JP2015065098A - 糸状銀粉、銀粉混合物及びその製造方法、並びに導電性ペースト - Google Patents

糸状銀粉、銀粉混合物及びその製造方法、並びに導電性ペースト Download PDF

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Abstract

【課題】フレーク化工程を経ずに湿式還元のみによる低コストフローで、ペースト化時に従来の銀粉より更に高チキソ性を図ることができる糸状銀粉、銀粉混合物及びその製造方法、並びに導電性ペーストの提供。【解決手段】長さ方向に少なくとも1つの曲部を有してなり、平均長軸長さが2μm〜20μmであり、かつ平均短軸長さが50nm〜900nmである糸状銀粉である。前記曲部の平均角度が、5?以上175?以下である態様が好ましい。前記糸状銀粉と、球状銀粉、フレーク状銀粉、又はその両方とを含む銀粉混合物である。【選択図】なし

Description

本発明は、糸状銀粉、銀粉混合物及びその製造方法、並びに導電性ペーストに関する。
一般に、導電性ペーストの印刷性と細線化を両立させるには、前記導電性ペーストのチキソ性を向上させることが必要である。例えば、特許文献1では、アトマイズ銀粉と湿式還元銀粉との混合粉を用い、アスペクト比を大きくさせて印刷性と細線化を両立させることが提案されているが、導電性ペーストのチキソ性を向上させる効果は十分ではなかった。
そこで、フレーク化工程を経ずに湿式還元のみによる低コストフローで、ペースト化時に従来の銀粉より更に高チキソ性を図ることができる銀粉及びそれを用いた導電性ペーストの提供が強く望まれている。
特開2013−105525号公報
本発明は、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、フレーク化工程を経ずに湿式還元のみによる低コストフローで、ペースト化時に従来の銀粉より更に高チキソ性を図ることができる糸状銀粉、銀粉混合物及びその製造方法、並びに導電性ペーストを提供することを目的とする。
前記課題を解決するための手段としての本発明の糸状銀粉は、長さ方向に少なくとも1つの曲部を有してなり、平均長軸長さが2μm〜20μmであり、かつ平均短軸長さが50nm〜900nmである。
本発明によると、従来における前記諸問題を解決することができ、フレーク化工程を経ずに湿式還元のみによる低コストフローで、ペースト化時に従来の銀粉より更に高チキソ性を図ることができる糸状銀粉、銀粉混合物及びその製造方法、並びに導電性ペーストを提供することができる。
図1Aは、実施例1における銀粉の2,000倍でのSEM写真である。 図1Bは、実施例1における銀粉の10,000倍でのSEM写真である。 図2Aは、実施例2における銀粉の2,000倍でのSEM写真である。 図2Bは、実施例2における銀粉の10,000倍でのSEM写真である。 図3Aは、実施例3における銀粉の2,000倍でのSEM写真である。 図3Bは、実施例3における銀粉の10,000倍でのSEM写真である。 図4は、比較例1における銀粉の10,000倍でのSEM写真である。 図5は、比較例2における銀粉の10,000倍でのSEM写真である。 図6は、比較例3における銀粉の10,000倍でのSEM写真である。 図7は、比較例4における銀粉の10,000倍でのSEM写真である。 図8は、回転数0.5rpm時の粘度と、粘度比(η0.5/η10)との関係を示すグラフである。 図9は、実施例で形成した配線パターンを示す図である。
(糸状銀粉、銀粉混合物及びその製造方法)
本発明の糸状銀粉は、長さ方向に少なくとも1つの曲部を有してなり、平均長軸長さが2μm〜20μmであり、かつ平均短軸長さが50nm〜900nmである。
本発明の銀粉混合物は、本発明の前記糸状銀粉と、球状銀粉、フレーク状銀粉、又はその両方とを含む。
本発明の銀粉混合物の製造方法は、硝酸銀水溶液に、L−アスコルビン酸、及びエチレンジアミン四酢酸ナトリウムを含む還元剤溶液を添加する。
