JP2015063797A - ワイヤ式窓ガラス昇降装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ドアパネル2内に配置するワイヤ式窓ガラス昇降装置9のワイヤ配索を、前方のガラスガイド10に沿って上下に経由するフロント経路部17とリアガイドレール13に沿って上下に経由するリア経路部18と、これらの経路部同士を接続して一つの閉じたワイヤ経路に形成する横径路部であるボトム経路部19とを有するコ字形にする。
【選択図】図2
Description
特許文献1(特許第4365585号公報)の窓ガラス昇降装置はキャリアプレート(14)にガラス(11)の端縁を取付け易くした構造を特徴としたものであるが、ツインレールタイプやシングルレールタイプあるいはレールレスタイプなど種々なタイプのウインドウレギュレータを例示している。
そして、前記サッシの内部を通過してきたワイヤ(131)は、フロントフレーム(53)の下部でワイヤガイド(211)により、垂直方向から水平方向に転向されて、前記出発点であるドラム手段(200)に戻っている。
特許文献2のウインドウレギュレータにおける配索は、パネル内の中央部分を避けた配置となっており、前記の問題は生じない。しかし、ワイヤ(131)をドアのサッシ部分に通す必要があり、サッシ部分(リアフレーム55、アッパーフレーム103及びフロントフレーム53)への配索が難しい。このため、ドアパネルへ窓ガラス昇降装置を取付ける組み立て工程に手間を要する。
さらに、特許文献2のウインドウレギュレータはレールレスタイプであり、フロントフレーム(53)の下部にドラム手段(200)を取り付けているので、サッシ自体の構造を頑丈にし、ドアパネルへのサッシ取り付けも慎重にしないと窓ガラスにジャダーが生じやすい。
窓ガラス昇降装置は、パネル空間において前方または後方のガラスガイドとこれと平行に配置されたリアガイドまたはフロントガイド(これらをガイド部材と総称する)と、ワイヤと、ワイヤ駆動装置を有したものとする。
そして、ワイヤの配索は、前記の前方または後方のガイド部材に沿って上下に経由する第1の径路部と後方または前方のガイド部材に沿って上下に経由する第2の径路部と、これらの端部同士を接続して一つの閉じたワイヤ径路に形成する横径路部とを有したものとする。
横径路部は、第1の径路部と第2の径路部の下部同士を接続して一つの閉じたワイヤ径路を形成するボトム径路部とすることがある。
そして、窓ガラス昇降装置は、パネル空間において前記窓サッシのガラスの前方を案内する前方のガラスガイドを、ウインドウレギュレータを構成するリアガイドとフロントガイドのうちのフロントガイドとして兼用する。そして、前方のガラスガイドを用いて前記配索の第1の径路部(フロント径路部)を構成することがある。
また、ガラスの前方または後方を案内するガラスガイドのいずれかを、ウインドウレギュレータを構成するフロントガイドまたはリアガイドのいずれかに利用するので、前方又は後方のガラスガイドが存在するにも関わらず、別途にフロントガイドやリアガイドを設ける場合に比べドア1の重量を軽減することができる。さらに、例えば、ガラスの前方を案内するガラスガイドその物をフロントガイドに利用するので、リアガイドとの間隔(スパン)が大きくなり、窓ガラスの転び(傾き)やジャダーの発生が少なくなる。
ドア1(図1、図2)は、この実施例において、ドアパネル2の上部に窓ガラス3をガイドする窓サッシ4を有する。ドアパネル2は、外パネル5と内パネル6とからなり、両パネルの間はパネル空間7となっている。符号8はドアトリムである。パネル空間7には窓ガラス昇降装置9が配置されている(図2)。窓サッシ4は前方のガラスガイド10とリアサッシ材11及び前方のガラスガイド10とリアサッシ材11の上端部をつなぐアッパーサッシ材12とからなっている。そして、前方のガラスガイド10はパネル空間7内へ延長されてドアパネル2に固定されている。
ワイヤ14は、パネル空間7において、上下方向のフロント径路部17(第1の径路部)とリア径路部18(第2の径路部)及びボトム径路部19を構成して配索されている(図2)。
リア径路部18は、パネル空間7において、リアガイドレール13の上部に配置した上リアワイヤガイド23と下部に配置した下リアワイヤガイド24とワイヤ駆動装置15とに配索された径路部分である。ワイヤ駆動装置15はそのワイヤドラム25に対してワイヤ14が導入、導出されるので、第2の下リアワイヤガイドを兼ねるものである。
