警告を発する(ステップS9)。
供給路L1内におけるインクの下端位置が記録ヘッド22の吐出口の形成面の位置PAまで上昇したときは、記録ヘッド22の吐出口内のインクに掛る水頭差が0mmAqとなって、記録ヘッド22内のインクに負圧が付与されなくなる。したがって、供給路L1内におけるインクの下端位置が位置PAまで上昇する前に、インクタンク28のインク残量が無くなったと判断する必要がある。そのため、規定圧Pr1は、供給路L1内におけるインクの下端位置が位置PAよりも所定距離下方にあるときの、ステップS5において測定した場合の値とする。
このように規定圧Pr1を設定することにより、記録ヘッド22内のインクに負圧が付与されなくなる前に、バッファ42内の測定圧Pに基づいて、インクタンク28のインク残量が無くなったことを検出して警告を発することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態においては、1つのバッファ42に対して、1つの記録ヘッド22におけるインクの供給系および回復処理系が接続されている。本実施形態においては、図6のように、1つのバッファ42に対して、複数の記録ヘッド22のそれぞれに対応するインクの供給系および回復処理系が複数組接続されている。本例の場合は、1つのバッファ42に対して、2つの記録ヘッド22K,22Cに対応するインクの供給系および回復処理系が計2組接続されている。その他の構成については第1の実施形態と同様なので説明は省略する。このような構成のインク供給装置においては、それぞれの記録ヘッド22に対応する供給路L1が複数組備えられ、それらの供給路L1に備わる気液分離室41によって、インク残量に応じてインクの圧力が変化する部位が複数組設定される。このように、1つのバッファを複数のインクの供給系において共通に用いることにより、1つのバッファによって複数のインクタンク内のインク残量を検出することができる。
(第3の実施形態)
前述した第1の実施形態において、バッファ42内の圧力を測定するときには、第3の弁33を開くことによって(ステップS4)、大気圧に保持されたバッファ42と、気液分離室41と、を連通する。その際、バッファ42内の大気圧によって、バッファ42内の空気が連通路L3から気液分離室41内に侵入するおそれがある。本実施形態においては、このような気液分離室41内への空気の侵入を抑制するために、バッファ42内の圧力を測定する際に、予め、バッファ42内を所定の圧力にしておく。
図7は、本実施形態におけるインク残量の検出処理を説明するためのフローチャートであり、前述した実施形態の図4と同様のステップには同一符号を付して、その説明を省略する。本実施形態において、CPU100は、第3の弁33を開くステップS4の前に、バッファ42内の圧力P0を所定の圧力Pnとする。そのために、圧力センサ45によってバッファ42内の圧力を監視しつつ、圧力P02が所定の圧力Pnとなるまでポンプ43を一方向に回転させ、バッファ42内を吸引して負圧状態にする(ステップS11、S12)。その後、第3の弁33を開いて(ステップS4)、バッファ42内の圧力を測定する(ステップS5)。圧力Pnは、図5(a)のような状態における気液分離室41内に圧力よりも低く、つまり供給路L1内におけるインクの下端部の位置が部分L1cに位置しているときの高さH2に対応する水頭差によって生じる圧力よりも低くする。したがって、バッファ42内の圧力を測定すべく第3の弁33を開いたときに、バッファ42内の空気が連通路L3から気液分離室41内に侵入するおそれがない。
また、バッファ42内にインクが侵入した場合には、第2,第3,第5の弁31,33,35を閉じ、かつ第4の弁を開けて、ポンプ43を一方向に回転させることにより、バッファ42内のインクをメンテナンスカートリッジ44内に排出することができる。
なお、第3の実施形態は、第2の実施形態において実施するようにしてもよい。
(第4の実施形態)
本実施形態においては、ドットカウント数が所定数に達する毎に、CPU100が前述した実施形態と同様に、インク残量を検出するためのバッファ42内の圧力測定を繰り返し、その測定結果の推移に基づいてインク残量を検出する。本実施形態は、第1の実施形態のフロー(図4)におけるステップ7の処理が異なること以外は同様の構成を有しているため、同様の構成の部分についての説明は省略する。