本発明においては、フレーク化工程を経ずに湿式還元のみによる低コストフローで、ペースト化時に従来の銀粉より更に高チキソ性の糸状銀粉を得ることができる。得られる糸状銀粉はペースト化時のチキソ性が向上し、印刷性と細線化の両立が図れる。
本発明の糸状銀粉を用いることにより、球状銀粉、フレーク状銀粉、又はその両方の銀粉を用いたペーストよりも、より高いチキソ指数(攪拌の回転数に対する粘度値の比)を有し、焼成後の塗膜のアスペクト比が高い導電性ペーストを得ることができるので、印刷性と細線性の両方を向上させることができる。
本発明の銀粉混合物は、本発明の前記糸状銀粉と、球状銀粉、フレーク状銀粉、又はその両方を含む。前記銀粉混合物においては、糸形銀粉と球状やフレーク状などの異なる形状の銀粉が混合された状態であるため、高いチキソ性を持つ導電性ペーストを得ることができる。
本発明の銀粉混合物の製造方法によれば、糸状銀粉と、球状銀粉、フレーク状銀粉、又はその両方などの異なる形状の銀粉が混合された状態で製造されるので、複数の異なる形状の銀粉を混合させることなく、高いチキソ性を持つ導電性ペーストを得ることができる。ただし、任意のチキソ性を得るために他の銀粉を混合して導電性ペーストを得てもよい。
<糸状銀粉>
前記糸状銀粉は、長さ方向に少なくとも1つ、好ましくは1つ〜10つの曲部を有する。
前記糸状とは、ロッド状やワイヤー状とは異なり形状の直線性に乏しく、糸のように可曲的であり、応力を掛けない自然状態で長さ方向に少なくとも1つの曲がり(湾曲、波うち等を含み、直線に対して短軸方向に短軸長以上の変位を有するものをいう)を有する形状を言う。そのため、ロッド状やワイヤー状よりも他の形状の銀粉と絡みやすく、形状の異なる銀粉との混合状態での印刷性と細線性の両方を向上させる効果をより引き出すことができる。また、焼成温度が低く点接触のみで導電性が得られる導電性接着剤等の用途においても低抵抗が得られる。
前記糸状銀粉は、2次元の観察において可微分曲線であることが好ましく、前記曲部の平均角度は、5°以上175°以下が好ましく、10°以上170°以下がより好ましく、更に20°以上150°以下がより好ましい。ここで、前記曲部の平均角度は、例えば、糸状銀粉を走査型電子顕微鏡(SEM)で観察することにより測定することができ、例えば、2,000倍のSEM像において観察された糸状銀粉において、最大の曲率を有する可微分な曲部を探し、前記曲部の曲線上の任意の点と、その点から各1μm離れた曲線上の2点(1μm以内に端点や変曲点がある場合はその端点や変曲点)とを結んだ2辺の内角(劣角)が、最小となる点における内角(劣角)を測定することにより求めることができ、前記曲部の平均角度とは、測定された10個の糸状銀粉の曲部の角度の平均である。なお、上記の各点は短軸長の中心をとるものとする。
前記糸状銀粉の平均長軸長さは、2μm〜20μmであり、5μm〜20μmが好ましい。前記平均長軸長さが、2μm未満であると、糸状にする効果がなくなり、粘度が低くなると共に、抵抗が上がることがあり、20μmを超えると、通常の銀粉と同様の取り扱いをするのが難しいことがある。
前記平均短軸長さは、50nm〜900nmであり、100nm〜500nmが好ましい。前記平均短軸長さが、50nm未満であると、通常の銀粉と同様の取り扱いをするのが難しいことがあり、900nmを超えると、軸比が低下することから、抵抗が悪化しやすくなることがある。
前記平均長軸長さ及び前記平均短軸長さは、例えば、糸状銀粉を透過型電子顕微鏡(TEM)で観察することによりその短軸長さを、走査型電子顕微鏡(SEM)で観察することによりその長軸長さを測定して、算出することができる。
前記糸状銀粉は、レーザー回折式粒度分布測定法による体積基準の粉径分布における累積50%粉径(D50)が、0.1μm〜10μmであり、0.5μm〜4μmが好ましい。
前記累積50%粉径(D50)は、例えば、マイクロトラック粒度分布測定装置[ハネウエル(Haneywell)−日機装社製、9320HRA(X−100)]などを用いて測定することができる。