ボトム径路部19(横径路部)は、前記のフロント径路部17とリア径路部18のワイヤ14を、これ等の径路部17、18の下部同士で連結し、ワイヤ径路を全体として一つの閉じた径路とする配索部分である。
リア径路部18においてワイヤ14bは、下リアワイヤガイド24から上リアワイヤガイド23間は前記リアガイドレール13が有する長手方向の溝に沿って配索され、上リアワイヤガイド23からワイヤ駆動装置15に至るワイヤ14bはアウターチューブ26に通され、リアガイドレール13の外を通ってワイヤ駆動装置15に接続された配索とされている。
ボトム径路部19は、フロント径路部17の下部における第1の下フロントワイヤガイド21を転回したワイヤ14aがリア径路部18下部の前記下リアワイヤガイド24に至る径路部分と、リア径路部18下部のワイヤドラム25からフロント径路部17下部の第2の下フロントワイヤガイド22に至るワイヤ14cの径路部分とから成る。ボトム径路部19において2本のワイヤ14a,14cはいずれもアウターチューブ27,28に通されている。
なお、前記のように、一つの閉じた径路を形成するワイヤ14は、前の説明で用いたように、次の3本の部分ワイヤ14a,14b,14cがフロントキャリア29、リアキャリア30及びワイヤドラム25を介して接続されたものである。接続は、各部分ワイヤの両端に取り付けたワイヤエンド31a,31bを前記接続の仲介となるフロントキャリア29、リアキャリア30及びワイヤドラム25に設けたエンド係合凹部32a,32b(図4)に嵌め込むことにより行われる。リアキャリア30についてのみ図4に示している。この様な取付け方は周知である。
〔部分ワイヤ14b〕・・・リアキャリア30―上リアワイヤガイド23―ワイヤ駆動装置15のワイヤドラム25間の径路。
〔部分ワイヤ14c〕・・・ワイヤドラム25―第2の下フロントワイヤガイド22―フロントキャリア29間の径路。
窓ガラス3は、下辺でフロントキャリア29とリアキャリア30に連結され、ワイヤ駆動装置15によってワイヤドラム25が往復駆動されると窓サッシ4に沿って上下に移動(窓が開閉)される。
ボトム径路部19において、前方のガラスガイド10側の第1の下フロントワイヤガイド21からリアガイドレール13側の下リアワイヤガイド24に至る部分ワイヤ14aのアウターチューブ28は、一端が下フロントブラケット33に固定されたチューブサポート37に取り付けられ、他端は下リアブラケット35に固定されたチューブサポート38に固定されている。
前記のアウターチューブ27の一端とアウターチューブ28の一端は共にチューブサポート37に固定されている。すなわち、チューブサポート37は2本のアウターチューブ27,28の端部を接続できる1個の部材である。
そして、窓ガラス昇降装置9におけるワイヤ14の配索は、フロント径路部17とリア径路部18がこれらの下部でボトム径路部19により接続された凹形(コ字形の一つ)なので、ドアパネル2の中央部分にワイヤなどの窓ガラス昇降装置9を構成する部材が存在せず、ドアパネル2内部の空間を他の用途へ有効に利用することができる。
実施例では、フロント径路部17におけるワイヤ14aが、第1の下フロントワイヤガイド21から上フロントワイヤガイド20に達する間はガラスガイド10の内面に配索されるものとしたが、この間のワイヤ14aはガラスガイド10の外面に沿って配索されることもある。
また、フロント径路部17とリア径路部18をボトム径路部19により接続したコ字形のワイヤ配索は、前記の様に前方のガラスガイド10を利用する場合ばかりでなく、これとは別途に設けるフロントガイドレールを用いて同様にコ字形のワイヤ配索とできることも前記の説明から自明のことである。
フロント径路部17とリア径路部18の上部を横径路部(この場合アッパー径路部)で接続してコ字形のワイヤ配索とすることもできる。この場合も同様に、フロント径路部17とリア径路部18の縦方向径路と横径路(アッパー径路)とで囲まれる中央部のパネル空間をワイヤに邪魔されることなく有効に利用できる。
また、この発明を適用できる車種は、パネル空間にガラスガイドを備えたものであれば良く、前記のようなドアパネル2の上部に窓サッシ4を有するタイプばかりではない。オープンカータイプのような場合にも可能である。
ワイヤ駆動装置15を配置する箇所はリア径路部18の下部の他にリア径路部18の上部、フロント径路部17の上部または下部や、ボトム径路部19のこともある。
2 ドアパネル
3 窓ガラス
4 窓サッシ
