JP2015065859A - スプレッダ - Google Patents

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梅林 竜司
Ryuji Umebayashi
竜司 梅林
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Abstract

【課題】専用の変速装置で回転軸の回転速度を切換える場合に比べ、コストダウンを可能にするとともに、変速装置の配置スペースを不要にする。
【解決手段】スプレッダ5は、排稈を切断する回転刃が設けられる回転軸7と、回転軸7と並列状に配置される駆動軸12と、駆動軸12に取付けられる第1プーリ13と、回転軸7に取付けられる第2プーリ14と、第1プーリ13及び第2プーリ14に懸回される伝動ベルト15とを備え、第1プーリ13と第2プーリ14を、径が異なるプーリで構成するとともに、駆動軸12及び回転軸7に対して取付可能とし、第1プーリ13と第2プーリ14の入れ換えにもとづいて、回転軸7の回転速度を高低2段に切換え、回転軸7を高速回転させて排稈を切断するスプレッダ作業と、回転軸7を低速回転させて排稈をそのまま放出するドロッパ作業とを選択可能にした。
【選択図】図6

Description

本発明は、汎用コンバインの機体後部に設けられ、脱穀部から排出される排稈を切断して圃場に拡散させるスプレッダに関する。
一般に、汎用コンバインに設けられるスプレッダは、排稈を切断する回転刃が設けられる回転軸と、回転軸と並列状に配置される駆動軸と、駆動軸に取付けられる第1プーリと、回転軸に取付けられる第2プーリと、第1プーリ及び第2プーリに懸回され、駆動軸の動力を回転軸に伝動する伝動ベルトとを備えて構成されている。
また、駆動軸と回転軸との間に変速装置を備え、この変速装置で回転軸の回転速度を変速することにより、スプレッダの作業形態を切換可能にしたスプレッダも知られている。例えば、特許文献1に示されるスプレッダは、回転軸の回転速度を高低2段に切換え、回転軸を高速回転させて排稈を切断するスプレッダ作業(チョッパ作業を含む)と、回転軸を低速回転させて排稈をそのまま放出するドロッパ作業とを選択可能にしている。
特開2002−171824号公報
しかしながら、特許文献1のスプレッダでは、回転軸の回転速度を専用の変速装置で変速しているので、変速装置の配置スペースを確保する必要があるだけでなく、コストが上昇するという問題があった。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、汎用コンバインの機体後部に設けられ、脱穀部から排出される排稈を切断して圃場に拡散させるスプレッダであって、前記排稈を切断する回転刃が設けられる回転軸と、回転軸と並列状に配置される駆動軸と、駆動軸に取付けられる第1プーリと、回転軸に取付けられる第2プーリと、第1プーリ及び第2プーリに懸回され、駆動軸の動力を回転軸に伝動する伝動ベルトとを備え、第1プーリと第2プーリを、径が異なるプーリで構成するとともに、駆動軸及び回転軸に対して取付可能とし、第1プーリと第2プーリの入れ換えにもとづいて、回転軸の回転速度を高低2段に切換え、回転軸を高速回転させて排稈を切断するスプレッダ作業と、回転軸を低速回転させて排稈をそのまま放出するドロッパ作業とを選択可能にしたことを特徴とする。
また、前記第1プーリ、第2プーリ及び伝動ベルトは、汎用コンバインの機体後部を覆う機体後部カバーの取り外しにより露出されることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、第1プーリと第2プーリの入れ換えにもとづいて、回転軸の回転速度を高低2段に切換えるので、専用の変速装置で回転軸の回転速度を切換える場合に比べ、コストダウンが可能になるとともに、変速装置の配置スペースが不要になるという利点がある。
また、請求項2の発明によれば、第1プーリ、第2プーリ及び伝動ベルトは、汎用コンバインの機体後部を覆う機体後部カバーの取り外しにより露出されるので、第1プーリと第2プーリの入れ換え作業が容易になる。