前記糸状銀粉のBET比表面積は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、0.1m/g〜5m/gが好ましく、0.7m/g〜3m/gがより好ましい。
前記BET比表面積は、例えば、BET比表面積測定装置[モノソーブ(カウンタクローム(Quanta Chrome))社製]などを用いて測定することができる。
前記糸状銀粉のタップ密度は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、0.5g/cm〜7.0g/cmが好ましく、1.0g/cm〜3.0g/cmがより好ましい。
前記タップ密度は、例えば、タップ密度測定装置(柴山科学社製カサ比重測定装置SS−DA−2)などを用いて測定することができる。
本発明の銀粉混合物は、本発明の前記糸状銀粉と、球状銀粉、フレーク状銀粉又はその両方とを含む。
本発明の前記糸状銀粉としては、上述したものを用いることができる。
前記球状、もしくはフレーク状銀粉としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
本発明の銀粉混合物における、本発明の前記糸状銀粉の含有割合は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、25質量%以上が好ましく、50質量%以上がより好ましい。
前記銀粉混合物は、本発明の前記銀粉混合物の製造方法により製造される。
本発明の銀粉混合物の製造方法は、硝酸銀水溶液に、L−アスコルビン酸、及びエチレンジアミン四酢酸ナトリウムを含む還元剤溶液を添加する。
前記還元剤溶液としては、ステアリン酸ナトリウムを更に含むことが、糸状銀粉を簡便に得ることができる点から好ましい。前記ステアリン酸ナトリウムの含有量は、銀に対して0.5質量%〜10.0質量%が好ましい。
前記還元剤溶液としては、硝酸銅三水和物を更に含むことが、糸状銀粉を簡便に得ることができる点から好ましい。前記硝酸銅三水和物の含有量は、銀に対して0.2質量%〜5.0質量%が好ましい。
(導電性ペースト)
本発明の導電性ペーストは、銀粉混合物を少なくとも含み、ガラスフリットと、樹脂と、溶剤と、界面活性剤とを含むことが好ましく、更に必要に応じてその他の成分を含有してなる。
前記銀粉混合物としては、本発明の前記銀粉混合物を用いる。
前記銀粉混合物の含有量は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
<ガラスフリット>
前記ガラスフリットとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ホウケイ酸ビスマス系、ホウケイ酸アルカリ金属系、ホウケイ酸アルカリ土類金属系、ホウケイ酸亜鉛系、ホウケイ酸鉛系、ホウ酸鉛系、ケイ酸鉛系、などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。なお、環境に与える影響から、鉛を含まないものが好ましい。
<樹脂>
前記樹脂としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、アクリル樹脂、エチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、ニトロセルロース、などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
<溶剤>
前記溶剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、トルエン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、テトラデカン、テトラリン、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、テルピネオール、エチルカルビトール、ブチルカルビトール、エチルカルビトールアセテート、ブチルカルビトールアセテート、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールモノイソブチレート、などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