5 外パネル
6 内パネル
7 パネル空間
8 ドアトリム
9 窓ガラス昇降装置
10 前方のガラスガイド
12 アッパーサッシ材
13 リアガイドレール
14 ワイヤ
14a 部分ワイヤ
14b 部分ワイヤ
14c 部分ワイヤ
15 ワイヤ駆動装置
16 フロントサッシのパネル空間部分
17 フロント径路部(第1の径路部)
18 リア径路部(第2の径路部)
19 ボトム径路部(横径路部)
20 上フロントワイヤガイド
22 第2の下フロントワイヤガイド
23 上リアワイヤガイド
24 下リアワイヤガイド
25 ワイヤドラム
26 アウターチューブ
27 アウターチューブ
28 アウターチューブ
29 フロントキャリア
30 リアキャリア
31a 一端側のワイヤエンド
31b 他端側のワイヤエンド
32 エンド係合凹部
32a 一端側のエンド係合凹部
32b 他端側のエンド係合凹部
33 下フロントブラケット
34 上リアブラケット
35 下リアブラケット
36 チューブサポート(リア上)
37 チューブサポート(フロント下)
38 チューブサポート(リア下)
特許文献1(特許第4365585号公報)の窓ガラス昇降装置はキャリアプレート(14)にガラス(11)の端縁を取付け易くした構造を特徴としたものであるが、ツインレールタイプやシングルレールタイプあるいはレールレスタイプなど種々なタイプのウインドウレギュレータを例示している。
そして、前記サッシの内部を通過してきたワイヤ(131)は、フロントフレーム(53)の下部でワイヤガイド(211)により、垂直方向から水平方向に転向されて、前記出発点であるドラム手段(200)に戻っている。
特許文献2のウインドウレギュレータにおける配索は、パネル内の中央部分を避けた配置となっており、前記の問題は生じない。しかし、ワイヤ(131)をドアのサッシ部分に通す必要があり、サッシ部分(リアフレーム55、アッパーフレーム103及びフロントフレーム53)への配索が難しい。このため、ドアパネルへ窓ガラス昇降装置を取付ける組み立て工程に手間を要する。
さらに、特許文献2のウインドウレギュレータはレールレスタイプであり、フロントフレーム(53)の下部にドラム手段(200)を取り付けているので、サッシ自体の構造を頑丈にし、ドアパネルへのサッシ取り付けも慎重にしないと窓ガラスにジャダーが生じやすい。
ワイヤ式窓ガラス昇降装置は、パネル空間において前方または後方のガラスガイドとこれと平行に配置されたリアガイドまたはフロントガイド(これらをガイド部材と総称する)と、ワイヤと、ワイヤ駆動装置を有したものとする。
そして、ワイヤの配索は、前記の前方または後方のガイド部材に沿って上下に経由する第1の径路部と後方または前方のガイド部材に沿って上下に経由する第2の径路部と、これらの端部同士を接続して一つの閉じたワイヤ径路に形成する横径路部とを有したものとする。
横径路部は、第1の径路部と第2の径路部の下部同士を接続して一つの閉じたワイヤ径路を形成するボトム径路部とすることがある。
そして、ワイヤ式窓ガラス昇降装置は、パネル空間において前記窓サッシのガラスの前方を案内する前方のガラスガイドを、ウインドウレギュレータを構成するリアガイドとフロントガイドのうちのフロントガイドとして兼用する。そして、前方のガラスガイドを用いて前記配索の第1の径路部(フロント径路部)を構成することがある。
また、ガラスの前方または後方を案内するガラスガイドのいずれかを、ワイヤ式窓ガラス昇降装置を構成するフロントガイドまたはリアガイドのいずれかに利用するので、前方又は後方のガラスガイドが存在するにも関わらず、別途にフロントガイドやリアガイドを設ける場合に比べドア1の重量を軽減することができる。さらに、例えば、ガラスの前方を案内するガラスガイドその物をフロントガイドに利用するので、リアガイドとの間隔(スパン)が大きくなり、窓ガラスの転び(傾き)やジャダーの発生が少なくなる。
ドア1(図1、図2)は、この実施例において、ドアパネル2の上部に窓ガラス3をガイドする窓サッシ4を有する。ドアパネル2は、外パネル5と内パネル6とからなり、両パネルの間はパネル空間7となっている。符号8はドアトリムである。パネル空間7にはワイヤ式窓ガラス昇降装置9が配置されている(図2)。窓サッシ4は前方のガラスガイド10とリアサッシ材11及び前方のガラスガイド10とリアサッシ材11の上端部をつなぐアッパーサッシ材12とからなっている。そして、前方のガラスガイド10はパネル空間7内へ延長されてドアパネル2に固定されている。