汎用コンバインの要部右側面図である。 汎用コンバインの要部背面図である。 スプレッダへの伝動構造を示す汎用コンバインの内部右側面図である。 汎用コンバインの要部斜視図である。 スプレッダへの伝動構造を示す汎用コンバインの内部斜視図である。 (A)はスプレッダ作業状態を示すスプレッダの側面図、(B)はドロッパ作業状態を示すスプレッダの側面図である。 プーリの着脱構造を示すスプレッダの側面斜視図である。 (A)はスプレッダ右カバーの装着状態を示す要部斜視図、(B)はスプレッダ右カバーの取り外し状態を示す要部斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1〜図5は、汎用コンバインの要部を示した図であり、図1、図2及び図4は、機体フレーム1に、茎稈から穀粒を脱穀して選別する脱穀部2と、選別された穀粒を貯溜する穀粒タンク3と、穀粒タンク3内の穀粒を機外に排出する排出オーガ4と、脱穀済みの排稈を切断して圃場に放出するスプレッダ5とを組み付けた状態を示し、茎稈を刈り取る刈取部、オペレータが乗車する運転部、クローラ式の走行部などは省略されている。また、図3及び図5は、さらに穀粒タンク3と排出オーガ4を外した状態を示しており、図示しないエンジンからスプレッダ5に至る動力伝動経路が示されている。
スプレッダ5は、汎用コンバインの機体後部に設けられ、脱穀部2から排出される排稈を受け入れる箱形状を有し、その左右側板6間には、回転刃(図示せず)が設けられる回転軸7が回転自在に架設されている。そして、回転軸7を回転駆動させると、脱穀部2から受け入れた排稈が回転軸7の回転刃で切断され、切断された排稈が放出口8の上下に設けられる放出ガイド9、10に案内されながら圃場に放出される。なお、上側放出ガイド9の上方には、主に脱穀部2からの排風や塵埃を放出する排塵口11が設けられている。
この種のスプレッダ5では、回転軸7の回転速度を高低2段に切換えることにより、回転軸7を高速回転させて排稈を切断するスプレッダ作業(チョッパ作業を含む)と、回転軸7を低速回転させて排稈をそのまま放出するドロッパ作業とを選択することができる。従来では、回転軸7の回転速度を高低2段に切換えるにあたり、スプレッダ5の伝動経路に専用の変速装置を設けていたが、この場合には、変速装置の配置スペースを確保する必要があるだけでなく、コストが上昇するという問題があった。本発明の実施形態に係るスプレッダ5は、専用の変速装置を設けることなく、回転軸7の回転速度を高低2段に切換えることを可能にするものである。以下、本発明の実施形態に係るスプレッダ5の動力伝動構成及び回転軸7の回転速度切換え構造について説明する。
スプレッダ5は、回転軸7と並列状に配置される駆動軸12と、駆動軸12に取付けられる第1プーリ13と、回転軸7に取付けられる第2プーリ14と、第1プーリ13及び第2プーリ14に懸回され、駆動軸12の動力を回転軸7に伝動する伝動ベルト15と、伝動ベルト15に張力を付与するテンションアーム16とを備える。スプレッダ5を装備した汎用コンバインでは、図3及び図5に示すように、エンジン出力軸17に設けられる出力プーリ18と、脱穀入力軸19に設けられる入力プーリ20との間に懸回される伝動ベルト21や、脱穀入力軸19に設けられる出力プーリ22と、前記駆動軸12に設けられる入力プーリ23との間に懸回される伝動ベルト24を介して、駆動軸12にエンジンの動力が伝動され、この動力が第1プーリ13、伝動ベルト15及び第2プーリ14を介して回転軸7に伝動される。そして、これらのベルト伝動機構は、脱穀部2の右側面及びスプレッダ5の右側面に沿って配置されている。
図6に示すように、第1プーリ13と第2プーリ14は、径が異なるプーリで構成されるとともに、駆動軸12及び回転軸7に対して取付可能となっている。つまり、駆動軸12に取付けられている第1プーリ13を回転軸7に取付ける一方で、回転軸7に取付けられている第2プーリ14を駆動軸12に取付けることができる。このようにすると、第1プーリ13と第2プーリ14の入れ換えにもとづいて、プーリ比(減速比)が反転するので、回転軸7の回転速度を高低2段に切換えることが可能になる。これにより、回転軸7を高速回転させて排稈を切断するスプレッダ作業と、回転軸7を低速回転させて排稈をそのまま放出するドロッパ作業とを専用の変速装置を設けることなく選択的に切換えることが可能になる。