<界面活性剤>
前記界面活性剤としては、例えば、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩等の陰イオン界面活性剤、脂肪族4級アンモニウム塩等の陽イオン界面活性剤、イミダゾリウムベタイン等の両性界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
<その他の成分>
前記その他の成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、分散剤、粘度調整剤、などが挙げられる。
前記導電性ペーストの製造方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記銀粉混合物、好ましくは、前記ガラスフリット、前記樹脂、前記溶剤、前記界面活性剤、及び必要に応じてその他の成分を、例えば、超音波分散、ディスパー、三本ロールミル、ボールミル、ビーズミル、二軸ニーダー、自公転式攪拌機などを用い、混合することにより作製することができる。
前記導電性ペーストは、25℃における回転数0.5rpmの粘度が500Pa・sより大きく、回転数0.5rpmでの粘度η0.5と、回転数10rpmでの粘度η10との粘度比(η0.5/η10)は、12以上が好ましく、12〜13がより好ましい。前記粘度比(η0.5/η10)が、12未満であると、電極形成時の導電性ペーストの広がりが大きくなりやすくなることがある。
本発明の導電性ペーストは、太陽電池用のシリコンウエハー、タッチパネル用フィルム、EL素子用ガラス等の各種基体上に直接、あるいは必要に応じてこれら基体上に更に透明導電膜を設けたその膜上に、塗布または印刷して導電性の塗膜を好適に形成することができる。例えば、太陽電池セルの集電電極、チップ型電子部品の外部電極、RFID、電磁波シールド、振動子接着、メンブレンスイッチ、エレクトロルミネセンス等の電極又は電気配線用途に好適に用いられる。
以下、本発明の実施例を説明するが、本発明は、これらの実施例に何ら限定されるものではない。
(実施例1)
銀として22.2gの銀を含む硝酸銀水溶液(DOWAハイテック株式会社製)を純水で希釈し、250mLとした。この溶液を攪拌しながら、25℃に保持しているビーカー内に、同じく25℃に保持した還元剤溶液(和光純薬工業株式会社製L−アスコルビン酸を18.5g、和光純薬工業株式会社製ステアリン酸ナトリウムを1.1g、硝酸銅三水和物0.24g、及びキレスト社製エチレンジアミン四酢酸ナトリウム0.15gを含む)550mLを添加した。還元剤溶液の添加後3分間引き続き攪拌を行った後、ブフナー漏斗で濾過、水洗を行った。得られたウエットケーキを75℃に設定した真空乾燥機で乾燥させた。コーヒーミルによる解砕を行い、実施例1の銀粉混合物を得た。
得られた実施例1の銀粉混合物について、以下のようにして、粉形状の観察、粒度分布、BET比表面積、タップ密度、及び塗膜評価を行った。結果を表1及び表2に示した。
<粉形状の観察>
粉形状の観察は、走査型電子顕微鏡(SEM、日本電子工業株式会社製、JSM−6100)を使用し、2,000倍及び10,000倍にて観察を行った。得られたSEM写真を図1A及び図1Bに示した。
<糸状銀粉の長軸長さ、短軸長さ、曲がりの程度、糸状銀粉の割合>
銀粉の長軸長さは、2,000倍のSEM写真から選択した10個の長軸長さを測定し、その平均を平均長軸長さとした。
銀粉の短軸長さは、10,000倍のSEM写真から選択した10個の短軸長さを測定し、その平均を平均短軸長さとした。
実施例1の銀粉混合物のうち糸状銀粉の平均長軸長さは17μmであり、平均短軸長さは230nmであった。