ワイヤ14は、パネル空間7において、上下方向のフロント径路部17(第1の径路部)とリア径路部18(第2の径路部)及びボトム径路部19を構成して配索されている(図2)。
リア径路部18は、パネル空間7において、リアガイドレール13の上部に配置した上リアワイヤガイド23と下部に配置した下リアワイヤガイド24とワイヤ駆動装置15とに配索された径路部分である。ワイヤ駆動装置15はそのワイヤドラム25に対してワイヤ14が導入、導出されるので、第2の下リアワイヤガイドを兼ねるものである。
ボトム径路部19(横径路部)は、前記のフロント径路部17とリア径路部18のワイヤ14を、これ等の径路部17、18の下部同士で連結し、ワイヤ径路を全体として一つの閉じた径路とする配索部分である。
リア径路部18においてワイヤ14bは、下リアワイヤガイド24から上リアワイヤガイド23間は前記リアガイドレール13が有する長手方向の溝に沿って配索され、上リアワイヤガイド23からワイヤ駆動装置15に至るワイヤ14bはアウターチューブ26に通され、リアガイドレール13の外を通ってワイヤ駆動装置15に接続された配索とされている。
ボトム径路部19は、フロント径路部17の下部における第1の下フロントワイヤガイド21を転回したワイヤ14aがリア径路部18下部の前記下リアワイヤガイド24に至る径路部分と、リア径路部18下部のワイヤドラム25からフロント径路部17下部の第2の下フロントワイヤガイド22に至るワイヤ14cの径路部分とから成る。ボトム径路部19において2本のワイヤ14a,14cはいずれもアウターチューブ27,28に通されている。
なお、前記のように、一つの閉じた径路を形成するワイヤ14は、前の説明で用いたように、次の3本の部分ワイヤ14a,14b,14cがフロントキャリア29、リアキャリア30及びワイヤドラム25を介して接続されたものである。接続は、各部分ワイヤの両端に取り付けたワイヤエンド31a,31bを前記接続の仲介となるフロントキャリア29、リアキャリア30及びワイヤドラム25に設けたエンド係合凹部32a,32b(図4)に嵌め込むことにより行われる。リアキャリア30についてのみ図4に示している。この様な取付け方は周知である。
〔部分ワイヤ14b〕・・・リアキャリア30―上リアワイヤガイド23―ワイヤ駆動装置15のワイヤドラム25間の径路。
〔部分ワイヤ14c〕・・・ワイヤドラム25―第2の下フロントワイヤガイド22―フロントキャリア29間の径路。
窓ガラス3は、下辺でフロントキャリア29とリアキャリア30に連結され、ワイヤ駆動装置15によってワイヤドラム25が往復駆動されると窓サッシ4に沿って上下に移動(窓が開閉)される。
ボトム径路部19において、前方のガラスガイド10側の第1の下フロントワイヤガイド21からリアガイドレール13側の下リアワイヤガイド24に至る部分ワイヤ14aのアウターチューブ28は、一端が下フロントブラケット33に固定されたチューブサポート37に取り付けられ、他端は下リアブラケット35に固定されたチューブサポート38に固定されている。
前記のアウターチューブ27の一端とアウターチューブ28の一端は共にチューブサポート37に固定されている。すなわち、チューブサポート37は2本のアウターチューブ27,28の端部を接続できる1個の部材である。
そして、ワイヤ式窓ガラス昇降装置9におけるワイヤ14の配索は、フロント径路部17とリア径路部18がこれらの下部でボトム径路部19により接続された凹形(コ字形の一つ)なので、ドアパネル2の中央部分にワイヤなどのワイヤ式窓ガラス昇降装置9を構成する部材が存在せず、ドアパネル2内部の空間を他の用途へ有効に利用することができる。
実施例では、フロント径路部17におけるワイヤ14aが、第1の下フロントワイヤガイド21から上フロントワイヤガイド20に達する間はガラスガイド10の内面に配索されるものとしたが、この間のワイヤ14aはガラスガイド10の外面に沿って配索されることもある。
また、フロント径路部17とリア径路部18をボトム径路部19により接続したコ字形のワイヤ配索は、前記の様に前方のガラスガイド10を利用する場合ばかりでなく、これとは別途に設けるフロントガイドレールを用いて同様にコ字形のワイヤ配索とできることも前記の説明から自明のことである。
フロント径路部17とリア径路部18の上部を横径路部(この場合アッパー径路部)で接続してコ字形のワイヤ配索とすることもできる。この場合も同様に、フロント径路部17とリア径路部18の縦方向径路と横径路(アッパー径路)とで囲まれる中央部のパネル空間をワイヤに邪魔されることなく有効に利用できる。