図8は、ドットカウント数が所定数に達する毎に、前述した第1の実施形態と同様にバッファ42内の圧力を繰り返し測定したときの測定結果と、インクタンク28内のインクの消費量と、の関係の説明図である。インク消費量が“0”のときは、図3(a)のようにインクタンク28内がインクによって満たされている満タン状態のときであり、そのときの液面の高さはH3である。インク消費量がC1のときは、高さはH3に相当する量のインクが消費されて、供給路L1内におけるインクの下端部が部分L1c内に入り始めたときである。インク消費量がC2のときは、供給路L1の部分L1cの長さL(図5(a))に相当する量のインクがさらに消費されて、供給路L1内におけるインクの下端部が部分L1b内に入り始めたときである。インク消費量がC3のときは、供給路L1の部分L1bの高さH1(図5(b))に相当する量のインクがさらに消費されて、供給路L1内におけるインクの下端部が位置PA(図5(b))に達したときである。
図8において、点線のラインLBは、インク残量の検出処理時におけるバッファ42内の測定圧力の変化を示す。また、実線のラインLFは、第2の弁32、第3の弁33、第4の弁34、及び第5の弁35が閉状態であって、第1の弁31が開状態であるときに、記録ヘッド22の吐出口内のインク表面に付与される圧力の変化を示す。ラインLB,LFは、インク消費量が“0”からC1になるまでは、インクタンク28内のインクの液面位置の低下に伴って下降し、インク消費量C1,C2の間においては、供給路L1内におけるインクの下端部の位置が変化しないため、水平となる。またラインLB,LFは、インク消費量C2からC3の間においては、供給路L1内におけるインクの下端部の位置が上昇に伴って上昇する。このように、ラインLB,LF上の圧力は、供給路L1内におけるインクの下端部の移動位置に応じて異なる変化をする。インクが消費量C3のときは、ラインLFは“0”、つまり、記録ヘッド22の吐出口内のインク表面に付与される負圧が“0”となる。
インク消費量がC3に達する前に、インクタンク28内のインク残量がなくなったことを検出して報知する必要がある。また、インク消費量がC2以上かつC3未満であるときに、インクタンク28内のインク残量がなくなったことを検出して報知することが望ましい。本実施形態において、CPU100は、バッファ42内の測定圧力がラインLBのように上昇傾向に転換する時点、つまりインク消費量がC2を越えた時点を検出し、その時点において、インクタンク28内のインク残量がなくなったことを報知する。つまり、本実施形態においては、第1の実施形態における図4中のステップS7の処理を、CPU100が、バッファ42内の測定圧力が上昇傾向に転換したか否かを判断する処理に置き換える。CPU100は、置き換えたステップS7において、バッファ42内の測定圧力が上昇傾向に転換したと判断した場合に、インクタンク28内のインク残量がなくなったと判断する。CPU100は、置き換えたステップS7において、バッファ42内の測定圧力が上昇傾向に転換していないと判断した場合は、ステップ8に移行する。
なお、本実施形態は、第3の実施形態における図7中のステップS7の処理を、CPU100が、バッファ42内の測定圧力が上昇傾向に転換したか否かを判断する処理に置き換えるようにしてもよい。また、本実施形態を実施する装置構成として、第2の実施形態の装置構成を用いるようにしてもよい。
(第5の実施形態)
前述した4つの実施形態においては、インクタンク28内または供給路L1内におけるインク残量に応じてインクの圧力が変化する部位として、供給路L1に備わる気液分離室41を設定した。そして、圧力センサ45によって、気液分離室41内の圧力に対応するバッファ42内の空気の圧力を検出する。
しかし、インク残量に応じてインクの圧力が変化する部位は、前述した4つの実施形態において、供給路L1の中途位置に設定してもよく、あるいはインクタンク28の内部に設定してもよい。例えば、インク残量に応じてインクの圧力が変化する部位をンクタンク28の内部に設定し、インクタンク28を、記録ヘッド22にインクを供給するための供給部以外は密閉された構成としてもよい。この場合、その部位におけるインクの圧力は、インクタンク28内におけるインクの液面位置の低下に伴って、つまりインクタンク28内におけるインク残量の減少に伴って低下することになる。また、インク残量に応じてインクの圧力が変化する部位をインクタンク28の内部に設定し、インクタンク28を大気が開放された構成としてもよい。この場合、インクタンク28に収容されたインクの液面の下部に位置した部分に連通流路を接続し、さらにその連通流路に気体が収容される気体収容部位を設ける。そして、その連通流路を、インクタンク28の接続部以外からは圧力の影響受けない状態として、CPU100が気体収容部位の気体の圧力を検出するようにしてもよい。その部位におけるインクの圧力は、インクタンク28内におけるインクの液面位置の低下に伴って、つまりインクタンク28内におけるインク残量の減少に伴って低下することになる。