また、実施例1の銀粉混合物のうち糸状銀粉は、2,000倍のSEM写真から選択した10個の平均として長さ方向に6つの曲部を有しており、曲部の平均角度は100°であった。
糸状銀粉の割合は、10,000倍のSEM写真から糸状銀粉の個数と、それ以外の形状の銀粉を含む総ての銀粉の個数とを数えることにより求め、糸状銀粉の割合は26%であった。
<粒度分布測定>
湿式レーザー回折式の粒度分布測定は、得られた銀粉0.3gをイソプロピルアルコール30mLに入れ、出力45Wの超音波洗浄器により5分間分散させ、マイクロトラック粒度分布測定装置[ハネウエル(Haneywell)−日機装社製、9320HRA(X−100)]を用いて、累積10%粉径(D10)、累積50%粉径(D50)、及び累積90%粉径(D90)を測定した。
<BET比表面積>
BET比表面積は、モノソーブ(カウンタクローム(Quanta Chrome)社製を用いて窒素吸着によるBET1点法で測定した。なお、該BET比表面積測定において、測定前の脱気条件は60℃、10分間とした。
<タップ密度>
タップ密度は、タップ密度測定装置(柴山科学社製カサ比重測定装置SS−DA−2)を使用し、銀粉試料15gを計量して、容器(20mL試験管)に入れ、落差20mmで1,000回タッピングし、タップ密度=試料重量(15g)/タッピング後の試料体積から算出した。
<導電性ペーストの作製>
銀粉8.3g、鉛フリーのガラスフリット2.0g、ビヒクル(エチルセルロース0.3gと、ブチルカルビトールアセテート1.1gとの混合物)、及びリン酸エステル系界面活性剤0.1gを、3本ロールミルを用い混合して導電性ペーストを作製した。
次に、得られた導電性ペーストについて、以下に示す方法により、配線パターンを形成した。
<配線パターンの形成>
得られた導電性ペーストをスクリーン印刷法により2インチ角のアルミナ基板上に500μm幅×50,000μm全長の設定でパターンを形成し、室温で30分間放置した後、大気乾燥機にて150℃で10分間乾燥した。このアルミナ基板をマッフル炉にて最高温度800℃で60分間の焼成を行い、図9に示す配線パターンを得た。得られた配線パターンについて、以下に示す方法でアスペクト比を測定した。
<平均アスペクト比(厚み/配線幅)>
配線パターンの厚みと、配線幅とを接触式表面粗さ計(株式会社小坂研究所製)で3点測定し、厚み/配線幅から平均アスペクト比を算出した。
(比較例1)
銀として35.0gの銀を含む硝酸銀水溶液(DOWAハイテック株式会社製)を純水で希釈し、600mLとした。この溶液を攪拌しながら、25℃に保持しているビーカー内に、同じく25℃に保持した還元剤溶液(無水クエン酸10.4gを含む)50mLを加えた後、同じく25℃に保持した還元剤溶液(和光純薬工業株式会社製L−アスコルビン酸29.6gを含む)150mLを添加した。還元剤溶液を添加後3分間引き続き攪拌を行った後、ブフナー漏斗で濾過し、水洗を行った。得られたウエットケーキを75℃に設定した真空乾燥機で乾燥させた。コーヒーミルによる解砕を行い、比較例1の銀粉を得た。
得られた銀粉について、実施例1と同様にして、粉形状、粒度分布、BET比表面積、及びタップ密度を測定した。結果を表1及び表2に示した。得られた10,000倍のSEM写真を図4に示した。図4の結果から、比較例1の銀粉は突起を有する球状であることがわかった。
(比較例2)
表1に示す特性の市販のフレーク銀粉(1)を用い、実施例1と同様にして、粉形状、粒度分布、BET比表面積、タップ密度、及び塗膜評価を行った。結果を表1及び表2に示した。得られた10,000倍のSEM写真を図5に示した。図5の結果から、比較例2の銀粉は、フレーク状であることがわかった。
(比較例3)
表1に示す特性の市販の球状銀粉(2)を用い、得られた銀粉について、実施例1と同様にして、粉形状、粒度分布、BET比表面積、タップ密度、及び塗膜評価を行った。結果を表1及び表2に示した。得られた10,000倍のSEM写真を図6に示した。図6の結果から、比較例3の銀粉は、球状であることがわかった。
(比較例4)