また、この発明を適用できる車種は、パネル空間にガラスガイドを備えたものであれば良く、前記のようなドアパネル2の上部に窓サッシ4を有するタイプばかりではない。オープンカータイプのような場合にも可能である。
ワイヤ駆動装置15を配置する箇所はリア径路部18の下部の他にリア径路部18の上部、フロント径路部17の上部または下部や、ボトム径路部19のこともある。
2 ドアパネル
3 窓ガラス
4 窓サッシ
5 外パネル
6 内パネル
7 パネル空間
8 ドアトリム
9 ワイヤ式窓ガラス昇降装置
10 前方のガラスガイド
12 アッパーサッシ材
13 リアガイドレール
14 ワイヤ
14a 部分ワイヤ
14b 部分ワイヤ
14c 部分ワイヤ
15 ワイヤ駆動装置
16 フロントサッシのパネル空間部分
17 フロント径路部(第1の径路部)
18 リア径路部(第2の径路部)
19 ボトム径路部(横径路部)
20 上フロントワイヤガイド
22 第2の下フロントワイヤガイド
23 上リアワイヤガイド
24 下リアワイヤガイド
25 ワイヤドラム
26 アウターチューブ
27 アウターチューブ
28 アウターチューブ
29 フロントキャリア
30 リアキャリア
31a 一端側のワイヤエンド
31b 他端側のワイヤエンド
32 エンド係合凹部
32a 一端側のエンド係合凹部
32b 他端側のエンド係合凹部
33 下フロントブラケット
34 上リアブラケット
35 下リアブラケット
36 チューブサポート(リア上)
37 チューブサポート(フロント下)
38 チューブサポート(リア下)
Claims (3)
- 自動車用ドアであって、
ドアパネルのパネル空間に窓ガラス昇降装置を備え、
窓ガラス昇降装置は、ワイヤと、ワイヤ駆動装置を有し、
ワイヤを上下に案内するフロント径路部とリア径路部及びこれらの端部同士を接続して一つの閉じたワイヤ径路に形成する横径路部とを有する配索とされており、前記フロント径路部とリア径路部の双方又はいずれか一方がガラスガイドを用いていることを特徴とした自動車用ドア。 - 横径路部は、フロント径路部とリア径路部の下部同士を接続して一つの閉じたワイヤ径路に形成するボトム径路部であることを特徴とした請求項1に記載の自動車用ドア。
- ワイヤがガラスガイドの内面又は外面に配索されていることを特徴とした請求項1または2に記載の自動車用ドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013196628A JP2015063797A (ja) | 2013-09-24 | 2013-09-24 | ワイヤ式窓ガラス昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013196628A JP2015063797A (ja) | 2013-09-24 | 2013-09-24 | ワイヤ式窓ガラス昇降装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015063797A true JP2015063797A (ja) | 2015-04-09 |
Family
ID=52831906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013196628A Pending JP2015063797A (ja) | 2013-09-24 | 2013-09-24 | ワイヤ式窓ガラス昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015063797A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111873926A (zh) * | 2020-07-21 | 2020-11-03 | 福耀玻璃工业集团股份有限公司 | 一种线束结构 |
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-
2013
- 2013-09-24 JP JP2013196628A patent/JP2015063797A/ja active Pending
Patent Citations (8)
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