また、インク残量に応じてインクの圧力が変化する部位は、記録ヘッド22に設定してもよい。
(他の実施形態)
本発明は、前述した4つの実施形態において、種々の液体を供給する液体供給装置、および種々の液体を吐出可能な液体吐出装置に対して広く適用することができる。また本発明は、液体を吐出可能なインクジェットヘッドを用いて、種々の媒体(シート)に対して、種々の処理(記録、加工、塗布、照射、読取、検査など)を施すインクジェット装置に対しても適用可能である。その媒体(記録媒体を含む)は、紙、プラスチック、フィルム、織物、金属、フレキシブル基板等、材質は問わず、インクを含む液体が付与される種々の媒体を含む。
22 記録ヘッド(液体吐出ヘッド)
28 インクタンク(液体貯留部)
33 第3の弁(開閉手段)
41 気液分離室
42 バッファ(気体室)
45 圧力センサ
L1 供給路

Claims (10)

  1. 液体吐出ヘッドに供給する液体を貯留する液体貯留部と、
    前記液体貯留部から前記液体吐出ヘッドへ前記液体を供給する供給路と、
    前記液体から前記液体に含まれる気体を分離する気液分離部であって、該気体の圧力は前記液体貯留部または前記供給路の内部の液体の量に応じて変化する、気液分離部と、
    前記液体吐出ヘッド内の液体を吸引して外部に排出可能なキャップ手段と、
    前記気液分離部の気体部分と、前記キャップ手段と、に独立して連通可能な気室と、
    前記気室の圧力を検出する検出手段と、
    前記気液分離部の気体部分と前記気室とを連通させ、前記検出手段の検出結果に基づいて前記液体貯留部の液体の量を判定する判定手段と、
    前記検出手段によって検出される圧力を所定圧力としてから、前記気室と前記キャップ手段とを連通させ、前記吸引を行う吸引手段と、
    を有することを特徴とする液体供給装置。
  2. 前記気液分離部の気体の圧力は、前記気液分離部の液面と前記液体貯留部の液面または前記供給路の内部の液面と、の水頭差によって付与されるとを特徴とする請求項1に記載の液体供給装置
  3. 前記気液分離部と前記気室の連通と遮断を切り替え可能な開閉手段を更に有し、
    前記判定手段は、前記気液分離部と前記気室の連通を遮断した状態で、前記気室内部を大気圧とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液体供給装置。
  4. 前記気室内部の圧力を調整可能な圧力調整手段を更に有し、
    前記判定手段は、前記気液分離部と前記気室の連通を遮断した状態で前記気室内部の圧力を調整し、前記気室内部の圧力を調整した状態で前記気液分離部と前記気室を連通させたときの前記気室内部の圧力を検出することを特徴とする請求項3に記載の液体供給装置。
  5. 前記判定手段は、前記検出手段が所定の圧力を検出したときに前記液体貯留部内に液体がないと判定することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の液体供給装置。
  6. 前記供給路は、水平方向に延在する部分と上下方向に延在する部分とを含み、
    前記気体の圧力は、前記供給路内における液体の下端部の移動位置に応じて異なる変化をすることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の液体供給装置。
  7. 前記判定手段は、前記検出手段の検出結果が所定の変化をしたときに、前記液体貯留部に液体がないと判定することを特徴とする請求項に記載の液体供給装置。
  8. 前記液体貯留部と前記液体吐出ヘッドの複数組に対応する複数の前記供給路および前記気液分離部を有し、
    前記検出手段は、複数の前記気液分離部に対して選択的に接続されて圧力の検出を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の液体供給装置。
  9. 請求項1乃至請求項のいずれかに記載の液体供給装置と、液体吐出ヘッドと、を有することを特徴とする液体吐出装置。
  10. 請求項1乃至請求項のいずれかに記載の液体供給装置と、液体吐出ヘッドと、を有し、前記液体が記録用インクであることを特徴とするインクジェット記録装置。
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