表1に示す特性の市販の球状銀粉を用い、得られた銀粉について、実施例1と同様にして、粉形状、粒度分布、BET比表面積、タップ密度、及び塗膜評価を行った。結果を表1及び表2に示した。得られた10,000倍のSEM写真を図7に示した。図7の結果から、比較例4の銀粉は、球状であることがわかった。
*比較例1については、塗膜評価を実施しなかった。
実施例1は、表1及び表2、図1A及び図1Bの結果から、糸状銀粉と、球状銀粉、フレーク状銀粉、又はその両方との混合物からなることが確認できた。そして、実施例1の銀粉混合物は同一粘度での粘度比が比較例1〜4に比較して高く、塗膜してから焼成終了までの配線幅の広がりが少ないため、焼成後の塗膜のアスペクト比が高いことが分かった。
(実施例2)
銀として22.2gの銀を含む硝酸銀水溶液(DOWAハイテック株式会社製)を純水で希釈し、250mLとした。この溶液を攪拌しながら、25℃に保持しているビーカー内に、同じく25℃に保持した還元剤溶液(和光純薬工業株式会社製L−アスコルビン酸を18.5g、和光純薬工業株式会社製ステアリン酸ナトリウムを1.1g、及びキレスト社製エチレンジアミン四酢酸ナトリウム0.15gを含む)550mLを添加した。還元剤溶液の添加後3分間引き続き攪拌を行った後、ブフナー漏斗で濾過、水洗を行った。得られたウエットケーキを75℃に設定した真空乾燥機で乾燥させた。コーヒーミルによる解砕を行い、実施例2の銀粉混合物を得た。
得られた実施例2の銀粉混合物について、実施例1と同様にして、粉形状、粒度分布、BET比表面積、及びタップ密度の測定を行った。結果を表3に示した。得られたSEM写真を図2A及び図2Bに示した。
実施例2の銀粉混合物のうち糸状銀粉の平均長軸長さは12μmであり、平均短軸長さは150nmであった。
また、実施例1と同様の測定方法により、実施例2の銀粉混合物のうち糸状銀粉は、長さ方向に10個の曲部を有しており、曲部の平均角度は140°であった。糸状銀粉の割合は54%であった。
(実施例3)
銀として22.2gの銀を含む硝酸銀水溶液(DOWAハイテック株式会社製)を純水で希釈し、250mLとした。この溶液を攪拌しながら、25℃に保持しているビーカー内に、同じく25℃に保持した還元剤溶液(和光純薬工業株式会社製、L−アスコルビン酸を18.5g、及びキレスト社製エチレンジアミン四酢酸ナトリウム0.15gを含む)550mLを添加した。還元剤溶液の添加後3分間引き続き攪拌を行った後、ブフナー漏斗で濾過し、水洗を行った。得られたウエットケーキを75℃に設定した真空乾燥機で乾燥させた。コーヒーミルによる解砕を行い、実施例3の銀粉混合物を得た。
得られた実施例3の銀粉混合物について、実施例1と同様にして、粉形状、粒度分布、BET比表面積、及びタップ密度の測定を行った。結果を表3に示した。得られたSEM写真を図3A及び図3Bに示した。
実施例3の銀粉混合物のうち糸状銀粉の平均長軸長さは7μmであり、平均短軸長さは270nmであった。
また、実施例1と同様の測定方法により、実施例3の銀粉混合物のうち糸状銀粉は、長さ方向に2個の曲部を有しており、曲部の平均角度は30°であった。糸状銀粉の割合は50%であった。
表3の結果から、硝酸銀水溶液に、L−アスコルビン酸及びエチレンジアミン四酢酸ナトリウムを含む還元剤溶液を添加すれば、糸状銀粉を含む銀粉を製造することが可能であることが分かった。
また、表3の結果から、還元剤溶液としてステアリン酸ナトリウム及び硝酸銅三水和物を更に含むことにより、糸状銀粉の糸が伸びやすくなり、平均長軸長さが長くなり、タップ密度が上がることが分かった。
<導電性ペーストの粘度評価>
表1に示す特性の市販のフレーク銀粉(1)と、市販の球状銀粉(2)とを質量比(1:1)で混合し、特開2013−105525号公報に相当する従来例の導電性ペーストを得た。
得られた従来例の導電性ペーストについて、以下のようにして、粘度を測定し、粘度比を求めた。また、銀粉とビヒクルの構成比を変化させて導電性ペーストを作製し、粘度の変化は0.5rpmの粘度を横軸、粘度比を縦軸として図8に表した。