図7に示すように、第1プーリ13及び第2プーリ14は、4つの取付孔13a、14aを有し、第1プーリ13は、駆動軸12に設けられる入力プーリ23(又は入力プーリ23に設けられる動力分岐プーリ)に4本のボルト25を介して取付けられ、第2プーリ14は、回転軸7に設けられるプーリボス26に4本のボルト25を介して取付けられる。本実施形態では、第1プーリ13及び第2プーリ14に形成される取付孔13a、14aの位置を共通化することにより、第1プーリ13と第2プーリ14の入れ換えを可能にしている。なお、第1プーリ13と第2プーリ14の入れ換えに際し、伝動ベルト15の交換は不要である。
図8に示すように、本実施形態では、第1プーリ13、第2プーリ14及び伝動ベルト15が、汎用コンバインの機体後部を覆う機体後部カバーの取り外しにより露出されるようになっている。具体的には、スプレッダ5の右側後部を追おうスプレッダ右カバー27を取り外すことにより、第1プーリ13、第2プーリ14及び伝動ベルト15が露出し、第1プーリ13と第2プーリ14の入れ換え作業が可能になる。
叙述の如く構成された本実施形態によれば、汎用コンバインの機体後部に設けられ、脱穀部2から排出される排稈を切断して圃場に拡散させるスプレッダ5であって、排稈を切断する回転刃が設けられる回転軸7と、回転軸7と並列状に配置される駆動軸12と、駆動軸12に取付けられる第1プーリ13と、回転軸7に取付けられる第2プーリ14と、第1プーリ13及び第2プーリ14に懸回され、駆動軸12の動力を回転軸7に伝動する伝動ベルト15とを備え、第1プーリ13と第2プーリ14を、径が異なるプーリで構成するとともに、駆動軸12及び回転軸7に対して取付可能とし、第1プーリ13と第2プーリ14の入れ換えにもとづいて、回転軸7の回転速度を高低2段に切換え、回転軸7を高速回転させて排稈を切断するスプレッダ作業と、回転軸7を低速回転させて排稈をそのまま放出するドロッパ作業とを選択可能にしたので、専用の変速装置で回転軸7の回転速度を切換える場合に比べ、コストダウンが可能になるとともに、変速装置の配置スペースが不要になるという利点がある。
また、第1プーリ13、第2プーリ14及び伝動ベルト15は、汎用コンバインの機体後部を覆う機体後部カバー(スプレッダ右カバー27)の取り外しにより露出されるので、第1プーリ13と第2プーリ14の入れ換え作業が容易になる。
2 脱穀部
3 穀粒タンク
4 排出オーガ
5 スプレッダ
7 回転軸
8 放出口
12 駆動軸
13 第1プーリ
14 第2プーリ
15 伝動ベルト
16 テンションアーム
27 スプレッダ右カバー

Claims (2)

  1. 汎用コンバインの機体後部に設けられ、脱穀部から排出される排稈を切断して圃場に拡散させるスプレッダであって、
    前記排稈を切断する回転刃が設けられる回転軸と、
    回転軸と並列状に配置される駆動軸と、
    駆動軸に取付けられる第1プーリと、
    回転軸に取付けられる第2プーリと、
    第1プーリ及び第2プーリに懸回され、駆動軸の動力を回転軸に伝動する伝動ベルトとを備え、
    第1プーリと第2プーリを、径が異なるプーリで構成するとともに、駆動軸及び回転軸に対して取付可能とし、第1プーリと第2プーリの入れ換えにもとづいて、回転軸の回転速度を高低2段に切換え、回転軸を高速回転させて排稈を切断するスプレッダ作業と、回転軸を低速回転させて排稈をそのまま放出するドロッパ作業とを選択可能にしたことを特徴とするスプレッダ。
  2. 前記第1プーリ、第2プーリ及び伝動ベルトは、汎用コンバインの機体後部を覆う機体後部カバーの取り外しにより露出されることを特徴とする請求項1に記載のスプレッダ。
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