上記作製した実施例1及び比較例1〜4の導電性ペーストについて、同様に粘度を測定し、粘度比を求めた。結果を表4及び図8に示した。
<導電性ペーストの粘度測定>
E型粘度計(ブルックフィールド社製、DVIII+、コーンスピンドルCP−52)により、25℃における0.5rpm、1rpm、5rpm、及び10rpmで測定を行った。
前記0.5rpmでの粘度の測定値をη0.5、前記10rpmでの粘度の測定値をη10とし、η0.5/η10の値を粘度比(チキソ指数)とした。
図8の結果から、従来例の導電性ペーストにおいては、球状銀粉とフレーク状銀粉とを混合した銀粉において、銀粉とビヒクルの構成比を変化させて、導電性を保つ範囲で粘度を調整した場合であっても粘度比の最大値は10であり、実施例1の粘度比12.5には及ばないことが分かった。
また、表4及び図8に示すように、従来例の導電性ペーストは直線的に変化するが、実施例1のように糸状銀粉を含む粘度比はその直線に対し大きく離れており、球状銀粉、フレーク銀粉、球状銀粉とフレーク状銀粉の混合をどのように調整しようとも、糸状銀粉を含む実施例1の粘度比の方が高くなることが認められた。
本発明の態様としては、例えば、以下のものなどが挙げられる。
<1> 長さ方向に少なくとも1つの曲部を有してなり、
平均長軸長さが2μm〜20μmであり、かつ平均短軸長さが50nm〜900nmであることを特徴とする糸状銀粉である。
<2> 曲部の平均角度が、5°以上175°以下である前記<1>に記載の糸状銀粉である。
<3> 前記<1>から<2>のいずれかに記載の糸状銀粉と、球状銀粉、フレーク状銀粉、又はその両方とを含むことを特徴とする銀粉混合物である。
<4> 前記<3>に記載の銀粉混合物を少なくとも含むことを特徴とする導電性ペーストである。
<5> ガラスフリットと、樹脂と、溶剤と、界面活性剤とを更に含み、25℃における回転数0.5rpmの粘度が500Pa・sより大きく、回転数0.5rpmでの粘度η0.5と、回転数10rpmでの粘度η10との粘度比(η0.5/η10)が12以上である前記<4>に記載の導電性ペーストである。
<6> 前記<3>に記載の銀粉混合物の製造方法であって、
硝酸銀水溶液に、L−アスコルビン酸、及びエチレンジアミン四酢酸ナトリウムを含む還元剤溶液を添加することを特徴とする銀粉混合物の製造方法である。
<7> 還元剤溶液が、ステアリン酸ナトリウムを更に含む前記<6>に記載の銀粉混合物の製造方法である。
<8> 還元剤溶液が、硝酸銅三水和物を更に含む前記<6>に記載の銀粉混合物の製造方法である。

Claims (8)

  1. 長さ方向に少なくとも1つの曲部を有してなり、
    平均長軸長さが2μm〜20μmであり、かつ平均短軸長さが50nm〜900nmであることを特徴とする糸状銀粉。
  2. 曲部の平均角度が、5°以上175°以下である請求項1に記載の糸状銀粉。
  3. 請求項1から2のいずれかに記載の糸状銀粉と、球状銀粉、フレーク状銀粉、又はその両方とを含むことを特徴とする銀粉混合物。
  4. 請求項3に記載の銀粉混合物を少なくとも含むことを特徴とする導電性ペースト。
  5. ガラスフリットと、樹脂と、溶剤と、界面活性剤とを更に含み、25℃における回転数0.5rpmの粘度が500Pa・sより大きく、回転数0.5rpmでの粘度η0.5と、回転数10rpmでの粘度η10との粘度比(η0.5/η10)が12以上である請求項4に記載の導電性ペースト。
  6. 請求項3に記載の銀粉混合物の製造方法であって、
    硝酸銀水溶液に、L−アスコルビン酸、及びエチレンジアミン四酢酸ナトリウムを含む還元剤溶液を添加することを特徴とする銀粉混合物の製造方法。
  7. 還元剤溶液が、ステアリン酸ナトリウムを更に含む請求項6に記載の銀粉混合物の製造方法。
  8. 還元剤溶液が、硝酸銅三水和物を更に含む請求項6に記載の銀粉混合物の製造方法。
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